はてなキーワード: ベルベットとは
朝雨ふってたら車で送ったりだとか校内で話しかけたり、二人の関係がうわさになってたり、でもギャルの方はなんか嫌そうというか陰のある表情もしてるし
あーあとギャルは同じクラスに朝顔をあわせた主人公がきたときにみせた嫌そうな顔もよかったなあ・・・
はやく攻略したいわ
クマはデザインはともかく声がカッペーだから微妙だと思ってたけどこれなら違和感なく愛でられそうだわ
いまんとこオートイベントが続いて自由行動がほぼないんだよなー
でもいろいろできるようになったらなったで面倒くさそう
まあ1週目はイージーで気軽にいろいろ楽しもう
んでやる気でたら2週目でがっつり攻略目指すかな
不良の男友達はOPアニメの印象のヤンチャな悪がきイメージじゃなくて実際はもっとガラが悪い感じだったな・・・
しかし主人公背が低く見えたのにギャルと並ぶとギャルより背が高いってのがわかってかなり意外だった
しかしアニメがちょくちょく入ったりするのこれからも続くのかね
いやうれしいんだけど、めっちゃ開発費かかることになってそうと無駄な心配してしまう
まあ開発期間が長かったのは知ってるけど
あれもズキュウウンときましたね
僕はミラージュ騎士団の皆が大好きなので、ミラージュの皆の活躍がみたいです。
なので、永野せんせーに変わって、ミラージュの皆の魔導大戦でのエピソードを考えました。
この二つを繋げれば、もう、ジークボゥの結婚相手はアイシャ以外考えられない。
そして、ジークが絡んだときのアイツさんが天照絡んだときのアイシャ並みに強い設定とか、
どーーーー考えても、
リリ「は? 殺す」
(ガチバトル)
リリ「……強かった。認めるわ……」
的なことをやって、
ジークがかかってる戦いで、剣聖一歩手前クラスの実力のリリに、
天照が絡んで「ない」アイシャが勝つことで、
これでしょ!
これ以外もう考えられないでしょ!
くはー、これはもう絶対感動するわ。
もう絶対泣く、30年近い積み重ねがあるからこそ泣くに決まってるわ。
一巻の最後のラキシス娶った天照に嫉妬したアイシャからの流れだよ?
完璧じゃん、もう間違いないわ。
ミラージュ騎士団の血の掟とかいうガバガバ設定はしらんわ、あんなもんガバガバすぎるからどうとでもなるよ。
ただ、アレクトーはミラージュに残るかもなあ、ワスチャの子孫のルート・コーダンテがアレクトー持ちになる予定だし。
MHマイトとしては、マキシが成長すりゃ暁姫(新設定あったけ?)で暴れまくるだろうからいいけど、
ファティママイトとしては、そもそもニュー作のファティマがイマイチわからんから、いいや、
ニューは、三つの才能を持ってる凄い奴なんだから、騎士としても戦って欲しいんだよね。
で、宇宙労働者に詳しいニューが「マグダルの行方」あたりを知って、マグダル争奪戦に絡むんじゃないかな? と予想。
もちろん、今は地上にいるランドですが、マグダルとヘアードのピンチとあらばすぐさま参上ですよ。
ジャコーなんて若造よりも、ランドが老練の騎士の力を見せつける的な展開が良いと思います!
いやさ、ミューズにヒッターがカイエンで、もう死んでることを教えるエピソードって絶対いると思うんですよ。
で、じゃあ、なんでそれがログナーかって言うと、そこまで深い意味はなくて、
コーラス侵攻でログナーが破裂の人形使うから、静と絡んでおいた方が良いかなーっ程度の意味です。
という冗談で済まさずに、
そろそろ、第二部に向けて「ユーパンドラ」の話に布石を打つ必要があると思うわけですよ。
というわけで、ハインド、サリオンの影武者コンビに、ユーパンドラも加わって、影武者トリオになるすっとこどっこいをやろう。
ここ最近出番が多いモラードファティマが、うまいこと集結したときにでも、
いやさ、大昔の設定で「アイシャ、ランド、ディッパたちは年をとっても後輩ミラージュたちに剣を教えていた」みたいなのあったと思うんですよ。
(いや、ごめん、かなり自信ないわ、キャラクターズ時代にあったと思うんだけどなあ)
ところがですよ、ぶっちゃけ大侵攻の時のミラージュってバケモノしかいないから、
剣を教える相手いなくないっすか?
タイトネイブ? うーん、レフトナンバーはクローズいるしなあ。
って感じなので、消去法でバイズビズと絡んでおきましょう、ほらメイクがなんか似てるし?
