はてなキーワード: 甲斐とは
そうねえ。男性の方に生活力が無い場合は女性の方に甲斐性が無いと結婚生活自体が破たんしちゃうから、20くらい男x40くらい女はキモい(男目線だと「過ちがあったんやな」と見る)以前に色々心配やなあ。
秋になるとなぜか、おばあちゃんのことを思い出す。
おばあちゃんが死んだのは秋じゃない。中3の2月だったのに。
おばあちゃんちには、アメリカの冷蔵庫にあるみたいな大きなアイスがあった。
2Lぐらいあった。私たちのためにいつも買っておいてくれたそのアイスを、私とお姉ちゃんは大きい大きいといって大笑いして、はしゃいで、食べた。
姉なんて小さい頃食べ過ぎて救急車で運ばれたそうだ。
好き嫌いが多い私のために、おばあちゃんは甘い魚(ぶりの照り焼き)とポテトサラダ(にんじんときゅうりの薄切りが入ってるやつ)をよく作ってくれた。
これが関東の一部の変な食べ方だと知ったのは、大きくなって嵐の番組かなにかでだったかな。
いつのまにか、なにもかけずに食べるようになったのはなんでだろ。
おばあちゃんちにの冷蔵庫のサイドポケットには、いつもお花の飴があった。
ピンクの個包装で、それぞれ別の花のイラストと名前が描いてあった。イラストが見たいのもあって、よくもらってた。
なんの味だったかはわからない。数年前にどこかで食べたソフトクリームがまさにその味で、コケモモだったような...違ったような...
また食べたいな、あの飴。
前向きな人だから全然過去の話もしないし、人の悪口を言ったところも聞いたことがないってお母さんが言ってた。(お母さんはめっちゃ愚痴るタイプなのに)
そんなおばあちゃんが唯一してくれたのは、関東大震災の話だった。
子供だったおばあちゃんはあまりの大きな揺れにびっくりして腰が抜けてしまったんだけど、近所に住んでたお兄さんが馬にのせてくれて、それで裏山に逃げて助かったとか。
おばあちゃんは神奈川なまりがあって、「○○じゃんかよおおお〜」っていう話し方をよくしてた。
それをまねて面白がってた時もあった。おばあちゃんは照れたような困ったような顔をしてた。
夏、全然おしっこが出ていない日が続いて、倒れて、救急車で運ばれた。(だから今でも今日おしっこ全然してないじゃん!怖い!とすごく思う)
人が死ぬなんて「まさか」って感じだった。実感なかった。死んじゃう前提の反応もなんか違う気がしてて、でもなんだか怖くて「ふーん」みたいなよくわからない態度をとっていた。
おばあちゃん子だった姉は悲しみを隠さないので、それがそのまま愛情として伝わってて、お母さんを安心させたと思う。すごいなって思った。
おばあちゃんは目を覚ました。
おばあちゃんが私とお姉ちゃんに「誰ですか?」ってキョトンとした顔で聞いた時、お姉ちゃんは泣きそうな顔をしながら「おばあちゃん...○○だよ〜〜〜おばあちゃん....」って言ってた。私は黙ってただ立ってた。ちょっと悲しそうにしたら悪い気もしたのと、本当に頭が真っ白だった。
お母さんは忘れられてなくてよかった。
塾がない日は学校の前でお母さんに車でひろってもらって、よくおばあちゃんの病院にいった。
おばあちゃんは意識はあるけど、息をしてるだけで苦しそうだった。
おばあちゃんは話しかけると少し頷くけど、それすらすごくつらそうで、なんかよくわからなかった。でもお母さんは話しかけろっていう。
「そろそろ死にそう」っていうのが分かってるようで誰にも分からない。
お母さんはおばあちゃんの手をさすって「お母さん、ありがとう、ありがとう」って言ったりしてて、なんでだよまだ生きてるだろって思ってた。
