はてなキーワード: 民意とは
まだ何も始まってないと思うんだがなんでこんなに株価上がってんの?
安倍サンも多分びっくりしてるんじゃない?
「オレまだ何もやってないけど…」って。
日本人のよく分からない「交替したら良くなるかも」っていう熱くなりやすさにはもうウンザリ。
「アイツ使えないからあっちの選手にしようよ」って書き込みを本当によく見るけど
交替した選手が使えた試しは少ない。
そりゃ期待したくなるのも分かるし、オレもそう思うことよくあるけどさ
政治・経済については日本国民全体がもう少し冷静に見ないかい?
また株価が落ちたら一体この国はいつまでこれを繰り返せば済むの?って感じだよ。
民主を支持して自民を貶してたヤツらが「やっぱ自民党最高!」とか言ってたら死ねって言うだけ。
もう少し冷静に行こうぜっていうだけ。
362 ソーゾー君 [] 2013/03/19(火) 17:35:06 ID:bV1KGTO. Be:
自民党は「民意=愚民の意見なんか糞食らえ!官僚主義で行く!」と言ってるんだから
どんだけ国民に批判されようが官僚=米政府=欧州の銀行家の年次改革要望書に従うぜ?
それが自民党だぜ?
何が監視だアホ・・「TPPが危険なこと誰でも知ってるよw俺は今でもTPPに反対だ!」と自爆発言して
与党返り咲き以前から自民党が与党になったらTPP導入は確定すると言ってるだろ?
「小泉政権と同じで無意味な金融政策=単なるパフォーマンスの悪政」を行い
年次改革要望書=官僚主義=従米=欧州の銀行家の言いなりで日本を破壊することが目的だアホ
やることも分かってるんだよ?
与党返り咲きの為にTPP推進派なのにTPP交渉参加した民主党を批判した事は俺が論破している。
もうこの時点で弁解不能だぜ?
白々しく「監視すべきです=自民党に丸投げしましょう。」と言ってるぜ?
あのさ~自民党は前科がある売国政党で安倍政権の政策はあの有名な小泉政権と同じ政策をやってんだぞ?
それは野党落ちしても変わらず売国政策を掲げて民主党の政策を妨害し続け
震災の臨時予算決議さえボイコットし餓死者までだした札付きの売国政党だぞ?
過半数のない野党時代でも妨害しまくって餓死者は出すわ景気は悪化させるわで滅茶苦茶やってるんだぞ?
民主党はそれを戻し変えようとしてるのに妨害=現状維持させてこの様にしたのは自民党だぞ?
懐疑にそんなことを質問して納得できる回答が帰ってる来ると思うのか?
不都合な過去と現在は無視して他人事のような返信が返ってくるだけだアホ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1341399267/l50
362 ソーゾー君 [] 2013/03/19(火) 17:35:06 ID:bV1KGTO. Be:
自民党は「民意=愚民の意見なんか糞食らえ!官僚主義で行く!」と言ってるんだから
どんだけ国民に批判されようが官僚=米政府=欧州の銀行家の年次改革要望書に従うぜ?
それが自民党だぜ?
何が監視だアホ・・「TPPが危険なこと誰でも知ってるよw俺は今でもTPPに反対だ!」と自爆発言して
与党返り咲き以前から自民党が与党になったらTPP導入は確定すると言ってるだろ?
「小泉政権と同じで無意味な金融政策=単なるパフォーマンスの悪政」を行い
年次改革要望書=官僚主義=従米=欧州の銀行家の言いなりで日本を破壊することが目的だアホ
やることも分かってるんだよ?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1341399267/l50
362 ソーゾー君 [] 2013/03/19(火) 17:35:06 ID:bV1KGTO. Be:
自民党は「民意=愚民の意見なんか糞食らえ!官僚主義で行く!」と言ってるんだから
どんだけ国民に批判されようが官僚=米政府=欧州の銀行家の年次改革要望書に従うぜ?
それが自民党だぜ?
