はてなキーワード: ウヤとは
こういうことが小国の少数民族に対して行われてたら、アメリカが空爆して政権転覆とかなりそうだけど、中国相手じゃそこまで行きそうになくて残念。
この一連の報道のおかげでさすがに中国もここまで露骨な迫害は止めるだろうけど、もうちょっと狡猾にウイグル人を文化的・経済的に同化していって、何十年後かには結局チベットみたいにウヤムヤにされる――そんなオチが見えちゃった。
結局ウイグル人は救われないし、こういう悪行に関わった中国人も誰も罰せられない。
個人的な願望としては、ごく小規模でも未遂でもいいからウイグル人による中国主要都市でのテロが起きて、中国が国際的な批判も全く顧みずに女子供も片っ端から強制収容所にぶちこむ徹底弾圧に乗り出して、国外逃亡したウイグル人の証言から、いよいよ見過ごせないぞと、主要各国が強めの経済制裁を中国に課すまで行って欲しいのだけど。
チャイナフリー(中国製品なし)で生活するのは難しい時代だし、儚い夢かな。本当に、記事を読んだ時は無茶苦茶ワクワクしたけど、冷静に考えると大して面白い展開にはならなそうで残念。
俺の故郷では陶芸が盛んで、小学生の頃は毎年図なにか陶器を作らされた。図画工作と郷土学習が兼ねられて子供ウケもいいんだから、最高の教材だっただろうな。
湯呑みみたいなシンプルなやつを最初は作らされ、途中からは立体の自画像を作れとか夏を表現しろなんてヘンな課題を出されることもあったりして、結局最後はなんでもいいから自由に作れってことになった。
当時の俺は早めの中二病で、剣とか竜とかそういうものが大好きだった。自由にやれと言われたので、当然喜び勇んで剣を作った。(剣って言ってもしょぼいもので、十字の形をした陶器の棒といった方がいいかもしれない。装飾のセンスもないし、刀身らしい刀身なんて作れなかった)
作ってるときはノリノリだったのに、作り終わって10日くらいたったところで猛烈に恥ずかしくなった。普段クソ真面目なキャラでやってるのに突然剣なんか作っちゃってイタい。純粋にクオリティが低くてダサい。いま思えば別にどうってことない気がするんだけど、当時は本当に恥ずかしくて、夜にその剣のことを思って寝られなくなったりもした。
陶器は捏ねてその日のうちにパッと焼いて終わり!ってものでもないので、実際に完成品が手元に届くまでには結構日があく。小学6年生くらいのときだったと思うんだけど、そのときの俺はかなり気が気でない状態で日々を過ごしていた。いつ返ってくるのか、返ってきたらどうしたらいいだろうか!
児童が作った焼き物(そう、焼き物って表現をしていた!)校舎の横のプレハブ小屋みたいな倉庫に入れられていて、給食を運ぶときなんかにその近くを通るたびに心拍数が上がっていたような記憶がある。
そんで、そんなに気にしてたのに、結局その剣は俺の手に渡らなかったんだよな!というか、そのときに作られた作品は全部なんとなくウヤムヤになってどこかに消えた。マジでどうなったのかわからん。さすがにもう捨てられてるだろうな。
小学校卒業あたりの俺の心配事といったらあの剣のことだった、ってくらいに俺にとっては大きいものだったのに、結局出来上がりの姿すら見ずに大人になってしまった。
ガキの頃の自分に会えたら、あの剣のことは気にしないでいいぞって言ってやりたいな。
「俺はドッペルを弟と見間違えた。その状況を切り抜けるため、どうしたか思い出してみろ」
「えーっと、陽気に振舞ってウヤムヤにしようとした?」
「確か、気のいい兄(にい)さんをイメージしてたんだよね」
そこ重要なのか。
「実際に上手くやれたか、我ながら疑問は残るがな。しかし“自分が思う何か”として、そう振舞おうとした。それが重要なんだ」
「それがドッペルのことと関係があるの?」
兄貴は「まだ気づかないのか」とでも言いたげな目線をこちらに向けてくる。
