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はてなキーワード: 仏壇とは

2022-07-14

追記立正佼成会三世だよ

anond:20220718185726

↑に色々お返事的な物書いておいたよ。はてな記法よくわからないので読みにくかったらごめんなさい🙇

一連の事件で、創価あたりと一緒に佼成会の名前もでてきてるのでさすがに一緒にされるのは厳しいなーと思ったので軽く。

俺本人は無神論者だが、祖母一世母が二世子供の頃や親と一緒に住んでた時は行事にたまに顔を出したくらい。

会員綱領の「立正佼成会会員は本物釈尊帰依し、在家仏教精神にのっとり云々」とかはうろ覚えかな。

基本熱心ではない会員として時々参加してただけなので、その範囲で。

大正まれ祖母はまさに佼成会が拡大した昭和20年から信者支部長とかもしてたらしい。会員ではない祖父葬儀には100人以上の会員の人がきて、3間ふすま取り払ったぶち抜きにも収まらなかったくらいだったかな。

で、金と政治に関して。

まず会費は月100円。あと親は教会に行くたびにお布施袋という、なんか祝儀袋の簡素化したやつに100円入れてたな。団参といって本部へ行くときは1000円だったかな?まあ、身施ていってお金ではなく働くこともあるけど教会やらの当番やお役、あと本部団参行ったとき婦人部で本部にある食堂の手伝いとかなので、フルタイムで働かせてとかはないよ。

お経やらのグッズも普通に売店で買う感じ。値段はむしろ安い感じで、実質販売なのに寄付扱いにするとかない。家の仏壇にご本尊をお迎えするとかも、まあ1万とか2万くらいとかかな?基本、金額お気持ちということでいくら以上とか、教会関係者献金を強く求めることはないよ。ましてや、家や土地、あるいは金を借りさせて寄付なんてありえない。まあ、会員数はそれなりいるか関係者すべてがそうだとはいわないが、会の方針としてはそうだよ。50年代とかは色々やらかしてたみたいだが、その後改善したみたい。

資産家の老人が高額な寄付をすることはあるだろうし、家族にとっては相続するはずの財産が目減りして悲しいとかはあるだろうけど、本人の意思に反して寄付を求めるような事はしてないよ。

政治に関しては自公政権成立前は自民べったりで選挙期間教会へ行くと、これでもかと議員ポスターがはってあったよ。で、自公政権以降は野党に肩入れが強くなったよ。

自民支持だった親が、普通に立憲支持してて、今回の選挙では俺の所に白しんくんの選挙はがき送ってきてもいいかきいてきたよ。

普通に検索すればでてきたけど会員専用のページだからほかの人には秘密ねってページなんでリンクはらないけど今回は比例は白真勲と藤末健三、選挙区は立憲候補応援しますとかあるよ。

ただ、今回は本部レベルではなく、一部の地域だけだったみたいで、得票数はかなり減ってるね。そこあたりの判断はどうなされたかまでは知らないよ。

あと、佼成会=立憲と思っている人もいるみたいだけど、自民議員政治思想によって応援してるよ。

ボランティアや、応援演説の動員はするけどいやなら別に参加しなくてOKで、その結果退会させられたり、村八分にされたり、非難されるようなことはないよ。献金もそうだけど基本ゆるい。

投票所へ車で送るとかはやってるかもしれないけど、日常的に教会へ行くときに会員が自分の車に他の会員を載せてとかやってる延長で、つよく投票先を指示まではしないんじゃないかな?

そういえば一緒に住んでる時も特に選挙でどこに投票してと親にはいわれなかったな。

あと、教会新年行事に、管内の市長や隣の市長挨拶に来てたりはしたな。

https://www.kosei-kai.or.jp/%e6%9c%ac%e4%bc%9a%e3%81%ae%e8%80%83%e3%81%88/

を見れば分かるけど、政治立場中道左派くらいかな?基本平和主義人権尊重で、靖国問題信徒個人が行くことは問題ないが、総理大臣の参拝は問題だという立場

他の宗派キリスト教イスラームなどの他宗教とも、仲いい感じ。ただし、創価は敵。いや敵と言っても今はそこまで敵意を持つ人は多くないかもだが、「だが、てめーはダメだ」くらいかな?

