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はてなキーワード: 君子とは

2023-10-07

anond:20231007173900

君子危うきに近寄らず、李下に冠を正さず、やぞ

2023-09-24

さっき電車に乗ってたんだけど、隣のお母さんと小学校低学年くらいの男の子の会話が聞こえてしまった。

「〇〇くんはずっと友達でいたい相手?」とお母さんが言った。

「分かんない」と男の子が言った。

「はっきり答えてよ」とお母さん。黙っている男の子

「お母さんは、〇〇くんはずっと友達でいたい相手かって聞いてるの!黙ってないで返事しなさい!」とお母さん。

その後は電車を降りてしまったので分からない。

お母さんは、男の子に「〇〇くんとは友達でいたくないです。〇〇くんと友達を辞めます」と言わせたいんだろうな〜と言うのがすごく伝わってきた。

まぁ、世の中、我が子の友達でいてほしくない子っていうのがいるのは分かるし、親だっていつも聖人君子はいられないよね。

だけど、お母さんは〇〇くん嫌いだからあなたに〇〇くんと仲良くしてほしくないのって言えばいいのにな、とこっそり思ってしまった。

言わせたいことを誘導されるのって苦痛よね。

2023-09-18

平和なX(旧Twitter)利用法

1.マスク関連で炎上してるポストを見る

2.攻撃的なreplyもしくは引用をしているアカウントをすべてブロック(攻撃的なものマスク肯定マスクどっちも)

3.ジェンダー関連で炎上してるポストを見る

4.同様に攻撃的なアカウントブロック

5.ロシアウクライナ関連で炎上してるポストを見る

6.略

攻撃的なアカウントはそこそこ限られてるのでこの3種類くらいを先行ブロックしておけば概ね平和に生きていけると思う

ポイントはどっちの主義ブロックしておくこと

何にせよ攻撃的なアカウントには近付かないのが良い

君子危うきに近寄らず

2023-09-13

君子豹変

首尾一貫してるようなやつは小物

お前のことだよ

2023-09-10

anond:20230909141017

君子の交わりは淡きこと水の如し。弱者ほどベタベタしている。付き合いがないと寂しいというが、一人で寂しいとか退屈だとか感じるのは自分に中身がないからだ。君子は内的な対話ができるから一人で退屈することもない。

2023-09-06

anond:20230906124100

私は聖人君子ではありません

趣味でやっていることで他人配慮する必要はありません

嫌ならブロックしてください

2023-09-01

何で大谷翔平を叩かなければならないの?

好青年すぎて恐怖を感じる」「野球うまいと褒めなきゃいけない?」 大谷翔平を礼賛一辺倒のメディアに疑問を持つ人たちの声

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca1c6b1ee2e2399457ef1f7e8ca25030f94c64b3

日本人はどちらが多数派なのかに敏感です。聖人君子で、ひたすら野球に打ち込む大谷の姿を見て“大谷礼賛派”が多数派になり、大谷を叩く者は人でなし、大谷は叩いてはいけない存在だという空気ができあがった。」

大谷は叩くところが無いから叩かないだけっしょ

野球に関心なければ無視すればいいだけっしょ

「好きの反対は無関心」っしょ

褒められてばっかりだから叩かなきゃってのは違うっしょ

2023-08-30

徳間書店ヘイト本トンデモ本しまくっていて絶句した

徳間書店一般

https://www.tokuma.jp/search/g15474.html

 

 

なんというか、徳間レベル大手出版社ですらヘイト本ヘイト本を出さなければいけないほど追い詰められているんだなと悲しい気持ちになったな。もちろん売れるという事情もあるんだろうけど、それでも度が過ぎたのが多すぎて引く。

こういう本を出せば短期的には収益は上がるかもしれないけど、中長期的に見ると「あの出版社は変な本ばかり出す」って悪評がたって墓穴掘ってるようにしか見えんのよ。貧すれば鈍する

とはいえまともな本も出しているということは付記したい。いやまともな本出している人にとってもいい迷惑だろうけど…

 

