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はてなキーワード: gplとは

2020-01-16

anond:20200116231025

排除するためのソフトがある。GPLを検出するためのソフトがあって、混ぜられてたら警告してくれる。

まず雇った人間勝手に使った場合は、基本的には排除していくし気がつかなかった場合でもさまざまな措置がある。

管理職が使った場合は、それは公開していくだろう。名誉名声がもらえるからね。

 

基本的GPL程度なら、ちょっとがんばれば自社でも作れるから

anond:20200116230741

なんでこんな特殊な書き方をしているか?というと更なる事故があって、GPLからといって、(まぁ使うほうが悪いんだけど)

さまざまな事例があるために必ずではないが

基本的に開示する義務があるとなったはず。とはいえ、いくつかの事例においてGPL側が譲歩することも合ったはず。

anond:20200116230355

ソフトを持っていない人が開示請求できないという条件だと、自分が所有数GPLソフト不正に使われた場合作者が開示請求できなくなるけど

これはたしかGPL製作者が、GPLを利用した製作者に勝ってソース開示の請求権を得た裁判があったように記憶している。

GPL権利主が非公開のソフトを訴えるという事例があったはずなので、必ずしもソフト利用者である必要性はないはず。特例だけど。

anond:20200116230102

そうだっけ?アプリを作る人のものからアルゴリズムを見たいからと言う理由が合った場合開示しなくてもいいんだっけ?よくわからないけどそう覚えていた。

アプリの利用は絶対条件ではなくて、あくまでも、GPLである根拠提示だとおもっってた。

御社が使っているGPLソフトという開示請求はできない。

ぐたいてきにこのソフトのと提示する必要があるため、ほぼ自分が持ってないといけない。ただ、自分関係者であれば問題ないとおもってた。

anond:20200116190020

ソフトハウスBが顧客企業Cに頼むとどうなるの?

GPL利用者ソース自由に見られるし、自由に再配布してもよいライセンスなので

ソフトハウスBが顧客企業Cに「ソフトハウスAが作ったアプリソース見せて」と頼んだとき

顧客企業Cはそれを承諾してもいいし、しなくてもいい。

GPLアプリを利用しない人にまでコードを公開することを強制するわけではない。

anond:20200116153709

客じゃないとNGというのはGPLを使っている事を証明できないからだったとおもってた

anond:20200116153611

あとGPLコードを使っている事を証明できることという条件がPASSしたばあいで、証明されて開示請求弁護士から来たら拒めるかはなぞ

anond:20200116153341

ゲームとかでGPLライブラリ使ってるのにコードが公開されてないじゃん、はいライセンス違反ってなるのは、

この元増田でいう顧客企業Cにあたるのが我々ゲームユーザー全員だからって話で、

GPLはなんでもかんでも全員にコードを公開せねばならんライセンスじゃないのよ

anond:20200116151414

GPLだったら開示請求1発で沈むで?

なんか勘違いしてない?

ソフトハウスAとソフトハウスBが顧客企業Cに向けてそれぞれGPL使ってるアプリを作ったときソースの開示請求をできるのは顧客企業Cやで。

ソフトハウスBがソフトハウスAの作ったアプリソース見せろと言っても、それを開示する義務は無い。

anond:20200116151259

あとは同じ規模の中小企業同士で競争になったときに、

オープンソース同士で自分コードがほぼ相手に見えている状態でどうやって相手企業にさをつけるんや?

GPLだったら開示請求1発で沈むで?

2020-01-11

https://b.hatena.ne.jp/entry/4679890005481652290/comment/mohno

Canonicalは「GPLCDDLと競合しないと思う」って主張だから

その他大勢は「GPLCDDLと競合すると思う」って主張

知られている限り、GPLCDDLが競合するか法的な裁定が下ったことはない(大勢的には99%黒と見なされているが)

なのでCanonicalみたいな屁理屈も今はまだ通用する

2020-01-03

それはたしかにむずかしいGPLが含まれているとして

GPLコード開示請求したら

なにかのつごうで、その機能がまるごと落ちているバージョン

GPLがふくまれていなかった

 

事務が間違えて公開してしまった。

 

これはむずかしい。

 

じむにはわからない。GPLが含まれいるかを検出数ソフトはあるが

ふくまれていないことを主たる目的としているわけではないからな。

ignoreにいれるっていうやりかただと、通過しちゃうから

 

