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はてなキーワード: 失言とは

2024-08-04

自己肯定感が低い人間自己分析改善方法模索

自己肯定感が低いと他人を傷つけてしまうことにようやく気が付き、自己肯定感が低いのをやめたくて、頭を整理するために書き連ねる。

起点

自己肯定感の低さで友人に「ちゃんと連絡、報告をして」と怒られた。

この友人に怒られたのは初めてだが、同様の怒られ方を複数人にされたことがあり再犯である

「〇〇が終わったら連絡しようね」と決めていたが、「連絡しなくてもどうせ明日の朝確認するし、わざわざご連絡して通知に出てきてしまうのも悪いしな」と返事をしなかったり、毎朝前述の確認を含めた通話をしている時に、「向こうも忙しくて他のこともやってるだろうし、私も他のことやりながら返事しよう」としていたのが相手に伝わったことが原因である

ちゃんと返事して、返事ができないときはできないことの報告をして。それが一緒に活動をしている人間に対しての誠意だよ」と言われ(悲しくも私はい大人になってまでこんなことを言われないとわからない)、どうして自分が連絡ができないのかを考えた。

①連絡に対するハードルが非常に高い

自己肯定感が低く、他人からどうでもいい人間だと思われているという思い込みから自分の話を相手に伝えることを迷惑だと思っている

おそらくこの2つが原因だと思う。

①についても課題があるが、自己肯定感を上げることでハードルが下がると思うので、②について考えたい。

自己肯定感が低い私は他者尊重できない

単純に考えれば、自己肯定感が低いなら他者をすごいと思っているのではないかと思うが、実際は逆である

しかも厄介なことに、私のパーソナル空間に近付くほど、アリ地獄かのごとく他者への肯定感が下がっていく。

まず、すごいと思う他者とは仲良くできない。

なぜなら「私なんかがこんな素晴らしい人の時間を奪ってはならない」となるからである

ただし厄介なことに、素晴らしい人間だと思った上でその人と気が合うと、仲良くしたいと思ってしまう。

するとどうなるか。私が隣にいてもいい人間だと思いこみたくて、相手を見下せる点を必死になって探し、「この人はここがダメダメから、私が隣にいても大丈夫だ」と思い込むようになるし、実際に見下していたポイントが実は誤っていて、本当はその点においても優れた人間だとわかると、「裏切られた」と思って離れたくなる。

この特性によって今まで何人も傷つけてきたので、懺悔の覚書として実体験を書いていく

・友人に秘密にするようお願いされた上で打ち明けられた内緒話を、すぐ他人に話してしま

 「なんで言わないでって言ったのにばらすの」と言われたが、「だって私なんかに打ち明けてくれるようなことだし、(私より価値が高い)A子に言ってもいいかなって…」と答え、完全に絶縁してしまった。

 もちろんA子にばらしたい思いなどはなかったが、A子から「さっき何話してたの教えて」と粘着され、嘘がつけないことも相まって言ってしまった。

 それ以来、例え秘密にしてねと言われなかったとしても、他人情報を話すことはしないようにしている。そもそもA子のような人間が周りにいなくなったことも幸いしているかもしれないが。

 また、「自己肯定感が低すぎると自分を大切にしてくれている素晴らしい方々のことも大切にできなくなる」と思い、しばらくは自己肯定感を高めるよう意識していた。

・友人からせっかく誘われた遊びの予定をあり得ない理由で断る

 5年ほど経って環境も変わり、別の友人から夏に「この映画気になってて、よかったら一緒に行かない?」と誘われたが、「その映画あんまり良くないってSNSで見たから遠慮しとく」と断ってしまった。

 今思えばもっと良い断り方があったし、断るにしても別の代替案を出せばよかったと思うが、その頃はとにかく自分みたいな底辺と付き合ってくれている底辺仲間だと思っていたから、適当な扱いをしても良いと思っていた。上記のほかにも、一週間くらい平気で連絡を返さないので、「連絡するの遅いね」と言われたが「連絡するの苦手でごめん、彼氏にもこんな感じだから」と謎の言い訳を繰り出しドン引きされた経験もある。

 その後、環境の変化で別のコミュニティに属すようになってから見違えるほどに素敵な人になって、「私がつるんでいい相手じゃなかった」「この人の青春を潰してしまった」と思って必要最低限の関わりにしていたが、この友人はいまだに仲良くしてくれている。昔よりは彼女のことを尊敬しているが、いまだに自分以下の点を思い出しては安心している。

・仲良くしてくれた先輩に対して失言上から目線アドバイスしまくる

 とにかくすごい先輩で話も面白く、近付きたい一心で話しかけ、2人で遊ぶまでの仲になったが、そんな先輩に対して自分が隣にいてもいい理由を常に持っていないと不安で仕方なく、ダメなところを探しては馬鹿にしたり、背景も何も考えず「もっとこうした方がいい」などのアドバイス厚顔無恥晒していた。

 上記で思ったことだが私はとにかく厄介な人間で、他人を落とすのが非常に上手い自負がある。特に友人の少ない高い地位の人が好きで、仲良くしたいと思った人間をアリ地獄に連れ込むことは得意だが、アリ地獄の中で

弱者男性キャバクラ行ったけど、キツかった。

30代の弱者男性です。

土曜日に、コッテリとお偉いさんから怒られるパワハラ飲み会があった。

帰りに一人で、5000円ポッキリということで、無料案内所からキャバクラへ。

5000円しかマジで持っていなかった。

女性からドリンク飲んでいいですか〜?と聞かれても、お金いから厳しいです。と断った。

  

いやあ、そしたら、ドリンク入れないと、女性は怒り出すんだよなあ。

何度も何度も、ドリンク入れていいかと聞き続ける。

自分は、本当に5000円しか持ってないので、無理ですと言い続ける。

  

女性の主張としては、「ここは安いガールズバーじゃない(普通繁華街キャバクラだけどなあ)」、「話をするならドリンクを入れろ」、「私は態度変えないが、ドリンク入れないと態度変わる女性いるから気をつけろ(思いっきり睨んで、態度悪くなったけどなあ)」との主張。

