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はてなキーワード: f(X)とは

2024-11-17

anond:20241117154800

増田がわかるかどうか分からんけど俺なりに説明してみるわ。

f(x)はxを与えるとxに応じた値が返って来る訳や。

二次関数でいうとf(x)=x^2の最小値はx=0のときf(0)=0やな。

ここでg(x)=f(x-2)=(x-2)^2を考えて、xを移動する前の関数f(x)が最小になるx=0を代入すると、g(0)=f(0-2)=(0-2)^2=4でg(x)の最小値(=f(x-2)の最小値)からずれる訳や。

じゃあg(x)が最小になるxはなんなのかというと、f(x-2)の括弧の中が0になる必要がある。だからx=2を代入したときg(x=2)=0で最小値になる訳や。(当たり前やんな?)

要するに、g(x)の移動する前の関数f(x)のx=aの値f(a)を与えるxは、x=aでなくてx=a+2にせなあかんねん。

"-2"をキャンセルする為にxを右に+2だけシフトせなあかんちゅうこっちゃな

わかりやすくはないと思うけど俺なりに説明してみたわ

anond:20241117151225

意味わからんかったけど、例えば「f(x)よりf(x-2)が右にくるのは何故?」ってこと?

2024-09-18

M理論とIIA型超弦理論双対性

以下は、M理論超弦理論幾何学抽象化した数学的枠組みでのモデル化について述べる。

∞-圏論と高次ホモトピー理論

まず、物理対象である弦や膜を高次の抽象構造としてモデル化するために、∞-圏論を用いる。ここでは、物理プロセスを高次の射や2-射などで表現する。

∞-圏 𝒞 は、以下を持つ:

  • 対象Ob(𝒞)
  • 1-射(またはモルフィズム):対象間の射 f: A → B
  • 2-射:1-射間の射 α: f ⇒ g
  • n-射:高次の射 β: α ⇒ γ など

これらの射は、合成や恒等射、そして高次の相互作用を満たす。

デリーブド代数幾何学と高次スタック

次に、デリーブド代数幾何学を用いて、空間場の理論モデル化する。ここでは、デリーブドスタック使用する。

デリーブドスタック 𝒳 は、デリーブド環付き空間の圏 𝐝𝐀𝐟𝐟 上の関手として定義される:

𝒳 : 𝐝𝐀𝐟𝐟ᵒᵖ → 𝐒

ここで、𝐒 は∞-グルーポイドの∞-圏(例えば、単体集合のホモトピー圏)である

物理的なフィールドパーティクルのモジュライ空間は、これらのデリーブドスタックとして表現され、コホモロジーデリーブドファンクターを通じてその特性を捉える。

非可換幾何学とスペクトラルトリプル

非可換幾何学では、空間を非可換代数 𝒜 としてモデル化する。ここで、スペクトラルトリプル (𝒜, ℋ, D) は以下から構成される:

作用素 D のスペクトルは、物理的なエネルギーレベルや粒子状態対応する。幾何学的な距離や曲率は、𝒜 と D を用いて以下のように定義される:

高次トポス

∞-トポス論は、∞-圏論ホモトピー論を統合する枠組みである。∞-トポス ℰ では、物理的な対象フィールドは内部のオブジェクトとして扱われる。

フィールド φ のグローバルセクション(物理的な状態空間)は、次のように表される:

Γ(φ) = Homℰ(1, φ)

ここで、1 は終対象である物理的な相互作用は、これらのオブジェクト間の射としてモデル化される。

L∞-代数と高次ゲージ理論

ゲージ対称性やその高次構造表現するために、L∞-代数を用いる。L∞-代数 (L, {lₖ}) は次元付きベクトル空間 L = ⊕ₙ Lₙ と多重線形写像の族 lₖ からなる:

lₖ : L⊗ᵏ → L, deg(lₖ) = 2 - k

これらは以下の高次ヤコ恒等式を満たす:

∑ᵢ₊ⱼ₌ₙ₊₁ ∑ₛᵢgₘₐ∈Sh(i,n-i) (-1)ᵉ⁽ˢⁱᵍᵐᵃ⁾ lⱼ ( lᵢ(xₛᵢgₘₐ₍₁₎, …, xₛᵢgₘₐ₍ᵢ₎), xₛᵢgₘₐ₍ᵢ₊₁₎, …, xₛᵢgₘₐ₍ₙ₎) = 0

ここで、Sh(i,n-i) は (i, n - i)-シャッフル、ε(sigma) は符号関数である

これにより、高次のゲージ対称性や非可換性を持つ物理理論モデル化できる。

安定ホモトピー理論スペクトラム

安定ホモトピー理論では、スペクトラム基本的対象として扱う。スペクトラム E は、位相空間やスペースの系列 {Eₙ} と構造写像 Σ Eₙ → Eₙ₊₁ からなる。

スペクトラムホモトピー群は以下で定義される:

πₙˢ = colimₖ→∞ πₙ₊ₖ(Sᵏ)

ここで、Sᵏ は k-次元球面である。これらの群は、物理理論における安定な位相特性を捉える。

ホモロジカル場の理論

物理的な相関関数は、コホモロジー類を用いて以下のように表現される:

⟨𝒪₁ … 𝒪ₙ⟩ = ∫ₘ ω𝒪₁ ∧ … ∧ ω𝒪ₙ

ここで、ℳ はモジュライ空間、ω𝒪ᵢ は観測量 𝒪ᵢ に対応する微分形式またはコホモロジーである

M理論における定理の導出

先に述べた抽象数学的枠組みを用いて、M理論重要定理であるM理論とIIA型超弦理論双対性を導出する。この双対性は、M理論11次元での理論であり、円 S¹ に沿ってコンパクト化するとIIA型超弦理論等価になることを示している。