他の出版社だと、同じような批判を浴びせられる角川書店(※オタク系のは除外)と早川書房はそこまで露骨にどうしようもない本は出していない印象がある。

新聞社系(中央公論新社朝日新聞出版産経新聞出版など)は時々どうしようもないのをお出しになるけど、基本的には結構まとも。

左派系だと岩波の『世界雑誌)』はなぜか極左通り越して半分トンデモな内容になっていて困惑しているが、それ以外の本はそこまで酷いのはない(たまにあるが)。

緑風出版あたりは結構頭抱えたくなるのが多いが。

2023-08-20

子供なんて人格が未熟で当然で聖人君子完璧超人なんていないか

いじめとかあってもいじめらてる方も嫌な腹立つ性格してたりするし

ケンカなのかイジメなのか区別つきずらいと思うんだが

そんなに白黒つけられるもんなんだろうか

2023-08-06

anond:20230806233322

なんかずいぶん大げさな話に・・・

そりゃぁ、みんながそんな聖人君子?になれたら一番でしょうと、とは思う

2023-08-02

anond:20230802173120

ゲイレズLGBT)だからって聖人君子でも無いし理想の親になれるわけでもないってことだろ

穿ってるのはお前だよ

文章理解力LGBT関係ないんだからせめてまともに文章くらい読めよ

2023-07-30

PTSDなんだろうかとずっと考えている

幼稚園から高校のころまで田舎に住んでいたが、少なくとも幼稚園入園から中学卒業までいじめを受けていたような気がする。

というのも、田舎だと幼稚園人間関係中学校、下手すれば高校ぐらいまで固定された状態だ。

そんな状態では一人をスケープゴートにし続けて集団の結束を図るということが行われる。実際にそのターゲット自分が選ばれた。

だけど、どんなことをされたかを思い出そうとしても思い出せないというか、頭が強く締め付けられるような感覚になって思い出せない。そのうち動悸とか眩暈もしてくる。

ただ「怖いことがあった」「(親や教師の言うことに逆らうと/従っても)ひどいことになる」という感覚けがこびりついている。

ついでに親や教師の言うことには服従していた。なぜなら教師の言うことに逆らうと恐ろしい目に合うからだ。だからといって従っても同年代から恐ろしい目に合うので世話がない。

 

高校まで大体そんな状態だった。大学進学の際、誰も来なさそうな遠い田舎にある無名の小さなFランク大学に進学を決めた。

推薦入試も「同級生に進路が知られて襲われるのではないか」という疑念がぬぐい切れず受験せず、センター試験利用一本という一番楽な方法受験した。

あと、進学先が特定されないようにダミーでそこそこ名が知れたマンモス私大合格したり、架空大学合格証書(今考えると有印公文書偽造ガチ犯罪)をこれ見よがしに机に置いたりと偽装工作を繰り返した。

しかし同じ学校に通っていた人間が同じ大学に進学してきた。その瞬間目の前が真っ暗になった。

同じ学校人間地元の連中を引き連れて自分のところに「お礼参り」に来てひどい目にあうのではないか。その恐怖が大学時代続き、半分息を殺しながら生活し続けた。

結局大学院進学の時にようやく地元人間から完全に縁が切れた。とはいえ大学院に在籍していた時も「また地元に引き戻されていじめてきた連中におびえる生活をしなければいけないのではないか」という疑念もぬぐい切れなかった。

その恐怖のせいでM2後期のころには精神ボロボロになった。一応お情けで修士号は貰い、フニーターや雇われ研究員になったりもした。

しか意識的無意識地元の人への恐怖心はぬぐい切れず、結局精神が完全にイカれてしまった。

最終的にうつ病だの○○病だのという診断は降り、色々書けないようなイリーガルなことをしながら小銭を稼いで食いつないできた。とはいえ別件でトラブルに巻き込まれたせいでなけなしの小銭も吹っ飛び無一文になった。

このあたりに関しては色々後ろ暗いこともあるので込み入ったことは書けないということは許してほしい。

 

