はてなキーワード: IpHONEとは
これはなんかわかるな
スマホ出る前からiPodは普及してて、その前からスケルトンのiMacが流行ったりしてて、アップルの新製品はオシャレみたいなイメージはどことなくあったのは確かだね
その時代の雰囲気も踏まえ「アップルが売っているものはライフスタイルだ」と聞くとiPhoneが売れたこともなんか納得できるのよな
ソース:世界40カ国、主要OS・機種シェア状況【2021年5月】
https://www.auncon.co.jp/corporate/2021/0525.html
国 | iPhoneのシェア | Androidのトップメーカー | 左記メーカーのシェア | |
---|---|---|---|---|
日本 | 66.00% | Sony | 8.89% | |
韓国 | 26.01% | Samsung | 64.09% | |
中国 | 21.86% | Huawei | 38.51% | |
タイ | 27.78% | Samsung | 22.24% | |
インドネシア | 8.11% | Samsung | 22.27% | |
ベトナム | 36.04% | Samsung | 29.99% | |
フィリピン | 12.22% | Oppo | 19.36% | |
インド | 2.97% | Xiaomi | 26.85% | |
オーストラリア | 54.45% | Samsung | 24.18% | |
アメリカ | 59.17% | Samsung | 24.46% | |
カナダ | 53.55% | Samsung | 27.45% | |
メキシコ | 18.97% | Samsung | 25.63% | |
ブラジル | 13.19% | Samsung | 45.26% | |
アルゼンチン | 8.18% | Samsung | 53.30% | |
イギリス | 50.44% | Samsung | 28.97% | |
フランス | 34.11% | Samsung | 31.79% | |
ドイツ | 34.41% | Samsung | 36.86% | |
イタリア | 19.56% | Samsung | 36.42% | |
スペイン | 19.12% | Samsung | 28.32% | |
スウェーデン | 53.16% | Samsung | 29.28% | |
ロシア | 24.33% | Samsung | 24.57% | |
エジプト | 27.98% | Samsung | 22.08% | |
ナイジェリア | 7.56% | Tecno | 27.93% |
みんな持っているからというのが強い気がする。
Appleは信者が一定層いるから、必ずある程度は売れるブースターがあるし、
そこにストアのエコシステムを作れたのが、とてもすごかったんたと思う。
これは、hoge.zipをダウンロードして自由に使えみたいなwindowsシステム(wince)とも違うし、
一部のサードパーティにしか開発を許さないキャリアとも違った。
一方で、その優位性を崩しかねないflushは徹底的に弾圧して殺している。
Appleのそういうバランス取りというか、構想の作り方は見事だったと思う。
// HTML5は当時はまだまだでブラウザも遅かったからね。
使いたいアプリが増えれば、みんなハードを買わざる終えないし、
普及しているという理由でソフトもさらに増える、といった良い循環に持っていくことができたのだと思う。
//ユーザはゲームをしたいために、仕方なくハードを買うのです。といった組長の言葉に近いものがあると思う。
そして気がついたらみんなが持っている状態になって、そしたら、同調圧力に流されやすい人はそれを買うしかないだろうしね。
iPhone発売から10年ぐらいたったから、iPhoneと競合するまた新しいトレンドが出てきて、
それが普及していけば、この流れが変わっていくこともあるとは思うけど。
さて、どうなるか、ってところかなあ。
Androidが出る前、ガラケーの厄介さはその種類の豊富さと機種・キャリア毎の互換性のなさが指摘されていた。機種毎にOSやアプリを開発していて大変な上にガラパゴス化していたから汎用性も少ない。
iPhoneがでてきて時代がガラケーから変わると予想され、汎用のOSとしてAndroidがでてからはこれが世界の標準になるだろうと言われてたな。