いまいちルミナスナイツが何するか分かってないんだけど、さすがに引率の先生が1人ぐらい居た方が良いと思うんだよね。
ヨーン、ジィット、あたりは当然として、クリスティンも親父の実質カタキだし、
ごめん、何も思いつかない。
ハイファ乗るのはブラフォードがいるし、そもそもこの人誰かと会話したことある?
人類史を見続ける「詩女」なんだから、カイエンすら倒せる可能性のある超必殺技を教えないわけにはいかないよね!
デコース争奪戦が激戦区なのは話しましたけど、ジィッドの方は対戦相手がいないんですよね。
なんで、ここはデムザンバラに搭乗経験のあるルンが頑張りましょう。
ぶっちゃけ、アイシャの後継者ポジションなのに、アイシャが出番多すぎて全く活躍できていないので、頑張ろうぜ!
いやあの、もうそろそろヨーンの設定公開からすら、30年ぐらい立つんで、いい加減ちゃんとしてください。
ヨーンのための魔導大戦、ぐらいに最初の頃は思ってたんですけどねえ?
格上って誰? って感じだけど、
ウピゾナがカイエンと並べて紹介するんですよ?
カイエンの息子マキシ、マドラ(=プロミネンス)とデコースの息子ベルベット、カリギュラ(=超帝国の騎士? この辺まだわからんな)のツバンツヒ、と星団だと比較対象がいないレベルの人がこんなにいるわけですよ。
そろそろ、格上の1人ぐらい倒しておかないと、目立てないですよ。
で、格上が誰かか……
……いや、みたいやん?
デザインが一番好きなMHがエレシスなので、新設定でこそ活躍して欲しい!
いや、もう、デザインだけして漫画に出てこないとか、冷静に考えると意味わからないので、ちゃんとして欲しい。
まあ勝てるわけないけど、頑張れ。
デプレはマグダルとシンクロするとミラーを使えるようにになって、
その状態だとマキシより強いらしいので、勝てるわけないけど、頑張れ。
え? 戦う理由? しらん。
2016年7月号のラストで貸し出されるミラージュの1人ということで。
いや、この人あそこしか出番ないから、よくしらないんだよなあ。
僕はコーネラ帝国をこよなく愛していて、早く旧設定「カン」の活躍が見たいんだ。
プロミネンスに覚醒して、悪魔と戦って、カイエン剣抜いて、ナインにラキシスガードナーになることを命じられて、デコースに中田氏セックスしてもらう。
と、発表されてるだけでも、イベントが山盛りなので、頑張ってこなしてくれ。
は? なにいってんの? 感があるかもしれないが、落ち着いて聞いて欲しい。
な?
ディッパの項目参照。
マグダルはカーマインでツラい労働をするらしいので、その辺なにか通じるものがありそうだから、絡んで欲しいね。
ルミナスナイツとして、ちゃあと何かするらしいので、それを待とう。
なにすんだろうね。
さすがに何かしらのエピソードがあってミラージュ入りすると思うので、普通に連載をまとうと思う。
あー、ジィッドのデムザンバラとやって「まだルンの方が強かったぜ!」って言うとかどうでしょう?
っていうか、今月号でビルトとの繫がりで出てくると思ってたのに、まだ影も形もないんだよねえ。
この人、三式の娘じゃね?
アイシャの項目の妄想と会わせて考えると、アイシャと交換とか?
おお、なんか普通にスジが通るな。
ちゃあと違い騎士の血が強くて、ヒュートランにふられる。
未だに設定がよくわかりませんが、
フォーカスライトは自身をセントリーと同じような特殊な情報体に変えてまで、純血の騎士に仕えることを選びました。
超帝国の騎士そのものであるスバース、超帝国の騎士同士の子供であるカイエン。
それぞれに特化していたからこそ、スバース・フォーカスライト、カイエン・アウクソー、という呼び方をされてたと思うんだけど、
そう超帝国の騎士「プロミネンス」ことマドラ、がいるわけですよ。
これはちゃんと書いて欲しいね。
○昼食:中華丼
○夕食:なし
○調子
むきゅー。
熱も下がって元気もりもり!
とはならず、病み上がりのシンドイ感じ。
なんだけど、近所に住んでる叔母ちゃんが今日も色々持ってきてくれた。
ありがたいです。
これはもう即課金ですわ。
○FSS
ふと思い立ち、NTに乗ってるアンケートに今更自分も答えます。
(関係ないけど、母親であるヤーンと同じ顔のエストと面識あるのかな?
