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2021-12-24

コミケに負けた女の話

今日クリスマス・イヴだ。

恋人家族と過ごす人も、友達と過ごす人もいるだろう。

はたまた新宿呪術廻戦0を見に行き、百鬼夜行の一部と化しているかもしれない。

一般企業OLである私は、クリスマスとはいえ平日の金曜日なので普通に仕事である

毎年、クリスマスになると思い出す出来事がある。 

 

表題の通り、コミケに負けた話だ。

だが私は今まで1度もコミックマーケット通称コミケに行ったことはない。

負けたというのはコミケ戦場で打ち破れたのではなく、【当時の彼氏彼女よりもコミケを優先させた】という話である

 

毎年クリスマスが近づくたびに思い出す忌々しいにもほどがある記憶なので、いい加減呪縛から逃れるためにも吐き出そうと思う。

 

 

数年前、私には彼氏がいた。学部は違うが大学同級生で、卒業後に付き合い始めた。

(とうの昔に破局しているので、今後は【元カレ】と表記する)

私と元カレは、大学文芸サークルで知り合った。

お互いにオタクで、私は拙いながらも小説を書き、相手小説と時々漫画を描いていた。

もともと元カレ同人をやっており、サークル参加しているとは聞いていた。

だが私は二次創作は読む専門で、本を作る工程が大変であるのは知っていても、具体的にどれだけ大変なのかは知らなかった。

ただお互いオタクなので、イベントがどれだけ重要なのかは理解しており、うまく付き合っていけるだろうと思っていた。

 

きっかけは付き合って数ヶ月後、初めてデートドタキャンされた時だ。

「体調が悪くなってしまった」

最初理由はこうだった。勿論仕方がないとデートを中止した。

ちなみに遠距離で、私が元カレの家に行くには電車で2時間、更に路線バスで30分ほどかかる。

そのためお互いに比較アクセスやす都内で、大体月に2~3回程度会スタイルだった。夕方も大体早めに解散し、元カレ帰宅が遅くならないように気を遣っていた。

体調が悪い中長距離移動するのも大変だろうと心配したし、手伝いが必要なら家に行こうか? とも申し出たものの、寝ていれば大丈夫と断られた。

早く元気になるといいな、と当時は真面目に心配していたのだが、のちにこれは半分嘘だと発覚する。

 

初めてドタキャンされてから、3回の内に1回はデートドタキャンされるようになった。

理由体調不良純粋だった私は真面目に、頻繁に体調を崩すなら病院に行ったらどうか、それとも仕事が大変なのかと聞いたが、

本人は大丈夫大丈夫と言うし、会う時には普通に元気だった。何なら私よりハイテンションだったくらいである。

 

ドタキャンが3回目を超えた。

 

おかしくね?

 

馬鹿な私はようやく気が付いた。

 

そこで普通にデートできた場所と、ドタキャンされた場所の違いを考えてみた。

共通点は1つ。

ドタキャンされたデートの行き先は全部、【私が行きたいと言った場所】だった。

(誤解なきようにあらかじめ補足するが、私が希望した場所ドタキャンせずに一緒に行った時もある)

まり元カレが行きたいと言った場所】は、絶対ドタキャンしていなかったのである

 

元カレは当時某動物アニメにはまっており、よく動物園に行きたがった。私も動物は好きだったので特に行き先に不満はなかった。

ただ一つ嫌だったのは、元カレが行きたがった時期が初夏から真夏だったことだ。

動物園という場所は、基本的に開けていて日を遮る場所がない。

初夏とはいえ晴天だとかなり暑いし、真夏は薄っすら地面に陽炎さえ見える。

ぶっちゃけまりの暑さに人間動物もぐったりしてて覇気がない。

汗っかきの私は化粧をドロドロにして汗だくになりながらも、元カレが楽しそうにしているので不満なく付き合った。

豪雨上野動物園にも付き合った。当時の私はものすごく健気だった。疑うことを知らない馬鹿とも言える。

 

私の行きたい場所ばかりドタキャンされるのに気が付いてから元カレに対して不信感が芽生えた。

本当に体調が悪いのか? 疑いたくないが、偶然にしてはあまりに出来すぎている。

そもそも体調が悪いなら当日の朝ではなく、3回あるうちの1回くらいは前日の夜に気づかないものか? 薬を飲めば翌朝治るのではとワンチャン祈っていたのか?

元カレが住んでいる場所はかなりの僻地で、職場男性ばかりだったので浮気そもそも疑っていなかった)

 

私が行きたい場所は、某擬人化ゲーム趣味なこともあり美術館博物館が多かった。

もしくはオタク趣味関係ない、新宿浅草散策デートデートプランを聞いた時は快諾してくれたが、

しかしたら本当は嫌だと言えなくてドタキャンしてしまったのだろうか。

 

回りくどい言葉質問するのは性に合わず火の玉ストレート、本人に直接ラインで訊いた。

「体調が悪いのは本当なのか?」

「何か別の理由があるのではないか?」と。

理由があるならきちんと話してほしい、スケジュールを合わせているので当日朝のドタキャンは困るとも。

しばらくして、元カレの返事がきた。

 

「本当に体調が悪い日もあったが、全部ではない」

「実は、イベントの締め切りがあって原稿が終わっていない」

「締め切りがヤバくてドタキャンをしてしまった」と。

 

流石に怒った。前述したとおりお互いにオタクだ。イベント理解はあるつもりだった。

正直に締め切りがヤバいと言えば納得したのに何故しょうもない嘘をつくのか。病院に行った方がいいと真面目に心配していた私が馬鹿じゃないかと。

黙っていてごめんと謝られたため、

 

 

原稿の締め切りを抱えているならあらかじめ言うこと

デートキャンセルするならせめて前日か数日前の夜に言うこと

 

 

この2つを約束して、仲直りをした。

 

だが、ドタキャン癖は治らなかった。

デート当日の朝6時頃に「今日行けなくなった」とラインが来る。私はそのラインの通知音で目を覚まし、メッセージ確認してがっかりする。

1ヶ月に1回はそんなことが続いた。

そんなに頻繁にイベントに参加しているのかと聞くと、元カレは1人で参加しているのではなく、友人同士複数人で組んだサークル活動しているのだという。

今はサークルが波に乗っているので、可能な限り多くのイベント新刊で参加したい。詳細は忘れたがこんなニュアンスのことを言われた。

サークル参加に詳しくない私は、そういうものなのか? と引き下がった。

締め切りが大変なら手伝えることは手伝うからドタキャンはどうか止めて欲しいと訴えたものの、結局治らなかった。

嫌われたくなくて強く言えなかったのもあるし、元カレは後から謝れば許してくれるだろうと思っていたのかもしれない。正直舐められていたと思う。

 

そしてやってきたクリスマス。もう何度もドタキャンされて精神的に消耗していたが、さすがにここでドタキャンはしないだろうと思っていた。

ただオタクなら知っている。

冬のコミックマーケット年末に開催されるということを。

サークル参加するのは知っていた。正直、ものすごく嫌な予感がした。

 

