はてなキーワード: 女と男とは
捜査員がガルテン室内に入ると、その異様な臭いと光景で暫し立ち尽くした。
懐中電灯で照らされた暗い室内には、三つの乳幼児らしき死体が転がっていた。
腐敗が進み、白骨化が進んだ死体を見届けた後、奥の部屋から聞こえてくる打鍵音の方へ向かう。
奥の部屋には、物凄い形相でラップトップのキーを叩き続けるハンチング帽の男がデスクに座っていた。
捜査員員が声を掛けようとした刹那、ハンチング帽の男は突然金切り声で笑い始めた。
狂っている、そう感じつつもハンチング帽の男に語りかけた。
つづく
捜査員はハンチング帽の男に語りかけたが、男は不気味な笑みを浮かべたままキーを叩き続けるだけだった。
ラップトップの画面を覗くと、そこには何度も同じ文字が書き連ねてあった。
ーー何故、ぼくを置いて出て行った?
周囲には空の日本酒のビンが散乱し、ぷーんと酒の臭いが漂ってくる。
改めて懐中電灯で男を照らす。
崩れ落ちた男は白いシャツに花柄のスカートという異様な出で立ちをしていた。
「XXさんでよろしいですね?」
捜査員の問いかけに男はビクッと一瞬反応したが、そのまま動かなくなった。
顔を確認するため、ハンチング帽を取ろうとしたが何かで固定されているのかビクともしなかった。
少し力を入れて更に引っ張ると、鈍い音と共に大量の髪がハンチング帽と共に引き千切られた。
男の頭部が懐中電灯に照らされ、満月を思わせる煌々とした光を放った。
男はぶつぶつと呟き始める。
「ぼくの言う通りにやれば、サクッと月商百万は行きますねぇ。今ならこのnoteも貴方に百円で売ってあげましょう。
どうです?安いものですよ?」
つづく
ガルテンに捜査班が到達したのは、捜査員が連絡した1時間後だった。
ハンチング帽の男は、衰弱が激しいため救急車両に乗せられていった。
証拠品ではあるが、致し方ないだろう。
ハンチング帽の妻には直ぐに連絡が取れた。
麓の宗教団体の宿舎に世話になっているらしく、他の信者の付き添いがいる形での面会となった。
「あの人は家族を省みずパソコンに没頭していました。お酒が入ると豹変するんです。耐えかねた私は家を飛び出し、ここにお世話になりました。半年前くらいのことです。」
彼女は薄っすらと笑みを浮かべて、傍らの信者と寄り添っていた。
つづく
捜査員に鑑識からの連絡があったのは、宗教団体の宿舎を出て直ぐのことだった。
ハンチング帽の妻によると、娘が三人いるとの話だったが、おかしなことになった。
ーーーもう一人の女児がいない?
捜査員は意外な展開になったなと、急ぎ車を走らせた。
「春さん、遺体の検死結果はどうだった?」
袈裟春は神妙な表情で答える。
「ああ、遺体は三体とも他殺だった。
乳児は高いところから床に叩きつけられたようだ。死因は脳挫傷。
残る女児と男児は、共に斧の様なもので切りつけられたようで、死因は失血死だ。」
「他殺……ですか。」
捜査員は肝心の男児と居なくなっている女児について聞いてみた。
今、捜査班で手分けして女児の行方と男児の身元を聞き取り調査しているって話だ。」
袈裟春はそう伝えると、慌ただしく動く鑑識に指示を与え、部屋を出て行った。
捜査員はハンチング帽の男の様子を伺うため、取り調べ室に向かった。
つづく
取り調べ室の隣の部屋から、捜査員はハンチング帽の男の取り調べを眺めて居た。
ハンチング帽の男はうって変わって饒舌に取り調べに答えていた。
「やっこさん、ずっとあの調子なんですよ。
子供のことは全く知らぬ存ぜぬって感じで、自己責任とかよく分からないことを言うばかりで。」
ハンチング帽の男に依ると、子供は妻が連れて行った、自分へ全く知らないとのことだった。
男児のことも長女のことも全くわからないようで、ひたすらに自分の仕事の自慢を続けている。
「狂人ですね……。」
つづく
クラインガルテンから更に奥地にある荒地に建てられた小屋に、闇の中で蠢く何者かの姿があった。
人影が鈍く光る斧を翳すと、目の前の青年は驚きの形相でそれが振り下ろされるのを待つしか術はなかった。