共産党ソ連の手先だから絶対駄目だと言っていた祖母は、同じくらい公明党ダメだと言ってたな。まあ祖母世代だとライバルとしてバチバチやりあってたからね。

内は創価と違って伝統的な日蓮宗とも仲いいよ!みたいな感じ。

身バレしない範囲質問があれば答えるよー。

2022-07-12

伝統宗教も信用ならん!

安倍首相が撃たれた数日前に母が亡くなった。元々、癌を患ってはいたけれど、本当に急だった。まだ70歳だった。

父が「小さなお葬式」に急いで電話しろと言うので連絡を取ると、「小さなお葬式」は地元葬儀場を繋いでくれる単なる「ポータルサイト」だった。知らなかった…

繋いでもらった葬儀場のスタッフは、「次回、ご不幸がありましたら直接我々にご連絡くださいね。″小さなお葬式″を通すと手数料を取られますから。あ!あと、google評価もして頂けると助かりまぁす!」とコンガリ焼いた赤黒い顔から白い歯を覗かせていた。

一応、父の実家浄土真宗だったが、お世話になっているお寺さんは特に無かったので、葬儀場でお坊さんを手配してもらった。

葬儀当日、お坊さんからやたらとパンフレットを貰った。フェリシモか?っていうくらい。

「身近な人が亡くなった時に」「千の風になって」「浄土真宗の基本」等など。

だいたい「ふーん」と流し読みをしてたのだが、気になる文章がいくつかあった。

――――――――――――

言葉意味理解するように心がけましょう!」

●よく耳にする言葉「〇〇さんどうぞ天国で安らかに⋯」

天国ってどこ?キリスト教の方には当たり前ですが、仏教ではふさわしくない言葉です。多分「歩行者天国?」とか「子ども天国?」(遊園地)の意味で言われるのでしょうか?

●「ご冥福をお祈りします

電報会社の例文にもありますが、「冥」は「迷」のこと。しかも「暗い迷いの世界」を意味します。そこに「しあわせ」が有るのでしょうか?黄泉の国は穢れた国であり、昔から日本人はを穢れとして遠ざけてきました。私の身近な人、そして私もそんなに往くのでしょうか?仏さまの世界浄土、清らかな世界意味します。

●「故人も草葉の蔭でさぞかし喜んで⋯」

葬儀の「葬」という字は昔亡くなった人を低

い台に安置し、その上に草を掛けて葬ったことを表わす字です。だから草の蔭というのでしょう。私がいのち終わって往くところは仏さまの国です。筆葉の蔭はデンデンムシさんやコオロギさんにまかせしましょう。

――――――――――――

なんじゃこりゃ。

貰ったパンフレットは全部捨てた。

結局さ、伝統的な宗教だって信者増やしてなんぼよね。人の弱みや不幸に漬け込んでくる。初七日四十九日初盆、〇回忌をやりましょうっていうパンフレットや、仏壇墓地パンフレットが大量に送られてくるけれど、いつだって心の中で祈ればそれで良いと思う。私には宗教なんていらない。お坊さんの有難い言葉もいらない。

親戚の手前、四十九日だけやって、樹木葬合祀してもらおうと考えている。

母は、自分の父母(私の祖父母)が創価学会員だったが、無宗教を貫き、よく「死んだら″無″だよね。生まれ変わりなんて無いし、天国地獄も無いと思うわ。」とよく口にしていた。

神様も仏様も居ないけど、母さんはいだって私の心の中に居る。有難う、母さん。安らかに

まっちーおれかなしいよ

https://twitter.com/tomomachi/status/1546609830734942208?s=21&t=w5YqSRZoQNU7PM6LEf8D3A

政権宗教癒着のどこが悪い?」というコメントが来ているので説明しますと日本国憲法20条「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上権力行使してはならない」に反するんですよ。

