「あいりん地区」を含む日記 RSS

はてなキーワード: あいりん地区とは

2013-11-09

http://b.hatena.ne.jp/entry/storys.jp/story/5302

絶対暴力団と関わってはいけないし、口を利いいてもならないのに馬鹿じゃねーの。

溝口敦ノンフィクションでも読んどけ。

Amazon.co.jp暴力団 (新潮新書): 溝口 敦: 本

Amazon.co.jpマンガ暴力団―対暴力団危機管理マニュアル: 溝口 敦, 鴨林 源史: 本

あいつらは人間関係を食い物にして換金するのだから関わってはいけない。指のあるなしや”足を洗った”云々は一切信用してはならない。

ブクマのまともなコメント

途中まで読んだら残りはFacebook個人情報よこせと。やだーん。

893が使う自己正当化の言が満載。こういう言葉の類に巻き取られないようにしようという啓蒙には最適なエントリ。 

ちょっと突っ込みをいれたいコメ

あいりん地区には刺青いれた男なんてほとんどいないので創作確定らしい。

風呂屋にはわんさかいから、その部分から創作ではない。

※追伸は気が向いたら

あいりん地区は知らないけど、工場派遣は元ヤクザがたくさんいる。

ヤクザと言っても、ホームレスほとんど変わらないような人ばかりだけど。

2013-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20131107111459

楽観的に、とか、とにかく「楽に」生きたいのはよくわかるけど、

ダメみたいなのになんだかんだ楽しくうまくやってるやつってのは、

単に「楽に」生きてるからそうやって生きてけてるわけじゃないからな?

両さんみたいのはあんなの特殊能力の塊だろ。

あれは漫画だけど、現実でなんだかんだ何してるんだかわからないけど、なんだかんだカネ持って楽しくやってるやつってのは、

うまいこと能力を活かせる場所とかニッチものを見つけてやってるか、

もしくは運良く良いいろんな意味でのスポンサーに恵まれたかだ。

ある意味それの最大のもんが玉の輿にのった専業主婦だろ。

お前が楽して生きたいのは別にいいけど、ホームレスみたいになって働かないで生きていきたい、というわけじゃないんだろ?

そんな時に「まーでも生きてりゃなんとかなるべ」って気楽に考えられたら、飛び込む人も減るんじゃないかなと思う。

考えてもいいけど、考えてもどうにもならないことがあることくらい分かれよ。

だってミスはするし、親の脛を齧ることも、勤労や納税の義務を果たせないこともあるかもしれないけど、死ぬほどのことではないでしょ。生きてれば何とでもリカバリーできる。

とりあえず義務は足してない奴は死ななくてもいいけど、そこに理由がないならその代わりサービスも受けるなよ。

問題なのはリカバリーしようとせず、"ダメな大人"のまま居座っちゃうこと。他人に迷惑をかけることが当たり前になったら、それはただのクズ

マンガテレビではそういう人がいても笑って済むけど、現実にそれをやるのは万死に値すると思うよ。

すぐにあいりん地区行ってぜひとも演説してきてくれ。

2013-07-17

関西関東大学地理学を専攻したら分かる事

関西地理学の扱いは“文系”だぞ。

京都大学地理学教室大阪市大の研究会に行ったら分かると思うけど

海洋、サンゴ礁研究とかボーリング調査とか地震学でもない限り関西での地理学は“文系”扱いなのだ

関東圏では“理系”と呼び、関西圏ではなぜか“文系”と呼ばれる。

地理学って難しい。

代表的なのが東京都立大学、今は首都大学東京だったか?、では都市環境学部といった具合に、“理系”の中の一分野として捉えられてる。

関東圏では理学研究の一分野である地理学が、関西では人文系自然系に分かれてて、人文系は余裕の文系自然系は災害地理などを取り扱うから一応形としては理系だけど、

立命館大学地理学教室なんかに行くと、大抵人文系寄りなのはグラフとか地図マップが形式的なものしかなくて、多くは先行研究引用した文系寄りの研究報告が散見されるためだったりする。また首都大ゼミなんかに行くと東京海洋大とかでやってるようなGISを用いた災害報告書で専門用語ばかりで、正直分かる人だけ分かればいいみたいな人がやってる。

東日本震災の時の東京大学地震学者の説明を聞いて、全く訳分からなかったでしょ?しかも、予想が殆ど外れてたし、信用できないでしょ。ああいう人らっていうのは仲間内でわいわいやるのが好きなんだよね。

一方、文系というと、最近理系に寄りかかり気味の地図学専門の神戸大は論外として、ここ10年くらい?西成区あいりん地区を調査研究するといった労働地理社会地理学経済地理学といった、人文主義地理学に傾倒した研究を大いにやってる大阪市大、ここでやってる発表の殆ど関東圏でやられてる理系寄りの報告じゃなくて文系寄りの報告。

噛み砕いて言うと、理系のは絵を見てグラフを見てこれは凄い!素人には分からんでしょ、ふふん!だけど、文系のは用語一つを取っても丁寧に解説してくれるし、なるほど理解できるまで説明したがる。でも、その殆ど脱線するんだよな、余談だけど。そういう意味では理系の方が起承転結がしっかりしてて、文系研究そっちのけの印象が限りなく高い。

だけど、地理学からしたら研究研究ばかりの関東圏よりも鉄オタが多い関西圏の方が魅力的に感じる事が多いんじゃないかな。

ギャップの差よ。

地理学って関西圏の方がリアルの人の生活に直結した研究がアホ程多いのが特徴的。逆に関東圏は非実在人物を含む人間以外の生物だとか災害だとか環境とかをテーマにしてる分専門性が高い代わりに全然面白さがない。本当に分かる人だけが分かるってのが関東

