はてなキーワード: バブルとは
そらそうだよね、可哀そうだけど、いくら昔すごかろうが高学歴だったとかだろうが、ロクな職歴がない口を開けばやれ年収500万は用意しろだのホワイトな環境を出せだの文句垂れる40代のオッサンやババアを雇うもの好きいるわけないし、そんなん素直で若い外国人か若者雇うわな
言い方悪いけど、それって完全に自己責任じゃん
大体、ゆとり世代より能力があるとかいうけどさ政府統計をみても
1.氷河期は今と比べて極端に悪かったわけではない
2.というかむしろバブルの遺産があったから平均的にみると今よりいい
3.大卒の有効求人倍率が最終的に1を切ったのは2000年(氷河期の一番悪かったとき)のみ
って判明しているわけで、今の若者の就職率よりはるかに高い中でさえ落伍したような、言い方悪いけどどうしようもないクズを雇う人いるわけないじゃん
家柄や育った環境など、本人の能力とは関係なく人生が始まった時点で決まってしまうものは確かに存在するし、それらが学歴や年収と言った人生の成功のバロメータと相関があることもちろん理解している。
いわばRPGにおける初期ステータスや初期装備みたいなもんだ。
ただ、「成功者は運が良かっただけ」「環境に恵まれていただけ」とひとまとめに言われると、初期ステータスがボロクソな状況から自力で成功(だと思っている)を収めた私はイラっとしてしまう。
・実家は電車で東京から1時間半ほどかかる駅から徒歩20分の田舎
・その実家はバブル末期のアホみたいに金利が高い時期に頭金0で買ったせいでローン地獄
・父親は再就職するもギャンブルでの浪費と家のローンで家計は火の車のまま
・親の年収が無駄に高いせいで利子無し奨学金や学費免除は通らない(ただし家のローンと父親のギャンブルのせいで学費など出してもらえないという最悪のパターンの)ため、大学/大学院の学費と交通費は自分でバイトして稼ぐ
・学業でも研究でも成果を上げ、大学推薦で業界一位の大手企業に就職
・父親を反面教師にしギャンブルは一切やらず、リスクヘッジで副業を始め成果を上げる
・持ち家あり/既婚(こども1人)
こんなことを書くと本音や嫉妬で「そんなんで努力とか成功とか言ってんの?レベル低くね?w」と言う人はいるだろうし、
実際私の何倍も努力して何倍も富や名誉を得ている人もたくさんいると思う。
ただ、私は満足のいく成功を収めていて、それは運が良かったのではなく自分の努力の結果だと自負している。
もし「お前は運が良かっただけだ」というならば、どこに運要素があったのか是非教えてほしい。
もちろん「家に隕石が落ちなかった」とか「通り魔に刺されなかった」みたいな「極端な不運が起きなかったこと」を運が良かったと曲解するような言いがかりは無しだ。
私と同じような思いを抱いている人がいると信じているが、リアルでこんなこと言ったらただの痛い奴だから、ここで吐き出させてもらった。
お互いの気持ちを曇らせるために。
いろいろなものを捨てた。電話番号も写真ももらった手縫いのマフラーも。
ただ彼女のためにつくったSNSのアカウントだけは最後に残った。
開くまいと思いながら、数か月に一度、開いてしまう。
溢れるばかりのメッセージが目に飛び込む。
やがて彼女のメッセージの頻度は減っていった。そして返信もやめた。
あれから7年になる。
元気?
