はてなキーワード: 学問とは
“「侮辱罪だ! 謝罪させろ!」逮捕された“マスク拒否おじさん”は東大出身の研究者だったらしい。
東浩紀の存在からずっと仮説を持ってたけど、本当に「東大に入って学問を志ざせるぐらいの人って結構な割合のアスペルガー症候群がいる」説がまた正しいと証明されてしまった…
別にアスペルガー症候群的な人が悪いって話じゃなくて、本来は「今の受験制度は若くてできのいい子を選抜する(中高一貫校はかなり有利)」というシステムが、早熟のアスペルガー的な人と相性いいって話ね。
だから、東大や学者の人がネット炎上したり、テレビでこどもっぽい振る舞いすることがある…
私、研究など理系分野の人材を選ぶ時にはこのシステムで全然いいと思ってるよ?
ただ、文系の仕事は調整などのバランス感覚を要するから「学歴フィルターで本当に正しいんですか?」ってのがずっとあるわけ。
単純に数字に強い、強い物言いで注目を集めるのが目的ならそれでいいと思うけど…
「学歴フィルター的/学閥的な採用をする企業・官庁が多いなら、その根っこは受験制度でどんな人間が選ばれるかをもっと真剣に考えたほうがいいのでは?」
ってとこに繋がってくるわけ。
他人のことを云々する前に、まず自分の中で人生観や共同体観、道徳観を確立したほうがいいと思うよ
多くの現代人は宗教とはなにか、共同体とはなにか、価値観を共有するとはどういうことか、みたいなことを勉強せず
それってわからないものに「宗教」ってラベルつけてるだけだよね
そういう人間は、知識のある人間に誘導されると「宗教」にコロッと騙されたりする
「客観的な理由付け」「ダメ」「悪し」みたいな言葉を無造作に使ってるけど
良し悪しの判断基準は何?
ってことを真面目に考えたことないでしょ
まずそこからでは
そもそも宗教とはなにか、宗教がなぜ発生するのかについてもいろいろ学問的な言説はあるし
現代人が大好きな「科学的な分析」も日々アップデートされている
あと、増田に限らず感情、というか快・不快を「説明」してほしいみたいなことを言い出すやつ多いけど
それって大抵の場合、理屈があるわけじゃなくて単なる反応にすぎないわけで
最近、女性差別がネタ切れしてきたので、大学で一生懸命研究して、「森羅万象を女性差別にこじつけるためのメソッド」を研究しています。
尚、この研究を男性たちに知られたり反論されたりするのはムカつくので、女子大内部に学会を招くなどして癒着し、その学会内でこっそりと発表しています。
まあ、女性と名誉女性だけで構成されていて男性の進入できない聖域内部に学会を招き、そこで学術論文を発表するというのは「反証可能性」から逃げる行為であって、科学や学問にあってはならない不正です。どうか内密にお願いします(笑)
医科系大学が女子減点入試を行っていたことが表に出たとき、マスコミも社会学者だけでなく、一般の男性までもが「女性差別だ」「どうして女性ばっかり可哀相な目に!」「俺たち男は反省しなきゃ」と大騒ぎしていましたね。おつむの弱い男性のみなさん、フェミニストにすっかり騙されてくれてありがとうございます笑笑
ほんと男ってのはバカな生き物ですね笑笑だって男子だって割と不遇な目にあっているんですよ?(笑)大阪電気通信大学は女子加点入試をしていたし、名古屋工業大学は確か今でも女子専用の推薦枠とかあったと聞いています。女子学生専用の奨学金を実施している大学もあります。誰も騒いでくれないから、誰も知らないってだけで笑笑 孤独ですね、男って(笑)
私たちが「女性差別だけ騒いで、男性差別は無視する」という「道徳と心の不正」を続けていたら、頭の弱い男性たちはあたかも「世の中は女性差別に溢れている」と勘違いしてくれる笑笑何て愉快な話なんでしょう。
でもそれだけじゃないんです笑
最近の心の弱~い男性たちは、私たちにでっちあげられた偽りの罪悪感に耐えかねて、自ら進んで女性に搾取されに来てくれている笑笑
管理職の4割以上を女性にする目標だったり、女性優先雇用だったり笑笑アメリカのバイデン大統領なんか、「副大統領は女性に限定する」と言ってくれましたね笑
おバカな男たちを悪者扱いして叩きまくった結果、可哀相な彼らは、「如何に女性のために犠牲になれるか」を競い合って、女性に有利な条件を提示してくれるようになりました笑笑
まるで、自らメスに食べられに来るオスのカマキリみたいですね笑笑笑笑
地位は馬鹿(と書いて「だんせい」と読む(笑))から搾取するに限ります笑笑
まあ、いくら男性とは言っても、一定数は自分の頭で考えることのできる方もいらっしゃいます。でもそういう方たちは、とりあえず「ネトウヨ」とか「ミソジニー」とか罵っておけば、いつか心が折れて黙ります笑笑
頭は女性と対等でも、メンタルと共感力は女性に到底及ばないんですね笑笑
最後に、あまりにも男性が可哀相なので、ヒントを出しておきますね笑笑
いいですか?
