はてなキーワード: ポーカーフェイスとは
数年前に成人式で実家帰ったときに少し話した同級生が「同窓会?行かないよ、私あの子ら大嫌いだもん」と言い出してびっくりした。
似たようなことを言う人は他にも何人もいて、それどころか「やぁー、ひさしぶりぃー」と目の前でキャッキャした後、
相手が去ると「チッ、昔っからウッゼーんだよなーアイツ」などと豹変したりして、なにこの人たち怖い!って感じだった。
俺はみんな仲良しなクラスだなあとしか思ってなかったのだけれど、
当時から教室内では女子内にはやたらたくさん派閥があったり、男子も実はグループ間の確執があったり、
親同士のイザコザが子に波及してたり、クラス内で公認カップルが3組くらい存在してたり、
誰が誰を好きだったのに取った取られただの、成績で妬み合いや蔑み合いがあっただの、
実は色々とドロドロした人間関係が展開されていたことを、その時教えてもらって初めて知った。
そんな、ウソでしょう?中坊の頃なんか、ヘビ捕まえたり、トンボの眼と飛行能力すげぇぇぇぇ!ってはしゃいだり、
タンポポの花はセイヨウタンポポの方が天ぷらにしたときカラッと揚がって美味しいとか、
ウンコ漏らした時にブリーフを外で凍らせてカチカチにしてから投げ捨てたらよく飛んで隠蔽できるかも、と思って予行演習してみたら、
思いのほか飛びすぎて畑飛び越えて隣の家の窓が割れたとか、そんなことしかやってなかったよ?
そんな、クラスメイツと愛し合うとか憎み合うとか、本気で、全然、これっぽっちも知らなくて、思い当たるフシみたいなものすらなくてびっくりしてたら、
「いやー、あの頃から変わってるとは思ってたけど、増田君は本物だったんだね」
「道理でお前だけあの頃と何にも変わってないと思ったわ、身長も止まってるし」
などと口々に言われて、あれこれもしかしてちょっとバカにされてないか?とモヤモヤした。
……ということを今日ふと思い出したのだけれど、そういえば会社でも、
「みんな仲が良くて、こんな会社珍しいってくらいいい会社だなあ」と思ってるけど、
もしかして単に俺がまったく気づいてないだけでなんか色々あるのか……?と急に不安になってきた。
確かに大勢いるんだから嫌いだとか合わないとか、色々あるのが普通だろうとは思うんだけど、観察してても全然わからなさすぎて怖い。
そういえば入社してから社内恋愛で10組ぐらい結婚したけど、どのカップルも正式に報告されるまでカケラほどもそんな気配に気づかなかったゾ……?
みんな表面上うまくやりすぎだろ……。周りが俺の知らないドロドロした人間関係を抱えながら日々過ごしている可能性とかを考えだすと、
俺はアラサー童貞野郎なんだけど、中学校の頃までは普通に女友達たくさんいたのね。
ある日、そのうちの一人でヲタ仲間の仲の良い女の子の家に呼ばれ、一緒にゲームして遊んでた。
そしたら、その子が突然「眠い。30分寝る」って言ってその場で寝始めたんだわ。
肩を揺すったりしてたんだけど何の反応もない。
でも数分もすると突然起きだして「やっぱ眠くない」と言って、また何事もなかったようにゲームを再開し始めた。
どういうわけか凄く失望したような表情をしていた。
最近までこの思い出を忘れてたんだけど、これってよく考えればOKサインだったんだよな。
もしかしたらエッチまでは想定外だったかもしれないけど、「ほらキスしなよ」ってメッセージだったんだと思う。
実はその日、ゲームする前に勢いで胸を見せてもらってたりしたから、
当然そういう目的で家に来たと思われてたのかもしれない。
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ちなみに、勢いってのはこんな感じな。
(女の子がかがんだときにTシャツの胸元から胸がほぼ丸見えで)
女「ほら、見てみろ」(Tシャツめくる)
俺「Σ(・∀・;)」
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「あんた○○(俺の名前)と付き合ってるの?」とからかい半分に問いつめられ、
俺の前に連れてこられた上で「好きか嫌いかはっきりしな!」と
正直、俺とその子は付き合ってると誤解されても仕方ないほど、
学校にいる時はいっつも一緒にいたから、相手は最初から意識してたのかもしれないが、
俺はまだまだ色気づいてなかったから、最高に気の合うヲタ仲間程度の認識だったよ。
「○○、ウチのこと嫌いだよね?」と震えるような声で俺に聞くので
俺も思わずポーカーフェイスで「うん、嫌いだよ」と答えてしまった。
それ以降、その子と一緒にいることが何となく少なくなっていって、
たまに駅前で出会ったときも、昔のように色恋的な空気は全くなくなっていた。
(ああ、そして俺は進学先の男子校で二次元エロゲの洗礼を浴びることになる)
こうして俺の初恋は無残に終わり、それ以降15年以上、一度も浮ついた出来事は起きていない。
当方29歳の独身会社勤め。自分って「無難だけど魅力に欠ける人間」だなと最近考えてしまった。
まずは就活していたとき。最終面接とか、その一歩手前までは割と進むのだが、最後の最後でなかなか内定が出ない。
ある会社で、珍しく面接後にフィードバックを受ける機会があって、「賢いし、真面目にやってくれそうだけど、なんというか熱意が伝わらないよね」というような趣旨のことを言われた。
確かにそれらしい一通りの受け答えはできるのだけど、熱意とかやる気と言われると、苦しいものがあったのかもしれない。これは伝え下手という問題と、伝えるべき熱意がそもそも自分にあったのかという問題と、両面あると思うが。
(幸いなことに、今の会社と縁あって働いているが、なぜここで内定が出たのかは今でもよく分からない)
そして恋愛。昨年も、飲み会で出会った後2人で食事、というのは時々あって、同じ人と2-3回行くこともあったけど、結局お付き合いには至らない。
数回デートを重ねるということは、ひとまず嫌いとは思われていないのだろうし、それなりに会話も続く感じなのだが、一方で付き合うほどの決め手がないのだろう。
就活にしても恋愛にしても、「無難だけど、別に積極的に選ぶほどでは……」という印象を与えてしまう。
(ちなみに、社交的とは言いませんが友だちは異性含めてそれなりにいます。大学も勤め先も割と名前の知れているところで、なにかすごく大きなビハインドを負っているわけでもなく本当に「無難」という感じ)
感情をあまり表に出さないところが一因かと思いつつも、ポーカーフェイスの人なんて世の中にはいくらでもいますよね。
どこかで変わりたいけど、どう変わればいいんだろう。というようなことを週末に鬱々と考えてしまった。
★★★★★
4巻1話。
金次第でいのちを助けるBJと、金次第で安楽死をとげさせるドクターキリコ。
患者自身は、我が子にこれ以上負担をかけたくないとの思いから安楽死を望むが、
子どもは、母親を助けて欲しいとの思いからBJになけなしの貯金で手術を依頼する。
BJが手術をし、一度は患者は助かるが、手術後間もなく交通事故で親子ともども死亡。
哄笑するキリコの後ろ姿に、BJは「それでも私は自分が生きるために人をなおすんだ」と叫ぶ。
キリコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
いやーオラすげーわくわくしたぞ!
