はてなキーワード: 乗客とは
東京メトロ千代田線や東西線の最後部車両に「女性専用車両」のステッカーが貼ってある車両があるが、貼ってあるだけの普通の一般旅客車両なんだよね。
そう、「女性専用車両」というステッカーが貼ってあるので、本当に男性乗客は乗れないと錯覚してしまうが、実際には一般旅客車両なのだ。
本当に男性が乗車できない車両が存在したら、それは憲法第14条違反となるから。
あくまで鉄道会社は男性乗客に乗らないように「お願い」することしかできないのだ。
もし、ある男性乗客が、男性差別的な施策に協力することはできないと意思表示したら、その意思は最大限に尊重されなければならない。
本当に痴漢対策であるなら、警察庁も公式見解として認めている、痴漢被害に遭いやすい若い女性だけを女性専用車両に誘導していないのはなぜか。
女性専用車両以外の車両に乗っている女性乗客は痴漢に遭いやすいことは変わりないのだから、痴漢対策になっていないのではないか。
痴漢対策であるならば、男性の痴漢被害者も乗車できるはずであるが、その男性の痴漢被害者すら排除することはどうなのか。
そもそも痴漢の大半は男性であるが、男性の大半は痴漢ではない。では痴漢ではない男性が乗車することは何の問題もないはず。
このように、女性専用車両は痴漢対策にはなっておらず、単なる男性差別的な施策でしかない。
まだある。一部の鉄道事業者では、女性専用車両の時間帯にだけに専用車両内に掲載する広告の枠というものがある。
女性専用車両の時間帯が終わったら、車両基地や駅停車中に通常のものに取り換えるらしい。
女性専用車両はミソジニストが主張する様な男性差別ではなく、合理的な制度だ。「許される差別」ではない(そもそも差別という物は許されない)。しかしこの事を日本国内だけでなく、世界中の人々にもきちんと理解してもらえるのかというと不安が残る。
丁度この女性専用車両のトピックと同時期に、平昌五輪に関する様々なニュースが流れている。考えてみる良い機会だ。2年後の東京五輪の開催時、女性専用車両の存在に訪日外国人の方が戸惑う可能性はないだろうか。
東京周辺エリアでは、女性専用車両が複数の路線で運行されている。そのエリアで五輪が開催されるのだから、外国人観光客にもこの車両の必要性を理解してもらい、スムーズに乗客を運ぶ必要性が出てくる。
そこで世界中のどの国の人々でも、必要性を理解してもらえるような方法を考えてみた。
本題に入る前に、考える対象になっている問題が現実に起こる事かどうかも考えておく必要がある。
「訪日外国人に女性専用車両の必要性を説明する場面自体が、現実的に起こりえない。」つまり倫理的な判断を無理やり絡ませる非現実的な問題について、考える事自体が不適切という可能性もあるだろう。
例えば「トロッコ問題」を取り上げた以下のブログの議論では、非現実的な問題を出題するサンデル教授本人を殴るのが正解という解決策が示されている。
http://vergil.hateblo.jp/entry/2017/08/06/105035
仮に、今回考察する問題がトロッコ問題のように非現実的であれば、黙って私を殴るのが解決策となるかもしれない。
ネトウヨが散々大失敗大失敗と騒いでいた平昌五輪は、実際に国際情勢上の懸念事項や設営トラブルもあったが、結果的に成功裏に終わった。世界各国から選手だけでなく、沢山の観光客も訪れた。次は平昌五輪と地理的、文化的な条件も、開催時期も近い東京での五輪だ。しかも、一般的に冬季より夏季五輪の方が参加国が多くなる。そうなると平昌五輪と同じかそれ以上に、人数も多様性も上回る外国人が訪れると想定する事は現実的だろう。
更に、女性専用車両の運行時間には、多数の外国人観光客が電車で都内を移動するだろう。そして、女性専用車両の存在に不慣れな地域から来る人も多数含まれるだろう。事前にトラブルの回避策を考えておく事は、十分現実的な課題だ。
東京五輪の計画自体を頓挫させる事で、訪日外国人の数を抑制するという手段も存在するだろうか?しかし、一度国際的合意をもって決定された五輪は実施されるのが通例であり(懸念事項のあった平昌五輪も無事行われた)、この手段の方が寧ろ非現実的だろう。
また、女性専用車両が必要になる背景事情として、東京の人口の過密さを挙げる人もいる。しかし、残り2年間で人口を分散させる現実的な手段も思い浮かばない。
そこで、この問題が現実的な課題であるという認識については、ここで合意をとっておきたい。その上で、いくつかの予想される場合ごとに、理解してもらう方法を考える。
イスラム諸国を中心に、女性専用車両が存在する国は他にもある。そうした国から来た人々には、「女性の権利を守るため」と伝えれば理解してもらえるだろう。
既に述べた通り、女性専用車両の扱いに不慣れな人々、そうした車両が制度として存在しない国も多い。しかしそうした国から来た観光客にも、必要性を理解してもらわなければいけない。一方で、世界には多様な文化や価値観があるため、全員に同じやり方で説明しても、理解してもらえるか怪しい。少しずつ条件を分け、できるだけその条件に沿った理解を促す事が必要だろう。
