はてなキーワード: 不労所得とは
http://anond.hatelabo.jp/20140511183641
今なら5万円のところを、4万9800円でお売りしますよ? (ΦωΦ)フフフ…
こんなクズ人間のことを選んでしまった旦那の遺伝子なんかもこの世に残す必要はない
そもそも旦那のことは好きだが、一緒にいて楽しいだけであり、子供を産みたいと思うほど好きじゃない
どうせ子供産むなら少しでも自分のクズ遺伝子が中和されるよう、自分と真反対の素敵な人の遺伝子がほしいし、子育てもしてほしい
まぁそれでも中和しきれないだろうし、第一そんな素敵な人がこんなクズ人間のことを選ぶとは思えない
何かの間違いで自分とは違ったまともで素敵な子どもが生まれるかもしれないけど、
小学校はいじめられて過ごしたので、楽しそうにしている小学生を見ると今すぐしねばいいのにと思う
こんな思考回路じゃ自分の子供が同じことになったら自分の子供に嫉妬して死ねばいいのにといってしまう
自分の遺伝子を持ってるくせに幸せに生きてるんじゃねぇよ、死ねばいいのに
おそらくはそんな好転することなどなく自分そっくりのブスで運動できなくて勉強だけか取り柄のクズが出来上がるんだろうけども、
それはそれで「ああこの世の中にクズをまた一人増やしてしまった」と後悔して、自分と同じようにいじめられ、疎んじられ、殴られる我が子を見て自分の過去をフラッシュバックして辛くなるのだけか見える
旦那のことは好きだけども自分を結局選ぶあたり似たようなクズ性質なので、お互いのクズ効果で大変なことになることが目に見えてる。
お互い仕事をきちんとして、持ち家持って、自家用車を持って、金銭的には困らない生活をしてることだけが、
世の中で人並に出来てることかなと思うが、
まぁ一応お互い日経平均株価採用銘柄の会社に勤めているし、中の中くらいの生活はしているんだと思う。
それくらいしか「マトモ」といえるところがない。
あとは全てクズだ。
仕事くらいしか自分のまともな部分がないから、シャカリキになって働いて、働いて得たお金はすべて旅行とか趣味とかのために使い果たす。
あまりに部屋が荒れ果ててるから、メリーメイド申し込もうかと思っている。
何につけてもクズだ。
あ、タイトルの論がおかしいってトラバされたからひとりごとに変えといたよ。
収入は特殊なソフトウェアの特許と、サービス運営などで、不労所得で年400万円ぐらい。
その他労働所得が年200万円ぐらい。労働日数は週一程度。ネットさえあればどこでも働ける。
今の状況では、まだ少し足りないけど、理想の生活に手が届きそう。
日本は土地が余ってきてるので、4〜5カ所ぐらい、安い土地を買って、
季節に応じて移動して生活したい。
同士を募って、俺が北海道で暮らす時は、同士は別の地で暮らす、みたいにして、コストを減らし、
各拠点には最低限のものしか置かず、お気に入りの家具家電などは、軽四のキャンピングカーに入れて、
問題は子供だよなー。
それ以前に相手が居ないがw
追記:
ホッテントリ入りしててびびったw
この構想(妄想?)は最初沖縄と北海道だけで考えたんだけど、それだと1回の移動距離が長くてめんどうだなーって思ってるところに、
「そう言えば日本は土地が余ってくるんだから、少しずつ南下したり北上すれば良いんじゃないか?」と考えてたら、こういう形になった。
資産はアベノミクスで株価が上がって3000万ぐらい儲かった。その前にリーマンショックで下がった時に思い切って買い漁ったのも大きい。
(実はビットコインなどの暗号通貨で儲かってて一時大台を超えてたんだけど、ちょうどMt.Goxに移した時にあのアホデブがやらかしてくれたので、かなりふっとんだ)
今後このお金を株価が下がった時に配当が大きい銘柄やETFなどに移して、年3%ぐらいのリターンを目指すつもり。
あとは不動産投資を勉強して、土地を買ったあとに活用して年100万円ぐらいの収入にならないかと妄想中。
特許収入は今後あてにできないのでwebサービスを増やしていくつもり。
いやーITすばらしいわー。ITなかったらこんな生活できないわー(こんな感じで良いっすか?w)
夏は沖縄の海で遊んで冬は北海道でスキーしたい人とかを想定してるんだけど、都合が良過ぎるかな?