身も心も貧しい。
上野千鶴子の記事に向けられた批判ツイートを読んだ。彼らは彼女の贅沢な暮らしが許せない様子だった。
彼女の書いた「みんなで貧しくなろう」の意味は、今ある富を手放して清貧な暮らしをしよう、という意味ではなかった。
これ以上の人口増加は望めないのであの頃の物質的な豊かさは取り返せないが、変わってゆく社会を受け入れよう、という意味での「みんなで貧しくなろう」だった。
彼らは読めないのだった。文脈も背景も読めないし、上野千鶴子が書こうとしている社会科学的なこともわからない。おそらく明日のことも不安で、来月の家賃を払えるかわからない人が、この「みんなで貧しくなろう」という文言と、上野千鶴子の暮らしぶりを見て、矛盾しているとツイートしてるのだと思う。
そんな彼らは、これからの日本の局面について語る上野千鶴子の、その一節だけを切り取る。怒りをぶつけられる場所が、そこしかない。
そんなツイートが盛り上がるあたり、学問どころではないなお感じる。
身も心も頭も貧しい。
はてなのサロン批判にも、似たようなものを感じる。彼らに直接メッセージを送って諭す人や、元締めに連絡する人、学もない技能もない彼女らに仕事を与える人はいない。わかりやすい記号を見つけて、文句を言って、自分は賢いと思っている。
すでに我々は貧しい。
誰よりもめんどくさいオタクの自覚がある私だが、その最初のきっかけがクレヨンしんちゃんであるせいで、ぼくは「これ、オタク文化知らん人が読んだらどうなるかな?」「これ、性癖こじらせてない人が読んでもこの子好きになるかな?」みたいなのはすっごい考えるわけです。はい
結果として、エロマンガ読む時も「これオタクはわかるけど…」みたいなのを考えて読んでるし書いてるわけです。「オタクでもわからん」という分野を発見した時とかでもなんとか間口を広げて語ろうと頑張るわけです。…どれだけ伝わってるかは謎だけども、オタの間でさえ他分野はわからんからね
この件に限らず、そもそもが「16歳の俺が読んで面白いかな」みたいなのをそれこそワンピースの作者みたいに考えてるわけです。だから、ややこしいテーマでも語彙を難解にしたり、わかって当たり前みたいな書き方をしない。だからこそ、それができてない作品や感想にはちょっと眉唾なんだよなぁ
文系学問で「わかんない人置いてきぼりでいいや」をやるのあんま賛同できないんですよね…科学と違って正しさが証明できない時に煮詰まっていくのが目に見えてるから。科学はその点、高校生がわかる書き方しなくていいんです。正しさが証明できない科学は仮説ではあってもまだ法則でも定理でもないし私が哲学者好きじゃないのは哲学なんて数理的なもんで正しさを証明できないくせに、「高校生どころか大人でもわからん書き方したってわかんないやつが悪い」に陥るから好きじゃないんですよね。そんなもん、やる前から本人の間で煮詰まるか劣化してしか伝わらんの目に見えるやん…アホやなって
データや統計は参考になるけど、そんなモノは自分の中の「高校生」「異性」が正確な人にはデータも統計もなくてもバランスの取れた意見や伝えた方ってできるんです。
このメソッドで逆算すると「自分の中の上司像・おじさん像」がない人は世渡り下手だと思います。…まぁ、私はないですけどね
この辺も「自分のこの人物像が偏向してるな」とかそういうことは色々なケースを見てるうちに気づいたりするもんだけど…それ以前にそうやってバランスを取ろうとしない人や、取ろうにも思ってた答えの中に正解がなくてドツボにはまるケースがけっこうあるんだけど
なんでこの話ししたかって言うと、僕のことを「君の話はわかる人じゃないとわからない」みたいにいう人が過去にいたのをふと思い出したから。
