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はてなキーワード: 原材料費とは

2022-08-10

anond:20220810213209

公共事業をやるんだったら円高のほうがはるかに有利です。

原材料費が安く付く上に、工場外貨を稼いでいた人たちを国内開発に回せるんですから

anond:20220810212644

トヨタ部品メーカー価格転嫁を認めたのはついこないだですよ。

ちなみにそれだったらなぜ8兆円も貿易赤字になったんですか?

この内訳はほとんどが原材料費ですよ。

2022-08-08

anond:20220808113309

そもそも日本公共サービスのものが高いんや。

道路もあちこちひいたからいろんなもんにお金がかかる。

日本人を安くしたところで、これらの維持費は、輸入する必要があるから下げられん。

円安で有利な境界線というのが、原材料費との兼ね合いであるんよ。

2022-06-07

anond:20220607230506

車を作る輸入原材料費が2000ドル=20万円だったのが24万円に値上がりする一方で

2万ドルで車を売れば200万円の収入240万円に

いつもと同じことしてるのに36万も収入アップ

これが高付加価値品作れる国の強み

付加価値な1次資源豊富な国に憧れてるアホ多すぎ

2022-06-03

anond:20220601214919

女性でも使える道具を作ればいいだけだろ、って言う人がいるけど

たまに増田話題になる「趣味料理する夫」で考えればわかりやすいと思うよ

土日に気合入れて料理して、いい料理ができたと満足している夫に

「そんな高い材料を使ったらおいしくなるのは当たり前!そんな時間かけてたら毎日料理が続かない!」

とかよく出るじゃない

女性向けの道具を作ってもいいけど、結局のところ出力を抑えたり容量を抑えたりで対応するしかいか

その分効率が落ちる

まり原材料費労働時間意味効率落ちる

これが趣味範囲でやるならいい(家庭菜園とかね)

でもそれを仕事とすると、誰かがその効率低下分を「かぶらなきゃ」いけなくなるんだよ

それ、だれが被るの?って話で

2022-05-12

anond:20220512222553

頭悪すぎw

鉄やアルミや樹脂の輸入原材料費でせいぜい20万円の素材が200万円の車に化ける

10倍もの非対称性を得られる高付加価値品を作れる国が最強で

付加価値の低い1次資源しか産物がない国は悲惨

ベネゼエラとかロシアとかな

あと円高がーって馬鹿いるけど

ドル100円→120円で

車の原料費20万→24万

車の販売代金200万→240万

36万も儲かります

2022-03-31

原材料費が下がった時に値下げしないくせに

材料費上がった時だけ「原材料費高騰に伴い〜〜〜」ってなんなん

2022-03-15

お前らがうまいうまいといって食ってる肉や卵を諦める覚悟

コメと麦味噌野菜があれば日本人は生きていけるんだよ

雑穀蕎麦も増産すればいい 土地はあるしすぐ育つ

50年前には自給率100%だったのだから機械化された今ならもっと簡単

中国ロシアを外した世界で生きる覚悟必要

それはお前らがうまいうまいといって食ってる肉や卵を諦める覚悟

マンション、車、家電はすぐに買え」ウクライナ危機日本経済に及ぼす“甚大な影響” 経済評論家が予測する「半年後にはガソリンが220円」

3/15(火) 6:12配信

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文春オンライン

小麦の次はトウモロコシ大豆価格も上昇

小麦価格があがれば、その代替物となるのがトウモロコシ大豆。例えば、小麦を使っていたお菓子が値上がれば、『じゃあ小麦はやめてトウモロコシを使おう』となるのは自然ですよね。だから小麦が高くなれば、トウモロコシ大豆も高くなっていくのが常なのです。

 トウモロコシを食べるのは人間だけではありません。牛や鶏などの家畜も『飼料』として食べる。そうなれば肉も卵も値上がりし、牛丼屋の生卵セットも500円では食べられなくなるかもしれません。コンビニのお弁当小麦も肉も全てを含んでいるので、確実に値上がりします。サンドイッチも同様で、すでに8日にはローソンが『たまごサンド』を228円から246円に値上げすると発表しています

 日本の伝統食にも危機が迫っている。

ロシアへの経済制裁への対抗策で一部原料の禁輸の検討をしているいま、最も打撃が大きそうなのが蕎麦なんです。実はロシア世界有数の蕎麦大国で、世界蕎麦の3割以上を生産している。日本そば粉も原料の多くをロシア産に頼っており、それがなくなると一気に消費に追いつかなくなる可能性があります」(対露貿易商関係者

