はてなキーワード: VHSとは
日々生きてると実感しづらいかもしれませんが、現代社会は日々向上しています。
とくに科学技術やテクノロジーはレイ・カーツワイルが指数関数的に伸びてるとか言ってますが、それを信じるしんじないにしろ今の所確実に成長を続けています。
なにか買っても数年後にはテクノロジーの向上で、価格が大幅に下落したり飛躍的に向上した製品が出現するので、現段階の商品はサービスを無理して買う必要はありません。
確かに今までもテクノロジーの変化のせいで過去の遺産がだめになることがありました。レコードからCDへ変わったりVHSからDVDへ変わったり。その変化にかかる期間が狭まってます。
家庭に電子機器が入ってくる
無線通信で動画コンテンツをストリーミング消費、発信するようになる
社会の動きも目まぐるしく、当たり前だと思われていた年賀状を書く文化ももうありません。携帯にストラップをジャラジャラつけていたのさえほんの10年前だし、物理鍵や財布など、今まさになくなろうとしているものもたくさんあります。
自動運転が出来るっていうのに免許を取るだとか、電気自動車が主流になるかもしれないのにガソリン車を買うだとか、新しい断熱材や最新の施工技術が出てくるかもしれないのに家を建てるだとか、日毎変化しているなかでものを所有するリスクが日々高まっている。
マックロード(MACLORD)は、松下電器産業(現:パナソニック)がNational(ナショナル)ブランド(のちPanasonic(パナソニック)
「マックロード」の商品は、パナソニックブランド誕生の1989年まで発売が続けられた。以降は前面には押し出されなくなったものの、
近年まではカタログにのみ表記が残った。パナソニックブランド誕生後に発売された「れんたろう」(NV-F500)まで「マックロード」、
「Sマックロード」、「マックロードムービー」の名が残っていたが、1990年以降に廃止。
カタログの表紙のマックロード表記は1992年以降に完全に廃止。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89
当時の映画好きが「邦画は本当にやばい」と絶望してたのを覚えてる。
トップの興行収入だけだとわかりづらいが、全体的な客数でいえば00年代以降、洋画が減り邦画が増えている。
それに対して映画好きが「いや探せばいい映画もたくさんある」って紹介する流れがあるけど、
90年代はむしろ映画好きが積極的に邦画は糞だと言ってたかもしれない。
いうても、日本が良質な映画作りをできてたのはスタジオシステムのおかげで、
それが崩壊したのが70年代半ばだから、80年代も結構ひどかったんだけどね。
ジブリの知名度が一般に広がったのはトトロがVHSで発売された90年前後からなんだけど、
そのブランド力がうまい具合に邦画の低迷期を支えてくれる形に。90年代のジブリ映画が本当に質が高かったのかどうかは別として。
で、情けないことに、実写邦画の低迷をすくったのが、
テレビ資本の大作邦画というモデルはこの辺りから始まって、現在まで続いてる。
東映のこどもまつりをドラマでやってるのと同じ、ともいえるけど。
クオリティも似たようなもんだ。
車を運転しながらテレビの音声を聴いていたら、「世界の絶景、今ならDVDプレーヤープレゼント」という言葉が聞こえてきた。
私は一瞬混乱した。え、このご時世にDVDプレーヤーをプレゼント?それで人が釣れるのか?
私の耳は正しかった。検索したら、確かにそのような商品が売り出されていた。
よりによって世界の絶景をブルーレイでもなくDVD画質で楽しむのか。このご時世に。わざわざ新品を買って。
VHSしか知らないお年寄りがDVDを最新技術だと思って購入してしまうのかと思うと、悲しくなる。
DVDがまだまだ健在なのであるは分かるが、「世界の絶景」を謳うなら少しでも高画質の物を売ってあげてはどうか。
実際アニメビデオパッケージ市場は2005年をピークに減少傾向で、2017年の時点で21世紀に入って最低を記録していて、DVD登場により発生した市場規模を全て失ったよ。
アニメ産業レポート2018 サマリー(日本語版)参照:https://aja.gr.jp/jigyou/chousa/sangyo_toukei
今のパッケージは、VHSとOVAが支配していた20世紀並になっている。
同PDFでは、2017年の配信市場規模は、パッケージ市場の7割に達している。
別の数字では2016年の時点で逆転したというものもある。参照:https://www.businessinsider.jp/post-160917
ちなみに、Production I.Gの親会社のIGポートによると、10年前の2009年の時点では、典型的な深夜アニメの収益の7割が円盤に依存していたとのこと。
2009年5月期 決算説明会 資料参照:http://www.igport.co.jp/ir/materials.html
全国のツタヤ店舗が次々に潰れているというブログ記事があった。
執拗なまでのTカード加入促進、個人情報取り扱い、ひまじんうんこ等のおかげで特にはてブ界隈ではツタヤの話と見るやオワコンとして叩いていい雰囲気が強い。
だが映画好きから言わせてもらえば、ツタヤの一部事業は間違いなく日本の宝であり、絶対になくなってほしくない。
(元ブログは音楽好きの方だが、自分は音楽には詳しくないため映画についてのみ書きます)
映画好きなら渋谷・新宿ツタヤの品揃えを実感した経験があるかどうかでツタヤへの評価は全く変わる。
あの2店舗はおそらく過去に日本で販売された映画ソフトのうちかなりの部分をカバーしており、