その人の意見が正しいかどうかは別にしても、誰に話すかと誰に話してもわかるかはバランスとる必要あるよね。って思っただけ。知らんけど
結局こんにちの混乱は、「政治的な意見を自信をもって発言する模範的な市民になりましょう」という、極めてうさんくさい学級委員長的規範めいたものから発せられていると言えるでしょう。
例えば政治学のせの字も知らない人々がこの風潮をうけたときまず何をするでしょうか。
GoogleやTwitter、YouTubeで話題のキーワードを検索し、ある程度の注目を集めているようである刺激的な「新常識」を目にするのです。なるほどそれらの「新常識」をめぐって、多くの人々が賛成と反対の意見を交わしているのを彼らは目の当たりにします。
なかにはテレビに出ている有名人や、なんとなく肩書きの堅い大学の先生もいるようです。
自分も早くたくさんの知識を吸収して話に追いつきたい、周りの人間よりも一歩賢い人間として自信をつけたいという、学校のお勉強以外ではじめて学びを得ることの楽しさや知的好奇心を発見した彼ら。次第にどこかのコミュニティめいたものに所属するようになり、仲間意識や自尊心も形成されていくことでしょう。
いったい彼らのどこを責められるでしょうか。
彼らは真面目な努力家で仲間思いの、社会や国を良くしたいという立派な目標をもった模範的な市民そのものです。
少しばかり学問の体系についての知識が足りないだけで、日々ひたすら誠実に新たな知識を探し自身の成長を求めているのです。たまに批判者に対して汚い言葉を使ったりもしてしまいますが、日本の文豪たちがユーモラスに罵り合っていたエピソードがあなたたちに人気であることを彼らは何度も目にしています。
で、こんにちの混乱を収めるために何が必要となるでしょうか。上のプロセスを踏まえていくつか挙げてみましょう。
・学問の体系が少しだけ身につくような挑戦の機会を義務教育中に与える
・インターネットには嘘と悪意がはびこっていることを知らしめる
・労働や趣味に打ち込むことで日常生活から充実感を得られるような社会構造にする
なんだかありきたりで見たことのある意見ばかりですね。最初の一つは除くとしても、どれも教育的で正しい、凡庸でつまらない意見に言い換え可能です。
ただ、これらの実現には相当の期間と多大な努力が必要となることは間違いありません。
この手間を避けて強引に混乱をなかったことにしようとするから、インテリたちは真面目な彼らを小馬鹿にする書き込みをするのです。いや、小馬鹿にする書き込みしかできないと言ってよいでしょう。
彼らもまた、一分野での成功を願い努力する才能をたまたま得られただけの人々なのです。政治や社会についてまともに勉強する余力がないので、なんとなく賢そうな社会学者の小言に同調しつつ、業界内の空気読みにふけっている賃金労働者に過ぎません。
ではこんにちの混乱を収める方法はもはや存在しえないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。われわれは2つの可能性を無視してきました。
ひとつは、よくわからない観念は一掃し平静を取り戻した心で、日常と少しの非日常を真面目に生きる伝統感を獲得することです。これは、各自が自分の人生を一回きりのものとしてなるべく味わい尽くすように努め、それに多少のまぼろしを混ぜ合わせて一体感を作り出す、保守的な社会を目指すものとなるでしょう。
もうひとつは、すべての意見を外部のシステムに依存し、ひたすら物質的な世界に満足できる身体を社会的に創りあげ、民主主義を脱皮することです。これは、政治機構や巨大IT企業にイデオロギーを一任し、それに従うだけで正しさが付与される、内と外の善悪の熱気を帯びた合理的な共同体を目指すものとなるでしょう。