クリスマス当日は土曜日だったけれどコミケがあるならキツイだろうと考えた私は、12月上旬都内クリスマスマーケットに行きたいと言った。

元カレは気を遣ってくれてありがとうと言ってくれた。

だが11月末。「デートは無理かもしれない」と元カレからメッセージが来た。

会えないのは残念でも、ドタキャンじゃないだけ全然いい(そう考えている時点でだいぶ末期だった)。

すると珍しく元カレから代替案を出された。「クリスマス当日は元カレ家でゆっくり過ごしたい」と。

そりゃあもう喜んだ。クリスマス当日を一緒に過ごせるなんて! と舞い上がった。会えるなら2時間半の距離なんて横断歩道スキップ渡るくらいに感じられた。

私はハイテンション元カレの家で作る料理を考え始めた。

おしゃれなレストランデートじゃなくても、スーパーチキンや総菜とケーキで充分だった。あとは軽いおつまみをいくつか用意して、アニメや何か映画でも見て過ごせたらいい。

色々プランを立てるのが楽しかった。

お家デートならおしゃれしすぎず、かといってカジュアル過ぎない格好にしよう、かわいいと言ってもらえるような服にしようと考えた。

得意じゃないメイクだって頑張った。

料理だってわざわざレシピを調べてピックアップした。

ただやはり不安は消しきれなくて、もしも都合が悪くなったら前の日までに言って欲しいと何度も伝えた。

そして23日の夜も明日大丈夫かと確認した。大丈夫だよ、と返事が来て本当に嬉しくて、遠足の前の日の小学生みたいに眠れなかった。

 

そして24日。

私は朝5時に起きて、頑張ってメイクをして、慣れない手つきで髪を巻いた。

何度も鏡の前で服がおかしくないかチェックをした。

相手の家に10時に到着するためには、6時半には家を出なくてはいけない。そろそろ家を出ようとバッグの中身を確認していた時だ。

スマホが震えて、ラインの通知が表示された。

メッセージの内容はこうだ。

 

「ごめん今日は無理。家にも来ないでほしい」

 

呆然とした。

わくわくしていた気持ちが、落としたガラス細工の如く粉々に破壊された。

ここから時間記憶はあまり覚えていない。

泣きながらキレて彼氏電話をしたと思うが、確か向こうはひたすら「ごめん」しか言ってこなかった。

というよりそれ以外に何か言われても全て言い訳しか聞こえなかっただろう。

電話を切ってしばらく泣いて、気が付いたら化粧も落とさず着替えもしないままベッドで寝ていた。

 

時刻は正午を過ぎていた。

泣きすぎて目の奥と頭が痛いまま、しばらくぼんやり時計を眺めていたのは覚えている。

14時を過ぎたあたりで、おざなりに化粧と服を直して外に出た。

外は風が強かったから、髪は勝手にぐしゃぐしゃになった。

電車に乗って、数駅先の大きな駅へ向かった。

行きたかった場所よりも規模は小さかったけれど、クリスマスマーケットが開催されているのを最寄り駅に貼られたポスターで知っていたからだ。

 

色々出店を回っているうちに16時を過ぎて、あっという間に薄暗くなっていった。青で統一されたイルミネーションが、駅のコンコースを眩しく彩る。

意味もなくイルミネーション写真に撮っていると、少し遠くから音楽が聞こえてきた。

よく見ると、駅と繋がっている広場特設の野外ステージと出入り自由の客席が設けられ、何組かのアーティストが歌を歌っている。

クリスマスチャリティーコンサートだ。看板に書かれたタイムテーブルを見ると、とある女性シンガーソングライター名前が目に留まった。

知っている名前だ。とあるアニメ映画主題歌を歌っていて、大好きな曲だった。

彼女が歌うのは17時過ぎ。もう少し後だ。

 

必ずその曲を歌うとは限らない。

それでも私は居ても立っても居られなくなって、偶然にもぽっかり空いた最前列パイプ椅子に座って彼女の出番を待った。

そこから更に何組かのアーティストが歌い楽器を入れ替えて、やがて彼女が現れた。

彼女は【失恋ソング女王】と呼ばれることもあり、優しい歌声と切ない歌詞が持ち味だ。

クリスマスきじゃないかもしれないと自分で触れながら、彼女は歌ってくれた。

 

 

誕生日じゃなく 記念日じゃなく 何でもない毎日

あなたがいてくれる それだけで本当は幸せだったのに

 

 

歌詞がこんなに心に響いたのは初めてだった。

初めて聞いた曲だったのにその歌詞が忘れらなくて、今でもはっきり思い出せる。

気が付いたら私は泣いていた。

歌がとても素敵で感動して、でもどうしようもなく辛くて悲しくて惨めで、心の中がぐちゃぐちゃになって涙が止まらなかった。

凍えそうな風が吹きすさぶ中、広場の巨大なクリスマスツリーのイルミネーションに照らされて静かに号泣する女は端から見たらさぞホラーだったことだろう。

そして女性シンガーソングライターは、あのアニメ主題歌を歌ってくれた。

大好きな曲をこんなに近い距離の生音声で、しか無料で聞けるなんてなんて贅沢な時間なんだろう。

しかった。今日この場所に、この時間に訪れていなければ絶対に聞けなかった。

 

けれど本当なら、本当は私はここにいないはずだったのだ。

 

これが私の、史上最悪のクリスマス記憶である

その後ほどなくして、元カレとは破局した。

ドタキャン理由想像通り、冬コミの準備が終わっていなかったからだ。

私はコミケに負けた。

 

何度も言うが、元カレも私もオタクだ。

同人誌を作るのが大変なのも理解をしていたし、複数人サークル活動メンバー迷惑をかけられないというのもわかる。

ただドタキャンはしてほしくなかった。

できない約束をしないでほしかったのだ。

正直、私は美人ではない。どんなに着飾っても【おしゃれなカラス】にしかなれなくて、心の底でイケメン元カレに引け目を感じて強く言えない馬鹿な女だった。

本当は暑い動物園にばかり行くのも嫌だったし、豪雨の中歩かされたのも嫌だった。でも我慢してしまった。

元カレはきっとそんな私を舐めていたのだろう。

結局、私は冬コミの締め切りとサークルメンバーには勝てなかった。

 

この出来事から、私はコミケに行きたいと思えなくなった。

元カレが好きだったアニメも、コンテンツに罪はないのに見れなくなった。

そして何より、何度もドタキャン遅刻を繰り返す人間が許せなくなった。

 

恋人家族ができても、趣味を続けたいという気持ち大事だし尊重したいと思う。

ただ、人のキャパティには限度がある。

今まで10できていたものを、10のまま継続するのは難しい。

最低でも10を9、8に減らす覚悟をして、恋人家族キャパティを割いて欲しい。

少なくとも一度した約束ドタキャンするのは最低の行為だし、そもそもできない約束をするべきではない。

 

約束を守れない人間は、一度箪笥の角に小指をぶつけて骨折してほしい。

ドタキャンする奴は首にチップを埋め込まれて爆発四散してほしい。

クルーシオ苦しめ! バルス!!!

あと原稿計画的にこなせ! 早期入稿は割引がきくぞ!!

 

それでは皆さん良いクリスマスをお過ごしください。

 

メリークリスマス

2021-11-23

anond:20210525184319

元増田です。

その説は私の説明不足により騒がせてしますみませんでした。ジャンル移動してそろそろ半年が経とうとしているので追記

ちょっと前のオンリーでめっっっっっっっちゃくちゃ売れた〜〜〜!!!中堅ジャンルだけど旬でもないのに〜〜〜!!!最終的にはほとんど通販ではけたけどめちゃくちゃ売れた〜〜〜!!!

本当にジャンルの力って偉大だなと思いました。一作だけだけどPixiv天井ブクマ取れたし数の承認欲求は満たせました。ありがとう

後は自分の書きたいものと見たいカプの見たい話をガリガリ書いていくぞ〜〜!!!カプ欲求満たしていくぞ〜〜〜!!!同人最高!!!冬コミ楽しみ!!!