少なくとも映画に関しては裏ビデオとかで販売されてたものでないかぎり、見たいソフトはまあほぼほぼ見つかる。
とくに素晴らしいのは全国どこのツタヤからでも他店舗の取り寄せが一律料金で可能な点。
もちろん渋谷新宿ツタヤの在庫も一本500円(送込み)で取り寄せ可能。PPV方式の多くが一本400円なことを考えると高くは感じない。
これとは別に、ツタヤにはディスカスという定額レンタルサービスがある。
毎月8枚とか10枚とか希望するDVD・BDが送られてきて、観たら好きな時に郵送で返す(延滞料金はない)サービス。
こちらの品揃えは上記の店舗取り寄せより劣るが(VHSは対応していないなど)、それでもマイナー作のカバー率は高い。
過去に一度でもソフト化されており、権利の関係で再販が無理な作品の場合、ディスカスと店舗取り寄せが頼みの綱になる。
もう一つ、ツタヤは過去のカルト作・廃盤作品をリクエストすると注文生産としてDVDにしてくれるサービスをやっている。
B級ホラーなどのビデオスルー作品はもちろん、過去に一度だけ深夜放映されたがソフトに落ちなかったカルト作なんかを販売してくれている。
あと紛らわしいが、「発掘良品」というレンタル店舗向けの復刻シリーズも地味にいい。
たしかクストリッツァのアンダーグラウンドはこれで復刻されたんじゃなかったかな。
中古市場で数万円の高値がついてたのでレンタルできるのが本当にありがたかった。セル持ってたけどVHSだったし。
とりあえず、ツタヤはこれだけのことはやっている。
現状ほぼ利用していない人向けに書いたので販促くさくなったが、映画好きにとっても映画文化にとっても間違いなく宝だ。
重要なのは同業他社のように単に版権取って国内向けに販売するだけではなく、レンタル網を駆使して「新旧どちらも・全国どこでも・安く早く」を実現させている点だ。
映画好きの中学生が一枚5000円する国内盤をほいほい買えるか?と考えればツタヤの貴重さが分かる。
「でも今時ほとんどの映画はアマプラやネトフリで配信されてるでしょ?」
されてない。
例えば『KIDS』『現金に手を出すな』『死刑台のメロディ』『ミツバチのささやき』これら全て配信にはない。アマプラにもネトフリにもない。
少しでも映画が好きなら上記の名作群が配信されてないなんて信じられないだろう。だが残念ながら本当だ。海外資本企業の日本向けサービスなんてこんなもんだ。
マイナー作マイナー作と書いてきたが、要は最新作・超有名作以外の多くは国内配信には乗らないということだ。
実感としては観たい映画のうち配信にあるのは5割にも満たない。
特に古い邦画は壊滅的。70年代の特撮とかもすげー面白いのに全然ない。
勘違いしてほしくないんだが、これは極々一部のディープな映画オタクだけの話ではない。
現状の配信サービスには『アマデウス』も『プラトーン』もないんだぞ?配信だけでいいって正気か?と言ってる。
ちなみに上記の名作群は発掘良品のラインナップから適当に拾ってきたが、ディスク文化なんて昭和の遺物などと言い続けていると、
日本語版字幕や吹き替え付きのDVD/BDはやがて廃盤、市場から消えるだろう。そんな作品を海外企業がわざわざ日本向けに配信するだろうか。
供給が配信のみになったら残るのは腐った国内向けラインナップだけになる。
洋画ならまだ海外からソフトを輸入する手があるが、邦画や国産ドラマ、アニメなんかのうちカルトな人気だけはあるタイプの作品は一体どうなるのか。
米国ですら一部の作品以外は配信ではカバーされていない。そのため米アマ見れば普通にディスクで売られている。
米国内よりさらに配信状況が劣る日本で、配信だけでいいディスクは滅びろなんて意見がなぜ星を集めるのか理解に苦しむ。
かつて都市部にあった個人経営のレンタルビデオ店を軒並み潰しまくり、その在庫を引き継いで拡大していったのがツタヤなのは間違いない。
だからこそツタヤには文化の担い手としての責務がある。今のところ、復刻やレンタルを通してツタヤは何とか文化を繋ごうとしていると思っている。
アマプラやネトフリさえあればいい、CCCは悪だから潰れればいいと叩くのは簡単だが、
じゃあその配信がツタヤ並みのサービスを提供しているかと言えば現時点では間違いなくNOだし、今後充実していく期待も薄い。
ツタヤを叩くなと言いたいわけじゃない。ただ、実態をよく知ろうともせず潰れればいいという意見ばかりが多くなると、今なんとか保たれている貴重なものまで切り捨てられてしまう。
そうなったら個人的にだけではなく、将来的にかなり大きな損失になると思っている。
(ちなみにツタヤも映像配信サービスはあるが、ラインナップは他の国内配信サービスと同じくクソなので言及するまでもない。
たぶん配信権?みたいなものの関係なのか、セルよりずっと扱うレンジが狭い。
配信さえあればいいって人はクソみたいなラインナップしか見えないから、それで十分だと思っちゃうんだよな。知らぬ間に興味を限定されてる。)
かめとめ 薄い知人が関わってるから話題ついでに見ようと思ってたんだけど
結局映画見なくて地上波見なくて レンタルして見るかと思ったらうちにはPCしかなくて ネットカフェの大型モニターならまだ見る気にもなるかなと思ったが わざわざDVD借りてネットカフェ行くかというのも微妙で ネットカフェでもし無料動画配信やってたら見るかも くらいのテンション
アマゾンプライム入ってるけどかめとめは無料じゃないし、ネットのダウンロードレンタルにしても見るのはノートPC
よほどのことがない限りもう自分は見ない気がする
というか映画をレンタルして自宅で見るってことができなくなってたと今認識した
壊れたテレビ捨ててVHSのビデオデッキ捨ててその後に買い直さなくて10年くらい経ってる