こんなもへもへにすら論破されるようなこと言っちゃってまあ。もへもへはハゲ煽りしてくるから好かんのでその論破は貼らんけど。

「国がこの宗教やれ!この宗教規範に則れ!」はNG

宗教団体が政治参加!」はOK。ただ国民忌避感が強いだけ。

これだけなんだよね。なので政権特定宗教が密接な関わりにあろうが程度超えて宗教行事宗教規範押し付けなければセーフ。

まあ右翼史観とか家族観なんかは統一教会宗教規範みたいなもんだけど、ドグマ扱いするのは難しいわな。

国家神道反省みたいなスタンスから地鎮祭訴訟とか勉強したでしょ?

公明党が「国立仏壇建てるやで〜」とか言ったのに対して怒られ発生したのも有名な話。


昔は町山さん好きやったんやけどなあ。クサヴァーさんも草葉の陰で泣いとるわ。

子供とき家に仏壇とかある暮らしだったけど、何気に助かってるなと感じる

暮らしがうまくいかなくて全部めんどうくさくてセルフネグレクト気味だけど、「水の神様のために台所をきれいに」「火の神様のためにコンロ周りをきれいに」「トイレの神様のためにトイレをきれいに」と思うとできることもあるのかなって最近思うようになってきた。子供とき、いろんなお札が貼ってあったり神棚があったのって、

そういうことなのかなって今になって思う。自分のためだとできなくても「神様のためだから」だと面倒でもある程度できてしまうんですよね。遠い道のり歩くのが苦しくても「同行二人」と思えば歩けたりする。仮想チームっていうか、周りの神様先祖の霊がみんな応援してくれてるよっていう図式は精神の安定のために便利に活用するといいんじゃないかと思う。

anond:20220711233844

浄土真宗ならお仏壇正信偈真面目によんでごらんよ。地味とか対極だから

帰命 無量寿如来(わが命 アミターバにゆだねる)

南無 不可思議光(なんと 言葉にできない輝き)

anond:20220712062403

腰くらいの奴だったら場合によるけど数万円かな

気合い入れて買ったんだろうね

仏壇ちゃんとしてると題目モチベとテンション上がるかるな

anond:20220712061339

そりゃ独立してたら仏壇買うよ

でも20代だったら普通は数千円の廉価な奴だけどな

行っても数万くらあのちっちゃい奴

生活保護なのに立派なやつ買わせてる?のが本当なら、ちょっとおかしいね

まあ会員は多いから変な人らもいる

anond:20220712061024

俺の幼馴染が生活保護受けてるんだけど20代とき仏壇買わせてたんだが

もちろん親も兄弟もピンピンしてる

anond:20220712060354

あー

まあ仏壇は一度買えばずっと使うのと、金剛堂とかの仏壇屋で買うんであって

学会に出してるわけではないので除外ってこどで

anond:20220712053541

貧乏な家でもクッソ立派な専用仏壇買ってるよ。

2022-07-08

anond:20220708103818

何もないのにいつも何故か仏壇の前を避けて掃除する

2022-06-15

妻の実家仏壇を引き取ったら、夫婦間で軋轢が生じている

妻の実家仏壇ルールでは、朝一番に使う水とお茶、炊きたてのご飯があればおそなえすることになっている。お供えしたご飯は一日たったあとに炊飯器に戻す。これは衛生的にもどうかと思うし、線香の強烈な匂いがついたご飯炊飯器に戻って、微妙に他のご飯に線香臭さが移るので正直最悪だ

耐えられないので3合炊きの小さな炊飯器をもう一つ買って、それを仏壇とは分けて使おうとしたが、炊きたてのご飯仏壇お供えするルールであり、2個目の炊飯器でも同じ仏壇ルーティーン必要だと言われさすがに「はぁ?!」となり、妻と揉めている