関東学会無駄格式けが高くて奇をてらった質問すら出来ないけど、関西では主催者が寛大だから学会どころか打ち上げ二次会いつまでも愉快な気分になる。

関東大学講師してた人が関西に来るとその無礼講な所を気に入って住み着くという話を聞いたことがあるけど、地理学先生関東よりも関西の方がノリが良くて面白い先生が多い。

つうわけで関西フォーエバーって事で一つ。

2013-06-25

最近関西圏で頻繁に在日韓国人による重犯罪発見されているね

兵庫尼崎角田美代子らによる恐怖支配と一連の殺人死体遺棄事件、大阪北区通り魔連続殺傷事件(うち一件は殺人か)、そして堺市死体遺棄事件は

全て在日韓国人による重犯罪みたい。

言いたくはないけど、ちょっと怖い。

大阪には、在日地区で有名な鶴橋西成あいりん地区、東住吉矢田などの地域があってただでさえ治安が悪いと吹聴されてるのに

ここに来てああいった連続的な重犯罪蔓延してるとなると本当に関西圏っていうのは頻繁にそいつらによる犯罪があって、

更に警察そいつらを放置し、府や県や市も放置プレーに走ってて完全にあいつらに掌握されてるみたいになってる。

実際大阪市市長橋下徹兵庫県知事井戸敏三などは売国奴だし、総連とか朝鮮企業暴力団の多いパチンコ利権にしがみ付いてる所なんか真っ黒。

生まれ故郷なのにこの二都市京都ウンコ過ぎてマジで韓国人排斥運動が熾烈になりそうで嫌なんだよなあ

嫌っていうか、日本人は基本的にこういう民族間闘争に無関心だし、今度の事件にも苦々しく思ってるよ

どちらにしろ、重犯罪者は垣根なく例外なく死刑でいいよ。マジで死刑で死んでほしいわ

平和関西を取り戻したいな

2013-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20130425135600

なにからなにまでデマだな。2chとそのまとめサイトに浸かり過ぎだよ。

大阪に行く金が無いなら図書館適当西成あいりん地区の本読んでみれば

西成あいりん地区で信じられてる宗教

キリスト教

大阪にはキリスト教を信教する習慣はなく明らかに他国から移民の影響がある。

ところで、あいりん地区には日雇い労働者暴力団と共にウトロと呼ばれる人々が住んでいる。

彼らは朝鮮人だ。朝鮮人ウトロと呼ぶ大阪

朝鮮ではキリスト教が長く信じられている。

まりあいりん地区朝鮮村だ。ここに何も落とす必要はない。

住民票存在しないのがその証拠だ。こいつらが最も生活保護恩恵に預っている。

西成暴動存在感を示した西成警察署西成区役所ですら手出しできない特別地区あいりん(釜ヶ崎)。

現地では「金」と呼ばれているあいりん地区通称を見ても明らかなのだ

大阪にはキリストを信じる習慣はない。勿論、現在は信教者が多く移り住んでる。

しかし、あいりん地区キリスト教異端宗教であり、現在一般にあるキリスト教とはまるで異なるため注意が必要だ。

このあいりんキリスト教寄付という名目西成生活保護から金を巻き上げるヤクザ団体なのだから

2012-10-14

女ひとりであいりん地区を歩いた思い出

仮面浪人して大阪中心部の予備校に通ってた時のこと

大学用の定期と乗り越し料金で通ってたある日、財布を忘れたことに気づいた

家に取りに戻るには電車で一時間以上かかるし、仮面浪人だったので友達も作っていなかった。

目的なんばまでは二駅、歩けそうな距離だったので授業に間に合いたい気持ちから歩くことにした

大阪から電車で一時間以上かかる遠方に住んでて、まだ今ほどあいりん地区が全国に知れ渡ってなかった頃だったか

そこがあいりん地区と呼ばれる治安の悪い地域だなんて知らなかったんだ

和製スラムみたいだった

ホームレスまがいの歯のないおじさんとおじいさんとおばさんしかいなかった

酒瓶の横で道路に寝てる人もたくさんいた

やばい空気が張り詰めてたけど、授業料無駄にしたくないケチ心で突っ切った

幸運にも、何度か声をかけられた以外は珍しそうに見られるだけで済んだ

朝で明るく夜型のあいりん地区がまだ起きてなかったのもあるのかも

あるいは、小娘ひとりでああいうところを歩いて無事でいられる日本治安の良さがすごいのかも

見慣れたなんばの街並みが見えてきた時、安心しすぎて泣きそうになったのを今でもくっきり覚えている

2012-09-04

"Hello world!"

このお話はたぶんフィクションです。実在の個人や企業とはあんまり関係ありません。そういうことにしろください。


10年前、20代になったばかりの頃の僕は、今思えば本当に最低な生活を送っていた。高校を中退し、実家とは疎遠で、友達もなく、金もなく、夢も希望もなく、ただバイト先と自宅を行き来するだけの毎日。いつも視界には霞がかかったようで、底の見えない空虚さだけが僕の心を支配していた。

それでも趣味らしいものはあった。オンボロマシンRedHatを入れ、ダイヤルアップの細い回線自宅サーバを立て、Perlでガラクタのようなプログラムを動かす。そんな子供じみた遊びだけど、プログラムを組んでいるときだけは空虚さを忘れ、画面の中に没頭できた。

ただ、そのときの僕はもうすでにいろんなものに打ちのめされていて、若者にありがちな全能感などというもの霧散していた。自分プログラミングで何かを成すだとか、それを仕事にしようなんてことは一切頭になかった。このまま夢も希望もなく人生を終えるのだと、そう思っていた。

それでも転機は訪れる。

勤めていた工場で派遣切りにあった僕は、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」とか言いながらニート生活をしていた。そろそろ翌月の家賃も払えなくなってきたころ、派遣会社から電話がかかってきた。「プログラム開発の仕事があるんですがやりませんか?」と。そういや履歴書だかスキルシートだかに、Perlがどうたらとか書いたっけ。実務経験もない中卒に仕事まわすとかwww ……とは思ったものの、このままでは本気でホームレス一直線だったので引き受けた。

はじまりはそんなもの。たいした覚悟があったわけでもない。

派遣された先は従業員数10人くらい、パートさん含めても50人くらいの小さな会社だった。現在手書きの伝票でやっている処理をWeb化したいのだという。システム担当者はおらず、事務員さんがExcelAccessを使える程度。すべて僕一人でやらなければならない。マジか。

ともあれ、まずはサーバである。後々の運用を考えるとLinux系は使えない。事務所の片隅に放置されていたWindows 2000マシンApacheを入れてそれでよしとした。