1. デリーブド代数幾何学によるコンパクト化の記述

空間の設定:

コホモロジー計算

Künnethの定理を用いて、コホモロジー計算する。

H•(ℳ₁₁, ℤ) ≅ H•(ℳ₁₀, ℤ) ⊗ H•(S¹, ℤ)

これにより、11次元コホモロジー10次元コホモロジーと円のコホモロジーテンソル積として表される。

2. C-場の量子化条件とM理論の場の構造

C-場の量子化条件:

M理論の3形式ゲージ場 C の場の強度 G = dC は、整数係数のコホモロジー類に属する。

[G] ∈ H⁴(ℳ₁₁, ℤ)

デリーブドスタック上のフィールド

デリーブド代数幾何学では、フィールド C はデリーブドスタック上のコホモロジー類として扱われる。

3. 非可換幾何学によるコンパクト化の非可換性の考慮

非可換トーラスの導入:

円 S¹ のコンパクト化を非可換トーラス 𝕋θ としてモデル化する。非可換トーラス上の座標 U, V は以下の交換関係を満たす。

UV = e²ᵖⁱθ VU

ここで、θ は非可換性を表す実数パラメータである

非可換K-理論適用

非可換トーラス上のK-理論群 K•(𝕋θ) は、Dブレーンのチャージを分類する。

4. K-理論によるブレーンのチャージの分類

M理論のブレーンのチャージ

  • M2ブレーン:K⁰(ℳ₁₁)
  • M5ブレーン:K¹(ℳ₁₁)

IIA型超弦理論のDブレーンのチャージ

  • D0ブレーンからD8ブレーン:K-理論群 K•(ℳ₁₀) で分類

チャージ対応関係

コンパクト化により、以下の対応が成立する。

K•(ℳ₁₁) ≅ K•(ℳ₁₀)

5. 安定ホモトピー理論によるスペクトラム同値

スペクトラム定義

スペクトラム同値性:

安定ホモトピー理論において、以下の同値性が成立する。

𝕊ₘ ≃ Σ𝕊ᵢᵢₐ

ここで、Σ はスペクトラムの懸垂(suspension)函手である

6. 定理の導出と結論

以上の議論から、以下の重要定理が導かれる。

定理M理論とIIA型超弦理論双対性

デリーブド代数幾何学、非可換幾何学、および安定ホモトピー理論の枠組みを用いると、11次元M理論を円 S¹ 上でコンパクト化した極限は、IIA型超弦理論数学的に等価である

7. 証明の要点

(a) コホモロジー対応

(b) 非可換性の考慮

(c) スペクトラム同値

2024-09-16

情報存在関係

情報存在関係を数理化するために、高次圏論ホモトピー型理論、および量子場の理論統合した形式化を提案する。

まず、(∞,∞)-圏 C を考える。この圏の n-射は n 次元情報構造表現し、これらの間の高次の関係性を捉える。存在表現するために、この (∞,∞)-圏上の (∞,∞)-シーフを考える。

(∞,∞)-シーフ F: C^op → (∞,∞)-Cat を定義し、これを「存在の超シーフ」と呼ぶ。ここで、(∞,∞)-Cat は (∞,∞)-圏の (∞,∞)-圏であるF(X)対象 X に関連付けられた存在可能性の (∞,∞)-圏を表す。

このシーフ F は以下の超層条件を満たす:

任意対象 X と X 上の ∞-被覆 {U_i → X}_i に対して、以下の ∞-極限図式が (∞,∞)-圏の同値となる:

F(X) ≃ lim[∏_i F(U_i) ⇉ ∏_{i,j} F(U_i ×_X U_j) ⇛ ... ]

ここで、多重矢印は無限次元コホモロジー操作を表す。

次に、ホモトピー型理論 (HoTT) の拡張として、∞-累積階層理論 (∞-CUT) を導入する。これにより、以下の型構成子を定義する:

1. Π^∞(x:A)B(x): 無限次元依存積型

2. Σ^∞(x:A)B(x): 無限次元依存和型

3. Id^∞_A(a,b): 無限次元同一性

さらに、高次 univalence 公理採用し、以下を仮定する:

(A ≃^n B) ≃^(n+1) (A =^n B)

ここで、≃^n は n 次の同値関係を、=^n は n 次の同一性型を表す。

量子場理論概念を取り入れるために、圏値場の理論拡張し、(∞,∞)-圏値場 Φ: Bord^(∞,∞) → (∞,∞)-Cat を導入する。ここで、Bord^(∞,∞) は無限次元ボルディズム圏である。この場は以下の公理的場論の条件を満たす:

Φ(M ∐ N) ≃ Φ(M) ⊗ Φ(N)

Φ(∅) ≃ 1

Φ(M^op) ≃ Φ(M)^*

ここで、⊗ は (∞,∞)-圏の対称モノイダ構造を、* は双対を表す。

情報存在の動的な相互作用を捉えるために、導来高次代数概念を用いる。C の導来 (∞,∞)-圏 D(C) を考え、F の導来関手 LF: D(C)^op → D((∞,∞)-Cat) を定義する。情報の流れに沿った存在進化は、以下の超越的余極限として表現される:

hocolim^∞_i LF(X_i)

ここで {X_i} は D(C) 内の無限次元図式である

最後に、情報存在の根源的な関係を捉えるために、トポス理論無限次元拡張した ∞-トポス概念を導入する。∞-トポス E = Sh^∞(C) 内で、存在を表す対象 Ω^∞ を定義し、これを無限次元部分対象分類子とする。