両親は経済的理由から自分実家に引き戻したがっている。ただ、地元に戻ったら同級生に襲われるのではないか?また酷い目に合うのではないかという恐怖はぬぐえない。

その恐怖から十数年間必死に逃げ続けてきたが、地元への強制送還というかたちで逃げる手段がなくなったなら恐怖のあまり精神が完全に無になってしまう。

実家のある地域の閉鎖性を鑑みた場合、どこかで地元同級生にあう可能性は高い。そんなことになったらと考えただけで全身が凍り付きそうになる。

ついでに親にこのことを話しても「それはお前が劣った人間からだ」と糾されるのがオチだ。そもそもいじめっぽいことをされていた時期ですら、学校を休むという選択肢はほぼなかった。

なぜなら学校意味なく休めば長田百●子がやってきて「お前を施設連行していじめ倒す!」みたいなことになりかねないからだ。実際自分小中学生のころはそういう番組が頻繁に流れていた。

そういうさらに恐ろしい目に合わないためにも親の期待する優等生を演じるしかなかった。だから親も本当は信じられないというか、自分にとっては恐怖の対象しかない。そのほかに信じられる人間もいない。

 

一度認知行動療法を受けようとしたことがあったが、「自分のことについて考えよう」というテーマが出た途端頭が締め付けられるような感覚に襲われた。動機もした。

それは「お前が酷い目に遭っているのはお前が全部悪い!お前は劣等だから酷い目に遭って当然!」ということを眼前に提示されるからからだ。

実際「自分いか卑劣で極悪な人間か」「自分はおぞましいことをしながら生を貪る自己中心的外道だ!」「自分に比べたら凶悪犯罪者の○○なんて聖人君子」ということはずっと考えている。

逆に自分をほめることは「悪徳の栄えの一丁目」でしかないと思っているため、絶対にしないよう心掛けている。

もうぼろぼろなので「あと2年ぐらいでお迎えが来そうだ」とも薄々感じている。お迎えが来る前に自分の苦しさの正体がなんであるのか?ということを詳しく知りたい。

PTSDなんだろうかね?

 

余談

子供の声を聴いただけで動悸が止まらなくなったり、全身が硬直したりするのだが、これも学校での酷い経験があったからなんだろうかとふと。

2023-07-28

anond:20230728061339

子供は欲しいけれど子供は育てたくない」が平均的な日本人なんだから

子連れ去りなんて聖人君子でしょ

2023-07-25

anond:20230724151415

専門家は「障害者差別解消法が禁じる障害理由とした不当な差別的取り扱いに当たる」と指摘する。(大西隆

対応困難だった」わけではなく「対応できたのをしておらず違法だった」

ここで、さいたまのページを見てみる

障害理由とする差別とは

「不当な差別的取扱い」と「合理的配慮の不提供」の2つの類型があります

「不当な差別的取扱い」とは、正当な理由なく、障害理由として、サービス等の提供拒否する又は提供に当たって場所時間帯などを制限する、条件を付するなどすることを指します。

※法に規定された障害者に対する合理的配慮提供による障害者でない者との異なる取り扱い、合理的配慮提供するために必要範囲障害の状況等を確認することは、不当な差別的取扱いには当たりません。

合理的配慮の不提供」とは、障害のある方から何らかの配慮を求める意思の表示があった場合には、負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要合理的配慮を行うことが求められていますが、このような配慮を行わないことを指します。

「不当な差別的取扱い」は、まぁ不当な差別なので、問答無用禁止

合理的配慮の不提供」は、民間事業者場合努力義務になっている

例のセブンの件は、普通に考えたら「合理的配慮の不提供」だよね

聖人君子のすむ桃源郷から考えたら良いことじゃないが、どういう理屈で「不当だ」としてるのだろう?

例えば、飲料メーカースニーカーが当たるキャンペーンを打つとして

その飲料を常飲している足がない人は、これを不当だと言えるだろうか?

例えば、スーパー音源がもらえるキャンペーンを打つとして

耳が聞こえない人は、これを不当だと言えるだろうか?


ここで、用意できる席を用意しなかったのだから差別というマヌケ

キャパ47,816人の中の340席

ペア175組のうち、1席車椅子席が確保されていたら納得するのか?

日車椅子が一人もいなかったら、健常者をそこに置くのか?