たったそれだけだ。恐らく彼女は、ときおりオンラインになっている俺をみつけては、
ひたすら返信を待ち、オフラインになって三日、一週間と経つのを眺めているんだろう。
俺が彼女にとって最後の男になってしまっているのだとすれば本当に切ないことだ。
しかし、俺にとってもまた、セックスが特別なものになってしまっていることにうすうす気が付いていた。
見つめ合い、肩を抱き合うだけで浮遊する感覚になった。
彼女と長い時間かけて重ねた唇、時には激しく駅弁スタイルでしたときの滑る汗、あの日々を上回るセックスはもう人生で経験することはできないだろう。
その通りだった。
村西が愛した黒木香は今、一体どこで何をしているんだろう。
NETFLIXの「全裸監督」で描かれた黒木香は、虚実交えているだろうが、
ものすごいリアリティがあった。黒木の母親役を演じた小雪の存在感も鳥肌ものだ。
・・せっかくしんみりとしたことを書こうと思っていたのに、だんだんズレてきた。
駅弁といえば。。
「全裸監督」は、今少しずつさまざなまレビューが出てきているが、
近年まれにみる傑作だ。
あの同世代を一歩遅れて歩んできた俺は、社会に出たときにはすでにバブルは崩壊していた。
学生の頃に、友人が苦労して入手した流出裏ビデオがどういう経緯で世に出ていたのか、ドラマでは虚実交えて克明に描いていた。
また、ビデ倫の仕掛け、ヤクザの関わり方を生々しく描いており、80年代のアダルトビデオの黎明期をここまでねちっこく映像化した作品は今まで存在しなかっただろう。
当時、やたらとモザイクが濃いものと薄消しのものがあって、なぜなのか、疑問にすら思わなかったが、「全裸監督」には、その答えが暗示されていた。
また、この作品で再現された、当時の歌舞伎町の舞台セットが素晴らしい。
とりわけ、村西率いる「サファイア映像」のスタッフ軍団が集うスタジオが興味深い。
スタジオの前に目に入ってくる、カレーの店タバサの看板。大量に麺類をつくっては、中華の回転円卓を囲んでスタッフ全員で豪快に食らうシーン。てんこ盛りのポテトサラダ。実にセンスがある。
昭和と平成のはざまの昭和63年暮れから昭和64年1月の冬の雰囲気。
当時、警視庁がわいせつ物の取り締まりを強化する流れに大きく動いていた。
日々の天皇の病状の深刻化が取り締まり強化の動機付けとして、象徴的に語られているのが技巧的だ。
彼は業界の大物を通じて、すでにヤクザとズブズブになっていたが、警察幹部からは、ガサ入れの方針が打ち出される。
一方、黒木香は、こうして業界の闇が描かれながらも、後方馬群でひっそりと控えている差し馬のような存在感で、ドラマ前半で静かに描かれていた。
横浜国大に在学していた彼女は、イタリア留学を夢見ながら、母親から抑圧された存在として、じわりじわりとエネルギーをためてゆく。
この見せ方も圧巻だ。村西とおるへの思いがあって、あのパフォーマンスが生まれた、というのは、このドラマの村西と黒木に対する解釈であって、本当のところはわからない。
しかし、村西と黒木の関係を物語るものとして、ものすごい説得力を感じた。セックスは一期一会といった村上の原点がここにあるんだろう。
ガチンコのセックスに対するこだわりは、売れるからという動機を覆い隠してしまうほどに、リアリズムへの情熱であふれている。
よく山へつれていく父親だった。理由を聞いたらルソーの教育論を読んで自然が大切だと思ったと語っていた。
母に山よりも図書館へ行きたいと言った。図書館にもよく連れていかれるようなった。私の地元はいろいろと活発な地域だ。財政もそれほど悪くない。
観光にも力を入れている一方で教育にも力を入れている。立派な図書館がある。清潔で比較的新しい建築物で3階にはレストランもある。
同じ日に生まれた同年齢のいとこがいる。私の母親たちは私たちのことを競わせた。ベネッセの通信教育を早めに導入した理由だろう。
どちらの子供がより優秀かと張り合っている空気があった。これが私が勉強ができた本当の秘密だろうか。
強欲な宝石商と鉄鉱を扱う絵心のある職人、それが私の母方の祖父母である。母方の祖父母は芸術に関した仕事を行っていたため、収入が安定せずに母親は若い頃に苦労をしたらしい。
大学には行かず、バイトをしながら自分で弁当を作り、高校を出たあとですぐに就職し、職場結婚する。その後、バブルは崩壊。キャリアもなかったので非正規で働かざるを得なくなる。
結婚した相手が問題だ。酒を飲むとよく口が回る女好きの地主の子供。常識を身に着けた今、聞くだけでダメな人間だと分かる。
農家から身売り同然に嫁に来た祖母は閉鎖された世界で暇を持て余し、このダメな息子が可愛くて仕方がない様子。猫可愛がりしていた。
父親のほうでも老婆を労わるマザコン具合をみればその愛情が決して一方的なものではないと分かる。
彼彼女の人間に対する親愛の情の深さを考えれば私にもその血が流れていることを感じる。
幾分、奇特な経験が不運にも繰り返されたおかげで私のその遺伝的情愛が生身の人間に向くことはほぼないが、その分、博愛として万人に降り注ぐ。
薄い、薄い情念として、まるで自分にも相手にも無に感じられるような薄くなった博愛だけが私には残った。
父は胃がんになった。将来にとっておいた学費を医療費にまわしてもいいかときかれた。
私が当時、大学の重要性を理解していたかどうかは分からない。何しろ小学生のときの話だ。
私は特別に父親を好いてもいなかった。しかし、人間として、人の命がかかっていると聞いて私は何を躊躇うことがあるのかと思ったようだ。
実際のところ何百万という貯金はごくごく自然に医療費に回されたのだから。何の抵抗もなく。私の反抗もなく。
結局のところ私には大学に行く金はなかったのだ。だからこそ県で一番の高校へ行っても意味がなかった。
私の才能は天に愛されなかった。
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