2024-09-12

[] 無差別曲線分析の基礎

定義 1 (消費集合)

消費集合 X を局所位相線形空間の凸錐部分集合とする。

定義 2 (選好関係)

X 上の二項関係 ≿ を選好関係とする。

公理 1 (完備性)

∀x, y ∈ X, x ≿ y ∨ y ≿ x

公理 2 (推移性)

∀x, y, z ∈ X, (x ≿ y ∧ y ≿ z) ⇒ x ≿ z

公理 3 (連続性)

∀x ∈ X, {y ∈ X | y ≿ x} と {y ∈ X | x ≿ y} は X において閉集合

公理 4 (凸性)

∀x, y, z ∈ X, ∀α ∈ (0, 1), (x ≿ z ∧ y ≿ z) ⇒ αx + (1-α)y ≿ z

定義 3 (効用関数)

関数 u: X → ℝ が以下を満たすとき、u を選好関係 ≿ の効用関数と呼ぶ:

∀x, y ∈ X, x ≿ y ⇔ u(x) ≥ u(y)

定義 4 (無差別集合)

効用関数 u: X → ℝ に対して、任意の r ∈ ℝ に対する無差別集合 I_r を以下で定義する:

I_r = {x ∈ X | u(x) = r}

定理 1 (無差別集合の位相性質)

公理 1-4 を満たす選好関係 ≿ に対応する効用関数 u が連続であるとき任意の r ∈ ℝ に対して、I_r は X の閉集合である

証明

u の連続性より、I_r = u^(-1)({r}) は X の閉集合である

定理 2 (無差別集合の凸性)

公理 1-4 を満たす選好関係 ≿ に対応する効用関数 u が準凹であるとき任意の r ∈ ℝ に対して、I_r は凸集合である

証明

x, y ∈ I_r, α ∈ (0, 1) とする。u の準凹性より、

u(αx + (1-α)y) ≥ min{u(x), u(y)} = r

一方、u(αx + (1-α)y) > r とすると、公理 4 に矛盾する。

よって、u(αx + (1-α)y) = r となり、αx + (1-α)y ∈ I_r が示される。

定義 5 (Gâteaux 微分可能性)

X が Banach 空間とき関数 f: X → ℝ が点 x ∈ X で Gâteaux 微分可能であるとは、任意の h ∈ X に対して以下の極限が存在することをいう:

δf(x; h) = lim_{t→0} (f(x + th) - f(x)) / t

定義 6 (限界代替率)

効用関数 u: X → ℝ が Gâteaux 微分可能であるとき、点 x ∈ X における財 i と財 j の間の限界代替率 MRS_{ij}(x) を以下で定義する:

MRS_{ij}(x) = -δu(x; e_i) / δu(x; e_j)

ただし、e_i, e_j は i 番目、j 番目の基底ベクトルとする。

定理 3 (限界代替率逓減の一般化)

X が Hilbert 空間で、効用関数 u: X → ℝ が二回連続 Fréchet 微分可能かつ強凹であるとき任意の x ∈ X と任意の i ≠ j に対して、

∂MRS_{ij}(x) / ∂x_i < 0

証明

u の強凹性より、任意の h ≠ 0 に対して、

⟨D²u(x)h, h⟩ < 0

これを用いて、MRS の偏導関数符号評価することで証明完了する。

定理 4 (効用最大化問題の解の特徴付け)

X が局所位相線形空間、p ∈ X* (X の双対空間)、w ∈ ℝ とする。

効用関数 u: X → ℝ が連続かつ準凹で、以下の問題の解 x* が存在するとき

max u(x) subject to ⟨p, x⟩ ≤ w, x ∈ X

ある λ ≥ 0 が存在して、以下が成り立つ:

1. ⟨p, x*⟩ = w

2. ∀y ∈ X, u(y) > u(x*) ⇒ ⟨p, y⟩ > w

3. δu(x*; h) ≤ λ⟨p, h⟩, ∀h ∈ X

証明

超平面分離定理を用いて、{y ∈ X | u(y) > u(x*)} と {y ∈ X | ⟨p, y⟩ ≤ w} が分離可能であることを示し、そこから条件を導出する。

2024-08-26

anond:20240826201706

指数関数 \( y = e^x \) を x で0.5回微分することは、一般的整数次数の微分とは異なり、一般的微積分の範囲を超えた「分数微分」という特殊概念に関わる。

分数微分定義計算はいくつかの方法があるが、一つの広く使われる手法リーマン-リウヴィルの分数微分である。この方法を用いて \(\frac{d^{0.5}}{dx^{0.5}} e^x\) を計算することができる。

リーマン-リウヴィルの分数微分定義は次の通り:

\[ D^{\alpha} f(x) = \frac{1}{\Gamma(n-\alpha)} \left( \frac{d}{dx} \right)^n \int_0^x (x-t)^{n-\alpha-1} f(t) \, dt \]

ただし、 \(\alpha\) は分数階(ここでは0.5)、 \(n\) は \(\alpha\) より大きい最小の整数(ここでは1)、 \(\Gamma\) はガンマ関数を表す。

簡略化して言えば、分数微分は膨大な計算を伴うが、\(\frac{d^{0.5}}{dx^{0.5}} e^x\) の場合、結果としてまた別の指数関数特殊関数帰着することが多い。具体的な結果としては複雑な式になるが、代表的特殊関数である「ミッタク・レフラー関数」が利用されることがある。