そこで有用だと考えられるのが、世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数だ。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/01/nippon_a_23263093/
各国の男女が置かれている状況を比較することができる、国際的指標だ。これをもとに、順位が日本(2017年度は114位)より上の国々と下の国々に条件を分けて考えてみたい。
まず、順位が日本より下の国から来た人々には、自国よりも順位が上の国(日本)で実際に行われている、有力なジェンダー平等化制度の一つとして理解してもらうのが良いだろう。希望の範囲だが、自国での採用も検討してもらうのも良いかもしれない。
順位が上と一言で言っても、アイスランド(1位)、ルワンダ(4位)、フィリピン(10位)、イギリス(15位)、ボリビア(17位)、南アフリカ(19位)、アメリカ(49位)等、様々な文化圏の国が存在する。女性専用車両への強硬な反対論が影響力を持っているイギリス、以前に陸上競技のジェンダー問題で世論が揺れた南アフリカ、トランプ大統領を選出してしまったアメリカ等、個別の不安要素も存在する。
しかし、共通理解の助けとなる国際指標として、ジェンダーギャップ指数の日本の順位は皆さんの国よりも低迷している事を伝える。また、日本では実際に性犯罪や女性の被る不利益が深刻である事を合わせて伝え、この男女間の不均衡(権力勾配)を是正する措置として専用車両が必要である事を理解してもらうのが良いだろう。
どうしても個別に考えなければいけないのは、南アフリカやアメリカといった国々の黒人の方、中でも男性への説明だ。(「黒人」という表記には場合によって望ましくない含意がある事は私も理解しているが、「アフリカ系アメリカ人」と表記してしまうと南アフリカ人との混同が避けられない。また、両国で表現を揃える場合は「アフリカ系南アフリカ人」という論理的に整合性のとれない表現を使わねばならない。したがって、やむをえず「黒人」を用いる)。
なぜ南アフリカ人あるいはアメリカ人全般ではなく、黒人に限定しているか?彼らは「Whites only」といった看板を掲げる人種隔離政策がかつてとられていた国々で、隔離されていた側のマリノリティグループの人達だ。「Women only」といった女性専用車両の表記を見て、特別な感情を覚えてしまう可能性があるからだ。
それでも黒人女性であれば、自分が乗車可能なカテゴリーだと認識できるだろうが、黒人男性の場合は通常は乗ることができない。そのため「差別を受けた」という彼らの誤解を招きかねず、特別に理解を促す説明方法を考える必要がある。間違って専用車両に乗ってしまい、彼らが乗客に締め出されるような事態は何としても避けたいし、日本人が決して名誉白人ではない(差別などしていない)という姿勢も示さなければならない。
また、たびたびネトウヨやミソジニストは、「女性専用車両は白人専用車両と同じ差別」という雑な議論を展開する。両者が全く別の物である事を明確にするためにも、女性専用車両について黒人男性に理解してもらう方法を丁寧に議論する事は大切だ。
「Women only」とは書いてあるが、「Whites only」の様に(彼らの想像する様な)排他的な中身ではなく、障がい者や高齢者、幼児といった社会的弱者であれば、男性でも乗れる事を伝えるのが良いだろう。例えば世界的な有名人として、南アフリカにはパラリンピック陸上競技のピストリウス選手(両足が義足)がいる。彼の様な身体障がいがある男性も、女性専用車両には乗る事ができると伝えるのが分かりやすいだろう。
特にアメリカの黒人の方には、アメリカの多くの大学入試基準で採用されているアファーマティブアクション制度に例えて説明するのが良いだろう。アファーマティブアクションの必要性、そしてマイノリティの地位向上に対する有効性については、既に社会的議論が尽くされており、比較的スムーズに受け入れられるだろう。
現時点では私の知識不足により、アメリカのパラリンピック選手、南アフリカのアファーマティブアクション制度等の具体例を思いつかなかった。実務的には各国の有名な事例を事前に調べておき、観光客の出身国に合わせた例で説明するのが良いだろう。
最後に、男女別に分かれているトイレや風呂に例えて説明する方法もとれないか検討した。しかし、これは「なぜ車両は男女で半々になっていない?」「既に男性がいるトイレや風呂に後から入ってくる女性なんかいるか?」といった問いに答えにくくなるため、断念した。
>残念ながら無理じゃないし、差別でもない。
>女性更衣室と男性更衣室があるように、性的な要素が介在する場合は、男女分けるのが当然。
更衣室の例は男女分かれているから問題ない。電車の場合は女性専用車両だけあって、男性専用が無いのはおかしい。
>そこで、満員電車内はどうかというと、国による。日本の場合は残念ながら性犯罪が常態化してるので、分ける妥当性がある。
分かれていないよ。女性専用車両以外の車両に女性乗客が乗っている場合は、性犯罪を防げない。
>事実、憲法で男女平等を訴えてる国にも性犯罪が酷いという理由で女性車両が出来てる。
ほう、例えば?