2021-11-12

はてなーってコミケ人殺しの顔をしろって言わないの?

オリンピックかに人殺しの顔をしろとか選手にまで言ってたのに、

冬コミには何も言わないのか?

2021-10-13

同人転売について

自分絶対利用しないし、1000円を6万とかは流石に出すほうがアホだなと思う、と予防線を張った上での話なのだ

単純にコストだけを見た場合地方民としては同人転売に手を出す気持ちは分からないではない。

 

これは今ネットで調べたのだが、例えば今年の冬コミ九州福岡から飛行機ジェットスター)で行こうとした場合

できる限り泊数を減らすために12/30朝に出発して12/31夜に帰るとした場合、往復飛行機代で17000弱、宿泊一泊で5000円、しめて2万円強が宿泊移動費だけでかかることになる。これは決して安い値段ではない。

しかもこの値段をかけて「目的のものが買えない可能性がある」。

大体人気サークルのものだと12/30に出発しようとするのが甘い。もう一日早く着いて前乗りしたい。とするともう一泊分値段を払うことになる。それでも買えない可能性がある。

となると交通費分くらいは上乗せすることになっても確実に手に入る転売に手を出す気持ちも分からないではないんだよな。

  

もちろんこれは同人を作る側の気持ち無視して買う側のコストだけを見た話。

でも作る側の気持ち無視してでも欲しい人はいるわけで、結局同人転売には一定需要はあるからなくならないんだろうなぁと思う次第。

地方に住んでるオタクが悪い」と言われればそれまでなんだけど、なんだかなぁ釈然としないなぁ。

2021-10-07

anond:20211006181948

> 公開されたどちらの動画も、2018年から開発が始まっていて、発売を翌年に控えている作品だと思えない。

野生の男氏がそれまでサラリーマンを務めていた会社を辞めてワイルドマン経営者専業になったのが2019年7月

サラリーマン有給消化期間を考慮しておよそ2019年6月からフルタイム開始と想定しても1年弱で画像を出せるところまで行ってるのはそこまで遅くないのでは。

https://twitter.com/yasei_no_otoko/status/1145991681503711232

今のゲームはまず最初に発表されるまでが長いので契約内定から3年ちょっとで「まだゲーム動画は出せません」っていうのは早いとも遅いとも何とも言えない。フルプライス想定なら尚更。この前のスマブラ最後スペシャル配信サークライが「スペシャル制作を始めたのはforが出た頃から企画書の完成は2015年12月)」と言っていた通り、商業3Dゲームの開発は大規模チームの続編タイトルでもめちゃくちゃ時間をかける。

ちなみに2020年3月最初公式プレスリリースでは「制作開始」という言葉が使われていた。

なので2019年中はプロジェクトのための資金調達やチーム編成をやったりして実際に開発が動き出したのは2020年かも知れない。増田が貼った2020年5月4gamer記事に書かれている通り、ブレワイやFF7リメイクにも参加したModelingCafeに3Dモデル外注したりしている。これは相当覚悟して開発に当たってないと普通はまず金もコネも無い。

そんな状況だったなら2020年中のリリース情報モデル静止画だけでもなんらおかしくなくて、商業作品としてはむしろ頑張ってる方。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000037705.html

ちなみに、同じく同人上がりの商業ゲームである大ヒット作品「天穂のサクナヒメ」は、最初体験版が出たのが2015年12月冬コミ製品発売日が2020年11月と「最低限遊べるものができてから5年」かけてる。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A9%82%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%92%E3%83%A1

2021年に至っては、新規の報告は一切されていない。

ちょっと@PanzerDragoonVRTwitterアカウント確認してみただけでも2021年に入ってから新規画像を出してるみたいだけど、これは増田にとっては「静止画なので報告に値しない」という話で合ってる?

https://twitter.com/panzerdragoonvr/status/1354987630421663770

https://twitter.com/panzerdragoonvr/status/1373937502147420162

あと「COVID-19の影響で皆様へゲームをお届けする事が遅れておりますが〜」というスケジュールの遅れに対して触れたツイート3月にされていた。

https://twitter.com/panzerdragoonvr/status/1369596406470647808

これらの経緯を見ると現状のワイルドマン仕事が悪いとはとても言えなくて、逆に当初の発売想定(2020年度発売)が現代3Dゲーム開発として超絶スパートをかける前提のスケジュール過ぎてメンがヘラる前に本人の過労死ライン心配レベル

から当初のリリースで発表した発売予定を守れていない事や過去同人活動については当然反省必要だと思うけど、パンツァードラグーンVR自体の経緯に対する増田の書き方はちょっと否定的に書きすぎかと感じる。

CF後にこれなら大炎上ものだけど、CF前なら別に開発費を自前で出してるワイルドマン以外誰も遅延で損してる人間居ないからね。

2021-09-23

オタク断捨離決意表明の記録

自己紹介簡単な経緯】

私30代前半元オタク大学時代からは年に不定期で同人誌も描いてたタイプ

新卒でそこそこ忙しめな業界希望職種で無事就職実家自体都内ではないもの都心に程近く、他色々と理由があり就職後もしばらく両親健在の実家暮らしをしていた。

そんな社会人1年目の冬、当時爆ハマりしていたアニメジャンル冬コミサークル参加しつつ、実家暮らし社会人の財力(ちゃんと家にお金は入れてたわよ!)を持って、公式にも同人誌にもそこそこの金をつぎ込んでいた。

この頃が一番オタクとして輝いていたと思う。

ちなみに部屋は物が多すぎてとっ散らかっている。

社会人2年目に突入し、徐々に仕事が増えていき、爆ハマりアニメ放送終了。ちなみにアニメオリジナル且つ推しキャラ(同人的にも一番人気キャラ)ほぼ死亡みたいな事になった。

そんなこんなで3年目以降からは完全に社会人モードシフトしていき、アニメを追う事もほぼなくなり今は晴れてワーカーホリックです!生活の8〜9割くらいが仕事状態!イエーイ!(仕事自体楽しいので良い)

ちなみに数年前に実家から出て一人暮らしも始めた。

父ちゃんちゃん今までありがとうすぎる。

チャリで帰れる距離からたまにご飯食べに帰ったりしてた、ありがたさが染み渡る…

【本題】

一人暮らしするにあたって、件のオタクグッズなどはほぼ持ってこなかった。何故なら一人暮らし始める前からオタクをしてる暇がなくなり、自然オタク心が収まっていった。

そもそも物が多すぎて地獄のようにとっ散らかった実家の部屋で過ごすのがメンタル的にキツくなっていったこともあり、(仕事忙しすぎて掃除する時間ない&物多すぎてどこから手をつければいいかからなくなった)

一人暮らしの家では同じこと繰り返したくない!という想いから、半ば自室を倉庫にして実家を出た。

そしてある日母から、「実家なんやかんやすからアンタの部屋どうにかして」と、連絡が。いわゆる青天の霹靂である

両親からワケを聞くとどうやら、私物を置いておくことが物理的に完全に無理そう。ついに来たかこの時が…という気持ちである

とはいえ家を出た時のまま、部屋の物をいじらず(たまに掃除はしてくれてた)置いておいてくれた事に感謝しかない。

それにいずれはどうにかしなければと思っていたので、今が年貢の納め時なのかもしれない。

ということで、アニメグッズの断捨離を始める事にした。グッズ自体社会人になってからの方が多かったが、円盤高校生の頃から買っていたので、パッケージを見るだけで作品の事や、ハマっていた当時の自分友達気持ちを今でも思い出す。

全部人生の思い出、今まで支えてくれてありがとう。楽しかった。

断捨離頑張るぞ!!!!!!!!