何が監視だアホ・・「TPPが危険なこと誰でも知ってるよw俺は今でもTPPに反対だ!」と自爆発言して
与党返り咲き以前から自民党が与党になったらTPP導入は確定すると言ってるだろ?
「小泉政権と同じで無意味な金融政策=単なるパフォーマンスの悪政」を行い
年次改革要望書=官僚主義=従米=欧州の銀行家の言いなりで日本を破壊することが目的だアホ
やることも分かってるんだよ?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1341399267/l50
http://snowymoon.hateblo.jp/entry/2013/03/10/201924
このエントリーを読んでこの方は法学というものを誤解していると思ったので書いてみました。
以下は理系と文系の違いという点からは少々話がそれるのを念頭において読んでほしいと思います。
彼は法学は演繹法タイプであり、帰納法で行っているからこそ法体系が矛盾だらけなものになっていると主張してます。
これが正しいのかということを考えてみたいと思います。
法律の解釈とは出来上がった法律の条文の意味をさらに具体的に明らかにすることです。
もう少しわかりやすく言うために法律が出来上がってから具体的に事件に適用されるまでを簡単に言うと
①社会において現在あるルールでは解決できない問題・事件が発生する。(これは様々な要因により国民の社会生活に変化が起きることによる)
↓
②このような問題・事件を解決するための基準(すなわち法律)が必要となる。
↓
③国会により新たな解決基準が提案・審議・可決される。(法律の制定。この際に全ての起こり得る事案を想定して条文を作るととても冗長になるから必要な規制範囲を網羅するために一定程度条文は抽象的にならざるを得ない。)
↓
↓
⑤条文からはこの法律を適用していいかどうかが明らかでない場合がある。(条文が不明確、あるいは事案が複雑でこの条文を適用する場面であるかが不明確であるなどの理由で)
↓
⑥法律が制定された趣旨から条文の意味を解釈する。(法律が作られた理由・根拠などから抽象的な条文の意味を具体的に明確にする)
↓
⑦法律を適用するまたは不適用することによって事件を解決する。
以上のようになります。
法学における法律の解釈とは上の流れの④から⑥までのことをいうのです。
ここにおいては個々の事案にそってすでに一般的に定められた法律(理系的にいうと一般法則)をあてはめる作業です。
この一般法則にあてはまるかどうかを法律が作られた趣旨から考えて結論を導くのです。
つまり一般法則から理論を積み上げて条文の不備を補う理論を考え出すのが法学の分野であってこれは間違いなく演繹的な考えかたではないでしょうか。
法学とは彼が言うように演繹的に思考すべきものであり、現にそのように行われているものなのです。
法学が帰納法で行われているというのは彼の思い込みではないでしょうか。
また、彼はルールが我々のわからないように勝手に作られていると主張しています。
確かに法律は星の数ほどあり、それらは全てを把握することは困難な状況です。
おそらく矛盾する点もやまほどあるでしょう。
しかし、現在では解決すべき問題は我々が把握できないほど山ほどあり、これらの解決基準を全て国民全体で議論していては何も決めることは出来ないでしょう。
そのため我々は選挙で国会議員を代表者として送り込むことでそれらの議論を代わりにやってもらってるのです。
すなわち多数決によって代表者を選び、多数決によって代表者が法律の可決を行っているのです。
もちろん現在はインターネットの普及で法案の作成・審議にオープンソースの考え方を用いることも提唱されています。
これが実現すればより民意を反映した法律の作成が可能となるからこれには私も賛成です。
ですがやはり可決の際には代表者による多数決によるのが合理的であるでしょう。
このような多数決のやり方が合理的と言っても多数であれば正しいとは限りません。
代表者といえども間違うことはあるし、時代の進展とともに法律の制定当時とは状況が変わっていることもあります。
その誤りを是正するためのものが裁判所の違憲立法審査権なのです。
