はてなキーワード: 蒸留所とは
蒸留所いって買ってくるといいよ。
P.A.WORKSのお仕事シリーズというものをはじめて知ったのは「白い砂のアクアトープ」だった。
あれから三年目になるいま、お仕事シリーズをぶっ通しで観ている。ストーリーに引き込まれて時間を忘れる。好みの問題かもしれないが、わたしはこういうストーリーが大好きなのだろう。
「花咲くいろは」は最初はとびとびだったが途中から止まらなくなり最終話まで一気に観てしまった。喜翠荘再建のものがたりもアニメになればと思っている。
「SHIROBAKO」はおもしろすぎて残話数がへってゆくのがもったいなくなり20話あたりで一旦ストップしている。
「サクラクエスト」も山場を迎えそうなところでいったん中断し、全然関係ない本を読み始めた。
「サラエボ1992-1995 ぼくたちは戦場で育った」「NOMAD CENTURY」まあどちらも私のお仕事に関連する本ではある。
軽く消費できない本をよみながらP.A.WORKSの作品について考えている。ボスニア紛争や気候変動とくらべればP.A.WORKSの作品は軽く消費できるように見える。だがそれがいったいなんだと言うのか。引き込まれ、楽しみ、元気をもらう。そんなストーリーがひとつもない世界など想像したくもない。
あとなぜか主人公たちがとにかくみんなミニスカやショートパンツで脚を見せている。一部やりすぎを感じる。厨房の服装が民子みたいな格好でいいわけがないし緑川真希のホットパンツは股下がなさすぎる。スタッフが脚フェチというよりはP.A.WORKS全体が脚フェチなのだろうか。まあ私も脚フェチだからいいんだけども。駒田蒸留所へようこそはまだ観ていない。これもまたきれいな脚が観れるのだろうか。
スコッチウイスキーは瓶詰め時に40%以上のアルコール 度数であることが求められる。大量生産される製品は水が加えられてアルコール度数が均一化されているが少量で販売されるボトルは加水せず樽から出されたそのままの度数であることも多い。この樽から出されたそのままの度数のことをカスクストレングスという。カスクストレングスであっても長熟のボトルは度数が低めであることが多い。
ウイスキーの製造に使う大麦麦芽は成長を止めるためと貯蔵のために乾燥させられている。この乾燥に用いられる燃料のうち伝統的な燃料がピート(泥炭)である。このピートを燃料とするとピートの香りが麦芽に移りこの麦芽を使ったウイスキーにはピーティと言われる香味(燻製のようなスモーキーさとヨードチンキや正露丸のような薬品香)がもたらされる。その香りはピートを燃焼させたときの燻煙に含まれるフェノール化合物によるものであるが、その麦芽に含まれるフェノール化合物の割合をフェノール値と言いppmを単位として示される。このピートはスコットランドに広く存在するがアイラ島のピートには海藻由来の成分が多く含まれ特に薬品香を強くもたらすと言われる。このピートで乾燥させた大麦麦芽を使った原酒は程度の差こそあれアイラのみならず多くのスコッチウイスキーに使わている。また日本のウイスキーにも広く使われている。
ウイスキーがどれくらいピーティかは実際にはフェノール値だけでなく蒸留のどのタイミングの蒸留液をどう使うかや熟成に使う樽によっても変わるのであるが便宜的にフェノール値を用いてほぼ0の場合をノンピーテッド、それから順に(人によって違うが)10ppmぐらいまでをライトリーピーテッド、25ppmぐらいまでをミディアムピーテッド、50ppm台までをヘヴィリーピーテッド、その上をスーパーヘヴィリーピーテッドとしてウイスキーを区分することがある。ただ特にフェノール値が非常に高いような場合、例えば150ppmのウイスキーを飲んでも50ppmの3倍スモーキーだと感じるようなことは(増田の経験上は)ない(多分それを目指して作っていないと思う)。フェノール値はあくまで目安である。
ウイスキーには様々な成分が溶けているがその中には冷却すると目に見える澱や白濁の原因となるものがある。この原因となる成分を除去するためにウイスキーを冷却して濾過するのだがこの成分にウイスキーの香りや味わいの成分が含まれるとして香味が薄くなるのを避けるためにこの冷却濾過をしないウイスキーがある。このような冷却濾過しない製法もしくは冷却濾過していないウイスキーそのものをノン・チルフィルタードと言い、一般にラベルにNon-Chillfilteredと書かれている。冷却濾過は大量生産するウイスキーの味の均一化という側面があるとも言われる。
スコッチウイスキーの蒸溜所は地域別(ハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウン、アイランズ、アイラ)に分類されることが多い。ここではスペイサイドとアイラの蒸溜所の一部を紹介する。ここに挙げた蒸溜所はすべてモルトウイスキーの蒸溜所である。
