はてなキーワード: ブックマーカとは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240929122347
ここのブックマーカたち「プライドが高い粘着質」な共通点があると思うのよね
普通の人なら「うっざめんどくせえな」っていなくなるけど
情報ジャンキーの立場から、あの互助会問題を語ろうではないか。
「キュレーター」と名乗ると、こそばゆいんだが、おそらく私はキュレーターである。はてなブックマーク自体は9年ちょい使っている。この前10周年だった事を考えると、はてブが始まって1年半くらいから始めたユーザという事になる。古参だなぁ、いやはや年取ったわ。
そして私は情報ジャンキーだ。暇を見つけて、いや無理にでも暇を作って、ブクマブクマブクマたまにコメント。FeedlyとDiggとInoReaderを常用してて、1日に読むフィード数はたぶん4000を越えてる。というか、数えた事がない、数え切れなくて。情報を心地よく読む為だけに、ディスプレイは6枚つかってる。
でだ。互助会。あれ、はやく対策しないと、はてブは死にますよ。
なぜなら私がブクマしたエントリが跳ねなくなった。流されるようになった。流れる事自体は自然の摂理だから問題はないんだが、そのスピードが昔に比べて速い。すなわち互助会ノイズに埋もれて消えてしまうのだ。
多くの人や特に互助会ブロガーは初速にこだわってるが、普通は文章力のあるブロガーとは、あるとき突然、日の目を見る。「3ブクマ集めるまでが勝負」とか言ってるやつは、そもそもブクマのキュレーションの力を勘違いしてる。
ヒットするブログが生まれるには、ネットサーフィンするキュレーターが見つけて、すくい上げる流れがある。じわっと1ブクマついた記事に、誰かが2ブクマ目……数週間たって、3ブクマ目がついた瞬間、たった数時間の短い間、はてブ新着エントリに浮上し、多くの観測者によって評価される。そして跳ねるのだ。
私がほぼ初期に1getして、その後浮上したブログは、コンビニ店長、ハックルベリー先生、ひきこもり女子のいろいろえっち等があるが、どれも自分が非公開ブクマした後、数週間して伸びる、じわっとパターンである。
コンビニ店長が水戸駅で貞操を奪われそうになった話や、ハックルベリー先生の語る面白コンテンツ創作術(無名時代版)をリアルタイムで読んでいた人は少なかろう。そして不思議な事に、リアルタイムでそれを読んでも、実は大抵の人には面白さが分からない。これは私も謎なのだが、コンテンツって誰かが解釈を照らさないと、普通の人には善し悪しが判断できないみたいだ。
名もなき情報ジャンキーブックマーカーが己の感性で“良いエントリ”拾い上げ、ブクマコメントとタグで“読み方”を補完してる。これがはてブで良質なブログが発掘される構図だ。
で、ここ半年くらい、伸びないんだよな。拾い上げたつもりのブロガーが。はてブのアルゴリズムが変わったとか、私の読みが甘くなったとか、色々要因は解釈できるのだが、やはり大きいのはノイズが増えたからじゃないかと考えられる。過去にもライフハック系記事とか2chまとめとか、特定カテゴリが異常に伸びる時期があった。しかしその時と大きく違うのは、新着の流れる速さである。速すぎるし、ノイズが増えた。これでは多くの人々が面白い内容を見つけるタイミングを失う。
すなわち3ブクマを獲得したものの、人目に触れずに消えてしまうのだ。
互助会は、過去の信頼と審美で培われた新着エントリ欄を、数の力で押し上げてる。仲良しごっこは好きにすれば?と思う面もあるんだが、ノイズで新着ランキングが埋もれるとなると、話は別だ。良い書き手が流される為である。
私から見れば彼らは明らかに情報の読み方が浅く、能力が足りない。お友達ブログだけ読んでる奴は、読み方がなってない。「面白いと感じたからブクマしました」と抜かしているその感性を疑うべきである。少なくともブクマした記事と同内容の事をぐぐるべし。そして関連書を図書館で予約してはどうか。今時ネット予約が出来るから、30秒で注文できる。色々読んだ上でコメントするのも良いだろう。もう少しブコメに厚みを持たせられないのか(いやまぁ、古参ユーザでも頭悪そうな人もいるんですけれどね……)。