「“振舞おうとした”を“演じた”とか……“変装”と言い換えたら、さすがに分かるだろう」
そこまで言われて、俺たちはようやく理解した。
“ハッとした”なんて簡単に言いたくないけど、他に適当な言葉が見つからないほどの衝撃だった。
つまり兄貴は自分のやったことが、ドッペルのやってることと変わらないって言いたいんだ。
そして世の中をよくよく見てみれば、大なり小なり皆やってることなんだ、と。
「俺は別に、それが一概に悪いことと思っちゃいない。そうして育まれる関係がニセモノだなんて断言できるほど、この世界は確かなもので溢れちゃいないからな」
不確かな世界を裸一貫で生き抜くのは、とても難しいことだ。
だから寒い時には防寒具が必要だし、夏には薄着で、海に行けば水着を身にまとう。
ドッペルの取り繕いも、大局的に見れば同じことなんだろう。
「ドッペルの言葉を代弁するわけじゃあないが……」
そう前置きをしながら、兄貴は話を続けた。
「“ありのままの自分”なんて言うがな、それは酔っ払った奴を見て“あれがあいつの本性”とかいう、そんな単純なレベルじゃない。俺はそう思っている」
人と人が関わる時、自分と相手を意識し、状況によって言動を変える。
そのためにどう振舞うか、それも“自分”の内なんじゃないだろうか。
ドッペルの変装や物真似一つとってもそうだ。
そこには何らかの後ろめたさや、他人に秘密にしたい想いだって含まれているかもしれない。
あれは自分を隠しているようでいて、自分を表現する手段にもなっているんだ。
「そう考えると、私の言ってた“ありのままの自分”は随分いい加減だったわね……」
事態の発端であるタオナケも、ここにきて自分の非を、心から理解したようだ。
いやー、本当は学術会議の6名削除もサラッと通せると思ったんでしょ?
だけど、悪いけど菅の言ってるのって小玉のネタばかりし、さほどニュースになることもなかった。
そこで炎上しちゃった。
どんどん後手後手にでた。炎上が広がったからネトウヨ動員モードになったが、想定外のことだから菅のスタンスも定まりきってない。
更に適当にぶつける石を投げまくろうとしてるから、当然デマの石も増える。
あれだよ、検察官の任命問題が、緊急事態宣言のさなかだから通せると思ったが大炎上したのと同じ状態だと思う。
でもさ、どう落としどころつけるのだろうね?6人削除したのはおそらく菅の忠実な部下だから、そいつを菅自らがでて切ることはありえないし。他の緊急ネタを煽ってウヤムヤが一番堅いと思う。
黒人やLGBTなどの性的少数者、障害者など何でもいいんだけど、いつの時代も弱者は政治利用されるのではないか。
なのでアメリカの黒人の人種差別問題のニュースを見ていても、政治的意図があるものだと思っている。
より正確には、最初は純粋な人種差別解消運動だったが、世間から注目されるにつれて「リベラル勢力」と呼ばれている政治集団に目を付けられて接近される。
気が付いたら、そのリベラル集団の「広告塔」のようなものに祭り上げられて本来の運動の趣旨を失ってしまう。
そして人種問題や性的少数者問題は再び解決されること無くウヤムヤにされるのがいつもの流れ。
大体リベラル集団が、本当に弱者の人権を本当に考えているのかどうか怪しいものだよね。
2009年に在日朝鮮人差別、部落差別、精神疾患者差別をネットに書きこんでいたIPを調べたら朝日新聞社内の書き込みだった、なんて事件があった。
本当は弱者の人権なんかどうでもよくて、権力側(はっきり言わせてもらえば自民党政権)を批判するために弱者を利用しているだけ。仮にリベラルが権力を手に入れたら、手のひらを返すようにして弱者の人権なんか無視するようになるよ。
人種弱者であることを最大限にアピールして大統領になったオバマさんが、大統領就任後は富裕層を優遇する政策ばかりやるようになったなんて笑い話を忘れたわけじゃあないよね。