最初から憲法に基づいた法律を作ればいいだけといいますが、民主主義において多数決を採用する以上、これは人間が行うことであって誤りがないことなどはありえません。
その民主主義の誤りを是正するために用意された制度が違憲立法審査権なのです。
彼の言っていることは法学が間違っているから生じるのではなく、立法過程に問題があるから生じたものであって、思考法の違いで生じたものではないと考えます。
生活保護の捕捉率がおおよそ3割で、今の生活保護予算が約3兆円だから、
必要な人がまともに生活保護を申請したら約10兆円必要ということになる。
これだけの財源を確保しようと思ったら増税が不可避なんだけど、
年金や健康保険・介護保険と違って、9割くらいの人は一生のうちで生活保護を申請することがないし、
申請しなきゃいけないほど困窮することもないから、捕捉率を上げても税負担が増えるだけ。
だったら、むしろバッシングしまくって心理的ハードルを上げたほうが9割の人にとっては得だろう。
生活保護を受ける状況になる可能性よりも、税負担が増える可能性のほうが明らかに高いんだから。
極論すれば、不正だろうと不正じゃなかろうと、餓死する寸前まで生活保護は遠慮して貰いたい、
そもそも
ナメクジみたいに財源を舐め尽くされるのよりも
祭典なり景気刺激に財源投入してほしいって言うのが
まさに「民意」じゃないんですかねえ…
やることは全部やっているなんて、平気に普通に躊躇なく言える政治家なんてゴミだ。
なんで、死後何日も経ってから発見される孤独死の老人がいるんだよ。
なんでホームレスがいるんだよ。
じゃあそういう人は予算を幾らつけたら全く完璧にゼロになるの?
全く完璧にゼロになるまで他のことに予算を使ったらゴミ野郎なの?
お前の言ってるのはそういう屁理屈だよね。
せめて統計的に物を言えよ。
どういう民意の賛同を得たのさそれ?
俺も猪瀬って別に好きじゃないけど、あいつは民主的な選挙で選ばれた人間で
選挙前に明らかにしてた方針にしたがって都政をやってる。
一方でお前が言ってる「地域コミュニティーを再建するというほんとに難しいことを」とかいうのは
お願いだよ。
ゴミ呼ばわりしたあとでお願いだもないもんだ。
どっちかに統一したらどうだ?
小選挙区制度を導入して相当期間経過したが、まだまだ日本人は、この制度を「うまく使いこなしていない」と思う。
小選挙区制度の弊害として、「死票が多い」「民意の振れ幅が過大に増幅されてしまう」ということが言われ、
実際、得票率ではさほど振れ幅ないのに、
2005選挙で自民圧勝⇒2009選挙で民主圧勝⇒2012選挙で自民圧勝、と振れ幅が増大している。
振れ幅増大の弊害は散々言われているので自分は敢えて書かないが、小選挙区制度で
「あまり取り上げられない弊害」があるような気がする。
それは「中選挙区制や比例代表制と比べて、落選議員の発生率が高まる」、
ことに「キャリア途上での落選確率が高まる」ため、政治家の育成ローテーション途上で落選の憂き目に遭ってしまうので、
「政治家がうまく育ちにくい」という弊害があるような気がする。
定数4程度のかつての中選挙区制であれば、定数4に対して、有力候補はまあ6~7人程度で、
競争率は2倍も行かなかった。
なので、そこそこ実績積んだ議員(当選3回以上)であれば、そんなに落選の心配もなく、
大臣等を目指すことが出来る。
しかし、今の小選挙区制だと、定数1に対して、有力候補は最低でも2、今回の選挙では3なんてケースもあった。
となると、競争率は2~3倍。
比例重複立候補で多少は救済措置はあるものの、トータルでは、競争率が激化している。
なので、多少実績を積んでいる議員でも落選の憂き目に遭いやすくなり、
逆に言えば、「(波に乗れた政党側は)新人議員が当選しやすい」ということになり、
「政治家志望者の門戸を広げている」と言えなくもないが、
いわゆる「2005年=小泉チルドレン」「2009年=小沢チルドレン」、
今回の場合は「安倍チルドレン」と称するのかどうか知らないが、
この手の「チルドレン」も、結局次の選挙に逆風で落選し、政治家として育成されないケースの方が多いのでは?