2021-09-08

冬コミは安泰だな

第5波ももう終わったし、ワクチンも順調に進んでいるから、冬コミは安泰だな。

海外客も来るだろう。

2021-08-31

最低いくら同人誌即売会に参加できるか

家計見直し中なので、一番際限なく使ってしま同人サークル参加をどこまで切り詰められるか検討する。

主な出費

新刊印刷

サークル参加

・旅費

・無配ペーパー等の印刷

・敷き布やイーゼル等の設営備品

新刊印刷

まず大前提として早割MAXまで使う。

やりたい装丁印刷所の特性自分はオンデマだが極力テカるのを避けたい)などがあるから、安い印刷所に固執しなくてもいい。逆に言えばこだわりがなければ値段重視で。

部数と単価の関係も難しい。単に出費を抑えるなら10部~20部刷ればいいが、頒布価格が跳ね上がる。(頒布価格印刷費のカンパから原価を割る必要はないと思う、個人的には)

かと言って部数を増やしても一時の出費が増える。会場で売れない今これが大問題だ。

印刷費はクレジットカード払いだが書店委託の売上が入るのは2ヵ月後、1ヵ月は赤字になるので他の大型出費が重なると借金する羽目になる。

会場だったら即日現金で手に入るわけだから印刷費の支払いが来る前に口座に入れておける。

これを考えると通販しないのが最善だろう。通販は部数も読めないし、月を跨ぐと入金がさらに1ヵ月遅れる。

同人誌感想はまず来ないものだが会場なら買いに来た人の表情が見れる。通販はそれがないので精神的なハイにもなれない。

会場分だけ刷れば印刷費は抑えられるだろう。

単価が厳しくなりそうな部数のときはページ数を増やすことだ。厚ければちょっと高くても気にならない。

サークル参加

もうこれはどうしようもない。固定費だ。

しいていえば1SPに収めることか。誰かと合同で割り勘というのもアリかも。

旅費

遠方を想定する。

切り詰めようとすれば安い夜行バスでいいが、もうそうも言っていられない歳になった。

それに帰りを夜行バスにするとどうしても夜まで暇だ。アフターなどの会食を断る口実としても新幹線指定席がいい。

往路で3列の高い夜行バス、復路で新幹線指定席だな。

無配ペーパー等の印刷

これを当日朝にコンビニでやってしまうのが無駄遣いだ。家にプリンターがあるのだから宅配に入れるか自力搬入するのがよい。

ノベルティなんかも見込みの余剰金範囲内でやっているが、これだと常に火の車になってしまう。しかし毎度前回の余剰金からノベルティ作ると年末確定申告で詰む可能性もあり。(冬コミ出てる人はこの辺すごいよなぁ)毎年再録作ろうかな。

無配やおまけ類はどうしても当日までにあれしたい!これも!となりがちなので、初めに予算立てるのがいいな。そういえば予算立てたことなかった。

敷き布やイーゼル等の設営備品

一度荷物を減らすために布まで会場で捨てて帰ったことがあったので、そのあとまた準備しなければならず大変だった…。

今のところ必要ものは揃っているか問題ない。年末に金が余ってたら「新刊」とか「500円」とかのアクリルスタンド作ってもいいな。

Canon同人誌支援サイトに値札やPOPテンプレートがあって便利。大体直前にバタバタやってるけどいつも使うやつは暇だから作っとくか。

https://cweb.canon.jp/pixus/special/room/doujin/sample01.html

計算

具体的に金額を出して意識に刷り込んでおく。

印刷費:会場20+身内10=30部、B5、50P

 印刷所A:12200円(@407円)

 印刷所B:15840円(@528円)※早割最大

サークル参加費:6500円

旅費:往路夜行バス 10000円 復路新幹線 15000円

ペーパー:インク代+紙代 5000円

遠征費含めて5万かー。

2021-08-25

コミケ初参加から15年経ったので色々思い出してみた

先日冬にコミケが再開されると聞いて、またコミケに参加したいなぁとぼんやり考えていたら

今年で一般サークル含めて初参加からちょうど15年経ったということに気づいたので

一般参加で印象的だったことを備忘録としてつらつら書いてみようと思います

(※イイハナシダナー的なものではないです)(ちなみに腐女子です)



10年ほど前に一般参加した冬コミで当時ハマっていたジャンルの最大手サークルに並んでいたときのこと。

外に待機列形成されていたため、寒さに耐えつつ新刊(とってもエッチ可愛い本でした)を楽しみに待機していたらふと私の一つ前に並んでいた親子連れが目に入りました。

そのジャンルは当時の10女子にとても人気があり、一般参加で友人と連れ立って参加している姿をよく見かけました。

そして、私が目撃した限りではたまに自分の両親や祖父母イベントに連れてきて同人誌を買ってもらったりしている子もいました。

(多分成人向を代わりに購入してもらったりとかなのかなーって思ってます。親が子供を連れてきているパターンもありそうですけど…)

話を戻しますが、その親子連れのおそらく母親と思しき女性と娘さんが(結構周りに聞こえる声で)言い合いをしており、

様子からして娘さん(どう見ても●学生しか見えない)にお母さんが付き添いで来ているような雰囲気でした。

イベントに親連れてくる人って本当に(いろんな意味で)すごいな…なんてぼんやり思っていたらふと、そのお母さんに声をかけられました。




「あの、すみません。ここって何が買えるんですか?」


?????それ私に聞いてくるの??????????なんで?????????

急に話しかけられてビックリするのと同時に「え、これ同人誌ですって言って伝わるんか!??!!?!?」って思考でごちゃごちゃになり悩んだ末に

漫画が…売ってマス…」としか言えなかった。その後「どんな内容ですか?」って聞かれたけど途中で隣にいた娘さんが「もういいでしょ!」かなんか言って

会話が終わったのでことなきを得ました。流石に言えないわ、エッチな本ですって…



しばらくすると、サークルの売り子さんがお品書きを持ちつつ年齢確認にやってきました。

(このサークルさんは待機列で年齢確認をして成人向頒布できる人には引換券を渡す方式だった)

ついに売り子さんが例の親子の前にやって来た時、お母さんが売り子さんに色々確認して結局年齢確認ではじかれたようで引換券をもらえなかったようでした。

そのうち私の方にも売り子さんがやって来て、年齢確認を済ませた頃ふと前の娘さんを見ると明らかに機嫌が悪くなっているようでした。

「なんでもらってくれなかったの!?」「連れて来た意味ないじゃん!?」的なことをお母さんに対して言った後にぽそっと



保険証コピーして生年月日いじってくればよかった…」



直後娘さんはお母さんにこっぴどく叱られていました。そりゃあ怒られて当然だわ。

その発言を聞いて改めて娘さんの服装など見てみましたが、服もかなり子供っぽいデザインだったのと背負っていたリュックサック

最近も売ってるのかわからないけど)サ●リオショップでよく売ってる小さい子が遠足かに背負ってそうな大きいリュックサックを背負っており

仮に保険証の生年月日をいじったとしてもお世辞にも成人には見えませんでした。(私がサークル主だったら絶対お断りするレベルだった)



結局その後は購入列でその親子と別れたのでどうなったのかわかりませんが(既刊で全年齢向があったのでそっちを買ったのかもしれない)

