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はてなキーワード: スーパー銭湯とは

2024-11-15

スーパー銭湯が大好き

スーパー銭湯ってほんと楽しいよな。

入った瞬間のあの温かい湯気の感触、最高だと思う。

とりあえず掛け湯はちょっとだけ茶々ッてやって、すぐに大きい湯船に飛び込むのが俺のスタイル

深呼吸しながら「ふぅ〜っ」って声が出るのも気持ち良すぎて自然にやっちゃう

湯船の中では手とか足を延ばしてストレッチしたり、のんびり動いたりするのが好き。

サウナにも行くけど、汗がめっちゃ出るから長目に入って、その後は冷たい水風呂に勢い良く飛び込むのが最高。バシャバシャ水を触ったり、思い切り浸かったりしてると生き帰る感じがする。

湯船では友達と喋りながら永く浸かって笑ったり、リラックスする時間満喫してる。

休憩スペースではマッサージシートに足を延ばしてスマホを弄ったり仮眠したりするのが一番落ちつくんだ。

でもさ、この間は風呂上がりに楽しみにしてた御飯微妙テンション下がった。名物唐揚げ定食頼んだら、衣がベチャっとして冷たいし、肉もバサバサ全然美味しくなくてさ。

御飯も硬いし味噌汁も緩いし、友達と「この料理酷くない?」って大きな声で聞こえるように言ってやったわ。親切だろ?

風呂は最高だったのに、最後がこれだと残念すぎなんで、次はもう食堂行かずに、セブンティーンアイスで済ませようかって思ってる。セブンティーンアイスならハズレはないからな

2024-11-05

自分限界効用逓減の法則を見つける

限界効用逓減の法則

自分がなにかを消費するとき、その量が増えるにつれて、得られる満足度が落ちていくという法則

ビールは1杯目が一番うまくて、2杯目以降は満足度が下がっていくのが一番わかりやすい例

まり、同じことを繰り返し行うと飽きて満足度が下がる。


自分限界効用逓減の法則を見つける】

自分限界効用逓減の基準を見つけておくのがいい気がする。

それは金額だけじゃなくて得られるサービスを含めて。


例えば、宿泊場合

・寝れたらなんでもいいのか

・ベッドで寝たいのか

食事が付いているのがいいのか

など、どれがクリアされていたらあとは放棄してもいいのかで探すホテルジャンルや、スーパー銭湯などの選択肢が決まってくる。


自分風俗ジャンルではオナクラチャイエス、メンエスあたりが満足度が高いことが分かった。

費用的には90分で2万円行かないくらい。

ソープとかヘルスとかも言ってたが、別にヤリたいのが優先順位高くないなぁと

性処理できたら出す方法はそこまでこだわらなくてもいいんだなぁとか気づけてくる。


食事に関しては、ケーキとかパンとかは専門店で買うようにしている

その道の専門でやってきた人が作ったものと、スーパーコンビニで売られているもの金額差が小さいので、

そんな大金を出さずにプロ技術に触れられるのがお得だなと思っているから。

寿司とかは回転寿司プロ寿司金額差が大きいので、別に回転寿司で満足できるしそれでいいかなとか。


とにかく、お金時間が有限なので自分が一番楽しいと感じることが何なのか理解して、

そこにリソースを集中投下して幸福度を上げることに努めたい。

2024-11-01

清掃系の作業員をやってるんだけど、今日お客さん先で作業が終わった後、お礼として1万円もらえた!(お給料とは別)

これは嬉しい。

自由に使える1万円は久しぶりだ。なにしよっかなって迷っててウキウキが止まらない。

有意義な使い方があったら教えてほしい!

今のところ一番の候補は次の休みの日にスーパー銭湯で贅沢に過ごすこと!

2024-10-29

裸になるのって恥ずかしい?