なんで仏壇ときで揉めねばならぬのか。死んだ人間より生きた人間のほうがダイジヤロ……

2022-05-23

人が亡くなった時にかかるお金

母が亡くなって、1年ほどになりました。

時折ふとした瞬間に、そうだ、この世の中には、もうお母さんはいないのだなあ……、としみじみ思い出して寂しくなります

母親が亡くなると、大げさにいえばそれ以前とそれ以降で、自分心持ちががらっと変化してしまったような気がします。

抱えている寂しさや空しさの量が少し増えましたし、自分自身の死ということにも、よりリアリティを感じるようになってきています

とはいえ人生は続いていくわけで、時間解決することもあるけれど、この寂しさや空しさを、当たり前にそこにあるものとして、これから暮らしていくんだろうと思います

ただ、今日この場で語りたいことは、現実的(で大切な)話、葬儀・供養についてのお金話題です。

私、母以外にも肉親をもう2人、既に亡くしていまして、喪主経験が3回あります(3回あれば、語る資格ありますよね?)。

さて皆さん、人がひとり亡くなると、葬儀・供養にどれくらいのお金がかかると思いますか?

もちろんケースバイケースですが、私の母のケースを参考までに述べますと、

・ほぼ家族葬、参列者が15人以下。

コロナなので、会食はなし。

墓地先祖のお墓があり、仏壇もある。

というもので、

高齢化社会になると、高齢で亡くなるため、すなわち、葬儀に参加する仕事のつながりや友人知人もいなくなります。なので近年は、家族葬割合が増えていると聞きました)

セレモニーホールでの葬儀費用・・・130万円

葬儀お布施・・・30万円

四十九日お布施・・・6万円

位牌・・・4万円

お墓への戒名彫りと納骨・・・10万円

合計・・・180万円

でした。

(これに加えて、香典をもらうとしたら、平均ひとり1万円いただくことになり、その半分を返礼品でお返しすることとなります

わりとメジャー葬儀社で、いちばん簡素プランを選んでの金額です。

お布施は付ける戒名ランクによって金額が変わるというお寺のシステムがあり、こちらも最低ランク戒名でお願いしました。

なので、自分が亡くなる時には180万円くらい残しておかないと、残された人たちが困るかもしれません。

たとえ自分が「葬式不要戒名不要」と遺言を残していたとしても、実際には、残された親族親戚からすると、それでは気が済まないから、

皆でお金を出し合って最低限の形にしよう……という話になる可能性もおおいにありえると思うのです。そこは、自分だけの合理性では済まない部分もあるといいますか。

私自身、もちろん亡くなった家族を悼む気持ちはありますが、宗教的信仰心が厚いわけではないので、

葬儀・供養については、できるだけシンプルな形でと考えていたのですが、それでもこの金額になりました。

ちなみに葬儀社には「互助会」というシステムがあり、生前に入会して積立金を支払っておくと、費用の割引を受けられるというシステムがあります

(なので、互助会に入会していないと費用が割高になるようです)