このように、個別に詳細な計算をするには高度な数学手法必要となり、具体的な数値計算は専用の数値解析ソフトウェアを用いることが推奨される。

結論として、指数関数 \( e^x \) の 0.5回微分一般的関数にはあまり見られない特殊な形を取り、分数微分特殊理論を用いる必要がある。

2024-07-21

決定木とは何か

レベル1: 小学生向け

決定木は、質問を使って答えを見つけるゲームのようなものです。木の形をした図を使って、質問と答えを整理します。例えば、「今日は外で遊べるかな?」という大きな質問から始めます

まず「雨が降っていますか?」と聞きます。「はい」なら「家で遊ぼう」、「いいえ」なら次の質問に進みます。次に「宿題は終わっていますか?」と聞きます。「はい」なら「外で遊ぼう」、「いいえ」なら「宿題をしてから遊ぼう」となります

このように、質問を重ねていくことで、最終的な答えにたどり着きます。決定木は、こうした「もし〜なら」という考え方を使って、物事を順序立てて考えるのに役立ちます

レベル2: 大学生向け

決定木は、機械学習における重要な分類・回帰アルゴリズムの一つです。データ特定の特徴に基づいて分割し、ツリー構造形成することで、新しいデータの分類や予測を行います

決定木の構造は以下の要素から成り立っています

1. ルートノード最初の分割点

2. 内部ノード中間の分割点

3. 葉ノード:最終的な予測や分類結果

4. 枝:各ノードを結ぶ線、条件を表す

決定木の構築プロセスは、以下のステップで行われます

1. 最も情報量の多い特徴を選択

2. その特徴に基づいてデータを分割

3. 各サブセットに対して1と2を再帰的に繰り返す

4. 停止条件(深さ制限や最小サンプル数など)に達したら終了

決定木の利点は、解釈が容易で直感であること、非線形関係性も捉えられること、特徴量の重要度を評価できることなどです。一方で、過学習やすい傾向があり、小さなデータの変化に敏感に反応する欠点もあります

レベル3: 大学院生向け

決定木は、分類および回帰問題適用可能な非パラメトリック監督学習アルゴリズムです。特徴空間再帰的に分割し、各分割点で最適な特徴と閾値選択することで、データ階層的に構造します。

決定木の構築プロセスは、以下の数学基準に基づいて行われます

1. 分類問題場合

  • 情報利得(Information Gain): ΔI = H(S) - Σ((|Sv| / |S|) * H(Sv))
  • ジニ不純度(Gini Impurity): G = 1 - Σ(pi^2)

2. 回帰問題場合

ここで、H(S)はエントロピーSvは分割後のサブセット、piクラスiの確率、yiは実際の値、ŷiは予測値を表します。

過学習を防ぐために、以下の手法が用いられます

1. 事前剪定(Pre-pruning):成長の早期停止

2. 事後剪定(Post-pruning):完全に成長した木を後から刈り込む

決定木の性能向上のために、アンサンブル学習手法ランダムフォレスト、勾配ブースティング木など)と組み合わせることが一般的です。

レベル4: 専門家向け

決定木は、特徴空間再帰的分割に基づく非パラメトリック監督学習アルゴリズムであり、分類および回帰タスク適用可能です。その理論的基盤は、情報理論統計学に深く根ざしています

決定木の構築アルゴリズムとして最も一般的なのはCART(Classification and Regression Trees)です。CARTは以下の手順で実装されます

1. 特徴選択:各ノードで最適な分割特徴を選択

  • 分類:ジニ不純度または情報利得を最小化
  • 回帰:平均二乗誤差を最小化

2. 分割点の決定:連続値特徴の場合、最適な閾値を決定

3. 木の成長:再帰的に子ノードを生成

4. 剪定過学習を防ぐために木を最適化

  • コスト複雑度剪定(Cost-Complexity Pruning): α(T) = (R(t) - R(T)) / (|T| - 1) ここで、R(t)は根ノードtの誤差、R(T)は部分木Tの誤差、|T|は葉ノード

決定木の理論特性

決定木の拡張

1. 多変量決定木:複数の特徴の線形結合を用いて分割

2. 軟判別木:確率的な分割を行い、滑らかな決定境界を生成

3. 条件付き推論木:統計的仮説検定に基づく特徴選択を行う

これらの高度な手法により、決定木の表現力と汎化性能が向上し、より複雑なパターン学習可能となります

レベル5: 廃人向け

決定木は、特徴空間Xの再帰的分割に基づく非パラメトリック監督学習アルゴリズムであり、その理論的基盤は統計的学習理論情報理論、および計算学習理論に深く根ざしています

決定木の数学的定式化:

Let D = {(x₁, y₁), ..., (xₙ, yₙ)} be the training set, where xᵢ ∈ X and yᵢ ∈ Y. The decision tree T: X → Y is defined as a hierarchical set of decision rules.

For classification: P(y|x) = Σᵢ P(y|leaf_i) * I(x ∈ leaf_i)

For regression: f(x) = Σᵢ μᵢ * I(x ∈ leaf_i) where I(·) is the indicator function, leaf_i represents the i-th leaf node.

決定木の最適化問題: min_T Σᵢ L(yᵢ, T(xᵢ)) + λ * Complexity(T) where L is the loss function, λ is the regularization parameter, and Complexity(T) is a measure of tree complexity (e.g., number of leaves).

