はてなキーワード: オーパーツとは
他の業種への展開なしにいきなり性風俗業界だけにセクサロイドが登場するわけはないから、
セクサロイド(人間の姿形を持ち、およそ自立的に活動ができ、かつ人間の性欲を含めた欲求を満たすアンドロイド)
が登場する社会では、すでに多方面でアンドロイドが活躍しているはずだ。
人足、家事、介護など各種の肉体労働はすでにアンドロイドに置き換えられていることだろう。
そのような満たされた社会では、人の尊厳を損なうような言動は少々のことでも批判されるだろうから、
つまり、両者のあいだになんらの強制力もなく、互いに合意して行為するということが第三者にも証明できなければ犯罪となる。
行為前の数分間にアプリやなんかでOKボタンを互いに押さなければ強姦成立というわけだ。
そうなると人と人とがセックスをするというのが相当ハードルの高い行為になるだろうから、セクサロイドの登場は不可避となる。
(出産は人工授精が主になるかもしれないし、そうなると能力の高い人の精子が高く売れる、小説みたいな社会になるかもしれない)
性風俗業界は最初は反発するかもしれないが、性風俗業界に従事するセックスワーカーが彼らの尊厳を主張すれば一発で置き換わるだろう。
そもそもそこまでアンドロイドが定着した社会なら、セックスワーカーなんてしなくても生きていけるような気もする。
そこで気になるのは、人はアンドロイドに人と同じ尊厳を見いだすかどうかだ。
つまり、人間の(男女どっちでもだよ)欲求に応じてセックスをするアンドロイドはかわいそうだと思うかどうかだ。
もし、アンドロイド自身が自我に目覚め、アンドロイドという種の権利を主張しだしたら、
人間の中にもアンドロイドの尊厳を認めようという動きが出るだろう。「デトロイト:ビカム・ヒューマン」だ。
だけど変異体というオーパーツが登場しなければ、アンドロイドは忠実で便利な奴隷だ。人間の苦労を置き換えてくれるありがたい存在だ。
人間の代わりに労働させるのと、人間の代わりにセックスさせること、どこに違いがあるだろう?
ということで、どこかで権利意識が有り余ったフェミニストが吠えようとも、セクサロイドは社会に認められるだろう。
だって人間同士が面倒な合意の手順を踏んでまでやりたがらないんだから。
家では家事アンドロイドの夜伽機能(有償オプションかもしれないけど)でセックスし、
ちょっと違う刺激がほしければ風俗店で好みのアンドロイドといたしてもいい。浮気だなんだと他人に揶揄されるいわれもない。
恋愛・婚姻・出産とセックスは切り離され、セックスは今よりずっとファッション化するかもしれない。
これは性の自由化の到達点ではないだろうか。
……まぁ、これは貧困問題が解消するという、ある意味では幻想が前提になっているので、アンドロイドを持てない、セクサロイドを買えない貧困層が一定以上いた場合どうなるかはわからん。
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00 | 75 | 6033 | 80.4 | 28 |
01 | 54 | 4310 | 79.8 | 46 |
02 | 32 | 9799 | 306.2 | 57 |
03 | 15 | 1262 | 84.1 | 82 |
04 | 31 | 2718 | 87.7 | 34 |
05 | 25 | 1800 | 72.0 | 68 |
06 | 22 | 2280 | 103.6 | 60 |
07 | 32 | 3511 | 109.7 | 82.5 |
08 | 85 | 8878 | 104.4 | 45 |
09 | 126 | 15808 | 125.5 | 58 |
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11 | 166 | 16813 | 101.3 | 48 |
12 | 177 | 28406 | 160.5 | 47 |
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16 | 129 | 14772 | 114.5 | 61 |
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昭和天皇の写真が燃やされて「日本国民が傷つく」とか思ってる人、実際よくわからんのだけど。
