はてなキーワード: 二重国籍とは
http://udn.com/news/story/1/1958121
http://b.hatena.ne.jp/entry/udn.com/news/story/1/1958121
蓮舫は台湾が国家ではないと言います 李大維:謝長廷は適切に処理します
2016-09-13 11:59 連合報の記者の徐偉真は?ただちに報道します
外交部長の李大維は、私達の現在の22の国交の首都はとてもしっかりしていて、警戒する赤色がなくて、日本最大野党「民進党」党の主席の立候補人の蓮舫についてメディアの報道に台湾が国家ではないと公言させられて、李大維は駐日が謝長廷に適切な処置ができるように代表するのを信じると言います;行政院院長の林全は親民党の主席の宋楚瑜おそらく我が国APECに出席する代表に尋ねられて、と今日表します、すべて彼が今このことに対して異なる意見を耳にするのがないと言います。
国民党の立法院党と団がいつも廖国棟を呼んで今日回答を求める時蔡政府の現在の外交の状況まで(に)尋ねて、林全に外交が今1番悪い状況に着いたのを聞きましたか?林全が応対して未来に対してだらけるのを維持することはでき(ありえ)なくて、永遠に最も保守的な方法で見て、廖国棟は引き続いて副大統領に陳建仁がちょうどバチカンを訪問するのを帰って来る聞いて、台の古代インドの国交は保ちましたか?林全は応対してすべて成功して、現在いかなる奇形を見抜いていません。
廖国棟は現在に外交が赤色の警戒があるかどうかを聞いて、李大維は現在の22の国交の首都がとてもしっかりしていると言います。
廖国棟は、蓮舫は中華民国の国籍を諦めると声明して、声明中華民国は国家ではなくて、訓令の謝長廷を要して抗議に行くべきで、しかも謝長廷が2013年7月に鄭弘儀を受けて訪問する時むせて「私の国家は中華民国と言う」と言いに帰って、謝長廷は今同じく大声で彼を表現するのに行くべきな国家は中華民国のこの立場です;李大維は応対して、と言います、彼の訓令を使って、代表に礼を言ってとても明らかでどのように作りを信じます。
蓮舫の発言 ( http://www.sankei.com/politics/news/160911/plt1609110014-n1.html )
また日本が台湾を国家として承認していない現状を踏まえ、「『一つの中国』論で言ったときに、二重国籍と(いう言葉を)メディアの方が使われることにびっくりしている」とも述べた。
「『一つの中国』論」は、意味的には「日本は台湾を国家だと認めていない」ということだが、別に直接そう言ったわけではない。まして、「私は台湾を国家だと認めていない」ということではない。
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/09/07/post-5353/
孫崎享「非常に重要な問題。もう少し整理しておいて欲しかった」
https://www.youtube.com/watch?v=-9nKRDO9Gdk
蓮舫が過去において、「自分は在日中国人だ」「在日の中国国籍のものだ」という発言をした。
彼女がどういう発言をしようと、法的には彼女は純然たる日本人である。だから、国籍の面では、何も問題がない。
仮に、「私は中国国籍です」と発言したら、そのとたんに国籍が中国国籍になるというのなら別だが、日本はそういう制度にはなっていない。本人が何を発言しようと、彼女は日本国籍だ。だから、国籍の面では、何も問題はない。
※ なのに、勘違いしている人が多い。彼女がこう発言したからといって、彼女を中国国籍だと思っている人が多い。頭がどうかしている。
問題があるとすれば、彼女が「嘘をついた」ということだけだ。とはいえ、これは、本当に嘘をついたのかどうか、はっきりしない。本人が勘違いしていただけかもしれない。あるいは、単に言い間違えただけかもしれない。
彼女は実際に過去においては「在日の中国国籍だった」と言える。その意味で、まったくの嘘つきではない。単に「時制を言い間違えた」というだけで済むかもしれない。