「値上げは家電、車、マンションにも及ぶ」

 こうした値上げラッシュに火をつけるのが、もう1つのロシア武器エネルギー」だ。エネルギー価格の上昇で、ビニルハウス栽培するレタストマトいちごなどへの影響は計り知れない。最終的には家電や車、果てはマンションにまで及ぶと指摘する。

原油が高騰するペースや為替相場を見れば、半年後にガソリン現在の1リットル170円前後から200~220円になるのは、決して大げさな予測ではありません。現在政府議論する、ガソリン税を軽減する『トリガー条項』を発動しても下がるのは25円。輸入品日本に運ぶには燃料代がかかり、原油高は食品の値上げにも直結します。

 またロシア世界屈指の『ガス大国』で、日本の発電の4割は液化天然ガスLNG)です。LNG供給が滞れば、電気代やガス代が上昇しますが、それだけではありません。例えば鉄を作るのにも、莫大なエネルギーがかかるのです」

 鉄を含むものは家庭のなかに数限りなくある。冷蔵庫などの白物家電から、車、そしてマンションなどの住宅まで、鉄がなければ形になりえないものばかりだ。

「例えば昨年には原材料費物流コストの上昇で、住宅設備大手LIXILトイレや浴室、システムキッチンなどの価格を最大4割値上げしました。ウクライナ侵攻で鉄が高騰すれば、こうした値上げラッシュ拍車がかかる恐れがあります。通常、こうした大型商品まで値上げが波及するには1年ぐらいかかりますが、今は『ウクライナ侵攻で原材料が値上げしている』と企業側も説明やすく、もう少し早く波が到達するかもしれません。

 こうしたインフレ直撃から家計を守る最善策として、車やマンションなど大金が要るモノは早く買った方がいい。食品が値上がるからといって、カップ麺1年分を買い溜めるのは大変ですし、大した節約にもならないと思います

2022-03-11

原材料費高騰と円安国内価格に影響し始めると、ラーメン1500円とかになると思うんだが

流石に気楽に食べられるものじゃなくなってしまうな。

2021-12-11

anond:20211211182553

材料費3000えんくらいだから

流石に3000円は無理だろ。マグロだけでそのくらいいってそう。一般原材料費30%の10000円くらいが目安だろうな。じゃあ個人で10000円分ネタ買ってくればいいじゃんってのはまあそうなんだけど、個人で消費するような小バッチでは買わせてくれないというのはあると思う。

2021-09-19

anond:20210919124413

だいたいこういう時にいう原価って大抵は原価じゃないよな

正しくは「原材料費」だな

製造原価だと労務費や間接費も含まれるけどそこは考慮してないらしい

2021-08-21

anond:20210821153706

から原材料費はそこまで変わらないよねって話だよ

anond:20210821152122

原材料費はそこまで変わらなくて、高級ブランドはそれにいろいろな付加価値を付け加えてるだけだろ

2021-07-24

現金厨って要は「プラットフォーム搾取されたくない!」って言いたいだけでしょ?現金だったらプラットフォームがないような言い方しているけどさ

貨幣紙幣流通させるのにどれぐらいのコストがかかってるかわかってない

原価厨が原材料費しか考えずに発言しているのと同じ視野の狭さを感じる

2021-07-22

マルクス資本論』は何を間違えた?~商品価値を決めるのは労働

 この2018年は、共産主義の父といわれる哲学者経済学者カール・マルクスの生誕200年にあたります。出生地であるドイツトリーアで記念式典が開かれ、青年時代を描いた映画が各国で公開されるなど、話題を集めています

 先月創刊した、古典・名著をマンガ化する新シリーズ講談社まんが学術文庫」の初回刊行分にも、マルクスの主著『資本論』が入りました。近代資本主義興隆する19世紀英国舞台物語が展開し、『資本論』のエッセンス解説します。若い登場人物たちのドラマは楽しめます

 けれども、原作である資本論』が不朽の古典として扱われることには抵抗を感じます。今からみれば、経済について完全に誤った考えに基づいているからです。

 たとえば「等価交換」という考えです。マンガ版ではパン屋八百屋が売れ残ったパン野菜を交換し、その交換が成り立つのは互いの商品が同等の価値を持つからだと解説されます

 何となく納得してしまうかもしれません。しかし人が物を交換するのは、相手の物が自分の物と同じ価値を持つからではありません。もしそうなら、多くの買い物客がスーパーコンビニを出たとたん店に引き返し、不良品でもないのに、買ったばかりの商品を返し、お金を取り戻そうとするはずです。同等の価値を持つことが交換の理由なら、商品お金の交換を何度繰り返しても、人は満足するはずだからです。