次はデータベース。でもこの頃の僕は「正規化ってなんれすか?」というレベルだったので基礎から勉強した。なんかMySQLってのがいいらしい→社長に申請→「今Access使ってるからそれでいけ」→「はい」→パフォーマンスの面で問題出るだろうなとは思ったがしょうがない。

次は言語最初はPerlで書こうと思ってたけど、PHPってのが流行ってるらしいのでこっちにした。ウホッ! いい言語……。

そして業務内容を把握するため、現場あっちこっち駆けずり回りながらヒアリングする。ときには部長から愚痴を聞かされ、ときにはパートのおばちゃんから誘惑され、そんなこんなを繰り返し、仕様をつめていく。

そして数ヶ月かけて開発したシステムの稼働である。そのときのことは今でも忘れない。

現場の人がラインからデータ入力する。サーバデータが送られてくる。別の事業所からも送信されてきてる。問題ない。事務員さんが伝票処理を行う。問題ない。すげえ、ちゃんと動いてる。お遊びで作ったプログラムではなく、本当に本気の業務用プログラムである。それを僕が1人で作ったのだ。このプログラムで業務がまわり、利益を生み出すのだ。社会に対して、何らかの作用を及ぼすのだ。僕みたいなクズにでも、そんなことが可能だったのだ。

そのことに気付いたときの感動を、僕は今でも忘れない。


それからちょっといろいろあって、ホームレスになった。うん、急展開なのはわかってる。でもこの間のことは語ってもあまり面白くないし、公序良俗に反する話もあるのでざっくりはしょる。どうせフィションなんだから細かいことを気にしてはいけない。

話を戻そう。

ホームレスになってからの数日はひどい精神状態だった。足元から世界が崩れていく感覚。視界がぐにゃりと歪む。帰りたい。でも帰る家がない。だからホームレスというのか……というトートロジーを何度繰り返しただろうか。

もうあまり覚えていないけど、このときの僕は本当にもう何もかもどうでもよくなってたと思う。ただ、自分の全財産がバッグ1つしかないということに対する心地よさ、開放感があったのはよく覚えてる。そんな状況で地べたに座り込んで見る風景。きっと、今はもう見えない。あの頃の僕にしか見えない風景が、そこにはあった。

いろんな人と出会い、流れ流れて、最終的に西成のあいりん地区にたどり着いた。関西圏の人には説明不要かもしれないけど、よく言えば日雇い労働者の街、ぶっちゃけて言えばホームレスメッカである。今はもう綺麗になってしまったし、治安もそこそこよくなったけど、僕がいた頃はまさに「カオス」としか表現のしようがない状況だった。

どこから持ってきたんだといいたくなるようなガラクタばかりを並べた泥棒市。簡素な骨組みにビニールシートをかぶせただけの飲み屋。「ないかーないかー」と声が聞こえてきたので見てみると、警察署の近くなのに道端で堂々と丁半博打をやっている。コンビニトイレ張り紙には「トイレが詰まる原因になるので注射器を捨てないでください」とある。いやトイレが詰まるとかの前に気にすることがあるだろ。ケンカなんて日常茶飯事。頭から血を流したおっさん普通に歩いてる。数百人規模で並ぶ三角公園炊き出しは圧巻。四角公園の炊き出しでは誰もいない場所にワンカップの瓶とかがたくさん並んでる。何かと思って聞いてみたら「あれで並んどることになってん」と返ってくる。学食の席取りルールみたいだ。ああもう全然書ききれない。

でも一番印象に残っているのは、南海線の高架下、うず高く積まれたゴミ山の前でガラクタ解体していたおっちゃんのこと。奇声を発しながらハンマーを振り下ろしていたおっちゃん。その両目は、これ以上ないほどにキラキラと輝いていた。その鉄屑を売った金でビールが何本買えるか皮算用でもしているのか、あるいは幸せになる魔法の薬でもキメているのか、そのときの僕にはわからなかったけど。

そして、人生を投げ出していた僕に付き合ってくれたおっちゃん、あなたのことも忘れません。モーニングをおごってくれて、いろんな話をしてくれて、聞いてくれて、役所の福祉課まで連れて行ってくれたおっちゃん。あなたがいなければ、僕は今でも西成でぬるま湯の日々を送っていたかもしれない。

いろんな人に助けられて、ホームレスの施設に入ることになった。舞洲という人工島にあるのだけど、これがまた周囲に何もないのだ。スポーツ関連施設、ゴミ処理場、物流センターが点在するくらい。コンビニ1件ありゃしない。だけど施設での生活は意外にも楽しかった。2段ベッドが6つ並んだ12人部屋。むさくるしいけど、みんなバラエティに富んでいた。刑務所上がりのいかついおっちゃん、虚言癖のひどいおっちゃん、ほとんど一日中寝てるじいちゃん、薬のフラッシュバックがひどい兄ちゃん。そんな人達の中で過ごせば、自分がどれほどクズであっても気にならない。やはり僕はこちら側の人間だと再認識した。

市街地にある施設へ移ってからはいろんな仕事をした。生駒の山奥にドブさらいに行ったり、事務所移転バイトで腰をやってしまいそうになったり、なんやかんやあったけど、長くなるのではしょろう。結局のところ、またプログラマをすることになるのである

そろそろ身バレしそうな領域に入ってきたのでここでもう一度強調する。このお話はたぶんフィクションです! たぶんフィクションです! 大事なことなので2回言いました。


そう、またプログラマとして働くことになった。今度は従業員数300人くらいの大きな会社である日本人なら誰でも知ってるであろう大企業の子会社ということもあり、本社からの出向社員東大京大卒当たり前みたいな状況。そんな人達の前で中卒の僕が前に座ってプレゼンやら仕様検討会やらをするのだ。何の罰ゲームだよ……。

最初に思ったのは、「ここにいる人達は育ちがいい」ということだった。みんな礼儀正しい。喋り方や立ち居振る舞いまで、今まで僕がいた世界とは何もかもが違っていた。まるでドラマに出てくるような「ちゃんとした人生を送っている人達」だ。そんな人達に囲まれていると、「生きていてごめんなさい」と言いたくなる。本当に。