俺はよぼよぼになるまでふらふら生活を続けるつもりだけど、同士は若い人とかを都度募集すれば、なんとか回るかなー、みたいな。
そのうちこれもwebサービス作って同士を募れるようにする予定。
日本は縦に長くてふらふら生活には絶好の国だと思うので、あまり海外は考えてない(キャンピングカーを移動させるのも大変だし)けど、
できそうなら、そこまで野望を広げてもいいかも。
まあ40歳ぐらいまでにこの生活に突入できたら良いという考えなんで、のんびりやります。
ふらふら生活といえど、本拠地は必要だと思ってて、これは都市の近くにつくるつもり。
住所をそこにしてどうでも良い郵便物などはここに貯めておく。
トイレ、シャワー、キッチンのユニットにテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの最低限の家電を備え付ける。
お風呂は近くのスーパー銭湯や温泉などを活用する。(昼間っからスーパー銭湯に行って一日中のんびりするの最高っす)
このユニットには車庫があり軽四キャンピングカーを駐車してドッキングすれば、普通に生活できる状態になる。
せっかくキャンピングカーがあるので、各拠点にずっと居る必要はなく、気分によって近くの海や山に行って、だらだら暮らせる。
大きめの拠点では複数の車庫があって、さながらシェアハウスのように数人でシェアして使える。
隣近所が遠い場所なら夜中に多勢でどんちゃん騒ぎしても怒られないので最高。
子供ができたら小学校ぐらいのあいだは1箇所を本拠地にして、そこから学校に通わせる。
いじめとか気分を変えたいとかで子供が転校したがったら、またふらふら別の拠点に移動する。
子供が小さいうちから自活力を鍛え、中学生ぐらいになったら、両親(俺とまだ見ぬ妻)は、またふらふら生活に戻る。
よぼよぼになって車の運転ができなくなって来たら、このシステムを誰かに譲って、自分らは適当な老人ホームに入居する。
でももっと妄想すると、それまでに技術的特異点が起こり、人類は体を捨てて、不老不死でバーチャルリアリティーの中でだらだら生活するようになるので、
せいぜいこのシステムは20年ぐらい持てば良い。
最近は2chスレ転載禁止とか騒がれてるので増田に書き捨てておこう。
ここ数ヶ月、アフィリエイトの収益状況が良く、鳴かず飛ばずだったのに1000円/月もチラホラある。アフィリエイトで不労所得で食べて行けている猛者からすると端金だろうが、年寄りに搾り取られてる今日この頃からすると貴重な副収入だ。
しかし、転載禁止で何かと槍玉に挙げられている2chまとめサイトでは無いけれど、アフィリエイトで収益を得て見ようとあれこれと四苦八苦していた頃は一体何だったんだろうか。不労所得に対する熱情は昔の方が非常に高かったのだが、どういう訳か今の方が収益が多い。
思い当たる事は無い訳ではないが、邪心を持っていると上手く行かず、どうでも良いやと思うと小学生低学年の小遣い程度になっている現状を考えると、世の中そんなもんなのかなと。
まぁ、あれだ。私のリンク経由で購入してくれた方に最大限の感謝をしつつ、溜まった仕事をどうやっつけていくか考えつつチョット早いけど就寝しよう。おやすみなさい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140128-00000541-yom-bus_all
こういうの見るとさ、結局景気が良い、って言われるのって、金持ちが不労所得増やすだけなんだよな、としか思えないんだけど。
ある意味で、松井証券の末端の人間までおこぼれに預かるからトリクルダウン的な要素はあるのかもしれないけど、
(金持ちの家の執事をやってて、その金持ちが大きく儲けたから小遣い貰えた、的な…)
いざなみ景気の時も、あれだけ長いこと続いたのに結局トリクルダウンなんて起こってなかったわけで、
結局のところ金持ちから搾取して下に回す様な制度作らないと駄目じゃないかな?
