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705 ソーゾー君 [] 2012/02/11(土) 13:29:59 ID:1Jua6ZI2O Be:
24時間テレビの出演者達も寄付はしてると思うが百万貰って十万寄付だから話にならん…
一般人の寄付は基本マイナスだろ?寄付行為はマイナス行為にしかならない…
宗教団体が良い例だな…聖書読んで屁理屈言って金をむしり取る寄生虫。
ユニセフが広告料を出した番組に出て偽善行為をして金貰っていきてるんだから
ガリガリに痩せこけたガキが大量にいる国に徹子を送り込み
一番腹立つのがその番組を見て徹子を誉め讃え涙する糞ババア共だ…
「明日は我が身だぞ?状況解ってるのか?」と言いたくなるぜ?
普通の人は逆に、そうした心細い時に「家族がいればなあ」と思うようだ。先日のYahooかなんかのアンケートで「結婚して良かったと思う時」の男性の1位/女性の上位にランクインしていたのも確か「病気の看病をしてもらった時」のようだから、自分のような人間はむしろイレギュラーなのだろう。
喉が痛い時はショウガ湯を作ってマスクをして首の周りにタオルを巻いてよくうがいをする。栄養をとって汗をかくためにネギやニンニクと根菜をたっぷりとる。とにかく厚着をして早めに寝る。汗のかきっぱなしは良くないので、濡れた寝具やパジャマはきちんと取り替える。実家で両親(主に母)からしてもらったことを、風邪を引くと自分も自分に対してやるようにしている。
男と暮らしていた時はこれを相手に対してもしていた。自分が風邪を引いた時にはやはり自分で同じことをして、「具合が悪いから朝食を作らなくていいと言ってくれて助かったな、今日は夜勤だし、普通の同棲相手と違って夕食を作らずに済むのは楽でいいな」などと考えながら寝込んでいた。
「看病もろくにしてくれないなんてハズレの男と付き合ったのね」なんて思う人もあるかもしれないが、世の中には体調の悪い妻に「俺の飯は?」などと言い放って無理に家事をさせたり、自分一人だけ外で飯を食って来てそれを思いやりだと思っており、妻の食事や子供の世話のことなど気にもとめなかったりする鬼畜の極みのような男もゴロゴロしていると聞くので、そのような大ハズレに比べれば大分マシな男であったろう。
風邪を引いて喉が痛む、頭が痛む、節々がきしんで鼻がつまり微熱で体がだるくて一刻も早く横になりたい、そんな苦しい時に家に世話の必要な子供がいたら、仕事から帰って来る亭主のためにちゃんとした家事をせねばならないとしたら、などと考えるといつもゾッとする。
自分はまだ仕事を持っているからいい。小さい子供がいて働けない主婦が同じ愚痴を吐いたら最後「寄生虫の分際で家事育児をさぼろうなんて職務怠慢だ。男は多少の体調不良でも休めずに会社へ行っている。亭主の代わりに出勤も出来ないくせに看病して欲しいなんて甘えるな」などとボロクソに言われるのだ。
独身はいい。誰も自分の世話をしてくれない代わりに自分も誰かの世話をしないで済む。面倒を見なければならない誰かに煩わされることも、側にいるのに面倒を見てくれない誰かに失望することもない。
弱っている時には独りぼっちの有難みを痛烈に感じる。
ID: festerfester
こういう話が「過酷で鬱だ」と世間の大勢の人たちで全く共有されていないんだけれどさ、世間が嘘ついてるの?周りの空気に合わせてそんな苦痛はおくびにも出さず子育ての喜びを口にするようみんな強制されてるわけ?