実際にそれに近い状況になったし、ただ予想できなかったのは日本メーカーがここまで衰退したことだろう。Androidを搭載した高性能な機種を発売すれば世界シェアをとれると思っていたけど、実際には泥への対応ができずに悲惨なものばかり作られたな
いまだに「iPhoneはそのCPUを除けばもうすでにイノベーションからは周回遅れ」とか言ってる時点で「ワンセグ搭載だから世界一高機能!」って喜んでた昔と変わってねえな。
開発畑の人間の印象だとこれなんだね
初期Androidがクソだったのはそうなんだけど、今だと安くてもそれなりに動くからもっとAndroidが普及しててもいいはず。
・タップ検出が遅い
・スクロールがガタガタ、引っかかる
・ブラウザが重い
群がった上で次の理由がある
iPhone3Gはともかく、4,5と6,7はケースに互換性があったので頭おかしいくらいのケースが販売されていた
Androidは機種ごとにサイズが違うのでその分設計が必要だが、iPhoneは2年ごとに1台くらいしか出なかったのでスマホケースメーカーもロット数に余裕が生まれて投げ売りされるくらいは売られている。
結局、バリエーションが多い=可愛いものが多い、ということなのでティーン層に爆発的に普及したということだ。
それでも安さなどでAndroidを買っていた、もしくは買い与えられていた人もいたのだが、結局はIPhoneに乗り換えている。何故か
・周りはみんなiPhone持っている
・androidはケースないし可愛くないし重い
・次はiPhoneにしよう
ってなる人が多すぎた
みんなiPhone使ってるからiPhone使うという人間が多すぎて日本ではiPhoneが普及してしまった。
Androidは出た当時よりはだいぶスペックも上がり、かなり使いやすくなったもののスペック至上主義のオタクしか使わないので
しかしスマホ黎明期にカクカクAndroidにぶち当たってきた我々は、未だにAndroidの入ったスマホを買うことはできない。(日本製海外製に限らず)
その業界にいながら、発売当初のiPhoneの魅力や将来性に気づけないとかアホ過ぎだろ。一般人ですらそれに気づいた人が大量にいて行列したというのに。
そうやって今後も負け続けるだろうな。
2000年代後半は、まとめサイトだったりはてなブックマークだったり2chなんかが全盛期で外でPCと同じようにネットを見られる端末が若い人にも求められてた。
ガラケーにはガラケーのコミュニティがあるからスマホに人は流れないと言う人もいたが、あっさり皆がスマホに流れていった。
キャリアがGalaxy押しを始めた時、日本は嫌韓全盛期だった。結果まともなAndroidも売れずに皆iPhoneになった
言うほど確定ではなかったでしょ。
一般層まで広がるかは未知数だったはず。
それを選ぶ人が「結構いた」と言ってる時点で、
観測範囲が(個人輸入が当たり前のガジェットオタク界隈に)歪んでるか、
歴史修正してる。
ネットで声がでかい人の意見が歴史修正するのはちょっとどうかな、と思う
そもそもiPhone登場の前にiPodの躍進っていうのが史実としてあるし欠かすことはできない
2001年に初代が登場、躍進したiPod nanoが2006年、iPhone登場が2007年。
iPod登場以前からmp3の音楽違法ダウンロードっていうのはインターネット普及と共にあって
しかし日本の各社、特にSONYはmp3の違法性から開発に難色を示し、MDを推進したりATRAC作ったりした
そんな中で空気を読まないAppleっていう会社がiPodを発表、mp3が聞けるってことで大流行。
当初はMacとしか連携できなかった(気がする)けど、WindowsでもiTunesが使えるという当時としてはビックリな対応で世間を賑わせていく。
時を同じくして韓国系メーカーも参入。Rioとか懐かしいよね。当時からFLACとかOgg Vorbisとかが聞けるっていう尖ったデバイスもたくさんあった。
後はCDにmp3を焼いたらフォルダ構成読み込んでアルバムとして再生してくれるやつとかもあったし、wmaとかとの覇権争いもあった。
日本は権利問題が難航して全然そういうデバイスが出てこず、確かAIWAが発売してちょっと世間が沸いたぐらいだった。
そんな中でiPodが更に躍進したのがiTunesのおかげ。これで音楽ダウンロードっていう商売を成立させた。
日本では長らくiTunesで聞けるのは洋楽だけで日本のレコード会社が提供してくれないっていう状況が続いたし
SONYはレーベル持ってたりするのでますます違法コピーの可能性があるmp3配信に難色を示して結果としては完全に出遅れた