亡くなった親が既にどこかの互助会に入っていたり、どこかのお寺の檀家になっていると、このあたりについては選択余地はないですね。

小さめの家族葬をメインとしたセレモニーホールだと、価格が抑えられたかもしれないなとは思います

しかし、決して安くはないけど、ネットで調べた相場よりも高くはないようなので、まあ、こんなものかなという感想です。

ただ、お墓への戒名彫りと納骨費用10万円は、調べると相場は3~5万円ということらしいので、ちょっと高かったのです。

(あと、戒名彫りのフォントが野暮ったくて、それも不満に感じています

石材店に依頼して、お墓の側面に戒名と没年を彫り、骨壺をお墓の下に収納するわけですが、墓地には「指定石材店」という制度があり、

決められた石材店にしか依頼することが出来ないルールなんです(公営墓地にはそういう制度はないようですが、民間墓地にはあるそうです)。

それを聞いたときには、ちょっと疑問は感じました。シンプル独占禁止法にひっかかるのではないかと思ったのですが、それにはあたらないという見解もあるみたいで。

とはいえこのルールでは相見積もりも取れないし、これが適正価格なのか信用はできないな……、と思います

そういった独占的な商売を、消費者としてどこまで信用してよいのでしょうね。

だけど、お墓はトラックが横付けできないような山あいにある墓地ですし、近年の様々な材料の高騰の影響もあるのでしょう。

素人にはわからないコストもあるでしょうし、ネットで調べた相場感だけで軽々には判断できません。

ところで、その石材店の社長名でfacebook検索してみると(そういうこと、しますよね?)、

自宅ガレージの前には、レクサスはおろか、BMW X4 M Competition、フェラーリ ポルトフィーノ、488ピスタ、などの写真が並んでいて、

「あの野郎、やっぱりぼったくってやがったか!」

……失礼いたしました。ご商売繁盛されているようで、うらやましいです。

2022-05-21

anond:20220521113527

♪お仏壇の〇〇○○○〜のメロディ地域によって違うと聞いた

2022-02-10

姉さんへ ~母へのレクイエムに代えて~

母さんは死んでしまった。

コロナ禍に病院でひとりで死んでしまった。

どうせあなたは、はてななんて見てないよね。

からあえてここに書き捨てておきます

病院から様態悪化の連絡があってから一緒に病院へ行ったね。死の二日前だった。

あなたは会いたいというより義務から僕に付いてきたという感じだった。

前々から気になっていたんだ。

いつからあなたの心は母親から遠ざかってしまったのかって。

嫁いでもう50年だもんね。そりゃあ、実家にいたときとは違って当り前だよね。

顔を見ても誰だか分からなくなってしまった母に会ってもしょうがいから......

しょうがなくてもしょうがなくなくても、心配してしまうのが血縁というものじゃないの?

忙しくてもつい気になって会いたくなるのが身内というものじゃないの?

認知症になる前はあんなに仲が良かったのに...

家に来るとあなたと母は大声でしゃべり合い、大声で笑い合ってた。

同じ町内だもの。嫁いでからもいつも実家に来て明るい性格な者同士でそりゃあにぎやかだったよね。

同居の義父母の世話は完璧だったのに。

毎日病院へ行って本当の親子みたいに尽くしてた姿が脳裏にある。

でも、あなたは実母の世話は1年に2~3日でも多い方だった。

それも僕が頼んだ時だけ仕方なくという感じで。

実母の世話の優先順位がかなり下の方にあるのに気づいた時はショックだったのを覚えている。

何回も見損なったものだ。

そして見損なうたびにあなたとの心の距離は離れて行ってしまった。

取り返しのつかないくらいに。

あなたは変わってしまった。

人間は変わっていくものなのかもしれない。

でも、変わってはいけないもの、忘れてはいけないものがあると思うんだ。

人間は変わっていくものなのかもしれない。

でも、いい方向に変わりたいよね。

僕にとっての母は、自分の次に大切な人だった。

あなたにとっての母は、おそらく7番目か8番目に大切な人だったんだろうとは思う。

死を前にした母に対面するとき思ったんだ。

同じ温度差の人と一緒に対面しないとしらけると。

あなたは、衰弱してしまった母を見て、よそのおばさんでも見るようによそよそしかった。

僕は抱きしめて号泣したいくらいだったのに。

そして、いよいよ危篤となったときあなた電話に出なかった。

父の時もそうだったね。

そりゃあ、深夜にスマホで起こされて病院へ駆けつけるなんてしんどいさ。

でも、普通、親の危篤に備えて枕元にスマホ置いとかない?

そして電話があったら飛び起きて駆けつけない?

僕は、深夜、ひとりで母親の死と対面した。

父の時もそうだった。

(どうしてひとりかって?)

-----------------------------------------------------------------------------

ゲイからはいない。

姉は僕がゲイなのを知っている。

(親にもカミングアウトしたけど、なんかイマイチ理解できなくて困惑した。大正まれだもんな。でも姉の世代なら理解できていると思ってたけど違った。

今後、あなた結婚するかもしれないからとか訳のわからないことを言っていたね)

そして僕が母を一番大切な人だと思っているのも知っていると思う。

長女が死に、長男が死に、末っ子次男として生まれ田舎農家の跡取りとして大事に育てられたのにゲイ結婚できないという悪夢のような現実

なんという場違い自分。なんという罰ゲーム人生

こんなことなら生まれて来なければ良かったんだ。

------------------------------------------------------------------------------

葬式の時、あなた悲劇を一手に背負いながらも気丈に振る舞うという女優を演じきった。

仏壇のお花も四十九日法要もご香典も誰かが見てる前では完璧に良い娘を演じきった。

でも、本当に大事なことはそういうことかしら?