それとも、応募に障害者枠を作るのか?

それとも、チケット送付して終了のキャンペーンなのに、「当日まで来るかどうかもわからない障害者のために、社員を数名動員しろ」ってなるのか?

そこまでしないキャンペーンは不当で違法とか、マジで言ってんのか?

これ「キャンペーン」だぞ

キャンペーンのために「数少ない」専用スペースを確保してないと差別って場合

これ、この手のキャンペーンには当たりやすい「障害者枠」ができるって話だよね

違うという場合、こういうキャンペーンは全部どんな場合でも参加できるように社員貼り付けろって話

国立長居も通常のリーグ戦なら車いすユーザーの観戦に対応できてるんだから海外クラブツアーで出来ないのは企画側の怠慢でしょ。セブン車いす席が設けられないならスポンサーを降りると要求すべきだった

ってすごいよな

これを実現する場合

障害者を「特別扱いしますよ」って話になる

美しい話だ

ちゃんと読んでないだろコメント車椅子席の取得権利はあったが必要だと認識せずに獲得しなかった。つまり健常者以外を無視するコンテクストが強固にあり差別に繋がった。もうそんな感覚通用しないんだよ。

キャンペーン抽選なのに、席を確保した途端、身障者の選定が強制されるんだが、差別ってなんだろうな。

2023-07-24

年齢で相手を選ぶのってそんなに悪いか

顔や年収身長相手を選ぶのは良いのに

年齢を加点対象にするのが批判される意味が分からない。

お前ら普段から恋愛陳腐さを主張してる癖に

年齢の話になるとすぐ聖人君子ぶるよな。

2023-06-16

特別養子縁組したい

と思って、児童相談所にも行ったし、最終的には民間あっせん団体とやり取りを始めた。

児相は、最終的には実の親に返すことが目標である養育里親のなり手の方が欲しいようだった。

特別養子縁組、それもできれば新生児がいいだなんて、何を虫のいいことを言ってるんだ的な顔をされた。

厚労省の認可を受けているあっせん団体は近くにはなかった。

ただコロナ以降なのか、大体何でもオンラインになっていて、ちょくちょく休みを取って上京しないといけない、なんてことにはならないようだ。

それはそれで不安だが、交通費馬鹿にならないのでありがたい。

当たり前なのだが、児相だろうと民間だろうと、「子ども障害病気がある可能性を理解してください」とめちゃくちゃ念を押される。

実子だろうと可能レベルで言えば同じなのだが、いざ覚悟を問われるとちょっと身構えてしまう。

別に「五体満足で健康な子でないといりません」なんてことはもちろん言わないのだが。

でも、「五体満足で健康であるに越したことはない」と、思うくらいは許してくれよ。と思う。

私は悪人ではないつもりだが、聖人君子でもない。

誤魔化すし、くだらない嘘もつくし、面倒は嫌いだし、非課税で2億ほしいなーとか毎日言っている。

そういう、俗世間普通人間でも、他人の子をお預かりして育てられるだろうか。

なんだか、すごく意識と徳が高い完璧夫婦を求められている気がして居心地が悪いのだが、特別養子縁組で子どもを迎えたいと思っている。

2023-06-10

anond:20230610005256

君子危うきに近寄らず、だよ

しかったら―悔しくなくとも自分オマンマが大事なら―時流を読みなよ

今後は女性といえども”道理””社会的公正”をわきまえなきゃ食べていけないよ

2023-06-01

創作物人間

創作作品登場人物から感じる、人間らしさが好きです。

例えば巨悪や天災に抗い続ける人がどこかでぽきっと折れてしまったり、悪役が尊厳も何もなく命乞いをする姿とか。主人公にも誰かを傷付けた経験があるのに、時が経ったらもうそんなこと忘れてしまうみたいなこと。車に轢かれた動物を見て見ぬふりしたとか、歩いて潰した虫に気付かないみたいなことも。

宗教みたいに美しい人格者ももちろん好きですが、上記のような悪辣さというのか、裏の部分?とでも言うんでしょうか。悪気は無く、ただ無意識のうちに聖人君子ではないと証明できてしまう部分。ここに心惹かれます