 しか現実にはそんなことをする人はいません。買い物客は、払ったお金よりも買った商品価値が大きいと思うからです。一方、店の主が商品を手放すのは、逆に商品よりもお金価値が大きいと思うからです。

 つまり交換が成り立つのは、同じ物(お金も物の一種です)でも人によって価値の大小が違って見えるからなのです。

 ここからわかるのは、物の価値とは、それを作るためにかかった労働量などの客観的基準で決まるのではなく、人それぞれの主観によって決まるということです。この事実1870年代、オーストリア経済学者メンガーらによって明らかにされました。経済学の歴史上、革命的な発見といわれます

 しかし、それ以前の世代に属するマルクスは旧来の考えにとらわれたままでした。1867年に全3巻のうち第1巻が出版された『資本論』は誤った古い考えによって書かれたため、つじつまの合わないおかしな主張が多いのです。「等価交換」はその一つです。

もっとおかしな主張は「剰余価値」です。マルクスは『資本論』第1巻でこう述べます商品価値はすべて労働によって生み出され、その価値どおりに市場で売買される。ところが資本家商品を売って得た代金のうち、労働者には一部を賃金として支払うだけで、原材料費などを除いた残りは利潤として自分の懐に入れてしまう。いいかえれば、労働者が生んだ価値の一部には対価を払うが、残りの価値剰余価値)には払わない。これは実質的な不払い労働であり、不当な搾取である、と。

 これは商品価値労働によって決まるという、誤った考えから出発しています。実際には、商品市場価値を決めるのは労働者の働いた量ではありません。消費者の心に基づく選択です。私たちは買い物をするとき商品製造にかかった労働量を調べたりしません。

 もしマルクスのいうように商品価値労働量で決まるなら、大規模な設備を使い人手を省く資本集約産業よりも、サービス業など人手を要する労働集約型産業のほうが利益率は高くなるはずです。しかし実際にはそのようなことはなく、長期ではあらゆる産業利益率は均一化に向かいます。ある産業利益率が他より高ければ、その産業に参入する企業が増え、価格競争が広がって利益率が低下するからです。

 マルクス自身、『資本論』第1巻でこの矛盾を認め、あとの巻で解決を示すと約束しました。ところが第1巻を出版した後、なかなか続きを出さないまま、16年後の1883年に死んでしまます

 あとを引き継いだのは盟友フリードリヒ・エンゲルスです。エンゲルスマルクスの遺した草稿をもとに、第2巻を1885年出版します。しか矛盾解決は示されませんでした。読者が不審に感じることを警戒してか、エンゲルス序文で、解決は次の第3巻で示されると予告し、経済学者たちにこんな「挑戦状」を叩きつけます。この矛盾をどう解決するかわかる者がいたら、第3巻が出版されるまでに見せてもらいたい、と。

 そこから9年後の1894年、残りの草稿やメモを取りまとめ、ついに第3巻が出版されますエンゲルスはまた序文を書き、前巻での「挑戦状」に応えて多数の論者が矛盾について論考を発表したが、どれも的外れだった――と勝ち誇ります。それでは第1巻の刊行から27年もたってようやく出版された最終巻で、マルクス矛盾をどのように解決したのでしょうか。実は、解決できなかったのです。

 第3巻でマルクスは、商品価値は投じられた労働で決まるという理論と、異なる産業利益率は均一化するという現実は「一致しないかのように見える」と改めて述べますが、その矛盾解決は示しません。その代わり、資本主義が発達した国ほど利益率の均等化が迅速に進むという現実を認めるだけです。これは結局、商品価値労働で決まるという第1巻の理論放棄したものです。

 メンガーと同じオーストリア経済学者ベームバベルクは1896年出版した著書『マルクス体系の終結』で「マルクスの第3巻は、その第1巻を否認している」と指摘し、マルクス解決でなくごまかしを示したという他の経済学者の厳しい意見同意します。第1巻で述べた剰余価値理論が間違っているなら、それに基づき展開された、資本家労働者を搾取するという主張は根拠を失いますベームバベルクは『資本論』を「カルタ札で組み立てられた家」、すなわち砂上の楼閣だと切り捨てました。

 マルクスが第2巻以降を生前出版しなかったのは、この破綻が修復不能だと気づいたからともいわれます。そうだとすれば、学者としてかろうじて誠実だったといえるでしょう。

 今の世界ではこうした経緯を無視し、マルクスを見直そうと無責任な声が高まっています欧州連合EU)のユンケル欧州委員長は記念式典に出席し「平等の実現のために力を尽くした」と功績をたたえました。

 しか20世紀社会主義諸国崩壊が示すように、破綻した論理を土台に未来を築くことはできません。マルクス話題となる今、それこそがかみしめるべき教訓のはずです。

https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3064412017052018000000

すばらしいまとめ。エンゲルス隠蔽手法は百家争鳴論を思い出す。矛盾ばかりで骨格ができていない思想だったから、虐殺国家が生まれしまったのだろう。

2021-07-15

作り手の都合で適正価格を主張することもまた違わん?