仲間内ばかり見ても読む力はつかない。あらゆるものを読まない事には審美眼は育たないのだ。そういうセンスを持たない人が「アフィリエイトで稼ぐ」とか「サロンはじめました」と言っても、失笑モノだ。なんだ君は、はてブに焼き畑農業しにきたのかい?己の親兄弟や友人知人にブログを見せても、恥ずかしくない文章を書くことを薦める。
死んだ後も、ブログは残るぞ。
こういうフリーライダーが増えれば、はてブがつまらなくなるのは必定だ。互助会ネットワークはひとつのカテゴリを新設して押し込んではどうか。「アフィリエイトネットワーク」なんかどうだろうか。ははは。私のようなキュレーターは、面白いブログを見つければ、カテゴリに丁寧に分類するから、新設カテゴリに互助会を振り分けて貰う方が問題はないのだ。
はてなも上場したし、私も歳を取った。時代は変わるものだ。ランキングがノイズにまみれ、はてブキュレーションシステムが死ぬのも、時代の流れか。
私のような日陰ブックマーカーも、隠れた実力ブロガーも、雑踏にまみれて消えゆく存在なのかもしれない。
関連エントリ
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追記と一部ブコメの返信
id:zuiji_zuisho うーん、互助会の肩を持つつもりはないけど、この増田の話も眉唾だ。誰も見てないようなブログが、増田の非公開ブクマ(どこに露出することもない)、その後に火が付いて伸びるってほとんどオカルトじゃないか。
ごめん、ちょっと書き方が悪かったな。昔は公開ブクマだった(というより、公開ブクマしかなかった)。自分は数ヶ月毎にはてブを整理する上、ファン機能が嫌いなので、全文自動保存スクリプトを回した後、非公開にするという使い方をしてるというだけなんだ。なので実際はブックマーク時は公開ブクマである。
とはいえ、私と同じような動き方をしている人は何人かいる事は確かで、どこからともなくやってきて、ブクマして去って行く人を知っている。そして非公開ブクマをしても、3ブクマキュレーションは成立していると思える。おそらく私と同じようにRSSリーダー、キーワードRSS、Googleアンテナ、Tumbler、他サービスのタグRSS経由でやってくるのだろう。
ネットに公開されている以上、誰も見ていないはありえない。
すまないけど、結局「俺が思う『面白い』が絶対的に正しい」と言ってるようにしか見えない。ユーザー層の移り変わりもあるだろうし、自分の感性が多数派でなくなる時もあるだろう。数で勝つしかないのだ。
互助会批判を見てて、とある大手新聞社の人から聞いた「新聞生き残る理論」を思い出した。要するに、「新聞は情報の重要度によって扱いの大きさを変えて序列をつける役割を持っている。一般人には情報の優劣など判断できないため、新聞のその役割は必要なのだ」という話だった。
新聞が「少人数のプロの記者が情報の重要度を判断する」メディアだとしたら、はてブは「不特定多数のアマチュアブクマカーの投票数(ブクマ)によって情報の重要度」を扱い(ホテントリ入りか否か)が変わるメディアだ。
もとい、はてブは「不特定多数のブクマカーの投票数(ブクマ)」によって情報の扱い(ホテントリ入りか否か)が変わるメディアだ。
情報の価値判断の正当性はそのメディアのキモだ。新聞がそれを「プロの記者」が担保しているとすれば、はてブにおけるそれは「ブクマカーの投票数」になる。互助会批判は、言ってみれば、その正当性への疑議だ。
さっきブクマした「古参の自称敏腕ブクマカー増田」の言い分は、大手マスコミ側の理屈と似てる。両者に共通するのは「自分達の価値判断こそ正しく、大多数の一般人には情報の価値判断など出来ないのだ」と思っている点だ。
だが、はてブの「不特定多数のブクマカーの投票数によって情報の序列を決める」という仕組みでは、彼ら「敏腕ブクマカー」の投票活動は埋もれてしまうことがある。彼らが如何に敏腕であろうと、「一票の価値」は変わらないからだ。まぁお気に入りもあるからそうとも言い切れんが。
面倒になってきたのでまとめると、はてブはよくも悪くも「数」で決まるメディアなので、ある程度の「衆愚化」はしょうがない。嫌気が差してきたブクマカーの望むホテントリを「作る」には、さらなる精鋭を育て、暗愚を数で上回るしかない。