本当に大切なことっていうのは、生きているうちにしないと意味がないのよ。

生きているうちにいっぱい会って、いっぱい話して(ボケててもいいから)、いっぱい介助しないと意味がないのよ。

死んでしまってからいくらお花を飾っても、いくら拝んでも、いくらお金を積んでもなんにもならないのよ。

でも、あなたはそのことを後悔しないのよね、たぶん。

自分が生きているうちにこんなことを思うなんて想定外だった。

忘れてはならない大切なものとして兄弟ふたりで共有していると勝手に思っていた。

でも違った。

そのことが残念でならない。

あなたは変わってしまった。

僕は後悔したくなかったから、毎日自分なりに頑張った。

もらった愛情の半分も返せなかったけどね。

それが心残り。

そしてコロナのせいで面会禁止

ジ・エンド。

お母さん、ごめんね。そしてありがとう。また、会えるから...

姉さんへ ~母へのレクイエムに代えて~

母さんは死んでしまった。

コロナ禍に病院でひとりで死んでしまった。

どうせあなたは、はてななんて見てないよね。

からあえてここに書き捨てておきます

病院から様態悪化の連絡があってから一緒に病院へ行ったね。死の二日前だった。

あなたは会いたいというより義務から僕に付いてきたという感じだった。

前々から気になっていたんだ。

いつからあなたの心は母親から遠ざかってしまったのかって。

嫁いでもう50年だもんね。そりゃあ、実家にいたときとは違って当り前だよね。

顔を見ても誰だか分からなくなってしまった母に会ってもしょうがいから......

しょうがなくてもしょうがなくなくても、心配してしまうのが血縁というものじゃないの?

忙しくてもつい気になって会いたくなるのが身内というものじゃないの?

認知症になる前はあんなに仲が良かったのに...

家に来るとあなたと母は大声でしゃべり合い、大声で笑い合ってた。

同じ町内だもの。嫁いでからもいつも実家に来て明るい性格な者同士でそりゃあにぎやかだったよね。

同居の義父母の世話は完璧だったのに。

毎日病院へ行って本当の親子みたいに尽くしてた姿が脳裏にある。

でも、あなたは実母の世話は1年に2~3日でも多い方だった。

それも僕が頼んだ時だけ仕方なくという感じで。

実母の世話の優先順位がかなり下の方にあるのに気づいた時はショックだったのを覚えている。

何回も見損なったものだ。

そして見損なうたびにあなたとの心の距離は離れて行ってしまった。

取り返しのつかないくらいに。

あなたは変わってしまった。

人間は変わっていくものなのかもしれない。

でも、変わってはいけないもの、忘れてはいけないものがあると思うんだ。

人間は変わっていくものなのかもしれない。

でも、いい方向に変わりたいよね。

僕にとっての母は、自分の次に大切な人だった。

あなたにとっての母は、おそらく7番目か8番目に大切な人だったんだろうとは思う。

死を前にした母に対面するとき思ったんだ。

同じ温度差の人と一緒に対面しないとしらけると。

あなたは、衰弱してしまった母を見て、よそのおばさんでも見るようによそよそしかった。

僕は抱きしめて号泣したいくらいだったのに。

そして、いよいよ危篤となったときあなた電話に出なかった。

父の時もそうだったね。

そりゃあ、深夜にスマホで起こされて病院へ駆けつけるなんてしんどいさ。

でも、普通、親の危篤に備えて枕元にスマホ置いとかない?

そして電話があったら飛び起きて駆けつけない?

僕は、深夜、ひとりで母親の死と対面した。

父の時もそうだった。

(どうしてひとりかって?)