利己的でみじめで愚かでかわいい、というか愛おしいなと思います

このような気持ちはなんて言うのか分からないんですが、雰囲気は伝わるんでしょうか。

2023-05-09

大学生の色恋沙汰」ってタイトルつけたら全部馬鹿らしくなったよ

人間関係に疲れてしまって、そこには何も残らないかもしれないという不安けが残ったので仕方がない。書くか。という細い支柱がにょきにょきと生えた。掴まるものがそれしかないので私はそれに触れることにした。

人間を整理する。近づきすぎた花のうちどちらかを摘む作業と同一視したい。

A…友人。今回一番派手に揉めた。怒らせた。失望させた。裏切ってしまった。

B…恋人。私が選んだもの。素敵とは言い難い。

C…友人。受け止めてくれたと思っている。だけど実情は違うのかもしれない。

D…友人。Aの隣で私を叱ってくれた。でもどうしたらいいかからない。

E…友人。話をしてくれた。信じてくれたならいいのに。

F…先輩。彼は私の何であるつもりなのだろうか。定義とは、実情より優先されるのだろうか。

時系列がただしく流れるように書いていけますように。

右手指輪左手のヘアゴムが絡むほど祈ったら、きらりと光った薬指だけがいやに大人びていて気色が悪かった。私はまだ大人ではありたくなかった。

Bと喧嘩した。

Aに相談した。すっかり別れる気でいたから、きっとその気で話して、その翌日にCにも同じような話をした。AとC、彼女らは態度さえ違えど私の幸せを考えているのだと言って、私の恋人に別れを告げることを賛成してくれていた。

その翌々日、Bと会った。好きだと思った。もしかしたら好きではないのかもしれない。それは常に胸の中にあって、姿を見たときにも自分を疑った。でも別れることなんてできないと、強くそう思ってしまった。アドバイスでどうにかなる柔軟さを世界に置いてきてしまっていた? どうだろう。今となっては、という話になる。

私は散々話した別れ話の構想をなしにすることをAに告げた。彼女は怒った。当然かもしれなかったが、血縁以外で初めて明瞭な怒りを投げかけられて、私の頭の中はゆっくり真っ白になって、そこまで怒ることだろうかと思った。彼女が常々言っていた言葉を盾にして自分を守ろうとした。

そしてすべての思考が同じような緩慢さで停止した。

ゆっくり失われる世界の詳細と相反するように「私」と「他者」の境目が、気持ちいいほどはっきりりとしていくあのセンセーショナル心象風景は衝撃的だった。

地平線すら脱落した白い世界で、「私」だけが太いマジックペンで縁取りされて、あらゆる色彩の侵入を阻んでいるさまを、当事者の私すらもなぜか他人事のように見ていた。

わたしという人間が誰かの意志を無下にすることがまるであるべき形みたいだった。

もちろん、それはエゴである

「私は聖人君子じゃない」

Aがそう言ったのは、LINEノートだった。

彼女が私にくれた言葉もったいないほど長く、それらはスクロールするにつれどんどんとつらそうになっていた。

そして恥ずかしいことに、そこで初めて彼女を傷つけたことに思い至った。悲劇のヒロインに身を沈めようとしていることを痛烈に批判されていると感じた。(AとCからすれば、というかすべての友人と呼称していた人間たちはみなとっくにそう思っていたのかもしれないが)

Dが、ひどく憤慨していた。傷つけた、というよりはひどい迷惑をかけたのだと思う。

私も泣いたし、彼女を泣かせるような関係を持っていたのだから

この中で一番長関係を持っていたのに、固定化されてだんだん固くなっていた関係割れしまったのだろうか。もう水はひび割れから抜けていくしかないのだろうか。

Cは何も言っていなかったが、Aの返事を受けて私から急いで謝罪メッセージを送った。Cはあなた人生からどうも思っていないというある種ひどく軽く透明な返事をくれた。

悲しく、安心した。不注意で鍋を触って赤くなった指先を溜息と一緒にさっと冷やしてもらえたような印象を与える言葉選びだった。

後にこの印象はひどく揺らぐことになるが。

そして今日、Eと会った。Eは詳しいことをAから聞いていた。

私はすっかり複雑化した友人関係の中で声を上げないことを選んでいたから、話ができて本当に、心からしかった。あえてひどい言い方を憚らなければ、餌を与えられた気分だった。