日本のウイスキーはスコッチウイスキーから大きな影響を受けている。そのため法律に基づく部分を除き日本では用語等はジャパニーズウイスキーとスコッチウイスキーで同じ意味で使っていると言えるのであらためて説明しない。日本のウイスキーについてオーセンティックバーで見ることが多い銘柄のうちいくつかを紹介する。
もともと日本のウイスキーの定義は酒税法で定められたものだけで非常に緩く輸入した原酒を日本で瓶詰めしただけのウイスキーがジャパニーズウイスキーと称されて販売されたり、酒税法上の焼酎が海外でジャパニーズウイスキーとして販売されたりしていた( https://toyokeizai.net/articles/-/216248 )。その問題への対処として業界団体である日本洋酒酒造組合が「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」でジャパニーズウイスキーを定義した( https://www.yoshu.or.jp/files/libs/550/202303291553482719.pdf )。この基準の施行前に販売していたウイスキーについては経過措置により従前の表示が認められているが2024年3月31日で経過措置の期限となるためもしかすると一波乱あるかもしれない。
その3へ続く
会員になったら1000円になるってんで今年は映画館に20回行った。年内はあとたけしの新作と駒田蒸留所が楽しみだぜ。
名作を劇場の迫力で観る喜びは得難い。アクション映画もやっぱりスクリーンで観れば格別。配信待ちでいいかな……と思ってた作品を1000円だしなといざ観に行ったら、劇場で観ておいて良かった……なんて事もある。それでまあまあ程度だったり、暇潰しに目星をつけてなかった作品を適当に観るにしても、凡作を映画館で観るというのもそれはそれで贅沢で味わい深い体験だ。
清潔に保たれた指定席入れ替えなしのシネコンではあるけど、ニューシネマパラダイスの人達みたいに身近な娯楽として映画を享受してるような気持ちになれる。寝不足で観に行って人生で初めて映画館で眠ってしまった事もあったけど、それすらもなんだか新鮮な気持ちになれた。肩肘張らなくていいんだと。
話題作を大方抑えて20本程度だけど、映画って意外とやってないんだなって思った。時期ごとに割と集中してるし、その中で目ぼしいのを粗方見終わったら次のシーズンまでは暇になる。あとそこそこ名の通った作品が大手シネコンでもやってなかったりして、配給会社の系列による特色ってのは案外強いんだなって思った。
年100回とかそれ以上行く人も映画好きにはいるらしいけど、しょっぱそうな邦画やしょーもないコメディとかキッズ映画を含めても、100回って厳しくないか?って思った。ミニシアター系を入れるにしてもそんなやってるか?同じのを何回も観るんだろうか。
でも一年で制作されてる本数は100どころではないらしい。ほんの一握りしか観られないのなら安牌を引き続けたい気もするし、周りで自分だけが知ってる名作と出会いたいような気もする。
タウザー(Towser、1963年4月21日 - 1987年3月20日)はスコットランドのクリーフ近郊にあるウイスキー蒸留所、グレンタレット蒸留所(英語版)で飼われていた雌のネコである。
「世界一ネズミを捕ったネコ」としてギネスブックに登録された[1]ことで有名である。
タウザーとネズミ
タウザーは、スコットランド最古の蒸留所と主張するグレンタレット蒸留所のウイスキーキャットとして活躍していた。「ウイスキーキャット」とは、主にネズミや鳥などの害獣からウイスキーの原料である大麦を守る為に蒸留所で飼われる猫の総称である。この習慣は他の蒸留所でも一般的な事であったが、タウザーはその生涯で28,899匹のネズミを捕獲し、ギネスブックに記録された[1]事によって一躍脚光を浴びることとなった。
この「28,899匹」という記録の集計は、タウザー自身による自己申告によるものである。 もちろん、口頭で申告した訳ではなく、タウザーはネズミを捕獲すると蒸留所のスタッフに見せに来るという習性があったので(ちなみに猫には捕らえた獲物を主人に見せるということがよくある)、ある時期からスタッフがその数を書き留めるようになり、やがてそれは膨大な数となり、記録を始めた時点から数えて28,899匹となったのである。
タウザーとエリザベス2世
タウザーの誕生日は4月21日であり、偶然にも女王エリザベス2世と同じ日であった。このことから、1986年のタウザー23歳の誕生日には蒸留所のスタッフによって、エリザベス女王の下へ「同じ日に生まれたグレンタレット蒸留所ウイスキーキャット タウザー」とタウザー名義でバースディカードが送られた。これを受けたエリザベス女王は「(タウザーを人間の年齢に換算して)161歳の誕生日おめでとう」との旨が記された返事を送った。
タウザーの死後
グレンタレット蒸留所2代目ウイスキーキャットを継いだのはアンバーという名の猫であるが、ネズミの捕獲に関してはさっぱりであるとのこと。衛生上の問題からウイスキーキャットへの規制が行われたことも伴い、蒸留所のマスコットとして蒸留所を訪れる人々に愛嬌を振り撒いているとのことである。
しゃあ!