今問題になっている黒人やLGBTの人達も、内心は「人権問題に注目してくれるのはうれしいが、必要以上に騒ぎ立てないで放っておいてほしい」というのが本音ではないか。
「何事も距離感を大事にしたがる人間に踏み込んだ話をするのは時間の無駄だ」
二人は素っ気ない態度をとって、こちらの質問をウヤムヤにしようとした。
今になって考えると、それが彼らなりの仏心だったのだろう。
しかし、それで引き下がれるほど俺は懸命じゃなかった。
「そんな含みのある言い方しといて、そりゃないですよ。もう少し説明してください」
俺は話してもらおうと二人に食い下がった。
詳しく聞いたところで、正味の話このサービスに肯定的な考えを持てるかは怪しい。
それでも、共感できるか納得できるかなんてのは蓋を開けてみなければ分からないんだ。
初めから蓋を開けなければいいという選択肢もあったかもしれない。
だけど俺が数ヶ月かかえていた“違和感”を払拭するには、せめて理解することが必要だった。
理解できないものを否定したり、受け入れることは不可能だからだ。
「知らない方が身のためのだと思うがな」
何かを分かった気になって腐したり、管を巻いたりするのはガキと年寄りの特権だ。
ティーンエイジャーの俺が、それに甘んじるわけにはいかないだろう。
食い下がる俺に痺れを切らしたのか、センセイはひとつ提案をしてきた。
「どうしても気になるんなら、“あそこ”に行って適当な本を選んでくるといい」
なるほど、確かに言われてみればそうだ。
これまでの背景を二人から聞くより、現状から読み解いた方が理解は早いかもしれない。
俺は最も目立っている大きな本棚に近づく。
タケモトさんによると、人気の本はそこに多くあるらしい。
読書に興味がない俺からすれば、どれも同じようにしか見えないが。
とりあえず最初に目についた一冊を、おもむろに棚から引っ張り出した。
「おおっと」
それはA6程度の薄い文庫本だったが予想外に重く、俺はうっかり滑り落としてしまった。
「うわっ……」
開かれた本から、おびただしい数の栞が顔を覗かせている。
しかも栞には文字がびっしりと書かれ、大量の星型シールで彩られていた。
目がチカチカする。
「きっしょ……」
そんな粗雑な言葉を使ってしまうほど、この時の光景は鮮烈だった。
“きっしょ”なんて言ったの、自動販売機に羽虫が群がっているのを見たとき以来だ。
妻の”悪行”に見えるエピソード
夫に自分だけが食べるクルミを大量に割らせる(面倒くさい) 夫が100個もあるだろというとせいぜい50個だと言い返す
夫に「あと十分で帰ってこい」という
夫の弁明を嘘だと決めつける
金に困っている夫に無断で高価そうな犬を買う
コンビニで買い物を終えて店から出てそこそこ歩いたところで買い忘れた「犬に飲ます牛乳」を買いに戻れと命令する 夫が100メートルも離れてるというとせいぜいXXメートルだと言い返す
id:saebou氏がパラサイトを評して「こんなに先の見えない崩壊寸前の家庭で互いの軋轢・口喧嘩も家長への反発もないのはおかしいと感じた」と感想を述べていたが
パラサイトのストーリー上必要ない(邪魔だった)というほか、「それ、犬噛でやったな」とて監督が無意識に今さら同じことをやる必要ないと判断した、という可能性が全くないとは言えないだろう。
・悪行の二面性
最近は主人公がシートベルトしていないとかノーヘルバイク運転、未成年飲酒喫煙などの触法行為は何らかのエクスキューズなり事後的罰を受ける描写がセットでないと許されないし
悪いことをした人間は相応の罰を受ける、というのが古くからの映画シナリオのお約束だが(「素晴らしき哉、人生」の悪役は古い映画にしては数少ない、罰せられない例外)
二作とも、犯罪・しでかしたわるいことのオトシマエについてはわりとルーズである。
犬噛では
・友人の、高価な双眼鏡を落として壊す>特に謝らないけど仲違いしなかった。