あれはげんみつには、どのGPLが含まれているまでいえないと

殿部分を開示っていうのが、でかいシステムだと違うから

2019-12-04

https://b.hatena.ne.jp/entry/honeylab.hatenablog.jp/entry/2019/12/02/153056

GPLって必ずしも一般公開する必要は無くて、公開範囲ソフトウェア使用者だけでいいので、オーダーメイドシステムソースコードと一緒に納品するタイプSIerはそんなに気にする必要なかったりする。

問題になるのは不特定多数ソフトを売ることになるゲームとか、家電に組み込む場合とか。

なのに、前者のほうが過剰に神経質で、後者杜撰だったりするね。

2019-12-03

GPL汚染を利用したソースコード流出テロ

http://honeylab.hatenablog.jp/entry/2019/12/02/153056

この記事見て気になったんだけど、成果物にわざとGPLを紛れ込ませてソース全公開させるという事は可能なんだろうか?

会社によってはOSSをチェックするツールかけてると思うけど、その変が甘い会社だったら簡単に困ったことになりそう

そういう事態になってしまった場合ってGPL部分を削除してGPL適用しなくしたり出来るの?

GPL使うとき会社ポリシーなどで個人意思で使えないから不便

上の人説得するのめんどくさいんだよ

2019-07-20

これ”コピペになってない”ということを誰が保証するの?

類似文章検索のようなことをしたら確実にヒットするだろうし。

GPL感染するんでは?

(そうでなくても長々と著作権者表記必要になる)

いやまあ著作権者表記長々としてくれたらいいんだけど。

2019-07-13

MastodonGab論争〜燃え上がるMast〜

前回のエントリ

anond:20190706150428

大騒ぎとなったMastの振る舞い

MastodonはAGPLで開発されており、AGPLに則れば誰しもが自由に参入し使用することができるということは前回のエントリ言及させてもらった。

まりコレはMastodon接続するいわゆるクライアントアプリケーション作成する自由も認められていることとなる。

そのMastodonクライアントアプリケーションの1つとしてiOS向けに提供されている「Mast」という実装存在する。

Mast - App Store

https://apps.apple.com/jp/app/mast/id1437429129

MastはiOSでは比較的高品質Mastodonクライアントアプリケーションとして知られ、多くのMastodonユーザから支持されている。

App Store上では¥600で提供されている有償ソフトウェアだが、ソースコードGPLv3ライセンスの元にGitHubで公開されているので誰しもがMastを自由使用することができるというフリーソフトウェア運動の一環として非常に好ましい姿勢であると見られてきた。

ShihabM/Mast - GitHub

https://github.com/ShihabM/Mast

GNU代表格に自由を重んじるフリーソフトウェア運動へ関わるFLOSSなユーザはMastには¥600を支払う価値があるとし、景気よく¥600を支払ってMastを利用した。

GitHubからソースコードをcloneし、Xcodeプロジェクト作成コンパイルビルドiOS端末実機で動かすなんてことは¥600支払った(女性かも知れないが)彼らのスキルからすると簡単すぎる手順であり、何なら自動化すらできるだろう。

スタバMacbookを用いて1回ドヤリングするよりも彼らはMastの理念に感銘しMastに¥600を支払うことへ価値見出したのだ。

そんなMastの製作者Shihab MehboobはGab問題で揺れるMastodon創始者Eugen Rochkoの提言賛同しMastへ禁じ手たるアップデートをしてしまった。

Mastを購入したユーザ同意せずMastを起動するたびにMastodonサーバへ対してユーザに無断でGabドメインブロックするシステムコール送信するアップデートを施したである

これには2つの問題がある。

  1. アップデート以前にMastを購入したユーザはMastの振る舞いへ対して同意していない
  2. Mastからシステムコール送信であるMastodonサーバはShihab Mehboobの所有物ではない

まりどういうことか?と言えばMastは¥600で購入するマルウェアと化したのだ。

百歩譲ればMastがスタンドアロン機能としてGabとの通信不可能になるアップデートを施すのならまだ擁護のしようはある。

しかし、今回のMastのアップデートは無断でMastodonサーバGabドメインブロックするシステムコール送信してしまっているのだ。他人サーバを無断で操作してしまっているのだ。

このMastの振る舞いは情報技術者へ問えば100人100人とも「マルウェア的振る舞いであることは疑いようがない」と言うだろう。

しかも¥600支払っているのである別に¥600が惜しいわけではない。フリーソフトウェア運動としてShihab Mehboobの生活の足しになればと思って多くの者は¥600を支払ったのである