結局すべてが無に帰してしまったというどうしようもなく救いがたいオチ!!!!
こういうのもなかなかクルね!!!
母親に死にたい理由を聞いてるキリコが冷や汗かいてるのを発見した。
キリコもキリコなりに何の後ろめたさもないわけじゃないんだなあ・・・
最後にBJに、生きものは死ぬ時には死ぬもんだと中空を見つめながら厳しい顔してつぶやくキリコの顔。これが本心なんだろうな。
人間が生きものの生死をどうにかしようなんておこがましいとは思わんかねと同じメッセージ性やなあ
つーかこの話の中でも軍医だったことがきっかけだって言ってるしね。
あと金額がBJに比べたらめっちゃ安いわ。それもBJと違う点やね。
当時からキリコが一概に悪者とは思い切ることはできなかったけど、今こそキリコにいてほしいなあ・・・
俺も安楽死したい。
自分が生きるために人を治すと叫ぶBJと、哄笑するキリコの対比もすごくいい終わり方だった。
しびれるわ~
あとなんとなーくだけど、ぬーべーと玉藻っぽいなあと思った。ビジュアルも。
おまえは 金しだいで いのちを 助ける
おれは 金しだいで 安楽死を とげさせてやる……
似たようなもんさ
無理に 生きさせようと する
どっちが正しいかね ブラックジャック
また 会おう!
ちくしょう!!
それでも 私は 人を なおすんだっ
自分が 生きる ために!!
古和医院
ピノコ愛してる
六等星
二度死んだ少年
勘当息子
焼け焦げた人形
アリの足
えらばれたマスク
友よいずこ
めぐり会い
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
上と下
U-18は知っていた
なんという舌
その子を殺すな!
閉ざされた三人
ある教師と生徒
万引き犬
奇胎
からだが石に…
ダーティー・ジャック
遠距離恋愛中の彼氏がものすごいポーカーフェイスで、あんまり表情を表に出さない感じの、でもすごいおもしろい人。無表情でおもしろいことをするところが好き。私がねだって写真送ってくれたとき、最近微妙な顔の表情で彼が何をしたいのか分かって来た。「あ、これ、メンナク系の台詞が来るな」とか「あ、イケメンの顔してるから褒めて欲しいのかな」とか、「あ、これ包茎の広告だ」(これはさすがに誰でも分かるかな)とか、「これは多分、雑だけどカオナシの真似がしたいんだ」とか。大体ブレてる雑な写真送られてくるんだけど、それをいちいちちゃんと保存して、傾向をしっかりつかんできた。知れば知るほど、この人大好きだなーと思う。
先週の水曜日、1年くらい会っていた男と別れた。身分違いだった。遊ばれていただけだが、私は確かに恋をしていた。既に2回くらい泣いて諦めてたつもりだったのに、今は「基本的な生活」ができなくて昼職をなんとか遣り過ごすのがやっと。会っていた期間・今までの生き方に対して後悔がたくさんある。
「失恋からの立ち直り方」などを読むと、失恋直後は泣いて愚痴れ美味いもの食えあとは時間が解決すると書いてあるが、いくつかの事情が重なり誰にも(カウンセラー等の秘密厳守してくれる人にしか)ありのままを話せないので、増田に吐き出すことにした。半生、風俗、恋愛が絡んだゲロなので脈絡がなかったり長すぎたりあなたのモラルやポリシーに反したりは目を瞑って欲しい。胃の上と心臓がぐるぐるして気持ち悪いままあまり食べられず、呼吸が浅くて、吐き出さないとこれがずっと続きそうで。
世の紳士たち、遊びを仕掛けて本気になられて面倒になって棄てるなら、いいタイミングを選んでください。そもそもきちんと予防線を張ってください。それが上手にできないなら風俗の場合は最初から時間内だけの遊びにしてください。野暮でも関係の確認は明確に。気まぐれな優しさは凶器です。空っぽの人形に心を植えて、外界に連れ出して置いて去るようなのはやめてください。源氏名の鎧が外骨格なこともあるんです。剥がすなら覚悟をもってください。
要は失格風俗嬢が院生に遊ばれただけの話。
企業家家系で、家柄は武士とか軍人の流れとは聞いた気がするが、家を継ぐだの良家だのとは現在は無縁。
兄弟は上と下にひとりずつ。下が障がい者(突然変異系)で心臓の手術などのため私は早い頃からあまり構って貰えなかった。父方祖父母宅に預けられた時に言われた「ジュースを欲しがるなんて図々しい」は幼心にも傷ついた。幼児だからわからないなどと侮るなかれ。迷惑をかけてはいけないと過剰に思う癖がついてこれまでもたくさんの失敗をした。
小学生の頃に両親が離婚。風俗嬢にありがちな母子家庭育ち。母が会社をやっているので経済的困窮はなかった。片親家庭の毒は、なにも経済的なことだけではないと思う。男女観は多少であろうが歪む。私の場合は自分の女性性を受け入れ「女性」になるのが遅れた。「ちゃんとした恋」の経験値が足りなかった。
上の兄弟は国立最高峰の大学を卒業直後にかなりの年上と結婚。母は子が全員成人した頃にやっと死別独身(成人子あり)のパートナーをつくって入籍せずに一緒に住んでいる。
女子中高を経て、音楽大学へ。多少はみ出してはいたが結構な真面目ちゃんだった。同級生みたいにもう少しちゃらちゃらして男を見る目を養えばよかった。大学は奨学金(自立を促すため)と親の資金で。大学の頃にはすこし恋もしたしすこし病みもした。処女喪失は20歳を越えてから当時の彼氏と。特に感動もなかった。卒業してもまず食えないので事務で零細企業に就職。稽古には現在も通っていて、欧州への留学を希望しており貯金中。
昼職の正社員で留学のため真面目に順調に貯金をしていたが当時勤めていた会社が傾き、会社自体を整理することになって放り出される形で無職になった。初めは社員の求人に応募してみたり派遣で働いてみたりしていた。しかし景気的時期的になかなか厳しく、月末月初のみの事務アルバイトをしながら、貯金の進まなさに焦りを感じ時給の高さでホステスに応募。お酒が弱くてあまり売れず。もう数年若ければキャバクラでジュースでも稼げたのだろうが、もう20代中盤に差し掛かっていたので。派遣ホステスなども数回やったしお化粧おしゃべりは多少うまくなったのだが毎晩お酒を飲んで煙草に曝される生活に1ヶ月で無理を感じた。ほんの短期間だけ肉体接触なしの愛人ごっこみたいなこともして自分には向かないことを確認した。
ある日アフターののち始発待ち早朝のネットカフェで、最高に疲れた頭で風俗店の求人を調べた。何の職種がどこまでやるのか等を調べメンズエステ(マッサージ)までが私の限界と認識。求人と営業HPとの齟齬が少ない感じのところに投げやりに応募、後日面接へ。この時の私は疲れていろんなことが麻痺していたのだと思う。貞操観念は大人になるまでは強すぎるほどだったのに。講習で服を脱いだとき、堕ちたなーと乾いた笑いが出た。私大出して貰ってさらに留学資金なんて言えない、とか思ってたけど、風俗にまで行けるならまず親に言えばいいのに。足りなければ奨学金とか片っ端から応募すればいいのに。留学はどうしてもしたかったが、親に頼ったり甘えたりするのは怖かった。失恋後に母の胸を借りて泣いた時にやっと頼っていいのかなという気になれた。