アラサーの男増田だが、皆に聞きたい。

異性や同性の前で裸になるのって恥ずかしいか

 

異性の場合性交渉の時に脱ぐのも恥ずかしくないし、スーパー銭湯の脱衣所で女性従業員がうろうろしていてもなんとも思わない(若干の嫌悪感はある)。同性という点なら男同士で温泉サウナに行くこともある。いじめとか泥酔して自分だけ脱がされるってのは論外だな。

 

 

思い返せばいつから恥ずかしくなくなったのだろう。

 

異性に対しては、10歳を前に母親風呂に入るのは無くなったと思うし、その後、10年余り自分の裸を異性に晒す機会は無かった。それなりの歳でそれなりのお付き合いをしたが、その時は既に異性に対して見せることは恥ずかしいとは思わなかったな。

 

同性に対しては、やはり思春期ごろから恥ずかしいと思うようになった気がするが、それも一時的であり、大学ぐらいでは普通に合宿とかしていたような気がする。

 

女性男性よりも恥じらいがあるというが、歴代彼女は概ね「恥じらってるフリ」だと言っていた。事実、一度でも関係を持つと、部屋の中では常に半裸でうろうろするような奴もいたし。

 

 

昨今、検査入院で3日ほど、医者看護師の前で服を脱いだり着たりが続いていたので、なんとなく恥について考えたことを書き殴ってみた。

2024-10-25

土日の朝7時位から行ける良い感じのインドア系の場所ない?

東京在住。

5時起きして、松屋マックかどこかで食べたついでに、どこか行って充実した休日朝を過ごしたいんだけど、

ろくに店開いてない……

本屋とか開くの9時とか10時とかだし、博物館美術館もそんな感じだし、映画館も同じくらいだし、ゲーセン10時。

高尾山江の島鎌倉結構行ったし、歩くのは良いけど山に行きたいほどアウトドア好きってわけでもない。

スーパー銭湯は探せばあるが、朝から長風呂というのは、時間無駄にしてる感が半端なくて気が進まない。長湯すると1日ダルくなりかねないし。

カフェも気の利いた所は11時とか。

ワークマンは開いてるけど長居するような店でもないしなあ。

ドトールでも行って本読む位しか出来ないのか……

2024-10-21

anond:20241021212457

5000円では流石に泊まれなくない?快活クラブスーパー銭湯ならギリいけるかもだけど

2024-10-05

anond:20241005212109

刺青も昔は隠してもダメだし隠しシールメジャーじゃなかった

でも最近は隠しシールスーパー銭湯で売られてるし

しかしたら刺青も解禁になる日が来るかも

それと同じように未就学児であれ異性親と風呂犯罪の国も多いから変わる日が来るかもね

男児なんて、8歳くらいにならなきゃ物心なんて付かない。それを5~6歳でも性的な目で見ると思う女性は、無知経験無さ過ぎ。

男児母親は我が子を守るために堂々としてろ。育児経験のない女性の目を気にする事ない。社会性が無く我儘なだけ。

もう…社会風紀を若い女性中心にするの止めない?

若い夫婦を中心にしないから、こういう異常なポスト賞賛が集まるんだよ。女の我儘は、過ぎてしまえば別の我儘になるだけ。

どうしても嫌なら、独身女性しか入れない会員制のスーパー銭湯でも作れば良い。庶民の娯楽に過度のサービス要求するな

女湯に男児の件

スーパー銭湯ヘビーユーザー女性です。

正直、女湯に入ってくる男児嫌すぎワロタwwww

女性スペースなのに(年齢は置いといても)なんでオスがいんの…?という気持ちがとても強い。スーパー銭湯に週2くらいで行くのでいろんな男児見てしまう機会あるからこそわかるけど、女体ジロジロ見てるガキ全然いるからね。ほんとキッショい。

プライベートゾーン教育って必要だよねっていう価値観になりつつあるこの令和に、女湯に男児入れてる親ってかなりの確率で躾がなってないのでマナーもまあ最悪。いわゆるヤンキーとかDQNとかではなく、眼鏡かけてて地味でおとなしそうな親ほど子供を叱らないし見てない。なんか「もって」そうな親も一定数いる。

なんでこんな男児見てるかって?

不快ものほど目に入るんだよな。幼稚園児くらいの男の子なんてババアの体なんか性的な目で見ないでーすwwwwって女体をお持ちじゃない奴ほど言うんだけどさ、自分の体じゃなく児童学生女の子の体目で追ってるの見るのも超不快なんだよ。同意ある関係じゃない第三者の異性の身体を視姦するのって全然アウトでしょ。まあこの感覚って、韓国話題になってた知人の性的ディープフェイクつくるやつって別に本人が直接被害あってないか問題ないだろって思う人間が多い時点で伝わんないよね。

スーパー銭湯好きだから我慢したくないので家族風呂には入りませーん!!!女性の無害性に男児フリーライドし続けるの本当無理ー!!!!早く法改正しよーねー!!!

