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はてなキーワード: 氷河期とは

2017-09-03

氷河期非正規、日曜のつぶやき

職人が足りません来てください!と

つぶやきをみて気持ちが傾いたけど

来て欲しい人は

20~30代…

氷河期世代ギリギリダメ

世間は景気が良くなったり、人手不足と言われ始めているけど

やる気がある自分たちの席は無い。

そろそろ新規職場でも、上司が年下でつらくなってきた。

プライドが無いので自分はつらくないけど

年上を扱いにくそうな上司の顔を見て自分が居てはいけない気がしてつらい。

2017-08-28

https://anond.hatelabo.jp/20170828113845

左翼叩きをしているのはニートとはっきりしたんだけどね。

たぶん氷河期なんだろうけど。

2017-08-11

そう考えると戦前戦争世代の方がマシではあるな。

死んだら一応英霊扱いで

戦争終わったら社会復帰の道があったんだから

今の氷河期不況の苦しい状況を下支えしたのに

売国者扱いだしな

そういや老人叩きを始めたのはネトウヨを始めたやつと一緒なんだけど

始めた当時は盛り上がらなかったんだよな

ネトウヨ禁止される傾向にあるから老人叩き始めたんだろうか

氷河期マジで永遠に利用され続けるよな

2017-08-10

氷河期日記

氷河期キモくて収入のあるおっさん社会に対する恨みを延々とつける日記をかく

特に話題がある訳ではないがとりあえず書いて行く

まず私は収入はあるが金はない。

苦学の末ニートからそこそこの収入おっさんになったが

精神不安定なので散財してしま

まるでホストにハマるキャバ嬢のようである

貯金もない。

なぜならニートから脱出するための勉強代とストレス解消費に使ったし先ほどの散財癖がある。

収入があることのみでKKOに対してマウンティングができるもの

内実はルサンチンマンの塊であるルサンチマン?どっちが正しいか忘れたが

社会に対する嫌悪感は人並み以上にある。

社会は俺に女をあてがえと思っている。

今も必死に働いているのでナマポのKKOをどちらがクオリティライフが高いか微妙である

2017-08-03

https://anond.hatelabo.jp/20170803202800

若者主婦が減っても全体では増えてるなら人手不足にはならない

仕事の量が一定労働者が減ってたら人手不足になるという説明でいいと思うが

実際には労働者が増えてるのに人手不足になってるわけだからなぜ人口減ってるのに仕事の量が増えたのか説明できないと

高齢化医療介護仕事が増えたという人もいるけど高齢化もっとから進んでるのに人手不足になるどころか氷河期が続いてた

https://anond.hatelabo.jp/20170802122254

追記読んだ。

本当に今まで何だかんだ言っても、きもくて金のないおじさんも氷河期被害者同士だと思ってたけど、

ブクマ

 若い女は若い男と比べて圧倒的にパートナー選び有利なのに若い頃なにしてたんだろうねこういう人

http://b.hatena.ne.jp/entry/342836657/comment/kusorurosuk

が星集めてて、そんな気持ちが吹っ飛んだ。

これからはきもくて金のないおじさんを見かけたら、

若い男は若い女と比べて圧倒的に就職有利なのに若い頃なにしてたんだろうねこういう人

という言葉を投げたい。

2017-08-02

きもくて金の無いおばさんは救済されるか【追記あり】

きもくて金の無いおじさんに金と女を支給しろ、という意見最近よく目にするが

きもくて金の無いおばさんも救済を訴えていいんじゃないだろうか。

男性はよく「女ってだけで男から需要がある」「専業主婦になれるから女はラク」と決めつけてかかるが

きもい容姿に恵まれなかった女性境遇は、男性のそれより遥かに厳しい。

若かろうが男性需要など無いし、専業主婦なんて職業選択肢には入らない。

自然と生涯独身で働き続けることになるが、氷河期リーマンショック後の就職難は男性と同様に降りかかる上

こと雇用においては女性(かつブス)というだけでハンデになったりする。