それが難しければ、もう少数精鋭のキュレーターが結託して新しいはてブに替わるメディアを作るしかないんじゃないだろうか。
ルールを厳格化したりすることで、多少の衆愚化は避けられるかもしれないけど、遅かれ早かれどこかでまた似たような問題が起こってくるような気がする。
はてブが特異なのは、集合知と集合愚のバランスである。そこが絶妙ゆえに、キュレーションメディアとして評価されていた。互助会問題によりそこが変わろうとしている。対策はarata2515氏が書くように、古参ブックマーカの移動の他にはないだろう。
玄人めいて書いたが、実は私自身も「本当に価値のある記事・伸びるブログ」は、リアルタイム……つまりブクマした瞬間は、よく分かっていない。たがしかし、何千と読んでいる中で、フッと違った感触を得る事がある。これは本当に不思議で、形容しがたいのだが。平原で四つ葉のクローバーを探すのに近い。あるいはSTGでいつのまにかレアキャラを撃ち倒していた感覚というべきか。つまり、実に些細なのだ。
はてブの利用者みなが、ブログを繊細に読めとは言わない。時代の変化もあろう。しかし、声の大きく粗暴なやつが、静かに価値を語る者をかき消すならば、残念に思える。
引越しかないかね、やっぱり。
自業自得だけどGoogleのスパム判定を通過してGoogle Playにコメントが表示されなくなった。
Google自体が全アプリのレビュー監視してるはずがないので、
単純に定期巡回してる何者かにGoogleのコメントに関するポリシーに引っかかって消されたらしい。
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/138329
話は数週間前。
最初のうちはまともに悪くなった部分を具体的に書いてレビューしてた。
他のレビュアーも最近、具合が悪いという評価を大量に書き始めた。
俺は増田でもなんでも書く機会が少ないから、どう反応があるか気になるタイプなんだ。
自分が役に立つ評価のどの位置にいるかなど他ブラウザでログインせず見に行ってた。
最近はてなで2ch炎上火消し業者ってエントリーもあった気がするが、
ともあれ自分の話に戻すと、俺早起きで定期的に見に行ってたから気づいたのだが、
レビュアーの中に必ず同じ文章を編集せず新規投稿し新しいレビューに現れる奴がいるのな。
「アプリ側には落ち度はない責任転嫁だ、低評価レビューするのは間違い、お前らの環境が悪い、私の環境は問題ない」
この一点張りコピペを俺が見たかぎり、1日に2回以上間隔あけて新規投稿してた。酷い時は4回。悪い新規レビューがたまった頃にいつも投稿してきてた。
そいつのGoogleプラスプロフィール見に行ったが、性別くらいしか無い。これに関しては他の人も眺めてたら多かったので珍しくはなかった。
「俺の環境は問題ないぞ。お前ら文句言うなら最大限努力したんだろうな?」
内容は最初のコピペアカウントと大抵似てる。ただしアカウントが毎回違いほぼ毎日1回は出没してた。
△△はそのキャラが二次創作的にそこまでひどい扱いは受けてないものの、そういうネタにされる要素を書いた。
アプリの悪い要素とそのキャラの特徴を結びつけたレビューとなる。
私はイライラしてたから和ませる乗りでその時は書いてしまったが、もちろん周りからすれば関係ない内容のレビューだ。
まぁいつも通り別ブラウザで役に立つレビューの位置を暇人なりに見に行ったがなかなか出てこない。
なお同じアプリバーションに対してのレビュー変更のお役立ち度は、以前の評価位置を継続した辺りに表示される。
おかしいなと思って、新しいレビューの方から見に行ったらないのな。
レビュー速度はそれほど速くないし投稿する前に見た最新レビューの位置付近を見てもない。
反映されるのが遅いのかとも思ったが次の人の新しいレビューが表示された時に、
他のよくある短文絶賛高評価レビューとか、短文で文句言いにくる奴とかは気にならなかったが、
本当にそのギリギリラインから低評価レビューに喧嘩撃ってくるレビューがうざかった。
別にそのアプリが嫌いなわけではない。むしろ好きになってしまったほうで内容は素晴らしい。
ただ最近内容以外の部分で品質が落ちてきてるので私はその部分についてレビューしていた。