あっと声をあげる間も無く、斧は青年の喉笛に一文字の醜い傷跡を刻みつけた。
その刹那、鮮血が宙を舞う。
崩れ去る青年は何かを掴もうとするように手を伸ばし空を握りしめた。
瞬く間に、物言わぬただの肉塊と化した青年を見下ろす人影。
ーーーこれは復讐……。プロブロガーは存在してはならない……。
そう呟いて、人影は返り血を拭いもせずに小屋を離れ、森の中に消えていった。
そして、荒地に再び静寂が訪れた。
つづく
その一報が入ったのは、捜査員がまだ寝室で静かに寝息を立てている時だった。
けたたましく携帯の鳴る音で安眠を妨害された彼は、不機嫌な声で応答した。
例のクラインガルテンの更に奥にある荒地の小屋に惨殺された遺体を発見したのは、同じNPO職員である森という男だった。
「猿さんが朝になっても戻って来ないので、探しに来たんです。
まさかこんなことになっているとは思わなくて……。」
彼の話によると、前日の夜にお世話になっている猟師の男のところに行くと言って出掛けたという。
死因は大量出血による失血死。
鑑識の話では凶器は周囲になく、犯人が持ち去った可能性が高いとのことだった。
念のためNPOの職員らのアリバイを聴取するも、時間が時間だけにアリバイがあるものはいなかった。
つづく
ハンチング帽の男は正気ではなかったし、その妻も他人事のようだった。
捜査線上に挙がった関係者のうちアリバイが成立したのはハンチング帽の妻のみであった。
三人の乳幼児の殺害方法について、まず脳挫傷の乳児は、ロフトの上から叩きつけられた可能性が高いことが分かった、
残る二人の幼児は、切り口に残った金属粉が荒地の小屋で殺害された青年の切り口のそれと一致したため、同じ凶器であると断定された。
しかし、誰が殺害したのか、行方不明の女児の行方や殺害された男児の身元については一向に掴めなかった。
荒地の小屋の事件の翌日、捜査員は殺害された青年が会いに行った猟師の家を訪ねたが長い間不在のようで彼の足取りも掴めなかった。
その後も、山奥の殺害現場では当然ながら目撃者もなく、徒らに時間が過ぎ去るのみだった。
つづく
衰弱はしていたものの、地下室には食料や水などが十分に用意されていたようで命に別状はなかった。
女児は血まみれの服を着ていた。
照合の結果、その血痕は殺害された三人の幼児のものと一致した。
しかし、女児の体力では斧を扱うことには難しく、殺害に関与することは難しく思えた。
「おとうさんが、みんないらないって。
おおきなぼうでみんなをたたいたの。」
女児の証言能力について認められ、ハンチング帽の男は緊急逮捕された。
彼は呟いた。
ぼくはずっとブログを書いてたのです。
早く、PCを返してください。
つづく
鬱蒼とした森の中、木の枝にぶら下がる人影が静かに揺れていた。
足元には黒光りする斧が投げ捨てられていた。
人影の顔が月明りに照らされると、そこには苦痛に歪んだ老人の顔があった。
その遺骸を見上げる人影が一つ。
彼は老人が確実に絶命しているのを確認すると、そこから離れた位置に落ちている猟銃を拾いその場を離れた。
男は猟銃を抱えたまま、また森の中に消えていった。
つづく
袈裟春は発見人の遺留品から唾液の入ったペットボトルを取り出して、軽くうなづいてみせた。
【作者からの挑戦状】
犯人は誰か?
解決編につづく
解決編1
「またお話をお聞きしたいことがありまして、お邪魔させて頂きました。」
ハンチング帽の妻は、少し怪訝そうな顔で捜査員の顔を見ていた。
ハンチング帽の妻はビクッと僅かに反応したが直ぐに冷静を取り繕った。
「我々がDNA鑑定したところ、長女はあなた方ご夫婦のDNA型と一致しませんでした。
貴女はご存知だったのでしょう?」
「あなた方夫婦に三人の娘がいるというのは、周囲でもよく知られたことだった。
しかし、何故か遺体には男児が含まれ、彼もDNA鑑定からはあなた方の子供である事実が判明しました。
ゴクリと息を飲む気配を感じる。
「多分ですが、生まれた時から女児と男児は入れ替わって暮らしていたのではありませんか?
