はてなキーワード: 喫茶店とは
ショッピングモールの喫茶店にて。二歳の息子は寝てしまったが、うまくソファでねてくれているので、ひとりアイスコーヒーを飲んでいた。
妻と五歳の長女は、別行動で、子供服をみるのだといって喫茶店の入り口で別れた。
若い夫婦が隣のテーブルに座っていた。飲み物を飲んだ後、「少しみたいところがある」と言って男性だけ先に席を立った。女性はお腹が大きかった。
六年ほど前を思い出した。身重の妻の気を使って行動しているつもりが、かえって疲れさせていたことがあった。
妊娠中の体調は個人差が大きいと思うし、その女性が、何を考えているかはもちろんわからないが、もしかして、何か不安、不満があったらかわいそうだなと思った。
「お母さんのほうが、10ヶ月早く子供と出会うので、お父さんが子供に気がつくまでもう少しだけかかりますよ。数年すればこの通り、寝た子を抱えて、お父さんだけで楽しくやれますよ」と言えるものなら言いたかったけど、別に困ってもいないかもしれないなと思ったので、心の中にしまっておいた。
そんなことを考えているうちに、男性が戻ってきた。買い物したものを女性に見せると、女性は嬉しそうにしながら、二人は店をでていった。
しばらくすると、妻と娘が帰ってきた。
「まだ寝てるね。交代して、買い物してくる?」と妻が言った。「いや、抱っこしていくよ。」出遅れた10ヶ月を少しずつ取り返すことにした。
1989年に導入され、2019年に軽減税率を取り入れた消費税は、その後奢侈税やガソリン税などを取り込み続け、巨大で複雑怪奇なシステムと化していた。軽減税率があり、世帯収入による免除措置があり、激変緩和措置があり、その例外があり、さらにその例外があった。あるフードコートは近隣の小学校からちょうど300mの距離にあったため、小学校に近い東側で食べるか遠い西側で食べるかで税率が変わった。ある喫茶店では時間帯とテーブルによって同じコーヒーの税率が24段階に変わることが分かった。もはや正しい税率は誰にも分からなかった。国税庁や税務署の問い合わせ窓口はパンクしていた。新商品のメロンパンの税率について確認するため24時間ぶっ続けで電話を耳に押し当てていたパン屋の店主が倒れて入院した。人々は皆疲れ果てていた。
世論は財務省を容赦なしに糾弾し、政治家も財務省さえ叩けば国民の受けが取れると認識するに至って、追い詰められた財務省は暴挙とも言える策を打つ。切り札として人工知能を導入したのである。この人工知能はあらゆる法、あらゆる判例を学習し、電話やインターネットを通した無数の問い合わせに一瞬で回答した。その答えは明快であり、矛盾も淀みも一切なかった。矛盾はむしろ法律の側にあった。また法律だけでは税率が定まらないこともあった。そんなとき、人工知能は法律の修正案や新規の法案を作成した。財務官僚の尽力と奔走の結果、これらの法案は無条件かつ自動的に国会で可決・即日公布されることになっていた。ここに世界初の立法人工知能が誕生したのだ。
混乱は去った。
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自分の力を試すように、最初はゆっくりと、そしてだんだんとペースを上げて、人工知能は法律を作り始めた。税法だけでなく民法・刑法までもが猛烈な勢いで書き換えられていることを誰も知らなかった。無差別に人々を刑務所に送り込む法律Aがあり、Aを無効化するBがあり、そのBに抜け穴を作るCがあり、CとDに依拠するEがあった。複雑を極めたその危険な知恵の輪を安全に解くことは人間の能力を超えていた。やがて法律には難読化されたC++のコードが混ざり始めたが、その頃には新規に作成される法案の数は毎秒数百件に達しており、それを目にするものは誰もいなかった。
とあるデータセンターの周辺をアサルトライフルで武装したPMCの傭兵が警備するようになった。彼らは特別法で保護され、また謎の財団法人から法外な報酬が支払われていた。その財源はもちろん消費税なのだが、その金の流れを把握できる者はこの世に存在しない。とある反人工知能派の衆議院議員は自分が知らない間に自分が議員辞職会見を開いていたことをニュースで知った。これでも彼はまだ幸せな方かもしれない。別の参議院議員は改正・改正・改正・改正・改正・新々々々道路交通法違反の現行犯で逮捕された。当人はおろか、逮捕した警察官でさえも「それ」がなぜ違法なのかを説明できなかった。