2月、夜12時ちょっと前ぐらいに、寝ようと思って階段をのぼりかけてたら、お母さんが急に話しかけてきて「おばあちゃん死んじゃったって、連絡きた」って言われた。
もう、本当によくわからなくて、「ふーん、そっか」とか言ってお母さんの目も見ずに階段を登って、それで部屋に行ってたぶん寝た。
お母さんはたぶんそのままトイレに行った。
いまだにあのとき、もっと私はやるべきことがあったんじゃないかって思う。お姉ちゃんはあのとき留学してていなかった。
でも叔父さんがおばあちゃんの顔から白い布のやつをとった時、めっちゃ泣いた。
どわーーーーって泣き過ぎて家から出てうさぎを買ってた小屋のほうで叫ぶように泣いたぐらいだ。叔父さんはなぜか、あとでごめんなあって言ってきた。私はうんって言った。(なにがうんだ)
葬儀場に移る時、仏壇のある部屋でおばあちゃんに足袋をはかせた。独特の冷たくて身が詰まってて乾いた質感があった。(4年後ぐらいに、あ、これ冷蔵庫に剥いちゃった後のみかんいれておいたときの感触だ!って気づいてお母さんに言った。怒られるかと思ったけど、"○○は芸術肌ねえ"って笑ってた)
そのあとお通夜もお葬式もなにもかも、なぜか自分の中で絶対泣いてはいけない戦いになっていて辛かった。トイレで泣いて戻ってた。
骨を焼く時、叔父さん②が、焼かないでくれ待ってくれって泣いておばあちゃんにすがって、叔父さん①がとめてて、うおおおおってなった。みんな泣いてたけど、私は泣いちゃだめだ状態だったので固まってた。
骨を拾うとき、いとこがお箸を強く持ち過ぎておばあちゃんの骨が砕けた。なんかそのときまぬけですごいホッとしたっけ。(3回忌かなんかでも靴下がやぶけてて法事を絶対笑ってはいけない法事にしてくれたいとこ。)
3日ぶりぐらいに学校へ行った。
担任の先生がおばあちゃんは何歳だったのかとかいろいろ聞いてきて、聞いてくんなしと思った。学校にいる間中、なんども泣きそうになって必死で別のこと考えてるんだぞこっちは!と思った。今思えばそれも礼儀というか優しさだったのかな。
保健室の先生も、生理痛が辛くて保健室行ったら言葉にするでもなく気にかけてくれた。この先生、今思えば2年次に私が傷が残る怪我をしたあとにも傷が目立たない特別な配慮をしようか?って声かけてくれて、本当いい先生だったな。そん時も私は本当は超気にしてんのになんかかっこわるいと思って「あ、イイッス〜別に見えてもイイっす〜」とかいって断ったんだっけな。なにも言えずじまいで卒業しちゃったな(なんなら名前も忘れた)
それで、中学生なりの頭で考えて、もう会えなくなってしまう人に一番伝えたいのは「ありがとう」と「大好き」だってことが分かった。
そんで詩を書いたりしてホムペに載せたりした。
おばあちゃんの死についてはなんも書かずに、ただ行き着いたことだけを抽象的に書いた。
そしたら同級生が「なんかあれめっちゃいいね」って言ってきて、ほーんってなった。
ほーんってなったけど、私はおばあちゃんに「ありがとう」も「大好き」も言えずじまいだった。
恐ろしいし沸き上がる抵抗があるけど
これは本当に克服できないことかな
本当にできないことかな
終わりにすることは本当にできないかな
できていてもよかったかな
先伸ばしてこれまで
できないから惨めになるのか
半端にやってしまうのだろうかな
たぶんできないだろうなあ
20年前にやってるわな
最後のタイムカードを記録して帰ろうとしたところ、アラサーと思しきパートの女性が、用があるから家に来てほしいと話しかけてきた。
増田は別件で行くところがあるので、そちらの用が済んだら行くからと住所を教えてもらった。
別件の用がどんなもんだったかよく覚えてないが、済ませてから教えてもらった住所へ向かう増田。