だから、日本には女性専用の車両自体が存在していないのだから、存在していないものが違法かどうかなんてどうやって確認するのさ。もしかして、今の日本にある女性専用車両は、本当に男性が乗れないと思っているの?
>もし、差別だと言いたいなら、痴漢被害を日中並にしてからだな。
あんたは痴漢犯ではない大多数の男性乗客にも、痴漢犯罪の責任があるとでも言いたいのか。そんなに連座責任の考え方が気に入っているなら、北朝鮮にでも移住したらどうだ?
>出直してきな。
【動画】女性専用車両に乗っている一部の女性の方、何か勘違いしてませんか? - さようなら、憂鬱な木曜日
http://www.goodbyebluethursday.com/entry/woman_only_car
この記事のブクマで「男が乗ってきただけで降りろ降りろと騒ぐ女どもが酷い!」というのが多いのですが、そもそもそれ以前の様子が映っていません。その一部始終を見ていた方がツイッターにいました。
https://twitter.com/remake0502/status/964294749883580416
ゆに@remake0502
千代田線の電車トラブルに巻き込まれた!おじさんたちが女性専用車乗って大喧嘩!被害されたのはこっちの方なのに緊急停止ボタン押して警察を呼んだ!「ここ女性専用車ですよ」って声かけた女性にも「触ってすみません」って謝らせられた!動画撮ってたからこの動画警察に提出した方がいい?#千代田線
ゆに@remake0502
自分は正直女性専用車あってもなくてもいいと思って、たまたま乗っただけ。男性が乗ったときも何回も見かけたしなにも思わないし言わない。でも今回は男性が乗ってわざと女性乗客を挑発し、電車を遅らせたからツイートしました。女性専用車問題より電車遅らせた自分たち悪くないと思ってるのが不快!
ゆに@remake0502
最初は女性が男性に「ここ女性専用車ですよ」と悪気なしで言ったが、男性が「女性専用車だからなんなの?」って暴言を言い始めたので、ほかの乗客が「降りてください」って言い始めてもめました!
ゆに@remake0502
その他
3人は女性専用車を反対する団体で、女性専用車を乗ってひどいこと言って挑発する活動をしているみたいです。最初の女性はただ男性が乗り間違えたと思って、優しくポンポンして「ここ女性ですよ」って言っただけで、男性が「俺触ったよね?痴漢だ!」って叫んで、めんどくさいから女性が謝った!
ゆに@remake0502
その他
日本人じゃないので日本語がわかりりくくて申し訳ありません!女性の乗客たちはなにもしなかったのに、男性の3人からひどいこと言われて、電車もそのせいで止まってみんな遅刻してる被害?(ほかの乗客が使った言葉を使っただけですがこの場合だとおかしいですかね)なのに男性の3人が警察を呼んだ!