そうすると能力ある人は外に行く、とか言うけど、
「能力ある人」って言ったって、大学教授とかでも年収1千万とかそこらなので、その手のきちんとした能力ある人にはあまり関係ない。
もっと意味不明に社長とか言って儲けてる人達の中で、実際、それに見合う価値がある人がどれだけ居るか、っていったら居ない。
それより、中間から下の暮らしを良くして全体的な活気を上げたほうが余程意味がある。
(ベーシック・インカムとか、そういう一番下については、就労意欲とかの問題になるので、また別の話。あくまできちんと働いてる人の暮らしを上げる、と言う意味で。)
それに、ヨーロッパと違って陸続きにほいほい出てく人も少なければ日本から出たくない人がほとんどなわけで。
中抜きがひどすぎるのよ。
最初に仕事するだけで、あとは不労所得を延々とむさぼりつづけるとか奴隷商人よりひどい。
中抜きしたければ、派遣会社が正規雇用すべき。仕事が無くても給料を払う契約ね。
今のように必要なときだけ労働契約を結ぶ形式なら、紹介時に1ヶ月分、とか定額の仲介料のみにするべき。不動産屋と同じシステムで問題ないでしょ。
取り分を増やしたければ単価を上げる努力をするから、みんながシアワセになれる。
企業が損するって?毎月中抜き分を払うより、絶対安くなるって。
東京オリンピックで人足が足りないから外国人労働者を受け入れるとか意味がわからんから。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140124/k10014735531000.html
だいたい、1月20万くらいかかるとするならば、年間で240万円。
40年なら、ほぼ1億円かかる。
当然ながら、子供なんて持てない。
やはり、働くか?だが、働くにしても、週5日で1日10時間なんて無理だ。
パートならば、週5日1日3時間で月々10万くらいはもらえそうである(だが社会保障などはほぼなくなる)
月に10万円稼ぐのならば、だいたい貯蓄は5000万円あれば40年は持つし、40年後は垂涎の年金生活となる。
じゃあ、どうやって5000万もそもそもためるのだろうか?
①親にすがりつく
②副業
まず、親にすがるのが一番現実的だろうか。確かに、20代、30代前半までは親と同居していれば生活するのはほぼタダだ。仕事しながら5000万は厳しくっても、親に2000万くらいは泣きつけば可能かもしれない。
次に、副業だろうか。副業として優秀なのは、もとでがかからないものがよい。
屋台はかなりいいと聞く、屋台用の車を買って、調理師免許をとって、どっかの空き地の地主に交渉をすればだいたい1日数万円の収入にはなるらしい。
だが、屋台などやるとなれば、まともな仕事にはつきにくいので、たとえば教員免許など、ある程度保険がきいている状態でやりはじめることになるだろうか。
もし、そういうのができないとなれば、本業の片手間にやる職業ということになるが、それは株やアフィリエイト、という感じだろうか?あまり現実的ではないように思える。
やはり、どう考えてもニートになるのは至難の業らしい。
まずもって、免許などの保険があること、何らかの自宅でできる収入源があること、不労所得をゲットできる状況を作ること。などが求められる。
う~ん、ニートになるのは大変だな。
医師免許という技もある。医師のバイトならば、1日で5万~10万を稼ぎ出すことができる。
それとも、家賃の高い部屋を選んだことが不服で、でも男性であるがゆえに言い出せなかったのだろうか。
彼は年齢の割に収入は決して高くない。
わたしは気にしていないが彼はそのことをとても気に病んでいる、という現状を互いに認識もしているが、わたしのほうには仕事の収入のほかにちょっとした不労所得もあり、家賃の高い部屋でもやっていけると踏んでこの部屋を選んだ。
ここじゃないかな。
「自分よりも収入のある彼女」って言う点で引っかかっているのかも。
ほんとは収入的に、安い部屋にしてほしいんだけど、プライド的に言えないとか。
そんなこと言ったらカッコわるいし、