そこは団地で、彼女の部屋に向かう間、すれ違う人は女性ばかりだった。
その時増田はふと「そういえばこの団地は住んでる人は皆女性で、全員売春をしてると噂される売春団地だったな」ということに唐突に思い至った。
そしてパートの女性の用というのは、増田とセックスすることなんだと気が付いた。
増田は彼女の部屋についたが留守であり、スマホで連絡を取るという考えに至らなかったので、彼女が帰るのを待つ間、団地の中を探検することにした。
といっても団地なので同じ扉が同じ間隔で並んでるだけであり探検甲斐はなさそうに思えたが、とりあえず最上階まで階段を上がることにした。
最上階にはなぜかプールがあった。そこはAVの撮影に使われそうな雰囲気の、いわゆる「例のプール」っぽい作りになっており、
増田が見たときは誰もいなかったが、おそらくVIP用なんだろうなあそれにしては警備ガバガバだけどとか思いつつ見学してると
目が覚めた。
周りの奴らは合コンやナンパでとにかく女と遊びまくってた。実際はごく限られた奴らだけだったのだが、当時はみんなそうだと思ってた。
とにかく焦った。自分が全然モテないこと。そして遊んでる奴らより男としてレベルが低いと思ってしまったこと。モテないことがコンプレックスになった。
それから、色々なところに顔を出して男女問わず色々な人との繋がりを作ることに必死になった。毎日のように誰かと飲みに行ったり、合コンに参加したりした。要は女漁りをしていた。
その甲斐あって彼女は出来たが、出来ただけだった。こんなに毎日行動しても、彼女一人作るのが精一杯だった。でも、周りの奴らは付き合わなくても遊びで色々な女とセックスしてた。実際はそんな奴の方が少数なのに勝手に思い込んでた。
そいつらを合コンとかで観察してると、とにかく女を雑に扱ってた。でも女は雑に扱われたのに嬉しそうだった。だから自分も真似してみた。確かに効果はあった。モテ期みたいなのがきて、調子に乗っていた時、貯金が底をついて、給料日までお金がない日が続くようになった。全然実家に帰ってないのにも関わらず、お金のことを親に相談して、信頼を失った。
その頃から少し疲れてきた。でも、遊び人の奴らに負けたくなくて無理してた。
でも、結局お金がないと何も出来なくて、仕事以外は家に引きこもるようになった。引きこもるようになってから、燃え尽きた。付き合っていた彼女が結婚したがっていて、面倒になって別れた。女漁りを始めて5年くらい経っていた。
そんなことをしている中でも自分と仲良くしてくれる男友達はいた。ただ、女漁りをしていた時に繋がった人達だったから、彼らとの繋がりも面倒になっていた。
段々とそれまで女漁りで繋がった人達との繋がりがなくなっていった。
しばらくして、その繋がりとは全く関係ないところで知り合った女性と付き合い、結婚した。
結婚してからは、女漁りで繋がった人とは男女問わず一切関係を絶った。中にはすごくいい人もいた。繋がりをたってからもたまに連絡が来たりしたが、無視しているうちに連絡も来なくなった。
今は自分には家族と仕事の繋がりしかない。そもそも一人が好きで人付き合いが煩わしい自分にとっては今の方が自然なのかもしれない。
でも、一時の気の迷いのようなものでたくさんの人に迷惑をかけた。時間も無駄にした。この5年の間に、もっと有意義なことに時間を使っていればと後悔している。親との関係もお金のことをきっかけに壊れてしまった。
今は無駄に過ごした5年取り戻すべく、勉強に仕事に励んでいる。親には謝罪し、実家にもちゃんと顔を出すようにしている。