とにかく、彼女を「嘘つきだ」と批判したいのであれば、「中国国籍でもないのに中国国籍だと嘘をついた」という批判は成立しない。「中国国籍だった(過去形)なのに、中国国籍である(現在形)というふうに、時制について偽った」というふうに批判するべきだ。
さらに言えば、彼女の発言は、実は、時制を含んでいない。「在日の中国国籍のもの」と言っているだけだ。ここには時制が含まれていないのだから、「時制を偽った」という批判は成立しない。
仮に彼女が故意に嘘をついたとしても、それはたいして問題ではない。なぜなら、番組の宣伝(番宣)で嘘をつくことなど、ざらにあるかだ。
実際、映画の宣伝で、ヒロインとヒーローが交際中であるような嘘をつくことは、しばしばある。それと同種のもので、彼女のキャラを立たせるために、ちょっと嘘をついた、ということぐらいで済みそうだ。
だいたい、今どき、宣伝(CM)で嘘をつくことなど、ざらにある。宣伝で嘘をついたからといって、めくじらを立てていたら、キリがない。
※ たとえば、日産自動車は「セレナは世界最先端の自動運転車で、優秀な自動ブレーキがあります」と言っているが、これはただの嘘八百だ。
こういうふうに、嘘は社会に堂々とまかり通っている。PCデポだけじゃないのだ。
それでも「嘘をついたこと」の責任を問われるかもしれない。実際、ショーンKは経歴詐称で問題視された。蓮舫も同様のことは成立するかもしれない。
しかし、それならそれで、「キャスターとして番宣で経歴詐称をしたこと」の問題ゆえに「キャスターを降りる」という処置で足りるはずだ。(ショーンKもそうだった。)
蓮舫の場合は、とっくにキャスターをやめているので、「責任を取れ」と今になって文句を言うことはできない。(対象はすでに存在しない。)
政治家としての責任はどうか? 過去において経歴詐称をしたことの責任を、政治家として取るべきか?
取るべきだ、と思う人も多そうだ。しかしそれには、安倍首相が大反対するだろう。なぜなら、安倍首相は、政治家として経歴詐称をした過去があるからだ。
安倍首相はこれほどにもひどい経歴詐称をした。それでいて、その責任を取って政治家を辞めたことは、一度もない。
今回の蓮舫の発言で、蓮舫が何らかの責任を問われるとしたら、その前に、安倍首相が国会議員を辞職するのが先決だろう。
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ブコメ:
> 蓮舫は常に嘘をつくと思っておけと言うのか。
はい。
正しくは「政治家はみんな嘘をつくと思っておけ」です。安倍首相もね。
> ところがどっこい蓮舫さんが二重国籍を認めました(13日)。
これは誤報。二重国籍を認めていない。単に「台湾籍が残っていた」というだけ。
台湾籍は法的にも「中国人として台湾籍」というのは成立しない。
単に手続きが完全ではなかったというだけ。手続き論であるにすぎない。
法的には何も問題ではない。
台湾を国家としてみなすかどうかという、中国に対してちょっとセンシティブな内容だからボカしておいたら
過去自分がやってきた重箱の隅つっつきが気に入らなかった人たちから攻撃されてて
因果横暴とは言わないけど、攻撃で自己を確立するスタイルって敵が増えてリスキーだねって感じ。
で二重国籍うんぬんよりも日本のためになることをやるかが重要なんであって
そういう意味でR4がそうやってるとは全く思えないけど、別に間者ではなく思想の違いで
スパイならさすがにそんなあからさまに二重国籍持ち続けないでしょ。
なお、CREAだか何だかの十何年前の雑誌取材と整合性がないのは
・細かい中国への感情あたりはリップサービスとキャラ作りだろきっと
・でも台湾国籍を30まで持ってたのは多分そうなんでしょ、自分で言ってるし
だからまあたたかれてもしょうがないと思うし、好き嫌いでいうと嫌いだけど
議員辞職まで追い詰めると結局今度追い詰めたほうにもなんか将来的に跳ね返ってきそうだし
どうせR4に今更大した支持なんてついてないし、そこまでやっても各政党にそこまでメリットないし