一瞬の静寂の後、捜査員はこう告げた。
そう言って彼が目を合わせたのは、ハンチング帽の妻に寄り添う信者の男だった。
つづく
解決編2
捜査員は話を続ける。
そして、取り違えが起こった。
信者の男は少し怯んだが、直ぐに元の表情に戻った。
しかし、長女と男児が成長するにつれて違和感を感じるようになった。
そして、奥さんがDVを受けクラインガルテンから逃げ出してここに来た時に気づいてしまった。
そこに事件が起こったのです。
それをもう一人の娘が見ていた。
信者の男は不敵な笑みを浮かべて口を開いた。
「馬鹿馬鹿しい。では、男児も私が殺したと?私が殺す理由がない。」
捜査員は少しうなづいてこう返した。
奥さんと一緒になるにはハンチング帽の男の分身が邪魔だった。」
信者の男は凄い形相で睨み付けた。
「彼女は関係ない!私が彼女の安息のために自らの意志でやったことだ!」
ハンチング帽の妻が何か言おうとしたが、男がそれを遮る。
「神の啓示だ。プロブロガーがいる限り、私達家族に安息はないのだから……。」
つづく
解決編3
信者の男は告白するや否や、入り口のドアを開け部屋の外に飛び出した。
部屋を出た時には、別の部屋に男が飛び込むところだった。
彼が部屋の前にたどり着いたその刹那、部屋の中から銃声が響く。
扉を開いたそこには、猟師から奪ったと思われる猟銃で自殺を図った信者の男の骸があった。
しばらく立ち尽くしていると、ハンチング帽の妻がよろよろとその骸にしがみつき嗚咽し始めた。
つづく
<エピローグ>
事件の残る被害者については、ハンチング帽の妻から事情を聞くことができた。
NPO代表理事は、長女がハンチング帽の男の実子でないことに気づいたらしく、信者の男とハンチング帽の妻を強請ろうとしたために殺害されたとのことだった。
また、猟師の男については、罪をなすりつけるために自殺に見せかけて殺したようであった。
長女は責任能力のない年齢のため、当然罪には問われなかった。
また、ハンチング帽の妻も殺害に協力した訳ではないため、共犯の罪に問われることはなかった。
しかし、気が触れてしまったようで、クラインガルテンの周りを徘徊するのを度々目撃された後、ある日崖から転落してその人生を終えた。
つづく
<リ・プロローグ>
漆黒のクラインガルテンの中で、ハンチング帽の妻は自分の人生について悲壮感を感じていた。
まるで飯炊きの女中のような扱いが続き、自分の一生はこのまま終わるのかと思うと、涙が止まらなかった。
いつか白馬の王子さまが彼女を颯爽と救い出してくれる、そう願っていた。
そして、あの日。
ハンチング帽の男は一人で外出していた。
D 利己的な遺伝子的に弱者男性の問題が解決することはないよ派。(科学派)
弱者男性問題の緩和はできるだろうけど本質的に解決はしないよ。
自殺率の差は「(真の意味での)平等」を考えるうえで避けては通れないけど、そもそも遺伝子の設計的に女と男に分かれてる時点で真の平等にはならない。
人体の人力で繁殖する仕組みそのものの体系的・総合的な性質の設計の一環であり、副作用だから、男のほうが死にやすいことは解決することはないです。
話の流れって、
↓
↓
3. いつのまにか平等という名の女尊男卑になっていることへの批判
↓
4. 真の男女平等でなければならない(a.k.a. モテないタイプの男女平等)
↓
↓
6. そもそも真の平等なんてものは無理(ベストエフォートなら可)
というスタンスです。
オスというのは、メスに気に入られたり守ったりするために自分を犠牲にしてしまうんですよ(ち〇ぽ騎士)。メスのほうもそれ前提でオスを品定めするわけです(負の性欲)。それが遺伝子の繁殖設計。異性に惚れると認知がバグって身の安全や生命維持すら優先度が低くなるんですよ。オスは危険労働もするし相互に社会的圧力もかけあう(ホモソーシャル)し、メスは惚れてしまえばオスが反社でもついていく。
樹木希林さんも言うとったやないですか。
人類全体の100年単位の歴史の観点からすると、現代日本を含む欧米リベラル文化圏は「人間と性別の研究、考察、再発見、再発明」をものすごい遠回りしてやってるだけで。知性がもたらしてしまう仕方のない迂遠な回り道なんだろうな、と。初めからそれを理解し覚悟し答えを出し、それに沿って粛々やっているイスラムや昔の日本はむしろ先進的に見える。
