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はてなキーワード: 法テラスとは

2022-06-21

anond:20220621063728

でも、民主主義いじめ虐待盗撮をはやらせたのだから

やらせ贖罪ちゃんしましょうね。

民主主義最初からなくて、

クズ教師とその親とそのまた親はどんどん強制収容所に入る社会のほうが正しかったんだよ。

独裁主義共産主義のいいところはこういうところだよね。民主主義というか日本人訴訟に馴染みなさすぎなのが問題だと思ってるよ。

海外ではすぐ訴訟を起こす。

クズクズ教師クズ上司がいたりおかし会社があったりイジメ首謀者がいたりすれば、強制収容所の代わりに弁護士裁判所ポンポン出てきて命令なり金銭賠償なりをバンバンしてくる。こいつらが人を守ってるからクズも変なことが出来ないわけだ。


いじめ虐待盗撮をなくしたいなら、民事訴訟税金扶助制度を設けてお金のない人が刑事のみならず民事訴訟においても司法に助けてもらえるようにすることが先決だよ。法テラスの二の舞にならないようにキチンとした制度を作りつつ。

裁判を起こすコストが高すぎて弱者市民は何をされても何も言えないし、黙り込むか言い返すくらいしか出来ないからね。

2022-05-23

保険弁護士保険を作るべきだと思うんだが

痴漢 相談検索したらさ

痴漢をしても前科をつけたくない!痴漢をしてしまったけど仕事を辞めたくない!人生が終わってしまう!

痴漢をしても前科をつけずに今まで通り暮らしたい!!そのご要望にお応えします。ぜひ相談してください!」

みたいな弁護士サイトばかり出てくる。

痴漢犯と痴漢弁護士はこういうノウハウに長けてるわけじゃん?痴漢同士のネットワークもあるわけだし

痴漢はなんならお金を貯めてから痴漢に及ぶわけじゃん

それに対して被害者貧困層学生であることも少なくなく、法に疎く、上記サービスを利用されてた場合二次加害されたり心身にダメージを受けてる最中にいきなり弁護士が出てきて、あれこれ言いくるめられて示談交渉をさせられる。

刑事事件にしたって、加害者には弁護士がついてくれるけど、被害者検察官警察事情を聞いてくれるだけ。必ず助けてくれるという保証もない。中には二次加害してくる警察もいる。

弁護士は「被告人の味方でなければならず、被告人の損になることはできない」のに対し、警察検察官は「被害者に対して」二次加害しても対被告人に比べて大きな問題にならない。


ブラック企業についてもそう。

ブラック企業側には資金があり、バックがついているが、労働者側は潤沢なお金があるわけでもなく、労働組合がなければ正しく法による救済を受けづらい。

受けることが当然だと思えない人もいるだろう。

なまじそこそこのお金を貰ってしまっていれば、法テラスを必ず利用できるわけでもない。法テラス弁護士からの評判がすこぶる悪い。

結局必要な人に、法的なサポートが全く行き届かず、法が弱いもの虐めの道具になってると思うんだ。

日本無法地帯すぎる。

国民健康保険みたいに、国民法律保険を作るべきじゃないかと思うんだが。税金保険で国が手厚くサポートするべきじゃないの?

法に触れる機会がないからこんなにお気持ち主義選挙への無関心が罷り通るんじゃないの?

どう思うはてなー

保険弁護士保険を作るべきだと思うんだが

痴漢 相談検索したらさ

痴漢をしても前科をつけたくない!痴漢をしてしまったけど仕事を辞めたくない!人生が終わってしまう!

痴漢をしても前科をつけずに今まで通り暮らしたい!!そのご要望にお応えします。ぜひ相談してください!」

みたいな弁護士サイトばかり出てくる。

痴漢犯と痴漢弁護士はこういうノウハウに長けてるわけじゃん?痴漢同士のネットワークもあるわけだし

痴漢はなんならお金を貯めてから痴漢に及ぶわけじゃん

それに対して被害者貧困層学生であることも少なくなく、法に疎く、上記サービスを利用されてた場合二次加害されたり心身にダメージを受けてる最中にいきなり弁護士が出てきて、あれこれ言いくるめられて示談交渉をさせられる。