このところ世論が右傾化しているからか、ちやほやされて調子に乗る産経新聞だがまさかこれ程までの大ポカをしでかすとは思わなかった。
http://www.sankei.com/smp/west/news/160908/wst1609080058-s1.html
産経新聞の記者が原告側の市民の会見を、被告である大津市に無断で提供したと言う。一体、どこの世界に、取材内容を、取材対象と対立する陣営に横流しするマスメディアがあるのかと思ったが前例が無いわけではない。もうかれこれ二十年以上前の話になる。
TBSビデオ問題。1989年、オウム真理教の信者奪回に力を注いでいた坂本堤弁護士の元にTBSがインタビューを行った。それを嗅ぎ付けた当時のオウム幹部がTBSを脅迫し、屈したTBSが坂本弁護士のインタビュー映像を幹部に見せてしまい結果として坂本弁護士一家殺害事件に繋がってしまった問題である。
これもすぐには発覚せず、表沙汰になったのは地下鉄サリン事件で逮捕された幹部からようやく証言されたのである。当初TBSの上層部はしらを切るつもりだったらしいが幹部が映像を見ながら書いたメモ、いわゆる「早川メモ」が決め手となり一転TBSは謝罪。結果ワイドショーは軒並み打ち切り、深夜放送はしばし休止され対には当時ニュース23のキャスターだった筑紫哲也をして「TBSは今日、死んだに等しいと思います」と言わしめた。いわば「電波の公開処刑」にまで発展してしまったのである。
先の筑紫の言葉を借りて言うならば、「産経新聞は死んだに等しい」程の不祥事である。今回の相手はたまたま行政と言う話の通じる相手だからまだ良かったものの、これがそれこそ、オウムのような頭のおかしな連中なら犠牲者が出てもおかしくない状況である。
今産経新聞は蓮舫の二重国籍問題に躍起になっているがこの問題ははっきり言って蓮舫よりも悪質だ。国の司法理念を揺るがしかねない不祥事なのだが、保守派の新聞としてどこまで真剣に考えているのだろう。
結局のところ有権者は実力と性格の両面で信頼できる人物かどうかで投票しているんだよな。
信頼は政治家として最重要ステータス。これがなければ何もできない。
高信頼値の状態なら多少難しい政策でも一言演説しただけでこの人に任せてみようってなる。
いろんな人の協力が得られてだいたい上手くいく。
低信頼値の状態だと何をするにしても疑いの目で見られて横槍を入れられて仕事が進まない。
というか信頼されてないと話すら聞いてもらえない。
二重国籍問題なんてどんなに悪くても一言謝れば済む問題だと思ってた。
国民の皆様お騒がせしてすいませんでした。
以後気を付けます。」
とでも答えとけば今すぐ支持者にならないにしても
自身が責められたときでも誠実に対応できる政治家なんだなっていう評価は得られる。
その程度で終わるものだとばかり思っていたんだけど、
不誠実な回答を繰り返してどんどん政治家としての信頼を捨てていくという意味不明さ。
「やむを得ない事情があった。違法ではない。回答が不誠実だったのだけが残念。
国民の信頼が得られるように民進党として今後こういうことがないような体制を作ろう。」
でいいのになぜか蓮舫氏への批判は差別だとか言いだして馬鹿じゃないのかな?
ただでさえ蓮舫氏に自分が攻められたとき不誠実な回答をする政治家というイメージが付きかねないのに、
差別なんて持ち出したら差別という言葉で言論封じする厄介で汚らしい政治家というイメージが付いてしまう。
左翼全般に言えることなんだけど蓮舫陣営は政策的な賛同者を得る努力の他に
支持者以外からの信頼を得る方法を考えた方が良いんじゃないかな?
ハーフだけ得するって事じゃん
二重国籍が認められるなら、ハーフでない一般の日本人も外国の国籍を無条件で取得できるようになるべきじゃないか
ハーフだけが生まれながらに国籍を二つ持てるっていうのは、平等主義の観点から言って不公平だと思うんだけど
誰もそこを指摘しないのが不思議
問題は質問にたいしてはぐらかしたことだと思う。「質問の意味がわからない」は、みんな分からない訳がないと思ったでしょ?