他に驚いたこと。社内で連絡を取り合うのにメール使ってる。やばい。社内メーリングリストとかもある。やばい。定期的にミーティングとか勉強会とかもする。なにそれ怖い。自分がいっぱしの社会人になったかのような錯覚に陥る。ちょっと前まで西成でゴミ拾いのバイトしてたのに。「勘違いするんじゃない! 西成の日々を思い出せ!」と何度も自分に言い聞かせ、自我を保った。

とはいえ、萎縮してばかりもいられない。気付いたことはどんどん提案した。あちこちに散らばっている共通の処理をライブラリ化したり、サーバで負荷がかかっている部分を改善したり。却下されたものも多かったけど、採用されたものもそれなりにあった。業務の改善案を考えるのは楽しい。誰かがプログラマの三大美徳に「無精」を上げていたっけ。極度のめんどくさがりで、楽をするための苦労は惜しまない僕には、こういう仕事天職なのかもしれない。

システム開発の方も順調に進んでいた。この頃はMicrosoftですらWeb版のOfficeを出すような状況で、デスクトップアプリに比べても遜色ないレベルのWebアプリがどんどん出てきていた。この会社で開発しているのも、そんなAjax技術を多用したWebアプリだ。JavaScriptを用いた本格的な開発に最初はとまどったけど、書けば書くほど言語自分の手に馴染んだ。クロージャprototypeといった基礎をちゃんと学ぶと、書けるコードレベルが段違いに上がっていくのが楽しかった。

仕様にもこだわった。実際に使う人がどんなふうに操作するのか、何度も何度も脳内でシミュレートし、どんなUIが最適なのか、データ構造はどうするべきか考え、実行速度とメンテナンス性の板挟みに苦しみ、何度も何度もリファクタリングを繰り返す。

そのとき開発していたシステムは、メイン画面でほとんどの処理を行うタイプのものだったのだけど、そのメイン画面のJavaScriptコードは最終的に1万行を超えた。もうこの頃にはJavaScriptでのオブジェクト指向的な開発手法というもの自分なりに構築されつつあった。そしてこのカチャカチャとした手触りの、安物のオモチャのような言語は、僕の一番好きな言語になったのだった。

そんなある日、僕が作ったシステムのメインユーザーである他部署の偉い人が来て、開口一番こう言った。

「あのシステムいいね!

この機能が素晴らしい、とか、あの発想はなかったわ、とか、とにかくべた褒めして、そして去っていった。機能追加要望の前口上だと思って身構えていた僕は拍子抜けした。「あの人が他人を褒めることなんてめったにないよ、すごいね」と近くの席の人が言う。

そのとき僕は「カチリ」という音を聞いた。

どこにもはまることのない歪な歯車。その僕が、社会という大きな機械の中に組み込まれる音だったのだと思う。まあすぐに外れてしまうのだけど。その一瞬だけは、僕は確かに社会の一部になれたのだ。


そして契約期間満了となり、再び僕は人生の岐路に立たされる。

これからどうするか? 今の技術力ならそれなりのところに就職できるかもしれない。でも僕にはやってみたいことがあった。半年かけて海外を旅するのだ。

今、僕の手元にはまとまったお金がある。こんなのは人生で初めてのことだ。そして僕は今、どこにも所属していない。どんなところに行ったっていいし、何をしたっていい。この先、そんな状況がどれだけあるだろうか? 人生長いのだ、そりゃあ何度だってあるかもしれない。でも今回やりたいことをやらなかったのなら、僕はきっと何度だってやらずにいるままだろう。

もちろん怖くなかったわけじゃない。なにせ海外なんて行ったことがなかったのだ。ずっと極貧の生活をしてきた僕は、国内旅行だって満足にしたことがない。

いろいろと考えた。ない頭を使って考えた。自分の英語は通じる? 病気になったときは? 荷物をなくしたら? あれこれ考えると心配事ばかりが頭をめぐって、わけがわからなくなる。

最終的に決定打になったのは、自分が何も持っていないという、この状況だった。

そう、僕は何も持っていない。家族友達も、夢も希望も。だけど、そんな人間だからこそできることがあるんじゃないかと思ったのだ。何も持たないからこそ、どこにだって行けるし、何にだってなれる。それはタロットカードの「愚者」みたいなものだ。愚かな者は恐れも何も知らぬからこそ、無限の可能性を秘めている。

心を決めたら後は早かった。

パスポートを取得した。航空券を手配した。住民票を海外転出した。トランクルームを借りた。住んでいた部屋を引き払った。

空港へ向かう電車の中で、懐かしい感覚に襲われた。あの日、ホームレスになったばかりのころの感覚世界が足元から崩れていく感覚。でもあのときとは決定的に違うことがあった。それは、今回は自分が望んでこうなったのだということ。流されるまま生きてきた僕が、初めて自分人生に対して主導権を得た。それだけが決定的に違っていた。それだけで十分だった。足の震えは、これからの旅路への、期待に対する震えなのだった。


初めて踏みしめる異国の地。最初はいろんなものに圧倒された。

自分とは異なる人種、異なる言語。街の看板すらまともに読めない。レストランの注文すらおぼつかない。ちょっと電車に乗るのも大仕事だ。それでも時間をかけてひとつひとつなんとかしていった。

見知らぬ街の匂い、喧騒、バケツをひっくり返したようなスコール、旅の中で出会う怪しい人、優しい人。僕の前でたくさんの風景が流れていく。

川辺のレストランで昼ご飯を食べた後ボケーッとしていると、猫が膝の上に乗ってくる。動くのもめんどくさくてボケーッとしてたら日が暮れてた。そのまま猫と一緒に晩ご飯を食べた。そんな日もあった。

長距離列車に乗っていたとき、車内食にピーナッツバターのようなものが付いていたので、普通にパンに塗って食べた。でも梅干的なものだったらしく、めちゃくちゃ酸っぱかった。「すっぱ! すっぱ!」とかやってたら向かいの席の女の子爆笑していた。僕も笑った。そんな日もあった。