はてブのコメント欄で上記のように書いていらっしゃった方を見かけたが、この記事における「周りの空気」の答えは『釣りです』というトラバやブコメの一文に尽きると思う。
それでも2chだのまとめサイトだののように「出産子育てなんて昔から皆普通にやってきた程度のことで寄生虫のくせに大げさに被害者ぶってみせて。これだから今の女は屑なんだ」「こいつみたいな糞女は母親の資格がないから子供を産むな」「私2児のママだけど赤産んだ時喜びいっぱいでこんな苦痛少しも感じなかった。むしろ苦痛すら幸せの一部だったって感じ? こういうお母さんは人としてどっかおかしいんだと思うわ」などという酷い罵倒がつかないあたりまだここは節度がある方だ。
「釣りだ」というコメントを残した人間がどういう意図をもってその一文を書いたのか自分は知ったことではないが、少なくとも元増田と似通った体験をした母親がその一文を見た時に「自分が出産や子育てにおいて感じたことを嘘っぱちとして否定された」と思い、結果自身のネガティブな体験について口を閉ざしやすい場の空気が作られるだろうことは想像に難くない。
誰でも「一時的に働くことができない状況に陥ることなど絶対無い」とは言えないってことが重要。
妊娠して働くことができない状態を許容できないのなら、それは病気で働くことができなくなった場合だって許容できないってことだ。だって、急に働けなくなるとか雇う側としては困るじゃん。
病気になって「入院とか迷惑なんだよね、穴が空くこっちの立場も考えろよ」って言われたら愕然とするだろ?ただでさえ弱ってるのにパワハラ、モラハラ、いろんなことが頭をよぎるだろ?
自然にしていたら起こりうることを許さないのは、非常に理不尽だし横暴だ。
妊娠はコントロールできる?健康状態だってある程度はコントロールできるだろ。酒、夜更かし、たばこ、寝る姿勢、かみ合わせ、食事、周囲との人間関係…などすべてを完璧にすれば病気にならない。
そんなの現実的に無理?女の妊娠だって同じことだ。100%の避妊などあり得ないし、ピル買うのだって金がかかる。性行為自体を一切やめろとか調味料の入ったものを一切食べるなって言うようなもん。
実際の確率はわからん。気になって休職率を調べてみたが休職って法律で定められたものじゃないからデータ作れないみたいだ。
でも問題は確率じゃなくて、誰でもそういう立場になり得るってこと。確率が低くても、病気等で長期療養が必要になることは誰にでも起こりうる。その「もしも」のとき休職が(制度的には許されても周囲の環境から)許されない社会は俺は嫌だな。
そもそも「共働きじゃない女とかただの寄生虫」とか言ってる口で「女が働くとコレだからいやなんだよ」とかいうやつもいそうだけど。
「あらゆる検査をした」というふれこみの患者さんを初診でよく拝見している医者です。
本当にあらゆる検査をして異常がない患者さんというのは診たことがありません。
もちろん有名なエーラーズダンロス症候群程度や寄生虫は当然調べてあるのだろうと思いますが、
実力のある内分泌代謝内科医に助けを求めてみるのも良いのではないでしょうか。
糖尿病家系、ということで、IGF-Iなどの代謝がおかしい場合。
非常に多彩な原因が考えられるのです。
もちろん胴が異常に長い、という事で足の軟骨の形成異常などがあった可能性も考えねばなりません。
遺伝子の問題であるならば、実際には治すのはかなり難しいわけで、
原因を追究するためのあなたの労力や努力と、その結果とが釣り合わない可能性はありますが、
例えばエーラーズダンロスの場合には血管の脆弱性がありますし、
それに類似した状態であるならば、きちんと経過を観察したほうが良いのです。
病的だと決めつけているわけではありません。まずその評価をきちんとせねば。
逆に病的でないならば、
1)骨量の評価
2)皮下脂肪厚の評価
3)消化機能の評価
4)血中脂質の合成能やタンパクの合成能の評価