とにかくすごい体験だったな…と今でも鮮明に覚えています

あれからかなり年月経ってるし、あの娘さんもとっくに成人しているだろうから心置きなく成人向けが読める歳になったんじゃあないかな…

お母さんに質問された時は昔、外国人旅行者新宿御苑付近明治神宮の行き方を英語で聞かれた時よりビビり散らかしました。

非オタ同人文化を事細かに説明できるほどメンタル強くないよ私は…



現在活動しているジャンルに移動してから数年経ちましたが全体的に年齢層が高く、親子連れで参加している姿を見かけることはなくなりました。

今はコロナ禍ということもあり、イベント参加する機会もほとんどなくなってしまいましたが、

ジャンルによっては今でも(というかコロナ禍以前)親子連れイベント参加してる人っているのかな…?(そもそも今の10代に人気のあるジャンルってなんだろう)

とりあえず、何も知らない親御さんに成人向けの本を買わせようとするのはどうかと思うよ…



以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございます

気が向いたらコミケサークル参加したときのことも書きたいと思います

2021-08-24

anond:20210824231955

冬コミ開催したときフジロックと同じように叩かれるとは思えない。

スポーツにも音楽にも興味がないオタク冬コミ手のひら返しする

少し前までオリンピック開催に反対してたかと思えば、最近フジロックの開催の文句をひたすら言っている

かにデルタ株が主流になってきてこの時期に人が集まるのはどうかと思う

ただそもそもスポーツ観戦とか音楽フェス行ったことなさそうな人が叩いてるのに違和感を感じる

他人事からそのイベントがどうなろうと知ったこっちゃないかんじが透けて見えるんだよね

予言するけど、はてなオタクたちは冬にあるコミケ手のひら返しか静観すると思う

おれはフェスビール飲むの好きだから本当は行きたいよ

からそいつかまた行けるように応援したいから余計なことは書かないようにしてる

ちなみにフジロック以外にもフェスやってたからね

少なくともおれの観測範囲内では誰もその点に突っ込んでないしやっぱり興味ないんだろうな

2021-08-20

今年冬コミがあるけど

みんな反対するんだよな?

ちゃんサークル参加者に「人殺しの顔をしろ」って言ってまわるんだよな。

https://anond.hatelabo.jp/20210819195139

2021-08-13

anond:20210813092805

冬コミだろうな。

今はダメでも将来必ず再開すると強い覚悟をもって

あなたとは違うんです」とハッキリ言ってやらねば。

2021-08-02

冬コミケやるの?

わーおこれは叩かれる

2021-04-15

私が献血を年に三回出来ない理由

https://fight.hatenablog.jp/entry/2021/04/08/215752

このエントリを読んで書きたくなったんだよね、ってことをここに記す。

※私のしょぼい葛藤の話です

私は成人男性で、いつも400mlで献血に協力しています

男性場合献血後、次回の献血12週間後に可能となり、1年間で1200mlの制限があります

年三回協力できるはずなんです。何故二回しかしないのか。

コミケポスターが欲しいからです…

10年ぐらい前からだったと思います

コミックマーケット赤十字コラボとして、献血応援イベントを開催、

間中に400ml献血をすると、希望者はポスターセットがもらえます

場所献血ルームで、開始日はコミケ初日と同日です。

(例)

夏コミ初日 08/11 献血ポスターをもらう。

冬コミ初日 12/29 献血ポスターをもらう。

この状況で翌年4月頃、12週間経過しているので献血をしたとします、

この場合、次回献血可能日が8/11なんです。

夏コミ初日がこれより前だった場合ポスター配布初日に間に合わないんですよ。

初日じゃないと在庫がなくなるかと言うと、最近はそうでもないようですけど。

ほんとこれだけです。これが嫌で年一回献血を減らしてるんです私。

タイトルに出来ないなんて書きましたけど、やらないだけなんですよ。

なんかほんとごめんな。別に毎回ポスターほしいかって言われたらそんなことは多分ないんだけどさ。

これがルーチンになる前は(確か)年3回献血してた(ような覚えがある)んだよなぁ。

そんだけ。

2021-01-25

二次創作における、原作否定お気持ち表明

面白くも何ともない話だが、原作否定の多さに辟易する気持ちを吐き出したかった。

なるべく冷静に、客観的に、何なら評論のように書いたつもりだ。

 

 

 

 

 

サブカルチャーが発達してどれくらいの年数が経っただろう。

一番に脚光を浴びたのはやはり秋葉原かもしれない。オタクメイド喫茶コスプレ、これまで日陰にひっそり存在した物がメディアで大きく取り上げられ、日本アニメ漫画文化世界にまで広く知れ渡った。もはやサブカルの枠に留まらない娯楽とも言える。

 

今日私が主題にしたい同人、引いては二次創作に関しても同じだ。コミックマーケットなどは今やメジャーな催し物。夏コミ冬コミ、詳しくない人でも単語は聞いたことがあるだろうし朧げながら様子も浮かぶはず。テレビ報道されるからだ。SNSで見る人もいるかもしれないし、ゆりかもめの混雑具合で知るかもしれない。

 

今、かつてサブカルと呼ばれた物たちはメジャーになりつつある。

胸に手を当てて考えてみてほしい。芸能人アニメキャラ漫画キャラコスプレ写真を上げるようになってはいいか。やたらとボーイズラブを題材にした作品が増えてはいいか腐女子主人公ドラマ普通に放映されていないか。どこでも手に入るコスプレ衣装書店に我が物顔で並んだボーイズラブ本、有名俳優や人気アイドルが演じる男同士の絡み、一つくらいは心当たりがあるだろう。

 

したがって、これまで息を潜めていたカテゴリーが脚光を浴びる時代で、大手を振って楽しめる環境が整ったというわけだ。

私は何もそれらを否定したいわけではない。ボーイズラブ、いいじゃないか腐女子、いいじゃないか。母数が増えれば増えるほど、良作に出会確率も跳ね上がるのだし。

かく言う私も腐女子歴は長く、同人活動歴もそこそこの、いわゆるオタである。ちなみに独身だ。

 

前置きが長くなったが、私が言いたいのは腐女子同人作品の数が増えるにつれて蔑ろにされる物が見えてきた、ということであるタイトルに戻った。

ここで言う同人作品というのは、漫画アニメなど原作ありきの作品に対する二次創作のみに限らせていただく。コミックマーケットなどで毎年スペースを獲得できるような大手同人サークル様やオリジナルで精力的に活動されている方々には何ら物申したいことはないのであしからず

 

 

2007年、と聞いて同人関係で何があったか思い出せる人はいるだろうか。

今でこそ当たり前に存在し、二次創作と切っても切り離せないpixivサービスを開始したのだ。初めこそ作品数は少なく、今のように漫画を上げる人は稀で一枚絵ばかりの謂わば地味なSNSだったが、2010年くらいからだろうか、個人サイトから移行する人が増えてpixiv隆盛期に入った。今なお衰えない勢いで、新しいサービスも続々と導入されており、私もずっとお世話になっているツールだ。投稿も閲覧も簡単で、二次創作には不可欠だろう。

 

私はpixivが作られる前から腐女子だった。個人ホームページを持ち、自分の絵や文章をひっそりと投稿していく時代だ。今でも古の腐女子として度々話題に上っているのを目にするかと思う。

