はてなキーワード: 扶養とは
アルコール依存でろくに仕事もしなかったので、養育費なんてもちろん貰えなかったし、「空き巣に入って捕まった」だの「祖母の葬儀の後祖母の家に立て篭もった」だののろくでもない噂を聞き、まだ生きてんだなあくらいに思っていた。正直顔も声も、何もかも覚えていない。3歳の頃に別れてから、20年程も会っていないのだから当たり前だ。
ある日、家に帰ると某県の福祉事務所から封筒が来ていた。嫌な予感がした。風の噂で、父が今住んでいると聞いたことのある場所だったからだ。何より、父のこと以外に、福祉事務所から連絡が来る心当たりがなかった。初めは、もしかすると父からの手紙か何かだろうか、と思った。きっと手紙であっても、ゴミに捨てていたと思うが。
中身を開けると、「扶養援助のお願い」という紙と、8月末まで回答せよ、という調査書が入っていた。返信用封筒や、着払いで送れ等の配慮はなし。気の利かない仕事だ。どうやら日本の法律では、直接血族は一応、生活保護を受ける前にその血族を援助せよということになっているらしかった。離婚してもう何年も経つ子供に対しても、それは例外でないらしい。
大人気ないなと思いつつ、書類はゴミ箱に捨てた。なんとも言えない胸のつかえを、好きなお酒で薄めて眠ろうかとも思ったが、なんだかそれは自分と酒好きで酒に溺れた父との血縁を表しているような気がしてやめた。ドロドロした話なので、名の割れるところでは書けないと思い、こうしていち増田になって散文を書いている。
もうすぐ12時だ。そろそろ寝ようと思う。もうこんなばかばかしい手紙が来ないことを祈るが、向こうも仕事だろうから、おそらく定期的にこの手紙は来るんだろうな。そしてそのたびに、私はそれをゴミ箱に捨てるのだろう。
俺のところは事実婚にしたわ。
妻が苗字変えたくなくて、俺に「苗字変えてほしい?」「いや、嫌なら変えなくていいけど」「じゃあ増田さん変えてくれる?」「うーん」
このとき俺が考えたのは、俺が苗字変えたらま周りに訳ありとか思われるのが面倒くさいのと、母がそういうのにうるさいからけんかになるからめんどくさいと思ったのと、NTTとかの解約で全然電話繋がらない&たらい回しの経験から、苗字変更の諸々の書類申請がクソめんどくさいことが想像できたことと、友達にいじられるのが嫌だったとか、あと単純に子供のころからあだ名のない俺は苗字予備されてきたのでそこそこ愛着もあるので苗字変えたくないというのもあり、めんどくさがりだから苗字変更にどこに何を申請すればいいのかを調べるのが面倒くさかったというのもあり、「おれも変えたくない」と回答した。
で、役所の世帯申請で「夫(見届け)」という書類を出し、事実婚ということでターンエンドした。扶養所得の税金免除がきかないのが最大のデメリット。それ以外は会社の人から「結婚してたんすか?」「なんで事実婚?どういうこと?」という質問にいちいち答えるくらいで、それも口下手陰キャ野郎の俺にとっては話のタネになってるから何も問題ない。
結婚後はフルタイム共働き希望、専業を養うつもりなど毛頭ない男「結婚したら家事を手伝います(ドヤ」
ぅゎぁ…しか出てこなかったよね。
嫁に稼ぎを半分頼るのに家事はあくまで「手伝う」スタンスかよ。ドン引きしつつもまさかと思ってつっこんでみたけど「嫁もフルタイム勤務の正社員じゃなきゃヤダ」かつ「家事は嫁の仕事なのに手伝う俺って優しいだろ?」って姿勢を崩さずに何の疑問も抱いてない様子だった。具体的には嫁が纏めたゴミをゴミ捨て場に持って行ったり土日に掃除とか程度に手伝うらしいよ。
フルタイムとの共働き希望ではなく扶養内パートタイムでの共働き(と言っていいのか)や専業を希望なら家事を「手伝う」でいいけど、フルタイム正社員同士なら家事は「分担」するものだろうが。
実家暮らしの人に「一人暮らしすれば?」って言うと怒り出すようなイメージがある。
それか、「今の収入だとキツい」とか言われる。
でもさあ、家にいくら入れてるんだか知らないけど、その金額で一人暮らしはできないっていうなら、分不相応なハイレベルの家に今住んでるっていうことだと思うんだけど。