銭湯スーパー銭湯行くの趣味なんやけど

女湯で男児たことまだないのよね

実際に見かけたらギョッとはするかもしれんなぁ

2024-10-04

anond:20241004113909

ごめんよく読めてなかった。

自分の子供が、普段やんちゃなことをしてしまうか そうでないかが一番大きいのではないかな。

 

あとスーパー銭湯場合は、お風呂って複数ない?

他のお風呂にはお客さんがいても、自分子供がいるお風呂に誰も入っていない場合、目を離していなくてもくつろぎやすいし それが短時間でもだいぶ違うと思う。

広いお風呂に他のお客さん1〜2人でも、距離が離れていてバタ足してしまったり騒いで水を飛ばす子供でなければ、くつろげる場合も多いのでは。

anond:20241004113342

私女だけど5~6歳の子が女湯に居ても全く不快じゃない

「お母さん大変だなぁ」くらい

"子連れ満員電車乗んな!タクシー使え!"

"異性の子供連れてスーパー銭湯くんな!家の風呂入っとけ!"

え?今って子連れ人権剥奪キャンペーン中なん?

anond:20241004112448

大人としては男児がいてもそんなに気にする事はないが、女児の時は同い年くらいの男児がいることがめちゃくちゃ嫌だった

嫌で風呂誘われても拒否たから親を困らせることもあったし、家族スーパー銭湯行く機会が失われてるんだよね

本来女湯にいるべきではない男という属性がいるせいで

女湯にいる男児には決定権が無かったり、何も考えてなかったり、子供にそこまで考えてどっちの親に着いてくか決めろというのは酷なので親の責任

同様に男児で父もいるが母と毎回入らされて、同い年くらいの女児がいて恥ずかしくて本当はずっと嫌だったという投稿も見たので、子供のことを考えると自分性別風呂に入れさせるのが良いと思う

anond:20241004110318

私は娘をスーパー銭湯に連れて行ってるけど

体洗う工程終えたら、母親ちょっとゆっくり風呂浸かれるんだよ。

子供ヤンチャでなきゃ、だけど。

シングルのお母さんはただでさえ毎日忙しいし、精神身体的に体調崩したら自己責任なんだから

年長で連れていっているわけでもないのに、そんなに責めるのはどうかなと思う。

 

ちなみに娘には未就学の男児が時々いるのを嫌か何回か聞いているけど

気にならないと言うので連れて行ってます

anond:20241004110805

うーん、男性って5、6の子供の頃から生きづらいのね…

スーパー銭湯いくなは暴論かな

シングルで育てている人もいるだろうし、お風呂がこわれた家庭もあるだろうし。。5、6歳の子1人で入らせるのは危険だしね。。

シンママの子どもと一緒のちょっとした娯楽だったり、家の風呂調子が悪くてやむを得ずだったりって事も想定出来るわけで。

あと、歳の近い兄弟だと夫婦で分担してたりな。

そういう人間スーパー銭湯来んなってか

2024-09-22

暇な休日ラーメン食うためだけに電車乗って東京行ったり、スーパー銭湯行ってサウナ入った後に休憩スペースで漫画読んだり、自分がどんどんしょーもないおっさんになっていってる気がする

2024-09-10

anond:20240910000940

パターンでいくと、クーポンがしょぼくなる、

クーポン全然でなくなる。

毎年恒例のキャンペーンもやらなくなる。

遂には値上げ。

儲かって仕方ないみたい。近所のスーパー銭湯

もう、値引きもキャンペーンも無くて、値上げは2回もしたのに平日でも駐車場満車。

2024-09-07

新しいキャンパスがすげえ立派だった

大学時代、俺の行ってた学部ひとつだけ独立したキャンパスを持っていた もともと別大学だったのが統合されたので、前大学キャンパスをそのまま使っていた感じだ

キャンパスがある場所はまあ山で、「何もない山奥」というにはそれなりにものがあるんだけど、しかし他の街中にあるキャンパスと比べるとかなり見劣りする立地だった

そこは彩都という街で、彩都バブル時代ガンガン山を切り拓いて計画都市高級住宅街をやるぞー!つって途中まで景気良くやってたんだけど、バブル崩壊かなんかで計画がオシャカになってしまって、全てが途中で投げ出された……みたいなストーリーを持っていた これは俺が人から聞いた話を適当脳内補完したものなので、全然間違っている可能性アリ