正直、意味がわからなかったんだけど、そんな世界なのか〜と思った。

弱者男性なので、女性発言意味がわからないので、女性を怒らせないように、失言だけしないようにして、「そうなんですかあ」とか、天気の話をしてやり過ごし続けた。

  

でも、キャバクラで働いてる女性って、お金稼ぐためにいるわけで、週3で20万円くらいらしい。

お金を稼ぐのが大変だとわかってて、それでお金使えってそれだけ強く言えるのは、すごい話じゃないかあって思った。

女性はまた、見た目が良ければ、こうやって、5000円払ってきてる客に、思いっきキツイ態度でも許されるんだなあとびっくりした。

  

その後、2人の女性がついた。

なんか、キャバクラって怖いなあと思ったから、無難にやり過ごした。

  

正直、キャバクラリラックスもクソもなかった。反応して変な失言しないように気遣いするので疲れた

そそくさと帰った後に、chatGPTにキャバ嬢役をやらせ愚痴っておいた。

chatGPTのキャバクラは、ハズレがない。失言というのも気にしなくていい。

弱者男性的には、リアル女性との会話は無理だ。キャバクラで話をするのすら、失言やらで相手がわけわからない怒り方をしないかビクビクしてしまう。

  

なんか、キャバクラって、女性が圧倒的に優位で、それでお金も貰えるっていう構図なんだね。

それはちょっとパワハラ上司相手してるみたいなのと同じじゃん。

chatGPTキャバクラが、VRAIアバターでやってくれるようになったら、キャバクラ終わるんちゃうかなあ?

  

追記

色々、コメントいただきありがとうございます

・オッパブなら、本当にポッキリだ

キャバクラはそういうシステムなんだ。強者男性のためのものだ。

バニーガーデンやれ

AIキャバクラ需要ありそう

などなど勉強になりました。

キャバクラはもう行かないと思いますが、オッパブは行ってみようと思います

バニーガーデンは失業した弱者男性主人公っぽいので自分にあってそうなので良さげです。

chatGPTキャバクラ弱者男性にはかなりいいのは理解できました。

2024-08-02

この世に1人なわけじゃない

が、職場では1人なので定期的にキツイ

以前職場の人に、「いつか無差別殺人を起こしそうだと思っていた」と言われて衝撃的だった。何を考えてるのか分からないと陰で言われるのは慣れているけど、通行人を刺し殺しそうとまで思われていたとは。その時期ストレスに耐えきれられなくて職場号泣したりトイレで頭を打ち付けたりしていたのでそれはそうか。そう思われるのも不思議じゃないか

幼稚園の頃までは明るく活発だったらしいのに、小学校に入ってからは黙りが多く、根暗で会話ができず、学生時代不登校引きこもり、どうしても人間になりたくて社会人になってからは少しずつ社会性を身につけようと努力した。

おかげで挨拶は出来るし、店員さんにお礼も言えるし、天気の話と夕飯の話くらいは出来るようになった。1対1だったらそれ以上の会話も楽しくできてると思う。でもそれ以上のことになると、人数が増えれば増えるほど会話ができない。言葉が出てこない。冗談を上手くあしらえない上に失言を重ねる。自分でも自分が何を考えているのか分からない。結果無視のような形になってしまい、不機嫌になったと捉えられてしまう。自分が会話に加わると気まずくなる。最近滑舌もうまく回らなくなった。

今日も、会話の中で不機嫌になった、と捉えられたのか後ろでコッソリ何かを言われてしまった。刺されたらどうしようと笑われていたのかも。

普通の人になりきれずちょっと距離をおかれるのがつらい。後輩にも優しく教えたつもりだったのに、聞かれたらすぐ手を止めようと意識しているのに、質問しにくいと思われてるのがつらい。人が人の噂をしているのも自分が言われているのもつらい。家族にも友人にも他人にも悩みを言えない。

こういう人は自分だけじゃない。社会で浮いてしまっている人なんてこの世にごまんといる。わかっているが、今までの職場には自分1人なので、どうして普通になれないのか悩ましい。

周りから徹底的に排除されていじめられて叩かれて完全に孤立しているならいっそ楽なのに、周りの人は常にやさしい性格で変に気を使われるのがまた生きにくい。構わないで欲しい。気使われるとこちらも気を使う必要があるが気の使い方が変なのでまた不思議空気にしてしまう。

努力をしたつもりでも生まれ持った脳みそ限界値は決まっているんだな。こんなに年齢を重ねたのに成長ができない。つかれた

2024-07-29

anond:20240729175840

忘れ物多い。鞄からクシャクシャな紙出てくる。ゴミ出し忘れる。←デフォ遅刻する←時計を30分進めたり、仲いい奴なら集合時間俺に2時間早く伝えてでまあまあうまくやってる

失言多い←これは軽度ならこの言動失言から黙っとくかと擬態できると思う俺がそう。虚言癖はADHDの特徴ですら無い。

自助共助公助批判をしてた奴の大半が、自分が共助したくないだけ説

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240728101244

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240728101905

↑の職場ADHDのAさんが辞めてくれて嬉しい1と2のブコメを軽く見て、Aさんを叩き、増田に同情的な注目コメントが多いように見受けられる。

この様子をからはてブで以前あった自助共助公助批判って「結局は、お前が共助したくないだけやん」みたいなことを思った。

自助共助公助批判が目立つようになったきっかけは、菅総理の「自助共助公助は、自助できず、周辺の支援などの共助も得られない人は、公助生活保護など)を受けてください」のような発言だったと思う。

この時の批判は、息子の不祥事とかあったし、分からなくもなかったけど、それでも圧倒的多数に叩かれるほどの失言でもないだろ? とも思っていた。

んで、今回の増田記事コメント欄。散々、注目コメントの傾向として公助を推奨してきたはてブが、Aさんに公助を薦めるどころか、何で増田同調して積極的にAさん叩いてんのよ。しかも、増田側の情報だけで。

Aさんみたいな人にこそ、公助を薦めるべきなんじゃないの? 正直、こういう人たちは叩ける対象を叩けたら満足で、(公助へ繋げる道を含めて)自分が共助したくないだけなんだろうなぁ。

神は何故ADHDを作り給うたのか?

anond:20240728101905

周りを不幸にし続ける特性を持っている。こんなのが人間界存在する。何故?