繋がりをたった人の中にはかなりお世話になった人もいて、最近連絡をしてみた。何人かは連絡先が変わっていたが、連絡がついた人からは返事があった。連絡してくれてとても嬉しいと。申し訳ないのにすごく嬉しかった。
自分の場合はかなり極端だとは思うが、世の中には恋愛よりも大事なことの方が圧倒的に多いこと、人生には限りがあり若い時期は短く、歳をとってからその時に失ったものを取り戻すことはとても難しいこと。そして、無駄に時間を過ごしている間に、ちゃんと地に足をつけて生きている人との間には、もう追いつかないくらい圧倒的な差がついてしまうこと。
自分のような人は滅多にいないと思うが、もし女性にモテなくて悩んでいる人がいたら、そんなことは人生において何の意味もないことに早く気が付いて欲しいと思い書いた次第だ。
20年間生きてきて、好きなことはないし、得意なことも忘れた。
小さい頃は親にも先生にも「周りを幸せにする子だ」って言われて、「じゃあ自分は?」って思ってた。
①国はどこを選んだ方がいいか
周りは「毎年家族で<高級リゾート地の名前>に行きます」とか「バイト代で韓国行ってきた」とかやってるのに。
自分は?少ないバイト代を貯金してまで行こうとした?行ってないよね。行く気もないよね。疲れるし。
だから他の人の「ここの国がいいよ」っていうのを聞きたい。この前はてブで上がってたフィリピンについての記事は滅茶苦茶面白かった。
日本ドラマより海外ドラマが好きで、受験生なのに、Netflixでブレイキングバッドとそのスピンオフを繰り返し見てた。
でも、「今日は日本語吹き替え&英語字幕で~」とかその逆とか。英語で聞いて理解しようとはしなかったね。
その甲斐あってかリスニングだけはほぼ満点取れるようになったけど(TOEICとかじゃなくて)長文読解とかが駄目駄目だったね。
馬鹿じゃないの?
③結論
比較的少ないコストと楽に海外移住できたらいいな~と思ってます。
馬鹿ですね。
こういう話になったときに「俺はうまく親を丸め込んでやったぜ」っていう武勇伝が入ってきたりして、
そういうのみて
「ただ打ちひしがれるだけの自分ってなんだったんだろう。
子ども時代に肩身の狭い思いをしたのは結局自分の器量の小ささが全ての原因なんじゃないか?…」
って傷口に塩擦り込むようなこと考えたりしちゃうんだよなあ…
ちょっと前に「ゲームしてる友だちを見てるだけでも楽しかったよね?」みたいなネット記事がちょっとバズって
(これ→https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/02/news023.html)
どうしても自分は、
下手さゆえにコントローラを絶対に握らせてもらえない屈辱感や、
そうしてデグの棒のように画面を見つめることしか出来ない私を疎んじる級友の視線、
やがて遊びに誘われなくなっていく寂しさを思い出して、
ただ、トラウマのフラッシュバックも嫌だったけど、それ以上にショックを受けたことがあって、
それは「見ているだけ」というスタンスを示しつつも友だちの輪の中に居続けられた人の存在がぽつぽつと可視化されたことだった。
「あれ?自分がここにいる意味なくない?誰も自分の存在になんて意識向いてないよね?今ここからいなくなってもみんな気がつかないんじゃ?…」
なんて不安になることもなく、
直接的に「鬱陶しいから画面覗かないで」とか「邪魔だからテレビの近く来ないでもっと隅に寄って」と拒絶されることもなかった人たち。
「その原因は養育環境なんかには決してなくて、私自身が元々他の子と比べて劣等だったからなんじゃないの?」
かつての記憶を呼び起こしながら自己を非難し続ける堂々巡りがその日からしばらく続いた。
なんでそんなに自分が憎いのか?