(甲状腺機能などはさすがに検査してあるだろうと思うので割愛しました)
などを行います。
2)排便の回数や性状
を行います。
自分が求める体型と、人が許容する体型には「ずれ」があります。
医師や医療従事者がかかわることで、「第三者の目」が加わります。
家族や友人は心無い一言を発する場合が多いので、その一言に深く傷ついた方を多く見ます。そして怒っています。
商売でやってらっしゃる方も、その方の好みで指導をしてしまうので問題です。
あなたが薄っぺらいと思ってらっしゃる体型も、第三者の我々から見れば美しいかもしれません。
医師は、特に勤務医は、みなさんが思うよりは安月給で歩合制でもないから、商売であれこれいう事はありません。
時々面倒くさがっている人がいますが嘘は言いませんのでどうぞ信頼してください。
体脂肪の量は上手にコントロールすることはとても難しい事です。
体をつくろう、という場合にはまずいわゆる「細マッチョ」を目指すことです。
糖尿病を心配する場合には、一日あたりのC-Peptideの量、あるいはHOMA-Rなどの指標があって、
るいそう(やせ)の定義はBMI17.6以下なので、これ以下の方は内科に通院していただいて治療をするケースがかなりあります。
お役に立てば幸いです。
幼稚園ママは子供に水泳、体操、公文、ピアノとか毎日一生懸命やってるふりして、実のところは、自分の暇をつぶすためとかママトークするために子供を犠牲にして、楽しんでる。子供は親のおもちゃじゃねーっつうの。あんな小さな体にグリグリ色々押し込んだところで、タカがしてれるし、人の気持ちもわからないような悪い子に育つ。子供のためには保育園に行かせて自主性を育てた方がよっぽどいい。人に揉まれながら自分で考えて自分で行動できるようになる。親の自分も自分で稼いで自分のために使う。旦那にぶら下がって生きていくとか寄生虫以下ですから。っていうかなんであんなに堂々としていられるんだろう専業主婦って。わからない。
622 名前:ソーゾー君 投稿日: 2013/07/07(日) 22:26:41 ID:eym.hTHg
民主党の子育て手当てをばら蒔きと批判して、自民党の金融経済資金投入を称賛する。
「国債発行残高=国民の資産なんだから問題ない!」と自爆する。
「国債発行残高が増えてこのままではギリシャになる!財政再建が必要だ!財政再建の為に消費税増税が必要だ!」
金余りの資産家の賭博場=金融経済=穴の空いた風船に金を流しても
しかも金融経済で賭博をする資産家は節税=脱税して殆ど納税しない。
国債の利息を払うのは実体経済=消費経済で生産し消費する庶民である。
金融経済で賭博をする資産家の利益である利子、利息を払うのは実体経済=消費経済で働き生産し消費する庶民である。
「実際にそうなってるだろ?格差は広がり国も個人も財政は悪化の一途を辿っている。」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1341399267/l50
ってそう思えるくらいに、同じ状況で、同じことを元彼女は言っていて、同じことを俺は元彼女に言ったよ。
なんか思い出してきたから、元増田と元彼女は違う人だろうけど、元彼女の場合の被害妄想が現実はどうだったか、ってのを伝えてみる。
俺は元彼女と結婚を前提に付き合っていて、元彼女は元増田と同じようになぜか異常に劣等感を抱いていた。
実際の元彼女はといえば、学歴は低学歴と卑下するところではなかったし、ブスや馬鹿と自分では言いながら、実際はすごく美人で、馬鹿ではなく無邪気だった。
俺の友達は口を揃えて「どこでこんな良い彼女を見つけたんだ」と言っていたし、元彼女ほど魅力的な人なんてどこにもいなくて、
この先60年の時間を一緒に過ごしたいと思える相手に出会えて、本当に俺は幸運で絶対に後悔なんてありえないと思えたし、