という訳で社会もっときもくて金の無いおばさんに優しくしていいと思う。

若い男をあてがって欲しいと思わないところは、男女の違いなのかな。

====

追記

きもくて金の無いおじさんとおばさん、どちらがより可哀想で、どちらがより自己責任の色が強いか議論しても不毛だし虚しいだけだと思います

「女は若いだけでボーナスあるだろ」と言われても私には無かったし、

女性から言わせて貰えば「日本という先進国でありながら男女差別の酷い国で日本人男性として生まれておいて金が無いなんて単なる無能では」となります

それに対する男性なりの反論もあるんでしょう。でもやっぱり不毛です。

各自強かに、でも他人への思いやりを忘れずうまいことやっていきましょう。

2017-08-01

高齢引きこもり問題って言うけど、要するにこれ氷河期採用ゼロ世代の成れの果てなんだなってどんどん高くなる平均年齢を見てしみじみと。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00010001-yomidr-soci

2017-07-31

キモくて金のないオッサンよ、早く気付け

キモくて金のないオッサン問題

人生で乗り越えるべき課題をひたすら先送りにしまくってたら、

順調に真綿で首が締まってきた、ってだけの話で同情の余地は全くない。

課題は先送りにするほど重い足枷になり、後の自分を苦しめるなんて事は小学生時分に夏休みの宿題で気付く。

バカでも8月中旬になれば少しずつ焦り出して、後半には渋々着手してなんとか終えるだろう。

でも怠惰キモカネは自分言い訳して誤魔化し、やらなかった。焦燥感は人並みに持ってたくせに。

色々なものを積み重ねるべき青年期を無為に過ごしたツケを、四十路になってからヒィヒィ言いながら払ってるだけだ。

氷河期女尊男卑新卒至上主義・・・言い訳だけは一丁前。なら同級生は全員同じところまで落ちてるか?

社畜なんぞになってたまるか、と開き直って自営業でもして生きる勇気も知恵も無ければ

同じ境遇同士で団結して現状打破に動いたり、相互扶助を目指すような協調性も無いからタチが悪い。

そのうえ非協力的・他罰的・内向的・悲観的とくれば、誰も救いの手なんか差し伸べてくれるかっつうの。

救って欲しいならくだらんプライドは捨てろ。クズのくせに、強がって弱みを見せたがらなかった結果が今の惨状だろう。

それすら出来ないからいつまで経っても底辺のままなんだ。四十路にもなって、あんたらいつになったら気付くんだ。早く気付け。

https://anond.hatelabo.jp/20170731075805

こう言うのをマウンティングと言い出すことに日本IT業界の闇があるとおもうわ。

正直三十路近くでLPICとかプログラミング始めるのは遅すぎだと思う。

例えば不動産営業でそこそこ成果出したIT系のプリセールスになりたい。

からプログラミングLPICをやるって言うのならわかる。

だけど元増田ソフトウェア専攻でIT業界で働いてたんだよね。

今まで何やってたの?ってなる。

遅すぎることはないって言うなら氷河期の金のないキモい人たちにプログラミング学ばせてLPIとらせて

社会人復帰させて見てくれよ。20%も復帰できないだろうけどね。

仮に増田親族意見求められたら同じ回答すると思うわ。

俺と結婚してくれってトラバあったけど彼氏結婚するのが一番だと思う。

2017-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20170725183858

必修化自体はいい面もあるし、悪い面もあるから、やってみればいいと思うけど。

文部省が「定年のSEのボランティア(=タダ働き)で・・・」とか言い出しそうなのが地獄感。そんな事なら氷河期プログラマーでも雇ってやれよ。

氷河期40代独身おっさんぐらい

何のスキル経験もないと、社会的には、養殖うなぎと同じような運命をたどりそう。

追記...トラバ座布団あげたい。

うなぎ業者死ぬって、ホント死ぬわけじゃないじゃん

氷河期40代独身おっさんぐらいの苦労味わうだけじゃん

2017-07-23

氷河期危険テロリスト

この前のウクライナ独立の件見た?

