はてなキーワード: 富の再分配とは
人類が貧困化問題を解決するにあたって有効な手段が「戦争」「革命」「高い税金」であることは皆が知っている。
日本では2011年から2016年にかけて、戦争の代わりに大災害が起きた。
しかし、それでは貧富の格差は縮小できなかったので、不寛容社会を訴える政権が出てきた。
しかしそれでも上手くいかないと言うことで今度は日本社会の根底からの改造が出てきた。
効果としてはいまいちだが、貧困世帯に対する生活環境底上げの実施や、富裕層に対する税金の取立ての徹底などにより、結果として相対格差は減少しつつある。
現在日本では天皇制そのものへの懐疑論や富の再分配の本格化に向けた議論が進んでおり、日本社会は一度リセットする方向に進んでいる。
人間っていうのは、コミュニティに何らかの価値(仕事)を与えることで
でも人によって仕事の出来・不出来があるから、コミュニティに納めるお金は人によって差を出してる
一方で、コミュニティから受け取る恩恵(公共サービス)は、あまり差を出さない
これは富の再分配が目的だけど、じゃあ何故再分配するかと言えば、コミュニティをいい形で維持したいからだ
これがもし「払った税金の分だけ、公共サービスが受けられる」なら、コミュニティの維持は難しいし
「物の売り買い」というミニマムな行為を拡張して、コミュニティ形成を目論んだ場合
もちろん社会の場合と同じで、フリーライダーをどう減らすかとか、どこからどういう手段で徴収するかという課題は生まれるけど
「課金者の割合を増やす」という課題は、「どうやって全員に物を売るか」よりも簡単だ
これも税金と同じ
社会の全員から100万円徴収するより、儲かってる人から多めに取ったほうが簡単だろう?
他にも利点がある
物の売り買いの場合は、どうしても価格競争になってしまうが、フリーミアムの場合は基本0円なのでもはや下げようがない
これは一種のカルテル状態になり、よりサービスの本質で勝負ができる
だから価値の尺度が難しいコンテンツ業界なんかでは重宝されると思う
ちなみに、フリーミアムモデル、もっと言えば定額支払モデル(サブスクリプションモデル)は、物の売り買いをしている人にとってはもちろん厄介な存在だ
買い手は「買う」という行為ではなく「コミュニティに属する」ので、サービス提供者に囲われてしまう
特にフリーミアムモデルを持っている場合だと、「買うより安い」とみなされるので、そちらに流れてしまう
これも社会と同じ
より小さな社会は、大きな社会には太刀打ちできず、その村に参加するしかなくなってくる
それが良いか悪いかは別にして、個人で対抗するにはそれ相応の力が必要だ
ここまで読めばもう大体わかると思うけど
・価値の生産にあまりお金がかからない(ソフトウェアなど、コピー可能である)
・価格の差を作っても怒られない
フリーミアムを導入してるところは、要はコミュニティ(村)なわけだ
そこを維持していきたいと感じるなら、積極的に金を払えば良いと思う
あるいは、金を払ってる者たちに感謝するべきだ
その日、何かの授業が自習になった。大学受験を控えていた自分は当然にみな勉強をするものだと思っていた。が、クラスメイトの大部分はバレーボールをするために外に行ってしまった。教室に残ったのはほんの数名だった。地方都市の偏差値60程度の高校とはいえ、大半が大学を受験するはずだったので、さすがに驚いた。
実際、周囲はかなりのんびりしていて、浪人するのが当たり前だった。「浪人してから頑張る」と公言して憚らない奴が結構いた。