そんな中でiPod nanoが発表。信じられないくらい小さくなっておしゃれになったデバイス。
巷を席巻して、もはや携帯音楽プレイヤーはiPod nanoって感じになった。
この頃から携帯電話が音楽再生機能を盛り込み始める。(まぁ前からあったがおまけみたいな機能だった)
しかし例によって音楽業界の圧力なのかSONYの圧力なのかmp3は聞けなかったりして独自仕様に固執。
SDカードは吸い出しできるからMemory Cardとか、いろんなプロテクションをかけてとにかく使いにくかった。
とはいえ邦楽聞くにはそれしか方法が無いので着うたフルとかLISMOとかが出て、SONYからはwalkmanケータイが発表。
まぁそれはそれで結構流行ったけど海外で流行るはずも無く完全にガラパゴスになった。
その頃からみんな噂してたのが
っていう話。
だって携帯とiPodの2台を持つのが面倒だから一台にしたいっていうのが強い思いとしてあった。
Appleが日本の携帯メーカーと協業するっていうイメージが全くなかったから出るならAppleから直接出るだろう、と。
2004年に発売されたNintend DSがタッチスクリーンでUIの新しい方向性を見いだしてた頃だったので
Appleが乗り込んでくるならタッチスクリーンだろうことは間違いなかった
そもそもiPod nanoのディスプレイがタッチスクリーンになるのでは?っていう話もあった。
だって当時のUIのCover Flowなんてタッチすること前提っぽい作りだったから。
まぁ乗り込んでくるなら名前は「iPhone」だろうっていうのもみんな予想してた。
iMacとかiPodとかiで攻めてるからまぁ安直にiPhoneだろうな、と。
ただ、全面タッチスクリーンっていうのは難しいだろうという意見が多かった気もする。
これは自分の周囲だけかもしれないが、キーを無くすと視覚障害者が使えないのでユニバーサルサービスの電話での導入は難しかろう、という話があった。
当時は画面が指紋で汚れるのは御法度でクロスをみんな持参してことあるごとに拭いてた。
その画面を触りまくる携帯なんて考えられない、というのが大勢だった覚えがある。
ところがAppleはやってのけた。そういう弱者は全部切り捨てて全面タッチスクリーンのiPhone発表。
日本の音楽業界と繋がりの強いdocomoは絶対に販売しないと分かってたのでソフトバンクの独占販売。
下手したら日本で販売されない可能性もあったからソフトバンクには感謝しかなかった。
このiPhone、iPodで音楽業界を席巻したAppleだから携帯業界でもやってくれるだろうという期待があった。
ただ初代は流石にしんどい部分が多くて音楽聴いてたら電池なくなるし電話はしづらいし画面が指紋だらけになるし。
とはいえiPod nanoとの二台持ち解消のためにiPhoneを選ぶ人も結構いた。
最初はiPodの代わりっていう立ち位置だったけどApple Storeがその情勢を変えていく。
Nintendo DSがゲームとして提供してたタッチパネルを活かしたいろんなアプリのアイデアがApple Storeでアプリとして提供される。
ギターアプリをインストールしたらギターになって、それを披露するとキャバクラでモテるとかいう噂が流れておっさんがみんなiPhone買い始めた。
後はもう、ご存じの通り、という感じ。
iPhone 3Gとか3GSとか4とかで盤石になっていった。
Androidが対抗馬として出てきたときはかなり期待したけれど
Appleのようにデバイスを固定化できるOSとは違ってAndroidはいわばWindowsを目指したので立ち上がりに失敗した。
デバイスに合わせてゴリゴリにチューニングすることができず、逆にOS内部まで手を入れるとアップデートが出来ないというジレンマ。
そもそも各社がOSのチューニングをするのはAndroidの思想に反するし、とはいえ各社サプライチェーンがあるからデバイスはバラバラ。
Androidでまともに動くケータイの方が少なかったけどXperiaは頑張ってた。そこはSONYの意地だったな。
とはいえAppleみたいにクローズド戦略じゃないから世界的にAndroidの数の方が多いのは当たり前
デバイス差分が大きいからAndroidっていうプラットフォーム上で商売するのはちょっとしんどいんだけど
ただ、Androidデバイスが多いとはいえ公開したアプリが全てのAndroidデバイスで動く保証が無いので
iPhone向けにアプリ作る方が実際に動くデバイスが多いのは確かだろうな
iPhoneにできてzero-3にできなかったもの、それはiTunesとAppStoreだと思う