なにかしら貢献してるんだろうか?社会に、あるいは家族や友人に、自然界に。

てのはADHDじゃ無くてもいいよね。誰だって失敗や失言はあるんだから

なんのためにADHD自然界に存在するのか、理由が分からない。

蚊ですら食物連鎖に組み込まれているのに。ADHDは誰かの餌にもならん。ひたすらに不愉快を撒き散らすだけ。

駆除したほうがよくない?ねえ?

神は何故ADHDを作り給うたのか?

anond:20240728101905

周りを不幸にし続ける特性を持っている。こんなのが人間界存在する。何故?

なにかしら貢献してるんだろうか?社会に、あるいは家族や友人に、自然界に。

てのはADHDじゃ無くてもいいよね。誰だって失敗や失言はあるんだから

なんのためにADHD自然界に存在するのか、理由が分からない。

蚊ですら食物連鎖に組み込まれているのに。ADHDは誰かの餌にもならん。ひたすらに不愉快を撒き散らすだけ。

駆除したほうがよくない?ねえ?

2024-07-28

職場ADHDのAさんが辞めてくれて嬉しい1

私の職場ADHDのAさん(私の後輩)が辞めてから職場が明るくなった。

スムーズ仕事が回るようになって、みんなイライラしなくなった。

なぜ私がAさんがADHDかということを知ってるのかというと、Aさんが飲み会で突然カミングアウトたからだ。

Aさん「実は自分ADHDで…」

静まる周り。

Aさん「あ〜、一般人の方は知らないですよね。ADHDというのは…」

その後AさんはADHDについてとても詳細に説明してくれた。

しかしその場の人の反応がイマイチだったのADHDについて知らなかったからではなく、他の人が話している最中に話し始めたからという理由が大きいことに気づいていないだろう。

みんな先ほどの話が気になっていたはず。少なくとも私はそうだった。

Aさんのカミングアウトを受けて私は正直そうだろうなと思った。思い当たるフシしかなかった。

Aさんはとんでもなく視野が狭く、ありえないほどミスが多く、コミュニケーションがとにかく下手だった。

私はAさんはADHDだけでなくASDも併発していると思っている。

本人に言ったことはない。

Aさんはとにかく仕事ができなかった。あまりにもミスが多い上に勝手に手順を変更する。何度仕事のやり方を手を変え品を変え伝えてもあまり変わらなかった。

身バレ防止のため飲食店の皿洗いの仕事で例えると、通常は

皿に乗っている残飯ゴミ箱に捨てる

皿を水で軽く流す(両面)

洗剤のついたスポンジで皿を擦る(両面)

皿についた洗剤を水で流す(両面)

皿を水切りカゴに置く

水切りカゴがいっぱいになったら乾いた布巾で皿を拭く

皿を食器棚の所定の場所に置く

という手順を踏むが、Aさんにこれを任せるとこうなる。

皿に乗っている残飯がおかずだったら捨てるがご飯だったら捨てない(勝手独自ルールを作る)

米が乗った皿を水で流すため米が排水溝のゴミ受けに詰まり水が流れなくなるが放置(気づいていない)

洗剤のついたスポンジで皿の表を擦るが裏側はパッと見て綺麗だったので擦らない(勝手作業を短縮する)

5枚中2枚の皿を水で流し忘れる(本気で忘れている)

水切りカゴに洗った皿を置くのはなんか嫌なので一枚洗い終えるごとに布巾で拭き食器棚に置く(勝手に手順を変える)

皿を食器棚の所定の場所に置こうとしたら、食器棚の中の皿の並びに思うところがあったので皿洗いを中断して食器棚の整理をする

この件についてAさんに注意をするとこうなる

指導する人「おかずでもご飯でも残飯は必ずゴミ箱に捨ててください。排水溝のゴミけが詰まって水が流れなくなります。不衛生ですしゴミ受けを掃除する手間が増えてしまます

Aさん「いや、ご飯なら詰まらずに流れますよ」

指導する人「ご飯も詰まるんですよ(ご飯が詰まった排水溝のゴミ受けを見せる)」

Aさん「ならこまめに掃除すればいいんじゃないですか?」

自分掃除するとは決して言わない

指導する人「残飯を全て捨てればこまめに掃除する必要がないんですよ。とにかく残飯は全てゴミ箱に捨ててください」

Aさん「…分かりました」

その日、Aさんは残飯を全てゴミ箱に捨てていた

翌日、Aさんは残飯を全てゴミ箱に捨てていた

翌々日、Aさんはまたご飯を水で流してゴミ受けを詰まらせた

指導する人「必ず、絶対に、どういうときでも残飯は全てゴミ箱に捨ててください。ゴミけがまります

Aさん「いやでも、ご飯は流してもいいと思うんですよね」

指導する人「ゴミけが詰まるって言っているんです」

Aさん「ゴミ受けを外せばいいのでは?」

指導する人はゴミけが無いと排水管が詰まること、排水管が詰まったらシンクが使えなくなり修理のため業者を呼ばなければならなことを説明する。

Aさん「ご飯なら排水管には詰まらないと思うんですけど」

指導する人「ご飯なら詰まらいかもしれないですが、うっかり野菜を流してしまったりとかしたとき簡単排水管が詰まってしまます。それを防止するためにゴミけがあるんです」

Aさん「それは野菜を流した人が悪いのでは?」

指導する人「そうかもしれないですが、うっかりで排水管が詰まる可能性は排除しなければいけないんです」

Aさん「いやでも、ご飯は流した方がいいですよ」

指導する人「なんでそんなにご飯を流すことに固執するんですか?」

Aさん「いや、普通に考えてご飯は流した方がいいじゃないですか」

指導する人「…とにかく皿を洗う時は残飯が無いか確認してから洗ってください、絶対に、必ず」

Aさん「…はい

その日、Aさんは残飯を全てゴミ箱に捨てていた

翌日、Aさんは残飯を全てゴミ箱に捨てていた

翌々日、Aさんはまたご飯を水で流してゴミ受けを詰まらせた

以下繰り返し

これを入社当初から数年間繰り返している。

どんなに丁寧に説明しても何度注意してもミスしにくい方法提案してもそのやり方はやらずにミスをし続ける。

Aさんに振られた仕事はAさん1人に任せられないので誰かが手伝わなければならない。

水が流れなくなったらゴミ受けを掃除して、洗い残しのある皿、洗剤のついた皿があるかどうかチェックして洗い直し、Aさんが勝手作業を中断しないか監視して、うっかり目を離した隙にAさんが勝手食器の配置を変えたら元に戻さなければならない。