これで思ったんだけど

このまま氷河期放置し続けると日本独立してロシア中国帰属しようってやつも出てくると思う。

現に氷河期にはロシア人中国人結婚してるやつも多い。

長野で一部地域独立して中国帰属するとか宣言したらどうなると思う?

東京の精確な場所簡単に核攻撃の射程になる。

危険氷河期はぎりぎり海外生活ができるような氷河期年金でも作ってとっとと国外退去させた方がいいんじゃないだろうか

2017-07-22

https://anond.hatelabo.jp/20170722224838

氷河期がこのまま日本に居てもロシアとか中国に雇われてテロ要因になる可能性は高い。

ロシアから1000万やるから東京のど真ん中で核抱えて自殺しろ、と言われたら散財後に喜んでする氷河期は多いはず。

氷河期政府への恨みがすごいテロ要因なのだ

から海外に追いだすのがいい。

その方法氷河期年金だ。40万とか50万とか高額な年金はもちろん払えないから15万とか20万になる。

ただし世界中どこにいても支払われるようにする。

そうするとベトナムとかだと10万でそこそこの暮らしはできるし集団移住する。氷河期が現れる。

日本国民はじゃまな氷河期が消えてくれてハッピーだし、氷河期もそれなりの暮らしができるwinwinの関係なのだ

2017-07-21

おい氷河期がまともな職に転職するなら今しかないらしいぞ

安倍が交代したら増税緊縮が始まって氷河期突入らしいぞ

2017-07-18

氷河期を救う唯一の方法

氷河期がこのまま日本に居てもロシアとか中国に雇われてテロ要因になる可能性は高い。

ロシアから1000万やるから東京のど真ん中で核抱えて自殺しろ、と言われたら散財後に喜んでする氷河期は多いはず。

氷河期政府への恨みがすごいテロ要因なのだ

から海外に追いだすのがいい。

その方法氷河期年金だ。40万とか50万とか高額な年金はもちろん払えないから15万とか20万になる。

ただし世界中どこにいても支払われるようにする。

そうするとベトナムとかだと10万でそこそこの暮らしはできるし集団移住する。氷河期が現れる。

日本国民はじゃまな氷河期が消えてくれてハッピーだし、氷河期もそれなりの暮らしができるwinwinの関係なのだ

2017-07-16

少子化は国の自己責任という考え

国に人格はないぞ

自己責任と煽られ続けた氷河期ゆとりあたりが、「じゃあ自分のケツは自分で拭くかわりに国のことなんかしったことか!へっへー」みたいな開き直りで言ってるんだろうが

2017-07-13

氷河期だったから、苦労して就活しても派遣外食しかからないやつが大勢いたわ。

2017-07-10

非正規介護で死亡するんじゃないか氷河期最終年代の俺

両親が年老いてきたどころか、祖母ちゃんが存命で両親が面倒をみてるんだよ!