なんか乳を揉む技を伝授した的な記述が何周年か記念のNTに乗ってた気がしなくもないが、何時出会ってたんだろ。ハイアラキがエスト預かったときってカイエン生まれてるんだっけ?)
年表。
未だに年表だけ読んでてても飽きないってのは本当に凄い作品だよなあ。
両方。
(とは言え、単行本は実家に置きっぱなので、ここ数年はリブートの読み返し率が高いなあ)
カイエン。
厳密にはヒッターが好き。
僕はもう「昼行灯が実は切れ者」っていう王道がたまらなく好きなんです。
アウクソー。
宣言しときますが、アウクソーがデルタベルンに生まれ変わった?ときに、ハンドルネーム変えます。
(ほら現にフォーカスライト時代はハンドルネーム違ったしね(冗談))
うん? っていうか、純血の騎士(しかもスバースの血筋すら今じゃもう薄いと判断してる?)しかパートナーにしないアウクソーがコーラス六世のパートナーになるってことは……
違うか。
は!
ベルベットとコーラス六世が異父兄弟だったとは!(これも違う)
デムザンバラ。
そうやあ、背徳者さんがする背徳的な行動って、デコース後ろからグサーーー! だと思うんだよね。
いやもう、十年ぐらい続いてるデコースとの因縁の話を、こんな形で決着ってのが、もう不条理すぎて
超楽しそう。
ガステン・コルト。
カンのマイトね。(ヤバいぐらいに専門的な文章だな、カン(現設定名不明)という名前のロボット(旧設定名モーターヘッド、現設定名ゴティックメード)を作った人(旧設定名マイト、現設定名ガーランド)、という意味です)
いやあ、この人の「ファティマ不要論」の路線は、アマテラスとラキシスが結婚したりだの、7777年にカレンが生まれるだのよりも、まじで、ファティマたちの救いになる可能性があると思うんだよなあ。
ファティマたちにアンケートとったら「バランシェファティマと糞神の婚姻とかどうでもいい、戦争したくないだけっすわ」って意見のファティマ絶対多いって!
ソープ(男)。
好きなのはカイエンだけど、結婚したいのはボードだから(真顔)
あの名台詞を生で聞きたい。
「ほんで?」のまでの一連の流れ。
デコースの「(カイエンが戦場に出てきたら、即座に撤退しないと)死ぬぞ」って言うところ。
いやもう、作中屈指の強キャラ集団であるミラージュ騎士団をボッコボコにしたデコースですら
そして、そのカイエンすら……
スケーヤ・エレクトナイツ。
と言い続けて十年以上たってる気がする。
そうやあ、カンはコーネラ帝国の周りでしか動かせないって設定大昔になかった?
「No.1はあまりにカッコ良すぎたんでほうり出されたんだネ」
カイエンの飄々とした感じと、絶対的な強さが合わさった名台詞中の名台詞。
(なんじゃこの難しい質問)
日本て。
4巻。
静も好きなファティマですね。
リンスとの絡みが楽しみですね。
3159年。
いやさ、物心ついたときから「ボードは死に際に何言ったんだろうなあ」って思ってるんですよね?
気にならないわけないやん。
トリハロンかなあ。
いや、あの、その、
せめて、せめて、魔導大戦前半終わるまでは連載に集中していただけませんかねえ?
あの、本当、もう、その、寿命とか、あるやん……
「アイシャとアレクトーの星団のことがダンダンわかるラジオ」のDJCD。
アイシャは伊藤静さん、アレクトーはこやまきみこさんが良いと思います。
いやあの、作者のアレはちょっとごめんなさい。
結論から言うと、布屋で2メートル5600円の布を断れずに購入し、「あ、私マルチ商法とか笑えないな」と気付いただけの話です。
=====
変な宗教に勧誘されそうになったり、所謂「自己批判」をしかけられた分けではなく、相手はただ布を売ろうとしてきただけなのですが、それすら断れなかったことにショックを受けたので文字にすることで冷静になりたかったのと、
買いたくない布を買うに至るまでのプロセスがテレビやネットで読む「洗脳」のプロセスによく似ていると感じたので、同じような状況に立ったときに思い出して貰えればと思い、初めての増田投稿をしました。
ちなみに2メートル5600円は、布の値段としてはちょっと高いぐらい。
上を見ればキリが無いが、主婦が結構奮発して買うぐらいの物だろう。
布自体は悪い物では無いけれど高級品と言う分けでも無く、老夫婦が趣味でやっているようなお店なので、友達相手の商売ならまあそんなものかなって言う商品。
ただ私はその時その店で何かを買うつもりは無かったし、