iTunesとiPodは音楽の聴き方、買い方を一変させたが、これはAppleの資金力、ブランド力がなければできなかったろう
SONYならできたと思うけど、映画会社とレコードレーベルを買収して守旧派に回ってしまった
いまやSONYを支えるのは銀行と保険(元が造り酒屋(金貸し)だから、祖業に帰ったという見方もできるけど)
AppStoreはアプリケーション開発のエコシステムをApple自身が管理するという夢のような世界で、開発者を引き付けるブランド力もマネジメントもさすがAppleといったところ
Googleはすぐに追随したけど、Microsoftは四苦八苦してWindows10でようやく機能するようになった
昔は分厚いマニュアル入りのソフトウェアパッケージのでかい箱を抱えて秋葉から電車に乗ってたなんて、いまの若い人は信じないだろうな
出たばかりのiPhoneを馬鹿にしてたやつらが出してきたAndroidが輪にかけてクソだった話はもういいです。あれを出荷していいと判断した馬鹿達はしかるべき責任取ったのかね。ゴミで金取ってよく恥ずかしくなかったね
当時の話題からすると「iPhoneだとワンセグが見られない」はかなり言われていたと思うけど、思ったよりも携帯でのテレビ番組視聴がマストでなくなっていたというか、Youtubeの隆盛があったりとか、ハードウェアだけじゃない解もありそう。
まあわかる、RAM12GBなので1日前のアプリが裏で残ってたりして、そこまで残ってなくていいわと思う。別に重くはならんけど
標準で通知領域から設定できるが、もっと手軽に設定したければOne Hand Operation+のQuick Toolsを使うといい
不満④せっかくの大画面だが4:5に設計されてるウェブもアプリもほぼないので純正アプリ以外は帯付きで使うことになり、あまり意味ない。
WebはiPad miniとかと同じでは?好みでPC版サイトを見るとか、Samsung Internetならフォントサイズを手軽に調整できるので調整するといい。
Androidアプリは本当にメジャーどころでもタブレット最適化されてない物があって残念。とはいえスマホアプリの単なるレイアウト拡大でも便利なものも多い。
まだ設定してなければ、ラボ機能でアプリの画面比率を設定できる。 https://dime.jp/genre/1246406/
Fold3も20万円以上なので、この機種に関してはむしろAppleより高級なんだが、質感的な高級感は薄め。
iPhone 13 Pro Maxとか見た目の高級さを重視しすぎて普通のスマホなのに238gもある。ガラスだからケースないと滑るし(これはFold3も同罪)。あんなもんを人間工学的とか言うな。
UI/UXとしてはマスクの時代に顔認証しか使えないことが、他の優位をも押しつぶす大きなマイナスになっている。
Fold3は新しい折りたためるタブレットというジャンルなのであんまり定まった持ち方がないのは仕方ない。
物理的な人間工学にはAndroidとかあまり関係ないし、なんなら重量・幅・材質が違う様々な端末があるので、ほぼ間違いなく各個人にとってiPhoneよりも持ちやすいAndroid端末が存在するだろう。(UI/UXが総合的に良いかは別として)
この手の話で語られる前提条件の「ガラケーの方がiPhoneよりも性能が高かった」がまず納得できないというかユーザー体験を無視していると思うんだよな。
そりゃCPUのベンチマークとか画面解像度とかワンセグが見れるで勝ってた機種もあったのかもしれんけれど、ユーザーが求めてなかったというか性能の高さを体感できてなかったんじゃないの。
ガラケーのボタンをポチポチさせながらカーソルを移動させていく操作方法はマウスやタッチパネルに比べると明らかに劣っていたし、文字入力だって「お」を打つのに「あ」のボタンを5回押す必要があるとかバカみたいでしょ。
あとPCと同じウェブサイトを見れるって結構大きな性能差だと思うんだけれど。当時のガラケーはフルブラウザ搭載機種以外はPC向けのウェブサイト見れなかったでしょ。
バイト仲間の十代の女の子は、おうちが極貧なのにiPhoneユーザーだな。20代の男子は、「この十年ほど、iPhoneの機種変で多額のお金が飛んでくので、パソコンを一度も買い替えられなかったのだけど、OSが古すぎてやれる事よりやれない事の方が多くなった」と嘆いていた……けど、新しいiPhone買うって言ってた。
Windows と Mac では、どうにか Windows が地位を保ててるじゃない?