月3万とかで広くて自分の部屋もあって車もあったりして。しかも家事をお母さん任せだったりしたら、家事の仕方も身につかないよね。
そういうことを言おうとすると、「家事は適度にやっている」とか「両親に出て行かないでほしいと言われている」とかで、’実家暮らししか選択肢はないんだ’って感じで、話を終えようとする。
「仕事が終わって寝に帰るだけのスペースの為に10万とか使うなんて馬鹿らしい」とかも言われる。
でも本当に寝に帰るだけなら狭い部屋でベッドがあればいいんだから、探せばもっと安いところあるのに。
とまあ、この時点でなんだか険悪な雰囲気になっちゃうのでこれ以上はこの話を続けられない。
お母さんが食材を買ってきてくれて、大きな冷蔵庫に保管してくれて、料理してくれてるのって全部タダで得られるものだと思ってるのかな?(洗濯にしても同じ)
何十年後かにお父さんもお母さんも亡くなって、その家に自分だけで暮らすことが理想なわけではないんだよね?
一人暮らしという無駄な出費を抑えて、結局お金はどれぐらい貯まったの?
険悪になっちゃうから言えないけど、一人暮らしのメリットっていっぱいあるよ。
まず、自分で何でもコントロールできること。今日はこれが食べたいと思えばそれを食べればいいし、作る気になれなければ’食べない’って選択肢もある。
夜遅く帰ってきたり、誰かのうちに泊まっても、お母さんに「昨日遅かったわね」とか言われない。
家族と同居するっていうことは、人の気配が常にあるということ。自分の存在がある程度把握されているということ。これがなくなるって思いのほか楽しいことだよ!
一回一人暮らししてみて、寂しいんだったらまた戻ればいいよ。
でも一回自分で物件見つけて、家賃払って、水道光熱費払って、インターネットの工事して、自分の食べものは自分で用意して、自分の洋服は自分で洗濯して、自分が汚した部屋は自分で掃除してみた方がいいよ。
今払っていないお金を使うことになるのが不安になるのはわかるけど、意外となんとかなるよ! 人間あるお金でやりくりするしかないんだよ。
もし行き詰まったら実家に戻ればいいよ。
というわけで一回一人暮らししてみたらいいのに。
※ある程度の収入があるのにいつまでも実家暮らしの兄に向けて書きました。介護をしている、自分が世帯主となって親を扶養している、ひきこもりニート、事業を起こす為の軍資金を貯めている、等々事情があって実家を出られない方や、この先実家を出る予定の方への文章ではございません。
まだたったの二年じゃん
二年目なんてまだ手探りの時期脱してないし、君みたいな家庭問題抱えてなくたって辛いもんだ だから君はなおさらなんだ
そのままこの先何十年もやっていくつもりか?まだ尽くせる手はある
親に対する扶養義務はあくまで余裕のある範囲でだ、どう考えても君に余裕はない
とにかく周りや専門に相談しろ すぐ行動しろとは言わん、まず自分の状況を言語化しろ 脳内に溜めるだけだと気分だけが落ちるぞ
周囲に状況を知ってもらったり、色んな意見をもらえ
法的に関係を切ることは残念ながらできないが、住民票と戸籍の附票の閲覧制限をすることで連絡を断つことはできる やりようはある
2019年6月を持ちまして、大学新卒入社後約7年勤務した会社を退職しました。
良い機会なので記録に残したいと思います。
地方国立大学の工学部情報科卒。保有資格は基本情報、応用情報技術者。
日立製作所の子会社としてシステム開発、運用、保守、構築を担う会社。
社員数は2~3000人。
入社してから運用、構築業務を行い、開発は未経験。担当したシステムの分類は公共系のみ。
基本的には「客先常駐」で、システムが安定稼働に入った段階で別のプロジェクトに参画し、構築を行った。
サーバ構築(オンプレミス)業務としてOS、MWの導入に携わることで、構築に必要な知識を得られた。
ちょっと残念だったのが日立製品(JP1、uCosminexus Application Server)に携わる期間が長かったこと。
他社のAPサーバ(Weblogic、Jboss等)も触れ、インフラ屋さんとしての価値を高めたかった。