イラストレーターがよく言ってるけどさ。

絵を一枚千円で売ってくれだって?!一枚書くのに何日かかると思ってるんだ。時給換算したら云々。

みたいやつ。

その理屈はわかるけど、だからと言ってその絵の適正価格が時給×所要時間で決まるかというとそれも違うだろ。

消費者がその絵には千円しか出せねえと思ったら適正価格は千円じゃん。と思う。

そんでそれを作るのに一万円かかるって言うならそれはもう商品として成り立っていない。生産するべきじゃないだろ。ってことになる。

実物があるもので考えたらわかるのでは?

すごい鉛筆発明した。絶対折れない鉛筆原材料費で一本一万円かかる。

でも消費者からしたらたかだか折れないだけで鉛筆一本に一万円も出せない。出せて500円ってところだ。

さてこの鉛筆適正価格は一万円だろうか?

違うわな、500円だよな。

適正価格が原価を割っているんだよ、この商品は。つまり作るだけ損なんだ。

イラストもそれと同じだと何故気づけない?

適正価格についてツイッターお気持ち表明している暇があったら、より低コストで作れるよう努力するか、より価値を高めるよう努力するべきなのでは?

そうでないとその界隈に未来はないぞ。

小説漫画も千円以内で買え、無料の娯楽なんて山ほど転がってる世の中だぞ。

それらに真面目に対抗していかないと、絵の一枚で一万円とっているようじゃ、金の有り余った物好きの貴族しか寄り付かんぞ。

小説漫画はその値段で一時間くらい楽しめる。

ゲームだとブレスオブザワイルドなんかは7000円するが100時間くらい遊べる。一時間あたり70円。

それに比べて一枚のイラストでいったい何分楽しめるのか。あるいは瞬発的にもどのくらい楽しみを生めるのか。

競合の娯楽の値段と比べてもやっぱり適正価格は千円くらいだよ。ピカソじゃないんだからさ。

2021-07-12

anond:20210712091308

原価=原材料費

だと思ってる増田元増田

あんたのほうこそ勘違いが甚だしい。

飲食業においては調理加工が必要もの材料費のことを指すし、酒などの飲み物仕入価格のものを指すのは一般的なこと。

元増田論点法制度上の会計ではなく経営上の内部的に扱う会計視点で語られているんだけど。

飲食店が原価の話をするときに、どうして人件費を組み込まないか理解できないんでしょ?

会計目的という基本中の基本が分かってないんだろうね。

会計簿記を机上でしか勉強したことがない人の典型だね。

2021-06-18

anond:20210618105752

日本人は値段しかみないから、食料の原材料費があがってもメーカー姑息なまでにこっそり量を減らして値段を維持しているように見せかけるからな。

本当、糞。

2021-06-01

会社経営してるけど、元増田とはだいぶ意見が違う

同じく会社経営だけど、元増田とはだいぶ意見が違うので簡単に書いてみる。

最低賃金をめぐる経済学的な議論には、色々な立場がある。理論経済学的には、最低賃金を設定することで、死荷重最低賃金以下での雇用機会の損失による非効率)が発生し、労働市場効率が悪くなり、社会全体の効用が下がる、という予測が導き出されるけど、統計上はこの死荷重による負のインパクトははっきり観測されていない。最低賃金存在労働市場を歪めているという実証的な研究結果はない。

最低賃金という制度重要ポイントは「地域内では一律に設定される」という平等性にある。つまり、輸出中心の産業海外労働力コストと直接競争する産業)を除いたドメスティックな業種では、自社もその競合業種も、労働力調達コストにおいてみんな同条件の上方シフトを被る。これは、各企業がこれまでと同じ収益性雇用を維持し、同じ水準のサービス提供しようとした場合、そのコスト上昇をすべて販売価格転嫁しても競争力を失う可能性は低い、ということでもある。労働コストの上昇分を販売価格転嫁しない企業があるとすれば、「企業収益性を下げてでもシェアを取る」という選択をしたからで、これは人件費に限らず部材調達やその他諸経費の値上げなど、原材料費や外部経費のすべてに妥当する話だ。最低賃金に固有の問題ではないし、いずれは市場機能によって均衡する。