昭和天皇の写真燃やされてウケる〜とか思っちゃいかんのだろうか、そのひとたちにとっては。
少なくとも私は昭和天皇の写真が燃えてるのを間近で見ると興奮すると思うので、「傷ついた日本国民」に勝手にカウントしないでほしい。T田さんとかH田さんとかK村さんのことね。
私のそういう発想が不愉快なら私のことをべつに「非国民」とか呼んでくれてもいいけど、私にとって昭和天皇の写真が燃えるのは、後醍醐天皇の肖像画が燃えるのとあんまり大差ないよ(ウケるのは昭和天皇の写真が燃える方だけど)。
なんにせよ、自分の所属するカルトを飛び越えて主語を大きくするのはよくないよね。ここに存分に罵倒ツリーをぶら下げてもいいから、「昭和天皇の写真燃やされても別に不愉快でなくむしろウケる」と思うやつが標本1個ぶんいることは、その罵倒の中でさらに明らかにしていってほしい。ついでに言えば伊藤真美&大塚英志『JAPAN』(全3巻)とか読んでラストの昭和天皇クローンで憤死しておいてほしい。
昭和天皇燃やす上でそれをアートとするかどうかは、見た上で判断したかったのだけど、その楽しみは現場で享受できなかったなあ。再開しても抽選ならしょうがないもんね。まあ、最初にガソリン脅迫した奴がクソクソクソ悪いんだから、私はあくまでガソリン脅迫したやつにピンポイントでF**kと言っておくよ。
ちなみにあいトリ2019でよかったのを書いとくね。トヨタ美術館の方は行けなかったので他の人に任せた。
:マジかっこいい。かっこいいから見にいってくれ。これだけで名古屋市美に行く元は取れる。茶碗展と動物園の両方好きなやつはいっとけ。両方が入ってるから。私はメロンとカジキマグロが好き〜。
:うさんくさーい、けどこれIbとかラヴクラフトとかSCP好きな人にはたまらない空間だと思うよ。会場に手紙の抜粋があるから受け取っていくといいよ。
:これ、本来なら科学技術未来館とかにあってもおかしくない展示なんだけど、そういうものも「情(報)」ということでアート展示に収められるのはこの展示会のコンセプトのいい部分だなと思います。人間の下半身を模した機械がなめらかに動いているのを注視させてもらうだけでコーフンしちゃう。
:自殺する直前に書かれた遺言書をタイプする映像を暗闇の中に陳列した部屋。血と肉を人体から剥ぎ取った後もなお残る死の匂いって、もしかしたらこういうものかなと思った。
:行った時には表現の不自由展中止にあわせて展示自体が止まっていたモニカ・メイヤーの作品は、 「女性差別の経験」を来場者に書かせるという非常に生-政治的なコンセプトなのだけど、展示が止まってしまったことによってそれらのピンクのメモ自体が封殺されてしまったかような風景になっていた。これについてはむしろ展示中止中もまたひとつの芸術になっていたと思う。あと、モニカ・メイヤーのこの手法を借用して、表現の不自由展前のブースで行われていた #YOurfreedom も、女性に限らない不自由や差別的待遇について来場者の一人ひとりが強烈なメモを書き残していて、重苦しい気持ちになった。我々が取り除くべき不自由はまだあるんだという決意が漲った。ただ、それを「表現の不自由展」中止の再開にむけたメッセージのようにも取れるような物理的配置はちょっと狙いすぎであざといなと、(再開を期待しており、不自由展批判論者をわりとバカにしている私ですら)萎えるところはあったけれど。
:今回見たあらゆる展示の中でもっとも純粋に“何がどうなってるのかわけわかんない凄み”があった。生きてる時代が同じなのに、存在自体オーパーツ、みたいなのを作るのに挑戦してくれてありがとうってかんじ。今後いろんな展覧会でもういちど見られるといいな。
:ロープに逆らわないとバンド演奏もできない男たち。ウケる。でも弾いている曲だったり場所だったりの文脈によって政治風刺として立ち上がる、という作品。愛知芸術文化センターの地下の端っこにひっそりとあるので余計じわじわ来た。
:合計10の架空音楽ジャンルが、PowerPointとちょっとしたオリジナルサウンドと共に表示される。一番ウケたのが「Neo liberal Adult Contemporary」と共に表示される$¥£などの通貨表示。「ネオリベを表すパワポ芸wwwwwwww」ってなっちゃった。他のジャンルも「言われてみればありそう」という気もしないでもなかった。近過去&近未来SFアートの一種としてこういうやり方はもっと聴いてみたい。