刑事事件にしたって、加害者には弁護士がついてくれるけど、被害者検察官警察事情を聞いてくれるだけ。必ず助けてくれるという保証もない。中には二次加害してくる警察もいる。

弁護士は「被告人の味方でなければならず、被告人の損になることはできない」のに対し、警察検察官は「被害者に対して」二次加害しても対被告人に比べて大きな問題にならない。


ブラック企業についてもそう。

ブラック企業側には資金があり、バックがついているが、労働者側は潤沢なお金があるわけでもなく、労働組合がなければ正しく法による救済を受けづらい。

受けることが当然だと思えない人もいるだろう。

なまじそこそこのお金を貰ってしまっていれば、法テラスを必ず利用できるわけでもない。法テラス弁護士からの評判がすこぶる悪い。

結局必要な人に、法的なサポートが全く行き届かず、法が弱いもの虐めの道具になってると思うんだ。

日本無法地帯すぎる。

国民健康保険みたいに、国民法律保険を作るべきじゃないかと思うんだが。税金保険で国が手厚くサポートするべきじゃないの?

法に触れる機会がないからこんなにお気持ち主義選挙への無関心が罷り通るんじゃないの?

2022-05-15

anond:20220515143645

法テラスにアホほど税金回せ。医療保険みたいにガッツリ弁護士保険やって税金つぎ込め。

弁護士負担のない制度にしてもっと気軽に使えるようにしろ

生活保護を断られたり、役所ソープランドにいけとか言われたときに、貧乏人でも弁護士呼べるようにしろ。気軽に窓口に弁護士を同行できるように。

こういう奴らをのさばらせておいたらあかん

2022-05-04

anond:20220504142716

元増田ですが弁護士はつけてません

報酬が高すぎでしたし

法テラスでは見つかりませんでしたので

2022-04-13

anond:20220412185830

増田なら大物になれるよ。

からちゃんと学ばされたことを忘れないようにして、今度似たようなことが自分やその周囲に起きたらどんな手段を取るべきかを理解しといた方がいいと思うよ。

法テラスぐらいならもう行ってるんだろうし。

 

500万程度じゃ人殺しするまでもねえってことだもん。

その価格設定大事だよ。

2022-03-18

anond:20220317164746

弁護士が悪いのは確実だが、弁護士改革は失敗し、国選弁護士法テラスシステムも酷いからなあ

弁護士がキレるのも無理はないくらいの搾取なんだよ

これ1番悪いのは行政システムだと思うわ。

弁護士が食べていけなくなっていってるんだと思う。弁護士に儲からない赤字社会福祉ボランティアみたいな案件を受ける余裕がなくなったら、こういう案件ですら利益を気にしなければやってけないくらい切羽詰まって、1番割を食うのは貧乏人なんだよな。


弁護士仕事って法の助けを必要としてる貧乏人のためのボランティアみたいな仕事も多いんだから、それでもちゃんお金を得られるようにシステムを変えて稼がせてあげないと、こういう件はどんどん増えていくんじゃないかと思う。

anond:20220318122413

こちらこそ、長くてまとまりのない文章から丁寧に意図を汲もうとしてくれて嬉しいです。

性犯罪者認知は歪み切っているけれど、被害された側もまた歪んでいくの哀しいよね。

自分がどれくらい正しいのかどんどん自信がなくなるよ。弱音書いてごめん。

顧問弁護士個人で、というのは考えたことがありませんでした。

低賃金だけど預貯金300万以上あるし法テラス無料にならないな~怖いな~と、詳しく調べてこなかった。

会社での面談なんかは今まで全部録音してあるから、然るべきときがきてしまったら、データ精査して提出しようと思ってる。

弁護士専門職だしね、ハードル高いんだけど法学部出身の友人に聞いてみようかな。

新しい知見と、それから気遣い、どうも有難うございました。

2022-03-13

枕営業事務所契約解除&違約金チラつかされてやらざるを得ない子もいるとか言われてたけど

いやそれこそ解約すればいいじゃん、違約金が不当だと思うなら法テラスにでも行って弁護士相談して争えばいいよ

枕営業呈示されて、それが嫌で実際にやめてる女優だっているだろうに、

やめる事も戦う事もせず自分利益のために枕営業を選んだ女優被害者要素は皆無じゃない?