彼女フラットに、やさしい言葉をくれた。豊かでやわらかい言葉を使う人だと常々感じていたから、変わらない感触をくれたことに対して私はひどくわがまま解釈してやさしさを受け取っていた。

愛おしかった。

そのあと、Aから話したいと連絡をもらった。いつも私は与えられてばかりいる。

嬉しくて、でも何を話したら正解を選ぶことができるのかなんてことばかり考えてしまって嫌になるうえに私にとっては以前話したことがすべてだった。

すべてだったから、これ以上どんな言葉を発することが正しさと結びつくのかは理解できなかった。

これが今までの出来事だ。

そしてもう一つ同時に進んでいて、書かなければならないと思ったことがある。

書かなければ抱えきれないと思ったことがある。

私のための文章に、さら自分勝手が混ざることを注として付さなければならないと思うほど横暴な話である

主人公はFだ。

彼は、この話の中で私が唯一男性三人称を用いる相手で、私という人間に様々な側面から好意を抱いたままの異常な感性の持ち主である

Fは今回の件については全くの外野であったはずだった。

しかし、CとF、そして私と恋人のBは同じ団体所属しており、半年ほど前に私とBが揉めたことをきっかけに連絡を取り合っているようだった。その流れでCからFに今回の件が伝わったようだった。

その事実については私は問題だとは認識していない。Cが私によってもたらされた悪感情を消化するための手段は誰にも阻まれるべきではない。

Fは、Cから話を聞いたことを隠して、私にメッセージを送ってきた。

正直、(これまでも自分相手に対して自己表現防衛のために必要な修辞を伴いながらも可能な限り正直に記述してきたつもりだが、この件に関してはより剥き出しな「感情」を用いて、)部外者が不必要な口を突っ込むことがひどく不快だった。

Fの記述曰く、

「Cは半泣きだった」

「Cを責めないであげてほしい」

「Cもギリギリ状態だ」

ということだった。

調子のいいことばかりだった。

Fの、まるで訳知り顔という態度も、本当はCが参っていたのか、それとも話しぶりがFに誤認させるようなものだったのかわからないという事実も。確かめられていないが、とにかく双方の印象が異なるのは非常に不快だった。

2人とも自分が正しいような顔をして、どちらかは確実に嘘をついているのだから。それがたとえ誤解だとしても、誤解のまま私という私ーB関係当事者兼CーF関係部外者とのコミュニケーションをとることを選んでほしくなかった。

これまでの経験上、2人とも印象や偏見で話すことがないとは言い切れない。だからこそ「嫌」だった。

Cについては、たとえCとFの記述が両方正しいとしてもその内情が一部理解できた。ひどく衝突して怒りを向けたAと今の私が向き合えないと知って、逃げ道の役割自分から引き受けてくれたのだとしたら、本当にひどいことをしたという自覚生まれる。そしてCの苦しさはある程度察するものがある。

ただ、一つだけ。C自身が「私に責められた」という内容の発言をしたのなら、それは、当時の私の発言がひどく拙い故だったのだろうが、本意ではないことだけは知らせたいと思った。

Fについては、普段から私が関わった事実の誤認が激しいという印象を受けていた。

私とFの関係性を「友人」というラベリングを行うことで実情を無視してひどく親しげに振舞うそ姿勢は、普段人間活動の上では真人間には見えているギャップも相まって恐ろしい精神的な問題を持っているのではないか邪推してしまうほどだ。(もしかすると、私という観測レンズがひどく歪んでいるのかもしれず、その可能性は決して低くないが)

とにかく、彼とCについての問題解決するにしても慎重な対応必要だと思ったし、本質から外れていると思った。

話は以上だ。

私が悪い。これだけは覆しようのない事実として私は認識している。

ゆえに、これが成立したままで遍く問題解決すれば万々なのだが、そう思っている。

それでは、また明日

明日が来る私より。

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