斯くして私は去年の秋に渋谷の老舗店のホテルエステ嬢になった。たまたま新人ラッシュ期で店プッシュは分散、若い子巧い子(ヘルス上がりとか)に流れて新人期間でも本当に売れなかった。新人キラー(表立って言わないだけでみんなやってるよと過剰サービスを要求したり、押さえつけて入れてしまおうなどとする)だけは初めの1ヶ月間によく付き戸惑ったが対処法を身を持って会得。入店から一度も事故ったことはない。店側も私がこんなに続く(現在勤続1年と3ヶ月くらい)と思わなかっただろう。サービス内容はオイルマッサージとトップレスでの手コキ。パンツを脱ぐことも、キスもフェラもない。トップレスも初めは抵抗があったが、とりあえず粘膜ではなく皮膚だからと考えて慣れた。売れなかったので、何か武器があればいいかとマッサージを勉強した。リンパと筋肉ほぐしとツボ。開業の予定はないがマッサージスクールのショートクラスのディプロマも取得。
風俗にもいろいろあるけど、時間貸しの菩薩と思うに至った。精神的に受け入れて貰うのを飛び越えて膣に執着する男性が理解できない。
金銭感覚と貞操観念の狂いにはとても神経質になっていて、ストッパーに今も月末月初の昼職は続けている。事務の期間以外は結構な鬼出勤かつオープンラストなどもしていた。待機時間で譜読みや勉強ができるのはメリットだった。風俗の給料はとりあえずまず奨学金を返して、留学貯金の続き。日払いなので千円札しか使わない。万札・五千円札はやむを得ない場合のみ。清算時になるべく大きいのに両替する。お給料がキリのいい数字の時は何も買えない。万札が財布に3枚以上溜まったらすぐ口座へ。数字が増えていくのが幸せ。
恋人なんて嗜好品だと思っていた。あったら幸せだけどなくても死なない。留学(希望期間が長いので)できるようになったら置いてくか待って貰うかだから現状すぐは結婚とか考えられなかった。興信所での調査が必要な良家に嫁ぐなどは片親、障がい者家族、年齢的にないと踏んでいた。むしろ風俗に入った時点で、まともな普通な結婚は9割諦めていた。自分が結構放っとかれて(習い事だけはいろいろやった)育ったからちゃんと子供を育てられる自信があまりないし、留学できて行って帰って結婚出産したら高齢出産に片足ひっかかりそうだし、子供も積極的には望んでいない。
嫁が妊娠してセックスできないからと来店した客の「ここは最後まで手でなでなでしてるだけだから後ろめたくない、やましくない」説をとって、風俗嬢だけど別にたいそうなことやってるわけじゃないと表層では思うようにしていたが世間的には賎業なのも知っていた。
自分は自分の人生を生きなきゃいけないから、何かによってブレーキがかかるならそれは天秤にかけて本当に要るか考えるべきと思っていた。ぐらつくほどの恋なんてしたことなかった。
奴が来店したのは12月の頭だった。フリー一見はインパクトがなければ正直2ヶ月くらいしか覚えていられないから、その前にも来ていたかは定かでない。うちの店はメール交換を推奨しており(トラブルの種にならないのか疑問)、新人期間が終わる頃でもっと指名を作りたかった私は客の一人としてあまり深く考えずにサブ携帯のアドレスを交換した。そう頻繁でもないペースで他愛ないメールをし(メアド蒔きすぎて客とのメール自体めんどくさくて私があまり返信しなかったから。でも奴はたくさんメールをくれたし、待ってくれたし、返信を喜んでくれた)、そう頻繁でもないペースで来店し、私が中抜け(で稽古へ)から戻るのが遅れた時に奴が40分待ってくれたこともあった。「外で会いたい」と言われた時には「出勤時間を削って会うならお小遣い貰わないと無理w」とか冗談で断ってたな。2歳サバ読んでたから奴をオッサン扱い。実際外で会う気なんてなかった。事務の期間は事務が忙しいからって断れるし。風俗関係の人は風俗の期間だけにしたいし、その風俗の期間は休みを入れてなかったし。
奴はアカポスを目指す年上の院生(D2)で、数駅のところに奴の所属する研究室はあった。別にイケメンではない。実家暮らしでスポーツ好きで男子校育ちで男性の多い専攻。風俗に来れる程度の収入は得ていた模様。結婚とかせっつかれ始めてると言っていた。結婚したい、ではなく結婚しなきゃ、のような口振りで。
やることはやってたけど(プレイの範囲で)気持ちはちょっとずつ惹かれ始めていた。女とか風俗嬢とかそういう「枠」じゃなくて「私自身」を見てくれた気がしたから。褒められ慣れてなくて、客に「かわいい」とか言われても「ありがとうございますぅー」だの「そんなことないですよぉー」だの「えへっ知ってるw」だのとしか言えず、どうせその場限りの口先だけだって知ってるからスルーできたのだが、奴に言われて嬉しくてどうしていいかわからなくて「ポーカーフェイス頑張っても口角がちょっと上がるよね」などと指摘された時なんてエンドルフィンどばーであった。喪女か。
1月の末、ラストまで勤務後に出張帰りの奴と初めて外で会った。出勤を削らなければ私は機会損失ないからと思って。「好き」だとか「付き合おう」だとか「セフレでよろしく」だとかそういう言葉は出なかった。こちらからは出せなかった。その後食事だったりプラネタリウムデートだったり映画デートだったり普通のデートもしたが、ホテルにも行った。奴が非常に疲れている時や隙間時間で会った時にはホテルだけの場合もあった。マッサージとお昼寝だけもあった。1日一緒にいても全然窮屈じゃなかった。デートの日は必ず店を休んだ。「忙しくても何日に会えるって思ったら頑張れる」と言ってくれて、私もどんな痛客相手でも中断は決してしないでプレイタイム内は頑張れた(その後はもちろんNGをかける)。会って2回目くらいで本当の年齢のことも言った。初めの頃はほんとにバカップルみたいだった。メールに書いた話題のフックは漏れなくキャッチしてくれた。遊びならちゃんとそういう感じにしてくれればいいのに、本当に大切にしてくれた。
処女じゃないし、経験人数は片手で余裕で足りるが、ちょっといい雰囲気になるくらいなら数人いた。今までのはこちらからはそんなに本気で好きじゃなかったのかもしれないと思った。好きな人とのセックスがこんなに気持ちいいものとは思わなかった。ぞくぞくして痺れて溶ける感じ。濡れにくくて苦労はしたが。本当にかたちとか大きさじゃない。店に入ってから持ち前の「興味を持ったら調べる、やってみる」気質で手技だけはあったしananの特集等でフェラチオのイメトレもできていたから、申告人数より実際はもっと経験豊富と思われたかもしれない。