お財布事情もその店の想定する顧客では無いと自覚したうえで、もしかしたら掘り出し物が見つかるかもって軽い気持ちで入った。
何度か入ったことがあるお店で、私を囲って最終的に布をレジまで持って行った店主のマダムも悪い人では無いのだと思う。
そう、相手は腰の曲がったお婆さんだった。
ピンクのツイードのジャケットに千鳥格子のスカートで、喋り方もちょっとハイカラなお婆さん。
店員も客もマダムも合わせて四人しか居なかった。みーんなお婆さん。
対して二十代の私が物理的に逃げることは簡単だった。
それなのに、2メートルの白い布を手にちょっと茫然としながら「自分は洗脳される側の人間かも」と恐怖した理由もそこにある。
私はメートル千円未満の安い布を探していた。
火急の用では無く、購入する店にも目星を付けていた。一週間後にはその店の近くを通るので、その時に買えば良いや、ぐらいの気楽さ。
件の店はタイトルでは「手芸屋」と書いたが細かいことを言うと布専門店で、最初は寄る予定も無かった。
私が用があったのは、同じ複合店内の百円均一だ。
と言うか、そもそも買い物をする予定もなかった。
100円均一だって、図書館に行ったら、休館日だったので、手持ち無沙汰になってしまい無理矢理作った用事だった。
ともかく入ってしまった複合店の中で、二店は同じフロアにあり、エレベーターを上って最初に目に入るのが例の布屋なのだ。
高級な布を見るのは楽しいし、時々端切れを買ったりして少し好きなお店だった。
そう言えば白い布探してたんだよな、もしかしてちょっと良いのが安くなってないかな。
ちらっと覗くと、白い布に「1000」の値札がついている。「2800」に打消し線が入っている上に、だ。
お得じゃん!
早速近づいて手にとってみて、がっかりした。
ベルベット素材だったのだ。
でもベルベットが千円なんてちょっとすごいな、冬だからかな、なんて触っていたら、見たことのある─一度レジで話をしたこともある─店主のお婆さんが話しかけてきた。
「良い布でしょう、ベルベットって言ってね、宝石の名前もついてるくらいで、良い布なのよ」
(ちなみに宝石の名前、がどこから来ているのかネットで軽く検索しただけでは分からなかった)
元々店員さんと話すのは苦手では無い。
手触りが気持ちいいですね、なんて言いながら、買うつもりが無いことを、次のように伝えた。
「でも私、スカートを作りたいんです。白い麻とか綿とか…これじゃちょっと違うかな。」
「スカート!良いじゃない。
タックを入れてこう…(手でストンと落とす)いうのも良いでしょう?」
耳が遠い分けでは無いのだが、お年寄りや若者それぞれにあるゾーンみたいなもので時間軸がちょっと違う。
その時その時の自分の世代が正常だと思ってしまうが、今は分かる、十代もちょっとおかしい。
二十代なんて全然若いと思っていたが、いざ突入してみると十代が怖い。
世代の違う人との会話を二人三脚に例えるなら、予期しないタイミングでブレーキをかけたりダッシュしたり、とにかく息が合わないことが多い。
勿論、他の世代からすれば私は「鈍くさい奴」「足の踏込が甘い」とか、いろいろあると思うけれど……
……脱線した。
とにかく、ちょっと話を聞いてもらえないことが分かったけれど、その時はまだ何とかなると思っていた。
勿論千円を超える布を買う気も無かった。
もう一度ビロードが想定と全く異なることを伝えると、マダムは違うコーナーに私を連れて行った。
黒い壁や間接照明とならんで布が飾られている、明らかに高額商品のコーナーだ。
白い綿や麻、混合を探していて、千円のビロードが予算に沿わないと伝えているのに、マダムが手に取るのは四千円五千円の柄物の布ばかり。
あれこれ話を広げていくマダムに、ちょっとやばいぞ、と気付き始める。
挙句に六千円の織物を手に取り、一万五千円が六千円になっている、これが一番お買い得だ、ちょっとそこ(鏡の前)に行って当ててみたらどう?とか言い出す。
もっと高い布もそのお店にはあるのだが、それまでマダムが手に取ったり指さしたりした中で一番高い布を「お買い得」と言って勧めてきた所に、マダムの狙いは親切では無く何かを買わせることにあったと思えてならない。
その後も再三「予算に合わない」と繰り返して、何とかその場を移動しても、相変わらず四千円五千円のコーナーをうろうろするマダムと、私。
この時私はへらへらしていて(癖なのだ)、
会話も
「綺麗ですねえ、見てると欲しくなるけど、高いなあ」
などと肯定から入っていたので、端から見たら購買に積極的な客に見えたかもしれない。