背景はとにかく実際のところ、彩都はでかいマンションやいい感じの住宅街がフツっと途切れて途中からただ切り拓かれただけの更地になり、更地の先は切り拓かれてすらいない山となる、という、独特の景観を持っていた

そんでキャンパスのまわり、徒歩でフラッといける圏内に安いチェーン店とかはなく、歓楽街みたいなものも当然なく、交通手段モノレール(割高)がメインなので行きにくい、というような感じで、とにかく隔絶された雰囲気があった

講義が少ない日にキャンパスのまわりをフラフラ散歩してみたりすると、もう全然人とすれ違わなくて、道は広くて綺麗、マンションデカい、気軽に入れるウェルカム雰囲気の店は全然ない、というので、なんつうのかな、知らんけど共産圏みたいというか、そういう独特の孤独感っていうんですかね、ソリチュード、そういうものがあったように思う

あっでも、在学中にでっけえディスカウントスーパーができて、そこはちょっとウェルカム感あったな いや、無かった気もする 売ってるものが全部デカくて、店内通路も妙に広くて、冷房がムチャクチャ効いてて激寒、ずっとオリジナルコマーシャルソングが流れている、という空間だった

やっぱあの街って"そう"だったわ デカく、孤高 そういう雰囲気があって、それは実のところ好ましかった

そう、好ましかったんですよ

 

で、それはそれとしてですよ、この前久しぶりに大学の近くに行ってですよ、ちょうど俺が卒業したくらいに移転したという、新しいキャンパスを覗いてみたわけですよ

すげえ立派だったんだよなあ

まず、なにやら大規模な都市計画が動いたってハナシで、中心市街地から伸びていた電車の線を二駅ぶんくらい延伸して、その駅に直結する形でキャンパスが設けられているわけよ

安い・早い電車で、駅直結でいける場所にある これはデカ

そんでなんか、大学ってだけではなくて市民交流の場も兼ねよう、みたいな構想があったらしくて、図書館なんかが市民図書館大学図書館を合体させたオシャレな感じの建物になっている

ハワイアンカフェなんてものが入ってんだぜ 図書館

俺たちの時代には図書館には当然なにも入ってなかったし、そもそもキャンパス内にあるのは最低限の機能を備えた学食だけだった(ササミチーズカツはマジで美味かったですけどね)

大衆迎合たからといって専門性も損なわれていない感じだった 1階は広く読みやすい本が集められてて、3階とか4階に行くと誰が読むねんって感じの本の集合になっていた まったく悪くなかった 自習室とかワーキングスペースみたいなのもあって、全体的にカッコよかった

まあ実際、よく考えると俺たちの時代図書館にもそういうのはあった気がするんだけど、根本的な機能が同じでも、古く薄暗い場所にあるものと新しく明るい場所にあるものでは、後者の方がイケて見えるわけじゃないですか

そういうことなんですよね

そんでこれはまあ偶然なんだろうけど、キャンパスに隣接するところに酒メインのスーパーとか揚げたて天ぷらのチェーンとかそういうものがある

俺が大学時代、わざわざ地図を見ながらバスに乗って来て、天ぷらを食って酒スーパーを覗いて帰ったあのコースが、キャンパスに隣接している

キャンパス建物自体もなんかよくわかんねえ網目状の構造物がついてたり、ガラス張りっぽい感じだったりしてカッコいい

直結する駅は地下(?)にあって、そこまで降りるエスカレーターが長くてアイコニックだ 駅構内キューバサンドを売ってたり、謎のアーティストジャズみたいなのを演奏していたりもした

なんというか、体験密度が違いそうだった

俺は彩都が好きだったし、空きコマに巨大ディスカウントスーパーに走って100円のタコ焼きを買って、ボロボロの部室でひとりそれを食うのはかなり良い体験だったと素直に思っている