被害者扱いするのはきちんと枕営業拒否したまともな女優に対して失礼だよ

2022-03-05

anond:20220305202142

色々と相談してもらってありがとう、名も知らぬ増田たちよ。恐らくスラップ訴訟だろうし、たぶんプロバイダーが守ってくれるだろ。多分。というわけで、プランを考えた。

法テラスに行く

予約する。来週ぐらいに見に行く。

裁判になったら、弁護士を選ぶ

裁判に呼ばれたらだが。車の特約に弁護士があったから、契約見直して私選弁護人を選ぶ。

③ 主張すべきことは言う

公共の利害に関する事実」で負けないようにする。

反訴する

ブラック企業だったから、色々と攻め証拠はある。

こんな感じかな?

anond:20220305193922

やっぱり、法テラスに行くべきやね。アドバイスありがとう。金があるわけじゃないが、自分不条理に負けたくないので、闘うよ。

anond:20220305193427

http://www.mikiya.gr.jp/True_proof.html

真実性、公共性公益目的があった場合は罪に問われないし、損害賠償もする必要はないぞ。

ただし、裁判で立証しないとならないし、スラップ訴訟と言って、ただ訴えて相手を痛めつけることを目的とした訴訟もある。

裁判と立証するためには、相手弁護士雇っている以上、君の側も弁護士を雇うのが必須と言えよう。弁護士費用だけは我慢しないとならない。

場合によってはスラップ訴訟反訴もできる可能性もある。

自身へのパワハラに対する損害賠償請求もできるかもしれない。

法テラスの予約をして弁護士頼むしかない。

ああ、あとな、そんなパワハラやってたとしたらサービス残業してないかサービス残業させていたら不払い残業請求もできる可能性がある。それも視野に入れて弁護士相談しな。

anond:20220305144531

せやな法テラスに行ってみるよ。実は、労働監督所と入管厚労省告発したけど、全く動かなかったかネットに書き込んだのよ。文春も動いてくれなかった。

2022-01-22

anond:20220122124157

法テラスって奴はタダじゃないの?

使ったことないから知らないけど。

2021-12-26

死ぬのを延期し続けていたら結婚してた

 今年のうちには死のうと思っていたのだが、あれよという間に結婚していた。妻と出会ったのはほんの半年前のことだ。

 そうして2021年ももう終わりに近付いてきたところで、希死念慮もとりあえず脇においておけるレベルになっていることに気付いた。

 経緯をはてぶにでも簡単に書き残しておくことで、誰か必要な人に届けば良いと思う。

 

 私はかなり重度の希死念慮の持ち主だ。

 元来、基本的に薄っすら死にたい気持ちを抱えて暮らしてきた。健常の人には中々理解されないことだが、「生きているだけで苦痛なのだ

 学生時代挫折連続でそれはそれなりに辛いこともあったけれど、普通サラリーマンとなり受験就活といった目下の目標を見失った後は気を紛らわすようなものもさして見当たらず、ずっと「一体、何のために生きているんだろうか?」という気持ちに苛まれてきた。

 私には、生きるのに理由必要だった。

 趣味でも、仕事でも、誰か大事な人の為に生きなければいけないでも、何でもいい。生きる苦痛を贖うだけの理由必要だった。

 そして特に趣味はない。そういうものを探す努力もしてみたが、見つからなかった。元々無能社会不適合なので、立身出世を夢見て仕事にまい進することも出来なかった。婚活をしてみたけれど、お恥ずかしいことに誰にも愛されることは無かった。

 

 誰にも求められず、自分さえ何のために生きているかからないまま東京で過ごす日々は着実に心を擦り減らしていった。

 婚活出会う女に金を遣っているうちに貯金の残高もなくなり、やはり自分のように価値のない人間が愛されるにはカネが必要なのだと思った。そして、はやりの言葉でいえばFIREをしたいと熱望するようになった。

 リスキー投機を繰り返し、あっという間に2千万円という多額の債務を抱えてクビが回らなくなった。

 首を吊った。失敗した。縄が切れたからだ。次はもっと丈夫な縄でやろうと誓った。

 いずれにしても、「実行できた」。希死念慮を持つ者の中でも、思い描くことと実行することには大きな隔たりがある。「オレは本当にいつでも死ぬことの出来る人間なんだ!」という思いを確かにし、ずいぶん勇気づけられた私は、破産手続きをすることにした。