幸い、祖母ちゃんは介護施設に入居できたので、母親全然楽になった。

両親が介護必要になっても、面倒みれる気がしない。

お金は持ってるだろうから介護施設に入ってもらうにしても、ばっちゃんの時も何年も待った。

自分一人の生活ですらギリギリなのだ

40歳から介護保険を払わなければならないが、払える気がしない。

年金ですら、既に何年も減免措置を受けている。

去年は入院して1ヶ月ぐらい仕事を休んだので、今年は住民税が安い。

2017-06-27

部下を呼び捨てにしなくてはいけない

そんな会社がある。わたし雇用している会社だ。

就職氷河期さなかほぼ新卒同然で入社したわたし10年は下っ端で働いてきた。

すなわり、後輩を採用しなかったのである

そして、運が良くというか悪く、自分所属していた部署が大幅に飛躍し、

かつての上司、先輩たちがいた部署がたたまれわたし上司になった。

ここで面倒なことがある。

うちの会社は、上司・先輩はさんづけ、部下・同僚は呼び捨てにするという企業文化がある。

たとえ、社歴が若くても、年下でも部下には呼び捨てにしなくてはいけない。

面倒なのが嫌いなわたしは全員をさんづけで呼んでいたが、

役員から規律を乱すなとしてきされた。

今日から、「増田!」とはいいにくいので「増田くん!」と呼ぶことにしたが、

どうも元上司は余計にしゃくにさわるらしい。難しい。

2017-06-26

今、某声優ファンだけど「強火」になりたくない。

今日応援している声優さんがお誕生日を迎えられたので、初めてTwitterでリプを飛ばしてみた。

できるだけ目立たないよう、当たり障りのない言葉を選ぶのに一生懸命になっていたら30文字程度なのに10分もかかってしまった。

けど、送れた。緊張した。

沢山のリプが来ているから、きっと埋もれてしまうだろう。表示数の上限とかに引っかかって見れないかもしれない。

けど、それでいいと思う。

それでいい、という事にしたい。

私は、その声優さんに関してはライトファンでいたいと考えているからだ。

私がその声優さんファンになってから、まだ1年も経っていない。

中高生の頃はアニメをよく見ていたけれど、2次元は随分とご無沙汰だった。



その、2次元から離れていた期間の事を少し話そうと思う。

私はとあるジャンル所謂「追っかけ」をやっていた。

ジャンルはぼかすが、お笑い舞台アイドルバンドなどの「ステージを観に行く」系のものだと思ってほしい。

元々高校生の頃からそのジャンルファンではあったのだが、大学生の頃にとある人に興味を持ち、その人を目当てに見に行く回数が増えていった。

便宜上、その人をaさん、aさんが所属する団体をAとする。

Aの規模は決して大きくない。

「若手」とか「マイナー」とか「インディーズ」とか、そんな感じだと思ってほしい。

aさんと出会うまでは同じジャンルももっと規模の大きなところに通っていた私は、Aでカルチャーショックを受けることになる。

距離の近さだ。

さな会場だと、一番後ろでも表情がわかる。目が合う。

Twitterでリプを送ると反応が返ってくることがある。

出待ちイベントで直接話すことができる。

そしてそういう事を繰り返していくうちに、相手自分を覚えてもらえる。

自分存在相手に影響を与えているということがあんなに嬉しいとは知らなかった。

そして、そういった体験は私をどんどんaさんに夢中にさせていくことになった。

当時を振り返って、私がaさんという「沼」の深みにはまってしまった原因はなんだったんだろう?と最近考えることがあったのだけれど、決定打(致命傷というべきか)を与えたのは「チケット」かもしれない。