自分は「現役で受かるつもりで頑張らないと、浪人したとしてもろくなところに行けない」という話を鵜呑みにしていて、高3の夏ぐらいからは真剣に勉強をするようになった。そのおかげか、高3の最初には学校内で最底辺をさまよっていた成績も順調に上がり、秋ごろには校内でかなり上位に位置するようになった。
もっとも、それは所詮、三流進学校のなかでの話。結局、現役では志望校に合格できず、浪人をすることになった。だが、予備校でもそれなりに努力を続け、翌年には東京のそれなりに偏差値の高い大学に合格した。それを機に上京、就職して家庭をもったいまも東京で暮らしている。
合格した直後には、本当に自分の努力が誇らしかった。苦しい受験生活をなんとか乗り越え、同じ高校に通っていた連中のほとんどが行けないような大学に合格した。そんな時に頭に浮かぶのは、冒頭で書いた自習の時間の話。他の連中が遊んでいる間に自分は勉強した、だからこの学歴は自分の力だけで勝ち取ったのだと本気で思っていた。
しかし、それから長い時間が過ぎ、貧困や格差に関する話をいろいろと読むようになった。親が勉強や進学に理解を示さない家庭や、勉強のための時間的、金銭的余裕がない家庭が日本にもたくさんあるということを知った。大学進学率が都道府県によって全く異なり、2016年春のデータによると東京だと大学進学率は7割を越える一方、鹿児島では35%しかないという。どんな家庭で、どんな地域で生まれるかによって大学するか否かは大きな影響を受ける。
考えてみれば、自分が実力で勝ち取ったと信じていた学歴も、実際には恵まれた家庭に育ったという要因に支えられていたことは明らかだ。自分が高校生のころから諸事情で親の懐は急に暖かくなり、金銭面では何の心配もなく高校や予備校に通うことができた。自宅にも集中して勉強に打ち込めるスペースがあった。多くの大学の受験料も支払うことができたし、何より東京の大学に通うために一人暮らしをさせてもらえた。これほど恵まれた家庭環境を踏まえるなら、自分がなした努力など、ほんのわずかな要因にすぎないと分かる。
しかしそれでも、大学に進学するか否か、どんな大学に進学するかはその後の所得に大きな影響を与える。自分の大学の同期を見渡しても、大手企業に勤めている奴は多く、平均所得はかなり高そうだ。都心の高級タワマンに住んでいる奴も結構いる。自分もそこまでではないが、世間一般の平均からすればかなり高額の給料をもらい、余裕をもって家族を支えることもできている。
自分がフェアな競争を勝ち抜いてきたわけではないことは分かる。だから、教育機会に恵まれない子どもの話を聞くと、後ろめたい気持ちになる。景気への影響もあるから、一概には増税が良いとは言えないものの、教育機会を充実させるために使ってくれるなら多少の増税も喜んで受け入れたいと思う。
戦後、日本の知識人の多くが左派的な立場を支持したのは、このような「後ろめたさ」があったという話を聞いたことがある。大学進学率が今よりも遥かに低い時代、例外的に大学に進学できた富裕層の子供が、自らの特権性を自覚するほどに左派的なイデオロギーに吸い寄せられていったのだという。自分は知識人などではないが、そういう後ろめたさはなんとなくわかる。
その一方で、世の中には自分よりも遥かに厳しい環境を生き抜いてきたにもかかわらず、富の再分配に反対する人もいる。生存者バイアスというやつなのか、自分が厳しい環境を生きてきたからこそ、努力さえすれば成功すると信じ、富の再分配には否定的になる。補助を増やしたところで、怠け者がもっと怠け者になるだけだ、という発想があるのかもしれない。