ただ父がなくなっているし30年以上前だし念のため再度の手続きを出した。
といえば問題はなにも大きくならなかった。
蓮舫の二重国籍問題を見てて思ったんだけど、初めは政治家の二重国籍が問題だー!とか、総理になる可能性のある野党の代表が二重国籍なのは問題だー!とか、さんざん騒いでたのに、どうも違法性がなさそうで、その国籍問題で攻めにくくなると、「二重国籍を隠してた経歴詐称が問題だー!」と、昨日の夜辺りから叩く理由を変わってきているのが凄い気になる。
狂ったように二重国籍を叩いてたのは何だったの?ねえ? 問題がなさそうなら、それを認めるか、もしくはダンマリを決め込んだ方がいいと思うぞ。なのに、別の理由を作って叩き続けるのははっきり言って見苦しいだけ。俺はバカだと宣伝してると一緒。
蓮舫を叩きたいから叩いてるんでしょ。経歴詐称もあんまり問題なさそうなら、次は「他国の国籍を持っていた人が議員をやるとは何事か!」辺りに叩く理由を変えて叩くんでしょ。予言しておくぞ。
貧困JK問題の件も、初めはJKを叩きまくって、捏造するNHKはクソ!マスゴミ!!って散々叩いていたくせに、JKはどうやら本当に貧困で、それを紹介したNHKは捏造してなかったってことがわかってくると、今度は「NHKの報道姿勢に問題がある!!」とか、無理矢理叩く理由を創造して、本当に見苦しい。あげく「俺は最初からNHKの報道姿勢を叩いてた」とか言っちゃうし。まだJKを叩き続けてる方が論理に一貫性があるわ。
ある程度話が進まないと物事が見えないんだから、初めはもうちょっと高みの見物を決め込もうよ。叩き始めるのは情勢が確定した後からでも遅くない。
たびたび記事やら何やらで語っている事と違うし。政治家の道義的責任を追及してきた人が他人には厳しいのに、自分には甘いという印象はぬぐえない。
日本の法律上の扱いがどうだろうと、台湾側の手続きに除籍があるのならしておくべきだったし、出来ないのなら「○年○月○日に試みたが出来なかった」と最初からブレずに答えるべきだった。
日本の政治家としてやっていくためには、かなりしくじったと思う。
これは法律のセキュリティホールに近い。二重国籍を日本の法律が認めていないのは解るけど、外国籍を持ちながら何らかの手段で日本国籍を取れば選挙にも出られるし、何かの理由で日本にいられなくなったら、外国籍を生かしてそちらに逃げるとか可能になってしまう。
蓮舫の二重国籍が問題となっているが、蓮舫の二重国籍はありえない。法律でそう規定されている。
まず、日本は台湾と国交を結んでいないので、台湾国籍というものは認定されない。
http://spotlight-media.jp/article/260786533705025166
中国人が日本国籍を取った場合には、自動的に中国国籍を喪失する。下記。
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/kokuseki_todoke_j.htm
中国国籍から日本に帰化した方が日本国籍離脱を希望する場合は、日本国籍を自己の志望により取得していることから、中国国籍法では自動的に中国国籍を喪失しているとみなされる
彼女は 18歳のときに日本国籍を取得しているので、この時点で中国国籍を失ったことになる。
結局、二重国籍はありえない。日本国籍を取った時点で、自動的に中国国籍を失う。
台湾国籍をもっていたとしても、台湾は国とは見なされないので、国籍とは見なされない。
※ この件は、読売新聞 2016/09/07 の記事とほぼ同内容である。
※ 「帰化ではない」という話は、20行ぐらい後で解説している。第九条の箇所。
《 ブコメへの回答 》
ある国が他国の国籍を消すことは「ありえない」が、ある国が自国の国籍を消すことは「あり得る」んだ。
だから中国の国籍法は、この場合において「中国国籍の自動喪失」を規定しているんだよ。
下記 ↓ を参照。
うん。それは、いい点を突いている。確かに、上記の引用文(中国大使館)は、「帰化した重国籍者」を対象としたものだから、上記の引用文は「自動喪失した」ことの論拠にはならない。(蓮舫は帰化したのではないから。)
では、帰化したのではない国籍取得の場合はどうか? それは、ググればすぐにわかる。(出典: http://officelee.jp/visa_data/law05.html )
→ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213367322
それは知ったこっちゃない。内政不干渉。
日本は台湾と国交を結んでいないので、台湾国籍というものは認定されない。 そうなの? ここの根拠がない時点で読むの辞めた。 思い込みが激しいよ。 じゃあ、台湾に国籍確認する必要もないじゃん。ひどい自己矛盾だ
思い込みじゃなくて、日本政府の方針です。台湾人は中国人として認定されています。政府の方針なのに「根拠がない」というのは滅茶苦茶。
それでもまだ足りなければ、こちら。
http://www.ritouki-aichi.com/seimei_rinkenryou.html
そうですね。「国籍地域欄」に「台湾」が記載されるわけです。もともと台湾という地域の扱いですから、当然でしょう。
日本政府はどっちも「中華人民共和国人」の扱いだ、となります。ただし、そのうち「台湾」という地域に住んでいる人は特記されます。それだけ。