:クレーン車で事故死した6人のこどもの人生を追跡しながら狭い回廊を逆時計回りにめぐらせると、うざったい現代車の垂れ幕に遭遇させられ、それをくぐっている間にいつのまにかくり抜かれた穴が右側に出現し、鑑賞している自分の側が「子供を轢きうる運転手の視界」に組み込まれる……という仕掛けになっている。前半の子供の記憶を掘り起こす温かみとはまた別の角度から刺してくる、順路コミのアート展示だった。円頓寺商店街をめぐるなら優先的に行っておいたほうがいい候補の一つ。ただ、並んで歩いてたひとの多くがその車の穴に着目していたかと言うと、よくわからん。誘導ないほうが嬉しいけど伝わってない可能性も高いかもね。
:蔵の中に展示された圧迫感ある古物ガラクタアート感が一方の魅力でありつつ、正直言って円頓寺商店街中屈指の瞬間的デートスポットである(作者の狙いは知らんよ)。カップルは並んでいっとけ。できれば内部に明かりのある夕方がいい。
あと名古屋は新幹線も在来線も駅構内のきしめんを食べてから行くべし。駅出てからきしめん屋探すくらいなら松坂屋南館10階のあつた蓬莱軒でひつまぶし食っとけ。
人による分配の結果如何で生き死にが決まる現代、「人以外のものが人の生き死にを決定している」と考えられていた時代と比べて、マシなのか?どうなんだろうか。
治療のための医療費が安く済む病や怪我と、そうで無いものがあるわな。
多くの人が罹る病や怪我に対する医療は、研究されやすく量産化されて安価になりやすい。だから「多くの人が安価に生き延びられる」が実現し、人口が爆増したわけだ。
でも多くの人が罹るが高額になっちゃうというウィークポイントな性質の病が癌なので、そこで死ぬ人が多いんだなー。でも研究が進んでるので「カネがあれば生き延びられる化」と「安価化」がどんどん進んでるのだけども。
統計の読み取り方の話だけど、人口が爆増したということは、それは、今までの時代では生き伸びられなかったはずの人が生きてるわけであって、生きるオーパーツみたいな存在だよね。「高いカネ払えなくてこれ以上を生きられない嘆き」なんかよりも「安価に生き延びられて儲けたわ」という喜びのほうが大きいはずなんですけどね・・
現代って、科学と経済によって人の生き死にが左右される時代になった。
医療って、病や怪我によって死んだりQoL下がったりすることの捉え方、価値観を変えたのだよなーって思う。
昔は祟りだの呪いだのと位置づけられ、それが信仰につながった。いまは医療(科学)の信用が大きくなった。
「人の力が及ばないので仕方ない」
だったのが
みたいになった。
なんていうか、科学にも限界があるし、それも「人の力が及ばない」領域なんだけど、「科学ならなんでもできるんでしょ」みたいな認識の人が多いように見えて、それが人に対して過剰に責任追及をするのが問題の根源なのかなぁ。
それもこれも信仰が薄くなってしまったからなんだなぁ。あるいは、科学というものの性質を正しく理解しておらず、なんでもできるものと曲解して信仰しているのかも知れないが。
科学とは、信仰ではなく、態度・姿勢なんですよね。哲学と言っても良い。「検証できて再現性があるものがすべて」という姿勢。その成果物の恩恵にあずかってる。
誠実な医師は、「生存率は○○%です」といったように、科学的事実を述べるに留める。科学的事実はそれ以上でもそれ以下でもない。それに賭けるか否かだけ。「絶対治る」「絶対死ぬ」などと過剰に宣伝することもない。科学では絶対という言葉をあまり使わない。100%のものは滅多に無いからね、科学的には。
医療によって、病や怪我を天災から人災へと価値観を転換させたという副作用。
それは人が人の生き死にを扱うため、過剰に重く取り扱われることになる。安易に産んだり死んだりできなくなった。それは人権の考え方ともリンクする。
子は授かりものではなく、デザイン可能なものになるのは目前に迫ってるわけだし。
日本は経済的になんだかんだ落ちぶれてはいるものの、世界的にはまだぜんぜん上位なわけで。
でも日本よりも精神的に豊かな国のほうが多い。つまり精神的豊かさ系のランキングは日本はだいたい下位。
全てを捨てて経済に全振りしてる日本は、何かがおかしいよな・・と。何年も感じてる。
高度経済成長期に"歯車"やってりゃ幸せになれただろうに、それを敢えてやらずにロックしてた人の杞憂は、当たっていたということなのか?