その典型が「杉浦太蔵」だったりする。
「チルドレンの人生」を考えてあげれば、今みたいに「1期だけ、政治家味わわせて上げます」的制度は、
彼らの人生を誤らせるのでは?
中選挙区時代のように、多少入口のハードルを上げてやった方が、政治家志望者にも、トータルではプラスな気がする。
ということで、
あれは民意ではないとか、ひどいのになると集票に不正が行われていたとか言ってる人もいるけど、ちょっと冷静になって考えたほうがよくね?
あのさ、マイノリティが国政に割ってはいるためにどうするかを考えていかないといけないと思うの。
選挙に勝つには、支持者がどこにどれだけいるか、名簿作って管理しないと。
「私の知り合いは7割以上が未来の党に入れてるのに、あの結果はおかしい」
万が一、億が一でも政権取ったら、脱原発だけじゃなくて、ほかにやることもあるんだろ。
外交どうするの?
大臣はどう任命するの?
原発以外は興味ありませんったって、国土交通大臣とか農水大臣とか、誰かやらにゃならんわけだろ?
公明党だって、結党は創価学会の初代だか2代目だかが獄死したから、言論弾圧に反対とかそういう始まりじゃなかったっけ?
全方位的にやってるだろ?
興味ないことだってさ、たとえばワクチンの公費助成やらなにやら。
創価学会だって、国立戒壇とか、天皇が日蓮に帰依すりゃ平和になるとか、そういうの捨てたでしょ。
地道に住民の陳情を聞いたりしてる。
維新の会は一足飛び過ぎる気がしたが、一応関西圏じゃ地方議会に足場があるだろ?
世の中かえるには、地道に動かなきゃ。
地道って、デモ行進とかじゃないぞ。
とにかく顔を売れ。
名前を憶えてもらえ。
そして住民の声に耳を傾けろ。
(2012.12/19 17時頃、ブクマコメントへの返信などを末尾に追記致しました)
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2012/12/19/112633
↑こちらのエントリを拝見しまして、なるほど現場の危機感はリアルに伝わってくるなと感じる半面、「そこはカール・マルクス先生が150年前に通過した場所ですよ」と思わずにいられなかったので、ここで簡単に解説してみようと思います。
まず、「どうして商品の値段が下がるのか?」ですが、これは資本主義社会において工業化が進めば不可避の現象である、とマルクス先生は言います。
理屈としては単純で、かつては作るのが難しかった製品でも、大量生産が可能になればそれだけで安価で提供されるようになりますし、やがて生産技術が陳腐化して他社も似たような製品を作り始めれば、さらに価格は下がっていくわけです。これは恐らく、多くの方が直感的に理解できると思いますし、今の日本ですと家電業界が、正にこの値下げ競争に世界レベルで直面し、息も絶え絶えになっているわけです。
マルクス先生が偉かったのは、ここまでで話を終えず、「じゃあ工場で働く労働者はどうなるのよ?」という問いを立てたところです。
先生は、普通の労働者を、「自らの労働力を〝商品〟として市場に提供しているのだ」と考えます。これは工場労働者に限らずホワイトカラーでも同じですが、
「自らの体力・時間を勤め先に〝切り売り〟して、対価として賃金を得ている」
と考えれば理解しやすいでしょう。
で、「資本主義社会においては、商品の価格は下がっていくのが当然だ」ということは既に触れた通りですが、これは「労働力」という〝商品〟についても同じ現象が起こります。要するに、放っておくと(←ここが重要)、労働者の賃金や労働条件も下がっていきます。分かりやすく言えば、「本当は嫌なんだけど、低い時給でも我慢して働かなくちゃ」という状態です。実際に日本でも、「サービス残業」「ワーキングプア」という形で、賃金の低落傾向の長期化は頭の痛い問題であり続けています(※以下に注釈)。
さて、これで話が済めばいいのですが、ここで問題になるのは、「労働者もまた人間である」ということです。