私は、チケットを取るのが上手かった。

Aは規模が小さいのでチケット完売することはまずない。

なのでいつ買っても良いのだが、同じ席種のチケットでも優劣があるのは良く知られている事だと思う。

まり、「より良い場所で見られるか否か」。

座席が決まっているものでも整理番号入場で自由席でも、基本的には先着順で良いチケットは無くなっていく。

そしてそれは運の要素ももちろんあるのだが、先着順で先頭になるテクニックというもの存在する。

決して特別なことではないのだが、私はそれをするのがどうも一般的な人よりは上手かったらしい。

Aの公演に通い始めてしばらくして、初めてチケットの発売日にチケ発をしたら最前列でみれるチケットが取れた。

本当に特別な事はしていないので驚くと共に、私は不安に襲われる。

どんなジャンルでもそうだと思うのだけれど、最前列は熱心なファン、「強火」なファンが多いものである

そんなファンの中に、まだにわかな私が入っていっていいものなのだろうか。

いじわるをされたりしないだろうか。

そんな不安は、当日公演を見たらすっ飛んでいってしまった。

遮るもののない視界。

手を伸ばせば届きそうな距離

しっかりと私宛と認識できるファンサービス

やっべちょうたのしい。

こうして私は、だんだんと公演を見に行く回数が増え、「前方で見ること」にこだわるようにもなっていったのだった。

それから1~2ヵ月経つ頃には、一般的に「追っかけ」というレベルになっていた。

公演には9割方行っていたし、その大半は前方数列以内で見ていた。

地方の公演にも行くようになった。

出待ちも毎回するようになった。

そうするうちに、aさんもAに所属する他の演者も私の事を覚えてくれて、お互い軽口を叩ける位の関係性になっていった。

そうなるともうやめられない。

結果として私は、1年間に70~80公演、イベントも含めると100回近く、それくらいのペースでaさんに会いに行くようになった。

どんなに時間や体力や懐が厳しくても、会いに行くことをやめられなかった。

その頃の生活についてもさらっと触れてみる。

1~3年目は大学生だったので、公演がない日は隙間なくバイトシフトを入れ、単位を落とさない程度に授業に出ていた。

キャリーバッグを持ってバイトに行き、終わり次第夜行バスに乗って地方公演に行ったり、

地方公演に行った後空港徹夜して、始発の飛行機で戻りそのまま大荷物大学に行ったりとなかなかアグレッシブだったと思う。

就活は一応した。就職を機に追っかけをやめようと思っていた。

しかし、結局就職先が決まらずにフリーターをしながら資格勉強をする道を選ぶことになる。

名前が書ければ入れるような大学ではなかったことと、その年の就活事情が「氷河期よりひどい」と言われるレベルだったことを一応言い訳させてほしい……首都圏大卒初任給額面15万(残業代出ない)の求人を蹴ったのは間違いではないと思うんだ……。勿論私が追っかけにかまけて就活を真面目にしていなかったことが一番の原因なのだけれど。

何となく察していらっしゃるかと思うが、フリーターになったことで追っかけはとてもしやすくなった。

よく働いた。そして給料は全てaさんのために。

2年後にようやく就職するまで、私は大学生の時以上に追っかけに精を出すことになってしまったのであった。

なお、資格は3ヶ月で諦めている。費用は全て自分持ちだったので勿体ないことをした。どうせならその費用を追っかけに使えばよかったと未だに思っている。

aさんの追っかけをしていたのは正味5年間くらいだと思うのだけれど、その内4年間くらいはずっと「強火」だったんじゃないだろうか。

さっき、「公演には9割方行っていたし、その大半は前方数列以内で見ていた。」と書いたが、前方数列以内では基本的に満足せず、最前列をいつも狙っていた。

理由は色々ある。

誰よりも近くで見たかったし、他のファンが目に入るのが嫌だった。

それに、最前列にいると「誰よりも近くにいる」という優越感も出てくる。

しかし、まあ、そうなってくると問題も色々起きてくる訳で。

Aでは、最前列で見ている面子ほぼほぼ固定されていた。

その面子の中にはもちろんaさんの他のファンもいる。

中にはAの他のファンと結託してチケットを取っている人たちもいたから、その戦争に打ち勝ち最前列を勝ち取るのは大変だったし、自力で良いチケットを取って最前列でみれたはいものの、他のファンから嫌がらせを受けて楽しめなかったりもした。

それでも、私はaさんを近くでみたかったし、元来勝ち気で負けず嫌い性格なので嫌がらせなんぞに屈する訳もない。

しろ火がついてより一層チケット取りに力を入れることになる。

テクニックで取れる先着順のチケットも、万全を期すために代行業者に頼んだりした。

抽選販売保険をかけて何口も申し込んだ。

手売りのチケットで順番がランダムになっていた時は30枚、50枚、100枚と良席が出るまで買い続けた。(流石に毎回は出来ないが。)