¥600支払ったユーザへ対して明確すぎるShihab Mehboobの背信行為が今回大炎上しているというわけだ。

これは自由vs自由の論争である

勘違いしてならないのは、この件は別に北米極右が集うとされるGab擁護するためフリーソフトウェア運動標榜する者たちが声を荒げているわけではないということだ。

GNU宣言を読めば理解できるように、フリーソフトウェア運動コンピュータ制御権は個別ユーザへ対して帰属するべきということを一貫して主張しているだけなのである

Gabブロック個別ユーザ価値観で決定されるべきであって、AGPLを冠するMastodon創始者Eugen RochkoやGPLを冠するMastの製作者Shihab Mehboobが強制すべきではないと主張しているのだ。

Eugen RochkoやShihab Mehboobが歩もうとしているのは疑いようもなく言論統制への道であり、それはリベラリズムが憎む道でありGabが歩んでいる道でもある。

からこそ今回のMastのアップデートは許されるべきではないとされ、Eugen RochkoやShihab Mehboobはフリーソフトウェア運動標榜する者たちから反論が起きている。

これが今現在最も先進であるとされる分散SNSが抱えている問題現在進捗である

2018-10-25

GNUな人と社会問題について話した

GNUとは

詳細は「GNU」とググってもらえれば判ると思うが、正確性を担保せず説明するのであれば「リチャード・ストールマン氏が創設した自由ソフトウェアに関する考え方の1つ」だ。

ジョークとして「GNU宗教である」と語られるほど過激GNU信奉者もおり、GNUに関わる者達はGNU正当性社会へ発信し、そして社会へ貢献している。

GNU自由と密接に関わるため、しばしば左派思想と結び付けられる傾向にあり、そんな自由思想に染まるGNUな人と接触する機会を得たので日本社会問題を色々と感想を聞いてみた。

まりにも長くチャットでやりとりしたため会話形式で紹介すると増田では書き切れないので、GNUな人の意見抜粋する形で紹介したいと思う。

キズナアイはおおむね自由である

キズナアイライセンスGPLではない点について思うところはあるが、キズナアイの成り立ちや活動を見れば「キズナアイはおおむね自由である」と言うのがよくわかる。

キズナアイライセンスに則ることを前提におおむね自由な利用を保証しているため、開かれたキャラクタと言える。これは評価したい点だ。

キズナアイNHKに関わる今回の活動が生徒役に関する性役回り固定化の一つの現われだと見る向きもあるようだが、キズナアイはそれ以前から企業製品PRを受注し、視聴者キャンペーンをした実績に関してキズナアイを良しとしない層が無視しているのは正直なところ馬鹿馬鹿しいとすら感じる。

キズナアイ仕事であるとしても「この製品は良い」と紹介する、これはYoutuberではありがちなシチュエーションだと思われるが、見方を変えればキズナアイは明らかに先生役だ。

キズナアイは、女性は常に先生役に居なければならず生徒役をするなと言うことか?記憶しているフェミニズムの中には女性教育学権利の獲得などがあったはずだが記憶違いだったか

キズナアイが、彼女という一個性が行なったこれまでの実績を無視するのか。先生であった彼女の実績を無視ゼロとするとは中々突飛な考え方だと評価せざる得ない。

女性の実績は評価されなければならない。彼女の実績を無視をしてはいけない。キズナアイの実績を無視したのはどちらなのか?は火を見るより明らかだろう。彼女自由表現を今後も応援していきたい。

安倍政権評価できない

これは別に安倍政権擁護しているわけではない。

歴史学経済学社会学の常として現代では評価しにくい分野の一つだからだ。

個人の考えとして私自身が人間社会所属をすることを希求する。つまり人間社会存在しないと私は非常に困るのだ。

天賦人権ではあらゆる権利保障されている。生きる自由から他者を殺す自由まで、あらゆる自由保障されているのだ。

しか人間社会人間社会肯定するため、人間社会人間社会を維持するために他者を殺す自由を認めることが出来ない。

人間の天賦人権制限することによって人間社会は維持されるとの見方から人間社会への所属希求する私個人としては無制限自由を諦めざる得ない。

GNU人間社会存在が前提として成立するものであるGNU一種アナキズム(支配からの脱却)と見る向きもあるが、アナキズム人間社会否定するものではなく、特定支配者に管理されない人間社会希求する考え方だ。

この考えに則れば私は安倍政権否定するだろう。むしろ安倍政権でなくとも否定する。そしてこれはおそらく求められている答えではないはずだ。

おそらく安倍政権の良い部分、悪い部分をGNU視点評価せよという意図質問だったと思われるが、それはGNUの役目ではない。根本からGNUは「政権」を評価できないのだ。それは後世の歴史学経済学社会学の者へ任せたい。