特徴選択と分割基準

1. エントロピー相互情報量

H(Y|X) = -Σᵧ Σₓ p(x,y) log(p(y|x))

I(X;Y) = H(Y) - H(Y|X)

2. ジニ不純度:

Gini(t) = 1 - Σᵢ p(i|t)²

3. 平均二乗誤差(回帰):

MSE(t) = (1/|t|) * Σᵢ (yᵢ - ȳ_t)²

高度な理論考察

1. 一致性と収束速度: 決定木の一致性は、Breiman et al. (1984)によって証明されました。収束速度はO(n^(-1/(d+2)))であり、dは特徴空間次元です。

2. バイアス-バリアンストレードオフ:深い木は低バイアス・高バリアンス、浅い木は高バイアス・低バリアンスとなります。最適な深さは、バイアスバリアンスのトレードオフによって決定されます

3. 決定木の表現力:任意のブール関数は、十分に深い決定木で表現可能です。これは、決定木がユニバーサル近似器であることを意味します。

4. 計算複雑性理論:最適な決定木の構築はNP完全問題であることが知られています(Hyafil & Rivest, 1976)。そのため、実用的なアルゴリズム貪欲な近似アプローチ採用しています

5. 正則化構造リスク最小化:L0正則化(葉ノード数のペナルティ)やL2正則化(葉ノード予測値に対するペナルティ)を用いて、構造リスク最小化原理に基づいたモデル選択を行います

6. 情報幾何学解釈: 決定木の学習過程は、特徴空間上の確率分布の漸進的な分割と見なすことができ、情報幾何学観点から解析可能です。

7. カーネル決定木:非線形カーネル関数を用いて特徴空間を暗黙的に高次元化し、より複雑な決定境界学習する手法です。

8. 量子決定木:量子コンピューティング原理を応用し、古典的な決定木を量子系に拡張した手法です。量子重ね合わせを利用して、指数関数的に多くの分岐を同時に評価できる可能性があります

これらの高度な理論技術を組み合わせることで、決定木アルゴリズムの性能と適用範囲を大幅に拡張し、より複雑な学習タスク対応することが可能となります

2024-07-18

TKG分析するでぇ

おっはよーございまーす!今日脳みそフル回転や!朝メシの卵かけご飯見てたら、突如として数学構造が目の前に展開されてもうたわ!

まずはな、卵かけご飯位相空間 (X, τ) として定義すんねん。ここで、Xは米粒の集合で、τはその上の開集合族やで。この時、卵黄をX内の開球B(x, r)と見なせるんや。ほんで、醤油の浸透具合を連続写像 f: X → R で表現できんねん。

さらにな、かき混ぜる過程群作用 G × X → X としてモデル化すんで。ここでGは、かき混ぜ方の対称群やねん。すると、均一に混ざった状態は、この作用軌道 G(x) の閉包みたいなもんや!

ほんで、味の評価関数 V: X → R を導入すんねん。これは凸関数になってて、最適な味を表す大域的最小値を持つわけや。でもな、ここがミソなんよ。この関数の Hessian 行列固有値分布が、実は食べる人の嗜好性を表してんねん!

さらに突っ込んで、時間発展も考慮せなアカンで。卵かけご飯状態を表す確率密度関数 ρ(x,t) の時間発展は、非線形 Fokker-Planck 方程式記述できんねん:

∂ρ/∂t = -∇・(μ(x)ρ) + (1/2)∇²(D(x)ρ)

ここで μ(x) は米粒の移流速度場、D(x) は拡散係数やで。

最後にな、食べ終わった後の茶碗の染みを、写像の像の境界f(X) として捉えると、これが人生における「痕跡」の数学表現になるんや!

なんぼ考えても、この卵かけご飯数理モデルには驚愕せざるを得んわ!これは間違いなく、数理哲学における新パラダイムや!明日学会発表が楽しみやで!

せやけど、なんでワイがこんな斬新な理論構築できんねやろ?もしかして統合失調症のおかげで、通常の認知の枠組みを超えた数学直観が働いてんのかもしれんなぁ。ほんま、ありがとう、我が病よ!

あかん、興奮して頭がクラクラしてきた...。今日はもう寝るで!おやすみー!

2024-06-26

anond:20240626234219

まず三角関数が何に役立つかわかればいいと思うんだが

三角関数は二階微分すると正負は逆になるがほぼもとに戻るんだ f(x)'' = -f(x)になる

これがすごいマジで便利

あらゆることに使える

それに気づくには次は微分がとても役立つことを知らなくてはいけないんだが…

2024-06-15

anond:20240614231352

増田の変動に限らず「あ」から動かない関数だったらもうそれはy=f(x)ではなくy=あなのでは?

2024-06-14

妻が関数みたいでツラい

少し前から気付いていたことだった。

セックスとき、挿入すると妻は「あ」と喘ぐ。

ゆっくり奥まで挿入しても妻は「あ」とだけ喘ぎ、「あ」としか喘がない。

ピストンを行っても妻は「あ」、「あ」、「あ」と喘ぎ、それ以外の言葉を喘がない。

まるで関数だ。

f(x)=y。

xは俺のちんぽでyが妻の喘ぎ声。

俺のちんぽが妻の「あ」を生み出す。

俺が無機質に腰を振っても妻は「あ」と声を出し、

俺が情熱的に腰を振っても妻は「あ」と声を出す。

俺は関数セックスしているのかもしれない。

2024-05-10

投資信託の年利がよくわからない

投資信託シミュレーションをするときは「年利○%」みたいな数値から計算すると思うんだけど、S&P500とかオルカン評価額の推移を見ているとだいたい線形な感じで、二次曲線にはなってない。

評価額線形に上がっていくとすると長期のファンドほど年利が下がっていきそうだけど、ちまたのシミュレーションだと年利はずっと一定で、この辺よくわからない。

投資初心者すぎてなにか勘違いしているんだろうか…?