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最後にオマケで二つ。
法律論というのはあくまで法に規定された事柄に対して合法か非合法かを問う。
法律論というのは一種の言葉遊びみたいに見えることがあるが、そういうものなんだ。
素人から見たら「何で本質を考えずに言葉の上面ばかりを争っているんだ」と疑問に思えるかもしれないが、法律というのはそういうふうに形式で争うものなんだよ。それはちょうど数学の証明と同様だ。
「何となく直感的に正しいから」というような理屈は成立しない。あくまで形式で論じる。形式主義だ。こういう形式主義が、近代科学や近代社会を成立させた。
形式を捨てて、理屈抜きの感情だけで、「気に食わんから」というのは、未開人のやることだ。
ま、そういう人は、文学部や美術専門学校に行くべきだな。法学部や経済学部は不適格だ。まして、理系の学部は、とうてい無理だ。
注。上の話は、「 文学部 < 法・経 < 理系 」という
序列を意味しません。文学部や文系の軽視ではありません。
論理で負けたから、論理でなくて、感情論で来るか。そう来たか。ならば、うってつけのサイトがあるぞ。
→ http://togetter.com/li/950986
さあ。「日本人は嘘つきが大嫌い」なら、安倍晋三を大嫌いになっているよね? こっちは蓮舫の1万倍も嘘つきだろ。明らかにプロの詐欺師レベルだ。
《 追記 》
次の記事もある。
「蓮舫が二重国籍だ」というのは、池田信夫のデマだと述べている。
なぜかというと、日本の国内法では、日本国籍を選択するときに、「外国国籍を放棄する」と宣言する必要があるからだ。
蓮舫の場合は、こうしたと推定できる。つまり、日本国籍を選択するときに、外国国籍を放棄した。(さもないと日本国籍を選択できない。)
外国(台湾国内)ではどういう状態であるかは別として、少なくとも日本国内では、これで完全に問題は解決している。つまり、合法状態である。
たぶん周りにもいると思うよ。
たいてい二十歳になると「日本は多重国籍みとめてないから、日本の国籍にするか選べや」ってなんのね。
なんで、多重国籍は許しまへんでーって強制されてねぇのかなーって当時思って、調べたのよ。
要するに多重国籍を許す国は結構世の中にいっぱいあって、さらに離脱を許さない(離脱を想定してない)国もある。
有名なとこだと、ブラジルね。
国籍法第十四条 外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有すること
となつた時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、そ
の時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国
籍を選択しなければならない。
2 日本の国籍の選択は、外国の国籍を離脱することによるほかは、戸籍法の
定めるところにより、日本の国籍を選択し、かつ、外国の国籍を放棄する旨
の宣言(以下「選択の宣言」という。)をすることによつてする。
(略)
第十六条 選択の宣言をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければな
らない。
ってことね。ブラジルの場合は、努力したけどムリッスってことでOK。
まあ、フツーの感覚だと、日本国籍を選んで外国国籍放棄の宣言したら、放置することが多い。
だって、選択と放棄の宣言したら、そこで終わりだと思うジャン。日本の役所としてはそこまででオッケーだし。
国籍法第十六条の努力義務は、強制の意味合いが薄いから、運用でどうにかしてねって玉虫色の感じになってる。
たまーに、日本国籍を選んだのに、アメリカ国籍持ってるヤツがいるのは、違反っていうより努力義務を怠ってる感じ。
(アメリカは多重国籍を許容するスタンスなので、別に問題になることないし)
というわけで、今話題の多重国籍の話をするときには、この「努力義務に違反してた」ってのは覚えておくとドヤ顔できるぞ!
……まあ、友達ってことにしたって匿名で書くしかないんだけどねこの話題。
出自だの国籍だの話題にするのは品のない行為だとみなされるので、飲み屋でも出さないほうが無難。
大抵の「国籍条項」と言われる「制限事項」は、「日本国籍を持っているかどうか」だけが問題にされる。
だから、多重国籍者に対してうかつなこというと、ワリと面倒なことになったりする。
その手のこと言われて絶対許さねぇ的なスタンスの訴訟慣れしたオッサン面倒だぞ。
外務公務員法第七条には、『国籍を有しない者又は外国の国籍を有する者は、外務公務員となることができない』っていう欠格事由が設定されてる。
(国家公務員の試験を受けられるかどうかの規定にも、ちょい狭い範囲でほぼ同じ制限がかかってる)
「日本国政府を代表して、特定の目的をもつて外国政府と交渉し、又は国際会議若しくは国際機関に参加し、若しくはこれにおいて行動する権限を付与された者」とか。
まあ、法律の趣旨としては「外国の国籍持ってるやつが、日本の代表として外国と交渉するのはヤベエだろ」ってことだろうな。
法の不遡及を大前提として、テクニカルな意味では、多重国籍者が国会議員やってても問題は無い。
たーだー、外務公務員法の第七条の意味を鑑みると、まあ穴は塞いだ方が良いかもしれないかなー