AI人間社会を滅亡させるかも知れない

AIと言われると非常に範囲が広すぎて答えるのに窮するが、その答えは「AI人間社会を滅亡させるかも知れない」だ。

ただし、ここには前提があるものと考えている。それは「何らかの理由によって人類が滅亡することが確実視された際、人類を滅亡させる可能性のあるAIがそのワクチンとして機能する場合であると考えている。

難解なパラドックスへ陥いっているが、早い話が「人類を滅亡させる病原へ対抗できるワクチン存在するが、ワクチン副作用によって人類が滅亡する可能性がある」ということだと思って頂きたい。

我々人類は高い知能を獲得し道具を開発した。この道具は石器でも何でも良いが、この道具がおそらく「人類を滅亡させる病原へ対抗する人類を滅亡させる可能性のあるワクチン」だ。

人類歴史は道具によって生き延び、道具によって殺し合いをした歴史であり、可能性だけで言えばAIがその副作用あるワクチンポジションになることは否定できない。

義務教育を修めた者なら誰でも理解することだが、AIだけでなく電気だろうが、スマホであろうが何であれその可能性は持つのAIだけを槍玉に挙げるのは不公平とは言える。

GNUの信奉者、とりわけ私のような技術者は道具の可能性を信じて開発しているが、どこか頭の隅には道具の危険性を常に意識しているだろう。

技術者であるからこそ道具の開発がやめられないのは一部の道具の危険を訴える者達には少々申し訳なく思う。

原発を含む原子力技術の開発は続行すべき

原発を含む原子力技術の開発は現代日本で非常にセンシティブ問題である認識しているが、私個人として開発は続行すべきと考えている。

この件に関してはGNU信奉者の中でも意見が分かれると思うが、原子力技術を考えるのであれば反物質・反エネルギー存在原発を含む原子力技術の開発続行を推奨する理由となっている。

現段階では反物質・反エネルギーなどというものサイエンスを通り越してドリーム、人に寄ってはオカルトくらいの評価であると考えられるが、理論上は原発を含む原子力技術デメリットを吸収できる可能性がある。

すなわちデメリット反物質・反エネルギーによる対消滅へ期待しているのだが、当然ながら失敗すると宇宙全体が対消滅する可能性もあるため諸手を挙げた期待というほどでもない。

ただ、反物質・反エネルギー単体を考えると現在原発を含む原子力技術運用の応用の先に反物質・反エネルギー運用があると考えられるので、現段階で原発を含む原子力技術の開発・運用を停めることは些か早計のように感じる。

これも先に話したワクチンパラドックス一種だと思われるので、人に寄っては立ち位置が違うのではないかと思われる。

申し訳ありません

ここまで書いておいて文字数制限に引っ掛かるようなのでココまでにしておきます

個人的にはGNUの人は左派より左派らしく自分他人自由に関して強く意見を持っているのだなと感じた。

2018-09-26

GPLBSD、真の自由はどちらかみたいな話だ

2018-06-15

コインハイブ擁護してる人見るとなんとなくGPL教思い出して胸がキュッとなる

2017-09-08

anond:20170908073503

GPL制限の多い厳しいライセンスなんだよ。

当然、消したらダメ

GPL制限しちゃいかんだろ

https://thk.kanzae.net/wp/page-3176/

GPL ライセンスなのでソース内の著作権表示は消したらアカン」

こんなの初めて聞いたぞ。

消しちゃいかんとか、制限したらGPLにならんのでは?

2017-07-07

リーフのバッテリ劣化技術的に早すぎる

https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20170707-00073002/

スマホ電池は2-3年で40%程度まで劣化することも珍しくないので、リチウムイオン劣化するもんだという観念は広く染み渡っている。ところがそこは設計次第という面があって、放電深度によっては3年/500サイクルより長持ちさせることはできる。らしい。

ネットを見ていると、中古リーフ関連のテンプレには必ずバッテリ満充電容量を確認しろ可能なら軽く劣化させて保証交換に持ち込め、と書かれている。テスラ関連の掲示板は常に社長の人柄(渡邉美樹に似たタイプだ)とOSアップデートの話をしていて、「バッテリ劣化」と口に出すと「テスラのバッテリは劣化しない」と言って叩き出される。「エアコンの航続距離への影響」も「知らん」の一言で終わる。走行20kmで残容量93%というデータ(?)もあって、6万kmで90%を割っていると外れ値扱いになる世界なので、車の寿命まで持つから心配いらないというのも一定事実を含むのかとは思う。