自分のこの態度にも、最終的に断りきれずに買ってしまった要因があると思う。
その後も「どこかの学生さん?」と聞いておいて、別段安いものを見せてくれるわけでもなく、こちらの予算も無視でとにかく買わせようとする。
何度か逃れられた、と思って安い生地のコーナー(一応キルトとか子供向けの柄物とかも置いてあった)(とは言え、そこに置いてある生地もセールになっていることは滅多にない。本当に、冷やかしと同然でとりあえず入ってみただけだった)に行こうとすると、一度は離れる。
けれどすぐに声をかけてきて、「これなんかどう?」と、また良いお値段のコーナーに引き戻され、結局安いコーナーには一歩も入れなかった。
マダムの言葉選びは、いっそ見習いたいところがたくさんあった。
「気安い布も見させて」と苦笑いする私に、三色並んだ布を指して「これなんかもねえ、お値打ちよ。」と百八十度違う言葉をかけてくる。
「へ?ええ、ああ、でもちょっと予算がね。」驚きつつも、なんとか会話を続けようとするのを遮って、
「ええっと、カーキかな。でもちょっと素材が…」
「ねえ、良い色よね。」
と、とにかく相手に選ばせるのだ。
選んだらそれを褒め、自分が手に取った商品は良いですね、と言わせるのだ。
こう言うときに「そのヒラヒラ下品で好きじゃないわ」なんて言おうものなら、「若い子にはそうかもね。じゃあ、こっちはどう?ツイードで大人っぽいわよ」と他の布を出したことだろう。それとも、フリルのついた他の布を持ってきたかもしれない。
実際、最後まで私の希望─白色、麻や綿、千円未満─に一つでも沿っているものを持ってくることは無かった。
そうして私が指差したカーキ色の布を手にすると、マダムはおもむろに言った。
「これにする?」
唐突なその言葉に、ちょっと血の気が引いた感覚が、この記事を打っている今も残っている。
散々「他の布も見るね」と言っては頷かれ引き戻され、一度も自分のみたい物を見ていない。
まだ私は物色すらしていないのに、しかもその布を聞かれたから褒めこそすれ、明確にあることを伝えている計画に照らし合わせる前から、何故、いきなり購入になるのか。
私がどんなスカートを作りたいかおばあさんは聞いてもいない。
しかも散々伝えている「どんな布が買いたいか」に、その布はかすってもいない。
上品なカーキがテカるシャンブレーを片手にレジに持っていこうとするおばあさんにそこはかとなく恐怖した。
この時「この人話が通じないんだ」と恐怖したのが、第一段階だと思う。
洗脳の段階だ。
はっきりノーと言ってその場を去れば良いじゃないか、と思う人もいるだろう。
出来なかったのか?と呆れられれば、私はその人の前では自分を恥じてしまうだろう。
実際、出来たと思う。
自分より弱いおばあさんだったから強く断れなかったのかもしれないし、
へらへらするのが身に付いていて、愛想の悪い態度をして誰彼構わず嫌われたくないと思ってしまうのが、私の悪い癖でもある。
それに、5600円だ。
数十万じゃない。
ハッキリ払えないと言うのが嫌だと言う、妙な虚栄心もあったと思う。
私は普段からまめに洋裁なんかをする人間では無く、知識も低いのに知ったかぶりをしてしまう所があって、この時もなんと言うか見栄を張ろうとしていた。なんとか取り繕って逃げようとしていた。
色々な要素が混ざり合って、最終的に、「向こう見てきますね」と言って逃げようとした私におばあさんが別の布を手にして
「もう、これにしましょうか」
に負けてしまった。
本当にこの時は怖かった。
今も、思い出すと怖い。
しゃがみこんで、泣きそうになりながら、それでもなんでか笑って、なんとか逃げようとあれこれ言ってみるけれど、「何メートル必要なの?」「二メートルです」と答えてしまい、二メートルだと言ったそばから「それならシャツもね、作りたくなるのよ。三メートルあれば足りるかな…ちょっと計算しましょうか」と言われ、「あの、スカートに二メートル必要なんです。シャツには足りませんよね」と言う声が震えそうになったのを抑えてしまった。
結局おばあさんはレジに立っていた店員さんに「三メートルね」と言うので「二メートル!二メートルでお願いします」と訂正しなければならず、最後まで話を聞いてくれなかった。(「これにしましょうか」と言って手にした布もグレーで、他に四色ある中からどれが良い?と言いながら、なぜか頑なにグレーを持っていこうとしていた。もしかしたらグレーが高かったのかもしれない。私は「自分で」白を選んだ。)