4月にはD3になるし論文の準備だったり学会だったりで忙しいだろうし、あまり構って構ってとは言わなかった。2月に一度だけ「この間会ったばっかりなのにもう会いたくなってる」と言って予定を調整して貰ったくらい。あとは相手からの予定打診待ち。3月頃にメールが1ヶ月開いて、次に会った時に「自然消滅狙いだけはやめてね。すっぱり切ってくれないと待つつもりなくても待てちゃうタイプだから」と頼んだ。誕生日には奴の利用店のプリペイドカードを負担に思われない程度にチャージして贈った。
会えば優しかったしいろんなことを話した。メールが途切れたら2週間くらいしてこちらからネタメールを送った。モテ期3回が三重解だったり虚解だったりするやつとか、バストカップ別褒め方一覧とか。追撃せず、返信や会うことは求めず、相手の都合でよかった。「飽きちゃったのかと思った」「飽きないけど、将来がないからねー」とかいう会話もあった。婚活市場で優良物件すぎて以前年上の女性にギラギラされたことがあって苦手、と聞いていたからこちらからは押せなかった。エイプリルフールに「あのねあのね!だいっきらい!あと処女です!」とか、満月にかこつけて「月がきれいだよー」くらいしか言えなかった。たぶん通じてないけど。漱石だよ。
半年もするとだんだん雑談メールが減って、近況つきだが予定打診メールの率が高くなった。会うペースも下がって月に1度くらいになった。忙しいならしょうがないし全然待てた。だが徐々にキスも減った。手もこちらから繋がなければ繋がなくてそのうちに遠慮した。うざいと思われたくなくて常に半身ほど引いていたが、もし言われれば即風俗あがって付いていきたい程度には好きだった。
明確な言葉なく付き合うカップルっているとは思うが、セフレっていう関係がこの世に存在する以上は関係の定義なり宣言なりが必要だと思う。それがないってことは明確に気持ちがあるわけではない、所詮は都合のいい女だということに2回ほど泣いて「何もなくて終わるより何かあって終わった方がいいと思って外で会ったんだから」と思った。より迷惑をかけちゃいけないと思って近づけなくなった。
9月に会ってから途中で奴の多忙による予定変更を経て2ヶ月ぶりに会った。予定変更への返信に「充電は既に切れてるけどまー死なないから私のことは忘れてていいよ」と書いてから2週間後。稽古の後に奴の乗り換えの都合上いつもの新宿へ。風邪気味の奴と西口で待ち合わせアルタ裏から出て歌舞伎町のホテルまで歩いた。バリアンじゃなくてそこそこきれいで割券使えるところ。普通に入ってコートとか脱いで普通に座って。
「真剣な話があります」ひとつは奴の今後の進退に関することなど。もうひとつは「今日で最後にしましょう」。
なんとなくそんな気はしてました。「えっしてた?」
しかしなんでまた。「結婚もしないのにこういうことしてるのが負担」
そう思うに至ったきっかけとかあるの?「論文の審査とかだよね」「あとー…○歳になっちゃったし、見合いとかするかもしれないし」「他に女の人がいるとかそういうのじゃないけど」「結婚できないじゃん?」「結婚しない相手と中途半端に付き合うのはやめる」
ていうか付き合ってないじゃん?セフレとか付き合うとか関係の定義なり宣言なりをしてないし最初から中途半端だったよ。「最初から中途半端、かぁ」
……………。(言いたいこと終わり?)
「泣かそうとしてる?」泣かしたって面白くないじゃない。
「なんか女々しいな、俺…」
………………………………………。
うん。でも。それなりに楽しかったよ。「それなり?俺は」だってちゃんと好きになっちゃいけないって思ってたから。「なんか…すごいなそうやって」
ていうかそれでも結構好きだった。でも迷惑だよね、と思って。2回くらいちゃんと泣いて割り切ってたよ。「そう言われちゃうと…」
最後に、します?「男が最後にやらせてっていうのはあるけどそっちから言うんかいw」
云々、奴にとってはあっけなさ過ぎて拍子抜けだったかもしれない。セックスはしなかった。泣けず、縋れず、意思表示もできず最後まで強がってしまった。でも最後になってやっと好きって言えた。以前一緒に見た映画の前作DVDを私が持っており双方ともに途中までは見たとのことで最後の1/3くらいをベッドで(離れて)ごろごろしながらエンドロールとメイキングまで観て、「じゃあ、出ようか」。「明日の朝喉痛くならないでね」(風邪だから)。
歌舞伎町から新宿駅まで歩く。奴の左耳、好きだったけど見納めかあ。最後にぎゅーってだけしてって言えばよかったな。駅で埼京線に乗る奴に改札の手前で「友人のバーでべろんべろんになってから帰るから!」と言って別れ、ウコンとカシミヤティッシュ持参で行った友人のバーで実際べろんべろんになって泣いて数年ぶりに記憶を飛ばし、隣席のオッサンにも迷惑をかけ便器を抱えおそらくタクシーで帰宅、風呂場でもトイレでも吐きまくって喉の痛い翌朝を迎えた。翌日の昼職は体調不良で休んで、夜になって迷惑かなと思いながら奴に最後のメールをした。
風邪大丈夫?お大事にね。留学資金を結婚資金にまわしてついて行っちゃいたい程度には好きだった。元風俗嬢とか嫁にいらないだろうけど。家は成金だし躾はなってないし。
昨日は女優だったでしょ?飲んで潰れて別の意味で喉の痛い朝を迎えると思えないくらい。
私をここまでしたんだからいい嫁見つけてちゃんと偉いセンセーになってよね。楽しかった。ありがと。
もちろん返信はなし。
何をやっていても涙が勝手にぼたぼた出てくる。過呼吸にも数度なった。職場のトイレで声を出して泣いた。事務の速度が1/3くらいになった。気を張ってる何か作業中はいいが途切れた時に何度でもフラッシュバック。何をしてても奴を連想する。母の胸を借り、恋愛論・男女論を泣きながら交わした。元客だったと打ち明けた風俗の同僚にもLINEを占領して慰めて貰いながら画面がぼやけた。夢に見た。魘されて数時間ごとに目が覚めた。日付の感覚がわからない。食事がとれない。食べても吐く。食べなくても吐き気。涙で流れるから化粧は一週間できなかった。男性に優しくされても泣いた。毛の処理や洗濯や基本的な生活ができなくなった。稽古に遅刻もしたし、演奏もできなかった。デパスを調達した。
奴に会えると思うから嫌なことでも頑張れた。これから何をご褒美に生きればいいのやら。そうまでして行く留学に意味はあるのか。
時間が解決する、いつかは忘れられると言われてもその時間を過ごす自信がない。
依存してたつもりはないけど、ガソリンが切れた。
ひたすらに楽天のメルマガがうざい。iPhoneでgmailとyahooのメールも未読有で出るから。放っといて欲しい。