もう1年以上前の話になるが、ウイスキー好きの叔父が死んだ。とにかくウイスキーが好きな人で、東京に出たまま故郷に帰らず、かといって結婚するでもなく酒ばかり飲んでいる変わり者だった。うちはあまり酒を飲まない家系だから盆や正月に集まると本当に浮いている人だった。酒癖だけは人一倍良くて、酔っ払っても機嫌が良くなるだけで人に迷惑を掛けるということがなかったから嫌われてはいなかったし、小さい子供たちからは酒を飲んでるときにお年玉をせびると気前がいいと人気だったくらいだけれど、何をしているんだかわからない一族のはぐれ者、というのが大人も子供も共通の認識だったと思う。葬式もコロナ禍の真っ只中だから親族で済ませたんだけど、叔父のスマホを拝借して連絡した「最近もやりとしていていた人たち」は叔父が通っていたバーの常連客達ばかりで、こいつらも香典と一緒に供え物としてウイスキーを送りつけてくるような変わり者ばかりで、四十九日には遺品整理で残った大量のウイスキーと仏壇の前に並んだお供え物のウイスキーは合わせて100本をゆうに超えていた。
そんなウイスキーの扱いに困った親族の矛先が俺だった。俺は親戚の中では珍しく酒に強かったから(それこそ未成年の頃から)よく叔父の酒の相手を任せられていたし、地元の大学ではなく東京の大学に一人暮らしで通っているというのも地元で暮らす親戚たちから見れば叔父との共通点だったんだと思う。そうして、「特に高級なものがあれば売っても構わないが、弔いだと思って気長に飲んでやってくれ」というものすごく無責任な言葉と共に俺のボロアパートには大量のウイスキーがやってきたわけだ。
ともあれ時間だけを持て余した貧乏学生には悪くない話であった。俺は丸一日かけて叔父のコレクションの目録を作り、叔父が通っていたというバーのマスターに連絡を取り、一部をマスターや他の常連客に市場の半値で売るという条件で全部査定してもらった。その結果、俺は十数本のウイスキーを売るだけで100万円を超える現金を手にすることができ、ちょっと税務署の方角が気になってしまった程だった。困ったのは残ったウイスキーだ。まだ1本あたり1万円を超えるボトルが大量にあったので売ろうと思えばいくらでも売れたのだが、そんなことをすれば当たり前だが残るのは今もネットで数千円で買える酒だけになってしまう。十分儲けさせてもらった負い目もあって、俺は残ったボトルを飲み干すことにした。
自分だけで飲んでいたら何年かかるかわかったものではないので友人を呼んで酒盛りをしたりしたのだが、叔父の好みがドライな方向に偏っていたせいで残ったコレクションはすこぶる評判が悪かった。だが評判が悪いからといって他の酒の持ち込みを許していたらいつまで立ってもウイスキーは減らないため、部屋にあるもの限定の無料の居酒屋を俺は開き続けた。当然客足はみるみるうちに遠のいていったのだが、最後まで残ったのがA子だった。
A子はいつの間にか俺よりウイスキーに詳しくなっており、仲間内で唯一俺の部屋の徒歩圏内に住んでいたということもあって、勝手にウイスキーの山をひっくり返してはあれもあったこれもあったと毎日のように一人で俺の部屋に飲みに来ては、覚えたばかりのウイスキーのうんちくを俺に語るようになっていた。暇を持て余した男と女が毎日二人っきりで酒を飲んでいれば肉体関係に至ったことは想像に難くないと思うのだけれど、俺とA子は最後まで恋人同士になることはなかった。俺はなんだか叔父が生き返ったような気持ちで酒に付き合っていたし(A子と叔父を重ねて見ていることに気づいたとき、俺は叔父のことを思ったより慕っていたんだなと気づいた)、A子から見た俺も、好きな酒をたらふく飲んで気持ちよくなった後についでに気持ちよくなる相手という感じだったと思う。それでも、酒の魔力かセックスの魔力か、泥酔して肌を重ねていくうちに俺達はとても親密な関係を築いていった。同性の友達よりずっと深く、恋人ほど依存しない、そういう関係だった。俺達は毎日のように酒の力を借りて自分の思いを何でも恥ずかしげもなく話し、肌を重ねながらお互いのことを受け入れていった。そんな関係が半年ほども続いたある日、それは突然に終わった。彼女が消えたのだ。