どこかジャングル奥地の部族の男性がインタビューに答えて「一族の繁栄がすべてなので、(一族の長が決めて自分へあてがわれた結婚相手に)不満などないです」みたいな画像
ビッチと言っても、流されるタイプというか、頼まれると断れないタイプだった。
今はなんやかんやで結婚しているし、歳をとった(30代になった)うえに、私に頼んでまでヤリたいような男がいない環境にいるから普通の生活を送ってる。
ビッチだったわりに、最後までセックスのこと好きになれなかった。だって交際してもないのに妊娠したら、しらばっくれられて1人で対処しないといけないかもしれない。100%の避妊なんてないのだ。力の強さも違うから、いつどんな酷い目に遭うかわからないのは結構覚悟してたけど、それでもずっと怖かった。
初めて会った人とも出来るような、ある意味真のビッチだった友達も、「いつ殺されても大丈夫っていう覚悟がないと無理」って言ってた。
女にとってのセックスって、気持ちいいばかりじゃないし、第一気持ちいいかどうかに「お気持ち」がもろにリンクするので、好きでもない人とやっても大して気持ちよくないことの方がずっと多い。だから例えばかつての私のように、慈善事業でセックスしていると、メリットもないままリスクだけが残ることになる。子宮頸がんだって、もともとウイルスを持っていたのが相手の男だったとしても、発症するのは女だ。
女と男の性欲を比べられても、セックス由来のリスクが違うから、なんかそのままをぶつけて議論されても困る。自分の性欲を持て余すのって大変なんだなとも思うが、女がセックスさせてくれないのってそれなりに理由あるよ。
女子高生がショッピングモールのトイレで出産 望まない妊娠、えい児殺しは誰の罪?
https://dot.asahi.com/dot/2021020300055.html
新生児を遺棄したり殺害したら母親ばっかり責められて逮捕されて。
子供は女と男そろわないとできないのに(精子バンク利用は除く)、その手の事件は男が毎回逃げ得になってるじゃん。
DNA鑑定は毎回義務にして、新生児の殺害や遺棄は男も連帯責任にしなきゃおかしいよ。
中絶も女ばかり責められるのをやめなきゃ。
そのかわり、DNA鑑定と整合性がとれない法律は変えてもいいから。
仮に結婚しているのに母親側の托卵が発覚したら父親は母親を訴えていいし、その子の生物学上の父親がもし見つからなかったら父無し子になっても仕方ない。
・服屋の店員と仲良くなる→個人ノルマの足しになるよう意識してその人から買う(レジをしてもらう)
・担当の美容師やネイリストと仲良くなる→その人が退職するときにちょっとしたプレゼントをあげる
・映画や舞台、ライブで隣の人に話しかける。気が合いそうなら終演後に流れでお茶をする(自分も相手も一人の場合)
自分の周りにコミュ強が多いだけかもしれないけど、女同士だと結構こういうのがある。
でも、男友達にこの話をしたら「店員なんてレジ打つ人としか思ってないし、同僚の誕生日なんかいちいち覚えてない。よっぽど仲良ければ『じゃあ飲みに行くかー』ってなる程度。ライブで隣が男一人だから話しかけようとも思わない」と驚かれた。マジか。
舞台観たあとに見ず知らずの人と「めっっちゃ良かったですね〜……」「ですよね!?特に〇〇のシーンが」「わかる……っていうかお姉さん1人ですか?もしお時間空いてたら少し語りません?」「いいんですか!?ぜひ!!」ってならないの?
ちなみに上記のやりとりは今までに何回もしてる。自分から持ちかけることもあるし、相手から誘われることもある。まぁ気が合いそうだなってピンと来た相手しか誘わないけど。そこからTwitterのID教え合って趣味友達になるパターンもある。
これらは女同士だから成り立つのであって、相手が男性だったら基本やらないと思う。恋愛感情がまったくないからこそ、交流したい!あわよくば友達になりたい!って感情が生まれる感じ(相手がセクシャルマイノリティの可能性もあるけど、その点はひとまず置いておく)。
そういう違いが不思議というか、謎だなぁと。