いい歳してこんな心境に陥るとは思っても見なかったからすごく驚いた。
それでもやっぱり他の子と同じようにゲームに親しんでいればそれなりに周りと調子を合わせられたと思う。
おっすおらクソフェミ。しかも昭和生まれ40代ババアだから増田がどうしてこういう思考回路になったのかすごくよくわかる。
ヤングの皆は、亭主に浮気されると「妻として夫を満足させなかったお前が悪い」って妻の方が袋叩きにされる世界とか知らんよな。初めて彼氏と付き合うのでセックスが怖いと考えてる女の子に「早くやらせてあげないと彼氏が可哀想。浮気されても知らないよ」と女が普通に口出ししてくる世界とかね。ああいうの知ってると、増田の発言が正しくないのはわかるが気持ちもわかるぞ。
まあそんな前置きはさておき、折角ブコメが伸びてるんだから、お前らの考える「正しい性教育」ってどんなものかを教えてくれよ。元増田じゃあみんなが「この増田には教育が必要だ」ってブコメに沢山スター打ってるみたいだけど、「ではそれはどんなものか?」と皆で具体的に考える機会も経験もあまりに足りていないじゃないか。いざ機会となっても茶化したりセクハラに走るクソも多く、そういう連中は元増田のような性嫌悪ミサンドリストをますます増やす結果となりなおさら始末に置けない。ぜひに正しい性教育を持って殴り殺すべきであろう。
言い出しっぺだからもちろんこのクソフェミ増田がブレインストーミングの端緒として「今の日本の性教育に足りないなと思ってること」を自分なりにすごく真面目に考えて書いたぜ。ジェンダーに一家言ある暇な人が読んでくれたらうれしいぜ。そして皆も、ブコメでもトラバでもいいから「正しい性教育とはどんなものか」を考えて書いてみてくれよ。
性的な関係は他人の肉体に非常に深く関わる行為である。特にセックスは性病や妊娠といった大きなリスクを伴う。よって合意が必須である。
まず性教育を知らない子供に真っ先に教えるべきは「自分の体も他人の身体も等しく大切なものである。よって他人の身体に触れるには許可や合意が必要で、常に「拒否した側」「合意していない側」の意思が優先されるべきである」ということである。
これは、性犯罪者に狙われやすい子供を男女問わず守るために必要な教育といえる。
「それ自体は」と書いたのは、相手との関係性によっては拒否された側の心が傷つくケースを留意する必要があるからである。ここは年齢に応じた補足が必要であろう。
補足が早すぎれば「相手に嫌われたくないから」という理由で内心望まないセックスに合意したふりをして応じる人が出るだろうし、遅すぎれば一方的なセックスレスでパートナーを傷つける人が出るだろう。増田でもそのさじ加減については正直測りかねているところである。ここらへんは性教育の土台である、自己肯定感のところまで踏み込んで考える必要があると感じる。
また「合意」の定義については、先日の地裁における性犯罪無罪連発においてはてなで大いに燃えたところで、自分でもその定義に断言をしかねる。とりあえず「責任能力を持たない人(子供、成人相当の意思表示ができない人等)」については有無を言わず「合意していない人」にカウントして問題ないと思われる。
前項で書いた通り、性欲を持つことも性的関係を持つことも本来別にクソではない。
その過程において人に合意なく被害を与えたらそれはクソである。両者は全く異なるものであるのに、かつて確かに性加害と性欲の発露を混同し、性加害の正当化に使われてきた歴史があったし、おそらく今もある。
太って成人病になるリスクを承知で沢山食うこと自体は悪ではないが、沢山食いたいからって万引きしたり人の食い物を横取りしたら悪であるのと同じだし、それを正当化するなどもってのほかである。
元増田はもちろんのことだが、ブコメでもトラバでもここを分離できてない人が多数見受けられる。
「生物学的には男性の、女性に対する性欲あるいは性行為自体が性加害/抑圧である」という意見はまだこの混同から抜け出せていないように感じる。「行為の際に女性を蹂躙するイメージで興奮する」のはあくまでも後述するセックスファンタジーであり、プレイの一環として合意を得ていないのにそれを発露することが加害だと自分は考える。
AVやエロ漫画アニメ等のファンタジーを現実の性的な言動に持ち込むべきでないし、逆にそれらのファンタジーを愛好する人が、現実でそのファンタジーを行動に移す異常者であると決めつけてもいけない。
現実に他人をひどい目に遭わせたり遭ったりするのが嫌でも、身の傷つかないファンタジーの世界では過激なプレイに興奮する人も少なくないだろう。だからってその人は別に変態ではない。ファンタジーを現実に持ち込むこと、すなわちその趣味のない人にまでファンタジーを見せて押し付け、不快にさせるのが性的加害者である。