スパム判定については偶然そのアプリのレビューを見てた人がスパム報告した可能性もある。ただ異常に速くてね。
あと俺と同じように毎回内容変えてアプリの品質が悪くなってるってレビューしてた人が、
突如新しいレビュー順から消えてる人も1名いた。単純に自己削除の可能性もある。
いま見てもログインしてたらその人とその人の間に私のレビューが見えるが、ログインしてないIEで見ると存在しない。
少なくともGoogleのサーバーにはこのタイトルのレビューが残っているはず。
「スパムと見なされ役に立たない評価になったので正直に書く どうせ見られないしね。」
ただ炎上を鎮火させるついでにこちらにトゲを向けてくるレビュアーには気をつけたほうがいい。
そういう火消しっぽい存在を抱えてるっぽい企業のレビューに対しては気をつけないと足をすくわれる。
その報告先がGoogleなら問答無用、速攻で判断されてしまうから。猶予はない。
「好きだったものの内容は今でも好き、というよりは最近好きになりつつあったのだが、」
http://anond.hatelabo.jp/20151108200158
ジョーク入りだがこれも「1ブクマで阻止するのやめーや&追記:増田1ブクマ阻止とはだな」
http://anond.hatelabo.jp/20151031051806
ジョークが入っているが、これより以前の増田にその具体的な対象アプリについて前半は真面目に後半はネタを入れつつ書いてたりする。
陰謀論はオマケでそのブックマーカは見たところ悪意あるアカウントではない。単純に1ブクマで止まったのが気に食わなかった。
まぁ火消しの噂がある企業に対しては注意した方がいい。
逆にGoogleは冷酷だから、自分が気に入ってるコンテンツに気に入らないポリシー違反レビューがあったら即刻消すことができるという証明でもある。
俺は増田にこの出来事の記述を残したいから、具体的にそのアプリ提供者がわかる頭文字とかは書かない。
あと俺の意思でこの増田記事を消すこともないし編集するつもりもない。
「俺が見たかぎり、1日に2回以上間隔あけて新規投稿してた。酷い時は4回」
と矛盾しイライラして過剰に書いてある部分もある。でも2回以上は本当、その人が動いてたら。
過剰部分を除けば、
・1日コピペで2回以上のレビュアーがいてそういう内容を書いている。
・対象の自分のレビューは、「アプリがこうなってる原因は、キャラが○○してるから」でだいたいあってる。
・数分は言いすぎかもしれないが30分以内でコメントは消され、自分のアカウントからしか表示されない。
・~正直に書く どうせ見られないしレビューは自分のアカウントからは見える。
バカだなと思う、熱くなってた俺自信。
ホント鬱な気分になるわ。執着してネット巡回の時間つぶしてまで・・・
それなら他の事で楽しんでたほうがいいんだよなぁ。
けど、むかしの事として忘れたほうが良いか。
不謹慎かもしれないが、このテーマ、考える上でとてもおもしろかった。
あなたに言われるまで気づかなかったんだけど、この複雑な問題でモヤモヤするところの核は、まさにこれだと思う。当事者の女子高生たちも、周りで見ている大人たちも、はてブの人たちでさえ、臭いものに蓋をするように、問題の根源から目を逸らしているようにみえるんだ。
あなたはさらりと”リスク”という表現を使っていたけど、得体のしれない犯罪者によって引き起こされる事件を、まるで”天災”か”事故”のように考えることには危険があると思う。こんな思考実験を考えてみた。
1. JRが調査をおこなって、山手線の痴漢被害率が判明した。毎日の電車で、私服では0.01%が痴漢被害に遭う。セーラー服では0.03%。この情報が、新聞とかtwitterで世間に広まる。
2. 山手線を利用するある高校が、制服を廃止した。半分程度の学生が、なんちゃって制服(セーラー服)を着て登校し、もう半分が私服で登校するようになった。
さて、その高校に通っているある女子生徒がある日、セーラー服を着ていて痴漢にあったとする。このとき彼女に責任はあるでしょうか。