人間が人間らしく生きるためには、家に帰って飯を食って寝るだけでは不十分です。例えば旨い酒を呑むとかエロゲを楽しむとか嫁さん子供を連れて遊びに行くとか、それぞれのやり方で活力を取り戻すことが必要になります。しかし、賃金が際限なく下がっていくと、こういった「労働力の再生産」に充てられるお金も減らさざるを得ない。こうなると人心が荒んでいきますし、資本家との経済格差も広がる一方ですから、「放っておくと暴力革命の危険も出てきますよ」とマルクス先生は指摘しました。
まあ、ここから一気に飛躍して「どうせ暴力革命が不可避なら自分たちでやってやるぜ、共産主義ばんざい」等と言い出した人々がいたのも事実ですし、私としても「それはどうなのよ」と思います。が、だからといって何もしないと、「失う物の無い人」が暴発してえらい事態が起こることも、我々は既に経験しています。秋葉原の加藤さんとか電車の人身事故とか、頻発すると困ったことになりますね。
ではどうするか?ですが、有効な方策は、ある程度はっきりしています。
一つは、あくまで経済成長を追求することです。そのためには基幹産業へのテコ入れが必要になります。しかし、ここで日本特有の「急速な少子高齢化」という問題に直面します。産業を拡大させようにも、労働人口が減っていくのですから、どうにもなりません。しかも高齢化が進みますから、将来的には医療・介護部門に労働力を割かねばならなくなるのですが。これらの部門は当然ながら高成長は望めません。
もっとも、この解決策は簡単で、「積極的に移民を導入する」という手があります。OECDなんかからも、しきりに焚きつけられています。しかし、日本では移民導入政策がスムーズに進んでこなかったのは皆様もご存じの通り。特に安倍氏に代表される自民党の路線では、「日本を取り戻す」のだそうですから、政策としての食い合わせが悪い。そもそも戦時中に朝鮮・中国から連れてきた労働者に対し、戦後しかるべき対応を怠ったため今なお続く禍根を招いている、という件を蒸し返される可能性もあります。
他には、北欧型の社会民主主義という路線もありそうです。但し、「社会民主主義」というのは、語弊を恐れず言えば「ソフトな社会主義」です。「働かざる者食うべからず」というスローガンは有名ですが、主婦だろうが老人だろうが働ける人はみんな労働力市場に出てもらう、税金もガッツリ納めて頂く、その代わり「働いてくれるなら」各種の社会保障でしっかり面倒は見るよ、と。何だかかなり厳しそうな世の中ですが、しかし北欧などではこの路線でまずまず上手くやっているわけで、政策として真面目に検討する余地は十分にあるのでは、と私は思います。
但し、こうした路線を代表してくれるかも、と淡く期待していた民主党がドジョウ野郎の「純化路線」とやらでさっくり御破算と相成りましたので、当分は巻き返しも難しいでしょうね。
(※)なお、ここまでで説明した「商品価格・労働賃金の低落傾向」を「デフレ」と称する方々も散見されます。繰り返しになりますが、この低落傾向は資本主義社会なら不可避の事態であり、国全体の財政がどうとかいう話とは本質的には無関係です。「世の中全体としてはインフレだし商品価格・賃金も見かけ上は上がっているが、相対的には伸びてない」という事態も十分に起こり得るわけです(というか、マルクスが生きていた頃のヨーロッパはそんな感じでした)。ですので、この文章では「デフレ」という単語はなるべく使用を避けました。
率直に言えば、お腹の緩さは薬でマシになったらしいけどおつむの緩さがマシになったか今ひとつ信用ならない安倍ちゃんの「リフレ政策」とやらに私が全く期待していない理由も、ここにあります。そもそも、十数年にわたって量的緩和をやっても現状程度の成果しか得られていないのに、「逐次投入だからダメだった」と今更になって宣える神経が分かりません。景気が上向かなかったのは、「新たな産業セクターの確立に失敗した」ことや「賃金水準が上向かないので内需が活発になってこない」ことも理由としては大きいはずで、ここを放置したままでは、せいぜい一時的な景気テコ入れに終わるのではという危惧もあります。