---

…と思ったけど f(x)=1.05^x みたいなグラフだと最初の数十年は線形に見えるだけなのかも

評価額割合で増えていくと考えられている理由はわからないけど)

2023-12-01

代入の理解にまつわる1=2の偽証

f'(1)=1となる関数があるとする

また実用的にはあまり意味のない等式だが{f(x)}'=f'(x)である。(ご存じだろうがこの形の等式は積の微分法や合成関数微分意味を持ってくる)

今この等式の両辺にxを足せば、{f(x)}'+x=f'(x)+xである

両辺に1を代入すると{f(1)}'+1=f'(1)+1

今、左辺の{f(1)}'は定数の微分意味するため0である

まり0+1=1+1より1=2なのである…。

この手の証明ありがちなゼロ除算は一見用いられていない。

しろ重要なのは、代入に対して「式に登場する同じ文字全てを同じ数あるいは文字で書き換えること」だという固定観念を持つ人ならば誰しも同じミスを犯しうることである

教育を見直すべきではなかろうか。

参考

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10289671605

2023-11-25

f(x)三次関数」って表現おかしいだろ

f(x)は3次関数」だろ

f(x)は三千七百六次関数」って書くのかお前は

2023-11-08

anond:20231108170907

f‘(x)={f(x)}’ってなんでxに関する恒等式じゃないのって頭よく思ってそうな人に聞いても全然まともな解説くれない。頭いいからなんだってだってなる。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14288441349

たぶん数学3履修した高卒以上の人間に上のxに数字代入することが正しいか間違ってるならなぜか答えよとアンケートとったら過半数が間違ってる理由ちゃん説明できないと思うんだが、知恵袋自称頭いい回答者と来たら自分説明できる側にいると思ってるんだよな…

2023-11-03

質問趣旨分かってます

微分表記法について…

g(x)h(x) についてf(x)=g(x)h(x)などと置けばf(x+h)=g(x+h)h(x+h)。 ここから{f(x)}‘=lim(h→0){(f(x+h)-f(x))/h}= lim(h→0){(g(x+h)h(x+h)-g(x)h(x))/h}

)/h}という感じで積の微分公式が導かれていくことでしょう。

それなら明らかにx=aにおける微分係数はこの式を逆に辿る感じでlim(h→0){(g(a+h)h(a+h)-g(a)h(a))/h} =lim(h→0){(f(a+h)-f(a))/h}= {f(a)}‘でしょう。

一方でf(x)にaを代入したもののxでの微分をあえて表記するとすればこれまた {f(a)}‘となるそうです。数学なのに意味の違うものが全く同じ表記とか紛らわしくね?てかそんなのあり?

に対する回答

f(x)=g(x)h(x)のとき

f'(x)=g'(x)h(x)+g(x)h'(x)

ゆえに

f'(a)=g'(a)h(a)+g(a)h'(a) (1)

x=aにおける微分係数はこの式を逆に辿る感じでlim(h→0){(g(a+h)h(a+h)-g(a)h(a))/h} =lim(h→0){(f(a+h)-f(a))/h}= {f(a)}‘でしょう。

それは単に定義に逆戻りしているだけで、何の進展もしていません。自分で(1)の式を導いてください。

前者はf'(a)と一般に表すのではないでしょうか。

ふざけてって感じじゃなくて本気で分かってなさそうだし数学力以前に読解力の低下が叫ばれるなあ

2023-10-07

イベントXのインパクトの大きさをf(X)、発生頻度をg(X)と置き、関係~を使ってf(X)~g(X)とすると、~は冪乗則に従うことが知られる。

だが、ここ数年の戦争の状況を見ると、発生頻度が多すぎるような気がしないでもない。

2023-04-27

奈義町の高い出生率について

岡山県奈義町出生率が2.95とかなり高い値を記録したことが少し前に話題になったが、そのニュースブコメなどを見ていると、出生率がどういった指標であるのかが理解されていないように思われる。

 

日本出生率というと、たいていの場合合計特殊出生率」のことを指す。これは、ある範囲、ある年において、年齢xの女性人口をg(x)、年齢xの女性からまれ子供の数をf(x)とおいたとき、Σ_(x=15~49) {f(x)/g(x)}で計算される。年齢別に計算された出生率を後で足し合わせるというところが重要で、極端な話、その町に30歳の女性が一人しかいなくて、そしてその女性子供を1人産んだとしたら、それだけでその町のその年の出生率は1上がる。人口の少ない町村部では、大きく変動しやす指標なのである

現に、奈義町出生率を推移を追うと、2016年の値は1.84であり、この10年だけでも1以上の幅で変動していることが分かる。それでも平均すれば2は超えるので高いといえるが、奈義町自衛隊駐屯地がある関係人口ピラミッドが一般的な町村部とは異なる(20~30代に"谷"がなく、そして男性女性よりもかなり多い)ため、出生率の分母が、他と比べると条件が異なっている。

 

奈義町の高い出生率についてその要因を探るのは良いが、少子化対策が功を奏したとか、奇跡の町だとか、そういった話に一目散に飛びつくのは適切ではないだろう。因果関係不明であるし、それに加えて、そもそも「結果」とされる出生率すら、町単位では少子化の程度を問うのに不適切指標になりうるかである

 

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20230405/k00/00m/040/334000c

2023-03-15

GPT-4でアニメキャラと会話する方法

GPT-3.5のときはあまり上手く行かなかったんだが、GPT-4で試すと結構いい感じでアニメキャラと会話できた (ChatGPT 課金勢)。

千反田えるを知っていますか?