年功序列と年金というニンジンをぶら下げて、「今は苦しいけど歳をとったらラクができる」と若い労働力を搾取してきた。
そのツケを実際に支払っているのは、べつに約束を守るためなんかじゃなく、単に「その年齢層に政治力があるから」でしかなくて、本当は払いたくなんかないんだよな・・。それが搾取だもんな。
漁師のコピペのアメリカ人と重なって見えるんだよね、その年功序列と年金というニンジンって。
若いうちにしかできない、やりたいことをやったほうがオトクだよなーって思う。
ていうか、「年金もらい得世代」ですら「もうトシだからできないことが増えた。若いころにやっておけばよかった」言ってるくらいだからね。
( 2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3 からの続き )
津田がいない「生徒会役員共」。思春期を謳歌し始めた女子のラブコメショートアニメ。制作はSILVER LINK。
監督はSILVER LINK制作のアニメ「すのはら荘の管理人さん」助監の人。エロとラブとコメのバランスはアレくらい、だと思っていた時期が私にもありました。2話から本番が始まる。横手美智子脚本ほんとキレッキレで好き。主人公はかぐや様くらいウブ(ただし英才教育済み)なので、何気ないモノローグがひっどいことに。でも思春期ってこんな感じだった気がする。
キャラがかわいい(キャラデザ:大島美和)。今期1,000個さんのキャラデザも同氏が担当していて、しかもメインヒロインの声を共に和氣あず未が担当しているという偶然の一致。声でいうと親父の声(CV.津田健次郎)で笑った。しわがれた声とイケボ駆使して笑かすのやめろぉ!
異世界転生の異世界転生モノ。角川資本の4英傑によるちびキャラアニメ。参加作品は
・このすば(劇場版公開予定。響ラジオステーションでラジオ配信中)
・幼女戦記(劇場版が評判良いらしい。音泉でラジオ不定期配信中)
本編のクロスオーバーというより、各アニメの本放送と並行してようつべで配信されたちびキャラアニメ作品のクロスオーバーという感じ(なおこのすばだけちびキャラアニメ化は初)。この4作品に限らず、各ちびキャラアニメの監督はすべて「怪獣ガールズ」でおなじみ芦名みのる。ということで本作の監督も同氏が務めている。
基本的にギャグアニメなんだけど、とにかくこのすばみが強い。意外と順応してんな!と思ったんだけど、よく考えると主人公は全員異世界転移経験者っていう性質を利用したシナリオになっているのが面白かった。異世界転移モノが現代の価値観をモノサシに使って異世界を測るお話なのに対して、これは異世界人(元現代人)が、現代のモノサシを使って理解した異世界の価値観をモノサシに使ってこの世界を測るお話という入れ子構造に。基本的に「俺、異世界転生人でーす」的な身バレはNGという共通の常識のせいで、お互いに腹の探り合いをするコメディだった。2話クッソワロタ。
芦名みのる作品は元作品の読み込みが丁寧で好き。本作でめぐみん&エミリアを演じる高橋李依が自身のラジオで語ってたのは「エミリアは自身がハーフであることや髪の色が白いことでずっと迫害を受け続けていたので、こっちの世界で様々な種族の人たちが(一部を除き)同じ教室で仲良くしていることがすごく嬉しそうに描かれていて、いちファンとして嬉しい」とのこと。これに限らずセリフの一つ一つに各作品のバックグラウンドを感じさせる。監督ももっと俺めっちゃ拘ってるんですよアピールすればいいのに。
大人のトイ・ストーリー。ショートアニメ。制作は「フレームアームズ・ガール」で3DCGを担当したstudioA-CAT。
FAGは主人公が素人なので「プラモってなあに?」という視点から語られてたけど、こっちはオタク強度の高い主人公なので、視点がガチ。あとこっちはフィギュア。
