京都大学の地理学教室や大阪市大の研究会に行ったら分かると思うけど
海洋、サンゴ礁研究とかボーリング調査とか地震学でもない限り関西での地理学は“文系”扱いなのだ。
関東圏では“理系”と呼び、関西圏ではなぜか“文系”と呼ばれる。
地理学って難しい。
代表的なのが東京都立大学、今は首都大学東京だったか?、では都市環境学部といった具合に、“理系”の中の一分野として捉えられてる。
関東圏では理学研究の一分野である地理学が、関西では人文系と自然系に分かれてて、人文系は余裕の文系、自然系は災害地理などを取り扱うから一応形としては理系だけど、
立命館大学の地理学教室なんかに行くと、大抵人文系寄りなのは、グラフとか地図マップが形式的なものでしかなくて、多くは先行研究を引用した文系寄りの研究報告が散見されるためだったりする。また首都大のゼミなんかに行くと東京海洋大とかでやってるようなGISを用いた災害報告書で専門用語ばかりで、正直分かる人だけ分かればいいみたいな人がやってる。
東日本震災の時の東京大学の地震学者の説明を聞いて、全く訳分からなかったでしょ?しかも、予想が殆ど外れてたし、信用できないでしょ。ああいう人らっていうのは仲間内でわいわいやるのが好きなんだよね。
一方、文系というと、最近理系に寄りかかり気味の地図学専門の神戸大は論外として、ここ10年くらい?西成区あいりん地区を調査研究するといった労働地理、社会地理学、経済地理学といった、人文主義地理学に傾倒した研究を大いにやってる大阪市大、ここでやってる発表の殆どは関東圏でやられてる理系寄りの報告じゃなくて文系寄りの報告。
噛み砕いて言うと、理系のは絵を見てグラフを見てこれは凄い!素人には分からんでしょ、ふふん!だけど、文系のは用語一つを取っても丁寧に解説してくれるし、なるほど理解できるまで説明したがる。でも、その殆どが脱線するんだよな、余談だけど。そういう意味では理系の方が起承転結がしっかりしてて、文系は研究そっちのけの印象が限りなく高い。
だけど、地理学生からしたら研究研究ばかりの関東圏よりも鉄オタが多い関西圏の方が魅力的に感じる事が多いんじゃないかな。
ギャップの差よ。
地理学って関西圏の方がリアルの人の生活に直結した研究がアホ程多いのが特徴的。逆に関東圏は非実在人物を含む人間以外の生物だとか災害だとか環境とかをテーマにしてる分専門性が高い代わりに全然面白さがない。本当に分かる人だけが分かるってのが関東。
関東の学会は無駄に格式だけが高くて奇をてらった質問すら出来ないけど、関西では主催者が寛大だから学会どころか打ち上げ二次会といつまでも愉快な気分になる。
関東の大学で講師してた人が関西に来るとその無礼講な所を気に入って住み着くという話を聞いたことがあるけど、地理学の先生は関東よりも関西の方がノリが良くて面白い先生が多い。
きもい 地理学知らんけどお前みたいなおバカがいるような分野はさぞかし・・・って思うぐらいお前きもい そうやって文系理系関西関東みたいにカテゴライズしつづけて勝手に満足して...
おい、それだと関西はバカで関東はしっかり研究やってる、ってだけの話になるぞ。 しかも、文系は奇をてらって適当に見て面白ければいいもの、 理系は一般人にはわかりにくくてもし...