企業向けの業務機器の側面はあるものの、個人のあいだでも、Windows でもいいとなるのは、ハードウェアの美しさ、利便性を主張できる余地があるからだと思う。
CPUやGPUの価格とパフォーマンスのバラエティさからくる多様性、色や質感、キーボードの配置、タッチ、USBポートの位置、その他のポートの使い勝手等々。
自動車が、欧州車だらけにならず日本車が受け入れられているのも同じ理由だと考えてる。
スマホの世界では、ハードウェアの使い方が何かを読む、見ることに主要な用途が限定されて、写真を撮り、文字を入力し、ゲームのボタンをタッチすることは、アプリの魅力によって不便さを乗り越える心理的障壁を超えさせられている。
スマホには、ハードウェアが主張できる場所は、画面とカメラと大きさ程度の部分しかなく、あとはソフトウェアそのものに利用上の主要な部分がある。
iPhone はソフトウェアとハードウェアの一貫性が貫かれていて、ソフトウェアの美しさ、利便性の主張が最初からうまくまとまっている。
最近のAndroidはずいぶんマシだと思うが、Android 4 だとか 5だとかそれ以前最初は酷かったうえにハードウェアの主張は本質的に弱い機器なので、最初に iPhone に慣らされてしまうとそこから変更することが難しい。
操作を通じて直接得られる感覚的なものとソフトウェア(アプリ)に自分がアクションをしてそこから返ってくる応答を受け止める心理的精神的な部分とがPCなどよりもずっと凝縮されていて心や脳に近いように感じる。
これは、ソフトウェアが心や脳、精神に着る衣服のような性質があるからではないかと考えてる。
衣服は実用性を考えれば、手足の穴が開いていて大事なところが隠れて寒くなければ(暑くなければ)どんなものでもいいが、実際には、個人の好みのデザインがその選択の主要な部分を占める。
衣服を、個人は一度好みが固まると自分に似合う、社会に出るときの自分の一部と思い込むため、同じブランドや似たデザインの衣服を選択し続ける性質がある。
ソフトウェアは、心や脳を外部化し延長のような性質があるように思えるので、よりパーソナルなスマホにおいて、一度それに慣らされたソフトウェアを変更することは好みの衣服を脱ぎ捨てて自分に似合いそうもない衣服を着るような感覚があるように思う。
使っている人は使いやすいと言うだけで自分に似合うとは言わないかもしれないが、そこには自分に合う使い方ができる(=自分に似合う)感覚を持っている。
それがダサさの根源のようにも思う。
パソコンはハードウェアの主張がスマホよりできてるので、心や脳の延長なんかではなく自分ではない何かという意識をしっかりと持てるが、スマホになるとハードウェアはほとんど違いがなく、ソフトウェアによる自分の心や脳に直接影響を与える部分が大きくなっている。
すべての人にそう影響しているとは考えていないが、どのメーカーのテレビも自動車も違いを意識しないハードウェアや技術の差を理解しにくい人にとって、違いはソフトウェアが主要なものでしかも心や脳の衣服のような役割があるように感じる。
日本の Android シェアが低いのは、良くも悪くも日本がハードウェア立国であることだからだろう。
Windows の開発元のマイクロソフトはハードウェアをサポートすることに必死だったので、ほとんどすべてのハードウェアをサポートしたしそのためのチームもあったので日本のメーカーはマイクロソフトに文句だけ言えばソフトウェアが動いた。
だが、Android の開発元のグーグルは違った。グーグルはメーカーにソフトウェアの開発力、少なくともソフトウェアがどうやって動くのかを理解することを求めた。