FAGやトイ・ストーリーと違い主人公が大人なので「主人公が少年から青年になる過程で成長する姿」とかは無く、あらゆるトラブルに対していい感じにやってくれている。トイ・ストーリーが「身バレ=死」だったのに対して本作は主人公が教育済みなので安心。観やすい日常アニメ。
FAGの3DCGを担当したスタジオによる作品ゆえ、3DCGの動きに拘りを感じる。周りをキョロキョロして何かを見つけ、そっちに駆け寄るとことか、頭の上に持ってたマグカップをよっこいしょして置くとこが特に好き。
銀魂みたいな水曜どうでしょう。制作は美男高校地球防衛部シリーズでおなじみスタジオコメット。
本作のテーマはSF版東海道中膝栗毛とのこと(東海道中膝栗毛…江戸時代に流行った水曜どうでしょうみたいなやつ。弥次さん喜多さんという呼称でもおなじみ)。無一文なのにやたら調子のいい主人公一行が、遠路はるばるイセカンダル(「イスカンダル」と「お伊勢参り」を掛けたジョーク?)を目指す。
銀魂、美男地球防衛部の監督による作品ということで、あんな感じのノリ。特にSF描写が銀魂っぽい。借金取りに追われ命からがら宇宙に逃げ切ったと思ったのも束の間、追いかけてきた鯱に捕縛され絶体絶命の主人公が突然スーパーロボット大戦を始めるシーンとか、2話のラストがまさに「あーそうそうこういうノリだったわ」感。口コミの評価を参考に食べ物買ったり旅館に寄ったりするSF宇宙旅行とか合間にちょくちょく挟まる劇中CMに監督のセンスが光る。
キャラデザは八尋裕子。キツめの目つきがすごくツボみたい。とじみこ然り、グラクレ然り、かぐや様然り。特に借金取りのアニキが好き。アニキ(CV.杉田智和)の歌に感動した。
Netflix独占
夢追い人のケツを拭くダークヒーローの話。原作は中国の漫画で、ジャンプ+でも連載されている。というわけで制作はぴえろプラス。
本作がトリコとかハンターハンターから強く影響を受けていることを原作者自身が公言してるらしく(ソースが中国語だから良くわかんなかった)、あんな感じの異界に挑戦する人々の群像劇になっている。出てくるモンスターのデザインもあんな感じ。
決定的に違う点として主人公が探検家ではなく「無謀な探検家を連れて帰る」という一歩引いた役回りなので、夢追い人の人間模様を俯瞰する立場という語り口になっている。なのでクソみたいな探検家を切り捨てたりクソみたいな研究者が異界を荒らすことを諌めたり、比較的世界のバランスについて重きを置いたシナリオに。
序盤のぬるい感じと後半の戦闘パートとの振り幅が大きい。アクションシーンの作画熱量が高く、さすがぴえろプラス。
苦労してない方のハリー・ポッター。SILVER LINK制作のなろう系はデスマ以来?エスタブリッシュメントの日常アニメ。デスマはOPがランガで、これはIRIS。そういう感じ?
1話のあらすじ:不慮の事故によって命を失った主人公、記憶を持ったまま異世界で幼子として生を受ける。が、またまた不慮の事故によって第2の両親を失い命も風前の灯火。そんなとき彼は一人の老人に拾われる。実はその老夫婦は名だたる大賢者で、孫同然に寵愛を一身に受けながらすくすく育った主人公はいつしか天武の才にも恵まれ、大賢者の友人であり主人公とも親交があった国王の助力を受け学徒となり、社会人としての一歩を踏み出す。学校では素晴らしい友人にも恵まれ、弱々しかったかつての幼子はいつしか立派な孝行息子となっていたのである。めでたしめでたし。
それにしても、なぜに学校生活。ファンタジー作品は基本的に「ここがどんな世界なのか」を描くのがテーマになっていることが多いけど、本作はあくまで学校の中でのお話がメインみたい。ハリポタみたいな感じ?