(以下、12/19追記)
ちなみに「ハードな社会主義」がどんなものかというと、例えばソヴィエト連邦の場合、「働かざる者食うべからず」と同時に「失業者は存在しない」という大前提がありましたので、労働が可能な状態なら「働かない」という選択は許されず、検挙の対象となりました。それでも労働を忌避するなら、刑務所かラーゲリ(=強制労働キャンプ)か精神病院に送り込まれるわけです。なお現在では、ラーゲリでの強制労働があったからこそ、特に戦後復興期のソ連経済は維持できたのだという見解が主流です。
労働力を「大量生産する」という言語感覚は私には理解できかねますが、別に労働者の総数が増えなくても、例えば労働者それぞれの技量が平準化すれば〝商品〟としての価値は下落します。例えば、昔はWord・Excelを使えたり英語が喋れたりできれば給料に色を付けてもらえたものですが、今ではそうでもありませんね。それは「誰でも使えて当たり前」になったから、即ち技術が陳腐化したからです。
当然ながら、移民の導入etc.で労働者が大量供給されるようになれば、やはり賃金は下がります。
id:humidさん
過分なお褒めを頂き光栄ですっ!
実は仕事で小説を書いてたんですけど編集者とケンカして切られちゃいまして(・ω<)
いい人紹介して下さいよー(`・ω・´)ノ ヨロシクー
いやいや、私の妄想などではなく、社会政策としては既に実例があります。例えば「あくまで経済成長路線」の代表は米国ですし、それを踏まえてこそ「とにかく規制緩和」のシカゴ学派などが登場したわけでしょう?
だいたい、「ぼくのかんがえたしゃかいかいかく」というのは、「原始共産制に基づいた太陽光・無農薬コミューンを形成して云々」みたいなヤマギシ会も裸足で逃げ出すようなことを宣ってる方にこそ相応しいと愚考致しますが。
いくら初めての増田だからって、「命がけの跳躍」とか大事なキーワードを省いちゃったのはダメダメですね……
やっぱりセンパイからしたら、大月書店版なんかじゃ物足りないですよね? この際だから、センパイみたいな凄くできる人に、原書の講読を手取り足取りお願いできればなー、なんて……(チラッチラッ
id:raituさん
さはさりながら、生産管理技術そのものも、いずれ陳腐化は避けられません。おおもとのブログエントリにあった「効率化はもう限界」という叫びは、謙虚に受け止めねばならないでしょう。
21世紀になれば単純労働は全部ロボットにお任せ、人間様は時々ボタン押すだけでラクラクウマー、そんなふうに考えてた時期が俺にもありました……
それはさておき、実際には「新たな機械を開発・導入するよりも、労働者を使い倒す方がコスト面で勝るので機械化のインセンティブが働かない」職場というのも珍しくありません。
また、仮に単純労働をどんどん機械化していったとしても、その後に残るのは接客や介護など「機械化できない」仕事であり、それは人間が引き受けざるを得ません。「労働力も〝商品〟である」という前提は変わりませんから、いずれ労働賃金の低落化に直面することは避けられないのです。この点においては今の所、「移民労働力の活用」あるいは「高負担・高福祉社会の実現」以外に、有効な方策は描かれていないように思われます。
なんかさ、各党の獲得得票率と獲得議席数に剥離があることを指して「民意が反映されていない」って叫ぶ人が多いけど、民意をそのまま反映させるような議会を形成したほうがマズいことになるのよ。
獲得得票率と議席数の一致する度合いが高い順に比例代表制>大選挙区制>小選挙区制となるわけど、比例代表制にすると大きな問題がある。
