はてなキーワード: bbcとは
例えばレイプなんかはわかりやすく「被害者/加害者問題」なんだけど
ただ、被害者が居る犯罪(悪いこと)というのは構図としてわかりやすいから
Aという行為が悪いことであることの証明として「被害者が居るかどうか」を探してしまうケースが有る
それで話がおかしくなる
しかも、「それが被害者かどうか」も時代や考え方によってズレがあるので、より善悪判断は曖昧になる
例えば18歳未満の買春は違法だが、時折「被害者はどこ?」という案件があったりする
そう言うときは、「悪いこと=被害者/加害者問題」だと勘違いしてしまっている
ただ、面倒なことに世間的に「被害者が居ないなら悪いことではない」という論者が一定数居るので
立て付け上公的にも「買われた子供は被害者だ」ということにしてしまっているんだと思う
ジャニー氏の件も結局同じで
じゃあ被害者はどこ?問題になるんだけど、そうじゃなくて、「被害者がいようがいまいが悪いことだ」で押し通すべきなんだけど
「被害者が居ないなら悪いことではない」論者に響かないし、当時違法だったかどうかも怪しいので
結果、誰も彼も黙るしかない状況にあるんだと思っている
じゃあBBCは何なの?って言ったら「うわー日本キモイね」「それ現代イギリスだったら違法だよ」「MeTooしろよ」って言いたいだけ
会見していた彼もBBCで証言していた彼も現役だった頃の話だ。
当時、都内の学生で時間のあった私は、世の中では珍獣のような扱いだったジャニーさんの姿も度々見かけていた。
その頃はJr.がジャニーさんの家に遊びに行く話をアイドル誌ですることもあったし、ジャニーさんの家に行くのは選ばれた者だけという雰囲気でもなかったと思う。特別で異質なこととは思っていなかった。仕事先からジャニーさんと一緒に帰るJr.を「お持ち帰り」と表現することにも違和感はなかった。気持ち悪いともそんなに感じてはいなかった。
ジャニーさんは小さな子どもが好きで、年長のJr.よりずっと子どものJr.がステージで良い位置に立つのも普通だった。そこにファンの数は関係ないことも多かった。だってジャニーさんチビジュ(明らかに子どものJr.のこと)が好きだもんね。
いきなり良い位置に抜擢されて、またいきなり下げられる、そんなことも見慣れた。ジャニーさん気まぐれだもんね。
チビジュが上半身裸、下は水着姿でステージ上の噴水装置でびしょ濡れになる演出にも、いかにもジャニーさんが好きそうだよねと納得した。
お気に入りと言われる子が片親家庭だとジャニーさんは家庭環境が大変なJr.が好きだよねと話した。ゲスの極みだ。
ボクシングを題材にした舞台で上半身裸、下はボクサーパンツのJr.たちが通路に並ぶ演出があった時に私は通路横のチケットを持っていた。
居心地の悪い思いもしたけどそれを口にはしなかった。むしろはしゃいでみせた。
自分の周りの狭いファンの世界では、ジャニーさんが変態でやばい大人だということは当たり前に共有されていた。
「親はよくジャニーズにいれるよね」なんて知ったような口をきいた。そのJr.の団扇を振っていても他人事だった。
繋げてしまえば醜悪な構図が浮かび上がったかもしれないピースのひとつひとつを見ない振りで過ごした。
ある程度わかっている(それは誤解なのかもしれないし本当なのかもしれない)というスタンスで、でも、「だからなんなの?」という顔をして過ごした。
何でそんなことができたんだろうなと思う。
国内メディアが取り上げにくい話題なので海外向けに発信しようと思ったとのこと。
他の被害者についても声を上げることを期待しているという。
ほぼ何も言ってない定型文ながら会見内容については批判も否定もしてない。
一部のジャニーズファンは岡本カウアンさんのことを態度が悪く告発も疑わしいとしていたがこれで疑いは晴れた。
マスメディアは黙殺するのではと懸念の声も多かったが新聞は報道した。
とはいえジャニーズとの繋がりの強さからするとこれだけで終わってしまう可能性もある。
今後も注視したい。
潮目は変わるだろうか。
この1カ月弱、たびたび話題になってるジャニー喜多川の事件、ジャニオタたちがどう考えているのか聞きたいんだよな。
twitterだと、その昔告発した人々へのセカンドレイプはもちろん、BBCのドキュメンタリーに出ていた人たちに対してさえセカンドレイプが飛び交っていて、正直ジャニオタちょっと相当頭おかしいんじゃないのか、と思ってしまう。例のドキュメンタリーに出演していた元ジュニア?たちのほとんどはジャニー喜多川を悪く言ったりはしてなかったのに、だ。