 法テラスに連絡して弁護士破産手続きを進め、裁判所から「お前の破産を認める」という通知が来たのは2019年も半ばに差し掛かった頃で、私は30歳になっていた。

 「破産」という言葉の強さに、「これが不幸の底だったら良いな」と少し楽観的に思っていた私だったが、そこから坂道を転がり落ちるように不幸が立て続けに起こった。

 

 職場上司暴力を振るわれ警察沙汰になったり、身内が亡くなったり、別の身内がニュースになるような事件当事者になったり、海外で車にひかれ、その勢いでインフルエンザに罹り入院したりした。短い期間に事故って負傷したり損害を負ったことも一度や二度ではない。

 もちろん仕事がうまく行くようなことはないし、婚活をしたって破産者で更に未だ債務のある人間を愛する異性なんているはずもなかった。

 そうして鬱々としているうちに、そういう態度に愛想の尽きた友人たちの多くは私の下を去り、余計に孤独を深くした。

 もう何をやってもこの人生は上手く行かないと悟り、いい加減に死んだ方が良いと思った私は、前回の失敗を活かしAmazonで丈夫な大型犬用のリードを購入した。

 

 そんな折、婚活仲間として意気投合し、一緒に遊んでいるうちに希死念慮を打ち明け合うようになり親しく付き合っていた友人から連絡が来た。私の数少ない、大事親友だ。

 それは、「一緒に死のう」という申し出だった。「さもなければ一人で死ぬ」という話だった。

 

 結局、思うところあった私はその申し出を断った。その代わり、友人の自死を看取ることを約束した。

 看取る。つまり友人が自死に失敗したときには、私が殺すということだ。

 私も自殺をしくじった人間だ。自殺の恐ろしいところは、死それ自体ではない。失敗して、欠損した心身で生き残ってしまうことだ。

 少しでも苦しまずにいけるよう、寄り添っていたいと思った。何があっても味方でいると誓った友人が君にはいて、クソみたいな人生だったかもしれないが、孤独ではなかったと思っていて欲しかった。

 

 そして友人は死んだ。ホテルの一室で首を括った。傍らには私がいた。

 私は、服役することを覚悟していた。調べる限りにおいて、類似事件はみんな実刑になっていたからだ。

 しかしそうはならなかった。友人が書き残した遺書に、しきりに私のことを庇うような言葉が書かれていたからだ。遺書は、私に書かされたものではないことを示すために、自宅に届いた携帯料金の請求書の裏に書かれていた。

 そして遺書には、友人の大事な人に私がメッセージを届ける役目を託すという旨が書かれていた。

 

 警察から解放された私は、確固たる希死念慮を携えて、友人に託された遺書に書かれた内容を遂げていった。遺族や友人に会い、顛末を伝えた。

 会うのを拒んだ人もいたし、友人の死で心が落ち着くのに時間を要した人もいたが、おおよそ「これ以上はもうできないな」というところまで遂げるのに、半年以上の月日を要した。

 

 昨年2020年年末私自身、満足していた。

 私は友人にとって特別存在になることができた。それだけでもう、苦しんで生きた甲斐があったというものだ。そしてもう私の生きる意味も役目を遂げた。

 ここから先にあるのは、更に苦しく孤独未来しかないと思った。私自身の心ももう、本当に限界を迎えていた。

 

 もういつ死んでもいいと思っていたが、最後にせめてやり残したことを全て終えてからにしようと思った。

 

 早々に死ぬのなら、もう働く必要はない。

 職場から逃げ出し、仕事を放り出した私は、ブログにこれまでのことの経緯を書き残した。ずっと書きたいと思っていた小説も書き上げた。それはほとんど誰にも読まれることはなかったけれど、別にそれで良かった。

 そしてバイクを買って、旅に出た。行きたかった場所を見尽くし、この国の何処を探しても希望の無いことを確認して、そして、友人と同じホテルの一室で、ドアノブに首をかけて一人で死のうと思った。

 