最初は少し移動するのにも大変な思いをした。でもいつの間にか、ローカルバスに乗って気ままに旅するようになっていた。

たどたどしかった英語も、日常会話程度なら普通に喋れるようになっていた。

いろんな国のバックパッカーにもたくさん出会った。お互いつたない英語でやりとりするのも楽しかった。今度は彼らの国にも行ってみよう。だからいつか世界一周に出ようと、僕は心に決めた。

こんな旅に出たところで自分は何一つ変わらないと思ってた。でも、何かが変わってきている。それが何なのかはわからない。たとえば図太さだったり、適当さだったり、そういうのもあるのだけど、何か違う。それよりもっとプリミティブなもの。感情になる前の感情、行動になる前の行動。マグマのような熱量を持ったドロドロとしたものが、自分の中に渦巻いているのを感じる。それがいつ形を成すのかはわからない、今はまだ。だけどいつかどこかで、忘れた頃にひょっこり出てくるんじゃないかと思う。そのときを楽しみにしていよう。

そして夢のような日々は終わる。


日本に帰ってきたとき、手持ちの金は10万以下だった。部屋は解約していたので住むところもなかった。普通にホームレスだった。僕は焦らず慌てず、西成へ向かった。

しばらくはドヤ(安宿)に泊まった。一番安いところなら500円から泊まれる。西成はいいところだ。

宿に住民票を移し、ハロワ失業保険を申請した。

前の会社から戻ってこないかと誘われたけど、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」と言って断った。

いや働きたくなかったのは本当だけど、もう1つ理由があった。職業訓練組み込み系を学ぼうと思っていたのだ。

スマートフォン含むタブレット端末の市場がこれからも拡大していくのは間違いない。そうすると必要になってくるのは組み込み系の知識。いやアプリ作るだけなら必要いかもしれないが、そういった知識があれば、自分ができることの幅がぐんと広がると思う。

それに、今の僕には基礎的な力が圧倒的に足りない。すべてを独学で、我流でやってきたけど、やはり限界を感じる場面が多々あった。だから今回ちゃんと体系的に学んで、足元を固めようと思ったのだ。

結果的には正解だったと思う。本当に基礎の基礎から学べた。

ブレッドボードを用いて回路を組むところから始まって、アセンブラC言語組み込みLinuxでのデバイスドライバ開発、アプリ開発。これまで高級言語の十分に進化しきった部分にしか触れてこなかった僕にとっては、どれも難しかったけど、どれも面白かった。これからどういう道に進むかまだわからないけど、ここで学んだことは絶対に無駄にならないと思う。

そうして職訓で勉強するかたわら、悶々と考えていたことがある。世界一周についてだ。

今はまだ金もないし、そんな金を稼げるあてもないのだけど、いつか(たぶん10年後くらいには)行こうと本気で思っている。

ルートだけでも今から考えておこうと思って、いろいろと旅程検討アプリを試してみたのだけど、どれもいまいち使い勝手が悪い。海外のものも含めて探しまくったけど、自分が思うようなものは見つからなかった。

だったらもう自分で作るしかない。せっかくだから就活ときポートフォリオとして使えるよう、ちゃんとしたWebアプリを作ることにした。

最初の1ヶ月は地図APIの選定と、検証コードを書き捨てるだけで終わった。

2ヶ月目は基礎部分の構築だけで終わった。

3ヶ月目に本気を出し、ほぼできあがった。

4ヶ月目でサーバドメインを用意し、最後の仕上げをした。

そしてベータ版リリースした。 http://planetter.com/

それが先週の話。

そして今、こうして増田投稿する文章を書いている。

だからこのお話はここで終わりだ。正確に言うなら、ここから先の展開はまだわからない。


10年間を振り返ってみて思う。あの頃と比べて、何か変わっただろうか?

家族や親類とは縁が切れたままだし、いまだに人付き合いは苦手だし、金はないし、夢も希望もない。それは今でも変わらない。ただ、あの頃あれほど感じていた空虚さは、跡形もなく消えている。

西成の高架下で見た光景を思い出す。ガラクタ解体していたおっちゃん。あのキラキラした目。たぶんあの瞬間に僕は、自分にとって一番大切なものは何なのか、心の深い部分で理解したんだと思う。

世界一周だなんだというのも本当はどうでもいい。僕はただ、いつだってドキドキしていたいのだ。

初めて人を好きになったときの気持ち。知らない街で暮らし始めたときの気持ち。そして、プログラムが思い通りに動いたときの気持ち。

それを持ち続けていたいのだ。いつだって新しい世界にワクワクしていたいのだ。

だから僕は、今日ガラクタのようなコードを書き続けている。

ふと目を閉じれば、まぶたの裏に映る、あの日のメッセージ

"Hello world!"