結果、自分のようにぬくぬくとした環境で育ってきた人間が富の再分配に賛成し、それより遥かに厳しい環境で生き抜いてきた人がそれに反対するという、どうにもいびつな構図が生まれる。
自分よりも遥かに厳しい環境を生き抜いてきた人が、社会の支援よりも本人の努力が大切だといった話をするのを聞くと、やはり経験に裏打ちされた言葉は強いと感じる。自分の立場が偽善的だと言われれば確かにそうで、空理空論という感じがどこかにつきまとう。
しかも、自分の子供のことを考えると、現状のような機会の不平等があってくれたほうが、都合が良いとも言える。競争がよりフェアになれば、それだけはじき出される可能性も高まる。
だがそれでも、学歴は自分の力で勝ち取るもので、肉親の支援以外をあてにするべきではないなどと言うつもりにはなれない。なんというか、それは人として言っちゃだめな感じがするのだ。
・カネがかかるから子供産まないよ←自分の子が貧乏でもいいじゃん・・てのも正解ちょい手前でとまってるとおもう。(日本人て清貧って言葉好きだよね)、
あれっ、今時、教育とか生活ごときにこれほど金がかかるっておかしくね?だと思うんだよね。日本は富の再分配がおかしいっつかヘタすぎ。
あのさ、人はもちろんJターンとか節約とかして努力してるし企業もやるとこはまあ努力してるのよ。酒税回避のためにヘンタイな米ビールつくるとか、信書法回避の猫企業とか。
そういうちまちました努力をあとからきてどーんとひっくりかえすのは国の大きな方針なの。しょっちゅう地震とか台風くるししょうがないわ。いつまでまってても高等教育の無償化の順番がまわってこない。
子育てコストっていう面では、子供をブラジルで産んだり、タイでそだてたり、ベルギーの大学にいかせたり、したっていいとおもうな。
パッとしない。
アベノミクスを加速させるのだ!!とか言われてもさ、
これ以上インフレにしてどうするの?いつまでリフレの幻想に浸ってるの?
もう日本は十分スタグフレーションっていう庶民にとってはかなり辛い
状況になっているのよ。
そりゃ、消費しないよねー。
言ってるけど、お前らくらいの給料差っ引いたところで、
俺らの懐が温かくなるわけでもないし、金額もたいしたことない。
どうやって分配すんのさ?貧困層?
一番消費するのは、一般中流層です。
後富裕層ってそもそも頭いいと思うし、税逃れなんて
すぐするし、つくづくセンスがないよね。ほんと。
んで使ってもらうしかない。
国民全員が月に1万円使えば、年間で約132兆円くらい
の経済効果があるわけですよ。
じゃあ国民全員に月に1万円づつ配ればいいじゃん。
しやがれ、バカヤロウだ。
雇用率は上がってももう、仕方がないところまで来てんだよ!
国に上納するか選ばせる。
有効期限は1か月~3か月
買えてもらう。
アップをしてもらう。(または納税)
こうすれば実質賃金は上がるし消費はされる。
お金が回り始めると思うんだけど。
でも結局そういうことをするための運用コストはどうすんだ?とか
あとどうせ経団連とか企業献金とか?ありそうで駄目なんだろうね。
ってとこまで行ってそこで詰んでしまった。
http://anond.hatelabo.jp/20151019063108
元増田へのコメント見ても、当人の気質の問題に帰結させようとする人が見受けられるけど、ぶっちゃけノンキなもんだなあと思いますわ。貧富の格差が広がってきてるのに富の再分配が適切に実施されていない社会では、元増田のようなメンタリティの人が増えていく―自分は他人にも社会にも優しくされたことなんてないから、自分も他人や社会に優しくする義理はない!って風潮が蔓延していくんだぜ?