2人に子供ができたとしたらそれはどれだけ嬉しいことで、どれだけ愛に溢れた家庭になって、子供が母親を責めるなんて想像すらできなかった。
別に俺は高学歴ではないと思うけれど、元彼女から見たらそうだったのかもしれない。確かに職場の人は皆それなりの学歴だったし、女性も優秀な人が多かったよ。
でも職場で優秀なことと、職場を離れた場所でその人に惹かれるかは、まったく別のことだよ。
自分の結婚相手に求めたことは、仕事ができる優秀な女性ではなく、元彼女のような安らぎをくれる人だったんだよ。
そもそも、仕事ができる優秀な女性と、元彼女が立っていたフィールドはまったく違ったんだよ。
何年も前に劣等感を訴えられた。「俺くんといると自分がダメな人間に思えてくる」って。
だから、俺は「俺をすごいと思うんなら、そういう自分がすごいと思える人間に、好かれて付き合っているってことは自信持っていいんだよ」と言った。
同じくらい前に自分のどこが好きかと尋ねられた時に、「仕事を持って自立しているところ」と言ったよ。
「付き合う女性とはパートナーでいたい、だからそういう自己実現のできている女性が好きだ。
でも結婚して専業主婦になると経済的にきついし、世界が狭くなるから、結婚して子供を作っても働いて(自分の世界を持っていて)ほしい」というのが俺の希望だった。
正直なところ、自分としてはここまで深く考えていなかった。
正社員にこだわっていなかったと言えば嘘になるけど、こどもを作ることと正社員でいることを天秤で考えていなかった。
逆にもっと不安を話してくれていたら、俺ももっと違ったように考えられたのかもしれない。
ただ、俺が元彼女を好きだったのは、「仕事を持って自立している」から好きだったわけではなく、
「仕事を持って自立している」かつもろもろ俺の好みだった、から好きだった。
元彼女はそれを唯一の取り柄だと言っていたが、それは俺から見たら数ある元彼女の魅力のひとつにしか過ぎなかった。
『俺の嫁美人なだけでなく正確も可愛いんだぜ。パートしてくれるだけでなく、家事もやってくれて、安らぎを与えてくれる。大当たりだよ、本当に結婚してよかった』
『でもその分二人っきりで過ごせて、時間も経済的にも余裕があるから気楽でいいよ』
元彼女は元増田と同じように将来に怯えていた。ずるずると交際を引き延ばしていた、というのも同じ。
俺にはなぜ元彼女が将来に怯えていたのかわかっていなかったし、ずるずるなんて気持ちは微塵もなく将来の結婚を想定して付き合っていた。
嫉妬深いとは特段感じなかったけど、長所はたくさんあったよ。元彼女が自覚してなくても、俺にとってはね。
愛想を尽かしたわけではなく、俺といない方が元彼女は幸せになれるのかな、と思ってた。元彼女のためを思ったら何も言えなかった。
もっと優秀で結婚に前向きでまともな女と付き合っていれば、相手は今頃子供の一人二人作って幸せな家庭を築いていたのではないかという罪悪感もわずかにある。
まったく理解できなかった。感じるべき罪悪感なんて、被害者と想定される俺からしたってそんなのはどこにもなかった。
そんなことを感じるくらいなら今一緒に過ごしている時間をかけがけのないものだと感じてほしかった。
やはり元彼女も同じように「正社員でなくなったらもう自分には価値がない、捨てられる」と言った。
俺には大げさにしか聞こえなかったが、たぶん元増田のように元彼女は本気で思ってたんだろうと、後になったわかった。
恐らく自分は精神科の医者に見せたら生育環境のトラウマがどうこうで認知の歪みがあれそれで、ナントカ性人格障害で、という診断や分析のもとに矯正を施される案件なのだろう。しかるべき治療を経て健常者に生まれ変わり、結婚をして子供を作るのが本来人間としての正しいあり方なのかもしれない。
元彼女も同じように、ではないが、精神科に通っていたよ。良くなっていったかどうかはなんとも言えないが。