この方によると、女性専用車両ですよという指摘に対して高圧的に挑発して謝らせたりしたので、揉めたようです。電車を止めたのも警察を呼んだのも男性の方。
あるよ。調べろよ。
女性専用車両という理由だけで男性を強制排除は出来ないけど、旅客運送法上、騒ぎやトラブルを起こした人間は降車させていいの。
だからJR・メトロ・私鉄の職員は必ずおねがいから入るわけ。それこそドクター差別みたいなわざと乗ってくる人に対しても。
契約上乗客はA駅からB駅の移動の対価しか支払っていないから、1両目に乗せようが15両目に乗せようが運送会社側の勝手。乗客が持っているのは単に移動させてもらう権利だけで、「女性専用車両に乗る権利」なんて存在しないわけ。
したがって、敢えて特定の車両に乗る権利など持っていない乗客が、単に女性専用車両から一旦降りて隣のドアから乗り直すだけの協力すらせず、結果トラブルとなった場合には強制的に降車いただいても問題ないんだよ。
総括すると現行女性専用車両はそれなりにうまく機能しているわけです。そもそも抜本的な痴漢対策になってないみたいな批判ならわかるけど、女性専用車そのものが違法だ・不当だ・差別だってのはちゃんちゃらおかしい。
こうやってきちんと声をあげて議論してくれる人がいてホッとしてるわ。
本来は差別制度ではなくて、男性が協力することを前提に成り立ってるはず。
権利でも差別でもなく、単純にみんなで協力して犯罪を減らそうって話にしておけば良かったのに。
(確か「男性の協力」とかではなく女性専用を制度にしようとすると差別になるという理由で出来なかったはず)
なのに鉄道会社も「男性の協力で成り立っている」という前提を伝える努力を全くしてないどころか
差別的な女性「専用」車両なんていう名称をつけて、女性の当然の権利だという考えを刷り込む。
その結果たまたま間違えて女性専用車に乗った男性を嫌な目に合わせたり、
「それは差別だ」「おかしい」と思う人を(俺を含めて)大量に産み出すことになる。
中にはわざと女性専用車に乗り込むなどの活動で議論を起こさせ、対立を煽る人が出てくる。
活動している人に電車を遅れさせられて、ただ迷惑をかける頭おかしいやつだとまた対立を煽り。
まぁ、増田と同じく女性専用車は必要だとは思ってるけど、ただ対立を煽らずにすむやり方があったと思うのね。
電車に乗る時にきちんと列を作って乗る順番は守るとかそういう配慮は制度関係なくできるんだから、
同じように男性も女性も女性専用車にみんなで協力してるだけ、という考えを広げればいいんだ。
(もちろん守りたくない人は守らなくていいけど、電車の列を作るのと同じように普通は守るよね)
どうしようもない国だと思ってたけど、
議論が不毛すぎてつらいから構造を変えることで全部解決しよう。
通勤ラッシュ時はカプセルホテルみたいなカプセル型ベッドを隙間なく積み込んだ特殊車両で乗客を効率的かつ安全に輸送できるようにしよう。
これにより痴漢はもちろん、頑として奥に詰めないアイツ問題、シャカシャカ音漏れ野郎問題など、他者との接触に起因するあらゆる問題が解決できるぞ!
カプセルが全部埋まっていれば無理矢理ねじ込もうとしてくるアイツも「あ、満員なんだな」となってさすがに現れないだろう。…現れないよね?
カプセル内のデバイスで事前に目的駅を入力しておけば到着時に自動でバシュッと射出してくれるぞ!睡眠不足の朝でも寝過ごしがなくなるね!
でもそのまま放り出すのはさすがに危ないので駅のプラットホームもふわふわ素材にしよう。マイクロビーズとか。
寒かったり暑かったりするとよくないのでプラットホームを屋内化して空調・湿度管理を徹底しよう。
仕事があったりするとよくないので専用アプリでキャンセルしよう。
ついでに毛布とかも置いておこう。二つめの枕でクジラの背中にワープだ!
おやすみなさい…
なんで満員電車根絶を訴えないの?
えー、なんで増田諸君みたいな頭のいいインテリ集団が根本的解決策の話をしないの??
経費?ならラッシュの温床になってる企業側に金出させればいいじゃん
なんで東京は会社が鉄道使いまくってんのにJRに金を出さないの?
3時間くらい自由にずらせるようにすれば集中しなくなるし満員の車両に乗らなくても遅刻にはならんでしょ
予定より早くついても勤務時間変わらないし
なんでやらないんですか?
海外で痴漢問題がないのは誰も満員のところに乗らないからだし、
増田民は頭いいんでしょ?
な ん で ?
今こそ海外の満員電車事情と女性専用車両について解説するときじゃないんですか?
な ん で し な い?
