ビッチと言っても、流されるタイプというか、頼まれると断れないタイプだった。
今はなんやかんやで結婚しているし、歳をとった(30代になった)うえに、私に頼んでまでヤリたいような男がいない環境にいるから普通の生活を送ってる。
ビッチだったわりに、最後までセックスのこと好きになれなかった。だって交際してもないのに妊娠したら、しらばっくれられて1人で対処しないといけないかもしれない。100%の避妊なんてないのだ。力の強さも違うから、いつどんな酷い目に遭うかわからないのは結構覚悟してたけど、それでもずっと怖かった。
初めて会った人とも出来るような、ある意味真のビッチだった友達も、「いつ殺されても大丈夫っていう覚悟がないと無理」って言ってた。
女にとってのセックスって、気持ちいいばかりじゃないし、第一気持ちいいかどうかに「お気持ち」がもろにリンクするので、好きでもない人とやっても大して気持ちよくないことの方がずっと多い。だから例えばかつての私のように、慈善事業でセックスしていると、メリットもないままリスクだけが残ることになる。子宮頸がんだって、もともとウイルスを持っていたのが相手の男だったとしても、発症するのは女だ。
女と男の性欲を比べられても、セックス由来のリスクが違うから、なんかそのままをぶつけて議論されても困る。自分の性欲を持て余すのって大変なんだなとも思うが、女がセックスさせてくれないのってそれなりに理由あるよ。