そもそも不満に思ってること自体もカッコわるいって考えてるとか。
ただその場合は、わたしの不労所得(まあ両親の遺産およびそれを元手にした投資なんだけど)の運用を工夫して乗り切ることができるだろう。
自分は'頑張って'稼いでいるのに、彼女は、不労収入=努力しないで稼げるっていう点でも
彼氏さん的には、なにか、こう、納得できない部分があるのかもね。
プライドが高い人に取っては、金銭感覚の違いは、なかなか言い出しにくい。
お互いの根本的な部分だから、致命的でもあると思うんだけどね。
彼のプライドを察して、安いところにしても
彼女に察してもらっている時点で、もう嫌だ。ってなる可能性もあるし。
めんどくさいと思ってんなら、終わりだね。
彼と続けていきたいなら、なるべく自然に彼を立ててあげるような努力が必要かもね。
男心を分かってください。
わたしの部屋がちょうど契約更新を迎える今年の年末までに引っ越そう、というスケジュールで、ついこないだ部屋を決めたのだけど、ちょうどお互い仕事が忙しい時期でなかなか密なコミュニケーションが取れず、仕事の合間を縫ってLINEで事務的なやりとりをしながらなんとか滑り込みで決めた感じ。
広くて新しくて立地も最高で文句なしの物件なのだけどそのぶん家賃もお高く、彼もわたしも当初「第二希望」として挙げていた部屋に、結局決まった。
「第一希望」はもう少し家賃が安いけれど、そのぶん交通の便も悪く、狭い。
もろもろの条件を比較検討するうちにわたしの気持ちが変わり「家賃が割高でもやっぱり第二希望のこの部屋に傾いてきた」とわたしが希望を伝えると、それでいいよ、と彼も言い、今日、不動産屋に申込書を出してきた。
「それでいいよ」と言った彼だが、部屋が決まってからなんかものすごく不機嫌だ。
その理由を尋ねたいのだが、尋ね方がわからず、戸惑っている。
部屋のことは関係ないのかもしれない。ただ疲れているだけなのかもしれない。
今まではわたしに不満があるときは、きちんと言葉にして言ってくれていた。
見たことのないモードで、正直なんだか怖い。
同棲の話が持ち上がったもののなかなか条件に沿う部屋が見つからず(わたしが猫を飼っているのでそのせいで候補が絞られてしまう)ちょっと弱気になって「もう少し時期を見てから探そうか」とか洩らしたときにはとてもショックを受けて「俺は早く一緒に住みたい」と言ってくれたので、同棲そのものが嫌なわけではないと思う。
わたしが途中で意見を変えたのが嫌だったのだろうか。
たとえば休みの日の過ごし方なんかで言うと、わたしはどちらかというとそのときの気分でどこに行って何をするか行き当たりばったりに決めるのが好きなのだけど、彼は逆で、きっちり予定が決まっているほうがいい。
最近のメールが事務的なやりとりばかりだったのが嫌だったのだろうか。
必要なこととはいえ、今のわたしの部屋の契約更新をするのかしないのか期限が迫る中で急いで確認しなければならないことが次々と出てきて、そういったメールをたくさん送った。そのやりとりの中で何か思うところがあったのか。
それとも、家賃の高い部屋を選んだことが不服で、でも男性であるがゆえに言い出せなかったのだろうか。
彼は年齢の割に収入は決して高くない。
わたしは気にしていないが彼はそのことをとても気に病んでいる、という現状を互いに認識もしているが、わたしのほうには仕事の収入のほかにちょっとした不労所得もあり、家賃の高い部屋でもやっていけると踏んでこの部屋を選んだ。
彼とは結婚を考えているし子どもはほしいと彼は前々から言っているけれど、たとえばわたしが妊娠して仕事ができなくなったら収入はほぼ半減する。そうなったときにこの家賃ではおそらくやっていけない。ただその場合は、わたしの不労所得(まあ両親の遺産およびそれを元手にした投資なんだけど)の運用を工夫して乗り切ることができるだろう。といった話をしようにも、もし彼の不機嫌の原因がお金のことでないのならば、わたしからこの話をすることはかえって彼のプライドを無用に傷つけることになるのかもしれない、と思って切り出せない。