まぁそれ(チ〇ポくわえられてもジャニーさんは尊敬しているような子ばかりなこと、そしてそういう子たちに対してさえセカンドレイプするジャニオタ)が、部外者からは更に「集団としての異様さ」に映るわけだが…。
増田的にはジャニーズのタレントに興味がなく(胸板のペラさがどうにも受け付けない。たぶんジャニー喜多川と私は男の趣味が違う)、嵐の名前と顔が一致するかもちょっと怪しい程度の私だが、「推しがジジイの慰み者になっていたかもしれない」という状況は、改善されるべきゆゆしき問題だと考えているのだと思っていたのだ。ところがtwitterはセカンドレイプの嵐。
この理由は何なのかを、たまに出没して謎のジャニオタの生態をさらしているジャニオタ増田たちに、ぜひ考察を聞きたいのだよな。
いくつか考えた仮説としては
このぐらいあるんだけど、近いものありますかね?もしくはどれも全然的外れだろうか。何しろ嵐が全部同定できないぐらい、ジャニーズ分からんので自信がないわ。全体的に利己心なんだろうなとは思っているんだけどさ。まぁ利己心がセカンドレイプという攻撃に変化してる状況があるなら、邪悪だな~~と思って。
増田、Togetter、Twitterあたりの比率が下がり、ソースが若干多様になっている状況は継続している
2023年3月 | 人気エントリー入り回数 |
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anond.hatelabo.jp | 168(11.1%) |
togetter.com | 151(9.9%) |
twitter.com | 105(6.9%) |
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www3.nhk.or.jp | 39(2.6%) |
www.itmedia.co.jp | 30(2.0%) |
www.asahi.com | 28(1.8%) |
news.yahoo.co.jp | 28(1.8%) |
qiita.com | 27(1.8%) |
gigazine.net | 27(1.8%) |
mainichi.jp | 25(1.6%) |
zenn.dev | 24(1.6%) |
www.nikkei.com | 22(1.4%) |
nordot.app | 18(1.2%) |
gendai.media | 17(1.1%) |
bunshun.jp | 16(1.1%) |
speakerdeck.com | 15(1.0%) |
shonenjumpplus.com | 15(1.0%) |
www.tokyo-np.co.jp | 14(0.9%) |
www.sankei.com | 13(0.9%) |
president.jp | 12(0.8%) |
newsdig.tbs.co.jp | 12(0.8%) |
dev.classmethod.jp | 12(0.8%) |
dailyportalz.jp | 12(0.8%) |
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nlab.itmedia.co.jp | 11(0.7%) |
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なるほど。
ジャニー喜多川氏によって為されたと報道された行動は許されるものではないだろう。
例えそれが噂のようなものであったとしても世間は糾弾へと動くはず。
フェミニズムとしては先進的なbbcに乗っかれるし、フェミニズム先進国の韓国の国威を揚げれるという意味では一石二鳥。
同性愛者による性暴力だとか、女性ファンが群がるアイドルグループの糾弾という難しい局面でもあるが、そのようなマイナスを差し引いても手取りの正義点がかなり高い水準で得られる。
さらに、被害者しか証言できないし、被害者は全く存在しない番組。
これでは検証できません。
だいたい閲覧注意とか持って回るの、嘘なんだよね。
これでジャーニーズに怒れ!って言われても本人は死んでるよね。だれに怒るわけ?