微妙かもしれないが、俺は「痴漢被害を受けたのは彼女自身の責任」、と言えそうだと思う。痴漢被害に遭う怖れが強いことは事前の情報で十分に予測できた。その上で自ら選択した。少なくとも、女子生徒の周りの友達や親は、「どうしてセーラー服なんか着ていったの」って彼女を責めるような気がする。さらにここで想定を追加しよう。後日、彼女のクラスメイトで友達の、後ろの席に座っている、増田マスオ君が頭を下げて謝ってきた、とする。ごめん。実はあのときの痴漢はオレだったんだ。ずっと後ろで見ていて、迷ったんだけど結局、勇気を出して触ることに決めた。今では悪かったと思ってます…。本当にごめんなさい。さて、痴漢にあった責任は彼女にあるでしょうか。
彼女を責める人はいないはずだ。この事件に関して落ち度があったとさえいえないだろう。100%増田マスオ君が悪くて、彼の責任である。俺はそう思う。だからバカバカしいと思うかもしれないけど、俺の考えはこうだ。「犯罪者に自由意志を想定するかどうかで、責任の所在は変わってみえる」。予防策を取ることは、ときに必要だし、現状もう、そうすべきなのかもしれない。でもそれが普通になって、自然になると、諸悪の根源たる犯罪者の実態から目を逸らすことに慣れてしまっていつしか見えなくなってしまう。脅かされ続けることを受け入れてしまう。そんな怖れがあると思うんだ。
おっしゃるとおり、痴漢の存在は謎です。先の返信で俺は「性的抑圧が原因では」とかテキトウな事を言ったけど(ごめん)、加害者の人にインタビューしたわけではないので本当のところはわからない。彼らは闇の中にいる。痴漢の被害にあった女子高生のきっと多くが通報さえしないと思う。一言「最悪…」って呟いて、ウンザリ顔で憂鬱な一日を過ごして、それからの日々に夢中になることで、前向きになれて、いつか傷は癒える。他方、はてなブックマークでは何度も、痴漢の人に総バッシングを与えてきた。ブックマーカの人は叩くのがどう見ても正義、って時には容赦なく叩く。脇目もふらずにぶっ叩く。夢中になって叩く。そういうのに忙しい。
必要なことは、謎を闇から引きずり出すこと。出来る限り、そこに注意を向け続けるべき。それが俺の意見です。
ところで俺の職業はプログラマーなんだ。つっても大したことなくて、二流で、バグを出しては上司に怒られ、同僚にさえ叱られ、はては数カ月後に徹夜してヒィヒィいいながら問題の原因を探して這いまわる、そんな日々を送っているんだ。忙しい日々の中で放置されたバグは、地面の下で邪悪なキノコのように、ムクムクと成長して、いつか俺(たち)の睡眠を奪う。悪くすると、仕事さえ奪う。だから職業柄、問題はそれが顕在化しているうちに、徹底的に深くまで根を掘り下げて撲滅し尽くさないと気がすまない性分だ。そうなっちゃったんだ。
万が一の事態は怖い。いつだって怖い。今回の話では、「制服を撤廃したことで、痴漢被害が0になってしまった」未来。もし万が一そうなったら、きっとその先の未来では、もう誰も、セーラー服を着れない。
横増田だが、
ものすごい疑問なんだけど、日本、今すんごいピンチって煽られまくり、実際ピンチだと思うんだけど。
この例でそういう意見が出てくるのがよくわからないなー。
どっちかというと私学助成の削減の方が「駄目な人間は駄目なままでいい」的発想だと思うんだけど。というか、教育の予算を削減したら、もっと駄目になりそうな気がするよ…。「予算が削られた方が、創意工夫をする生徒が増える」と言いたいのかもしれないけど、ちょっと楽観的すぎるんじゃないの(何か裏づけとなる統計や資料があるのなら話はまた別だけれども)。もちろん中には貧しい中から成功してのける人間も居るのだろうけれども、それを一般論として扱うことは出来ないんじゃない?それとも、もしかして公立高校に入学できないような馬鹿はそのまま沈んでいっても仕方がない、って考えているのかな?(※1)
だとすれば、ちょっとどうかなと思うよ。どんなにアホな人間だろうと、それが社会を構成する一員であることに変わりはないのだからさ。もし私学助成の削減によって、高校を出られない人間が増えるとすれば、そうした不安定な人間が増加したことによるトラブルとコストは、最終的に社会が引き受けることになる。このことは橋下知事も「最後は生活保護がある」と主張しているから、当然の前提(のはず)だよ。仮に生活保護を付けないにしても、自殺者・無宿者・犯罪者の増加は社会全体に大きな影響を与えるよね。ここからは個人的な意見だけど、どんな駄目な奴でも、生活保護をただあてがったり、そのまま放置するよりかは、適当に働いてもらって、その給与を経済の循環に役立ててもらう方がお得だと思うな。その基礎となるのが教育じゃないかしら。