若い子は知らないだろうが、一つお気に入りホームページを見つけるだけでも苦労し、そこから△△受け同好会、愛され□□ランキングといった名前リンクを辿って、自分の好みを探すといった困難さだ。当然、こうこうこういった地雷が含まれます、などといった注意書きはなく、リンクカップリングじゃない場合も多かったので左右完全固定の方への配慮などもない。読み始めて無理だったらブラウザバック。これが個人サイトの鉄則であるタグ一つで好きな物が見られる今とは雲泥の差。

 

話が少し逸れたが、要は今これだけ楽に取捨選択できる環境に置かれているくせに、二次創作に携わる者の文句が多いということだ。慣れとはげに恐ろしきかなと感じるばかり。

時代が違うことは理解している。懐古厨、オバサンは黙っておけと言われたなら黙るしかないだろう。否、私はまだ世間的にオバサンと呼ばれる年齢ではないのだが、念のため具体的な数字は伏せておく。

地雷だなんだ、苦手だなんだ。それはまだ良い。二次創作界隈のクレームとしてはひよっこみたいなものだ。苦手はあって然るべき。必要以上に貶めなければ誰も何も言わないだろう。

 

私が最も言いたいのは、原作に対する二次創作視点からクレームの多さ。

ようやく本題に入ったと思った人もいただろう。私も思いました。申し訳ない。

 

近頃サブカルサブカルでなくなり、腐女子同人などの秘めるべきものが大きく取り上げられ、比例して携わる人口も増えている。

からだろうか、まるで二次創作が本筋だと言わんばかりの勢いで物を言うではないか。そこ退けそこ退け我が推しカプのお通りじゃい!と目を血走らせて叫びそうである

カップリングの片方が結婚した。ギャー!

カップリングの片方が実は女好きだった。ギャー!

隠し子がいた。ギャー! 女キャラと付き合った。ギャー!

ここは動物園かと見まごうほどの凄まじさだ。騒がしいことこの上ない。

 

二次創作幻覚だ。妄想だ。だから何をやっても良い。当然だ。私もそうして活動してきた。原作にない部分だからこそ二次創作で補完したり、原作ではくっつかないと分かっているからこそカップリングにしてチュッチュさせたりして皆で楽しむわけである同人誌の発行も萌えの共有。これいいよね、最高だよね、そんなふうに言い合えるときの尊さといったらない。

しかし、近頃はどうも原作ありきということを忘れているように思う。己の見たいもの原作で見られなかったからと言って、平気でアンチのような発言をするのはいかがなものか。

幻覚妄想を形にするのは自由にやって良いのだ。それこそを楽しむための活動なのだから

そうして逃げ道が与えられているというのに、何故いちいち文句を言う? 有り得ない、そんなことしない、解釈違い! 全員黙っとれ、である

原作様にあやかって作品作りをしておいて、よくもまあ言えたものだ。解釈違いと言うのなら、二次創作を目にした原作者こそが言いたいものだろう。

 

そして、さら問題なのはSNSでそういった否定意見が広く拡散される傾向にあることだ。

二次創作グレーゾーンだ。完全にアウトではないが皆目を瞑っているだけ。盛り上がるのは良いが、検索除けもせずに投稿すれば人目に触れる数は格段に上がる。

原作者様に駄目だと言われたなら、鶴の一声ですべて葬らねばならない危うい趣味なのだと忘れてはいいか? 己らが覇権を握っているのだと勘違いしていないか

原作はこうだけどこっちのほうが良いと思うのなら、黙って作品昇華すれば良いだけの話。皆それを待っている。共有したがっている。二次創作本質とは本来そういうものだろう。

 

こういったことが頻繁に起きるので、公式様が何かを出す度にこちらはひやひやものだ。また荒れるのではないか。また否定意見に溢れるのではないか。また見たくないものを見なければいけないのではないか

私はそこそこフォロワーの多い二次創作者だが、フォローほとんどしていない。見たくないものを避けるためだ。それでも否定意見が氾濫し、流れてくるためにしょっちゅう目につく。推しカプは好きだが、界隈が嫌いでどうにかなりそうだ。

サブカル市民権を得たこと、人口が増えたこと、容易に投稿閲覧できる便利ツールがあること、SNSの普及や情報社会、様々な要因があるのだろうな。

 

初めからネット存在し、SNSの波に乗って生きてきた若者にとってはそれが普通のことだから仕方がないのかもしれない。

それにしても、心が弱すぎだと感じてしまう。同調しないとやっていけないのか。否定で盛り上がってからでないと作品作りができないのか。個人サイト叩き上げられた歴戦の猛者を見てみろ。面構えが違う。

 

否定意見に対してさらなる反論をすると界隈が荒れてしまうのは言うまでもないことだ。推しカプのイメージは地の底に落ちる。

歴戦の猛者たちはその心得でぐっと口を噤んでいるだけで、何も思っていないわけではない。

けっして君たちが主流じゃない。原作否定が許されているわけでもない。もう少しだけで良いか視野を広く持ってくれ。

 

 

ここまで読んでくれてありがとう

こんなふうに軽く書いているが、結構つらい。好きな界隈で活動が狭められることの苦しさ。原作が好きだと言ってはならない雰囲気。どう考えてもおかしいだろう。原作が好きだからこそ二次創作世界に足を踏み入れたのではないのか。

必死に唇を噛んで黙っている人がいるのなら、貴方は一人ではないよと勇気付けたい。

 

すべてのオタクが楽しく二次創作に携われますように。

これを結びの言葉とする。

2021-01-07

世界を変えるには劇薬必要だ」みたいなファンタジーRPGの悪役でしかたことない思考を本当にしている人がいる?

https://twitter.com/florestan854/status/1342504395708137474

クリスマスイブ投稿されたこの「元気だったけどあっという間に急変する!コロナは怖い!」が発言者本人曰くフィクションだとのこと。

自体が嘘か、年齢が嘘か、ECMOを使うほどまで急変したことが嘘なのか、

どうフィクションなのかはわからないが、「元気な場合はそうそう急変しない」というように思いたい。

さて、このツイートはいろいろな人にリツイートされた。

ものすごく悪く言ってしまえば、ソースの怪しい情報をばらまいてしまった。

もし自分リツイートして、それが怪しい情報だったら、即刻取り消す。

でも中には取り消さない人もいるだろう。(すでに元ツイート主は鍵垢になったので、多分リツイート取り消しもできないのでそのままって人も多いかな)

ふと思ったのが、ここで取り消さない人っていうのは、タイトルに書いたような、世界革命をもくろむ悪役が考えているような「世界を変えるには劇薬必要だ」的な思考をしているんじゃないかということ。

世界征服じゃない。あくまでも本人は世界をよりよくするための行動だと考えている。

たとえデマでも、革命を起こすためなら問題ない。こんな思考をしている。

伝わる人だけに書くとテイルズオブシリーズの悪役みたいな感じ。

さっき「どうフィクションなのかわからない」と書いた。これもなかなか怖くて、どこまで本当か嘘かがわからない。

でも、取り消さない人にとってはそこもどうでもいい。だってコロナは怖い!」っていうふうに世界革命ができるからだ。




過去にも似たような事例があった。

2年前の冬コミで、「中国人お断り」と、中国人に対するヘイト張り紙があった"とされる"事件

https://togetter.com/li/1315505

ここのtogetterのまとめにもいるけど、実際に差別の有無があったかどうかを重視せず、こういった張り紙があったとき運営対応が分かったことが大切だ旨のことを言っている人がいる。