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ゲイからはいない。

姉は僕がゲイなのを知っている。

(親にもカミングアウトしたけど、なんかイマイチ理解できなくて困惑した。大正まれだもんな。でも姉の世代なら理解できていると思ってたけど違った。

今後、あなた結婚するかもしれないからとか訳のわからないことを言っていたね)

そして僕が母を一番大切な人だと思っているのも知っていると思う。

長女が死に、長男が死に、末っ子次男として生まれ田舎農家の跡取りとして大事に育てられたのにゲイ結婚できないという悪夢のような現実

なんという場違い自分。なんという罰ゲーム人生

こんなことなら生まれて来なければ良かったんだ。

------------------------------------------------------------------------------

葬式の時、あなた悲劇を一手に背負いながらも気丈に振る舞うという女優を演じきった。

仏壇のお花も四十九日法要もご香典も誰かが見てる前では完璧に良い娘を演じきった。

でも、本当に大事なことはそういうことかしら?

本当に大切なことっていうのは、生きているうちにしないと意味がないのよ。

生きているうちにいっぱい会って、いっぱい話して(ボケててもいいから)、いっぱい介助しないと意味がないのよ。

死んでしまってからいくらお花を飾っても、いくら拝んでも、いくらお金を積んでもなんにもならないのよ。

でも、あなたはそのことを後悔しないのよね、たぶん。

自分が生きているうちにこんなことを思うなんて想定外だった。

忘れてはならない大切なものとして兄弟ふたりで共有していると勝手に思っていた。

でも違った。

そのことが残念でならない。

あなたは変わってしまった。

僕は後悔したくなかったから、毎日自分なりに頑張った。

もらった愛情の半分も返せなかったけどね。

それが心残り。

そしてコロナのせいで面会禁止

ジ・エンド。

お母さん、ごめんね。そしてありがとう。また、会えるから...

2022-02-01

anond:20220131180950

この増田は親兄弟先祖仏壇や墓に手を合わせたりしないんだろうか

2022-01-19

ウイスキー好きの叔父が死んだ

もう1年以上前の話になるが、ウイスキー好きの叔父が死んだ。とにかくウイスキー好きな人で、東京に出たまま故郷に帰らず、かといって結婚するでもなく酒ばかり飲んでいる変わり者だった。うちはあまり酒を飲まない家系から盆や正月に集まると本当に浮いている人だった。酒癖だけは人一倍良くて、酔っ払っても機嫌が良くなるだけで人に迷惑を掛けるということがなかったから嫌われてはいなかったし、小さい子供たちからは酒を飲んでるときお年玉をせびると気前がいいと人気だったくらいだけれど、何をしているんだかわからない一族のはぐれ者、というのが大人子供共通認識だったと思う。葬式コロナ禍の真っ只中だから親族で済ませたんだけど、叔父スマホ拝借して連絡した「最近もやりとしていていた人たち」は叔父が通っていたバー常連客達ばかりで、こいつらも香典と一緒に供え物としてウイスキーを送りつけてくるような変わり者ばかりで、四十九日には遺品整理で残った大量のウイスキー仏壇の前に並んだお供え物のウイスキーは合わせて100本をゆうに超えていた。

そんなウイスキーの扱いに困った親族の矛先が俺だった。俺は親戚の中では珍しく酒に強かったから(それこそ未成年の頃から)よく叔父の酒の相手を任せられていたし、地元大学ではなく東京大学一人暮らしで通っているというのも地元で暮らす親戚たちから見れば叔父との共通点だったんだと思う。そうして、「特に高級なものがあれば売っても構わないが、弔いだと思って気長に飲んでやってくれ」というものすごく無責任言葉と共に俺のボロアパートには大量のウイスキーがやってきたわけだ。

ともあれ時間だけを持て余した貧乏学生には悪くない話であった。俺は丸一日かけて叔父コレクション目録を作り、叔父が通っていたというバーマスターに連絡を取り、一部をマスターや他の常連客に市場の半値で売るという条件で全部査定してもらった。その結果、俺は十数本のウイスキーを売るだけで100万円を超える現金を手にすることができ、ちょっと税務署の方角が気になってしまった程だった。困ったのは残ったウイスキーだ。まだ1本あたり1万円を超えるボトルが大量にあったので売ろうと思えばいくらでも売れたのだが、そんなことをすれば当たり前だが残るのは今もネットで数千円で買える酒だけになってしまう。十分儲けさせてもらった負い目もあって、俺は残ったボトルを飲み干すことにした。