電車つながりで思い出したけど、隣に座った見知らぬ乗客に突然殴られたって話が少し前あったじゃん。あれは極端にしても、そういう殺伐とした社会の実現へと着実に向かってるのが今の状況でしょ。妊婦だのベビーカーだのが公共交通機関を利用するのはどんどんハイリスクになっていくかもしれない。少なくとも、車内でウトウトする乗客なんつー牧歌的な情景は、今後10年で見られなくなるかもしれないわな。
けっきょく”あいつらの性根が腐ってるから”って切断処理したんじゃ済まないんだよ。”あいつら”と同じ社会に生きていく以上”俺ら”の問題なわけ。
貧困層を犯罪者予備軍扱いすると左巻きのはてなーは激怒するかもしれんけど、置かれた状況や立場が人の衝動や行動を左右することは社会心理学なんかでもうわかりきってて、そりゃ個々人で見れば己の良心で踏みとどまる奴もいるだろうけど、総体としては貧すれば鈍ず人々なのですよ。そしてもはや、社会互助やら道徳やら説くだけでは、そんな人々の行動を変えることはできないわけでしょ。”あいつらの性根が腐ってるから”って糺すポーズで自分の品位の高さアピールして悦に入ってる場合じゃないだろっていう。事態は既に、社会福祉orモヒカンって状況よ?社会互助を尊ぶ人々こそ”あいつら”をどう救済するのか考えないと、社会互助が成り立たなくなる時代がすぐそこまできてるんだって危機感を持てよ。
いや、俺が知らないだけで、もしかしたらみんな既にゲーテッドコミュニティに移り住んでるのか、それともトゲ付き肩パッドの準備が万端なのかもしれないけど、そのいずれでもない連中が元増田に石投げてるんだとするとホントにノンキだなとしか思えなかったからさ。
75 ソーゾー君 2014/11/07(金) 22:23:21 pkN2YUr2
公明党は説明不要で創価学会と言う在日朝鮮人まみれのカルトが支持母胎なよは知ってるよな?
自民党の支持母胎はあの有名な日本人を拉致しまくりの極悪半島系カルトの統一協会。
この売国政党の固定票は約1000万票ほどある。
この固定票を最大限生かす方法がこの売国政党の選挙戦略である。
1「投票率の低下」
2「票の分散化」
この二つw滅茶苦茶単純だろ?w
これを延々やって「誰がやっても同じだしな・・」と誘導して諦めさせる。
2は山本太郎や橋元や石原のような偽者をヒーローに仕立て上げて民主党に流れる票を分散化する。
要するに新しい怪しい新党を作るわけwでもコイツ等は例外無く自民別動隊です。
固定票がある自公はこれで勝てるだろ?w
例えば選挙権がある人が一億人居たとしよう。
これでは1000万票だけでは勝ち目は薄い。
しかし、泡沫政党を乱立させて票の分散化をしたらどうなるかな?
消費税増税派で原発再稼働派の自民党はどう頑張っても支持率を上げることが出来ないよね?
一党で過半数にも成れない泡沫政党が「消費税反対!」「原発再稼働反対!」と言うだろ?
共産党、みんなの党、橋元党、石原党、社民党等々は相手にする必要は有りません。
「絶対になにもしないから・・」
何度も言うが郵政民営化を阻止したのも原発を全基停止させたのも民主党だぜ?
小泉安倍構造改革を批判して富の再分配の仕組みを再構築しようとしているのも民主党だぜ?
政治主導を掲げ税と社会保障の一体改革や学費無料や子育て手当をマニュフェストに掲げてるのは民主党だけだぜ?
「財政?財源?十二項目を見ろアホ。」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1414594539/
今年で、なんだかんだ景気の影響かようやく夫婦での世帯年収が1500万円を超えた。
おそらく巷ではそれなりに裕福な部類に入るのだろう。
もちろん食うに困るとか、ちょっと買いたいものを我慢しなければということはないので、それは大変ありがたいとは思っている。
その一方で、使いきれないというのを感じている。
まわりの同僚などは家を持ったり、子供が居たりでお金がかかるようだが、
我が家は嫁と二人。子供の予定もなく、特に家も車もほしくない。
洋服だってアウトレットで十分だし、ご飯は外で食べるより家で食べる方が好きだ。
週末は気の合う仲間と集まって外で遊んだり、音楽やったり、勉強したり、
飲み会したりしているが、極端にお金のかかる遊びは興味が無い。
世の中的はインフレ基調でこの時期ためたお金の価値が半分以下になるかもしれないなーと考えたりもする。
たかだか、僕らぐらいの収入でさえ、お金の使い道がとんと思いつかなくなっているのに、
世の中の大金持ちは、もっとほしいものなんかないんだろうなと思う。でも、
今は貧富の差が拡大していて、富めるところにお金がどんどん集まる仕組みのようだ。
きっと、いくら集まったとしても、お金で解決できる欲求は有限なので、
それを超えてしまうと消費することはできないのかなと思う。