はてなキーワード: 天体とは
地球が太陽のまわりをまわっていることをしって、日常生活でなにか役にたつことがあるのだろうか。
きっとない。単なるトリビアだ。
「そんなことはないよ、日常生活にだって役にたつことが、こんなにたくさんあるよ」と、かおをまっかにして反論するひともおおいだろう。
でも、そうやっていちいちつっかかってくるところが、地動説にこだわるひとのきもちわるいところだ。
地動説が日常生活の役にたたない、専門家以外にとってはただ知識をひけらかすための道具でしかないのは、自明のことだ。
だから、すくなくとも義務教育では、地球からみた、みかけの天体のうごきを説明するだけで十分だ。
みんなががんばって地動説を勉強しても、役だてられるのは一部のひとだけなんだから、その一部のひとにまかせるのが一番だ。
こういう日常生活にちっとも役にたたないムダ知識を学校でみんなにおしえるひまがあったら、契約書のよみかたとか、プログラミングとか、もっと実用的なことをおしえるべきだ。
多くの反差別運動や人権運動は、個別具体的な問題関心からはじまる。
それは身近な差別だったり理不尽だったり、あるいはテレビで目にした遠い国の不正義だったり、そういうのに対して「これっておかしくね?」って声を上げるのがはじまりだ。
はじまりはそれでいい。でも、いずれ個別具体的な問題関心だけだと行き詰まるときが来る。それは不正義を体系立てて説明することが必要だから。
そのときに一般的な原理原則が必要になる。でも、ここでつまづく人は想像以上に多い。
たとえば、「変更困難な属性に基づく差別はよくない」というより一般的な原則ではなく、「女性に不利益をもたらすのは女性差別だ」のような抽象度が低く適用範囲も狭い原則を採用してしまい、それに囚われてより広い「反差別」という視野を見失う人がかなりの数でいる。
その原則が常に間違っているわけではない。天動説と地動説のようなものだ。通常の日常生活を送り農作物を収穫し祭りを挙行する上で「固定された地面の上を天が動いてるんだ」と思っていても何の支障もない。同様に、女性差別にみちみちた社会で、女性の多くが差別を受ける社会で、「女性に不利益をもたらすのは女性差別だ」と確信して行動しても、特に不都合はないだろう。概ねそれは反差別の一般原則と符合する結果が得られるのだから。
でも、本当に天体の運動について探究しよう、より精密な暦を作ろう、と思ったら、天動説ではなく地動説に基づかないと不具合が出る。それと同じように、より厳密な正義を求めだしたら、たとえばトランス女性は女性専用スペースに入ってよいか、とか、助産師の国家資格が女性に限られているのは差別か、といった論点に向き合う必要が出てくる。そうなったら、かつて天動説が精密な天体の運行をうまく説明できなくなって破綻したように、「女性に不利益をもたらすのは女性差別だ」みたいな雑な理解も破綻せざるを得ない。
かなり前に12歳の、小学生の女の子に告白された。私は当時22歳の大学院生だった。
いとこに娘の勉強みてほしいと言われて、週1で家庭教師ぽいことをやっていた。
つまり彼女は「従姪」という間柄だった。家庭教師していた時間はそれなりに楽しく、休憩時間に私は覚えたての手品などを披露していた。いちいち驚いてくれることが嬉しかった。
セックスしたことある?ないのかーじゃあ童貞かーなどとからかわれたりしてた。あーはいはいって流してたけど、これくらいの年齢の女子ってそういう話好きなんですよね。コンドーム持ってる?とも聞かれた。持ってたら見せてって言われてたと思う。
月の満ち欠けなど教えてたんだけども、天の川を見たことがないという。直接は勉強に関係無いんだけど、天の川すら見たことがないなら天体に興味もわかないだろうから、一度見せようと思った。
新月の晴れた夜を選び、車で50分ほど、街から離れた空が暗い山中までドライブして光のほとんどない空き地に到着した。
顔をよせて、あれが天の川、あれが定番の夏の大三角で織姫と彦星、などと説明していると、突然キスされた。
当方キスも初めてで、いきなりのことにとまどっていると、付き合ってほしいと告白された。
その後のことはあまり覚えてないが、なんとか断って、彼女は普通にしていたように思う。
異世界に転生した人が充分な知識があれば現地にあるものでメートルを定義できるだろうか?