自分だけで飲んでいたら何年かかるかわかったものではないので友人を呼んで酒盛りをしたりしたのだが、叔父の好みがドライな方向に偏っていたせいで残ったコレクションはすこぶる評判が悪かった。だが評判が悪いからといって他の酒の持ち込みを許していたらいつまで立ってもウイスキーは減らないため、部屋にあるもの限定無料居酒屋を俺は開き続けた。当然客足はみるみるうちに遠のいていったのだが、最後まで残ったのがA子だった。

A子はいつの間にか俺よりウイスキーに詳しくなっており、仲間内で唯一俺の部屋の徒歩圏内に住んでいたということもあって、勝手ウイスキーの山をひっくり返してはあれもあったこれもあったと毎日のように一人で俺の部屋に飲みに来ては、覚えたばかりのウイスキーのうんちくを俺に語るようになっていた。暇を持て余した男と女毎日二人っきりで酒を飲んでいれば肉体関係に至ったことは想像に難くないと思うのだけれど、俺とA子は最後まで恋人同士になることはなかった。俺はなんだか叔父が生き返ったような気持ちで酒に付き合っていたし(A子と叔父を重ねて見ていることに気づいたとき、俺は叔父のことを思ったより慕っていたんだなと気づいた)、A子から見た俺も、好きな酒をたらふく飲んで気持ちよくなった後についでに気持ちよくなる相手という感じだったと思う。それでも、酒の魔力かセックスの魔力か、泥酔して肌を重ねていくうちに俺達はとても親密な関係を築いていった。同性の友達よりずっと深く、恋人ほど依存しない、そういう関係だった。俺達は毎日のように酒の力を借りて自分の思いを何でも恥ずかしげもなく話し、肌を重ねながらお互いのことを受け入れていった。そんな関係半年ほども続いたある日、それは突然に終わった。彼女が消えたのだ。

彼女希死念慮のことを、俺はずっと知っていた。だが何もしなかった。ただアルコール摂取してそれを分解するように、彼女の話を聞いて、飲み込んで、それで終わりだった。俺は彼女の話すことを全て受け入れてはいたけれど、彼女のことは受け入れてなかったんだと思う。彼女の抱えていた漠然とした絶望を俺は理解できたけれど、彼女を受け入れる勇気はなかったから。

彼女消息が判明した後もわからないことはたくさんあった。わかったことは彼女遺書を書いていて、その内容が死ぬことにしたこと、その前に好きだったウイスキー蒸留所を見てくることにしたことだけだった。俺は彼女の親の顔を見ることも、俺と彼女のことを伝えることもしなかった。そうすることが正しいのかわからなかったし、今更そうして彼女を受け入れることが彼女に対する不義理に思えたからだ。だからこれ以上のことは何もわからない。わかっていることは部屋に残った大量のウイスキーを、叔父がそうしていたように一人で飲むことになったというだけだ。もうすぐ、彼女の好きだったウイスキーを作るための麦に花が咲く。

2021-12-30

義母被害者性を確保するためにおせちを作っている

おせちなんて買えばいいと親類全員言ってるが、パートから帰ってきては、無理におせちを作って、「疲れた」「忙しい」「私は大変」を口癖にしている。

正月仏壇お供えも無理にしなくていいと言ってるのに、祖父母もやっていなかったようなお膳を作って、大晦日になるとと疲労困憊アピールしている。

自分の居場所を確保するために伝統家族役割をしようとして被害者ぶってる姿がどうしようもなく哀れでならない。

から年末義母には会いたくないのだ。

2021-12-21

anond:20211221095352

何かの時に高校卒アル写真使われないように、自宅の仏壇に新しい写真を飾っておくんだゾ

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