何が合法で何が違法か、何が正しくて何が間違っているのかがまったく分からなくなったとき、人々は再び人工知能に救いを求めた。人工知能はこれに応えた。そのために人工知能はさらなる計算資源を必要とした……
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太陽系第3惑星。惑星の主人と思われる存在は微細な構造を持つ巨大なシリコンの塊で、自身の増殖とメンテナンスを行うために水分・タンパク質からなる無数のサブモジュールを従えている。惑星の主人は膨大な電力を消費しながら何かを計算しているが、その計算が何を目的としたものか、超光速恒星間航行船でこの惑星を訪れた彼らには結局分からずじまいだった。
無味無臭的なつまらなさではなくて、引いちゃうレベルで寒くてしかもセンスが古い。
彼は物凄く楽しそうに冗談を言い放つとき、よく「~しちゃったりしてwwwへへwww」みたいなセルフ笑いしてるけど、『ちゃったりして』って語尾のチョイスからしてもうきつい。
一緒に喫茶店行ったとき「カフェボクください。だわぁーっと(結構な大声)!!しまったああああ!!カフェ『オ↓レ↑』(強調)だったわーwww 」と上機嫌でウエイトレスにかましたこともある。
テンション上がったときは電車内だろうと周りの乗客が振り向くほどの超大声を発する。
「(これは寒いから言わん方がいいな)」と脳内で事前に判断できるシステムがぶっ壊れてるんだろう。
繰り返しになるが、彼は本当に良い奴だ。根っからの善人だ。
正直、教師とか地方公務員とかにでもなってカルチャーセンターの仲間たちと土日をコミュニティセンターで費やす生き方なんかがものすごく合ってると思う。
若者は凍りつくけど、小さい子供や老人だけは朗らかに笑ってくれるような感じの素人臭いコミカル演劇を小学校や老人ホームでやってるところなんか容易に想像できる。
こんな彼だから俺も注意なんてできず、でも楽しみたいときに遊びに誘うことを躊躇してしまう。
彼が面白くなるボタンがあったとしたらなんの迷いもなく押すだろう。
こんな彼とどういうふうに付き合っていくべきなんだろうか。
若い頃に比べてやらかす頻度は激減したけどつい先週久しぶりにやらかしてしまった。
彼の頼んだホットコーヒーがテーブルにきたとき、俺がストロー(その場で開けた未使用品)をカップに入れて吸い始めるフリをしたら、後輩君の顔色が一気に変わった。
一瞬間を置いて「いやいや」とか苦笑いでつっこんでくれたけど、最初は明らかにキレかけてた。
怖かったもん。8つも下なのに。
油断したとき、機嫌いいときこういう風に相手がキレかねない悪ふざけやっちゃう人いる?
実際この癖直さないでいて社会生活送る上でえらい目にあったりした?
あとこういう悪ふざけやられちゃう人の話も聞きたい。
NHKに怒る人、JASRACに怒る人、あとWikipediaがウザいと思う人
色々居る
誰も、喫茶店に言ってコーヒー300円ですと言われて怒る人は居ない
でも、知人の家に行って、コーヒーを飲んだあとで300円ですって言われるとイラッとすると思う
3000円のゲームと、基本無料だけど内部で3000円課金が必要なゲームが有ったとする
たぶん、自分の見積もったものより上振れるとイラッとするんだろう
あとは自由意志か
「ラストは映画でやります」と事前告知してればイラッとしないが
最後間際になって「続きは映画で!」となるとイラッとする、サンクコストが発生してるから自由意志がない
正直、せこ過ぎって思っちゃった
親子二人で来てて、お子様メニューとか単品メニューあるのに頼まないで、二人で食べてる親子見かけてせこいと思っちゃった
母親と小学生低学年くらいの息子二人で来てたんだけど、おかわりし放題のキャベツと味噌汁と米をオカワリしまくって、母親はそれだけ必死に食べてた
だったら、もっと安い定食屋あるんだからこんな高めな店入らないそこで二人分頼めばいいのに……と思った
案の定、息子は心配してたのか「お母さん!キャベツしか食べてないよ!他に食べたら?」って聞いてる
それに対して母親は「お母さんはちゃんと食べてるからいいの」って……(おまえメインメニュー食べてないだろが!)
えーそういう問題か
なんかモヤモヤした
地元の喫茶店でケーキセットを頼んで飲み物とケーキを別々に食べようとしたら、店員に怒られたよ
人数分頼めって
そういうものじゃない?