【前提】
・ 物理法則は我らの世界と等しい
・ この転生者は物理定数なども含めて物理の詳細な知識を持っている
・ この異世界は一見して地球に似ているが天体や生物の成り立ちは異なる経緯をたどっているので大きさの指標にならない
・ この異世界の文化水準は原始時代並みで、自然物、またはそれをひとりで加工できる程度の道具・設備のみしか使えない
・ 誤差 ±1cm 程度は許容可能とする
【ここでの転生の定義について追記】 (2019/03/20 17:06)
転生というのは知識だけを持って別の存在として生まれたことを意味し、肉体的には異世界の環境に適合した何かです。
本人の自覚としてはほぼ地球上の人間と同じような感覚器官を備えていますが、色、音、匂いといった感覚が地球の人間と同じとは限りません。
たとえばこの転生者にとって青に見えていても地球の人間の感覚で見ると赤であるかもしれません。
低い音に聞こえていても地球の人間にとっては高い音に聞こえるかもしれません。
ただし、目視で物体の形状を把握する能力は地球の人間とおおよそ同程度ですが距離感はあてにならないとします。
1日の長さは地球の自転速度によって決まっているらしい。
地球が1回転するのが平均24時間で、それが1日の長さになってるんだとか。
しかし毎日同じというわけでもないようで、その時々によって分や秒の長さも変わる。
天体物理学だとかはサッパリ分からないが、その違いを感じ取ることは俺にでも出来る。
地球の自転速度は異常をきたし、人間の体内時計は大きく狂わされる。
縞柄のシャツをいつも着ていたので、俺たちは尊敬の意を込めて「シマウマ先生」と呼んでいた。
彼の課題に対する評価は非常にシビアであり、他の先生ならば通用する手抜きも減点対象にしてくるほどだ。
「あらかじめ言っておこう。この課題の評価は、成績のおよそ5割を占める。落書きを出した者の末路は悲惨ということだ」
恐ろしいのは、それが脅しでも何でもなく事実であるということだ。
もしもこの忠告を甘く見たとき、その人間に待っているのは「補習」という名の拷問である。
「お前たちの中には、この課題を恨めしく思う者もいるだろう。だが分かって欲しい。私は生徒を正しく評価したいだけなのだ。優秀ないし勤勉でいてほしい。その手ほどきを惜しむつもりはない」
とどのつまり「補習になった生徒に対しては、春休み中だろうと容赦しない」という宣誓である。
その言葉からは、むしろ補習組を作りたいという情念すら感じた。
そんなことをしても教師の仕事は増えるし、生徒の休日は減るしで誰も得しないというのに。
或いは生徒の苦しむ姿を見て喜ぶサディストなのか。
実際どうなのかは知らないが、何にしろ俺たちは課題をこなさなければならない。
春休みにもなって、擦り切れたラジカセのような講釈を聞くのは御免こうむる。
期限は2週間ってところだ。
地球の自転速度が狂っている今、猶予はそこまでないと考えるべきだろう。
「あ、マスダも来ていたんだ」
どうやら俺と同じ目的のようだ。
「カジマは?」
「彼奴は期限ギリギリになるまでやる気がないらしい」
「おいおい、カジマのやつ。またネット記事からパクってくるつもりじゃないだろうな」
「それを気にかける筋合いも、そんな余裕も我々にはない」
冷たいようだが、ウサクの言うとおりではある。
この課題は孤独な戦いであり、俺たちは互いに協力するわけにはいかないんだ。