力不足ではあったが5年目ごろから小さいチームのリーダになり、進捗管理、顧客調整等を行った。
協力会社のメンバーは全員年上で、コミュニケーションにおいて苦労した部分もあったが、
人に恵まれ、大きな問題なくプロジェクトを遂行できた。若いうちにリーダーを経験できたことはとても良かったと思う。
最終年度で約560万。
◆内訳
・基本給 :26万
・賞与 :約60万(年2回で業績により若干増減あり)
そのため、仕事がないのに残業するという所謂「生活残業」をする人も少なからずいる。
また、最近は働き方改革で定時退社を励行しているため、残業についてはかなり厳しくなっている。
昇給は若干ではあるが、たぶん毎年した。
昇格については、早い人で8年目から主任、15年目くらいで課長になる。
主任の年収が600~800万(残業による)、課長の年収が900~1000万。
主任まではある程度の実績とポイント(資格等)があれば誰でもなれる(はず)。
ただ、課長以上になると「上が詰まっている」&「製作所から下ってくる」ため、相当優秀でない限りはハードルが高いと思う。
劇的に仕事が増えて部&課が新しく作られれば話は別だが。
プロジェクトに合わせる形になるが、フレックスのため勤務体系が自由。
上述の通り、残業についても働き方改革で定時退社を励行しており、男性の育休取得も推進している。
環境についてはシンクラ端末が一人一台支給され、インターネットがつながる場所であればどこでも仕事ができるという状態。
どこでも仕事ができてしまうため、公私のバランスがとりずらいという方もいるかもしれないが、私にとっては最高でした。
これさえあれば在宅勤務も可能なので、娘が熱を出し保育園に行けないときは重宝した。
また、複数拠点にサテライトオフィスがあり、社員証があれば使用できるため、打合せで移動が多い日はよく利用した。
働きやすい環境作りにはかなり投資されているため、恵まれた環境で仕事ができたと思う。
・残業しないと給料低い。また、担当レベルだと成果を出した人とそうでない人で給与の差がほとんど付かない。
・新しい技術に関する感度が低い。
・意識低い系がそこそこ多い。そしてその人たちは決して辞めない。優秀な若手はどんどん辞めていく。
・SIerあるあるかもだが、協力会社に丸投げのプロジェクトがけっこうある。
https://anond.hatelabo.jp/20190629155352
みんな自分の観測範囲で語っていて、意見の違いが激しいのが面白かったので、
雑感としては、たしかに「結婚時点に限って言えば」収入同等カップル増えてるかも、
ただし結婚・出産後もそれを維持してる夫婦はごく一部かなという印象。
サンプル:自分+高校・大学友人+会社同期18人 (男:女=4:14)
うち既婚10人
4 / 10人
観測範囲によっては「配偶者に自分並みの収入が無ければ結婚自体をしない」
に全然なり得るなあと。
身近な相手とくっついた結果と考えたほうが自然かもしれませんが。
-3歳、0歳、+2歳が各2人でトップ
そして、結婚して数年後の状況を見ると、8割が夫側の年収のほうが高くなっています。
8 / 10人
やっぱり既婚者の半分以上は結婚後3年以内に子どもを産んでいて、
そのうちすべてのケースで妻側が育休取得でマミートラックに乗るか、専業主婦になっているからだと思う。
そしてほとんどの夫婦は、話し合いの末その形を選んでいると思うので、
それを選んだ私たちがこの先幸せでいられるかはまだまだ分からないところなのですが。
6 / 10人
妻:4、夫:0
以下、おまけ
1 / 10人
(全体)
3 / 18人(うちフリーランス:1人)
(既婚者)
(全体)
7 / 18人
(既婚者)
5 / 10人
これを書いた私はというと、結婚後3年で仕事の行き詰まり+不妊を理由に
扶養内パートに移行したので、↓の増田同様「結婚に助けられた」口です。
https://anond.hatelabo.jp/20190630164919
フェミニスト自認してたけど名乗る資格がなくなってしまった気がしている。