いっぽうで、あの新しいキャンパス大学時代を過ごしていたら、俺はもっと文化的な4年間を過ごせていたんじゃないか?という思いも捨てきれない

あのわかりやすくカッコいい図書館にだったらもう少し通ってたかもしれん 天ぷらを常食していたかもしれん スーパー銭湯の常連になってたかもしれん

キャンパスを出て散歩すっぞ!と思って外に出る道を歩いてたら「マムシに注意」って書いてある看板が立ってて心底ビビったり、キャンパスの裏にある山を登ってそこにある公園トイレに入ったらカマドウマみてえな虫がメチャクチャ死んでたり、ああい体験も確かに悪くはなかった リトアニア語の集中講義を受けるなら、ああい孤立した場所で受けるほうがより没入感が出てよかったと思う

悪くはなかった一方で、あと何年か遅く生まれていたら、あるいはもっとアーバンキャンパスライフを送ることもできていたのかも、と思うと、少し悔しかったりするわけですよ

人生ってそういうもんですよね

 

2024-08-30

anond:20240830223237

行きつけのスーパー銭湯は水風呂二種類あって、20度とサウナ前にある18度。

20度の方は入れるし、子供達がプールみたいな感じでたくさん居るんだけど、18度は誰も入ってないし、たまに足突っ込んだ子供がキャー冷たい!!とか騒いだりサウナから出て来た人が少しはいったりくらい。

そんな感じで、18度は無理だけど20度なら入れる。

近づいてるんだかなんだかよくわかんない台風

矢のような雨が降ったと思ったらスンと止んだり、けれどぬったりとした湿気がまとわりつく8月締め日の金曜。

今日は朝9時から人生であまり経験することがないハリソン世界住宅ローン契約)に足を踏み入れてきて、246は地面師も溺れるような冠水してるし、仕事ではなんかみんな余裕ないのかな、みたいな塩対応やら激おこされるし、カーテンも無いし花を入れる花瓶もないか港町スーパー銭湯にやってきた。

デカい湯船に浸かってサウナに一回だけ入って、マッサージ意識飛ばしてやってきましたお食事処。

公共私的空間グレーゾーンスーファミゼルダみたいに何台もの配膳猫がぐるぐると哨戒するエリアを潜り抜けて着席注文。

グラスもよく冷えた生ビールを「油淋鶏ソースの冷やしトマト」を舐めながらいただいていると、隣の席に初老の男女と、直毛がそのまま伸びた芝刈りくん13日目くらいの朴訥とした青年の3人グループがやってきた。

それにしても油淋鶏ソースってなんなんだ。油淋鶏主体たる揚げ鶏は不在だけどこれアレだ。油淋鶏の肉抜きだ。玉ねぎサラダポン酢薬味がかかったものを「オニオンスライスの鰹のたたきソース」として提供してるようなものか。マーケティングだ。

隣席の芝刈り青年のはだけた作務衣の胸元からは青々とした光進丸がセイルオンしており、Kちゃん、と母親らしき女性から呼ばれていた。

Kちゃんはその世話の焼かれ方や呼びかけに「僕はチーズに目がないです」と目を合わせずに繰り返している様からちょっとしたハンディキャップを抱えている御仁のようだった。

かいに座った父親らしき男性女性からMさん」と呼ばれており、どうやらこの3人グループ血縁関係ではないようだ。

飲み屋ママとハンディキャップを持った息子、と常連さん、といった関係性なのか、何も考えずにはたから見たら3人家族の睦まじい団欒に見えたがどうやらちょっとイレギュラーな店外デートのようだった。

車で来ているため風呂上がりにビールを浴びたいであろうところを小瓶のノンアルコールビール乾杯するMさんママさん。その横でアツアツのチーズ揚げを手づかみで食べ嗜められるKちゃん

Mさん握り寿司を「食べたいです」と屈託なくおねだりするKちゃん。キレてるのか照れ隠しなのか「いいよいいよ!もう全部食えよ!」とMさん。「ちゃんとごちそうさまを言うんだよ」と訓告するママさん。KちゃんMさんは浴室で男2人きりでどのような会話を交わしたんだろうか。盛りそば握り寿司セットや韓国冷麺やよくばり天丼デザートを注文するたびにスキャンされるMさんリストバンドうまいな、とポツリと呟くMさん。きょとん、としているKちゃん。その景色を横目に見ながら、私は単品650円生搾りレモンサワーの3杯目のレモンを絞りながら、「飲み放題1800円なら単品にしなければよかった」と愁嘆した。

2024-08-11

増田さんですよね?