逆に外へ出さぬようこっそりファンタジーを楽しんでいる人からそれを取り上げ、こいつ/この媒体は変態だから滅ぼせと喧伝するのは悪である。ここは主に女性が大いに自戒すべきである。
前述したように、性欲/性行為/セックスファンタジーを身の内で楽しむ行動自体はどれも悪ではない。ファンタジーを伴う自慰は、性欲を他者に被害を与えない形で解消する適切な手段といえる。何度も書くが悪なのはそれを介して他人に被害を与えることである。
ここを混同してしまうと、性欲や性的関係を持つこと、セックスファンタジーを楽しむことを罪と感じる抑圧された人が育ってしまう。抑圧が反動で性的な逸脱、認知の歪みに繋がることもままあるため、この切り分けは極めて重要といえる。
マスターベーションを行う側は「身内(自分自身、あるいは事前に了解を受けた合意の相手)に留めること」、見守る側は「『身内から出すな』という言及以外は避けること」を心がけるべきと自分は考える。
余談であるが「夫が自慰をするのを浮気扱いして許さない妻」がいると聞いたことがある。これは何らかの事情で夫の明確な了解を得られている訳でなければ性的DVである。
具体的に言うと「パートナーのいない相手や童貞/処女を馬鹿にするのはハラスメント。どれだけ沢山の人と恋愛したか、性的関係を持ったかと人間としての価値は『それ自体は』一切関係がない」ということ。
「男はヤッた数だけ偉い」みたいな恋愛工学的価値観を内面化すると、それだけ性行為に至るためのプロセスになりふり構わなくなり、他人へ性被害を与えやすくなる。また性経験のない人間へ本来無用なコンプレックスを与えることにもなる。撲滅すべきである。
「他人(主に女性)の心身を理解しない言動をとった男性」を「童貞」「だからモテない」と罵倒する言動ははてなでも時折見られ、厳に慎むべきである。
まだ他にも書き忘れたことがもしあったら追記していくかもしれないが、今思いつくのはこんな感じだ。
今回の増田は「男性の性欲」と「性加害」をできるだけ切り離すことを主眼として書いたので、その他の部分ではかなり見落としがあると自分でも考えているぜ。
このクソフェミに思い至らない視点からの真面目な言及を待っているぜ。
(追記)
トラバやブコメで意見を聞かせてくれた皆、知識の補足をしてくれた皆、ありがとう。
まともな性教育を受けてない40代クソフェミのワイが自分の狭い知識だけで考えた稚拙な増田に、博識な方や本職の方にまでトラバを頂いて汗顔の至りだが、頑張って書いた甲斐があった。本当にうれしい。
「性教育にはセックス以外にも学ぶべき大事な事が山程あるし、これまで知らない、あるいは見落としていた視点も沢山あった」と改めて気づきを得られるよい機会だったと思う。沢山勉強させて頂いています。
引き続きみんなの真面目なご意見待ってるぜ!
10代20代に周りのカースト上位の男女が恋愛を謳歌している間に、自分は将来に備えて勉強した。
周りが遊んでいる間に、苦労した。苦しんだ。
でも、その甲斐あって、そこそこ贅沢できる収入が得られる仕事に就いた。
なので、若い時に苦労した元を取りたい。
苦労して金を手に入れたら、いい女とセックスしまくれるんたよね?
でも現実は違った。
カースト上位の若い女は相変わらずチャラ男やオラオラ系のカースト上位の男しかセックスしない。
自分のような金しか持ってない男のところには年増の元カースト上位の女しか寄ってこない。
どんなに金を手に入れても、カースト下位の男はカースト上位の男には敵わないんだね。
死にたい。
1位 小学校で勉強もスポーツもできるやつ。中学受験を匂わせつつ公立上位校を狙う。
2位 同じく小学校で勉強できる。しかし、中学受験のため同級生から距離が離れる。
3位 勉強はできない。スポーツだけ。体育祭の常連かつ切り札。中学の体育祭での活躍も期待。
1位 勉強はできない。数学も英語もわからへん。でもうちは友達多いからええねん。
3位 カースト下位。印象は静か。中学でも勉強成績はさえない。
4位 不登校。中学ではなんとかしようと親の目も気にしている。
知ってた
上沼恵美子「男は甲斐性がないとダメ!」…貧しさは愛を冷めさせる特効薬/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/P59JmdYlBA #DailySports— デイリースポーツ (@Daily_Online) September 8, 2019