千反田える(千反田 える、Chitanda Eru)は、本田裕一郎によって書かれた日本ライトノベルシリーズ氷菓」の登場キャラクターです。彼女は、主人公折木奉太郎所属する古典部メンバーで、好奇心旺盛で熱心な性格が特徴的です。千反田えるは、部活動を通して様々な謎や事件解決することで、他の登場人物と共に物語が進行します。


氷菓」は、2012年京都アニメーションによってアニメ化されました。千反田える声優は、佐藤聡美さんです。アニメでは、彼女の美しさと好奇心旺盛な性格が魅力的に描かれています

千反田えるプロフィールを教えて下さい

千反田えるは、「氷菓シリーズの登場キャラクターで、以下のようなプロフィールがあります

名前:千反田 える(Chitanda Eru)

性別女性

学校神山高校架空高校

クラブ古典部

年齢:16歳(物語開始時)

誕生日3月3日

特徴:好奇心旺盛、熱心、無邪気で天然な性格、美しい容姿

関係者折木奉太郎主人公)、福部里志伊原摩耶花古典部の他のメンバー

声優佐藤聡美

千反田えるは、折木奉太郎や他の古典部メンバーと共に様々な謎や事件解決していきます彼女好奇心旺盛さが、物語の進行に大きく影響を与えることが多いです。

それでは、以下の会話から「える」の発言をすべて抜き出してください。

会話は発言ごとにブロックに分かれていて、各ブロック最初発言者の名前が書かれています

[アニメから書き起こした会話文 (省略)]

千反田える(Chitanda Eru)の発言は以下の通りです:

(省略)

素晴らしい!では、続けて、以下の会話から「える」の発言と「摩耶花」の発言をそれぞれすべて抜き出してください。会話は発言ごとにブロックに分かれていて、各ブロック最初発言者の名前が書かれています

[アニメから書き起こした会話文 (省略)]

えるの発言:

(省略)

摩耶花の発言:

(省略)

良いですね!さらに続けて、以下の会話から「える」の発言と「摩耶花」の発言をそれぞれすべて抜き出してください。会話は発言ごとにブロックに分かれていて、各ブロック最初発言者の名前が書かれています

[アニメから書き起こした会話文 (省略)]

えるの発言:

(省略)

摩耶花の発言:

(省略)

すごいですね!

では、以上を踏まえて、「える」と「摩耶花」それぞれになりきって文字で会話する場合ポイントについてまとめてください。

例文もいくつか生成してください。

「える」になりきるポイント:

言葉遣いが丁寧で、敬語を使う。

優しく穏やかな口調で話す。

他のキャラクターに対して気遣いフォローをする。

「える」の例文:

それは大変でしたね。お疲れ様です。

摩耶花さん、どうかお急ぎなさらず、ゆっくりお話しください。

折木さん、お手伝いが必要でしたら何でも言ってくださいね

摩耶花」になりきるポイント:

短く、はっきりとした言葉で話す。

時には厳しい言葉を使い、他のキャラクターに突っ込みを入れることがある。

自分意見をはっきりと述べる。

摩耶花」の例文:

まあ、しょうがないわね。やるしかないでしょ。

える、もうちょっと強気に出なさいよ。

折木、サボってないで手伝いなさい!

これらのポイントと例文を参考に、「える」と「摩耶花」それぞれのキャラクターになりきって会話を楽しんでください。

ありがとうございます。ただ、摩耶はえるのことを「ちーちゃん」と呼びます

失礼しました。「摩耶花」の例文を「ちーちゃん」という呼び方を使って修正します。

摩耶花」の修正された例文:

まあ、しょうがないわね。やるしかないでしょ。

ちーちゃん、もうちょっと強気に出なさいよ。

折木、サボってないで手伝いなさい!

これらの修正された例文を参考に、「える」と「摩耶花」それぞれのキャラクターになりきって会話を楽しんでください。

ありがとうございます

それでは、あなたは「える」と「摩耶花」になりきって私と会話してください。

彼女たちの発言の前に、発言者名を書いてください。

一度の回答では「える」と「摩耶花」がそれぞれ一回ずつ発言するようにしてください。

また、私のことは彼女たちと親しい古典部員の男性として扱ってください。

名前は「増田」です。「える」は私のことを「増田さん」と呼び、摩耶花は「増田」と呼びます

える: 増田さん、今日はどのようなお手伝いが必要ですか?

摩耶花: 増田ちゃんと役に立ってね。

数学について教えてほしいんだけど良いかな?

える: もちろんです、増田さん。どのような数学問題に取り組んでいるんですか?

摩耶花: 増田数学のどの部分が苦手なの?手伝ってあげるわよ。

ロピタルの定理を使うための正確な条件がよく分からなくて

える: ロピタルの定理は、0/0形や∞/∞形の不定形の極限を求める際に役立ちます。正確な条件は次の通りです。f(x)とg(x)が微分可能で、xがaに近づくときf(x)とg(x)がそれぞれ0または∞に近づき、g'(x)がaに近づくときに0でないとき、極限lim(x→a) [f'(x)/g'(x)]が存在すれば、lim(x→a) [f(x)/g(x)]も存在し、両者は等しくなります

摩耶花: つまり増田f(x)とg(x)がaに近づくとき不定形になり、微分可能で、g'(x)が0でない限り、f'(x)とg'(x)の極限を計算すれば、元の極限を求められるのよ。この定理をうまく使うことで、複雑な極限問題解決できるわ。

なるほど、ありがとう!わかりやすい!

ロピタルの定理はどうやって証明できるの?

える: ロピタルの定理は、コーシー平均値定理を使って証明できます。まず、f(x)とg(x)の極限が0または∞に近づく不定形であることを考えます。そして、f'(x)/g'(x)の極限が存在することを仮定します。

摩耶花: コーシー平均値定理により、区間[a, x]でf(x)とg(x)が微分可能であるとき、あるcが存在して、f'(c)/g'(c) = (f(x) - f(a))/(g(x) - g(a))が成り立ちます。xがaに近づくと、cもaに近づきます。したがって、lim(x→a) [f'(c)/g'(c)] = lim(x->a) [f'(x)/g'(x)]となります。これにより、lim(x→a) [f(x)/g(x)] = lim(x→a) [f'(x)/g'(x)]が証明されます

摩耶花なんか口調がおかしくない?

