凄い光景を見た。
二人の老夫婦が電車に乗ってきたのだが、1つしか席が空いていなかった。老父の方が老婆に座れよと促し座ったのだが、その後、その老婆が二つ隣の席にいる若い女の子に、「席譲れ!」っと、指を指しながら言っていたのだ。これだけならまだ「図々しい老婆」で済むのだが、その配置が面白かった。
女の子の連れ?|女の子(18~20歳ぐらい?)|おばあさん|老婆|30代ぐらいの女性|おばちゃん
と言った座り方をしていたと思うのだが、老婆が必死に指さして女の子に席を譲れと言っているが、電車の雑音で聞こえない(夕方なので、人の出入りも激しい)女の子も反対側(上配置の左方向)に向いていたので、聞こえない。
それをうざいと思ったのか、間にいたおばあさんが立ち上がってどこかへ行ってしまったのだ。そしたらこれ見よがしに老父に「あんた!空いたよ!」っと言って座らせたのだ。そして右にいる女性にぶつくさと何か言っていて、女性はポーカーフェイスで頷いていた。
その光景を見て俺が気になったのは以下の3つだ。
・老婆が「年寄りだから」と言う理由で無理矢理、若者に席を譲らせようとしたこと
・そして、同じ年寄りに(結果的に)席を譲らせる形になったこと
・横にいたのに全く無関心で本を読んでいた女性の態度
どうしても座りたければ、遠くの方にいる女の子に声をかけるより、隣の女性に声をかけて席を譲ってもらったらいいだろう。そして老婆がそう言う行動をしていたのなら、女性も自ら進んで席を譲るべきだ。俺ならそうする。しかし、全く無関心で平静を装っていた。
俺以外の人は、老婆の態度に嫌悪感を得ただろうが、俺は隣にいた女性に対しても「なんで譲らない?」と思う疑問を持って仕方なかった。
なんで隣に座ってたからってそんな態度悪いババアに席譲らなきゃいけないんだ? どういう理屈なんだか説明してみろタコ