この時私は切られた布に申し訳なさすら感じて、一割引に「ありがとうございます」、それなのに(店側がカード会社に売り上げから何パーセントか手数料を支払わなければいけない)クレジットカードで支払ってしまってすいませんとまで言った。
これも、私の癖だ。
レジでも毎回「ありがとうございます」と言い、車の前を通るときは例え相手が無理に横断歩道に乗り込んでいても反射的に頭を下げてしまい後で一人で勝手に悔しくなったりする。
悪いことではないと言ってくれる人もいるだろう。
けれど、今回ばかりはそうは思えなかった。
この癖も、悪徳商法などの洗脳にかかりやすくなる要素の一つだと自覚したからだ。
ここからは、どうして自分が「洗脳されやすい人間」だと自覚したのか、書いていきます。
1.まず一つに、最後まで─そして今でも─私は「断ろうと思えば断れた」と思っていること。
これは、「断ろうと思えば断れた」のに断らず、「自分で選択した」のだから、決断した「自分が悪い」と言う結論を引っ張ってきます。
自己評価が最低になり、何もかも自分が悪いと思い込むと、「被害を受けた」という判断も下せなくなってしまいます。
今回、私の相手は腰の曲がったおばあさんでした。
先にも書いた通り、逃げようと思えば方法はいくらでもあったのです。
それに、5600円も「被害」と言うには大げさな額に感じられます。
何より、私には支払い能力があったのです。これで生活がおろそかになるわけではありません。
これぐらいなら「仕方ないか」と思える「被害」と、「自分が決めたこと」は自分で責任を負わなければならないと言う負い目から来る「自分が悪い」という自己否定。
この二つのせいで、私は(こんな記事を書いておいて何ですが)おばあさんを悪役に出来なくなります。
「買いたくないものを買ったと嘆いているけれど、相手はおばあさんだったんでしょう?無理やり拘束されたり脅迫された分けでもないのに、大げさだよ。人のせいにしてるだけでしょ」
「本当に買いたくないなら、走って逃げればよかったんだ」
「他にも買わないために出来ることはいくらでもある」
「結局、本気で嫌だったわけじゃないんだよ」
今回は布で済みましたが、これが悪徳商法だったらどうでしょう。
額もそんなに高くありません。
あなたが参加した企業家のためのセミナーやIT系によくある「仕事を効率よくこなすための三つのフロー要点」のような、ネットの有名人の講演会で、パソコンを使った遠隔講義に誘われるかもしれません。
日用品なら、高くても数万、遠隔講義なら物理的に囲いこまれるわけでもなく、いつでも逃げられる。
契約しなきゃ帰ってくれそうに無くて怖いし、よく聞く何百万の詐欺事件よりはマシかな、と契約してしまうかもしれません。
けれど、一度契約してしまえば最後、自分を責める後悔が始まります。
今回のことで痛感したのは、「詐欺は金額ではない」と言うことです。(詐欺とまで言ってごめんね、マダム。もう二度と行かないから許してほしい)
あんなにテレビやネットで詐欺や洗脳のニュースを見聞きしていながら、「騙された」ことが辛いのです。
マルチ商法は、買わせた相手のこの気持ちの隙間につけ入り、「元が取れるよ」と売る側に回して「被害者」を「加害者」に変える悪徳商法です。
傷付いた自尊心を補おうためにしたことが、加害者になることでさらに傷付き、負の連鎖を引き起こすことになってしまうのです。
話は戻りますが、先に書いたように、「恐怖」が洗脳の第一段階ではないでしょうか。
相手に話が通じない、もしくは暴力の可能性を示唆されることで、自分が無力だと感じる。
そうなると、なるべく穏便に逃げたいと考えるようになります。まだ逃げたい・この場には居たくないと考えます。
しかし、拒否できなかった自己嫌悪から自分を責めることになり、自信を無くしてしまう。
2.次に、結局「ノー」と言えなかったことだ。
これに尽きるけれど、こんなにショックを受ける程買いたく無い物に、「ノー」と言えなかった奴が是が非でも自分たちの住む沼に引きずり込もうとしているマルチ商法や洗脳を拒否できる分けねーべ。
これは一日経った今もちょっと泣きそうなぐらいショックだった。
まず、店員さんに押し切られて買うと言う経験が無かった。ファースト。奪われた。
それまで店員さんって言うのはひたすら褒めてくれるのをスルーすれば着合わせを一緒に考えてくれたりするちょっと気分良くしてくれる人だと言う認識で、お仕事だから失礼なこともしないし、怖いなんて思ったことも無かった。
けれどマダムは違ったのだ。