余ったチケットは定価か定価以下で譲りに出していたけど、譲り先が決まらなくて手元に結局残ってしまったことも少なくない。

今でも実家掃除するともぎられていないチケットの束が出てきたりするのはそのせいだ。

もう使えない意味の無いチケットなのに、なぜか捨てられない。

一応金券だからだろうか。いや、多分理由は違う気がする。

私が100枚買ってもチケット完売しないような状態だったから、きっとAにとっては良いお客さんだったろう。

おかげでAの演者たちから、私はそれなりに気に入られていたと感じている。

まあ、客だから悪く扱われないのは当たり前なのだけれど、他の「強火」のファンの中には割と問題児もいたりしたので「相対的に」ということだと思ってもらえればいい。

その問題児についても沢山書きたいことがあるのだが(なんせ面白い話が沢山あるのだ)、長い話になるため、まだ本題にも辿り着けていない今回は自重したい。

詐欺」と「下肢静脈瘤」と「亀によく似ている」いうキーワードだけ置いておくのでもし増田でいつかそんな記事を見かけたらその時は宜しくお願いします。

話を戻す。

私はaさんから、他のaさんファン比較して1番良い扱いを受けていたと思う。

相対的に見てまとも」

「他のファンと揉めない」

「毎回来てくれる」

チケットを沢山買ってくれる」

「気の利いた差し入れ(時に高価なもの)をくれる」

これなら気に入られるのは当たり前なんだけれども。

当時の私も、その事は理解していた。

理解していたからこそやめられなかった。

やめてしまえば、今の「特別扱い」は無くなるとわかっていたかである

私はそのポジションを守るために必死だったから、やってみて評判が良かったことは続けるようになってしまった。

チケットは、もう良いチケットを確保していてもまだ沢山残っていたら追加で買った。

差し入れは、たまにaさんだけではなく他のAの人にもさり気なく配って他の演者から評価も下げないように気をつけた。

他のaさんのファンとも積極的交流をもち、仲良くした。

出待ち自分が話す時間が無くなっても、他のaさんのファンの子を「話しに行っておいで」と送り出した。

全部、最初は打算なくやっていたこと。

たまたま、友人を誘う予定ができたから追加でチケットを買っただけ。

たまたま、お礼をしたいことがあったから他の人にも差し入れを渡しただけ。

私が他のaさんファンから嫌がらせを受けたことがあったから、私はaさんファンに優しくしてaさんファンを増やしたかっただけ。

でも、それに「ありがとう」と言われてしまうと、やめるのが怖くなり自分をどんどん追い詰めていくようになる。

それでも、自分特別だと思っていたし、自分が好きでやっている事だから何も気にならなかった。

けれど、

例えば、自分がどうしても譲れないと思っていた公演で最前列を取れなかった時。

例えば、自分はされたことのないファンサービスを他の人にしているのを見た時。

例えば、相手の機嫌が悪くて冷たくされた時。

_______辛かった。苦しかった。しんどかった。

Aの、aさんの熱心なファンが増えていくほど、そういう事は増えていった。

違うか。

私が、そういう事を前より気にするようになってしまっただけだ。

(だってAの客は5年間で殆ど増えなかったんだもの)(新顔が増えるのと同じくらい前からファンが離れていったから)

自分が強火になればなるほど、その火力は沢山の利益をもたらしたけど、それと同時に私の精神は焼け爛れていった。

幸いにも、5年間の間にAの他の演者ファンで、私と同じようなスタンス応援している信頼できる仲間ができて、その子達と相談したり協力しあっていたか孤独ではなかった。

これが辛いと愚痴を零せば「わかる、私もね……」と話をしてくれ、お互い慰め合い励ましあって。

1人でないことがどれだけ心強かったことか!