それができた日本のメーカーはいない。Android を Windows のように簡単に高品質で動かせるメーカーはいなかった。
メーカーの経営者の技術理解不足であり、転換期の認識不足であり、投資判断の大きなミスだろう。
その認識不足はいまも続いていて、経営者や管理職は、ハードウェアにこだわり続けて、ソフトウェア開発のベンダーやチームに文句を言えばソフトウェアが動くと勘違いが続いている。
同時期にサムスンは、トップの号令のもとスマホの開発体制を構築してソフトウェアの開発強化をしたので、まともなソフトウェアの技術者がいるし、中国のスマホメーカーも同様だろう。
もともとハードウェアメーカーが乏しい欧州では、Android がうまく普及しているが、日本ほどではないにしてもアメリカでは iPhoneのシェアが大きい。
その視点では、日本の iPhone のシェアは、ハードウェアメーカーの挫折と敗北で、日本のハードウェアメーカーが現在のように各社さまざまに方針転換している主要な原因になっている。
東芝、日立、パナソニック、シャープ、NECなどそれぞれに家電を縮小し別の道に進もうとしている。
ソニーは辛うじて残っているようにみえるが売上のほとんどは家電ではない事業から得ていてそれを持っていたから残っただけでソフトウェアができないハードウェアメーカーだろう。程度の差はあるとしても。
給料が上がらないのは、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせがモノの価値を下げていく性質があり、
今年に買えるスマホは昨年より安い(より高い性能が同じ価格になっている)ために、より高性能、高付加価値な開発をしなければならないがこの20年はその役割が次第にソフトウェア開発によるところになっている。
当然ながら、日本のメーカーは価値の高いソフトウェア開発ができないので、給料を上げるための売上を増やし利益を増やすことができなくなっているためだろう。この産業の給料が増えなければ、そのほかの産業の給料がつられて上がることはない。
これから、日本のハードウェアメーカーは壊滅していくか新しい道を見つけられるかになるだろう。
トヨタはそれを横目で見ていて、タイヤのついたスマホといわれる電気自動車のために、いまソフトウェアに必死に投資しているがうまくいくのかはわからない。
今後スマホが外部の利便性を求められることが増えていくと変化することもあるかもしれない。
店舗でのスマホ決済のようなペイメントは、ソフトウェアを使うというよりハードウェアを使う場面なので、その瞬間に心や脳の衣服から離れてハードウェアの美しさや利便性が目立つようになる。
スマホを主にカメラとして使う人にも異なる基準がある。今現在、iPhone はカメラのスタンダードになろうとしているが、今のところソフトウェアが切り離されているように見えるのでそれができるかはわからない。
一部の趣味のためのように思えるので、カメラにこだわるほど Android に有利になるようにさえ感じる。
今のところはほとんどの人にとっては、スマホはネットワークにつながってさえいればいい機器なので、ソフトウェアがすべてで、衣類のように心を満たすハードウェアとの統一性と自分に似合う気持ちだろう。
MacBookとiMacを持ってる流れでiPhone使ってるが、アプリや電話番号やブックマークの同期とかBluetoothでの接続とかファイルのやり取りとかストレスなく移行できるもんかな
音楽は全部iTunesだけどそのへんもずっと使えるのかも気になる
Androidの方が安くて高性能って言ってもやはりまた1からの習慣の修得なのかと考えると面倒なので次もiPhoneでいいやとなっちゃう