考える隙を与えずにガンガン来られたら、そりゃパニックにもなる。
「ごゆっくりどうぞ~」
は、あくまで相手の気遣いで、彼等が売るのは商品そのものでは無くて「豊かな生活」「楽しい買い物の時間」でもあったりするからだ。
お店で気分を害して買い物をしても、悪評が広まれば客も減り、商品も売れなくなる。そんな方法を取ってまで売る物では無く、「ちょっと考えてみます」と言った客は接客を止めるラインでもあったりするからだ。
あの手この手で私たちの思考能力を奪い、言いなりにすることが目的だから。
そこに来て店員さんや通りすがりの人の前ですら「物分りの良い振り」をしたがる私の性格。
「卒なくこなしている」ように見られたい見栄があって、無愛想な態度を取ったりして働く人に敬意を払っていないとかマナーを知らないとか、軽蔑されたくないと思ってしまうのだ。
マダムは私の話を一切聞いてくれなかったのに、いちいち声に振り返り、返事をし、話を聞いてくれない人の話を聞いて何とか会話しようとする私は、そりゃ良い鴨だ。
向こうはこちらの話など聞いていない。
考える時間も与えられず、パニックになり情報が遮断されて追い込まれた中で、頷くしか選択肢が無いと思い込んでしまう。
マダムは悪い人では無いと思う。
半分は天然で、半分は故意だっただろうけれど、それも悪意からでは無く、引き際を知らない人だったのだと思う。
比べるのは嫌だけれど、私の祖母も私の話を聞かない。
一緒に料理店に行くと、いくら私が要らない、食べられないと泣きそうになりながら断っても、自分が子供時代のひもじい思いをした辛さから良かれとどんどん料理を注文し、挙句自分が食べられなかった分を私に「食べれるでしょう」と差し出す。
今はもう必死に粘ることを覚えたが、中学生のころはガチ泣きをしながらご飯を食べたことも、何度かある。祖母は私が泣いていても、見えていないのか全く悪気が無く「食べれるって」と言う。
あっ、こりゃダメだ…。
また脱線した…。
もういい、なんだか書けば書く程自信が無くなって行く…強く生きていきたい…。
…えっと、それで、結局「マダムも悪い人じゃない」と思っている時点で、私は相手を完全に否定して切り離すことが出来ていない。
これが信用していた友人だったらどうだろう。
もう立ち直れない…。
長々と書いておいて、とりとめもなく終わってしまい申し訳ないです。
失ったのはたかだか五千円ですが、受けたショックは一日引きずって消えませんでした。
このショック和らげるため、自分のために一気に書いたので、矛盾やほつれがいくつかあるかもしれません。すいません。
タイトルで「洗脳」とまで書いたのに、結局洗脳された分けでも無く、マルチ商法に怯える妄想に始終し「洗脳」って何ぞや、と思った方もいるかもしれません。
私も簡単に「洗脳」について引用を載せた方がこの記事も書きやすいかな、と洗脳の手順とかを検索してみたのですが、「洗脳はこうしてできる!」「洗脳は簡単に見破れる!」みたいなあんまり仰々しく強気の記事が多くて「どっこいどっこいだな…」と疲れてしまいました。
おススメはテレビ番組「しくじり先生」の辺見マリさん回です。あれ分かりやすかったよね。
この記事を読んでちょっとでも感じた恐怖を追体験し、「もしかしたら私もそういう所あるかも」等と自衛の一助になれば幸いです。
それでは。
日本のビートルズは誰か、という質問にリットーミュージックの社長が「フリッパーズ・ギターだ」と確言したというニュースを見たことがある。発表した曲群に駄作が1曲もない、というのがその理由だったと思うが、実は俺もそう思う。無論フリッパーズが「バンド」なのかと言われると躊躇するところがない訳ではないが、俺の主観でも、彼らの作品には駄作がない。アルバムたった3枚で解散しちゃったけど。
しかし再度「日本のビートルズは誰か」という、どうでもいい人にとっては本当にどうでもいい質問に立ち返ってみると、リットーミュージックの社長さんは重要な観点に触れていないことに気づく。音楽のクオリティ、これはもちろん重要だが、実はビートルズをビートルズたらしめているのは、4人のキャラ立ちの凄さだ。ジョン・ポール・ジョージ・リンゴ、という4人の住み分け具合は見事だ。