彼女の希死念慮のことを、俺はずっと知っていた。だが何もしなかった。ただアルコールを摂取してそれを分解するように、彼女の話を聞いて、飲み込んで、それで終わりだった。俺は彼女の話すことを全て受け入れてはいたけれど、彼女のことは受け入れてなかったんだと思う。彼女の抱えていた漠然とした絶望を俺は理解できたけれど、彼女を受け入れる勇気はなかったから。
彼女の消息が判明した後もわからないことはたくさんあった。わかったことは彼女が遺書を書いていて、その内容が死ぬことにしたこと、その前に好きだったウイスキーの蒸留所を見てくることにしたことだけだった。俺は彼女の親の顔を見ることも、俺と彼女のことを伝えることもしなかった。そうすることが正しいのかわからなかったし、今更そうして彼女を受け入れることが彼女に対する不義理に思えたからだ。だからこれ以上のことは何もわからない。わかっていることは部屋に残った大量のウイスキーを、叔父がそうしていたように一人で飲むことになったというだけだ。もうすぐ、彼女の好きだったウイスキーを作るための麦に花が咲く。
まあそうなんだけど、増田流でいうと「昼飲みしようぜ」は結構想定ラインが高いw
業務スーパーで4Lのペットボトルとか缶酎ハイとか買ってきてひたすら飲むというのとは違う。
(それも一つの楽しみ方だけれども)
今はコロナで難しいけれども、実際に行ける酒蔵で試飲とかしながら飲むといい体験になる。
日本酒でも、甘い辛い色々あって高い酒が美味いとは限らないとかそういう文化的体験ができると面白いよ。
自分の好みも分かるし。他にもウイスキーの蒸留所とかビール工場とかワイナリーとか行くと超面白いよ。
ワイン沼もある。ここはお金持ちが線路を引いているからむしろわかりやすいのかも。
基本輸入なので輸送費が全部載るから日本酒とか焼酎とか地ビールとかの方が文化度コスパ高いかなと思う。
自作系の楽しみもあるよ。コロナがなければ、梅酒パーティとか、またたび酒パーティとか猫も踊るぜ状態だ。
コロナのせいでサントリー山崎&白州蒸留所の観光はできないけれど、そのかわりにオンラインライブなるものをやっている。蒸留所の解説や美味しいハイボールの作り方、うまいツマミの紹介...などなどを1時間堪能する。
特に、事前に送られてくる白州ミニボトルとロゴ入りテイスティンググラス(ブレンダーが使うものと同じもの!)を使ったテイスティング体験なんてのもあったりして、参加費は3300円。これはお買い得だと思って飛び付いてしまった。
オンラインライブは白州蒸留所が根を下ろす土地の紹介に始まり、博物館や蒸留施設、ウイスキーの製造行程にまつわる解説。最後に、テイスティング体験と質疑応答といった流れで進行した。
全体を通して面白いオンライン体験だった。だけど、やっぱり現地での体験にはかなわないんだろうなあと強く思ってしまった。サントリーがアピールする「森の蒸留所」の空気は、現地に行かなきゃ分からない。でも、オンラインという形は遠方の人にはありがたかったろうし、立地ゆえに出てくる「運転手だから飲めない!」とか「電車移動が疲れる」みたいなストレスを感じずに白州を味わえたことは良かったと思う。
ちなみに、ミニボトル&テイスティンググラスのセットはメルカリで5000円以上の値段で転売されています。参加費3300円でもらえるセットなので、買わないことを強くおすすめします。
申し込みフォームの所に「転売目的の申し込みはお断りします」って書いてあるのに...
たくさんの人々が情熱をかけて造るウイスキーが、ウイスキーに対する愛なんてかけらもない人の懐を肥やすために利用されるなんて、なんとも悲しいばかり。貧相な倫理観を持った人たちのせいでウイスキー業界がダメにならないことを祈るばかりですね。