それでもこの異常な自分のまま、一生独りでいることを決めて本当に良かったと思っている。
元増田と元彼女の決定的に違うところは、元彼女は俺より高スペックの男を見つけてそっちに行ったということだ。
多分今頃はとっくにその男とよろしくやっているのだろう。
ここまで書いてみて、我ながら非常に残念な気持ちになった。
やはり元彼女のことは今でも心の底に引っかかっているんだな。
誰かと一緒にいようといまいと、今でもこうして書けるくらいに、忘れられていない。
今思うと、どうしてもっと早く仕事辞めていいよ、って言ってあげられなかったんだろうと思う。
苦労をかけさせたくなくて、苦労をともにしていくって発想がなかった。
きっと元彼女は苦労するとわかっていても、一緒にいたいと思ってくれていたのに。
もっと言えば、当時の俺は給料が少なくて、だからこそ考え方に余裕がなかったと今は言える。それは当時でも自覚していたけど。
給料が増えた今は、当時自覚していた「給料が増えたら考え方も変わるのかな」ってことが現実になって、
相手に経済的なものなんて求めなくなった。むしろ専業主婦で家に帰ったら出迎えてくれるのでもいいとすら思ってる。
最近、ネット上のあらゆる所で起こっているアンチアフィリエイト活動、彼らの言動そのままを記すこととする。
「アフィリエイターは寄生虫、ヤクザ、ネットの癌です! 早く死んでくれたまえ!」
「いつまで邪魔な広告を貼るつもりだよ? アフィつけるなら閉鎖させてやろうか?」
聞くに堪えないこれらの罵詈雑言は一般サイトの管理人に絶え間なく聞こえてくる言葉である。
本来、有料サービスでないサイトで金銭や個人情報を要求していないにも関わらず、
彼らはサイトに広告が掲載されているだけで『被害者意識』が強く生まれてしまうという。
その表情は興奮に満ちていた──。嫌儲(アフィリエイトを嫌う人達の俗称)のオフ会で取材をしてみると、
自分たちの行動原理は、彼らの弁でいえば“正しいインターネット上”。嫌儲民と自称し、インターネット
で仲間を集めて日々、アフィリエイトをつけているサイトと戦っているという。
どういった素性の人たちなのか。詳しいジャーナリストがいう。
「当初は貧しくて仕事がない若者が中心でしたが、最近では普通のサラリーマンや公務員、主婦、中学生から高齢者までと幅広い層が
参加しているようです。彼らはみな自分たちは“被害者”だという共通認識を持っています。アフィリエイターは不労所得が月に何百万もあり、
彼らにステルスマーケティングなど流行やネットストリームを牛耳られており、今のネットはアフィリエイターに支配されているといった情報を
インターネット上で入手して、それが真実だと思い込んでいる。その“奪われたネット”を取り戻すために正義の活動をしていると信じているのです」
嫌儲民には自分たちが情報やサービスを享受しているという意識はない。
むしろ“自分たちが欲しいモノは誰かが無料で奉仕してくれるのが当然”と思い込んでいるのだという。
http://www.news-postseven.com/archives/20130625_195941.html
けんもうより
それは「もうこれで『あんな女じゃ彼氏(夫/子供)が可哀想』という他人の目線におびえなくても済む」という安堵を得られたことだ。
今も昔も「屑女」「価値がない」「ブス」「ババア」「低学歴」「底辺」「馬鹿」と自分自身を嘲られることは別段辛くなかった。その通りの人間だからだ。劣っていると他人に馬鹿にされても、劣っていない人間になろうと努力しようとすら思わない無能で怠惰な人間だからだ。
だがこの嘲笑が親しい人を哀れまれる形となると自分の心は酷く傷ついた。よくよく考えれば自分を罵ってくる嫌な相手にいくら見下されようと大したダメージはない。しかし好きな相手から同様に自身の無能を失望されるとなると話は別だ。そうした親しい人に軽蔑され、見捨てられてしまうのは考えるだけでもつらいことだった。