けれど、aさんはAで一番人気で一番ファン問題児が多くて一番気分屋だったから、他のみんなより私は苦労することが多かった。

事実はどうあれ、少なくとも私はそう思っていたので、その結果

「みんなはいいよね、私なんか……」

と思う事も一度や二度ではなかった。

その頃にはもう、お金を稼ぐ時間とaさんに会いに行く時間以外はなくなっていったし、稼いだお金はいくらつぎ込んでも足りなかったから、友人からの誘いも断ることばかり。

元々私は多趣味で他にやりたいことも沢山あったけどそんな余裕はどこにもなくて、私の世界はどんどん狭くなっていく。

そしてそうなればなるほど、「私にはaさんしかいない」という盲信は強くなる一方……

舞台の上のaさんをこれからもずっと見ていたい、応援していたい」

そう思って走り始めたはずだった。

それだけならそんなに苦しい道では無かったかもしれない。

けれど、道の途中で美味しい果物を見つけてしまって、気が付けばそれを探さずにはいられなくなってしまった。

道端に落ちていたりたまたま貰えたりすることもあったけれど、いざ探し求めるとその果物は高い木の上や険しい崖の上にあった。

手の届く所にあるものだけでは我慢できなくて、傷だらけになりながらそれを取りに行った。

同じaさんのファンを妬み、仲間を羨み、時にaさん本人すら呪い、正解も終わりもない「特別扱い」を求めて自分を追い詰めていった。



そんな日々の終わりは、意外とあっけないもので。

他のファンに、私が取った最前列の一番いい場所理不尽横取りされたというだけのことだったんだけど、そこで「あ、もういいや」となってしまった。

普段ならそれくらいのことで折れたりめげたりしないのにあの日はなんだったんだろう。

まあ、そんなこんなで私は頑張るのをやめた訳です。

徐々に公演に行く回数も減らして、就職をすることにした。

完全にファンをやめた訳ではなかったけれど、頑張らないというだけでとても気持ちは楽になった。

そうなると公演ものんびりと楽しめるようになる。

どういう訳だか、頑張っていた時のような興奮と感動を味わうことはなくなってしまったのだけれど、穏やかな気持ちでaさんを見られることは悪くなかった、と思う。

特別扱いは無くなるだろうと思っていたけれど、意外なことにそんな事はなかった。

たまに公演に顔を出せばいつもファンサービスをくれたし、たまに話す機会があっても今まで通り。

「そんな事をしても、もう前のようには頑張らないよ」

と言ったことがある。

しかし、そんなつもりはないと返ってきた。

それも含めて営業かもしれないが、私の5年間は一応何かしらの成果を出したのかも知れなかった。

そんなこんなで数ヶ月が過ぎた頃、aさんは突然Aをやめた。そのジャンルからいなくなり、普通の人になった。

最後の公演を観に行くことはなんとなくしなかった。その必要はないと思った。

そういえばその時、aさん宛にメッセージを集めたいとaさんファンの子に言われたけれど、それは断ったのを覚えている。断った理由は忘れてしまったけれど。

こうして、私とaさんの5年間は終わった。




随分と長い昔話になってしまったが、最初の話に戻ろう。

今私は、ある声優さんファンをしている。

去年、友人に勧められて見たアニメで好きになったキャラクターの声を担当していたのがその人だった。

その当時、中の人に興味がなかったので、本来であればそこで終わる話だったのかもしれない。

なのだが、そのアニメきっかけで2次元に出戻り、色々なアニメを見たりアプリゲーをするようになって、その声優さんキャラに惹かれることが多いことに気付いた。

まりにもその人が声を当てている子ばかり好きになるものから、その人の他の出演作を見てみたくなった。

その人本人にも興味が出た。

そんな感じでなんとなくそ声優さんを気にかけるようになって、やがて

「もしかしたらファンなのかもしれない」

と思うようになる。

出演作を追えば追うほど、ラジオやなんかで人となりを知れば知るほど、その人を応援したい気持ちは増していって、

ついに自分がその声優さんファンだと認めざるを得なくなった。

そしてここから、この記事の本題である私の悩みが始まる。

(そう、なんとここまで全て前置きなのである)