念のために前置き。まず、痴漢を無くさなきゃならないのは当然の前提。
で、痴漢対策は確かに今の段階では女性専用車の設置は簡便で効果があるのかも知れない。
でも、各アクターの利得を見てみると
鉄道会社:低コストで痴漢問題解消に努力しているというアリバイ作り。
男性乗客:潜在的加害者視されて排除されるが、一人一人のコストは比較的小さい。
不満はあっても、それに抗議するのはブコメのようなラベリングがされるリスクがあるので割に合わない。
結果として、男性乗客にしわ寄せをする形で状況が均衡して、これ以上の変化が起きないようになってしまっている。
差別性がある、ってこと認めれば均衡が動揺するので、この状態を改善できるか、
もっとよい方法はないのかを論じることもできるようになるんだけど
例えば、ブコメにもあったが、監視カメラ増設の「痴漢対策車両」導入したりする方法を鉄道会社に要求するとか。
コストが掛かる以上、鉄道会社は自分からはやろうとはしないわけだし。
痴漢冤罪問題も同じ構造で、いつまで経っても被疑者への駅員の雑な対応が変わらないのは、
男性乗客がびくつきながら乗車する状態を放置して、時に冤罪を作っても、
今の状態で充分に低コストノーリスクで痴漢の被疑者を排除できるわけだから、新しい仕組みを作る気にはならないだろう。
抗議している男性も、この不平等で男性乗客の尊厳を傷つける「均衡状態」に無力感を感じて反発しているのであって、
「女性専用車両」という名前のステッカーが貼ってあるだけの一般旅客車両ならあるかもしれないけど、本当に男性が乗れない車両など存在していない。
本当に一般の男性が乗車できない車両が存在していたら、それは憲法第14条に違反する。
女性専用でもないのに「女性専用車両」という表示をする鉄道会社の行為は、商品の不当表示を禁ずる景品表示法に違反している可能性が高い。
しかし、未だに女性専用車両という名前だけの一般旅客車両には男性は乗れないと信じているレイシストが多いことは事実だ。
憲法や法律面で反論できないことが分かると、今度は「男性が乗らないのがマナーやモラルだ」という妄言を言い出す。
男性差別的な施策である女性専用車両に協力しなければならない正当性など存在していない。そんなものが存在しているのなら、言ってみてほしい。
ああ、最初に言っておくけど痴漢対策や性犯罪防止というのは理由にならないからね。
本当に痴漢対策であるなら、警察庁も公式見解として認めている、痴漢被害に遭いやすい若い女性だけを女性専用車両に誘導していないのはなぜか。
女性専用車両以外の車両に乗っている女性乗客は痴漢に遭いやすいことは変わりないのだから、痴漢対策になっていないのではないか。
痴漢対策であるならば、男性の痴漢被害者も乗車できるはずであるが、その男性の痴漢被害者すら排除することはどうなのか。
そもそも痴漢の大半は男性であるが、男性の大半は痴漢ではない。では痴漢ではない男性が乗車することは何の問題もないはず。
このように、女性専用車両は痴漢対策にはなっておらず、単なる男性差別的な施策でしかない。
まだある。一部の鉄道事業者では、女性専用車両の時間帯にだけに専用車両内に掲載する広告の枠というものがある。
女性専用車両の時間帯が終わったら、車両基地や駅停車中に通常のものに取り換えるらしい。
こんなものが痴漢対策になっていると言われても、「信用できるか」としか言いようがないよね。
要するに女性専用車両とは、乗客に対してウソをつかなければ成立しえないものなのである。
この女性専用車両の問題は、「男性差別問題」という新たな人権問題とどう向き合うかのいい触媒になるはず。
女性専用車両(という名前の一般旅客車両)に男性が乗車することは迷惑だと言いだす輩がいるが、それこそ男性差別丸出しだし、道徳の授業を小学生から受け直してきた方がいい。
頭のおかしい一部のモテない女性乗客の男性嫌悪感情を増長させるものにしかなっていない。
本当に痴漢対策であるなら、警察庁も公式見解として認めている、痴漢被害に遭いやすい若い女性だけを女性専用車両に誘導していないのはなぜか。
女性専用車両以外の車両に乗っている女性乗客は痴漢に遭いやすいことは変わりないのだから、痴漢対策になっていないのではないか。
痴漢対策であるならば、男性の痴漢被害者も乗車できるはずであるが、その男性の痴漢被害者すら排除することはどうなのか。
そもそも痴漢の大半は男性であるが、男性の大半は痴漢ではない。では痴漢ではない男性が乗車することは何の問題もないはず。
このように、女性専用車両は痴漢対策にはなっておらず、単なる男性差別的な施策でしかない。
まだある。一部の鉄道事業者では、女性専用車両の時間帯にだけに専用車両内に掲載する広告の枠というものがある。