このお話はたぶんフィクションです。実在の個人や企業とはあんまり関係ありません。でも、ここに綴った僕の想いは、ノンフィクションです。

2012-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20120417003903

おじさんは、あいりん地区いったことある

おじさんにそこに住みなよ。おじさんみたいな人多いか

2011-05-09

あいりん地区経由で工作員原発カンタンに潜入できる、危機管理ゼロ日本

あいりん地区ウソついて原発作業員をかき集めた、とニュースになっているが、

これ、別の意味でマズくないか

要は、身元不詳な日雇い労働者を、安全保障上の急所に送り込んでいる、ということ。

「悪意ある人物」であっても、あいりん地区経由で福島第一原発に「潜り込む」ことが

いとも容易、ということになる。

で、あいりん労働者福島第一で破壊活動することも・・・

ビンラディン報復テロ」等喧騒されているご時世に、あまりにも杜撰でないか

外人イスラム教徒だと外見で即座に不審者としてバレるから問題なし、という楽観論もあるが、

アルカイダ北朝鮮工作員(=見た目日本人)に依頼」という悪の同盟可能性もある

一方、ウィキリークスで、アメリカ政府

日本原子力発電所の作業員の身辺調査を行わないのは、安全保障上重大な問題」と改善要請した、と

公電暴露された。

これはアメリカ感覚の方が真っ当であり、身元不詳でも原発に潜り込める日本が「異常」というしかない。

2010-07-15

修羅の街大阪

大阪府民になって2年余り、お気に入りスポットコンビニ漫画喫茶である。

ぼくは大阪を何も知らなった。知らなくてはいけない。かといって難波梅田はアウェイすぎる。

カラオケオールしてきましたみたいな、エグザイルに紛れ込んでてもバレないヤツらで溢れ返ってる。

気がつけば新今宮駅に降り立っていた。

ぼくのイメージ新今宮西成あいりん地区串カツ通天閣といったディープ大阪そのものだった。

それこそおっさんの聖地だ。野生のおっさんがいるはずだ。ぼくはそこに惹かれた。

駅はさっそくアンモニア臭い。野生のおっさんによく見られるマーキングだろう。近くにおっさんがいるのは確実だ。

次に構内に座り込んでワンカップを呷るおっさんを探すが見当たらなかった。

酔っぱらって駅員に絡むおっさんも、ダンボールのおっさんも見当たらない。

理想とのギャップに動揺しつつも駅を出る。

眼前にはフェスティバルゲートとかハイカラ建物があって、カップルが肩を並べて歩いている。

スパワールドとかいう巨大温泉施設が1000円キャンペーンをやっているらしく、人通りも多い。

あるヤツはPUMAカバン上下スウェットで威嚇し、

あるヤツはランニングシャツからさも当然のようにわき毛を出している。

アウェイ感に脅え、ドンキホーテかよクソがと呟きながら信号の押しボタンを連打する。

毒を吐いていると携帯が鳴る。ゴリラ似の友人だった。

どうやら1時間後に調理師試験を控えるらしく、ナーバスな状態らしい。ゴリラは繊細な動物だと主張してきた。

どこにいるのかと聞くので、眼前にスパワールドがあるが、ぼくのアレが小さいから行けない、と話すと

「鍛えろよ」などと上から言ってきたので電話を切る。

スパワールドから逃げるようにおっさんを探し求めた。

ひたすらアンモニアくさいおっさんの臭いを辿り、澱んだ空気のその先を探す。

辿りついたのは天王寺動物園だった。

正面ゲートの前にダンボールを引き、4~5人のおっさんがワンカップを呷っていた。

動物園の目の前でおっさんが宴会をしているのだ。

これが大阪では許されるのだろうか。そもそも子供達のためと言ってもいい動物園である。

大阪子供は園内のサバンナゾーンみたいなノリでこのおっさんゾーンを捉えているのだろうか、たくましい。

エサがもらえるならぼくも考えておこう。

せっかくなので500円払い、園内に入る。

一人動物園を楽しむため、各動物タイマンで勝てるか考えながら園内を歩く。妄想ではモモンガ圧勝した。

小雨が降っていたので客は疎らだが、周りはカップル家族連れが目立つ。

ふと、5歳程の少女が泣きわめいていた。

母親ソフトクリーム片手に怒鳴っている。

「持ていうてるやろがコラァ!」

無理やりソフトクリーム少女に持たせる。

少女は拒否し、揺れたソフトクリームの3分の1が地面に落ちた。

瞬間ハトが群がる。

「だから落としたら来るいうとるやろが!コイツラがのォ!」

母親は激昂しながらソフトクリームに寄ってくるハトを蹴る。

ボケェと、カスゥと、コラァで3回蹴る。

人の幸せは自慢に見えるぼくも、この少女幸せを素直に祈った。大阪おそるべし。

とにかく臭い園内を回るが、雨で客が少ないせいなのか普段からこうなのか、

「ヒョウ」とか書いてるのに檻の中には何も見当たらない。

ヒョウは今日オフなんだ。と諦めるも次のマンドリルの檻にも何も居ない。

ただただ臭い。やっと見つけたウンピョウとかは全然動かないし。

臭いだけかよ臭いだけならおっさんでも臭いぞクソが。

そんな中、ひと際目を引いたのはオオカミである。

広い檻をひたすら舌を出したバカ面で走りまわっている。何周も何周もただただ走る。

ぼくはあたまがわるいんだなぁとおもいました。

次は夜行性動物のコーナーへ向かうも目が悪いのでほとんど何も見えない。

鳥さんコーナーではツルが勢いよく魚を捕まえ咀嚼していたので、ハッとさせられたが、

水溜まりの中には無数のイワシの死体が浮いていた。死体を派手に捕まえてドヤ顔されても困る。

ペンギンさんを20分ひたすら見た後、

アシカさんコーナーで子供に混ざりアシカさんのエサ(100円)を購入。

投げるとほこりみたいな色の鳥がさっそうと魚を奪っていった。

アシカさんはオゥオゥ泣いている。

この鳥野郎と思ったが、よくよく考えるとこいつら檻の中にいるわけじゃないのに

なんで動物園の仲間ですみたいなノリでここにいるのだろうか。

きっと外で生きていけないからここでエサを横取りしてるに違いない。

こいつも翼とか自由とかいらないからアシカさんみたいに檻の中でエサだけ食いたいに違いない。

近代個人主義的ノリから得た自由は人を不幸にしているのではないか。

ぼくも部屋から出なくていいから毎日ゲームネットだけしてゴハン食べたい。

そうこうしているとサバンナゾーンで像さんのエサやりをしますとのアナウンスが流れるので向かう。

象さんに近づくに連れて増す悪臭に顔を顰めながら進むも、途中水たまりにハマる。

靴下まで濡れたのであえなく帰宅


上田舎者の大阪レポートである。もう行かない。

2010-02-25

アメリカで働いたり住んだりするとこうなるのか?

http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20100224/1266992162

で、実際に海外で働くとどうなるか

コレを読んでいくつか思ったことを述べてみる。

簡単にまとめれば、だいたいはあってる。少しは情報が古い。

あと、アメリカの一部の都市の話を拡大している気がする。

グリーンカードは要らない。ビザで十分。でもビザはちょっと降りづらい。

20代のうちにアメリカできちんと働くには理系大卒が必須。中退だとビザすらもらえない。

 アメリカ失業者対策として労働者人口を著しく制限している。

 その結果、いわゆる「サラリーマンのような仕事(寿司職人とか俳優とか特殊なものでない仕事)」に就こうと思ったらビザグリーンカードが必須。

観光であればアメリカへはビザ不要でいける。観光ビザとか要らない。

それが日米関係

じゃあ就労ビザは?っていうとなかなか降りない。9.11以降はとくにとれない。

「きちんと働く」の意味が難しいけど、普通ビザを取って働きながらグリーンカードを取る。

あ、ちなみにグリーンカードって永住権ね。昔は緑のカードをもらえたらしい。いまは緑じゃないけど慣習でそう呼ばれてる。

グリーンカードって出るまでに2年とかかかるので、在米で働きながら取るしか無い。

研究職なら日本在住で取れるのかなぁ…?ちょっと知らない。

ただし就労ビザは最長でも6年(いちおう例外もあったはずだけど)。そういう意味で落ち着いて仕事するならグリーンカード、というのは正しい。就労ビザで2年、そこからグリーンカードの申請や抽選を経て、3年目~5年目の間にグリーンカード取得、ってイメージかなぁ?