奴のコミュニケーションスキルに不安はないので、若くて可愛いくて心の広い良家の令嬢と結婚して子供も作って幸せな家庭を築き出世していくんだろうとは思うものの、容姿体質(体質については私は許容できるが遺伝する内容)で弾かれまくったすえにやっとした見合い結婚で失敗して即効離婚してしまえとか、学歴に寄ってきた見合い女とくっついて有期雇用っぷりに幻滅されろとか、ポスドクで長ーく放浪して嫁に愛想尽かされろとか、助教で燻って65歳を迎えろとか、とっととインポになればいいとか、早くはげろとか、奴の幸せはまだ願えない。論文全然通らなくて心が折れてすごい凋落すればいいのにと思ってしまう。私のいないところで幸せになる奴を許せない。英語もできるから海外にも行けるし給料でてるし専攻的にも研究室的にも可能性は低いだろうけど。いま学位とれそうなところでその年齢で見合いとか早くない?とも思うがそれは体のいい理由なのでしょう。直接会って別れてくれただけまだ誠実なのかもしれない。パフォーマンスの低下した状態で考えているのでまだ頭の中はぐるぐるしているけど、風俗に入らなければ奴に会わなかったが、風俗女だから奴と本気で向き合う資格がなかったという循環参照みたいなところで行き詰る。
正直未練はまだあるしまともな生活はリハビリ中だけど、今日泣きながらこれを書いていて少しだけ吹っ切れた。結局遊ばれてたんだよね、と客観的に見られた。きっと恋をして何でもできそうな浮かれた気持ちと、すごくすごく幸せだった約1年と、別れて得た絶望とは自分の演奏に活かさなくてはいけないんだと思う。燃えるよりも灼けるように好きになれる人を運命がほんの短いあいだ貸してくれたと思うよりない。間違いなく、スイッチを切り替え私を「融かして」くれたのは彼だった。ここで討ち死にしたら負け。
2月にオーディションが2部門ある。受かれば履歴書に書けて2年くらい拘束。去年は「本気で行って落ちたらベッドで慰めてあげるから楽しんでおいでー」などと言ってくれた人がもういないので、ふたつとも落ちたらすぐに欧州へ飛ぶ準備を始めようと思う。目標額到達まで単独だともうしばらくあったけど、今回母に泣きついでに留学のことを直訴したら(当然風俗のことは言えなかったがアルバイトを掛け持ちしているとは言ってある)私の貯金と同額までは用意してくれることになったので、タイミング的には来年の秋頃から。奨学金にも応募してみる。
風俗は来年春か夏までにあがる。私に刻まれた風俗嬢の過去は変わらないが欧州に行って帰って来る頃には従業員名簿も破棄されている。
言っても言わなくても結局終わるなら、好きって思ったら言ったほうがいい。
欲しいものは欲しいって言う。だめかどうか決めるのは相手。
初動は早いほうがいい。
フィクション?そうだったらいいのに。それか1年前に時間巻き戻したい。
この前、回転寿司に行ったら大学イモが皿に乗って回ってきてこんなの誰が取るんだって思ってたら向かいの女子大生みたいな女が当たり前みたいな顔してそれに手を伸ばしました。
信じてもらえないかもしれないけど、本当に、女子大生みたいな女が当たり前に、麻雀牌をツモるように、ポーカーフェイスで、その大学イモの皿を掴みました。
その女子大生みたいな女の頭脳は一体どの段階で寿司屋で大学イモはアリだと判断したのか。店に入る前から「もし大学イモが回っていたらいってしまえ」っていう考えがあったのか、
もしくは大学イモが回ってるのを見てから「これはこれで私は嫌いじゃない」っていう疑心暗鬼、暗中模索の中、葛藤の末での判断なのか。
どっちにしても寿司屋で大学イモを食べたことがあるっていう十字架をその女子大生みたいな女はこれから一生背負っていくことになった。
今までそういう寿司屋になかった食材でもハンバーグ巻きとかアボガド巻きとかなんとか寿司に絡ませて、寿司っぽくして回していたから黙ってたけど、
大学イモをそのまま皿に乗せて回すのがアリなら本当に世の中なんでもアリってことになります。
道徳とかモラルとか良心とか、そういうもので世の中が成り立ってるのにそれを全部無視して大学イモをそのまま回す、ここ何年かで一番頭に血が上りました。
例えば逆に大学イモ屋に行ってサイドメニューで寿司があったら「寿司をなめんな」みたいなことになるのに寿司屋は何を回しても許されるんでしょうか。
こんなことを許してたら、たぶんその内、からあげ君とかをそのまま回し出します。もし近い将来、寿司屋でからあげ君に爪楊枝刺さってそのまま回ってきたとしたら、
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出典(と思われるもの) → 回転寿司|Not Found 第3章 http://ameblo.jp/notfound2/entry-10629213748.html
吉野家コピペを書いた人?
凄い光景を見た。
二人の老夫婦が電車に乗ってきたのだが、1つしか席が空いていなかった。老父の方が老婆に座れよと促し座ったのだが、その後、その老婆が二つ隣の席にいる若い女の子に、「席譲れ!」っと、指を指しながら言っていたのだ。これだけならまだ「図々しい老婆」で済むのだが、その配置が面白かった。
女の子の連れ?|女の子(18~20歳ぐらい?)|おばあさん|老婆|30代ぐらいの女性|おばちゃん
と言った座り方をしていたと思うのだが、老婆が必死に指さして女の子に席を譲れと言っているが、電車の雑音で聞こえない(夕方なので、人の出入りも激しい)女の子も反対側(上配置の左方向)に向いていたので、聞こえない。
それをうざいと思ったのか、間にいたおばあさんが立ち上がってどこかへ行ってしまったのだ。そしたらこれ見よがしに老父に「あんた!空いたよ!」っと言って座らせたのだ。そして右にいる女性にぶつくさと何か言っていて、女性はポーカーフェイスで頷いていた。
その光景を見て俺が気になったのは以下の3つだ。
・老婆が「年寄りだから」と言う理由で無理矢理、若者に席を譲らせようとしたこと
・そして、同じ年寄りに(結果的に)席を譲らせる形になったこと
・横にいたのに全く無関心で本を読んでいた女性の態度
どうしても座りたければ、遠くの方にいる女の子に声をかけるより、隣の女性に声をかけて席を譲ってもらったらいいだろう。そして老婆がそう言う行動をしていたのなら、女性も自ら進んで席を譲るべきだ。俺ならそうする。しかし、全く無関心で平静を装っていた。
俺以外の人は、老婆の態度に嫌悪感を得ただろうが、俺は隣にいた女性に対しても「なんで譲らない?」と思う疑問を持って仕方なかった。
その日、仕事が長引いて終電に間に合わなかった私は先輩に車で家の近所まで届けてもらった。
ここで大丈夫ですよ、と送ってもらったお礼も伝えて下りた場所は家までまだ少しある。
いつもの駅はちょうど反対側だったから最近あまり通っていない道だ。
川づたいに延びる土手をテクテク歩く、昔はよくこの土手で遊んだなあ。
坂の上から寝っ転がってクルクル回りながら「あ、あ!あ、あ!あ、あ!あ、あ!あ、あ!」とかしたっけ。
小さいの頃のことを色々思い出してノスタルジックな気分になる。
時刻は深夜、昔と何一つ変わらない場所に、夜ハイな私、水面は街頭を反射してキラキラきれいだ。
辺りをぐるりと見回してみたけど誰もいない、今がチャンスだとばかりにバックを置いて横になる私。
と、こんな風に書くとまるで生粋の頭の悪い子なのだけど、もちろんそこに至るまではためらいもあった。それもおおいに。