「実際にあったかどうかは怪しいけど問題ない。だって運営差別への認識確認する問題提起なのだから」とまとめられるか。

これも、「世界を変えるには劇薬必要だ」みたいなファンタジーRPG思考だと思う。

RPGでの悪役って、大体過去悲惨経験をして、そこからある思考に取り憑かれ、狂ったように妄信するみたいな感じなのだが、

まあ、過去経験はわからないけど、思考に取り憑かれているっていうのは十分にあり得ると思うなぁ。

実際どう思っているかは当然わからないけど。

2020-12-16

anond:20201216162802

中高と女子校喪女青春真っ盛りの時の私の世界には、男は父親先生電車内のオッサンか、BLで掛け合わせるお人形しかいなかった

大学で服買って化粧して何とか容姿が人並みになって恋愛市場に乗った期間、BL趣味はその一時期だけ鳴りを潜めた

この時期食い散らかしていたので性欲と恋愛脳は人より強めだと思う

就職してストレス過多になった時にあるゲームにハマり二次創作に戻った

その後出会った理解のある彼くんと遠距離恋愛を経てなんとか結婚

妊娠中はBLNLも他のエロ作品も一切受け付けなかったが、子供が産まれた直後にある深夜アニメ腐女子の間で大きなブームになり、夜間授乳で起こされるついでに視聴して無事覇権CP沼にハマった

理解のある旦那くんに子供を預けて冬コミオンリーに参戦できたのは良い思い出だ

理解のある旦那くんの事は愛してるし結構な頻度でセックスもするけどBLへの投資経済的余裕ができた分学生時代より激しくなった

元増田ジャンルにも昔の絵柄を引きずったチュプがいると思うがそれがお前の将来の姿だから安心しろ

2020-10-28

冬コミがあるだとかないだとかばかじゃねーのと

早くオンラインでできるようにしなかったか日本中に不幸な絵師があふれてる

既得権益にすがりつく情弱脳ミソスカスカ準備会

2020-10-25

CC2が「ケモナー」を生み出したのか?というと…

先日某ゲーム会社社長さんが「『「ケモナー」という言葉CC2が生み出したようですよ』とツイート炎上する事件がありました。

起源主張は「だいしゅきホールド炎上事件があったばかりなのに……!

  

では実際のところどうなのか?

今後また炎上騒動が起こらないように、主観とおぼろげな記憶申し訳ないですがわかる範囲で記します。

  

結論

時期的にも同人のほうが早く、過去記事で「ケモナーという言葉意識していたわけではない」とあるなら生み出したわけでもないので、CC2が生み出したとは言いにくい。

でもコンシューマーでケモゲー出してくれたしソシャゲや自社プロジェクトでケモ界隈作家採用してるのでボコボコにするのも気が引ける。

  

補足

1998年同人サークル「KEMONERS」誕生

CC2が初なのはコンシューマーゲームで「ケモナー」という単語を入れたこと。

(2002~2003の.hack vol.1〜vol.4のどれか)

ファミ通2013年記事より引用「じつは松山氏や、CC2のスタッフたち自身は、“ケモノ”、“ケモナーケモノ好きな人)”という言葉をそれほど意識していたわけではなかったそうなだ。」(原文ママ

ttps://www.famitsu.com/news/201308/10038243.html

補足の補足

wikipediaケモナー欄に『「.hack//G.U.」作中で取り上げられたことがきっかけで~』ってあるけどミアのことだから第一部じゃなかったっけ?(違ったらごめん)

・wikifurのケモナーズ欄が無印と02がごちゃまぜになってるみたい。98~99冬コミ?まで無印 2000年夏コミから02。

若干ややこしくなる点

・テイルコンチェルト制作CC2前身CC1996年から

社長が目覚めたきっかけが宮崎監督名探偵ホームズなので世代としては古参

ソシャゲケモノプロジェクトでケモ界隈の作家を拾ってくれてるので貢献度は高い。

ttps://note.com/piroshi3/n/nefaf2b5efaa6

ttps://www.youtube.com/watch?v=thrcbv-lrEM

  

しかし繰り返しになりますが、「ケモナーという言葉意識していたわけではない」とあるなら「ケモナーという単語を生み出したわけでもない」でしょう。

じゃあCC2が「ケモナー」という単語を広めたのか?

.hack当時はオタクが他ジャンル情報を広く得られるニュースサイトとかあったっけ?

2chも同じ板ですら他スレ話題とか全くわからないし、他スレに出っ張るものならスレチで叩かれる)

・前述の、.hackケモナーという単語を入れたことは当時ケモスレで話題になったが、他ジャンルに広まったという認識はない。

・それ以降のまとめブログ全盛期でケモエロ絵がマジキチコンテンツとして他ジャンルオタクに紹介されたこと、pixiv検索したりランキングを見ると半強制的にケモ絵も表示されうること のほうが影響大きかったんじゃないかと。

  

ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて2chAAネタが出て祭りになったけど一般に知られるわけもなく、ネオ麦茶のまネコ騒動みたいなスキャンダル的なほうが一般層に2chが知られるきっかけになった…みたいな)

  

  

  

  

とりあえずこんな感じですね。つっこみあればよろしくお願いします。

だいたいざっくりですがけもフレときみたく東大ケモナー研究家の方がまた詳しく書いてくれるでしょう多分。

2020-09-12

なぜ、コロナたんがいない。

お前ら冬コミコロナたんを出さない気か?正気か?もしかして冬コミもないとか そんなことをいいださねーだろうな。

2020-08-24

同人1年ちょいくらいやったね

ぐだぐだ自分語り

小説を描くのが好きでちょっとくらいは書けないでもないので、思い切って小説賞に応募した。轟沈2018年11月頃の話です。

鼻っ柱が天を突いてて、前年の受賞者の作品を見て読みながら「これ 勝てるんじゃね…?」とか思ってしまった〜。全然勝ててない! 今読み返すとどうして勝てそうだと思ったのかまったくわからん鼻っ柱が綺麗に折れた。

ヴォーン次何に応募しよっかな〜〜いや凹むな〜なんて思いながらTwitter巡回していたら、友人が冬コミに発行するアンソロ書き手募集していた。小説でもなんでもいいからとにかく人手が欲しい風だったので、あと好きな組み合わせでもあった、ダメなら別にお断りされてもいいかと思って、気分転換がてら手を挙げた。微妙映画見ながらネカフェ原稿してみたり、やったことないことをいくつかやった。

結果、そこそこ喜んでくれた。いやわからん相手は何かが気に食わなくてもあからさまに不満を出すような人ではないので……。人の本音を気にしすぎるとメンタルが爆発するので、割とボロの時に受け入れてくれたお礼に当日ちょっと良いプレゼントを渡したりした。本人には入れてくれたお礼兼クリスマスプレゼントです、とか言った。当日の話をするとCPの近いジャンル者ならほぼ特定できちゃうので伏せるが、面白いハプニングなんかもあって楽しかった。帰り風邪ひいた

話の流れで○○も本出そうぜ、みたいなことを言われた。この年の夏、ちょっとおかしくなるくらい好きな推しができてしまって1人だけのCPで暴れていたので、それでなんか出してみるのも悪くないな〜、と思った。この年の夏コミの申し込みセットを譲ってくれたのもその友人である

それで出たのが年明けて5月。インテです。

この時はSTARBOOKSさんに大変お世話になりました。もう本当何から何まで教えてもらって……。ホワイト印刷という概念を知らなかった。白のインクだって普通に他の色と同じように使えるもんだと思ってた。高くついた。