「結婚を前提に」と言う名目で異性と付き合っていた頃、劣った己と交際相手のスペックを引き比べて、悪い想像をひどく頻繁にした。
「あんな女じゃ彼氏(旦那さん/子供)が可哀想、別れてあげたらいいのに」と相手の知人が哀れみ、「あんな彼女で可哀想、私ならもっと幸せにしてあげられるのに」と優秀で魅力的な女が彼を誘惑し、「こんな妻と結婚しなきゃ良かった、もっとマシな相手だったら幸せだったのに」と夫が後悔し、「こんな母親から産まれてきたくなかった、もっと良い親から産まれたら幸せになれたのに」と子供が嘆くさまを思い浮かべては絶望的な気分に苛まれた。
自分が相手と並び立つ能力を持った優秀な人間であるか、相手が自分と同等の駄目な男であれば杞憂で片付けられたのだろう。
しかし残念ながら交際相手は名の知れた企業に勤める優秀な人間だった。相手の職場の同僚は同じような高い学歴を持ち、子供が出来れば産休育休をとって当たり前のように職場復帰し、家庭と仕事の二足のわらじを履いて活躍できる優秀な女性ばかりだった。相手の学生時代の友達も、相手のご両親も、みんな自分と違って優秀だった。
何年も前に劣等感を訴えた際、「なら俺みたいに優秀な男と付き合えてる自分の価値に誇りを持ったらいい」と言われた。
同じくらい前に自分のどこが好きかと尋ねた時に「仕事を持って自立しているところ」と言われた。「そういう自己実現のできている女性が好きなので、結婚して子供を作っても働き続けてほしい」というのが相手の希望だった。残念ながら低学歴零細勤務の自分は子を作れば仕事を辞めざるを得ず、正社員への再就職は確実に不可能だった。
子供を作らなければ相手の最低限の希望に添えず、子供を作れば「仕事を持って自立している」という唯一の取り柄が失われる。いずれを選ぶにせよ自分の悪い妄想が現実になることは目に見えていた。
『同期の女はみんな仕事も家事も子育てもきちんとやってるのにお前の嫁はパートか。ハズレの寄生虫引いたな』
『子供も作ってくれない奥さんなんて結婚した意味がないじゃない。旦那さん可哀想』
どちらも能動的に選べず将来に怯えたままずるずると交際を引き延ばした末、結局大きな喧嘩をきっかけに自分から別れを選んだ。相手も嫉妬深さばかり一人前でろくな長所もない糞女に愛想を尽かしていたのか大した諍いも起きなかった。
もっと優秀で結婚に前向きでまともな女と付き合っていれば、相手は今頃子供の一人二人作って幸せな家庭を築いていたのではないかという罪悪感もわずかにある。あえて「わずかに」と書かざるを得ないのは自分の僻みだ。多分今頃はとっくに別の女とよろしくやっているのだろうから。
この30代半ばの高齢で怠け者でみすぼらしい低学歴低収入の無能なブスは、この先望もうが望むまいが死ぬまで独りだろう。
客観的に見ればこれほど惨めで不幸な女もないのかもしれないが、「独りの人間は誰にも見捨てられることはないし裏切られることもない」という気付きを得られたことで、自分は初めて産まれてきて良かった、生きていて幸せだと思えた。
会社が潰れて二度と正社員になれなくても、貯金がどんどん減って生活に困っても、最悪体を壊して倒れたって独りなら何の心配もいらない。どうにか生きて行けるだろう、生きて行けなくてもそれはそれだと今は前向きに考えられる。以前ならば「倒産や重病で今の仕事を失ったら終わりだ、捨てられる、そうなったら死ぬしかない」と本気で思っていたところだ。
恐らく自分は精神科の医者に見せたら生育環境のトラウマがどうこうで認知の歪みがあれそれで、ナントカ性人格障害で、という診断や分析のもとに矯正を施される案件なのだろう。しかるべき治療を経て健常者に生まれ変わり、結婚をして子供を作るのが本来人間としての正しいあり方なのかもしれない。
それでもこの異常な自分のまま、一生独りでいることを決めて本当に良かったと思っている。