2014年からずっとドンバスの住民を虐殺し、すでに戦争していた。
BBC全く報道しません。こんなところが本当のこと言うわけがない。
朝日新聞はあたかも仁藤夢乃が被害者のようです。でたらめがすごいですね。
そういえばくさつのしょこたんが嘘でも朝日は全く報道していません。
性犯罪関連はすべて嘘と言っても過言ではない。
https://anond.hatelabo.jp/20230328174533
この増田でも触れてるように、2017年時点(ジャニー喜多川86歳)でようやく違法化された
それ以前も一応親告罪ではあったが訴える人が居なかった
適法であったからこそ、言うほど周りも叩きづらいという状態もあった
※ちなみにジャニー喜多川のセクハラ行為は結構前から言われているけど
年齢を加味してやってたのは平成中期より前の時代だろうと言われている
1990年代といえば、ディスコや援助交際やブルセラ全盛期の時代だ
その時代のある行為・事件を指して、「あの頃は良くなかったな」「今はいい時代だな」となるのはわかるが
じゃあジャニー喜多川の作ったものや、今のジャニーズにNOを言おうというのは
そりゃ全員に受け入れられるようなものじゃないだろう
MeTooで大昔の話を掘り返してみたり
例えばじゃあこれが100年前の出来事だったとしたら、多くの日本人は「そういうもの」として扱うだろう
100年前じゃないにしても、おニャン子クラブをただの「懐かしいもの」として扱ってる時点で感覚が違うんだろう(80年代の私ですら、あれはすげー時代だなと今でも思う)
これがもし誰が見ても明らかに酷い、つまり大昔から犯罪の類であったらまた変わったんだと思う
ただ淫行関係は時代によって犯罪かどうかが度々揺れている領域だ
だからこそ日本人も言うほど叩けないし、というか欧米でも昔のそういうのを叩いてるのは一部という認識
まあBBC的には海外のおもしろコンテンツの一つなんだろう、彼ら的にJapanはHentaiの国でなきゃならない、これは昔から変わっていない
ジャニー喜多川をボロカスに叩いてジャニーズを潰さない限り、奴らは「それみたことか日本人は変態だ」とコンテンツにするだけだ
せめて今まさに起こってることを取り上げろよと思うが
__
BBCワールドで放送されてブクマでも話題になった「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」が、アマプラのBBCニュースチャンネルで4/18まで配信される。
アマプラでBBCワールド契約している人、またアマプラだけ契約しててBBCは契約してない人でも14日間の無料トライアル中なので無料で見られる。
https://twitter.com/BBCNewsPRJapan/status/1640017376837275650
このジャニー喜多川とジャニーズ事務所への告発ともいえる1時間弱の番組で、私にとって想像していた内容と違ったのは、ジャニー喜多川からの性加害を受けてきた人のインタビューが「かわいそうな被害者としての証言」ではないということだった。被害者の告発は多くの場合おぞましいものであることが多いので見る前にはネガティブに感じていたのだが、それを見るストレスはなかった。
番組でインタビューに答えた数人の彼ら(元ジャニーズJr.で性被害を受けた経験がある人)は、全員が、自分たちはジャニーさんに性的いたずらをされた、だがジャニー喜多川を憎んではいないしむしろ尊敬しているし好きだったと答える。そして彼らは「最後まで」はされていないと言う。自分は触られはしたが嫌がったら止めて謝られ、ジャニーさんは別の人を物色しに行ったというのが彼らのインタビューの共通点。
「最後まで」がどこまでのことかは答えがなく、記者が更に質問を重ねても笑顔と共にあいまいにされる。”手口”は誰もおおむね同じで、『合宿所』で、風呂に入っておいでと(ジャニー喜多川に)言われその後で(ジャニー喜多川に)体を触られる、寝ていたらジャニーさんが潜り込んで触りに来る、といったもの。インタビュー中に下の方に手が伸びるジェスチャーがあるので下半身(性器)への何かしらはあるのだろうとも推察はできる(番組内で明らかにはされない)。