ミランダの黒に、同じく黒でタイトルを箔押ししただけの表紙であるホワイト印刷はR18マークに使った。勢いだなと思う

当日、机にデスノートけがまれている。ポスターはあるが、知り合いなんかいないし、誰も来ないだろうな〜と思った。作ると決めたら作るほかなく、売るときのことはあんまり考えてなかった。有名でもなんでもないし、その時売れたのは2冊。ありがとうございました。うち1冊は隣のサークルさんである。気を遣わせてしまって申し訳ない。長文感想送っときました。

しかけにくる人は結構いたな……ジャンルを知らないようで、何度か自ジャンル説明していた。聞きやすく見えたのか寂しそうに見えたのか。机の内側で、座ってダラダラ本を読んでいる時間が長かった。閑古鳥の鳴く古本屋の主人になったような気分で、目の前を通り過ぎる人を横目で眺めるだけでなんとなく楽しかった。帰る頃には3ヶ月後の夏コミが楽しみになっていた。

夏コミ。前回がデスノートだったので、ちょっくら自分で明るい表紙を描くか、と思った。こんなことを言っているが別に絵描きから転向したんでもない。まともに絵を描いていたのなんか中学生の頃までである小説は遠目じゃ書いてても誰にもバレやしないが、絵はバレる。放課後教室で「目から描いてるような人はうまくならない」「もっと毎日真剣デッサンしなきゃ描いたことにならない」等々ありがたいアドバイスをいろいろもらい、面倒くさくなった。小説は楽である。完成するまで誰にもバレない。いや本当は絵もそうなんだけど…なんか身構えちゃうんだよね なんでだろ。当時は個人サイト夢小説なんて書いていた。サイトに遊びにくる人たちは基本褒めてくれるから、楽な方に逃げてそのままなのかもしれない。

htr表紙とデスノートを並べる。まあ人の入りは大阪と似たようなもんだろと思ってタカを括っていたが、こっちは少し違った。前の冬にアンソロ寄稿をさせてくれた友人は「やっぱり一番売れるのは東京よ」なんて言っていたが、結構その通りかもしれない。

5月よりちょっとは知り合いが増えていた。これが互助会なのかはよくわからないが、Twitterちょっと喋った人と現実で話すのは楽しかった。会えて良かった〜、なんて思いながら、思い出に1冊買って回った。私の本を買ってくれた島の人たちも、近いことを少しだけ考えてくれていたら嬉しいな〜と思う。通りすがりの人がどちらもください! と言ってくれた時はちょっと踊りたくなった。踊らなかった。踊っても良かったかもれない。

1万円札を持ってきた人もいた。私の本は1冊500円なので、いい両替になる。釣り銭がなきゃ謝るだけだし、あったし、買ってくれたのは事実だし、どこにも悲しむ要素はない。

フォロワーさんも遊びに来てくれた。暇なサークルなので隣サークルの人も交えてだらだら喋ったりしていただけだが、なんか楽しそうにしてくれていたので安心した。冬は遊びに行くだけに徹しようかなと思ったが、そうもいかなかった。

あの何から何まで世話してくれてしまってる友人に、「このCP書こうぜ、表紙と挿絵描くから」と言われてしまった。2回くらいいや〜悪いしウンタラカンタラ…と断った気がする。気がつけば本文を作っていて、打ち合わせなんかしつつ全てが現実味を帯びていた。表紙挿絵合わせて6枚くらい描いてもらってるな…。今でもちょくちょく頁を捲る。今まで自分の本がそんなに売れなくてもなんとも思わなかったが、これは売れてくれ〜〜と思う……牛歩ではあるもの通販は出ている、とらのあな価格が下がるたびちょび…ちょび…と。カートにだけ入れておいて、セールになったら買ってるのだろうか? 覚えていてくれてありがとう〜。

通販の話に飛んでしまった。当日はサークルスペースを取っていなかったので、絵を描いてくれた友人のスペースに委託させてもらった。お使いしたり自分フォロワーさんとこにご挨拶に行ったり、なんだかんだと忙しく、あと普通に歩き疲れた。なんかバッグが重いな…と思ったら、未開封ストロングゼロが出てきた。前の晩に買って突っ込んで忘れたものだった。流石にコミケ会場でカシュッとやる訳にはいかないので、泣く泣く捨てた。

委託先のスペースにいると、友人のフォロワーさんが絵を描いていたりする。人が来ると売り子して、特に誰も来ない時は耳に鉛筆が紙を擦る音がさりさり入る。遠くに聞こえる人のざわめきと奇妙に響き合って面白かった。打合せにまで呼んでもらってしまい、Twitterを知ることとなった。互いにいいねをするくらいだが、それでいいか〜と思う。御縁があれば喋ることもあるでしょう。

同時進行で実は漫画を描いていた。当然ドヘタクソであるiPadクリスタダウンロードして、まずなんなんだこの用語は、というところからやっていた。先の友人とはまた違う人で、学生時代から一次創作を主戦場にしている人である。好きが高じてその一次創作オンリーを年明け1月に開くと決めたと言っていたから、ちょっと何か引っ提げて持っていくことにしたのである冬コミ原稿を早めに終えていたので、なんとか何が描いてあるかは伝わりますように……と祈った。祈ってたりなかったら、コマの中に文章を突っ込んだ。

私はおだてられると結構なんでもやってしまうので、漫画も随分褒めてもらってだいぶ調子に乗ってしまった。調子に乗った結果が8月の本につながっていく。

しかしこう書いてみると流されてばかりだ。自分意思でしっかり本を作っているつもりだったが、人におんぶにだっこですね。

1月の身内オンリーの少し前。推しジャンルオンリー開催が伝えられた。開催は2020/08/22。当時はこんなことになるとは露も思っておらず、またこジャンルオンリーをやってくれることももうないと思っていた。なのでというかなんというか、自分同人トロフィー解放も兼ねて、前々から気になっていたテーマを据えてアンソロジーを作ることにした。

私は高校時代文芸部にいた。年に何度か部員原稿を取りまとめて本を作り、大会に出ていた。別に中心人物でもなかったが、アンソロジーの作り方の概要くらいは知っているつもりでいたのだ。

対応できた部分もあったし、甘かった部分もあった。いろんな人に助けてもらいながら作った本はやっぱりきらきら光って見えた。箔も押したし。

当日は推しコス売り子さんも来てくれることになっていて、もうこのオンリー終わったら死んでもいいかもな…なんで思っていた。

コロナコロナコロナ

これでもう全部めちゃくちゃである6月くらいまでは現地に行くつもりだったが、もう諦めた。通販がメインになるのかな、壁でもなんでもないのでとんでもなくきついが。

いつかコロナが落ち着いた時、以前と同じような形でのイベントはできるんだろうか? そもそも落ち着くってなんだろう。観るつもりだった演劇が次々払戻しとなる。行き帰りの感染を警戒して自分からキャンセルする。舞台クラスターなんて単語を見た瞬間、ふーっと心が沈む心地がした。

本当は、もう少し賑やかなところに置いて、もう少し多くの人の手にとってもらえる筈だった。せめてもの罪滅ぼしに、アンソロ参加者には予定していたより多めの謝礼を出した。でも同人って別に謝礼が楽しみでやる訳じゃないんだよな…オマケが本番みたいになってしまった、ただただ申し訳ない。

1年に小説本2冊、漫画本1冊出せたらいいな〜、なんて思っていた。まあ未来は誰にもわからないものです。せっかくだし、もう1度小説賞に挑戦してみようか。どうせ遠出なんてできないし。

しかしやっぱりこう書いてみると彼女にはすごく世話になってるな。次東京に行けたら、ちょっとお酒でも奢ろうかな! と思います

おわり

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