リチウムイオン電池は高価だ。概ね2万円/kWhで、低下傾向にある。つまりリーフの24kWhバッテリには原価が60万円ほどかかっている。リーフの定価は300万円前後なので、1/5がバッテリの原材料費ということになる(分数だ!!!!)。これをテスラ並みの48kWhや72kWhにすれば、24kWhでの公称航続距離は228kmから、72kWhあれば650kmは走れるだろう。そうするとガソリン車の満タン感覚とも近くなってくるだろうし、仮に1/2や1/3に劣化しても燃費が悪くなったと言って済ませられるのではないだろうか。

もちろんバッテリの容量を2倍3倍に増やせば体積が2倍3倍になるのみならず、実質的ヴィッツとかフィット価値しかない車が360万円や420万円といった価格帯になる(これはかけ算だ)。BMW 3が候補に入る価格帯だ。電池は重量がある。パワートレインを強化しよう。リチウムイオン電池劣化は冷却によって抑えられる。冷却システム改善しよう。そうして技術的に適切な解決を図っていくと、例えば48kWh, 10年後の航続距離が300km、辛うじてコンパクトの車がわずか520万円といった感覚になってくるだろう。そのような車は、東京名古屋間を無充電で走行し、現地で少し急速充電した後、帰ってくることができるだろう。

同じことがトヨタ カローラにもできる。カローラ新車価格は150万円であるカローラ3.5台分の日本円を用意すると、その機能を保ったまま内燃機関電池と電動機で置き換えることができる。多くの日本人は今やカローラを購入することに難しさを覚えるようになっている。すると、機能を保たずに新車価格を保つほうがビジネス的に理にかなっている。バッテリの劣化は納車後しばらく、クルマに対する情熱があるうちは明らかにはならない。であれば、技術には涙をのんでもらってバッテリを最大限にしばき倒し、主に都心を動かすシティカーだが頑張ればノートと同等の動きもできるといった宣伝で、うるさい人だけ保証や実費交換で黙らせていけばよいという判断があり、そしてそのようにしているというのがリーフのバッテリ劣化をめぐる状況なのではないだろうか。

何が言いたいかというとテスラモデル3が欲しい。0-100km/hは5秒を切ってきそうだし、GeForce GTX 1060の搭載が決まっているし、GPLを盛大にぶっちぎってGNU/Linuxで動いているし、量産開始がアナウンスされている。別にどこかから金をもらっているわけではないが。くれるならRC版の3をくれ。

2017-02-26

anond:20170225195916

"Google翻訳オープンソースプロジェクトに使うのはダメなのか? " についての反論

いい記事なのだが、いくつか反論や補足が必要だと思ったので書く。

GPLコンパイラの例

このGPLコンパイラとはGNU bisonやGCC(GNU Compiler Collection)について指しているのがほぼ明確なのでそれらについて書く。

確かに著作権法を元にしたライセンスは、ソフトウェアの出力結果に対してソフトウェア著作権ライセンスが影響しないと解釈するのが妥当であるというのは正しい。

ただしこれは"著作権ライセンス"に限った話である、つまり著作権ライセンスでは不可能な制約がEULAなどでは課すことが可能であるということを意味する。

詳しくはGNUの書いた記事の"契約を元にしたライセンス"という項を読むと良い。以下に引用する。

https://www.gnu.org/philosophy/free-sw.html

ほとんどの自由ソフトウェアライセンスは、著作権を元にしています。そして著作権によって課することができる要求には制限があります。もし、著作権を元にしたライセンスが、上記に記した自由尊重するならば、まったく予期しない他の種類の問題があることはありそうもないでしょう(予期しないことはまま起こりますが)。しかし、ある自由ソフトウェアライセンスは、契約を元にするもので、契約もっと広範な制限を課することが可能です。これは、そのようなライセンスが、容認できないほど制限が強く、不自由でありうる、いくつもの形態がありうることを意味します。

わたしたちは、起こりうるすべてのことをあげることはできないでしょう。もし、契約を元としたライセンス利用者を(著作権を元としたライセンスでは無理な形で)異常に制限するならば、そして、それがここで正当だと述べられていないのならば、それについて検討しないといけないでしょうし、そのライセンスは、不自由である結論づけるかもしれません。