被害の告発ではない被害体験を語られて、見ている私は告発とは異なる気持ち悪さを感じた。自分の身に置き換えると吐き気がするのにインタビューに答えている人たちは平気そうなのだ。中には(ジャニー喜多川から性被害を受けても)「それで売れるなら受け入れる」という人も出てくる。まるで「未成年への性加害の犠牲者」=被害者は存在しないみたいだ。
番組には「被害を訴える被害者」のインタビューは一つも出てこない。ジャニー喜多川の性加害についての記事を出してきた文春の記者へのインタビューはあり、彼らは何人もの被害者への取材を行ってきたことを明らかにしているし、そもそも、何せ文春がジャニーズ事務所に訴えられた裁判でジャニー喜多川本人が加害をうっかり認めてしまっている。
被害者は居るのだ。
この番組中にも触れられているが、そもそも日本では2017年(たった5年前だ)に法改正されるまでは男性への性加害を起訴することすらできなかったわけで、ジャニー喜多川から性被害を受けた人たちに被害自認がないのもしょうがないのだろう、ということもできるかもしれない。男→女の性加害、または女→男の性加害であれば「最後まで」が比較的明確で「セックス≒性器への挿入」だろうと思うのだが、男→男だと「最後」があいまいだ。
スキンシップやふざけあいの線上の少し逸脱した何かだと思えばいい。うまくやり過ごせればデビュー後にちょっとトークのネタになる武勇伝であり、ジャニーズ事務所的な世界観の中ではむしろ「ジャニーさんのお手付きのジュニアは売れる」という伝説ですらある。だが、「ジャニーさんのお手付きは売れる」は、少し見方を変えれば、「ジャニーさんのお手付きにならないと売れない」だし、もっと言えば「ジャニーさんのお手付きにならないとデビューさせない」でもありうる。
番組では記者が、「ジャニーさんに性的いたずらをされたけど僕は元気です」といった様子の彼らに、被害自認がないことに驚いている様子が映し出される。また、『被害自認のない被害者』の一人から、母親が、息子が生まれたら絶対ジャニーズに入れたいと思っていたと言うのでジャニーズに入った、母親も「そういうところ(ジャニーさんの性加害があるところ)」だと知っていたと思う、というインタビューも流れる。
更に渋谷のハチ公前で撮られた街頭インタビューの様子。「そういう話は知ってはいるが、だから何なんだ」というトーンのものが、選ばれ取り上げられている。街頭インタビューに答えた一人は自分はゲイであると前置きし、日本ではLGBTQへの理解がないから(ゲイのジャニー喜多川にとってアイドル事務所をやることは)大変だったんだろう、と言う。記者が、加害者の性的指向(ゲイかどうか)と、未成年に性加害を行うかは関係がないだろうと更に質問を重ねると「表立って追求するべきではない」という答えが返ってくる。また(ジャニー喜多川は)もう死んでしまったので(彼の未成年への性加害について)話したくない、という人も出てくる。街頭インタビューに答えた善良な市民にとっては、被害者も、そして加害者すら存在しないように見える。
そして記者の、ジャニーズ事務所への取材が断られる様子が映し出されていく。最後はジャニーズの本社ビルの「建物に入るな」「建物を映すな」と広報担当者や警備スタッフの要望がエスカレートしていく。
未成年への性加害の加害者はジャニー喜多川である。だが、加害者はもう死んでこの世にいない。でもまるで、加害者がまだ存在しているような気がしてくる。もちろん直接的な性加害はなくなっているだろうと思う、何しろ本人死んでいるので。でも番組の終盤には「加害の気配」が強く印象付けられていく。
「やられたけど、大したことない」という元Jr.たちの、市井の街行く人たちの、そしてジャニーズ事務所の、「だから何?」という態度という形をとった、加害の気配。
このドキュメンタリ番組で映し出されていく被害者と加害者は複層的で複雑に絡み合っている。
(A)被害者については、