今まで付き合ってきた人は、どっちかというとだめんず系というか、繊細で優しいのだけど社会的には弱く、女性に寄りかかって生きていくことにさほど抵抗のないタイプの人が多かったのだけど、彼はそういうタイプではない。俺がしっかりしなきゃ、のタイプだ。だから。
でもこんな話を腹を割ってできないのならば、結婚はおろか同棲なんてできない。
ていうかわたしがこうやってあれこれ口に出せずにもやもやしているのだって彼はたぶん嫌なんだろうと思う。お互い様だ。
わたしのほうのコンプレックスなのが、こういうときの男女の思考の違いが理解できていないところだ。
経験が貧弱なのもあるし、感覚として、こういうときに男性はこう考え、こう行動しがちだというのが決定的にわからない。
ものの本を読んだりネットでライフハックを検索したりしてみるものの、それを自分たちの事例にどう援用すればよいのかがわからない。
もしかしたらなんでもないことなのかもしれないのに、男性の心理が理解できない自分、に目がいき過ぎて大切なものが見えなくなってしまいそうになる。
誰か彼の心を翻訳してください。彼が何を考えているのか、あるいは何も考えていないのか、教えてください。
一応一部上場(の斜陽企業)のサラリーマンであるが、上記2つの不安に苛まれて憂鬱である。
で、http://anond.hatelabo.jp/20130922195049を読んで解決策はこれなんじゃないのと思った。性欲こそは不変で価値のあるものだから、エロサイト作りに励めば上記2.の悩みは解消されるんじゃね?人類が新世代に突入して性行為を行わなくなるくらいにまで進化しない限り、一生安泰じゃね?しかも一度サイト(仕組み)を作ってしまえば不労所得でしょ。不労具合はマンション運用をも凌駕してんじゃないの。
…なんて思った、29歳(仕事が精神的にしんどくて午後休をとった)。
サラリーマンやめてWEB系・ネットワーク系の勉強に没頭したいなという憧れにも似た思い。まぁこれから結婚控えてるし、会社辞めれるわけないんだけどねー。持病持ちだから身体ぶっ壊してサラリーマンできなくなった時の道として考えておくか。
昔々あるところに肩書きだけの役職付きのSEをやっているおじいさんと、派遣でテレアポをやっているおばあさんが住んでいました。
おじいさんは通勤ラッシュを避けるために早朝から会社に、おばあさんはフレックスと言いながら昼前に出社しました。
おじいさんが窓際で仕事をしてる振りをしながらソリティアをやっていると、上流(工程)からどんぶらどんぶらこと曖昧な仕様が流れてきました。
おじいさんは、これは大きな仕事だ、おばあさんもびっくりするに違いないと思い、こっそりUSBメモリに入れて家に持ち帰りました。
その晩のことです。おばあさんと二人、USBに入れた圧縮ファイルをえいやっとばかりに解凍すると、中から社外秘と書かれたコンペ用の資料がいくつかと、安い金額で外注に使われている学生ベンチャーの履歴書が入っていました。
おじいさんとおばあさんは可哀想に思い、その学生ベンチャーに桃太郎と名付けて可愛がることにしました。
親会社から横流しにした情報を使い、桃太郎は、何度かプレスリリースには乗るけどしばらくすると誰も使っていないサービスを作るほどに成長しました。
ある日、桃太郎は言いました。
「おじいさん、おばあさん、今日まで育ててくれてありがとうございます。僕は今から海を渡り、世界を目指します。任天堂の倒し方教えてあげます」
おじいさんとおばあさんは大層驚きましたが、桃太郎のために立派なスーツと日本一と書かれたホームページを作ってあげました。
桃太郎が旅を始めてしばらくすると、大学を休学して起業を目指すイヌと名乗る若者に出会いました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰ににつけたストックオプション、一つ私に下さいな。そうすれば一生懸命働きましょう。学生アイデアコンテストで審査員賞を取った私です、きっと役に立つはず」
またしばらく旅を続けると、木下藤吉郎と名乗る若者に出会いました。