でも子供のころ楽しかったことが大人になるとできないのは何か嫌だというか、もう半ば意固地になってしまい暴挙に及んだ。
つまり「あ、あ!あ、あ!あ、あ!あ、あ!あ、あ!」である。
いざやってみると恥ずかしさもあったけれど、童心に帰れた気がして少しの満足感もあった。
河原の部分まで転げ落ちる。
そしてふと顔をあげ。
あ、人がいる。
寝転がる私とそれを見る男性というのは遠くからシルエットだけ見てみればさぞシュールな光景だったろう。
私は光の速さで服を整えさっと起き上がったが何もかも手遅れだった。
どこかのスナイパーみたいに全身に草を散りばめた前衛的なファッションの私にその若い男性は明らかに笑いを堪えている。
もういっそ川に飛び込みたい、走って逃げたい。でもそうもいかず足の指先から頭の先まで真っ赤に染まった私はそこから動けずにいた。
いっそトコトコとすぐ側まで歩いて来たその人を川に突き落としてやろうかとも考えたけど、たぶんご近所さんだろう足が付く。
気まずい空気が流れる。
笑いながら通りすぎていってくれれば良かったものを変に律儀なのか
その男性は立ち止まって、さっきまでの吹き出しそうな顔はどこへやら今にもごきげんようなんて言いだしそうなポーカーフェイスを装っている。
髪に絡まった葉っぱをできる限りの上品な仕草で取り除きつつ私は「こんにちは、お散歩ですか、じゃあさようなら」なんて
適当に会話を済ませて一刻も早くこの状況から抜けだしたいと頭の中で会話をシュミレートしていた。
が、
「楽しそうですね」これが男性の第一声だった。
後から考えればこの人なりのフォローだったのだろう、でもこのときそれを言われた私は正直恥ずかしすぎて涙ぐんでいたと思う。
大の大人がスカート履いてああああ言ってればそれは楽しそうに見えただろう、でもそこは武士の情けでしょう。
毛を逆立て顔を真っ赤にしながら押し黙ってしまった私に
少し挙動不審となった男性は、昨日引っ越してきたばかりで近所を歩いていた、そこの建物に住んでいる、近くにコンビニはないかみたいなことを身振り手振りで聞いてきた。
コンビニはあるけど駅の近くなので私の帰り道と同じ方向だ、ゆっくりと腕を上げ向こうの川岸を指して、私はあっちとまるっきりデタラメを言ってしまった。
そのままバックを拾って振り返らずに家まで帰ったけれど、あの人は橋の方までUターンして行ったのだろうか。
後日よくよく思い出してみると相手はいいお年頃の男性だ。恋愛上手なお嬢様ならこれも出会いのひとつにしてしまうのかもしれない。
でもやっぱりあんな出会いは嫌だなあ。
おれの眼はフシ穴だったようだ…
どれくらいフシ穴だったかというと、ヤツらにとっておれは本当に友人なのか…?と疑問に感じるレベル。
以下ほとんど編集も編纂も推敲もせず、書きなぐるだけ書きなぐったクソ長い文章です。
楽しいところなんかどこにもないので、余程の物好き以外はここで帰った方が身のためです。
話は昨年4月に遡る。
高校卒業以来、ほとんど会う機会の無かった友人(以下女1)から突然「じーだぶりゅーに集まろう!」的なメールが届いたのが全ての始まり。
なんで?しかも急に?10年ぶりくらい?と思うも、懐かしいなぁとか思って何も疑問に思うことなく参加することに。
メンツは高校時代のクラスメイト。男7人、女5人の合計12人。ほとんどが高校卒業以来の再会だった。
(ちなみに男友達のうちの2人(以下男1、男2)は卒業後もたまに飲みに行ったりしていた)
この時点では、普通に集まって普通に遊んで普通にメシを食ってオシマイだったわけだが、今にして思えば、これが「序章」だったようだ。
時は流れて7月後半。
ゴールデンウィークで久しぶりに再会して、それでオシマイで当分会うことはないだろうと思っていたのだが、またもや女1から突如メールが。
「前回のごーるでんうぃーくのメンツ中心に、8月の夏休みに泊まりがけで遊びに行こう!」みたいなメールが届く。
お泊り…?とか、前回からやけにスパンが短いなー、とか思いながらも、二つ返事で参加することに。
メンツは男7人、女3人の10人編成。前回と一緒じゃないのか?とは思ったが、都合がつかないだけかと思いスルー。
まあいろいろあって(遅刻して樹海をさ迷うハメになるなどエライ目に遭ったりしてw)、なんやかんやでこの回も楽しむことは楽しんだ。
誰も寝ずにほぼ徹夜状態でトランプとかUNOしてるとか、なんちゅーか高校生の合宿みたいだった。
で、もう終わりも近づいたあたりで、気の早いことにみんなで次のプランを立てるのであった。
そして解散となったわけだが、みんなと別れてから、いや、別れる前からおれの中ではとある疑念が湧いていたのであった。
そう…泊まりがけで男女が出かけたというのに、特殊な関係になったりとか、有り体に言えばカップリングの気配が全くしてこなかった。
それどころか、「そういう類」の、いわゆるコイバナらしきモノすら無かった。男と女の集団が、泊まりがけで、出かけたというのに。
後日、この集団とは別枠のくされ縁の友人(以下ダチ)に土産話として聞かせたところ、
「何も無かったとかどう考えてもありえんやろ」「この歳(20代後半。いわゆるアラサー)になって男女が宿泊旅行を企画するのは、『ソレ』が目的に決まってるやろ」「オーラとか、にじみ出るモノとか感じひんかったん?ガッツキとか。」「おまえら男も女も草食系か。肉食獣はおらんのかい」などとさんざん言われてしまった。
つーか、おれもゴールデンウィークの時からそれは感じてた。むしろゴールデンウィークに集まろうという話が出た時点で、
「なにかドッキリでも仕掛けられているのか…?」とすら思ったほど。
思えばこの時、既に私の眼はボンクラだったようである。
さらに時は移り11月。
8月の合宿?の終了間際に立てたプラン発動。またしても泊まりがけで旅をすることに。
メンツは8月と同じ…予定が、新型インフルなどにより2名倒れてしまい、男が5名、女が3名の編成に。
おれは「だんだん数が減っていくなぁ…」と思ったとか思わなかったとか。まさか…
この回はごく普通に観光地を巡るプランだったのだが、旅費節約のためどう考えても無茶苦茶な行程を経ることに。行程自体は省略。
このときおれは「旅に出たときにカネをケチったら相当しんどくなるのでは…?」と進言したが、聞き入れられず。別にいいけど。
まあこれは今回の話とは関係ないので割愛。
そして例によってこの回も「何も無かった」。
前回と同じく、ピロートーク系のキャッキャウフフな話など誰の口からも発せられることは無かった。
ダチに話すと、ついに「おまえら、ヘンな集団やな…」という感想になってしまった。
後にして思えば、おれの眼はやはりフシ穴もフシ穴、ヘッポコもいいところだったようである。
そして年を越して、3月の頭。
3月末にまた遠出をしようとのことで、おれに連絡が届いた。今度は男1から。