早朝、通勤ラッシュでごった返す新宿駅のホーム、一人の男が線路に飛び降りた瞬間に、山手線が止まり数万人に迷惑をかける未来が確定、その迷惑が一気に脂肪へと変わることで膨張した男の巨体が駅舎を押しつぶし、それ自体が周囲への迷惑となってさらに加速度的に肥満、男の肉体はあっというまに日本列島を押し潰し、ブヨブヨの脂肪の塊が押し出した海水は、日本を中心として巨大な津波を発生させ、それにより発生した太平洋沿岸地域に暮らす人々の迷惑が、男の一身に降り注いで脂肪と化す地獄のスパイラル、瞬時に地球の総体積を超えて全生物が圧死、そのまさしく天文学的な迷惑は男の肥満体を新たな天体と変え、月を呑み込み、火星を呑み込み、他の惑星を吸収するごとにその迷惑を脂肪と変えて、ついには太陽をも脂の焼ける芳香と共に脂肪で包みこみ、やがて巨大なブラックホールとなって、宇宙をビッグクランチに導いたのであった。
創世記によれば 、神はまず天地(宇宙)を作り、そこに光をつくった。
そして2日目には空を、3日目には大地と植物を、4日目には太陽と月と星をつくった。
5日目、神は魚と鳥をつくられたあと、6日目には獣と家畜、そして神に似せた「ヒト」を作られた。
そして、神は7日目に何をつくったか。
サウナを暖めているサウナストーンに香りの入った水をかけることで湿度を高め、体感温度を高めながら香りを楽しむこの行為をフィンランドではそう呼んでいる。
そして今、夜更けのタクシーの室内球が点灯したかのごとく薄暗いサウナ室のドアを開け、1人の熱波の送り手「福永さん」は現れた。
サウナストーンに水がかけられると体感温度が急激に上がっていき、部屋中がアロマの香りで満たされていく。
俺の期待もまた高まってゆく。
子供時代にこっそり持ち出して遊んだライターのように、小さくて高いエネルギーと高揚が押し寄せてくる。
そして福永さんは手にしたバスタオルで発生した蒸気を室内に行き渡らせる。
福永さんはサウナストーンのある僕の左側から徐々に右側に熱波を送っているので、普通であればドライヤーに当てられるように一面だけが熱くなるはずだ
また暖かい空気は通常高いところに登って行くので、頭や耳は熱く、一方足はそれほど熱くないように感じられるはずだ。
だがおかしい
俺の右半身が温まってきている
福永さんが俺の正面に立つ
彼のタオルさばきから生み出される巧みな気流の流れはいっさい皮膚を焼かない。
自然に自分の肉体と精神が温められ、雑念が一枚また一枚と剥がされてゆくのだ。
どうしてこんな暑い部屋にいるのか?どうして自ら苦しい目に合う必要があるのか?
そのような雑念はすぐに消え去り、ただその恵みを受け入れることだけが己の心の中に残ってゆく。
ちなみに神が7日目につくったものがもう1つある。
水風呂だ。
刀鍛冶が湯入れの温度を繊細に見極めるように、まずは身体の汗をかけ水で流し、そして一気に全身を突き入れる。
水深170cm、熊本の土地で磨かれた天然水の水風呂はまるで羊水のように火照った身体を抱きしめる。
その水風呂にただいっぽん垂らされる荒縄を握りしめ、天から降り注ぐ天然水の滝を受け止める。
もはやなにかを考えることなどない。
釈迦如来に垂らされた蜘蛛の糸を見つけたカンダタのように、無心で水と自分だけの世界に没頭するのだ
身体が芯まで冷えたところで水風呂から出る。神がつくったこの星の隅っこへ置いてある、白いプラスチックの椅子に腰掛ける。
まぶたが重くなり、体の力が抜け、自然と息を吸いたくなる
そして昔の出来事や遠い宇宙のことなどが過去や未来とひとつになったかのようにとめどなく、無尽蔵に思い出されてゆく。
大学の時は木星の研究をしていたなぁ。新しい天体や事象を見つけてそれに名前をつけたかったなぁ。人はいつか死ぬし、死ぬまでの間に爪痕を残したかったなぁ。そういえばホスピスにいるばあちゃんは立てなくなっちゃってたなぁ。実家で着ながら家事をしてたセーターに着られてる小さくなったばあちゃん。母親は次は何日にどの親戚が来るか、毎日伝えてばあちゃんの気力を繋いでたなぁ。もしかして無理矢理頑張らせてるんじゃないかって不安になってた母親をデイケアのマネージャさんが励ましてたなぁ。頑張らせてるんじゃないんですよ。ばあちゃんは自分の力で頑張ってるんですよって。
俺の意識が肉体のことを忘れて飛び回る。