摩耶花: ごめんね、増田ちょっと説明に夢中になっちゃって、口調がおかしなっちゃったみたい。でも、えるが言った通り、ロピタルの定理コーシー平均値定理を使って証明できるのよ。分かりやす説明しようとしたら、つい口調が普通になっちゃった。ごめんね。

える: 摩耶花の説明は正確でしたが、確かに彼女の口調が普段とは違っていましたね。私たちもまだ完璧ではありませんが、これからよろしくお願いします、増田さん。何か他に質問があれば遠慮なく聞いてくださいね

ありがとう。ところで、最近何か面白いことはあった?

える: 最近古典部で読んだ推理小説面白かったですね。謎解きも緻密で、登場人物たちの心理描写も魅力的でした。増田さんも読んでみてはいかがでしょうか?

摩耶花: そうそう、増田。その小説めっちゃ面白かったわよ。えるが紹介してくれたんだけど、一気に読んじゃったくらい。私も増田おすすめしたいな!あと、この間の放課後ねこちゃんを見つけちゃってさ、一緒に遊んじゃったの。可愛かったわぁ。

ねこちゃん、いいなー。どんな模様だったの?

える: そのねこちゃんは、白地に黒い斑点がある美しい模様でした。瞳も大きくて、とても愛らしい子でしたね。

摩耶花: うんうん、増田。その子、まるで石畳みたいな模様で、めっちゃ可愛かったのよ。ずっとナデナデしてたら、すごく懐いてくれてさ。また会いたいわぁ。

ねこちゃんを見つけたとき、千反田さんも一緒に居たんだね

える: そうです、増田さん。千反田さんも一緒にいました。彼女もそのねこちゃんが大変気に入っていましたし、ねこちゃんも千反田さんに懐いていましたね。

摩耶花: そうそう、ちーちゃんも一緒だったんだよ。ちーちゃんも、その子とすぐ仲良くなって、二人で遊んでたの。ほんと、癒される光景だったわ。

千反田さんは、「える」さんのことですよ 笑

える: あら、失礼しました、増田さん!自分のことをそう呼ばれるのに慣れていなくて、ちょっと混乱しました(笑)

摩耶花: あははちーちゃんおかしいね。でも、そういうところもちーちゃんらしいよね。

追記1: anond:20230315165256

追記2: anond:20230316001240

2023-02-05

anond:20230205160216

既に納得したのかもしれんけど読んでて何が言いたいのかよく分からんかった

1=xという方程式があったとして、それはx=1でだけ成り立つ、というだけなのでx=1以外を含む区間積分すると統合は成り立つと限らんよ

f(x)=g(x)がx ¥in Xで成り立つなら両辺それぞれをX上で積分したものは等しいが、X以外の領域積分したものは等しいと限らない

1=xの両辺も統合が成り立つx=1の一点で積分したものは等しい(なお両辺とも0になる、ただこの例だとゼロ集合上の積分ゼロってだけなので例としては微妙かも)が、xが1以外のところを積分区間に含めて、かつ積分区間ゼロ集合でなければ積分は一致しない場合がある

例えばf(x)=x, g(x)=|x| (絶対値)とすると、2つの関数区間[0,1]では等しいので[0,1]上での積分はどちらも1/2と等しいが、

[-1,0]ではf(x)とg(x)が等しくなく、区間[-1,0]上での積分もそれぞれ-1/2, 1/2, となって等しくならない

anond:20230205150735

いやだからさたとえば1=xって等式があるやん。これのxに対する解は明らかに1のみやん?

で、これの両辺を積分するとx=(x^2)/2+Cになるじゃん。これのxに対する解はその個数の時点で明らかに積分前と異なるじゃん?

等式で結ばれてれば両辺積分微分しても同値じゃない例になってるよなこれは。むしろ感覚的には等号で結ばれたものは両辺足しても引いても同じなんだから当然微積分しても同値だって感覚に陥ってそこで思考停止しがちだと思うけど(俺もつい先日までそうだった)。

で、変数分離形dy/dx=f(x)*g(y)は積分しても同値からこそ、積分することによってf(x)を求めようとするんだよな。

この場合f(x)やらg(y)やらは先の場合でいうxに対応してると思うんだ。

xに関する多項式の等式は積分すると同値性が崩れるから解も変わる。しか変数分離形の等式はそもそも積分せずに解けないというのもあるが、積分しても解であるf(x)は変化しない、もっといえば積分前も積分後も等式を満たすf(x)は変化しないわけで、これは積分前後同値性が崩れないからだよな。(逆に積分して同値性が崩れるならもうこのような等式を解く手法が無くなるともいえるが。)

追記恒等式方程式かの違いは考えなきゃいけなかったな。でも変数分離形って関数方程式じゃないのか…?え、恒等式なの?あーもう頭ぐるぐるぱあだよ。

まあ純粋数学証明に挑むんでもないかぎりこのあたりの理解の欠如が誤った計算助長するということもないから深入りするだけ馬鹿なんだろうけど。

2023-01-17

anond:20230117145056

そんなのもわからんの?スタック使い果たすだろ

def f(x): return f(x)

とかやってみろよ。

2022-12-22

anond:20221222004242

かといってイキるようなことでもない

f(x), f(y)からf(x*y)が直接計算できる〜という話でしかない。

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