この時はさすがにフシ穴なおれの眼、おれの耳でも、すごい違和感を感じ取れた。いつものパターンと違うってだけではない、あからさまな違和感が。
男1からの電話は、「遊びにいく日」と「女2と女3(ずっと参加してた3人の内の2人)が来る」という内容だった。展開された情報はそれだけ。どこに行くとか何をするとか、メイン情報は一切おれには伝えられなかった。後述するが当日も、結局最後まで伝えてはくれなかった。
いくら眼と耳がフシ穴でも思い至るわ。「何故女1の名前が一切出てこないのか」と。
いつも3人組で行動してるような中から、「2人しか」名前を出さなかったのは、後から考えれば当然のことだよな。
「もう1人」たる女1の名前を一切出さなかった、本当に「一切」名前が出ることがなかったのは、防衛機制ということだろう。
逆に、物凄く違和感あるっちゅーねん。
前回と同じメンツなのかと思いきや、男2人の女3人、合計5人のメンツに。ついに男女比逆転。
傍目には、やっぱり何も変わらない。至って普段どおり。パッと見では絶対にわからない。
しかし言い知れぬ違和感を感じていたおれは、男1と女1の行動、仕草、言動をロックオンしていた。人間観察が趣味なんです。
…ところが、ロックオンしててもごく僅かしか「それっぽいところ」は出ていなかった。おそらくそうじゃないかと思っても、確信には至れず。
そしてとあるタイミングで、ほんの一瞬だが別行動に。この時すかさず残された2人(女2と女3)に向かって、おれは「…いつから?」とだけ発言した。
そしたらさすがに女性同士での横のつながりは強固なのか、充分すぎるほどウラが取れた、ということ。
そして、知らなかった、いや、「知らされていなかった」のは結局おれだけだったことも判明。なんだそりゃ…
ちなみに、「始まり」は、どうやら8月の合宿(?)にて解散した直後だったらしい。
そりゃあそうやわな…何も無い方がおかしい。
しかしヤツらのポーカーフェイス、ミスリーディングは実に見事だった。
特に女1の方は、毎回仲よさげにトークしていた相手が異なっていた。
8月の時は男3と夜空を見上げながら小一時間もの間1on1トークを繰り広げていてちょっかいを出せる雰囲気じゃなかったし、
11月の時は男2とほぼ四六時中いっしょに行動していた。連絡取るときも男2のケータイに速攻でかけていた。
今年の3月は、当然おれ。なんというスケープゴートっぷり。おれら3人ともいい道化。
で、男1の方はというと、おれと月に1度ペースで連絡取ってて、ダチが言ってたような内容(何も無いとかおかしくないか?とか)を言ってたんだが、後から考えるとよく言うわ、よく言ってたなって感想しか無いなまったく。
後でウラを取ったときに聞いたが、8月はもとより、11月の時点でも誰ひとりとして気づいてたやつはいなかったらしい。
おれの眼がフシ穴とかいうレベルではなく、全員をケムにまいていた。凄まじい演技力。
ちなみに何故判明したのかと言うと、女1が女2と女3に自分から言ったらしい。それが今年の1月。当然それまで誰も思い至ることはなく。
ここから、おれがヤツらに対して、無性に気にくわなかったことを語る。
くっついていたことを隠していたこと。これはおれにとってはそんなに気にくわないことではない。
半年以上も黙りっぱなし(結局本人たちのクチからはいまだに聞いてないしな)なところは、友人としてどうなんだと思わんでもないが、まあ言いたくないこと、イジられたくないことってのは人間誰しも持っているもんだし、それについては置いておける。
最も気にくわないのは、3月の集まりの時のヤツらの態度。特に男1の方は度を越していた。
3月の集まりにおれを誘ったのは男1で、当日に至るまでに数度電話をもらったのだが、その内容がひどすぎる。
カラクリを知ったあとで反芻すると、あまりにもゲスい事しか言ってない。
先程も言ったが、集まりに関して伝えてくれた情報は、「日にち」と「女2と女3が参加する」の2つのみ。
どこに、何をしに、誰とどれだけの人数で、どうやって…これら普通の基本的な情報を一切言わなかった。
そして、電話の内容は終始「おれに残りの2人、すなわち女2と女3を『あてがおう』」としていた。そのトークばっか。
1ヶ月前くらいに日にちだけおさえられた後は、「女2と女3とキャッキャウフフしたってやー」とかそんな話ばかり。ばかりというか、それのみ。
おれが何を言っても、何を尋ねても、「そんなことはいいから女2と女3と遊んだってや」みたいな返答しか無かった。
悪巫山戯にも程がある。しつこすぎて「もうええわ…」ってなったし。
他に言うことがあるだろうと。伝えることがあるだろうと。最低でもどこに行くかくらい、聞かれたら答えろと。
一言で済むことをなぜはぐらかす。それをはぐらかして何の意味があるのかと。
当日になっても、何故「ガソリンスタンドに行く」だけのことを答えない必要がある。
おれの質問に、いや、他愛も無いコトに対する応対がそれか。ずっとそれか。ずっっっとそればっかか。
そもそもの話、いったい何のために、何故おれを誘った。何がしたかった。
おれがいる意味があったか?本当に「おれと女2もしくは女3と『くっつけ』ようと」したのか?
そんな鬱陶しいことをされて本当に「くっつく」とでも思ったか?逆にめんどくさくなるっちゅーねん。
正直に思うに、「言いたくないこと」っていうのは、ある。
おれにだってトップシークレットはある。サイトやってることとか(ショボイなw)。
それをほじくられて、うっとうしい、言いたくないっていうのはわかるし、言わんでも良いと思う。
そもそもの話、言ってしまえば「何も無い」コトの方がおかしかった中でのヒメゴトなのだから、ある意味当然の流れ、当然の結果、なるべくしてなったコトである。だからそこに関しては何も問題はないのである。
要は、当時のおれ(たち)の眼がフシ穴、ボンクラ、ヘッポコだった、それだけの話。
そこに関してはどちらかと言うと賞賛に価する。「友人」としてはどうかと思うけど。
まあ、それについては別にいい。どこで何をしようが、普通の意味でもゲスい意味でも何をやってようが一向に構わん。
それこそ好きにしたらいい。それに別段興味も無い。
何が腹の虫が収まらんって、そこじゃないんだ。
最低限の連絡も無く、最低限の情報すら伝えずに、最低限の尋ねにも答えず、ただただ振り回すのみ。
そんな風にスッとぼけられて、そんな風にはぐらかされて、しかもそれが終始となると、友人以前に人間の対応としてどうなんだ。
秘密主義もここまで来ると呆れを通り越す。
アンタらの脳内ではプランはカンペキに出来上がっているんだろうが、それに振り回されるこちらの身にもなってくれ。
そんな態度を取られて、相手はどう感じるとかってところに思考は回らんのか。回す必要も無くなったか。
そして、そもそも最後の3月のやつ、何故おれを誘ったのかがいまだにわからん。「半年もの間何も伝えられていなかった」おれを。「その時まで本当のことを何も知らなかった」おれを!