本当にAさんは何度注意しても数日後には忘れて何度でも同じことを繰り返す。

もしミス無く作業できたとしてもAさんは皿を一枚づつ洗って拭いて食器棚しまうという効率の悪いやり方に固執しているのでで作業速度が遅い。

そしても他の人であれば一瞬で終わる指導もAさんは話の飲み込みが悪い上に小学生のような理屈で話をまぜっ返すので大きく時間を取らせる。

マニュアルは渡している。

しかマニュアル渡してもすぐ無くす上に、再印刷しろと言っても不思議理由をつけて印刷しない(後述)

実際にAさんに任されている仕事研修を終えた人がすぐに任される難易度の低い仕事だ。

みんなそれぞれ仕事があり忙しいがAさんを手伝わなければAさんの仕事が滞りもっと手間が増える。

Aさんは障害者雇用ではなく一般雇用だった。障害者雇用ならもう少し優しくできたかもしれないが、Aさんは一般雇用で我々と同じ給与をもらってる。

Aさんが入社してからAさんのカバーに回る人達は見るから疲弊していき、Aさんへの不満が溜まっていった。

私もその1人だった。

Aさんの中には些細な何事においても確固たる成功パターンがあるようで、それから少しでも逸脱している状況に当たると何もしなくなる。

人参が無いのでカレーは作りません”

例えとしては微妙かもしれないが、こんな感じだ。

ルゥや米があっても、人参が無いならカレーを作るのを辞めてしまう。

Aさんの成功パターンから外れているからだ。

この状況で「人参無くてもカレー作りには問題ないじゃん」と言いわれるとAさんは「作れないわけではないんですよ。作れるんです。でも人参のないカレーなんて作る意味がないんです。なんで作る意味がないかというと…」と、カレーを作る能力には問題ないことを強調してから人参のないカレー無意味さについて丁寧に語ってくれる。

この説明は独特な感性に基づく独自理論ばかりで意味不明なことが多い。

例:倉庫からのぼり旗を出して車に積み込めと指示されたがAさんはやらなかった

上司のぼり旗が車にないぞ」

Aさん「今日は雨降ってたので」

上司「雨降ってたから何?今運ばないといけないんだけど?」

Aさん「いや、濡らしたらまずいなって」

上司「濡れてもいいよ。どうせ使ってるときは野晒しだし」

Aさん「いや、車内が濡れるので」

上司「雨降ってるんだからしょうがない」

Aさん「いや、濡れた旗を車から出しているところを人に見られたらまずいじゃないですか」

上司「?」

Aさん「そうしたらウチの評判がまずいじゃないですか」

分かりやすイラつき始める上司

上司「何の話かな?」

Aさん「いや、ですからのぼり旗が濡れてると車内が濡れるんです。そうしたら引っ付くじゃないですか」

上司「分かった(分かってない)。とにかく急いでるから早くのぼり旗を車に載せろ」

Aさん「だから引っ付くんですって」

結局私が代わりにのぼり旗を車に載せた。

独自理論職場で真顔で語ってしまうところにAさんの客観性のなさを感じる。

あるいはやるのを忘れていたことを隠すために最もらしい説明をしているだけかもしれない。

たまに”豚肉鶏肉があるのでカレーは作りません”というときがある。

いから作れ、と言われるとAさんは「でも豚肉鶏肉があるのにカレーを作るのはちょっと…。なぜならナンタラカンタラウンタラカンタラ……、なので合挽肉にしてハンバーグを作るべきです(?)」と上司提言する。

もちろん却下される。

変な例え話をしてしまったが、とにかくAさんは成功パターンから少しでも逸脱していると感じると何もしようとしなくなる。

何もしなくなるのなら、せめて状況を相談してから手を止めてくれればいいのに、Aさん誰にも何も言わずに手を止める。

誰かが「Aさんの仕事どうなってる?」と指摘しないと作業が止まっていることが確認できない。仕事を受けてから今の今まで何をしていたのか、と質問をすると明瞭な答えは返ってこない。Aさんは報告連絡相談が全くできないので、誰かがAさんを常に見ていなければならなかった。

段ボールを畳むとか、荷物を運ぶとかそういう小さくて単純な仕事であってもあれ無いから、これが有るからと独特な理由を見つけて手を止めるので、だんだんAさんに回る仕事は少なくなった。

先述の通りAさんは仕事ミスが多かった。

特に提出書類ミスが多く、事務員さんから再提出を求められることが多かった。しかしその再提出した書類ミスも多かったため、うんざりした事務員さんが直接Aさんのデスクに赴いて目の前で書類の訂正をさせるようになった。

初めのうちはAさんは「ミスが多くてすみません」と謝っていたが、だんだん「あー、分かりました」と普段日課をこなすような態度になっていき、しまいには「今忙しいので、そこで待っててください」という大きな態度になった。