ビザ周りは法律とか絡んでややこしいし、真面目に書けばそれだけで1エントリー書けちゃうし、昨今の海外情勢に応じて変わっちゃうので(日米関係悪化したらビザおりなくなっちゃうかも!)、このへんで。

ただ、中退だとビザが貰えないかと言うとそんなことはない。

中退無職とかだと貰えないかもだけどね…。

単純労働者の受け入れ制限は昨今厳しいらしいね本当に。

これはどっちかというと発展途上国から流れてくる人をふさいでるのだと思うけど。

クビがよくある反面、採用もすぐある。

ボスの気分を損ねたらその瞬間にクビ

 日本では即日解雇違法行為だが、アメリカでは合法。よほどのことがない限り、解雇に正当な理由は必要ない。

アメリカの主要都市では失業者が町に溢れ、車を信号待ちしているだけで「花を買ってくれ」とか「金をくれ」とかいう物乞いや、「仕事が欲しい」というカードを掲げた浮浪者はもはや珍しいものではなくなっている。

解雇に関しては、人種や性別や宗教に基づく差別で無い限りほぼ合法。

「あいつが気に入らないから」は合法だけど「あいつがゲイだから」はダメってよくわかんねー。

そのため、ある程度は気に入られるようにしないといけない。

ボスのまわりがイエスマンだらけ、というのは、とくに古いアメリカ企業ではよくある話。

主要都市では失業者があふれ…という話だけど、どこの街のいつの時代だろう。

昔に比べれば圧倒的に少なくなった。ああ、でも日本じゃそういうの一人も見ないね…。

失業者が多い地区ってのは決まっているので、日本でいえばあいりん地区とか、山谷とかなのかな?そっちに近づかなければOK。

あと、日本に比べて住んでる人がきっちり分かれてるので、道路の反対側は移民地区で超治安悪いとかあるから注意かな。

西海岸だとそんなに極端じゃないけどねー。

わりと治安もいいし。

新大久保だけ治安悪いとか、神戸中華街エリアとかみたいな・・・神戸は美しい街だけど、ぽっと中華街があるよねみたいな。

あと、本当単純労働者は速攻クビ切られるよ。

めちゃくちゃ安い賃金で働かされるし。トヨタ期間工派遣労働者?とかがテレビでおこってたけど、月に30万近くもらえて何言ってるの…。

ロッキードボーイング工場で働かされてる人たちなんかは、時給500-600円(6-7ドル)とかだぜ。

高度技能職もそれはあるし、大きな企業だと変なコンサルタント会社契約しちゃって、「労働者が多すぎますクビ切れば儲かりますよヒャッハー」みたいなアドバイスを受けて従業員半分レイオフ、とかあるけどね。

その変わり、雇うのは簡単に雇う。

それに最初に提示された給料はちゃんと貰える。

日本だと提示された給料が貰えないとか、転職して1年目は給与が少ないとかもあるんだっけ?

反面、業績上げないと昇給しない。あげても昇給しないことも多い(笑)

給料上げるための業績基準が明示されてることも多い。ので結構ずるいコトをして業績出す人が多い。

今は多分無いんだけど、ソースコードを書いた行数が生産性=業績、みたいな理屈で、ひたすら長いコードを書いたりとかね。

何年前の話かって?2000年の話のアメリカの某企業。。。

大雑把に言えば

適当

「やる気ねぇー」

「他人に甘いし、それ以上に自分に甘い」

ってところか。

賄賂と考えるからいけない。チップとか口利き料だと思えばいい。

賄賂のやりとりは当たり前。仕事が欲しければメリットをよこしな

 一部の大企業では取引をするに当たって担当者賄賂を送ることが通例化していることがある。

 日本ではいまどきその手のリベートを要求されることは滅多に無い。

アメリカに限らず、日本以外はどこでもそうだと思うんだけれど、従業員への感謝の気持ちをチップとしておまけをあげる文化がある。

あ、でも台湾チップ無かったかな・・・?

なのでお世話になるのなら、現金を渡すのは比較普通感覚だったりする。

日本だと「賄賂はだめ!」ってなるけど、仕事の付き合いなので普通にお金を渡す。

親しい仲だとお花とかもうちょっと贈り物贈るけどね。

日本お歳暮お中元とか、いい文化なのに贈り物っていうより義務化してるよね。

もうちょっと楽しめばいいと思うよ。

たとえばダンキンドーナツは「警察官制服パトカーで来店すれば、ドーナツコーヒー無料にします」って言ってるので、警察官がよく立ち寄る。

これも賄賂といえば賄賂なんだろうけど、これのおかげでいろんな地域に、防犯対策の追加コストなく、多少危険地域でも出店できたりする。(治安悪いところは本当に悪いからねー)

基本従業員は、同じ仕事なら同じ給料。若い内ならそれでいいよ

当たり前なんだけど、40歳のベテラン社員と、20の若造がいて、同じ仕事をしてたら同じ給料がもらえる。

日本だと40歳の方に少し色を付けたりするけど、それは「年齢による差別」とかになるのかなアメリカ

ウォルマートの店員さんの給料は本当にひどいみたい。

なんかウォルマート出店されて、地元肉屋さんが潰れちゃって、ウォルマート内の肉屋さんで再雇用・・とかあるけど、いままでは土日休みで10時17時で働いてたのが、休みは平日に1日のみで8時から19時まで働いて、でも給料は半分以下、とかね。