とはいえ、
みたいな言論への反感というか、「お前ら無責任なこと言うなよ…」という増田の気持ちは分からなくもないんだけどさ。諸々のデメリットを勘案した上で、私学助成の予算を削減することによって得られるメリットの方が大きい、とみなす政治的スタンスは有り得る…というのは確か。
ただ、橋下知事の言動を今のところざっと見た限りだと、その政策を実行に移した際の具体的なイメージや、その判断を行うに至る科学的根拠を示しているように見えないんだよね(※2)。知事がどう判断したか、という結果しか伝わってこなくて、なぜその判断なのか、ということがいまいちはっきり感じられない(世の中がどうの、というような話は説教ではあっても自らの判断の根拠とは言えないんじゃないか)。どうしてその政策を知事は妥当だと思ったの?道路建設に掛かる費用と比べて遥かに低い費用でしかない私学助成から積極的に削減を行う判断の根拠はどこにあるの?ということはもっと問われて然るべきだと思うのだけどなあ。
だから、この件で諸手を挙げて橋下氏支持を訴える人は、(橋下氏支持の主張を変える必要はないから)その判断に至る過程と、その根拠にもう少し目を向けるべきではないかね。高校生が泣いたとか泣かないとか甘いとか甘くないとかで政策を判断するのは、旧来の価値観とは逆の意味でセンチメンタリズムに囚われているように見える。芋畑の件もそうだったのだけれども、反センチメンタリズムに囚われるのは、結局センチメンタリズムに基づく判断と何ら変わりないんじゃないだろうか。
(※1)「努力」を判断基準にしても、どんなに頑張ったって全員が全員公立高校に入学できるわけじゃないし、相対的な学力の差によって振り落とされる人間は必ず出て来る。頭の出来にはそれぞれ違いがあり、教育に対する意欲も家庭環境による影響は大きいわけだから(所謂インセンティブディバイドの問題)。努力を定量化して評価するのは凄く難しいよね。
(※2)まあ、府民ではないので突っ込んだところまでは調べ切れていないから、もしかしたらどこかで主張はしているのかもしれないけど。もしそういう根拠となる点を知っている増田・ブックマーカがいらっしゃったらご教示頂ければ幸い。一応、府政だより・大阪府財政再建プログラム案はざっと斜め読みしてきました。
http://anond.hatelabo.jp/20070625024626
優しくて、賢くって。とてもアンテナ高くて。
ブログで愚痴を垂れ流すなんて信じられない。私に幻想を抱かれても困る。
汚物をみるような目で、心底哀れむような目で、僕はそういわれた。
ぼきん、と僕の中で何かが折れる音がした。
そうか。幻想は求めてはいけないんだ。真剣さなんて求めてはいけないんだ。
僕は少ないモラトリアムの残りを全て勉強に費やし、一流と言われるような語学力を身につけた。
そうか。やっぱりブックマーカのいった通りだった。とても簡単なことだったんだ。
それから、英語を使うのが惜しくなった僕は、適当に情報源を探した。
なるべく効率を上げるためには、ネタの多い国が良かった。
犬にペンキを塗ってパンダにする大国や、豚が高騰しすぎて困っている国や、空気とかとくに考えていない頭が弱い国。
僕はブックマーカの弱い部分を知っていた。
自分がとても弱いブックマーカだったから、どこをどう揺さぶれば心が揺れるのか熟知していた。
少し揺さぶり、多少の真実味を味付けして、迎合扇動すればそれでよかった。
僕があのときや、あのときに、読みたかったブログを再現すれば良いだけだった。
どんどんネタの多い国に効率的にアクセスして、学習した。そのうち、大抵の国のネタは訳せるようになった。
他人の万能感をへしおるのはとても楽しかった。強い人間になれた気がした。
転載をやめないでください。著作権なんて気にしないでください。ブログを書いてください。
僕は首を横にふって別のブログに書くことにした。
最初はとても自分がひどい人間に思えて何度も何度も吐いた。
けれど、じきになれた。だってさ。僕に幻想を抱かれても困るだろう?