最低賃金が上がった場合経営側の行動変化

・時給1500円以下の仕事しかできない人は雇わなくなる

→これは短期的には正しい。人員1人あたりに期待される労働生産性が上がり、その水準に満たない人は雇用できなくなる。一方で、長期的には正しくない。最低賃金が上昇すると、社会全体での労働財の単位価値が上がり、それによって「時給1500円の仕事」の水準が相対的に下がるからだ。

・既に働いている生産性の高い人材給与は下がる

・既に働いている生産性の低い人材給与は上がる

労基法を遵守している企業なら、上のやつは不利益変更だからそもそもできない。普通正規雇用社員給与体系では、生産性の高い(職位が上、業績が良い)人材給与が下がって、生産性の低い人材給与が上がるような人件費の調整はできない。

元増田は、最低賃金アップを「生産性の高い/低い労働者間のバランスを変える問題」としてとらえているようだけど、認識がズレていると思う。ぶっちゃけ単位労働価格が上がることによって労働者間のバランスほとんど変わらない。労働コストが上昇したとき企業が取り組むのは「労働集約的なタスクを、技術集約/資本集約的なタスクに振り替える」ことだ労働コストが上がると、いままで人間がやってた仕事の中に、設備投資して機械化したりロボット化したりICT化して人を減らすほうが低コストになる仕事が増える。しかもその仕事は、必ずしもブルーカラー労働というわけではない。リンダ・グラットン『LIFE SHIFT』では、各業界市場成長や機械化の可能性をもとに予測すると、これから時代雇用数が減っていく職種は①機械操作肉体労働、②製造、③事務管理部門、④セールス、⑤管理職の5職種で、伸びるのは①介護、②警備、③専門職、④技術職、⑤食品/清掃の5職種とされている。

■結果として起こる社会情勢の変化

・低スキル人材/新卒/未経験者/中卒/高卒 等が失業する

→上で書いた通り、最低賃金アップは「生産性の高い/低い労働者のあいだの力関係を変える問題」ではない。最低賃金が変えるのは「人的労働機械化のあいだの力関係」で、その影響はスキルの高低や学歴職歴には関係なく、その職種の主なタスク定型性が高い(機械化と相性がよい)かどうかによって決まる。だからセールスだって管理職だって失業する。

企業の未経験者に対する職業訓練機会の減少

労働コストが上がると、労働者にはそれ相応の労働生産性を獲得してもらわないといけなくなるので、人材教育重要性が高まる社会変化によってスキル陳腐化が加速しても、やっぱり人材教育重要性は高まる。だから文科省産業界もやたらとリカレント教育と言い始めている。そもそも経験者を職業訓練しなければ、既存社員はどんどん高齢化して離脱していく。いまは経験年数の長いハイスキル人材流動性もすごく高まっていて(顧問名鑑などの高度人材紹介業がそういった人材活用している)、そういった人材を今の雇用条件で繋ぎ止めることは難しくなっていく。だから企業経営者として、将来的に職業訓練機会を減らしていくイメージが全く湧かない。逆にどれだけきちんと教育できるかを常に意識している。

失業保険/生活保護等の社会保障費の増加

失業保険は一時的問題からここでは措いておこう。生活保護については、最低賃金改定は、生活保護支給条件である「最低生活費以下の収入」に対して正のインパクトも負のインパクトも及ぼす。たとえば最低賃金を500円にした場合、月20日フルタイムで働くパートタイマーの月収は8万円となり、現在首都圏の最低生活費(約12万円)を下回る。最低賃金を下げることで、いまコンビニスーパー工場などで最低賃金で働いている非正規労働者が、みんな生活保護潜在的対象になってしまう。逆に最低賃金がアップすることで、この最低生活費以上の収入を得て生活保護を脱することができる人々も出てくるだろう。

最後陰謀論的な読み解きをしているけど、その前にこういう個別論点をきっちり検証していったほうがいいよ。それが経営者の仕事。間違った前提で間違った舵取りをして、従業員を不幸な目に遭わせてはいけない。

anond:20210601142224

2021-04-27

anond:20210426143900

せめて子供優先にしてほしいよな

俺もニュースで85歳が〜ってやってんの見て85歳にワクチン必要か?と純粋に思った

だってまあ倫理的問題あるだろうけどさ、やっぱさすがに80オーバーとかもう死ぬだけじゃん

というかもう死んでるのと変わらんよ

うんこ製造機

うんこ原材料費若者税金負担してるみたいな構図

若者未来とか命よりもうんこ作るの優先してるわけよ

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