おれを含む、「残された3人」の三角関係でも見たかったか。そのためにおれに「2人」をあてがおうとしたのか!?
スケープゴートにせよ緩衝材にせよ、何にせよおれが道化であることに、おれが道化になることに変わりはない。
邪推しようと思えばいくらでもできてしまうんだぞ。
10年来つるんできて、「関係」を言わないのはまだいい。そっちはさっきも言ったがどうでも良いし、なるようになれば良い。
そんなことよりも、3月の集まりでヒトとしてどうかと思うような態度を終始取りやがったのが本当に気にくわない。
高校を卒業した直後に「前科」があったことを思い出してしまったじゃないか。
あの時も、おれとダチの2人に対して意味不明な態度を取ったものだが、今ならあの時ダチがブチギレて半分絶縁状態なってしまった理由と感覚がわかってしまう。そりゃあ間違っても気分の良いものではないわな。
こんなところでひとりで吐き出しまくっているおれの方が、本当の意味で下種いことはわかっている。
しかし、本気でおれもアイツらに対して取る態度を考えないといけないのかもしれない…と感じてしまったのである。
まあ、今でもアイツらのことを友人だとおれは思っているから(向こうがどう思っているかは若干不安になってきたが)、
良くないところはたしなめるべきなんだが、この内容をそのまま伝えてしまうと本当に交友が壊れかねない。変に邪推が入っている可能性もあるし。
それに、こんなくだらんことで壊れるのはさすがに悲しい。それはイヤだ。
だからこそ、一度吐き出し尽くして、臓物に漂うドス黒い、暗い、闇の拘泥を薄めたかった。
ここに、マスダイアリーにこんなことを書いた最終的な目的は、それだけだった。
こんなクソ長い、クソみたいな、クソ同然の文章を、世に出してしまって本当に申し訳ありませんでした。
4月1日。完。
所属しているサークル(とはちょっと違うけど、まあ学外の団体)に数人、いるんですよ。裸の姫様が。
信者の方々は姫様の裸でマスかいてる状態だから、突っ込めない。
「あなたの中二病的上から目線は周りにいる多くの人々を不快にさせている」
そう言える勇気が、俺にはない。団体の長をやっているという理由もあるが。
やっぱり一度出来上がってしまった空気はそうそう変えられないなー。
何事もスタートが肝心ってことか。
あと半年もせずに俺はお役御免だ。この空気の淀んだ組織ともおさらばだと思うと、開放感が半端ない。
・・・ということをポーカーフェイスで隠しつつ、「いい先輩」をやってる俺も器用になったもんだ。昔なら絶対顔と態度に出てた。
なおかつ、就職活動ではこの活動について語ってしまうんだろうなー。
Jとは昨年の9月から口を聞いていなかった。
別に喧嘩もしていない。なんで話さなくなったんだろう。
高校に入ってから毎日一緒に帰ってたし、心が通じ合える友達っていうのは
こういうものなんだろうな、と感じてさえいた。
関係を壊したくなかったから、とても大事にして気を使った。
「自分を出す」方の友達じゃなく、一緒に居て成長出来るような珍しいタイプの
友達だったから大人になっても友達でいたいという気持ちがあった。
でもお互い悪口や愚痴は言わなかったし、そういうのはあまり好きではなかった。
そうなってくると、会話が無くなってくる。
普通の女の子友達なら恋愛やら悪口陰口えっちっちな会話をするんだろうけど
そういう馬鹿話はどうでもいい友達(笑)としていたのでする気にもならなかった。
あの子がすごい大事だったから。
Jなら受かると思う。
「ごめんね」
と言われた。
プライドが高くて、余計なことは口に出さなくて、頭がキレて、背が高くて、美人で、脚が長くて、髪がサラサラで
私が持っていないものを全て持ってるJに謝られた。
嬉しかったけど、何がごめんねなのかもわからなかった。
彼女は悪いことなんてしてないのに。
私が先に帰るようになって、Jは私に嫌われたと勘違いしていたみたい。
そんなんじゃないのに。
私が避けるようになったのは、ただの嫉妬なんだよ。ごめんね。
本当に醜くてごめん。これから大事にするから。
ポーカーフェイスの下に隠れているあなたの優しさが大好きです。
(´A`)今度、営業で年の近い女性社員とタッグを組むことになった。
当方、根っからの一匹狼器質。(精神的ひきこもりというかもしれない)
これまで、ある程度自由の利くチームにいたが、まさかのタッグ営業。
学生時代から女性が苦手で、何よりあの同調圧力と突発性思い付き症に耐えられなかった。
ただ、中にはすばらしい女性もいたし、そういった方とは非常に仲良くさせていただいている。
今度のパートナーはどうやらキャリア志向らしく、出来る女性かと思ったがどうやらそうでもないらしい。
気が強く、断定的で、どうにも生来の「わがまま自由人」である自分とは合いそうにない。
とりあえず今は相手を上に立て、聞き役に徹し、「あぁ」「うん」「そうだね」で乗り切っているが、
それで満面の笑顔で持論を話してくるっていうのはどうなんだと思う。
いくらポーカーフェイスだとはいえ、相手が心の中でどう思ってるかも考えず、
マシンガンのように「キャリアアップが~」とか「女性のスキルアップが~」とか話されても困る。
反論したら怒るだろうし、とりあえず全肯定でヨイショヨイショしておく。
最近ものすごい気になること。
Winny、Limewire、BittorrentとかのP2Pはダメだという人がいる。P2Pで著作権を犯すのはダメだという人がいる。正しい、間違いない。その一方で、その人はYoutubeやらニコニコ動画でTVやら映画を物凄い観てる。声を大にして言いたいね。
やってること同じだよ?
P2Pがダメなんじゃないよ?著作権違反がダメなんだよ?そこらへんを物凄い勢いで勘違いしてる人が、これまた凄い勢いで増えてる。
P2P>ニコニコ動画>Youtubeの順に悪いっていう考え方。重要情報流出騒ぎとか2chとかの影響で、アングラの香りのするものほど悪いという印象を持っているっぽい。なんじゃそりゃ。
P2Pをひとしきり批判した後に、「で、Youtubeから○○(映画)落としたいんだけど?」って。もう笑って良いのか、指摘してあげたら良いのか分からない僕は、ポーカーフェイスで落とし方を教えるだけでした。もうなんていうか、最近見なくなったあのサムライ芸人に切ってもらいたい。