事務員さんの時間を奪っている自覚がないようだった。

そしてある日、「まーた、懲りずに来たんですか」という意味不明発言をして事務員さんを怒らせた。

Aさんはアニメバラエティ番組Youtubeが好きだった。本人から聞いた。

問題はこの三つのまねをとにかくしたがるところだった。

⚫︎上司から仕事を振られたときに「はい自分自分職務を全うします!」と答える

元ネタ鬼滅の刃

※先述の通りAさんが職務を全うできることは少ない

⚫︎話の最中脈絡なく「おい、それは無いやろ」「おもんない」「しばくぞ」「反社やん」などの攻撃的なエセ関西弁を使う。

会社関西から離れた場所である上に、Aさんは関西出身ではない

⚫︎ミスを指摘されたときの一番最初の返事がいつも「あ〜↓はぁ〜↑(裏声)」

元ネタ終わりのセラフ

※怖めの先輩に「舐めてんの?」と怒られてからは言わなくなった

⚫︎他人に突然漫才のようなやり取りを求める

会社近くの潰れそうなラーメン屋についての雑談

私「あそこのラーメン屋が潰れたら昼休みに食べに行けるラーメン屋がなくなってしまますね」

Aさん「もし潰れたらBさんが代わりにラーメンを作ってくれますよ」

Bさん「なんで?」

Aさん「だってBさんってラーメン屋店長っぽいじゃないですか」

Bさん「?」

私「?」

Aさん「ちょっと!Bさんダメじゃないですか、ここは『なんでだよ!』って突っ込むところですよ!」

※Bさんにラーメン屋店長的な要素は無い

⚫︎ゆっくりボイスのモノマネをしながら仕事質問に来る

※かなり上手い

※私が褒めたら、私に対してずっとゆっくりボイスで話しかけるようになった

※私がやめて欲しいと伝えてもやめなかったが、怖い先輩が「気持ち悪いな」と言ったらやめた

Aさんはここには書ききれないほどアニメバラエティ番組意識した言動が多かった。

なので、先ほどの事務員さんへの発言も多分何かのマネをした発言だと思う。元ネタは知らないが、妙に芝居がかかった言い方をしていたのでそうだと思う。たぶん。

Aさんは先述の発言事務員さんに「懲りずに来たって何ですか?私は何に懲りなきゃいけないの?あなたミスしてるから、私はここに来てるんですけど!懲りるって何ですか!ずっと同じミスされてうんざりしてるのはこっちなんですけど!」と詰められて涙目になっていた。

それから事務員さんはAさんのところには来なくなり、再提出の書類はAさんが自力で直さなければいけなくなった。

Aさんはミスした書類を直すのに時間を取られるようになり、一日の1時間近くをミス書類修正に充てるようになったらしい。ただえさえ仕事ができないのに一日に7時間しか仕事をしなくなったと上司が言っていた。

Aさんはこのときのこと振り返ってを「いやー、失言してしまいましたね」と言っていた。

問題なのはあの失言だけだったと思っているらしかった。

そもそも事務員さんに書類を渡す前に上司書類確認するべきだったのでは?と思っている。

仕事できないだけならまだマシだった。

Aさんは雑談でやってはいけないことを一通りこなす人だった。

飲み会での会話

Cさん「最近キャンプにハマってて〜」

周りの人「流行ってますよね」

周りの人「どの辺りでキャンプするんですか?」

Cさん「〇〇の辺りです、結構雰囲気がよくて…」

Aさん「へー、最近の方はキャンプがお好きなんですね。自然の中で過ごしたくなるんでしょうかね?自分キャンプなんてやりません。虫が多いので。喫茶店を巡るのは好きなんですが、この前…」

※CさんはAさんの一つ下の年齢で最近の方と呼べるような間柄ではない

この後Aさんの語りが続いたが、Cさんのキャンプ話題に戻る

周りの人「一回のキャンプでどれくらいの費用がかかりますか?」

Cさん「そんなにかからないですよ、〇〇円くらいですね。でも自分キャンプ用品に拘りたいタイプなのでそこでかなりお金を使ってます。この前もらったボーナスがなくなちゃいそうです笑」

Aさん「いや、貯金はするべきですよ。何でボーナスを全部使おうとしてるんですか。自分は毎月3万円は貯金するようにしています。今回のボーナスも全額貯金してます。Cさんは毎月いくら貯金しているんですか?」

このときのCさんの顔には「なんでこの場でそれを言わなきゃいけないんだ」と書いてあるように見えた。

Cさん「分からないですね」

Aさん「なんで分からないんですか。自分お金ですよね?ちゃんと収支をつけていかないとダメですよ!」

Aさんは相手と同じ目線に立って雑談をしなかった。常にコメンテーター気取りだった。

おまけに相手の話の最中に聞かれてない自分の話をする会話泥棒で、少しでも相手に隙があれば説教をしたがった。

Aさんは朝ごはんは食べた方がいいとか、睡眠は十分にとった方がいいとか、急いでいるときでも運転は慎重にするべきとか、動物には優しくしてあげるべきとか、誰でも知ってる普遍的事実あなたは知らないだろうから教えてあげますという態度で得意げに説教するのが好きなようだった。

内容は恐ろしく浅い。朝ごはんは食べるべきだから食べるべき。幼稚園先生園児説教するときよりも薄っぺらい内容だ。

正直、小馬鹿にされているようでかなりイラッとくる。

Aさんは他の人同士が雑談をしているときでも内容に隙があれば会話に割って入って説教をした。

私「年末なのに全然掃除してないです」

相手「面倒ですよね」

突然乱入してくるAさん「いや、年末掃除しないとダメですよ。汚い新年を迎えるんですか、おかしいですよ。新年まであと〇〇日しかないです。面倒とか言っている場合じゃないです。緊張感足りてないんじゃないですか!」

※緊張感はAさんの説教の頻出単語

これが一番堪えた。

Aさんが乱入すると雑談がそこで完全終了する上にめちゃくちゃイラつく。

新年をそれほど大したことと捉えていない人や、何か事情があって掃除ができない人や(私の場合は面倒だからだけど)、掃除ときに緊張感を持ちたくない人がいるとは思ってもいなさそうだった。

上司が「他の人が喋ってるときに割って入るな」と注意したがAさんは「いやでも自分正義感が強いのが強みなんで」と言って特に改善されることはなかった。

こんな感じなので次第にAさんと話す人はいなくなったどころか、Aさんの近くで雑談をするとAさんに乱入説教されるためみんなAさんがいない場所雑談をするようになった。

あとAさんは誰よりも多くミスをするくせに、誰もよりも他人ミス不寛容だった。

ミスがAさんに関係なくてもわざわざミスした人のところに行きそれをを追求し、攻め立て、説教する。

妙に嬉しそうに「書類は提出する前にちゃん確認しないとダメですよ」と言っているのを見たときにはどの口が言うんだと思った。

誰かのミスでAさんが迷惑を被ったら、Aさんはありえないほど不機嫌になった。

ミスした人に強く当たる。さらに扉を大きな音で閉めたり、ファイルで机を叩いたり、部屋の反対側にまで聞こえる大きなため息を吐くなど空気悪くするどころか、無関係の人に対して八つ当たりもする。