異世界転生自体が極端なチートということも無くはないけれど、それ以上に多様なチートを授かってて草。才能(魔法、体術)はまだしも、師(賢者、王国きっての剣士)、親(優れた思想や資産)、人脈(王様と親戚)とか、現代におけるチートってこういうことだよね的なやつを授かるってちょっと斬新。
主人公のチート具合を端的に表している魔法の練度。主人公が科学の申し子だった頃の記憶をもとに外法を編み出していくのだけれど、それらが全部世の理を逸脱していて「めっちゃ強い」というより「オーパーツ」になっている。1話サブタイが「世間知らず」と銘打っていることからわかるように、実は主人公の魔法を見ててもこの世界の普通を理解することができず、「世界を識る」という縦軸の上では主人公は実質ゼロスタートだったりする。その上で、主人公の別ゲー魔法は「いやいや、魔法ってそういうもんじゃないから!これが普通の魔法だよ」っていう比較のためのモノサシになっていて、例えば主人公がどこでもドアを使えば「ねえよ、そんなもん」というリアクションをもって「この世界にワープ魔法は無いのね」ってなる。ノリは基本的に軽めかつサクサク進む。主人公の存在自体ギャグみたいなもんなので実質ギャグアニメ。
主人公の外法と学生の魔法に差がありすぎて好き。入学試験のあれ(風よ踊れ!)めっちゃかっけーじゃん。中二病て、君も大概やで。魔法の作画や演出にこだわってるところを見るに、お話の中心は魔法と魔法使いなのかな。
魑魅魍魎が跋扈する街こと新宿区の日常アニメ。ED歌わないんかい。って歌うんかい!「公式サイトのURLを初見で音読するのが難しい今期のアニメ」暫定1位。
公務員として、人間と妖精の境界を管理するお仕事を描く。1話は新宿御苑の騒音問題を地道に調査するお話。途中で「新宿御苑は複数の区にまたがってるので、一部が別の管轄になってる」というガチ解説が入るとことか、よその管轄の公務員に連絡するシーンとか、リアルな背景(特に役所の中の廊下がめっちゃリアル。背景:スタジオ・ユニ)とか、あくまで新宿の日常の一コマというリアリティを大切にしているみたい。調査に訪れる場所も、どうして妖怪がそこに居着くのかちゃんと理屈を説明してくれるところが好き。
本作と同じくライデンフィルム制作のアニメでいうと「Phantom in the Twilight」に似ている。ただあっちは自警団なので、組織的に街の平和を守っているわけではなく突発的な事象に対して武力制圧がデフォ。一方こっちは公務員なので総じて組織的、事務的に街の平和を守っている。ちなみにどちらも結構な大事件が多い。
本作での呼称は「アナザー」で、日本古来の妖怪だけではなく海外の妖精とか天使とか色々出てくる。彼らは基本的にはよそのアナザーと共存するための対話ができる程度にはインテリジェンスを持っているので、概ね平和。さすが新宿、ダイバーシティ。
音楽めっちゃ好き(音楽:Evan Call)。同氏が去年担当したアニメの劇伴と比べてかなりJAZZY。こういう日常感の演出もいいよね。
秘密のケンミンSHOW内で流れる茶番ドラマみたいな名古屋県の日常ショートアニメ。d’アニメストア等でロングバージョンが公開されており、内容はリアル名古屋の紹介動画。
基本的に(トーキョーモンの)主人公と八十亀ちゃんの対話形式で進む。本作が名古屋観光文化交流特命大使に任命されていることから、会話内容がほぼ名古屋県のご当地ネタ紹介。赤福美味しそう。原作は4コマ漫画なので、4コマ特有のテンポ感を失わない怒涛の展開。
あの時代と現代における婚姻制度の違いをテーマにしたラブコメショートアニメ。「超可動ガール」「女子かう生」とこれの3作品が、双葉社のアニメ作品を扱うTV枠「ふたばにめ!」として放送されている。制作は3つともアニメーションスタジオ・セブン。