強い人間には運もよってくる。リアルも順調にいき、僕はますます強い人間になった。
あるとき、村で僕はブックマーカに再会した。
色々話をしていたが、結局のところ、たくさんのネタをあさり、アンテナを磨き、理想の情報源を手に入れたと言う成功譚だった。
そうか。と、僕は思った。理想の情報源なのか。
僕は自分のブログの中から、できるだけ美しいブログを選び、ブックマーカを誘惑させた。
美しいブログは最初は釣りにくかったが、僕がアドセンスの成績が悪いぞと言うと、しぶしぶブックマーカを誘惑するネタになりはじめた。
ブックマーカはすぐに美しいブログにコメントした。僕はそのときに魚拓を撮らせて、それを出版社に送りつけた。
なんだ。ブックマーカの試行錯誤と努力で手に入った関係は、そんなものだったのか。
それから、僕はブックマーカをとても優しく受け止めてあげた。
貯金が増えてよかったと僕は思った。
ブックマーカとの馴れ合いにも飽きてきたので、僕はブックマーカとさようならをすることにした。
行かないで下さい、嫌いにならないで下さい、燃料投下して下さい、ブログを書いて下さい、借金があるんです。
どうか、どうか。
ブックマーカはそう言った。うーん、そうなのか。
僕は言った。
あのね、僕に幻想や愛情を抱かれても困るんだよね。
ネタがない?簡単なことだよね。
「増田へ行け」
http://anond.hatelabo.jp/20070613225257
言いたいことは分かるんだけどなぁ。とりあえず一つ一つ意見していく。
>「はてなブックマークの求める文体・主張・内容に合わせろよ!」
皆の思想が一緒なわけないでしょ。傾向はあっても統一意識なんてない。反対意見がある人は普通に書いてる。
>そもそも「ふんふん」と普通に頷いた読者ははてブにわざわざコメントなんてしないから
そんなことない
>それでも暴力的すぎだろう。
暴力的なのは良くはないと思う。個人的には。
>別にはてな村ではそうやって暴力的にサイト記事をおちょくるのは普通かもしれないけど
普通じゃない
>匿名性なだけに暴力性は際立つということをはてなブックマーカーはもっと自覚したほうがいい。
これはブクマじゃなくても、ハンドルネームでblog書いてても同じなんじゃないかい?
>サイト管理者の手の届かないところで悪口言ってるひきょう者
これはどうなんだろうね。はてブの存在を知ってる場合は別に問題はないと思う。↑Bマークやはてブのコメント数を表示するところ多くなってきたけど、そういうところには言及コメしても大丈夫だと思ってるんだけどどうでしょ。コメント引用してでも反論してくれればいい。俺個人はちゃんと批判には答えるつもりでいるよ。相手がまともに答えないなら、それこそ「はてブのコメントはブログのコメントに書いて反論されるのを恐れている臆病者」でいいんじゃないかな。そっちの主張がしっかりしてりゃ擁護もつくよ。管理者がはてブを知らない場合はどうだろうね。この場合は2chあたりに晒されてるのと大して変わらんような気もする。
ネットヲチとか祭りみたいなものに対しては、モラルはあくまで個人の良心に頼るしかないっていう意見が主流みたいね過去の例を見ると。個人的には個人叩きは無くなった方がいいと思うから、こういう意見が出てくるのはいいと思う。いいぞもっとやれ。
ブックマーカを一括りにして批判して結局ブックマーカからは総スカンっていうのは毎度よく見るパターンなんだけど、部分部分は同意できたりすることがあるから非常にもったいないよね。ここに書いたのも一意見でしかないし、対応は難しいのかもしれないけど。みんなどっかにスタンスを書いとけば分かりやすいのに。
いつも100文字以内だから書いてて疲れたわ。以上b:id:zxcvdayoの中の人でした