 不幸中の幸いなことに、破産してから特に散財していなかったお陰で手元にはいくばくかのカネが貯まっていた。コロナ禍のお陰でホテルも安かった。

 東京から一旦新潟に出て、冬の日本海を南下し、九州を一周し沖縄へ行った。東北を抜け、北海道反時計回りに一周し、小樽フェリーに乗って新潟に戻り、東京へ帰って来た。

 大雨の日も雪の日も、風の日も氷点下の日も、宿が見付からない日もあった。凍った道も崩壊した険道も通ってきた。スリップして転ぶことも凍傷で手足が紫に腫れる日も、腱鞘炎や捻挫で痛みに堪えて走った日もあった。だが、東京で死んだように生きるよりずっとマシだった。とにかく前に進み、少しでも多くの景色を見て、希望が無いことを確認しようとした。

 そうして全ての都道府県を見て回り、日本を一周し終わったのは、今年2021年の春頃だ。

 数か月にわたる旅の間、SNSにその模様を呟いていると、当地に住むフォロワーの人たちが声をかけてくれて物資提供してくれたり、ご飯を奢ってくれたり、宿をとってくれたりした。

 

 本当に有難いことだったが、それでも今後に希望を見出すようなことは無かった。

 多くの人は「生きて欲しい」と言ってくれたけれど、だからといって彼らが私の人生責任を負うこともなければ、依然として私は孤独だった。

 私は罪を背負っていて、債務があって、仕事はない。

 日本中を探し回っても希望が落ちていなかったように、今後そういう類のものが現れることは無いだろう。それを確認し尽くした、と思った。

 旅の間見たどんな絶景も私の心を埋めることはなかった。景色は、しょせん景色しかなかった。

 

 旅が終わって数日もしないある日、近所に住んでいるというフォロワーの方から連絡をもらい、会うことにした。

 私は彼女のことを何度も見たことがあった。ひときわ美しく、人前に立つ仕事をしている人だった。

 彼女は、「あなたファンです」と言った。ブログも、Twitterも、配信も、全部追っていて、そして旅が終わる頃になって、私の生活を追えなくなるのがイヤになってしまったらしい。そして彼女は、「私は、あなた人生責任を負う覚悟があります」と言った。

 だが、私はブサイク陰キャコミュ障無職借金破産非モテ希死念慮役満人間である彼女のような聡明で美しい女が、私のことを好きになるはずはない。分かり切っていた。

 しかしまあ、騙されても奪わるもののない私は、彼女の言うがままデートを重ねた。そうして数か月経った頃、気付いたときには結婚し、主夫になっていた。

 

 だからといって希死念慮がすぐに消えるわけもなく、「自分はきっとこれからも生きていけるのだろう。妻と一緒なら乗り越えていけるのだろう」と思うのにはそれなりの紆余曲折と妻の説得があった。だが結局、女に拾われて節操なく生きることになってしまたことに変わりはない。

 人生塞翁が馬みたいな感じだ。こうなるのには奇跡のように途方もない強運が必要なのは間違いないが、しかし一つ言えることは、私は、「ぎりぎりまで死ぬのを延期していた」ということだ。

 私はこの人生をもはやどうでも良いと思っていたが、ひとまず「とりあえずこれをやる」というものを探し、死ぬのを何度も延期した。

 死ぬ前に、小説を書き上げようと思った。仕事を放り投げて旅に出ようと思った。ブログを書こうと思った。Twitterやキャスをやろうと思った。とりあえずなるべく他人と会おうと思った。

 そうして何度も何度も死を僅かずつ、ほんの少しずつ延期していなければ、妻が私を見つけることは無かっただろう。

 そして妻の人生もまた尋常ものではなく、私に共感を覚えるような深い悲しみを抱えている人だった。そして友人の死と、私がその死に向かい合っていたことが、パズルピースのように奇跡的に当てはまりネットの海から掬い上げられた。

 自分のことを特別にして求めてくれる誰かに愛され生きることは、思っていた以上に私を楽にしてくれた。

 妻は、私が友人のことを悼み続けることを許してくれるし、妻にとって私は、今のところ良い主夫として何とかやれているみたいだ。来年の春には新しい職場で働くことが決まっている。きっと無能者扱いされると思うけれど、きっと大丈夫だろうと思えるくらいにはなった。

 