よく考えたらあの時代における奥さんって「幼な妻」という表現が適切だよね。ジト目かわいい。「好意の有無と婚姻に関係はない」と明言している通り、あくまで信長を落とすことを重視しているスタンスなので、煮え切らない信長に対し「は?こいつ何いってんだ?」という視線を向ける嫁かわいい。2話は「どうやったら13歳と罪悪感を感じずにSEXできるのか」という話。こと恋愛に関しては経験値ゼロの二人なので、急にドギマギしだすの好き。
シチュエーションエロアニメ。内容はタイトル通り。ウルトラCなシチュエーションによって外堀が埋められていく主人公と先生のお話。ショートアニメ。規制のゆるいバージョンが各種配信サイトで見れるけど、ぶっちゃけあんまり変わらない。
OP:上坂すみれ 音楽:吟(BUSTED ROSE)という組み合わせはポプテピでおなじみ。1話からEDM全開の劇伴すき。ていうかこの組み合わせにこの作風、これじゃまるでSYDやらシモセカ等でお馴染み須藤孝太郎プロデュースのアニメみたいな・・・クレジットにいたああああああああああああああ
無声?ショートアニメ。「超可動ガール」「ノブナガ先生の幼な妻」と共に構成されている双葉社のアニメ枠の一つ。うち本作とノブナガ先生は監督も一緒だったりする。
まさかの全編セリフ無し(一応声優が何らかの声を当てている)。京アニの「日常」にあった無声フィルムめっちゃ好きなんだけど、あんな感じのシュールギャグ。そうはならんやろ。
メルヘン・メドヘン(映像修正版):各種配信サイトで5/1~配信開始
増田に感想を書くのはこれにておしまい。全てのきっかけこそ「最近のアニメおもんないやんけ」みたいな言説に対してカウンターの意味を込めて書き始めたものの、いざアニメを観始めたら当初の予想に反してその尽くがあまりに面白かった。気づけば「ねえねえ!このアニメ見て!めっちゃおもろいねん!」という内容に終始した感想になってて、正直カウンター云々なんてどうでも良くなってしまった自分がいる。今まで世論や風潮に対する不満や反論を書く場として増田が適切だろうという建前で書き続けてきたので、現状もう増田で書く理由がない。
今まで書いた感想としては「こいつどんだけアニメ好きなんだよ」に尽きる。逆説的だけど「これだけアニメのことで文章かけるくらい、この人はアニメが好きに違いない」という自己認識の仕方をもって、多少胸を張って「私はアニメが好きです」と言えるようになった事は大きな進展だと思う。と同時に、「好き」を伝えることの難しさを痛感した。面白いと思ったはずなのに、なぜか言葉にすることが出来ない不思議。「面白い」って、どうやって書けば良いんだろう。
ともあれ、これまで書いた増田をもって「最近のアニメおもんないやんけ」に対する私なりの反論ということで(これでも不十分だとは思うけれど)ご査収ください。お目汚し失礼しました。今後もし書くならブログかな。
ストックはドミナントハンド側から45度逆に傾けた方が持ちやすいし、フォアエンドはVFGより円柱状の方が(まあNFA的な理由はあるにしても)良いし、ボルトは直線状に後退した方が良いし、トリガーはボルトキャリアグループより後ろにあった方が良い。どれもほぼ間違いないと思う。マグを左に突き出す設計はほぼ絶えたし、VFGはAFGを経て消えつつあるし、Kriss Vectorの評判は恐ろしく悪いし、SA80は猛烈にバランスが悪い割に運用上のベネフィットはない――FAMASはまあさておき。
ファマースは一体何なんだ? 何のために存在しているんだ? あいつはアンチパターン全部埋めてる癖に評価が高すぎる。インテグラルキャリングハンドル、インテグラルバイポッド、ブルパップ、ショートマガジン、何一つトレンドを汲んでないのに完成されてる。あいつはオーパーツなんじゃないだろうか。
増田はどう思う?