「私は中卒ですがアメブロやFacebookを使って不労所得を得て暮らしています。どうです?あくせく働くのはやめて勝ち組になりませんか。お腰ににつけたストックオプション、一つ私に下さいな。そうすれば今だけ特別のこの方法を教えますよ」
桃太郎はストックオプションをもぎ取って与えました。木下藤吉郎の言う方法は同じことを10人に言えば良いというクソッタレな内容だったのでぶん殴ると、私のことはサルとお呼び下さいと謙虚になり、一緒についてくることになりました。
桃太郎、イヌ、サルの三人が旅を続けると、キジと名乗る壮年の男が現れました。
「君たちには見どころがある、私は色々Facebookには1000人のフレンドがいるほど人脈もあり経験も積んだ人間だ。君たちを更なる高みへと連れて行ってあげよう。なあにストックオプションをくれて非常勤取締役にしてくれるだけで良い」
桃太郎は言われた通りにすると、キジがついてくることになりました。後で分かりましたが、人脈と言いつつ首を突っ込んでくるキジは煙たがられていました。
桃太郎たちは残った最後の株を投資家に売り払うと、海外に繰り出しました。
桃太郎たちの戦いは熾烈を極めました。言葉の壁、技術的な隔たり、そもそものアイデアが貧弱であること。
戦い続け、最期にはシリコンバレーの投資家達にもう来ないでくれと言われるほどになりました。
桃太郎たちはシリコンバレーで起業していた、という肩書きを誇らしげに掲げて日本に帰りました。
その後、どうやらその経験を生かして本を書いたり、学生ベンチャーに能書きを垂れたりしていたようですが、詳しいことはわかりません。公式ブログも去年のお正月の話から更新されていないようです。
めでたし、めでたし。
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http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1309/18/news080.html
に触発されて書いてみました。
最近、ネット上のあらゆる所で起こっているアンチアフィリエイト活動、彼らの言動そのままを記すこととする。
「アフィリエイターは寄生虫、ヤクザ、ネットの癌です! 早く死んでくれたまえ!」
「いつまで邪魔な広告を貼るつもりだよ? アフィつけるなら閉鎖させてやろうか?」
聞くに堪えないこれらの罵詈雑言は一般サイトの管理人に絶え間なく聞こえてくる言葉である。
本来、有料サービスでないサイトで金銭や個人情報を要求していないにも関わらず、
彼らはサイトに広告が掲載されているだけで『被害者意識』が強く生まれてしまうという。
その表情は興奮に満ちていた──。嫌儲(アフィリエイトを嫌う人達の俗称)のオフ会で取材をしてみると、
自分たちの行動原理は、彼らの弁でいえば“正しいインターネット上”。嫌儲民と自称し、インターネット
で仲間を集めて日々、アフィリエイトをつけているサイトと戦っているという。
どういった素性の人たちなのか。詳しいジャーナリストがいう。
「当初は貧しくて仕事がない若者が中心でしたが、最近では普通のサラリーマンや公務員、主婦、中学生から高齢者までと幅広い層が
参加しているようです。彼らはみな自分たちは“被害者”だという共通認識を持っています。アフィリエイターは不労所得が月に何百万もあり、
彼らにステルスマーケティングなど流行やネットストリームを牛耳られており、今のネットはアフィリエイターに支配されているといった情報を
インターネット上で入手して、それが真実だと思い込んでいる。その“奪われたネット”を取り戻すために正義の活動をしていると信じているのです」
嫌儲民には自分たちが情報やサービスを享受しているという意識はない。
むしろ“自分たちが欲しいモノは誰かが無料で奉仕してくれるのが当然”と思い込んでいるのだという。
http://www.news-postseven.com/archives/20130625_195941.html
けんもうより