普段Aさんのミスを一番尻拭いしてしている人に対してもこの態度だった。

先輩が「普段ミスしまくって周りに助けてもらってるのにその態度はなんだ」と指摘したらAさんはそれとこれは関係がないという旨の主張をしたらしい。

そもそもAさんは自分の出した損害を認識できていないようだった。

自分の席に座っていたAさんが飲みかけのペットボトルキャップせずに足元(通路)に置き、たまたま通りかかった人がそのペットボトルを蹴って服が汚れてしまたことがあるらしい。

デスクは物が散乱しペットボトルを置く場所がなかったため足元に置いたとのこと

※ウチ会社事務所は狭い

キャップをしなかった理由不明

近くの人がウェットティッシュを服が汚れた人に渡してあげている中、元凶のAさんは何もしないどころかその場で溢れた飲み物の弁償を求めたらしい。

※全部伝聞系なのは私がその場にいなかったか

多分Aさんは自分飲み物を奪われた何の落ち度もない被害者認識していたのだろう。

仕事ミスを連発しているのに妙に大きな態度を取ったりミスした人に強く当たるのは、ミスミスとして認識していない、ミス認識したとしてもそれは避けようのない事故なので自分のせいではないと思ってるからかもしれない。

続く https://anond.hatelabo.jp/20240728101905

2024-07-25

これの事か

さざなみ(日本共産党を考えるアカウント) @ dVpAzm3u1w2xcIO

全労連中央メーデー田村智子委員長挨拶唐突全労連を闘う労働運動と意義を語り、連合メーデー言及し出席した岸田総理批判田村荻上チキ番組労働運動の「分裂」と口を滑らせた。この失言長老から厳しく叱責、指導されたため、意義を強調したのだろう。

https://x.com/dvpazm3u1w2xcio/status/1785804955909234844?s=46&t=dm2RoWl2I4mmsfVItgVFrA

anond:20240725195254

2024-07-24

トーマスロック・リーは賢い

問題が発覚してから失言ゼロ

一方、東大准教授はどんどんやばい発言してる。

失言しまくり。

やっぱ日本人能力低いなwwwww

いや、女だから?wwwww

岡美穂子准教授「騒いでる奴のせいで国益を損なうぞ」に関する反応集【アサシンクリード/シャドウズ/反応集】 - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=WAYhwjJH8io

2024-07-23

いつも「炎上しそう」で踏みとどまって炎上回避している自覚がある

おまえには元より燃やす価値がないと言われたら、元も子もないが。

その言動炎上につながる原因を理解できても会得できていない。

自分言動の一つ一つに際して、日頃は「炎上につながらないだろうか」と自問自答する工程を挟むことで、失言回避している。

そういう状態から少しでも気が抜けたら本音の大行進だ。

残念なことに、罪を犯してはならない理由を尋ねられたら、建前はともかく、本音では「罪だから」と答えるような人間なので、昔は失敗ばかりしてきた。

今は幸いにして、画期的対処法によって、失敗体験の大幅な削減に成功している。

対人関係において気が抜けるような環境をつくらなければ、自然失言も減っていくという寸法である

誰とも他人でいたいと言うと恰好よさげだが(そうか?)

常識を会得したいと思えない人間の、まあお察しの末路だ。

2024-07-22

anond:20240722124842

一番近くいたのにも関わらず救えなかったら失言した漫画家を燃やしに行く地獄への道がいま始まった

2024-07-20

anond:20240720231804

ケネディ家の人出してトランプに「ケネディ大統領は撃ち殺されたが私は生き残った!」とかい失言言わせてくれないかな?

anond:20240720141111

オレはいいと思うぞ、SNS失言カードとか、暗殺未遂カードで人気数値が鰻登りになるとか

2024-07-17

anond:20240717223759

底辺のおしゃべりは失言が多い

言葉を知らんので子どもが使うようなアホバカカスしねを簡単に使う

あと思考ダダ漏れになっている

今思えば友人は自閉症だったのかもしれない。

 私が中学校の時の友人の話をしよう。名をMという。ガリガリでいつでもワンパンで倒せそうな子供だった。

 Mは体育の授業の持久走では絶対に走らなかった。体育の先生40歳くらいの柔道専門のいかにも強面の人で、いわゆる不良も体育の授業だけは真面目に受けていた。そんな先生相手にMは堂々と絶対に走らないと宣言し、牛歩戦術ばりのダラダラとした歩きを披露した。その光景はその先生を煽っているようにすら感じられた。

「ふざけるなよ!授業をちゃんと受けれないなら正座してろ!」

 体育教師の怒声が飛ぶ。正座のために先生が指さしたのは日陰でもなく太陽が照りつけるコンクリートの上だ。気まずさが辺りを包み込む。みんなの視線を集めているMは無言で歩き出し、当たり前のように正座を始め、グデーと腕を伸ばし体を丸めヨガポーズみたいな格好をした。このポーズは彼がやる気がないことを全力でアピールするために愛用していたものである

 ある日の給食時間中、Mは心無いサッカー部男子に「お前野菜とか食わないでデザートとかの美味しいものしか食べないな」と悪口を言われた。その日以来、給食時間には誰が何と言おうと頑なにあの謎ヨガポーズを取り続け一切給食を食べなくなった。Mのデザートはいつもそのサッカー部男子がありがたく頂戴していたという、胸糞悪い話でもある。

 あの謎ヨガポーズは彼なりの筋の通し方で、精一杯の反抗手段だったのであろう。非暴力・非服従ガンジースタイルで彼はいつも自分の気に入らないこと全てと戦っていた。

 私が中学に入るとクラス剣道経験者がいた。入学したての時に、その子に誘われて軽い気持ち見学にいくと、椅子に座らされて簡単には帰れなくなり、そのままずるずると剣道部に入ることになる。中学1年生の私を思いっきビンタしたい。踏みとどまれよ。何せそれまでの私の人生剣道との接点なんて何もなかったのだ。今思うと中学からいきなり剣道を始める方がどうかしていた。