(A1)わかりやすい被害者は存在しているがこの番組には出てこない。
(文春裁判同様被害者保護の観点か?本件で一部のジャニオタはインターネットの各所で酷い二次加害を行っている)
(A')被害自認がない人々(法的に言えば被害者だが、自らを被害者とは認識していない)。
(B)加害者については、
(B1)明快にわかりやすい加害者は「ジャニー喜多川」である。
(B2)ジャニーズ事務所という法人も、代表(というか弟や叔父だ)の性加害を何十年も放置していた協力的加害者である。
(B’)性加害ありきで成り立つスターシステムを「伝説」のように扱い、またはタブー視する人々は、間接的にせよ「加害的空間」を醸成する加害者ともいえる。
(B'')=(A')、被害自認のない被害者は、間接的に、そして不可抗力にせよ加害的な存在にもなっている。
ややこしいのはこの(B'')=被害自認のない被害者の存在である。「被害自認のない被害者」は、不可抗力ではあるが更なる被害者の拡大(自分はうまく躱せたが別のジュニアに被害が向かったなど)や、「加害的空間の醸成」に図らずも貢献してしまっている。被害者だが加害者。
このように被害、加害の関係が複雑なため、そしてジャニー喜多川本人がもう死んでるので、そして何よりも、大手メディアの大半がこの件を、逆らうとタレントを使わせない、そして独立しようとすると干すことでおなじみのジャニーズ事務所に忖度してか全く報道しないことで、また下火になってしまうのだろうなと残念に思う。
とても残念に思うので、やりようによっては無料で見られる今の時期に、興味がある人もない人も、番組を一度見てほしいと願う。
私の知り合いに、インビューライターがいる。彼女は色んな仕事をしているのだが、その中の一つとしてジャニーズ事務所のあるタレントのインタビューというのがあった。そのタレントは彼女以外からのインタビューを嫌い、できるだけ彼女をブッキングしてほしいと言われていたのだそうだ。
彼女と私は、そういう華やかな場所ではなく、極めて地味なところで一緒に10年以上仕事をしていたのだが、彼女は自分から「私はジャニーズの〇〇君の専属なのよ」などと言うことはなく、彼女を私に紹介してくれた人からそういう風に聞いていたのだ。
一方で、私はジャニーズタレントに全く自信がなく(顔と名前が一致しない)、私は彼女の仕事に満足していて、また彼女がポートフォリオにも入れていないので、最初に紹介された時の売り文句?を忘れていた。だが長く仕事をお願いしている中でだんだん個人的にも仲良くなり、そしてそのタレントが小さいある事件を起こしたときに、そういえば!と思いだしたので、野次馬根性がもたげてつい聞いてみたのだ。専属って本当?
専属ではないと彼女は言った。専属ではない、いろんな人がインタビューしていると思うわよ、と。
ある話題についての質問に上手に答えられない時があるのだという。そしてその話題をNGにもできない。彼らの歌や彼らが出演するドラマや映画の多くはそのテーマが主題になるので、プロモーション時には避けて通れない。それが彼女がインタビューする場合には何とかなるのだという。彼女自身は、何を気に入られたのかは分からないけど長い付き合いだし気楽に話してくれるのかも、と笑っていたが、(間接的に加害空間を醸成してしまっていたであろう)私は、ジャニー喜多川にまつわる「噂」に関係があるのかな…と思ったのだ。だが「あの噂と関係あるのかな」とは尋ねられなかった。
私が、自分は間接的に加害空間を醸成している人間である、と思ったのはその時で、それまで以上に、TV番組にたまに出てくる彼らの「ジャニーさんの話」を聞くたびにとても不安な、困った気持ちになる。
こういう気持ちはファンの人や、それ以外の一般の人は思ったりしないのだろうか…。
踊りと作法を覚えられてちやほやされることにあこがれて舞妓(誤字りました。←舞子)になって、15で酒席で酌をしたり性行為をさせられるという話や、ミスコンに出たらスポンサーの偉い人にセクハラされるとか、そういう話と通底する何かが、この社会にはずっとある。少しでも、出来るだけ世の中から減っていくといいな…。