 私は、希死念慮者として暮らして長い。

 だから死にたいなんて甘えだとか、問答無用に生きるべきだとか、大事な人が悲しむだとか、生きてることに感謝しろだとか、そんなトンチンカンなことを言うつもりは毛頭ない。

 一度「死ぬルートに入った人間を掬い上げるのは本当に困難だし、何の代償も支払うことな他人人生を救うことなんて、基本的には誰にも出来ない。

 私は、自分が友人にしたことを後悔していない。友人のことは救えなかったし、最期孤独にしなくて良かったと今でも思っている。

 

 だけど、もしこれを読んでいる人の中に死にたいと思っている人がいたら、死ぬ前に、何か言い訳をしてみて欲しい。

 明日マックの新商品が出るから今日はとりあえず生き抜くだとか、私みたいにお金と体力が尽きるまで放浪してみるのも悪くない。映画を見まくって、芸術に触れて、ときには創ってみて、食って寝て、会いたい人に会って、未練が残らないように、ギリギリの本当にギリギリまでやることを見付けて、やり尽くして、それでも未だ死にたいと思うのなら、好きにしたら良いと思う。

 その最期の一瞬までに、これを読んだあなたのことを誠実に見てくれている誰かがいて、手を差し伸べてくれることを切に願う。

 そしてあなたの大切な誰かが自分の前から去ろうとしているときは、遠慮がちに手を差し伸べてみて欲しいと思う。

 人間人間を救うことは出来ないけれど、それでも人間を救えるのは、人間しかいないので。

追記】2021/12/29

https://anond.hatelabo.jp/20211229194627

2021-11-25

anond:20211124200058

いや、それを選んだのはお前自身だろ?痛いのはなかったことにしていいよって言ったんだよ。痛い思いをしたなら病院に行くべきだった。金くれって言いたいなら言うべきだった。

悪いことは言わんからからでも病院に行って「車にぶつかられて、当時は大丈夫だと思ってたけどなんか痛みがあるから精密検査してほしい」と行ってこい。で、警察にも電話してなんか痛いか病院に行く、人身事故として処理してほしいって言え。なんか渋られても「人身事故で」とだけ言え。受理する雰囲気がなかったら「法テラス」に行って相談しろ相手相手保険会社担当とか相手弁護士が信用ならない感じなら(信用できても)、やはり「法テラス」に行け。あと交通事故紛争解決センターも。相手保険会社は支払いを減らすことしか考えてない。お前の味方みたいな雰囲気を出すかもしれないが味方ではない。

で、物損事故っての調べてみたらなんのお咎めもなしなのね。人をはね飛ばしておいて違反ですらない。俺は痛い思いしてんのになかったことになるわけ?

会社遅刻した分だって金くれって言いたいくらいなのに、痛かったこともなかったことになるっておかしくない?