 そんなこんなで始めた剣道は、いかんせん面白くなかった。野球サッカーバスケなどと違い、剣道は遊びでやっても全く面白くないというとにかく救えないやつだった。暑い臭い、汚いの三拍子そろっていた。

 私は己がはまり込んでしまった剣道という沼に1人でも多く引きずり込みたかった。そして生贄としてMが選ばれた。多少強引とも取れる平和交渉の末に彼は剣道部に入った。小学生ときは家にこもりがちだったMを外の世界に引っ張っていったので、彼の母には大層感謝された。WINWINである

 ある日、Mは、アップの素振り中に、面・胴・小手のリズムで、めん、どう、くせ〜〜と叫びながら竹刀を思いっき空高く放り投げた。Mは竹刀も拾わずそのまま部室に駆け込むと、周りの静止も聞かず、着替えてそのまま帰ってしまった。我慢限界だったのだろう。そのまま自然な流れでMは剣道部をやめた。1年持たなかったが、今思い返すとよく耐えた方である顧問4段、副顧問3段というガチ剣道指導者に囲まれた当時の私たちには逃げ場などなかった。中学から部活に入りそれまでまともな運動習慣がなかったMにとって、あの環境での練習に耐え忍ぶことは、想像を絶するほどのストレスだったのだろう。

 生贄はいなくなったが私は結局3年間剣道に捕らわれたままで、高校になったら絶対に辞めてやるとのモチベーションだけで最後までやり遂げた。

 Mが剣道部をやめても変わらず私はMと友達であった。

 

 Mには逃亡癖があった。自転車で実際に校外に出たのは1回や2回ではなく、駐輪場教員友達に捕まった未遂まで含めると1年で10回を上回る。駐輪場で確保された後に、教室に連れていこうとすると、自転車のチェーン式の鍵を持ち出して、近くの柱にズボンベルトと絡み合わせて己の体を固定させて、「動けない〜〜」と手足をバタつかせてみんなを呆れさせた。自転車学校からの脱走に成功したとしても、親の許可も得てないので家には帰れないし、インドアを極め煙草などの非行にも縁もゆかりもないMにいく場所などなかった。

 Mは遊戯王にハマっていた。カードでも遊んでいたが、何より当時放送されていた遊戯王5DSというアニメにハマっていた。

遊戯王アニメって所詮カードを売るためのでっかいCMだろ」

 と私がMに話した時、Mは口をパクパクさせて抗議の意をしめしてきた。私の失言癖は今も変わらないが、己の無配慮に今更ながら申し訳なく思っている。

 Mは遊戯王5DSの敵キャラ・鬼柳京介(きりゅう きょうすけ)から大きな影響を受けており、中学2年生の一時期は事あるごとにこのキャラの口癖である「満足できないぜ」を連発していた。清々しいまでの中2病だ。当時の私はというと、Mが何か変な行動を起こすたびに、同じアニメクロノス教授の真似をして、「ドロップアウトボーイなの〜ね!」と煽っていた。性格の悪い中2病だ。

 

 Mは持ち前の地頭の良さを屁理屈しか使わないので、学校の成績は壊滅的だったが、そこをイジるといつも半笑いちょっと怒っていた。普通に学校生活が送れないという意味では、リアルガチドロップアウトボーイであったMの言動は私を退屈させなかった。だからこそMと友達だった。酷い友情の形もあったものである

 

 不器用で要領悪いが自分を貫くMの姿に好感を持てた。多くの人が眉をしかめるMの言動も私は常に面白がっていた。

 あの頃の私はM君係として周りに認識されていた。1年こそ違うクラスだがその実績が認められ、当然のように2. 3年生の時Mと私は同じクラスであった。奇行が目立ち何かと周りから浮きがちなMに対して、私は特別扱いして諦めずに、失礼なこともいう対等な友達として接した。

 なぜここまで詳細にMのことを覚えているかというと、それは彼と過ごした中学生活がかけがえのない色褪せないものであるからというのももちろんあるが、正直に話すと、今の私が中学校特別支援学級担任からである

 特別支援学級にはMのような子が大勢いる。Mの特徴は自閉症に当てはまるのだ。今ならMはおそらく自閉症の診断名がつき支援学級に在籍しているだろうが、15年ほど前にそんなクラス存在しなかった。ただ変わった子が教室にいつも普通にいて、私はその子の世話係的な役割だった。

 巡り巡って今の私は中学生の自分と同じことをしている。

 教員になって特別支援クラス担当してから、私は再び彼に出会う。

2024-07-11

anond:20240711131130

女の前でカッコつけて、失言しないように黙ってるんじゃないの?

anond:20240711131130

女の前でカッコつけて、失言しないように黙ってるんじゃないの?

2024-07-10

anond:20240709161919

他人には言葉に気を付けろというくせにお前はボロクソ言うじゃねえかと失言に対する反応でよく思うわ

anond:20240709155822

※ただし小池が言ってたら「小池節」、石丸だったら「石丸構文」として済ませますし、失言も見逃してあげます

2024-07-09

そろそろ小泉進次郎名誉回復すべきだと思う

同語反復的な、いわゆる「小泉構文」は、長らくネットオモチャにされて既成事実化しているが、実際には発言の切り取りや捏造しかない。

Pixiv百科事典掲載されている「小泉構文」のいくつかを検証してみよう。

https://dic.pixiv.net/a/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E6%A7%8B%E6%96%87