また元の記事の著者はGCCやbisonがGNU GPLのような強いコピーレフト保護されたソフトウェアでも、それによって作成された著作物GPLにならない(つまりコンパイラやパーサーのライセンス継承しない)ことを根拠考察しているようだが、実はbisonやGCCGPLにはライセンスに対する例外付属していることを考慮すべきである

GCCやbisonの著作権保持者であるFree Software Foundationは著作権法の話をするとき、たいていアメリカ合衆国を想定しているがこれらの自由ソフトウェアが広く使われるあたって、著作権法とそれを元にしたライセンスが異なった解釈をされることがありうることをおそらく危惧している、そのため出力に対してソフトウェアライセンスが影響しないことを確実にするためにこれらの例外規定しているのではないか

この二つの理由から、元記事議論世界中に対して広く配布するFLOSSディストリビューションでは(非常に残念ながら)鵜呑みに出来ないと私は考える。

フェアユースについて

フェアユース規定は例えば日本では存在しない、

加えて言えば、たとえフェアユース規定が全世界的に利用できて、営利目的でなければ利用できたとしても、

フリーソフトウェア/オープンソース定義の中に

自由.0: どんな目的に対しても、プログラムを望むままに実行する自由

(i.e. オープンソース定義 6項 利用する分野に対する差別禁止)

がある限り、そのような制限ディストリビューションは受け入れられないだろう。

またOracle vs GoogleJavaAPI訴訟はケースとしてはかなり特例であり、

一般に広く適用すればlibcすら当てはまるのではないかと私は思っている、

これを根拠にしてよいのならばそもそもコンピューター業界がひっくりかえるのではないか

Web翻訳の結果をオープンソースソフトウェアで使うべきか、そうではないか

少なくともUbuntuのようなプロジェクトにおいて、私は断固反対である

というのは現状ほぼすべてのWeb翻訳(例外があれば教えて欲しい)はプロプライエタリないし、それと同じ結果をもたらすSaaSSだからである

Webブラウザを介して使う翻訳サービスはSaaSSの代表例であり、ユーザーコンピューター計算コントロール

つべであるという自由ソフトウェア思想と明らかに相容れないものである

このようなサービスを利用することの弊害として、(例えば)Google翻訳翻訳処理の計算依存することにより、ユーザー入力Googleが常に把握することが挙げられます

もちろんこれはあまり良いことではない。

多くのFLOSSシステムディストリビューション自由ソフトウェアを主に入れるというガイドラインを持っている。

アーカイブのごく一部にnon-free(Ubuntuならrestricted/multiverse)なソフトウェアがあるが、

これは事実上妥協産物であり、排除しても大した問題がないならば配布から除外することに多くのディストリビューション関係者異論を挟まないだろう。

また例えばDebianはあるソフトウェアがDFSG(Debian フリーソフトウェアガイドライン)に適合するフリーソフトウェアであったとしても、それがガイドラインに適合しない著作物依存する場合、contribというセクションに閉じ込めており、それは公式システムの一部ではないとしている。(建前ではcontrib/non-freeセクションはユーザー向けの付加サービスとされる)

Ubuntuコミュニティ新規に作られた著作物コミュニティ哲学に反する物に依存するというのは、かなり致命的である

たとえ奇跡が起こり、例外的Google翻訳や一部のプロ翻訳ツールBSDライセンス(Launchpad上での翻訳ライセンス)での出力を許したとしても決して褒められたものではない。

Ubuntubug#1に"Ubuntuソフトウェア自由である。常にそうであったし、今後も常にそうである自由ソフトウェアは万人に望むままの方法で使い、望むままの人間と共有できる自由を与える。この自由は多大な利点である。"とプロジェクト創始者であるマーク・シャトルワースが書いていることをよく考えるべきである

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+bug/1

この反論を読んだ読者の中にはあまりGNUプロジェクト寄りに思想が傾いていると思う者がいるかもしれないが、

いわゆる"Linuxディストリビューション"の中には数多くの重要GNUソフトウェアシステムの根幹をなす形で入り込んでおり(例えばGCC,bash,glibc etc...)

またUbuntu派生元となったDebianの成立経緯にはやはりFSFが関わっている。

さらに言えば、システム保守を手伝う人の中にはシステムフリーからボランティアで頑張っているという人もいると思う。(ほとんどではないかもしれない)

のでUbuntu周りの話に限ってはこういった観点で見てもよいと思ったので書いた。

追記

Ubuntu Japanse Teamの関係者に読まれたようなので満足しました。(2017/2/27 22時)

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