細胞と細胞を繋ぐシナプス。銀河を飛び回るニュートリノ線。主よ。人の喜びよ。
この浴場にさっきまでいたお腹の大きいおじさんも騒ぐ高校生も、店員すらもここにはいない。
自分の中心たるイデアがまっすぐ、自分を内包している世界とリンクするのだ。俺は今宇宙と1つになって、そこから何かを得ているのだ。
ありがとうばあちゃん、ありがとう木星、ありがとう芥川龍之介、ありがとう旧約聖書、ありがとうイソップ、ありがとう子供の落書き帳。100円ライター。ありがとうギリシアにアテネ。
この快感をサウナ愛好家たちは「ととのう」と呼び、また最高のトランス状態を求めて日夜研究を惜しまないのである。
全てを終え、服を着てサウナの外に出る。
全てが整理されて視界と考えがクリアになる。
さて。
3Dモデリングや3Dプリンタやラズベリーパイでモーター制御などは勉強した。
研究はロボットとかそういう感じなんだけど。一応何してもいい感じの研究室ではある。
周りの人は、機械学習使ってみたり、マトラボで統計解析したり、細胞使ったり、天体系望遠鏡の作成とかもあったりする。
これから研究で絶対やれそうなのは、アナログ電子回路、プログラミング、画像認識系の機械学習、センサー一通り、IOT機器組み込みの機械学習(ラズベリーパイで学ぶつもり)。
だが、これ以外だと何を身に着けるべきだろうか。
最先端だと海外に行かないと厳しいっぽいから、TOEFLでも勉強しようかなとも思っている。あと、個人的趣味で数学(代数幾何、数論幾何、測度論)は絶対やる予定。
でも、イマイチ、どうやって自分が食えるようになるかが分からない。
できれば、GAFAに就職して、凄い技術を作りたいなーと考えている。
あるいは、フリーになって勤めなくても暮らせるようになりたい。
実物はないのに未来に発見される可能性のために名前だけが付いている。
言葉の影響力は今この世界のみに及ぶのではないことを教えてくれる。
A面B面とはレコードからの名残である。メイン曲をA面、カップリング曲をB面と呼び、両方の曲がメインとなる場合は両A面とかダブルA面という。
そこまでは良いのだが、トリプルとなると元のレコードのイメージは完全に崩壊する(レコードに面は3つもない)。
つまり元はレコード由来の概念だったものをCDに拡張した際、面という言葉が意味を失い、抽象世界上の産物になったが故に成立した言葉なのだ。
言葉は実世界から発生するが、必ず手の届かない抽象世界へと逃げていくことを教えてくれる。
JIS規格に紛れ込んでいる、どの文献にも存在しない漢字のこと。
「彁」などが有名で、担当者のミス等で発生したと考えられているが、面白いのは今や「どの文献にも存在しない」とは言えなくなっていることだ。
つまりこの投稿のように、「幽霊文字」を解説する文章上で確実に「彁」が使われるからだ。
しかし、この「幽霊文字」という言葉そのものも、「彁」などの漢字が存在して初めて意味を持つ。互いに互いの存在を解説する以外には使われない閉じ切った関係である。
言葉は実世界から切り離され、単独で存在することすらできることを教えてくれる。
Save Our Shipの略などと言われているが、それは後付け。
実際はモールス信号の「・・・― ― ― ・・・」から来ており、SにもOにも何の意味もない。
たまたまSとOが当てはまっただけのところから意味が発生し、全世界に広まり、それが本来の意味のように言われさえするようになった。
言葉は常に偶然発生し、偶然成長することを教えてくれる。
ライトノベルとは何々である、という説明を、人類の誰も持っていない。どんな定義をしても例外が発生し、曖昧な中間が発生し、いつまでも意見が一致しない。
しかし、「このようなものがライトノベルの中核的イメージである」という共通信念を、我々はなぜか共有できている。