例えばレイプなんかはわかりやすく「被害者/加害者問題」なんだけど
ただ、被害者が居る犯罪(悪いこと)というのは構図としてわかりやすいから
Aという行為が悪いことであることの証明として「被害者が居るかどうか」を探してしまうケースが有る
それで話がおかしくなる
しかも、「それが被害者かどうか」も時代や考え方によってズレがあるので、より善悪判断は曖昧になる
例えば18歳未満の買春は違法だが、時折「被害者はどこ?」という案件があったりする
そう言うときは、「悪いこと=被害者/加害者問題」だと勘違いしてしまっている
ただ、面倒なことに世間的に「被害者が居ないなら悪いことではない」という論者が一定数居るので
立て付け上公的にも「買われた子供は被害者だ」ということにしてしまっているんだと思う
ジャニー氏の件も結局同じで
じゃあ被害者はどこ?問題になるんだけど、そうじゃなくて、「被害者がいようがいまいが悪いことだ」で押し通すべきなんだけど
「被害者が居ないなら悪いことではない」論者に響かないし、当時違法だったかどうかも怪しいので
結果、誰も彼も黙るしかない状況にあるんだと思っている
じゃあBBCは何なの?って言ったら「うわー日本キモイね」「それ現代イギリスだったら違法だよ」「MeTooしろよ」って言いたいだけ