ある人から聞いた話です。

品川駅21時43分発の急行。その人は金曜の夜いつもそれに乗って帰っていたらしいです。

それで、その日も駅前の大きな横断歩道信号が変わるのを待っていたんです。

飲みに繰り出す会社員グループホテルに向かう外国人、塾帰りの子どもたち。

対岸の歩道に見えるそういう人達の中に、一人だけ目立つ女がいたらしいんです。

ただ、具体的に何がおかしかったと言うのは難しく、

焦げ茶に染めたボブヘアや服装肩に下げたブランド物のバッグそれぞれの、

微妙なシルエットや質感の組み合わせが、なにか絶妙にチグハグな印象を受けたとか。

田舎から出てきた垢抜けない女”

その人はそう思うことにして、しかしなぜか引き寄せられる視線を前に向けるよう意識しながら、

一斉に動き出す人並みに合わせて、青に変わった横断歩道渡り始めました。

「あの…増田さんですよね?」

その声を後ろに聞いたのは、ちょうど中央を過ぎたあたりでした。

無論、その人は増田という名前ではありません。

ですが、カクテルパーティ効果というやつでしょうか、それが明らかに自分に向けて発せられた声であることは分かったそうです。

振り返るとそこにいたのは先程の女。

大体1mほど離れた位置で、向こうもこちらを見ています。満面の笑みで。

知り合いかと思って必死に思い出そうとしました。しかし全く覚えがありません。

しろよく見るほどに肌の質感や服の皺に至るまで言い様のない気味悪さを感じ、とっさに目を背けてしまったんだそうです。

目線を戻すと、もうその女は遠ざかっていました。

点滅する信号機に人並みから取り残されたことに気付き、慌てて横断歩道渡り終えて振り返ると、女はさっきまで自分が立っていたあたりの人混みへ去っていったそうです。

…まあ話を聞くだけでは、ただの人間違いだったんじゃないの?って印象ですが、

その人が言うには人混みの中へ見えなくなっていく女の姿というのも、輪郭が揺らめいて人々や建物の中に溶けていくような…そんな奇妙な印象だったそうで、

うその次からは早めに帰るか、逆に時間を潰して遅い電車に乗るかというくらい怖がっていたみたいです。

それでその後女を見かけることはなかったそうなのですが、問題はそこからでした。

休日スーパー銭湯へ行くためにバスに乗ったその人は、目的バス停に着く直前に声をかけられました。

そう、「増田さんですよね?」と。

とっさに乗客確認しようとしましたが、運転手から離れてくださーいとアナウンス

バスが停まったのに扉の近くに立っていたためセンサー作動していたのです。

慌てて立ち位置を直して降りると、バスはすぐに出ていてしまい、声の主は分からずじまいでした。

それだけではありません。

家電量販店入口で、繁華街の往来で、帰省した地元道の駅で、さらには旅行で行ったミュンヘンナイトクラブで、

時にはハッキリと特定人物から、時にはどこからともなく、「増田さんですよね?」と声をかけられたというのです。

しかし、姿が見えたその声の主追おうとしても、いつもすぐに人混みへと”溶け消えて”しまう…

その話を新宿の某メキシコ料理店のボックス席で聞かされた私はどう答えていいかからず、

冗談めかして心療内科受診を勧めましたが、苦笑いもしてくれなかったので、そそくさと仕事の話に入りました。

その日も喫茶店の入っているビル入口で声を聞いたというその人は、

会計を終えて駅前解散という段になって、こう言いました。

「ところで、あの、1ついいですか」

かにすがるような声音でそう言ったその人の視線は、私ではなく、背後のドコモタワーでもなく、何処か別の場所へと向けられていたように思います

あなたもしかして増田さんなのでは…」

自信なさげなその声を聞いて、なにか卑近嫌悪感を覚えた私は、

「違いますけど…」

と、ぶっきらぼうに即答してしまったのです。

その人は一瞬面食らったような表情を見せましたが、すぐに調子を戻して別れの挨拶を交わしました。

地下街へと続く階段を下っていくその後ろ姿はどこか覇気がなく、しかカーブを曲がって姿が見えなくなるまでハッキリと輪郭を保っていました。

もちろんそれから私に何らかの異変が起きるようなこともありません。

ちなみにインターネットには疎いそうなので、ここのことは知らないと思われます

2024-07-19

このもしゃもしゃした感情スーパー銭湯で洗い流すに限る

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