男女格差を絡めて男女の年収の差やらなんやらの記述を読んでて、ちっとも参考にならない話なのだけど、我が家のことを書きたくなった。
結婚当初、夫はだらだらと、本当に目標がないままダラダラと大学8年通い続け、バイトしていた職場に就職したところだった。結婚したくてなんとか就職決めた感じ。大学時代後輩だったわたしは、結婚当初、就職から数年経ってて、見込まれただかなんだか知らんけど、気付いたらプロジェクト参画させられて同期の年収の1.5倍もらっている状態だった。
「オレはできることしかしない(余裕がないから一切家事はしません)」
「お前の方が休日が多いから(1か月で2日ほど多かった)、お前が家事やるのは当然。お前は余裕があるから出来るから。」
軽蔑してるよ!って言って、離婚すればよかったのだけど、こんな人を世に放出してはいけないとの責任感から離婚せず。でも、「家事全部任せた上に、家計折半はバカバカしいので、わたし仕事やめるわ」と、年収手取り500万円をあっさり捨てました。バカだった。あの頃のわたしはバカだった。
で、いろいろあって、子ども2人をワンオペで育てて、もちろんその間、かかる経費ほどには夫からもらえず、このままでは子ども達が行きたい進路を目指せるどころか生活保護一直線だわ!ってなった頃に、再就職しました。
再就職先は、職種上あまり中途採用をしてなかったけど、氷河期世代対応のため、採用するようになった組織。中途採用があまり無いってことは、つまりそういった社員の取り扱いに慣れてないってこと。入ってからめちゃくちゃ苦労しました。入社後、あの人が…って注目されつつ、すぐに辞めさせてやるって思っているような人しか周りにいなかった。メンタル面で死にそうになりながら10年経って、なんとか係長級までこぎつけて、認められるようになりました。
数年前には夫の年収を超えて主たる生計者となりました。なってから主たる生計者なる言葉があることを知りました。子ども達もわたしの扶養です。
再就職時に「あいつ、バカじゃね?」って笑ってた専業主婦のママ友が、苦労を超えて時間の余裕ができてダイエットして変ったわたしに「金があるからダイエットできるんだよね」って不満げに言ってくる。キミら、金が欲しくて再就職して苦労していたわたしのことバカにしてたじゃん。
昔は、専業主婦になったわたしを札束で叩くような発言をしていた夫も最近は従順だ。昔の発言は引っ越しした時に
「金を稼いでいないキミがクローゼット使う必要無いよね?お金を稼いでる俺だけが使う権利あるんだよ」みたいな発言。
わたしが再就職したのは40歳になった年です。つまり今は50歳。
30代はあがきの年代だった。子どもを育てつつ、社会から隔離されないように時事系のブログ読んでた。その入り口はファイナルベントさんの極東ブログでした。
愚痴のような発言をネットで見かけると、まだまだやれることはあるのよ。って思うのよ。そうすると能力が…とか言われるので何も言えなくなる。学歴も目指していたものとはまるで違うし、就職後の実績も全然ない。わたしなんて何も持ってなかったけど、と思うけど、幸運は持ってたのかもと思うと何も言えない。そして好奇心だけはあったかも。どんなに生活に疲れてても面白い話だけは拾えてるし、今もそうかも。お金は無くても、楽しい気持ちだけは捨てないで、夫にひどいこと言われて、明け方に公園で泣くことがあっても、翌日は楽しいことをネットで拾って、ワクワクしてた。
今、この日記を読んでるあなたはつまりわたしが絶望した時に眺めてた同じ箱や同じような薄い板を使って、わたしの日記を読んでいる。きっとそこには、あなたを奮い立たせたり、明日も頑張ろうと思えるようなものが転がっているから、とりあえずいろいろ検索かけてみて。
そこに勝機はあるのだと。ネットで、男女格差の愚痴を言ったり絶望したりせずに、未来を見て、今の現実から這い上がろうぜと。
絶望した毎日から這い上がって、大きくなった子ども達から楽しい知識を得つつ、一緒に楽しみ、日々目標に向かって働いているそんな人生まで這い上がれた自分は思うのです。