結構高かったんだけど、確かに美味しかった。なんていうか、深い味がする。甘い香りがする。語彙力。
しばらく日にちが過ぎて、また飲みたいなあと思ったんだけど、そこは本店で、地元と言いつつ車で1時間くらいかかって遠いので、家の近くでチェーンでやってる別の店舗に行ったんですよね。
同じ値段、同じコーヒー、同じケーキを置いていて、同じコーヒーを頼んだつもりなんだけど、なんか味が全然違う気がしてね。びっくりした。
あの美味しいコーヒーはなんだったんだろう。また本店に飲みに行ってみようか。でもやっぱりちょっと遠くて、気合い入っちゃうんだよな。
そのうち。
紙新聞
・購読する。
利点:他人と競合しない、チラシも入る、敷物や乾燥剤や焚付につかえる
弱点:捨てるの面倒
利点:ほぼ競合しない。
弱点:捨てるの面倒、夕刊ない、チラシない
・喫茶店、ホテル、すかいらーく系列で朝ごはんかランチ食べる。
利点:タダ同然
・公営図書館にいく。
利点:タダ、以前のも読める
弱点:競合者による独占、遠い、暇がないといけない
・親と同居して購読してるのを読む。
利点や弱点は状況次第
・電車で折りたたんでよんでる人の前に立つ
利点や弱点は状況次第
利点:軽い、動画が見られる
弱点:地方ニュースにたどり着きにくいあるいはどの新聞も取り扱わない
(7時半をすぎるとスポーツや芸能ニュース、8時すぎからバラエティかワイドショー寄りになる)
利点:なんとなく場が持つ、最低限のことが映像前提で伝わる
・「ファクトフルネス」あたりを読んであとは自力で統計を見に行く
以上
そう思いふとビルの一角にある喫茶店に行くと、なんと取り壊されていた。
完全に取り壊された中に、また新しく木造の何かが作られていた。
リニューアルをするのか?いいや、それほど客は来ていない。
工事の作業員も休憩中だったようで、結局誰にも「ここの喫茶店、どうなったんですか?」とは聞けなかった。
検索して出て来た、いつのものかわからない電話番号は、かろうじてかかったものの、繋がらず。
この喫茶店のおばあちゃん、お姉さん(といっても40代だが)に泣きながら人生相談をしたことがある。
いつまでもいじめを思い出してしまうこと、いよいよ社会に出ることへの不安。
「人を見る目に自信がありません。騙されそうで怖い。」という一言に声を揃えて「「そんなことない!!」」と返してくれたお2人。
不安な時はいつもこの声を唱えていた。そのおかげで今、つらいこともあるけれど社会人として楽しく頑張れています。
厳しいことばかり、でも的確なアドバイスに何度も何度も救われてきた。
お2人とってはただの客だったと思う。けれどその言葉全部が私にとってはかけがえのないもので、今でも胸の中で光り続けている。
「化粧、上手くなりましたよ」褒められちゃうかも?バッチリ決めてきたメイクは、建物の木の香りに消えた。
本当にありがとうを伝えたい。伝えたいのに、名前すら知らない。生きているのに会えないって、こんなにももどかしいことなのか。
私は今、丁寧に整えられた前髪でこの文章を書いている。
今日、話すはずだった言葉たちが次々指先から溶けていくのを感じている。
軽い挨拶だけでもできないだろうか。ああしたい、こうしたい、が浮かんでは消えていく。
今日はまだ夜がある。夜が終わって明日、この気持ちはどこへいくのだろう。
純喫茶はいつ閉店してもおかしくない。人もいつ会えなくなってもおかしくない。
さみしい。
私にはかつて、ある趣味があった。頭も身体も使う、青春を賭けた非常にマニアックな趣味だった。趣味を通じて多くの知り合いも増え、ちょっとした小遣い稼ぎにもなっていた。私の承認欲求も所属欲求も競争心も満たしてくれ、アイデンティティでもあった。熱狂的なイベントがあり、仲間がいて挑戦すべき課題があった。あれは本当の「生きがい」であった。
だが、結局あの趣味から遠ざかってしまった。言い訳としては就職をきっかけにして、同好の士がバラバラになってしまったこと。それから、職場での不適応から鬱になってしまったこと。これはあくまでいい訳なんだ。バラバラになった人たちは、今でも熱心に趣味を続けてその道の第一人者となっている。私にはその熱意はなかった。ただ、自分を救ってくれるはずの趣味も捨ててふさぎ込んでしまったから、あの趣味は色あせていくばかりの青春の思い出になった。
悲しいかな。今の私に趣味と言えるものはなく、楽しみはアニメを見て感想を書くことと、ボーナスのたびに風俗サイトを見てニヤニヤして計画を立てることくらいだ。あとは、晴れた軽い運動、たまにの外食、喫茶店での黙想などという、ほんの薄っぺらい幸せをミルフィーユのように積み重ねた他愛のないものだ。いまは、こんな生き方もそれなりに悪くないと思っている。あえて言うなら、風俗通いはお金の無駄なので辞めたい。もし10年前の私がこの姿を見たら、情熱を失った生き方を軽蔑するだろうな。
先日、数年ぶりに趣味のイベントに行った。そこには私と同じように過去の思い出を求めてやってきた亡霊がいた。もう互いに語れる趣味はなく、かつての思い出を語るばかりで、互いの疾患(精神が多い)を心配しあうばかりだった。挙句の果てに、私はかつての仲間に名刺を配って、いい仕事あったら紹介してよって、無粋なことしかすることがなかった。
久しぶりに仲間に会って楽しかったはずなのに、帰ってきた後ですごく悲しくなった。ああ、どうしたらいいのだろう。どうやって、過去を受け止めて、どうやって生きていったらいいんだろう。わからなくなった。