例えば、ビートルズより格好いいバンドというのはいる。俺にとってはザ・クラッシュだ。特にジョー・ミック・ポールの3人が革パンで立った時の格好よさは異常。或いはビートルズより演奏が上手いバンドというのも結構いるだろう。レッド・ツェッペリンを始めとするハードロック勢やヘビメタなんかにうようよいそうだが、俺の好みでもザ・ポリスは上手かった。さらに、ビートルズより芸術的なバンドというのもいただろう。ピンク・フロイドなんかのプログレ連中もそうだろうし、最近ではレディオヘッドなんかもそれっぽいが、ブライアン・ウィルソンが神がかっていた時のビーチ・ボーイズは、俺の感覚ではビートルズよりも真に美的だったと思う。前衛的、と言い換えてもベルベット・アンダーグラウンドやフランク・ザッパがいる。ビートルズよりノれるバンド、などと言ったらそこかしこで手が挙がりそうだし、ビートルズより現代的なバンドは、という問いには答える必要もないぐらいだ。(余談だがローリング・ストーンズは実に興味深い立ち位置にいることに気づいた。いずれ考えてみよう)
ここで「しかしビートルズほどメンバーがキャラ立ちしているバンドはいない。その意味で真の日本のビートルズははっぴいえんどやYMOなのだ」なんて阿呆なことを書こうと思ってたのだが、もっと重要なことに気づいた。結局ほとんどのロックバンドがビートルズの影響を受けているのだ。格好よさや上手さや芸術性など、どの特性においてもビートルズを上回るバンドは現れたのだろうが、ビートルズほど人々の支持を得て、生活様式(a way of life)に広く深く影響を与えたバンドはいない。
例えばアメリカ人ならニルバーナは凄いとか、イギリス人ならザ・スミスは素晴らしいとか、ヘビメタ好きならメタリカは偉大だとか、ヒップホップ好きならATCQは完璧だとか、歴史家ならバディ・ホリー&ザ・クリケッツの先進性はどうなんだとか、それこそカウント・ベイシー楽団は、とかそういう話にもなりそうだが、とにかくそれらを一掃できるのが「だってビートルズほど影響与えてないんじゃん?」という一言だ。
まあだから、結局ビートルズが凄い理由は、その影響力だよね。訴求力と言い換えてもいいかも。ポールのメロディアスな名曲群はアジアを中心にいまだに根強い人気があるし、ジョンの野太い傑作群に対しては皮肉屋のイギリス人もいまだに評価せざるを得ない。そして多分3日後に世界中で同時発売される全作品のリマスター盤も売れるのでしょう。この人気・影響力がいつまで続くのかは、神のみぞ知るということだろうが、2009年9月の時点でビートルズより影響力を持ったバンドは出ていない。
ちなみに以上の話はあくまでバンドの話。影響力の話を持ち出すならバンドに限る必要はあまりない気もする。アメリカ人ならエルヴィスの影響力は強大だと言いたいだろうし、少なくともビートルズはボブ・ディランより影響力があったという結論に素直にうなづいてはくれないだろう。個人的には、それでもビートルズはその両者より影響力を持ったと思っているが、じゃあJ.S.バッハはどうなんだと言われたら平伏するしかない。
しかしバンドと、アーティスト個人とは、何かが違うのだ。もしかするとこの違いに同意してくれる人でないと、俺の考えるビートルズの本当の凄さは共有できないのかも知れない。何が違うのかと考えてみると(考えるものでもないのかも知れないが)、結局は最初に話した4人のキャラ立ちとか、そういう話になる気がする。ジョンのソロである「イマジン」と、ポール中心とはいえ4人のバンドで作った「ヘイ・ジュード」のあいだに決定的な差異を見るのは、もしかしたら単なる思い込みかも知れない。メンバーの人生のストーリーに比重を置いたロマンティックすぎる見方なのかも知れない。
それでも、一人のソロ・アーティストが助っ人を雇って作った作品と、たとえ名義上であれ、複数のアーティストが協働して作り上げた作品を同質のものだとは考えたくない。ビートルズはキャラ立ちしたソロ・アーティストが、ひとつの曲に対して、自らのアイデアをぶつけ合って作品を作り上げていくタイプのアーティストだった。本人たちの言葉によれば、スタジオでのアイデアは誰が提案したものであれ全く公平に扱われ、有効なものであれば必ず採用されたという。特に後期、そして特にジョンとポールの間ではアイデアの競争のような状態になっていたようだ。
アップルやEMIの企画次第ではあるが、将来、ビートルズの人気が落ちることもありえるだろう。しかし音楽好きの間では、彼らの音楽は愛され続ける気がする。その理由が結局、ビートルズの何が凄かったかという問いに対して、自分が最も満足できる答えでもある。つまり、曲から聞き取れるアイデアの豊かさが半端じゃない、ということだ。ビートルズは結局、アイデアが凄い。