それは小政党の乱立が発生すること。乱立が発生するだけならいいんだけど、ここから議会の空転>国民が政治に辟易し始める>巨大なカリスマによって民主主義が「自殺」するということが起こるのがとにかくやばい。
左寄りの人って自分たちの意見のことこそ「国民の意見」「民意」だって、制度が歪んでいるから民意が反映されてないだけって言いたがるけど
(これとかhttp://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/6ff95b41bbf58fecd671bbdd7cb2869c)
「原発対応は菅さんがまともだった。自民党ならどうなっていたことか」
↓
小選挙区で敗北でしたwww
「維新の会なんて石原と橋下で意見が噛み合ってないしダメだろ」
↓
脅威の大躍進で立派に二桁議席確保でしたwww
「宇都宮健児氏が都知事選ではそれなりに信用できそう。石原の息のかかった猪瀬じゃダメ」
↓
猪瀬でしたwww
これまでにも都知事選では石原憎しのはてサの逆張り予想で石原連続当選など、はてサというのは一種の物差しとして非常に優秀な役割を果たしているのである。
何も考えずに投票する人と「バカから選挙権を剥奪しろ」と言う人のどちらが民主主義にとって害悪かといえば、間違いなく後者だとぼくは思う。
後者の度し難いところは、大まかに言って2点ある。
まず、選挙を政治を良くするほとんど唯一の手段だと考えており、あたかも選挙に正解が存在するかのように考えている点。
次に、自ら広く意見を発表して民意を形成する活動をせず、単に恫喝や中傷によって他者に沈黙を強制しようとする点だ。
選挙は手段ではなく民主主義に基づいた手続きだ。単なる手続きではあるが、それは民主主義において最も重要な手続きだ。
選挙とは自らの便益を擁護する人を代弁者として指名するものであって、選挙において国民が全体への奉仕を考える必要はまったくない。
そもそも日米同盟もあるし自衛隊は攻め込むような兵器ないから日本だけでなんかやれるわけがない
中国側からアクションおこしてアメリカがそれに対抗するようなことにならないと
そうなったら経団連やユニクロが何言おうと自民党が暴走しなかろうと安倍がヘタレだろうとアメリカのお手伝いをやらざるを得なくなるだろうけど
政治が万能と言うつもりはないが経済の影響力が大きいことと財界や大企業の経営者の影響力が大きいかは別の話
彼らの影響力が民意を背景とした政治家を無視できるほど大きいなら尖閣国有化で対中貿易が急減したり原発再稼働できずに電気代が急上昇するなんてことは起きるわけないはずで
官民ともに現在の日本の状況を見るにつけ、東大とか東工大卒がそれほど優秀だと思えないというのは置くとして、大筋には同意できる話だと思います。
今回の選挙はほとんど政治家から提供されたA定食B定食から不味くなさそうなものを選んで投票するような選挙でしょう。
民意から取り上げて争点にされている政策といえば、脱原発と、ちょっと強引に言えば自民の経済政策くらいだと思います。
おそらくこの2つは相反する層からの意見で、それゆえ争点としやすいという特徴があります。
民主主義を効果的に機能させようと考えた時、「選挙に行く」こと自体は手段でもなんでもなく、最終的な手続きの問題でしかありません。
ある政策を本当に実行してもらいたいなら、まず自分たちでオピニオンをまとめ、それを議論の俎上に乗せる必要があるでしょう。
その後、デモなり討論会なりでそのオピニオンにどれだけの支持者が集まっているかを明示し、親和性の高い政治家に対してオープンな形でロビー活動を行います。
こうした活動を行わず、「日本をこんなにしたのは誰だ!」と言ってみたところで説得力がありません。
有効と思える施策が政治家から提案されないのは、人々からそのようなオピニオンが上がってこないからです。
政治家はあくまで国民の代表です。シンクタンクではありません。本当に政治を良くしたいなら、まずは意見を形成するところから始めなくてはならないと思います。