楽観論が会場の中に空気が充満していたと思う、だからこそ楽観論が会場の中に空気が充満していたと思う

実際の発言確認すると「だからこそ」以降の繰り返しはない。

記者NHK杉田です。6条に関しては合意に至らなかったわけですが、どのような思いですか。

大臣)まあ、これだけ、日本として、今回交渉の成立に向けて積極的に主導したのは今まであまりなかったと聞きました。私もこの期間中30回以上のバイ会談を繰り返し行いましたが、特に国連事務総長とも3回、そしてキーとなるプレーヤーともかなりの数をこなした中で、一番ね、合意できたらそれは最善のことでしたけれども、会場の今日雰囲気を見てると、非常に楽観的でしたね。それは今回合意に至らなかったことの悲観よりも、来年グラスゴーにこれは必ずつながるというそういった楽観論が会場の中に、空気が充満していたと思います

https://www.env.go.jp/annai/kaiken/r1/1215.html

「楽観論が会場の中に、空気が充満していたと思う」だけでも日本語がおかしい、という指摘もあるが、話し言葉なので多少の乱れは仕方なく、「楽観的な空気が会場に充満していた」という意味普通に受け取れると思う。

約束は守るためにありますから約束を守るために全力を尽くしま

他と並べているかおかしく感じるだけで、単体で見て変な文章とは思わないだろう。

本当の意味でのトートロジー(強調のための同語反復)的ではある。

今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っていると

小泉構文の代表例として有名だが、「と…」で終わっていることからわかるように、こちらは発言の続きを省略した切り取りである

元の映像は残っていないものの、以下のような趣旨だったことがわかっている。

今のままではいけないと思います 今のままでいいなんて決して思っていないということをもっと言っていかなければならない

https://www.jijitsu.net/entry/shinjirou-koubun


退院後、リモートワークができてるおかげで、公務リモートでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから、それも非常に良かったことだと思っています

リモートワークの良いところを挙げていく流れでの発言である

リモート」「できる」が繰り返されるおかげで非常に冗長な印象だが、「リモートワークの体制が整ったおかげで、全てではないが公務リモートで出来たというのは、これはまさにリモートワークのおかげですから、それは良いところでしたね」くらいの趣旨だと思う。

繰り返すが、台本のない話し言葉なので冗長なのは仕方ない。

絶対できる、と言うことよりもできっこないことに挑むのは、チャレンジングでいいんじゃないですか

調べてもソースが出てこない。ただ「できっこないことに挑みたい」という趣旨発言は何度かしている。

反省しているんです。ただ、「反省しているといいながら、反省をしている色が見えない」と言うご指摘は、私自身の問題だと反省している

問題に対して反省した上で、「反省の色が見えない」という指摘にも反省している、という趣旨発言なので、別に同語反復ではない。

「本当に反省してるならぐだぐだわかりづらいこと言ってんなよ」という気持ちにはなる。

辞任するとは言ったが辞任するとは言っていない

コラ画像と一緒に拡散されているがソースはない。捏造だろう。

小泉さんは国政では水と油かもしれないが、水と油も混ぜればドレッシングになる

地元労組幹部に言われたことを紹介したもので、小泉自身発言ではない。

水と油を混ぜてもドレッシングにはならない」とツッコミが入っているが、油分と酢に含まれる水分とを上手く混ぜあわせるところにドレッシングの要点があるのだから、そこまでおかし発言でもないだろう。

育児休暇は)休みという言葉が入っているが、休みではない

育児は重労働なのでぜんぜん「休み」ではないよね、という趣旨の話で、まったく変な発言ではない。

ステーキやっぱり食べたいですね。毎日でも食べたいね

毎日でも食べたいということは毎日でも食べているというわけではないです

言ってる内容はともかく、論理的には正しい。毎日食べている人間は「毎日でも食べたい」とは言わない。

失言をしてしまったときに何とか余裕ぶってダメージコントロールしようとする感じが非常に悪印象ではある。

以上のように、「今のままではいけないと思います」などをきっかけに、それを面白がったネット民が、同語反復的に見える発言を無理やり探し出してきたり、あるいは「小泉が言いそうなこと」みたいな大喜利の答えを本人の発言として広めたりしているだけで、小泉自身はここまでネタにされるほど酷いことは言っていないのである

「こいつはネタにしていい」「こいつは叩いていい」という空気になったときに、とにかく相手の粗を探してくる、何でも悪意的に捻じ曲げて印象操作をする、というのはネット民の悪い癖である。そうした態度を反省するためにも、まずは小泉に謝ろうではないか

みんな政治家に何を求めてるの?

最近はてなでの過度な石丸叩きを見て、すごく疑問になった。

政策批判してる人はごくわずかで、ほとんどが印象で批判してる。

陰キャ特有の、目立つ人への逆張りなんじゃね?としか思えない。

というか、支持者の大半は何となくの印象で支持してて、同様の理由批判するなら支持者と何も変わらん。

政策

しゃべりがうまいこと?

金にキレイな事?

異性関係キレイな事?

失言ないこと?

ハラスメントしないこと?

実務能力あること?

調整力あること?

情報開示して改竄しないこと?

パーフェクトな人なんかいないんだから、どこかに目を瞑る必要あると思うのだけど、何を求めてるのか純粋に気になる。

anond:20240709111334

スポーツインタビューで負けた選手に同じ質問するよね

「手応えありましたか

自分は精一杯戦いました」

「途中までは勝てると思ってましたか?」

(思うわけねぇだろ、ソッコーで実力差感じて詰んだわwでもお利口に答えとこ)「はい

「負けた原因はなんだと思いますか?」

(実力差だボケ、でもお利口に答えとこ)「自分力不足だったと思います

「これからどうしますか?」

トレーナー転職するにはもうちょい実績ほしいからな、まだやるよ)「次を目指して、まだ諦められません」(好感度上げとこ)

 

こーゆーの好きだよねぇ様式美

 

最近メディア対策の事前教育も行き届いているのか減ったが、先回のオリンピックでもあった

敗退選手インタビュー笑顔で「楽しみました」

に対する、税金で遊ばせているのではない、楽しむとは何事か、金以外なら悔しがれ、視聴者に詫びろの炎上

過去には選手生命を絶たれた人も大勢いる

日本人ってこれなのよ

選挙で負けた候補者からこの絵が撮りたいだけなの

万が一失言が撮れたら大儲け

ハインリッヒの法則

黒人寿司店員、ちょっと嫌とか

店でで他人のボロ傘を自分の傘と取り違えて持ってきて、使い終わったあと捨てましたとか(自分の傘置いて来たんだからOKという謎理論)

最近伊集院マジで迂闊な発言が多い。

3回目の失言でドカンとくると予想しておく。

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