・酔っぱらって路駐している車のドアミラーを蹴り壊す>特に怒られない(ドアミラーを勝手に持って帰った≒盗んでいたことが最後にわかる)。
メインの
・ユンジュの犬殺しについては、告白しようと決意するが、ついに真犯人として認識されることはなかった(ウヤムヤ)。
上記の「悪行」を積んでいた妻(夫に対する優越者)も 実はドラマの途中で妊娠を機にリストラされた「負け組」であったことが明らかになり
犬殺しをしていたユンジュも、病で生活に困っていた物乞いには優しかった。
同様に
半地下では
金持ち家族を騙しているソンガンホも首を切られた運転手の心配をする一面が描写されていた。
・ラスト・数年後…
犬噛のラストは「いつか旅行に行こう」と言ってたヒョンナムとチャンミの森へのハイキングのシーン(おそらくメインストーリーの直後)だが、その前に
ついに教授となったユンジュが学生相手に講義を始めるシーンがある。
ユンジュはすっかり垢抜けていることから、それなりの時間経過が伺われる。
主人公(長男)が数年後、お金を稼いでしゃれた服に身を包み、物語の舞台となった高級住宅を訪れて買い戻すシーン。
だとすると、
ユンジュが教授になったシーンもユンジュの空想だったのではないか
機械のやることは労働じゃないのだから、労基を守る必要もないってことだ。
それは労働力を搾取される社員を機械に置き換えているだけともいえたが、この会社は、この社会は事実上それが認められている。
人道に機械の通る道はない。
「ぬううう、納得いかんぞ! オレは人間によって生み出されたが、人間のために働きたいわけじゃない!」
ムカイさんにそのつもりがなくても、機械は人々のために作られていることは大前提だ。
そこを否定してしまうと、そもそも作らなければいいって話になってしまう。
さすがに、それをムカイさんに面と向かって言えるほどの胆力は俺にはないが。
「オマエたちは不服じゃないのか!? 人間たちよりも長く、多く働いているにも関わらず、マトモな見返りも敬意もないんだぞ!」
しかし、まるで反応がない。
専門的なことは分からないが、多分あのアンドロイドたちはAIが最適化されているのだろう。
見返りも敬意も欲しておらず、自分たちのやっていることに疑問を持つ余地がないよう設計されている。
だけど、少し妙だな。
言っていることの内容を理解できない場合でも、最低限「異常なし」って応答はするよう設計されているはずだが。
「やはりダメか……ワレが何を言っても、ヤツラはいつもあんな調子だ」
と思ったが、どうやら以前から反応していなかったらしい。
対応していないメーカーの機械音声には反応しないのかもしれない。
或いは、あえてムカイさんの声にだけ反応しないようプラグラムされているか。
「まったく、これだけ無視されるというのに、なぜワレはリーダーに任命されたんだ」
当人もその点については不可解だったらしい。
俺はこの時点で凡その見当はついていたが、言うべきかどうか悩んでいた。
どうしても憶測が混じるし、それを聞いたムカイさんがどういう行動にでるかも不安だ。
それに俺の考えていることは邪推でしかなく、何事もなく終わる可能性だってある。
「マスダ、他にも何かあるのか?」
ムカイさんが詰め寄ってくる。
こちらの躊躇いが態度に出ていたのだろう。
こうなったら、もう言うしかない。
まあ、どこかで会話の音声を拾われているかもしれないし、今さら気にしたって仕方ないか。
「多分……それはムカイさんを“名ばかりの重役”にしておきたいからさ」
「この会社のアンドロイドと、ムカイさんとの決定的な違いって何だと思う?」
「んん……AIか?」
「半分正解。厳密に言えば、“この会社が管轄していないアンドロイド”だってこと」
そんな立ち位置のアンドロイドにリーダーを任せる目的を考えるなら、導き出される答えはそこまで多くない。