2021-11-22

自己破産

フェイクあり。長文です。

自己破産することになった。

手続きの詳細なんかはネットに無数転がっているので、自分の所感を残したいのと、もしも自分と似たような境遇の人がいたら参考になればという思いで書きたいと思う。

一番伝えたいのは、どんな人間でも存在している以上は一人の人間であり、生きたいように生きていいはずだということだ。

何を当たり前のことをと思うかもしれないが、自己破産をするまで全く思えなかった。


スペック

・30代後半

実家暮らし

手取り15万円

・3社借入300万円

自己肯定感皆無


自己破産をするきっか

想定以上にコロナが続いた。

もし今家族が死んでも火葬代も出せないな?と考えたのがきっかけ。


借入理由

本とか服とか自分のものもあったけど、ほとんどが家賃光熱費等の生活費だった。ちりつも。

家族非正規で、自分けが正規雇用手取り少ないけど)。

家族の「正社員なんだから家の支出は支払ってよ」に反論できなかった。

うつ病休職している間も自分が毎月支払ってる分は支払った、給与ゼロなのに。


自己破産開始

法テラスメールした。

これぐらいの借入があって自己破産を考えてますって感じの。

そしたら「メールでの相談は、相談先が分からない方の相談窓口です」って返ってきた。恥ずかしい。

自分場合目的相談先も明確なので、法テラス電話した。

今は直接法テラス訪問相談はできなくて、電話のみらしい。

法テラス支援が受けられるか審査必要とのことで、口頭で収入とか住所とか伝える。

審査が通り、三日後に弁護士さんとの電話予約を入れてもらえた。


弁護士さんとの相談

緊張しながら電話が鳴るのを待った。

きびきびしてるけど堅苦しくない雰囲気の方だった。

もし別の弁護士に頼みたい場合は、法テラス相談すれば変えられるとのこと。

手続き完了までは半年前後かかるらしく、つまり結構長い付き合いになるわけだ。

どうしようかと悩んでいたところに、弁護士さんが言った。

「それだけの収入でそれだけ返済や支出もしていたら、生活大変ですよね」

決め手だった。

常套句だろうが心から言葉じゃなかろうが、本当に嬉しかった。

他人から人生心配されたことなんて一度もなかった。

日本国民として制度を利用して初めて、そうか自分は一人の人間だったんだなと認識した。

まあ普通他人経済状況の相談はしないと思う。…いや、するのだろうか、友達がいないから分からない。


手続き開始してから二週間後程度

先生からメールがあった。

法テラス正式審査中だが、借入のあったカード使用不可になるから携帯払い等で設定しているようなら変更してくださいとのこと。

優しい。定型句だろうが感動した。

審査が終わって、署名必要書類委任状を送付すると連絡がきた。

債権者の詳細も教えてほしいとのこと。

自分はこういうのしっかり管理してなかったので(自分負債だけど自分負債ではないため見たくなかった)、慌てて色々調べた。


手続き開始して三週間後程度

毎月の支出入を記載してほしいと言われた。

もうバレてると思うが、自分家計簿なんてつけたことなかったから慌てた。

領収書とか取っておくの苦手すぎる。

持っている口座の明細が二年分必要とのこと。

お分かりだろうがそんなものないので、各銀行へ発行手続きに行った。

一回も記帳したことがないと言うと大体の銀行員さんは引いてた。

ちなみに、手取りがいい仕事すればいいじゃんって思って転職してうつ病になった。相性とかもあったろうけど。


手続き開始して一ヶ月後程度

借入のある業者カード先生に送付。

銀行明細はPDFでも良いとのこと。いい時代だ。


手続き開始して二ヶ月後程度

毎月の支出入を頑張って記入。

銀行の明細を見ていたら記憶にない振込があって書き直し。


手続き開始して三ヶ月後程度

裁判所への申し立てについて、来月以降行いましょうかという話になる。

なので最初電話してから四ヶ月後で申し立てになりそう。

既に提出していた毎月の支出入について、確認事項があるとのことでSkypeで一時間ほど通話した。

すごい緊張した。犯罪をしたわけではないけど、弁護士対話するって変な気持ちになる。

通話の終わりに先生が言った。

「これはちょっと気になるだけなんですけど、あなたが家の支出ほとんどを負担されているんですね。

 あなたもいつか結婚して家を出ていくのにご家族の方はどう思われているんでしょうね」

なんとか適当に返事をして、通話を切ってから声を出して泣いた。

自分人生を考えてくれる人がいるということ、それが弁護士さん=ビジネス相手だということに泣いた。

嬉しいような悲しいような、でもやっぱり生まれて初めて「お前は人間なんだ」って言われたように思った。

やっぱりこれはおかしいんだよなって。


まとめ

手続きはまだ途中なので、終わったらまた書き込むかもしれない。

自分視点だけなので、かなり自分に寄った所感であり、家族にも色々あるんだろうなとは思っている。


国というものは、赤子だろうが老人だろうが自分みたいな借金まみれのバカ野郎であろうが、一人の人間として扱ってくれる。

それが自分にとっては救いだった。

自分のことを考えて自分ために生きられたらどんなにいいだろう、と思えた。

実際問題家族を見殺しにしたいわけではないので出ていかないだろうが。

逃げればいいじゃんって思う人もいるかもしれないが、情は残っているのと、結局逃げたところで自分がまともに生きられるわけないという思い込みが強い。

ガチャなんて言葉が一時期流行っていたが、生まれてきたくなかった本当に。

もしも不本意なのに誰かのために借金が膨らんでしまって困っている人がもしいたら、自己破産視野にいれることも考えてもいいかもしれない。

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