私は、「強火」なファンしかファンの形を知らない。

普通の温度で応援するやり方がわからない。

けれど、もう私はどんなジャンルであれ「強火」にはなりたくないのだ。

aさんを追いかけていた頃より歳をとってしまった今の私には、あの頃のような体力も行動力もない。

嫌な思いをしてもその人に会いに行くために全力を尽くすという気概もない。

もう、あんしんどい思いはしたくない。

更に、もし今その声優さんをあの頃の私の温度で追いかけようとした場合時間費用も体力もあの頃とは比べ物にならないだろう。

300人キャパの会場が埋まらなかったAと、売れっ子の若手声優さんでは色々な規模が違いすぎる。

イベントチケットを取ろうとしたってあの頃のようにほいほい最前列が取れるわけもないし、そもそもチケット自体激戦で取れないことだってある。

リプを返してもらえたり、出待ちやなんかで直接話す機会が沢山あったaさんとは違うのだ。

この先その声優さんファンをやってて、果たして直接話せる機会なんて来るんだろうか。

そう、つまり、あの頃と同じことは実際問題不可能

そんなことは私のスッカスカの脳みそでも理解している。

理解しているのだが。

では、どうやってファンをしたらいいのだろう。


ファンである自覚してから、最初に興味を持ったのは声優イベントだった。

元々「見に行く」ジャンルにいたせいだろうか、直接本人が見れるイベントに行きたくてたまらなくなったのである

正直悩んだ。

イベントに行く=ガチ勢、というような印象があったし、aさんを追いかけていた頃の悪い癖が出そうで嫌だった。

間違いなく、行けば深入りするきっかけになってしまいそうだと思った。

けれど、誘惑にはめっぽう弱い私なので、結局、とあるイベントに行ってしまった。

悩んだが、行ってよかったと思っている。後悔はしていない。

「うわーーー生きて動いて喋ってるーーーキャーー」

というクソみたいな感想しか出てこなかったが、実際に生で喋っているその人を見れて嬉しかったし、話し方や表情の動きを見ているだけで本当に楽しかった。

けれど、危惧していた悪い癖は案の定バドバ出てしまう。

その悪い癖というのは、他のファンを観察してしまうこと。

その人の服装、持ち物、連れと来ていればその関係性と会話の内容、

どの程度必死ファンなのか、人間性はどうか、マナー違反をしていないかファンサービスをされているか……など。

まりは、

「あっ、今あの人わかりやすファンサされた。最前列にいるし言動からして熱心なファンのようだし、もしかしたらあの声優さんから認知されている常連のファンなのかもしれない。やだなー、あの人さっき友達割り込ませてたじゃん、そんな人がファンサ受けるなんて……」

というようなことを考えてしまうということである

Aを見に行っていた当時は、

見ない顔があれば観察して、誰のファンなのか、aさんに認知されているのか、どの程度の頻度で来ているのか、最前列を狙うようなファンだろうか、迷惑行為をしたりするような人ではないだろうか……

と、毎回そんな感じで他のファンを観察していた。

観察する理由は色々だが、「知らない人がいるのが嫌」ということにまとめられる。

aさんのことはなんでも知りたくて、それは「どんなファンいるか、そのファンにどんな対応をしているか」という点についても同様だったのである

そして、観察対象自分比較して不安になったり安心したりするのが常であった。

その癖は対象がかわっても治らなかったようで、私はその日、他のファンを観察しては一喜一憂していた。

その声優さんファン層やファンサの仕方を知りたい、という好奇心だけならよかった。

けれど、自分よりも熱心で、沢山その人に会いに行っていて、更に自分より前列で見ている相手がいると勝手に妬み、勝手自分卑下して、勝手に傷ついてしまう。

そんな事をしても無意味なのはわかっている。

「好き」という感情を他人比較することも自分の定規で他人のものまで測るのも、無意味で無様で失礼なことだ。

またマウンティングゴリラになってクソの役にも立たない優越感を味わいたいのかもしれない。マウンティングする力なんてもうないのに。

こういう気持ちを打ち明けられて、相談できる同じ趣味の仲間がいたら、と思う時がある。

けれど、同じ人のファンとは表面上の付き合いしかできる気がしないし、例えば違う声優さんファンだったとしても、過去の私は違う人のファンにまで嫉妬をしてしまっている。

そもそも、こんな面倒臭くて考え方が危ない人間であることを受け入れてくれる人がどこにいるんだろう。

なので、声優ファンの友人を作るのがとても怖い。

先日、同じ声優さんファンの方からTwitterで声をかけられ相互フォローになったが、とても窮屈な気持ちになっている。

私の不用意な発言でその人を傷つけてしまうかもしれない。嫌な思いをさせたくない。

私のこんな澱んだ感情は隠し通さねばならないと思い、息が詰まる。

もうひとつ厄介なのが、Aを追いかけていた頃に培った技術がどうもこのジャンルでも多少有用らしいこと。

最近は二回連続イベント最前列を取ることができたし(これは指定席抽選ではないやつ)、ちょっと取りにくいチケット普通に取れた。

運による要素もとても多いのだが、つい「 Permalink | 記事への反応(1) | 10:08

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