ってかこの肉屋、もとが怠けすぎだろ…と思うけど、あいつら怠けられればとことん怠けるしね。

安くても暮らせるよ

そんな給料落として暮らせるの!?って思うけど、暮らせるんだコレが。

日本に来た外国人が「日本物価高いよ!」ってよく言う。そんなことないよーと思ってたけど、最近意味がわかってきた。

日本は、下が無い。

吉野家牛丼、おいしいよね。290円だっけ?320円?そのへんじゃん。

5ドル宅配ピザを頼むと、ピザデブになれる。そのぐらいの量がくる。

あとパンも安いよね。1ドルで6個いりみたいなパンが売ってる。

あと、コシヒカリ買ったことあるけど5kgでいくらだったかな…

とにかく、自炊すると安い。あ、でも外食は高いかな。

安い外食はまずい。でもまぁ一応腹には入るし量が多い。

安いし、まずい。安くてボロいアパート。そう言うのが日本には無いから生活できないんだよね。給料少ないと。

ってかとにかく広い。

日本でも大阪東京じゃ商習慣違うんでしょ?言葉だけじゃなくてさ。

西海岸東海岸は、沖縄北方領土くらい離れてるんだし(もっとかな?)、南北方向だってひどい。

ニューヨークドカ雪が降ったって、マイアミじゃ海水浴してるっていうの。って言うか繁盛しすぎて人でごった返してるっていうの(行ったことないけど)。

死刑の有無が州によって違うのは有名だけど、東海岸じゃ黒人が多いし、西海岸じゃ黒人あんまり見ないでラテン系中国人が多い。シリコンバレーは、東京中国人を見る確率くらい黒人見ないかなぁ?

あとうるさい

日本人はしゃべらないんだなぁと思う。

自己主張足りないよ。

日本の駅とか来ると、「え、お通夜!?」って思うくらいしゃべってる人少ない。

でもご飯屋さんで静かなのはいいと思う。

あんまり幻想もつな

アメリカ理想の国でもなんでもないよ。

実力主義だし、適当だし、だだっ広いのはいいと思うけど、安いメシはまずいし。

自然が多いのは最高にいいけど、都市部に多いわけじゃないし(でも車でちょっとでれば自然満喫。都内からだとどれだけ行けば自然にあえるの?とか思う。昭和記念公園は素敵だよね)。

歴史を見るとほんとインディアン黒人悲惨だし、それがつい40年前のことだぜ?

ゲイの開放は30年前くらいだっけ。だからまだまだ実際そんなにいいもんじゃない。

ただ適当なのはよい面もあるし、西海岸はそれでも真面目な奴ら多いし、東海岸はどうなんだろうなー。わかんねぇなー。

日本より「いい」か「悪いか」はともかく、生きるだけなら楽だと思うよ。

日本は生きるのが大変だから、つらいから、つかれて自殺するんだと思う。適当仕事をして生きていっても変な目であんまり見られない、というかそういう人達の集団がちゃんとある。

楽ではあるけど、差別とか格差とかほんと思い知らされる。

日本はホントクオリティ高い。クオリティ高須クリニック

海外から見れば極楽浄土、楽園に見えるだろうなー。

とりあえず元記事のひとは、アメリカのどこに、いつ行ったのか書いてください。

それが言いたかった。

2008-06-25

あいりん地区の暴動

発端(?)の、警察署で行われた暴力画像とか無いのかな。

暴動はさておき、その部分が気になる。

2007-09-29

おとうちゃんは青函トンネルに出稼ぎへ、おかあちゃんは温泉ストリップ

60年代後半から90年代前半くらいまでじゃないか?

それって、受験戦争四当五落とか、モーレツ社員とか、公害日本滅亡とか言われていた時代じゃないですかね。

あいりん地区暴動ってのもあったな。

anond:20070929175533

2007-09-06

大阪人が答えるよ

1.マンホールにはゴキブリがいっぱい

 →死にたく無ければ素人マンホールに潜るべきではない、ということは大阪の子なら誰でも知っています。

2.キャベツ焼きなるものがあるらしい

 →一銭洋食とも言う。

3.声がでかい

 →当たり前ですが、でかい声の人はたいていお節介でおまけに目立ちます。ひっそりとした大阪人は目立ちません。少しマジレスすると、関西弁ネイティブはのどの中の声を出す位置が違いますからそのせいもあるでしょう。

4.あいりん地区をなぜそんなに怖がるのか

 →最近山谷はそれほど怖くないそうですね。

5.電車環状線がひろい

 →幅?

6.カタカナやひらがなの名前の駅が多い

 →由緒あるワールドシティですから。

7.スーパーでもまけてくれ言う

 →言いませんよ。しょうもないこと言う時間の方が惜しいじゃないですか。ただ、マジレスすると正札取引の越後屋が定着した東京の方が世界的にみれば異端で、値切り交渉のある方がグローバルスタンダードだと思いますよ。

http://www12.ocn.ne.jp/~history/topics/trivia/040707.html

8.三重県の人も自分は関西人といっていた

 →それは大阪となんの関係が……(汗

9.神戸大阪大阪京都には何か結界がある

 →淀川です。ところで神奈川東京埼玉東京千葉東京、そして23区とそれ以外の間にはやはり結界が?

10.ちくわぶもんじゃもすあまも手に入らないなんて!

 →多分NYでも手に入らないと思いますが、NYで自分がそれ言うところを想像してみてください。マジレスすると、どれもそれなりには手に入りますけどね。

http://anond.hatelabo.jp/20070904172140

2007-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20070904120316

東京に住むわしが大阪に抱く10の誤解かどうかわからないイメージ

1.マンホールにはゴキブリがいっぱい

2.キャベツ焼きなるものがあるらしい

3.声がでかい

4.あいりん地区をなぜそんなに怖がるのか

5.電車環状線がひろい

6.カタカナやひらがなの名前の駅が多い

7.スーパーでもまけてくれ言う

8.三重県の人も自分は関西人といっていた

9.神戸大阪大阪京都には何か結界がある

10.ちくわぶもんじゃもすあまも手に入らないなんて!

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん