はてなキーワード: 一票の格差とは
千葉4区は、イコール、船橋市であり、人口は約61万人、有権者数はだいたい48万人です。ここしばらく、一票の価値が最も軽い選挙区として知られています。本当ならば船橋市から2名、代議士を送り出してもいいはずなんですね。解散ギリギリに「ゼロ増5減」の衆議院の一票の格差是正に手を付けた野田首相にとっては、まさしく自分の選挙区のことなので、他人事ではありません。ただ、いかにも朴訥な野田先輩らしいなあと思うのは、定数を増やすことをあくまで拒否して、削減に拘ったところですね。衆議院の定数は現在480議席ですが、一番多い時で511議席だったので、それから比べれば5議席くらいは増やしてもなんというほどのことでもない。議席が純増すれば、当然、船橋市には2議席が与えられますので、船橋を地盤にする野田首相にとっては有利なんですよ。
有利なんですけど、議席を増やすのではなく、減らす方向で一票の格差を是正しようとしています。そうなれば船橋市は議席は増えなくて、たぶん鳥取とかあのへんの議席が減るんでしょう。地味に、自分の利益を度外視して、「国民に負担を求める以上、政治家は身を切るべきだ」という信念を実行しています。
私は有権者として、船橋市民として、高校の後輩として、野田さんをずっと見てきていますけど、いかにもそういうところがある人です。青っぽいと言えばそうなんですが、野田さんが選挙に強いというのは、何も駅前で挨拶しているからだけではありません。そういう活動を通して、たくさんの市民が野田さんのお人柄に触れて、とにかく信用されているからです。
民主党への逆風が吹く中、選挙予想屋は野田さんも案外厳しいのではないかと言っていますが、私は順調に野田さんが圧勝するだろうと思っています。
船橋市では、小泉郵政選挙の時に、比例復活で当選した自民党の元職・藤田幹雄さん(武部勤元自民党幹事長の息子の妻の兄です)が出て、新党未来から、というよりも小沢ガールズとして、埼玉から鞍替えした、スペランカー三宅雪子さんが出ます。あと共産党の女性候補。
三宅さんが船橋市から出るなんて、ちょっと悪い冗談ですよね。この3年の民主党政権のていたらくにはむろん、船橋市でも批判はあるのですが、鳩山さんや小沢さんへの怒りはあっても、野田さんは火中の栗を拾っただけとみている人が多いようです。もともと左翼が強い地域ではあるので、野田さんの優位は動かないでしょう。
藤田さんがぎりぎり比例復活になるかどうか、他の選挙区では自民党が強いので、比例枠に余裕が出て、たぶん藤田さんも比例復活するでしょう。そうすれば船橋市からは代議士が2名出ることになって、一票の価値が低いなりにまずまず、船橋市民としては満足のいく結果になるでしょう。
参議院は一つじゃなくていいんです!
一つにしなきゃならんという呪縛から離れると、ユニークな選出方法が生まれ、衆議院のカーボンコピーなんて呼ばれなくなるんです!
皆さんの知的好奇心を少しでもくすぐるような案がまとめられたらうれしいです!
っていうか、この改革案を考えるのに念頭に置いている政治キーワードを書いておくので、知らない人は調べてみてください。すみません。
ねじれ国会・特例公債法案・衆議院の優越・首班指名選挙・内閣不信任決議・問責決議・特別多数・参議院は衆議院のカーボンコピー・首相公選制・党議拘束・一票の格差・非拘束名簿式比例代表制
だいたいこんなところだと思います。
で、ねじれ国会を中心にして、問責決議で参議院が審議拒否とか、なんかいろいろ面倒くさいことが起こるし、議員のお給料ももったいないとか言って、一院制にしようって意見を言ってる人もいる。橋下とか。
でも、きちんと機能する参議院なら、税金使ってもらっても結構ですって人もたくさんいると思うし、私はそんな一人。
私は、一院制には反対です。「一院制 デメリット」「一院制 弊害」とかで調べてください。
それに首相公選制にも反対です。米国の大統領制がちゃんと機能してるように見えますか?
いろいろ意見があると思うけど、私はそうは思えないし、国民が衆議院議員を選び、衆院議員が総理を選び、その総理が閣僚を選ぶってこのエレガントさが好きです。
ってことは、もう皆分かってるんだけど、二院制のメリットを生かしてデメリットを少なくする制度を作らなきゃいかん。
各個々人の議員さんの良識に頼るんではなく、制度上強制的にメリットを引き上げて、デメリットをなくすものを作らなきゃいかん。
いつやるか? 今でしょう!!!!!
皆さんご存知の言葉で言うと、参議院には「良識の府・再考の府」であってほしいですよね。
ですよね!
そのためにどうするか!……その前に、衆議院はすごい。ということを雑に述べます。雑に。まあ衆議院は一般民意を表すということが言いたいし、そうであってほしいということです。今回は衆院の選挙制度改革には触れませんけど。
そのときそのときの民意を表すのは、衆議院の総選挙なんだと思いませんか?
参議院なんてあれです、任期6年で3年に一度、半数を改選です。これで民意なんて表せない。総とっかえできない!
政府を作るのは内閣で、内閣を作るのは総理で、総理を作るのは衆議院なんです。総理指名選挙は衆議院の優越がありますよね。
んで、衆議院の任期は4年ですけど、実際の任期は「総理が解散しようと思ったとき」ってことは皆さんお気づき。任期満了総選挙なんて1976年以来行われてないんですよ!
たとえ衆院で内閣不信任案を突きつけられても、総辞職をすれば解散はしなくていい。参院の問責決議なんて無視ですよ!
総理ってすごい権力者! でも、その総理を選ぶのは衆議院です。
その議員を選ぶ総選挙は、したがって尊い。あの3年前の総選挙も、良くも悪くも実は尊いんですね。
それに比べたら、参議院なんてお飾りです。
何が総理は退陣しろ!だ。国民は総理を選ぶ権限を参院議員には与えていないぞ!
お飾りにはお飾りなりに、ふさわしい選挙制度と、議決上の劣等、権限上の劣等があってしかるべきです!
参議院に求めることというのは、そんなことではないということです。
ということで、いよいよ次の部は「参議院の選挙制度改革案」、その次は「参議院の権限とか」です。
ねじれ国会の最中にあって、参議院が機能するためには、参議院所属議員の党議拘束を外せばいい? 違いますよね。
やっぱ党がないと専門外の自分の頭で考えて議決権を行使できる人なんて(中には専門なんてない人もいるし)いないと思いませんか?
そもそも党議拘束を外すといったって、それを実効的に法的に禁止する術はないと思うんです。
でも、ちょっと待って!
専門外の自分の頭で考えて議決権を行使できる人なんて(中には専門なんてない人もいるし)いないと思いませんか?
「総務 参議院」
「……参議院」
これは一応、現在の参議院の常任委員会を目安に、各専門参議院に分割しました。
●定数はわかんないけど、20人? イメージは円卓ですよ!
(だから専門参議院選挙の投票用紙は、各専門参議院の数だけあるわけです。投票所のスペースが心配ですね。)
or複数立候補できても、一つの専門参議院にしか当選できません。
●各参議院議員は国務大臣を兼ねられません。政府の仕事をしたい人は、政府の審議会とかに入るのは自由だと思います。
●任期は6年、3年ごとに半数改選。6年間しっかり専門分野と付き合ってください。今の参院議員は6年寝てるんじゃないか?
そんな具合です。あと、つまり、
●予算および予算関連法案は、衆議院の専権事項。専門参議院には議決権がありません。
予算ていうのは、この国をどうするのか?という疑問の回答そのものですよね。それは衆議院に(実質的には内閣・与党)にやってもらいましょう。偉いんだから。
●法案はすべて衆議院先議。衆議院が、その可決法案をどの専門参議院に投げるかを決める
そりゃ、専門参議院なんだから、その筋の専門家が当選してくるでしょう。私たちが選ぶんですけど。
衆議院の審議の不足を補い、法案を否決したり、修正案を少人数で作るんですよ! で、衆議院に投げ返すんですよ!
衆議院が可決した法案を送付した専門参議院以外も、所属議員の1/3(?)以上の議員の賛成によって、その法案の審議に参加し、議決も合同でします。
たとえば、関税をうんたらする法案を、衆議院が経済産業参議院に送ったとします。
でも、外交防衛参議院だって黙っちゃおれん!という場合には、合同参議院を開きます。財政金融参議院だって物言いたいかもしれません。
この機能で結局政党化しちゃうかもしれないですし、議決のための多数派工作に利用されるかもしれませんけどね。
結局すべての法案に全専門参議院議員が参加してるとかになったら面白いですけど。分けた意味ねーっていう。
やっぱり再議決は過半数でないと政治は動きません。と、思います。特別多数は厳しい。
でもその代わり、国民が政党名を書くんじゃなくて、直接名前を書いた人たちが決めた事柄です。ましてや専門を名乗る人たちの意見です。与党(衆院の多数派党)は無視できますか?
与党には、専門参議院の議決を蹴ってまで、その原法案を通す覚悟が求められ、また次の総選挙で審判を国民に仰ぐのです。
そして、また専門参議院は、似非を含めた専門馬鹿の集団になるでしょう。だから、一般人の意思が端的に表れる衆議院はやっぱり専門馬鹿に優越するんです。
議長・副議長は各参議院の互選で選べばいいでしょう。
●憲法改正発議は、全員参加!
国民投票にかける前の国会発議は、全議員の2/3以上にせよ、96条改正で過半数になるにせよ、衆議院議員・専門参議院議員の全国会議員が参加します。
会計検査院を専門参議院の傘下に置いて、とかいろいろ思うけど、お金返せって言っても、返ってこないだろうしなあ。
なんとかならんかなあ。
それでもいいけど、衆議院のほうがふさわしい気もするし。
どうするのがいいだろう?
必要あるのかな?
尻すぼみ! 思いつき! 詰めてない!
でも、どうですか!
これで現状の国会の問題の多くが解消し、上院本来の目指すところである良識の府・再考の府になりそうじゃないですか!
そう思ったのは私だけですか!?
分野ごとにブロック分けして選出したって、結局は人気投票になると思います。実質的に政党化しちゃうかもしれませんね。でも今よりかは、マシだと思うんですよ。
『民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが。』チャーチル
『専門参議院は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、専門参議院以外の全ての上院の選出方法を除けばだが。』増田
仮にも立候補者は専門家を自負して、その専門参議院に立候補してくるわけですから。
加えて、専門参議院議員は政局に絡まめないように権限を制限することで、私たちが期待するあるべき参議院になってくれるんじゃないかなあ。
地方代表を入れるとかいう考えもあるけど、たぶん衆議院は小選挙区制だし、道州制も入ってくれば、やっぱり参議院議員は地方代表である必要など無いと思うんですけどね。
まあ、そんなことはどうでもいいんですよ! 皆さんも参議院について思うところがあると思うんで、
考えを聞かせてください!
お前こそ老人への医療費止める口実が欲しいだけのくせに権利なんか持ち出すなよw
投票によって政策が決められ制度が固められた以上、それを利用することは何ら悪でも何でもない。
「若者の金を奪って」?
今にも死にそうな老人に強奪行為ができるもんか。制度に則って粛々とやってるだけだ。
「ぼくのかんがえたわるいじじばば」に縛られてんじゃねえよ。
>ここで増田が正当化しなくちゃならないのは、「見込みのない老人に延命治療を施すこと(そのために他人のリソースを突っ込むこと)」だ。
だから、それって「見込みのない老人に延命治療を施すのは悪だ」という論をひっくり返すことで為されるでしょ。
そして、それはもうひっくり返したでしょ。
>そうそう。だって増田は「生きる権利」の不公平について問題にしてるんでしょう? その論に乗ってるだけだよ。
>医療費削減という観点だけから言えば、平等に医療費打ち切りでOK。
老若男女問わずたとえ「今」治る見込みがあってもどんな急変するかわかんないし、「今」治療中なら社会貢献できてないよね?
不公平だよね。「今」治る見込みがなくても新しい治療法とか薬とか見つかるかもしれない人を切り捨てるのに。
中国マフィアが仲介に立ち、結婚出来ない日本男性に金で貧しい中国嫁をあてがうようになってから男性の国際結婚が急増、中国人妻が毎年10000人以上増えている。
これの何が問題かって、日本の選挙権を持つ中国人がハイペースで増えている事だと思う。
台湾でも日本と同じように毎年12000組、累計286000組の中国人妻との国際結婚がある。
2010年に中国人妻が「台湾は中国の一部であるという概念のもとの協力と発展」「中国人妻の待遇改善」を掲げて「中華生産党」を台湾に作った。
党員は2000人から右肩上がりで増え続け、現在は21000人、これからも毎年中国人妻は増えて、中国人妻の子供も選挙権を持って行く、中華生産党の勢力は拡大する一方だ。
中国人妻の夫や子供も支持する事を踏まえたら、やがて台湾の一大勢力になるのではなかろうか。
日本の公明党を見ても解るように、選挙時に必ず投票する確固とした支持母体がある政党は強い。
日本で中国人妻を貰っているのは農村の一票の格差が大きい地帯の人が中心、日本人が支持しないとしても、日本人の意見を押しのけて政策が通る程度の勢力になられたら危ないなぁ。
一票の格差問題って違憲状態ですよね。その違憲状態を放置している方々が、一人一票は正しいみたいな事をおっしゃるのはどうか?
今この瞬間の一人一票は違憲状態です。
いろいろ問題を抱えていることが明白になってきているのよね。単純に違憲状態を脱せればいいとかそういう事じゃないでしょ。
民意が吸収され、適切な政治がなされるシステムに変えないと、一人一票だから公正とはいえない時代になってきてるよ。
そもそも、マニフェストが守られてないない状態での投票って何なの?とか、そういう事から考えないといけないんじゃないだろうか?
組織票とか、勧誘とか、名義貸しとか、いろんな問題が選挙にはある。それを考えずに一人一票なら公正と呼ぶのは議論が浅すぎる。
「決まりだから守らなければならない」というトートロジーの一形態でしょ?
いいえ。
問題になるのは「選挙制度の根幹」ではなく「三権分立」であり「法治主義の原則」なのです。
「決まりだから守らなければならない」というのは、(少なくとも自由主義的な)民主主義においては大原則なのです。
「なぜ民主主義は法治主義を原則とするか」というのは色々歴史的な教訓と理論があるのですが、そこは割愛。
「法治主義が正しい根拠は?」というなら、あえていえばそこに論理的な根拠はありませんが、そこが「主義」というものです。
トートロジーではなく、民主主義のイデオロギーとして法治主義なき民主主義はなりたたないのです。
もちろん「一票の格差ばりばり」な選挙制度があっても別にかまいませんし(実はアメリカはじめ、民主主義国ではよくある制度です)、
その方が上手く政治が廻ることだってありえますが、その状態を実現しようとするなら、憲法を改正して
「一票の格差があっても違憲状態にならないようにする」のが民主主義の筋なのです。さらに実践面からすれば「法治主義」が失われた
議会政治はほぼ不安定化して崩壊する、という経験則もあるため「民主主義者」は必ず「法治主義」を守ろうとするのです。
なお憲法改正と別の方向として、
「違憲判決なんか放置しよう、それで民主主義が壊れても別にいいじゃん」という方向もそれはそれで筋は通っています。
(良く誤解されていますが、民主主義が特に優れた制度であるという論拠は特にありません)
「民主主義を維持するために違憲状態を解消する/もしくは逆に憲法の方を改正する」か「違憲状態を放置して民主主義やめてもいい、と腹を括る」か
2つしかないのです。
「決まりだから守らなければならない」というトートロジーの一形態でしょ?
一票の格差の問題というのは、普遍的な意味での「選挙制度」の根幹に関わることは俺も解るけど、
応用的というか日本式選挙制度という個別具体の前には意味が薄れてしまうんじゃないかと思うんだよ。
それに司法が刑事案件でなければ強制力を持たないのは、2ちゃんねるのひろゆきの賠償金不払いでとっくにばれてんじゃん。
確かに一票の格差を是正しようが、放置しようが、打ち出される政策は大差ないかもしれない。
だが大差なかったとしても問題なのはそこじゃない。
「一票の格差」は何度も最高裁で「違憲状態」と指摘されている代物。それを正さないでいるなら、
「司法なんて無視していいですよ」という考え方を肯定することになる。
それって「三権分立」どころか「法の支配」も否定する考え方なわけだ。
別に「三権分立」にせよ「法の支配」にせよ、絶対的に正しい考え方ってわけじゃないが、この辺の理念は、
今採用してる民主主義の根幹中の根幹の原理。国会が党利党略や怠慢程度の動機で、制度の根幹をひっくり
返して良いはずが無い。
一票の格差自体がいい/悪い、とは別の問題。
「一票の格差があって、都市部は不利、田舎は有利。これはオカシイ」という主張がある。
「政治への影響トータル」で見ると、
少なくとも「東京都民」に関しては、田舎より不利といえないのではないか?
ただ、「神奈川県民」「千葉県民」「埼玉県民」について言えば、
察しのいい方ならお分かりだろう。
何故か「格上」に位置づけされているため、
「格上の知事選に参加できる都民」の実質的な政治への影響力は、
別の言い方をすれば、都知事選に参加できる都民は「一級国民」、
今回、その象徴的言動が見られた。
神奈川県知事が、現職の知事の座を捨て去って、「格上」の都知事選に
呆れてきたので原因を考えてみようと思った。
日本における、一票の格差は恒常的に最大5倍に達したままである。先の参院選で高知の広田一氏は13万7千票で当選したが、神奈川の千葉景子法相(民主)は69万7千票を集めて落選している。全体にとって不利益な政策がとれられたとしてもフェアな競争がなされていないのであればいたしかたないというものだ。
政治への新規参入はほとんど成功しない。政治家家業の大抵は世継ぎかのれん分けだ。
有権者は投票すべき政治家がいかな人物であるのかという品定めを行う機会というものをほぼ得ることができない。政見放送は粗さえ出さなければ話題にもならないし、見られもしない。文書図画は決められた枚数しか配ってはならないし、選挙カーは名前の連呼しか許されてない。選挙期間中はWEBの更新はダメだとか本当に意味がわからないが、そうした現状を是とするのは既存の政治家だ。新規参入を防ぐための策はきちんと機能しているといっていい。
選挙前に配られる官報?には学歴と略歴とがんばりますぐらいのことしか書いていない。しかもみんな自由形式で書きたいことしか書かないから比較もできない。地獄の業火に焼かれろ的な「とんでも」は発見できても、普通の候補者だと違いがわからない。ネットショップで価格もスペックも比較できず写真だけで選べという店であたり商品が引けるわけがない。この場合消費者がとりうる選択肢は限られる。どこかの既知のブランド品から無難な商品を買うか、さもなくば買わないかだ。
結果、約半数が投票に行かないし、地方の首長選挙は現職が9割の勝率となる。保守的なのではなく、新規が得体が知れなすぎるのだ。誰に投票していいかもわかっていない有権者など、確率的な数でしかない。だから当選するために確実に投票してくれる組織を囲い込むことに政治家は腐心する。そのために地盤やお金が必要となり、結果、特定の組織に利益誘導的にならざるを得ない。たとえその組織の利益が大多数の利益を損ねるものだとしてもだ。バラバラに動く有権者は特定の利益のために組織だって行動する人たちのまえに為す術などあろうはずがない。
もっといえば罪刑法定主義なのかも怪しいところだ。判例主義といったところで検察と裁判の判検交流に代表されるように三権分立など建前になってしまっている。厳密にしてしまえば、物事なににつけても対立がうまれ滞ってしまうので、そのような体制のほうがいいこともあるだろう。だがバランスは重要だ。現状は人治が法や道理を押しのけるまでになっているのではないかと思う。
例えば先日可決された東京都の青少年保護育成条例の改正に代表されるように、法は立てるが、運用するのは、お目こぼしをするのは我々だという暗黙の権力行使を許していてはそもそも政治家は必要ではない。議会も必要ではない。
政治家自身、何を議論して、何を決めて、それがどんな結果を及ぼしているのかにまで想像力が働いていないのだろう。やはり局所利益誘導的なのだ。決定には関与しても、立ち上げにも、運用にも、またそれが為されているのかの確認にも公正に関与できていない。政治家がただの多数決要員なら無差別に選出された陪審員でやったほうがよほどいい。
以上の原因と仮定から、スキャンダルや醜聞にまみれ、日本の政治の質が低かったとしても致し方ない。
自浄効果も期待できず新規参入も無理なら当然の帰結だ。絶望した!
ほにゃららでふがふがな社会に絶望した!と、いうところで思考を停止して右派左派同様ギャーギャー騒ぎたてるのも無理からぬこと。実際、じゃあ他に何か手立てあんの?と聞かれてもお手上げだ。誰か政治家の代わりをやれよといわれても、多分同じことをやらざるを得ないだろう。日本の政治はもはやこれで完成品なのだ。アラブでは、民主化民主化と騒いでいるが、日本には閉塞感はあっても打ち倒すべきシンボルもテーマもない。やはり行き止まりだ。
基本に立ち返る。
最大数の幸福を追求したいと考えるならば、人ではなく仕組みに裁量を持たせたほうがよい。そのためには公正な競争がなされなければならない。公正な競争がなされるためには、新規参入や撤退に自由度をもたせればいい。
既存の仕組みでも運用する人さえ違えば充分なのかもしれない。既存の政治市場と、並行稼動で仮想市場をつくっておいて、実際の議員の投票はこうだったけど、その地域の有権者の実際の意見はこうでした!的な仕組みがあるだけで、何がおかしいのか評価はできるようになる。というわけでYouつくって。
一票の価値には格差がある。これに選挙区ごとの年齢別人口比率を掛けあわせることで、各世代が選挙でどの程度の投票価値を有するかを計算することが出来るかもしれない。
例えば、参院選選挙区での青森県民の一票の価値は、それが最も小さい神奈川県の2.14倍であるところ(神奈川県を基準にした一票の価値を「神奈川票」と呼ぶことにする)、青森県の20代は141千人と推計されるから、青森県の20代の神奈川票の合計は、2.14 x 141千 = 302.05千神奈川票と計算される。
こうした計算を全世代、全都道府県について施した上で、各年代の神奈川票の総計を各年代の人口で割れば、各年代の一人当たり平均投票価値が計算できる。
都道府県単位であれば年代別の人数の推計が発表されているので、都道府県を選挙区とする参議院選挙選挙区について、これを計算してみた。
統計局の発表による【都道府県,年齢(5歳階級),男女別人口-総人口(平成21年10月1日現在)】((http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001063433))を基礎データとして使用した。
20〜29 | ← | 30〜39 | ← | 40〜49 | ← | 50〜59 | ← | 60〜69 | ← | 70〜79 | ← | 80〜 | ← | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定数 | 有権者計 | 神奈川票 | 有権者数 | 神奈川票数 | 有権者数 | 神奈川票数 | 有権者数 | 神奈川票数 | 有権者数 | 神奈川票数 | 有権者数 | 神奈川票数 | 有権者数 | 神奈川票数 | 有権者数 | 神奈川票数 | |
北海道 | 2 | 4599 | 1.06 | 605 | 641.97 | 743 | 788.4 | 694 | 736.4 | 797 | 845.7 | 791 | 839.33 | 596 | 632.42 | 373 | 395.79 |
青森県 | 1 | 1139 | 2.14 | 141 | 302.05 | 169 | 362.04 | 173 | 370.61 | 209 | 447.73 | 192 | 411.31 | 161 | 344.9 | 94 | 201.37 |
岩手県 | 1 | 1110 | 2.20 | 134 | 294.56 | 161 | 353.91 | 163 | 358.31 | 197 | 433.05 | 183 | 402.27 | 165 | 362.7 | 107 | 235.21 |
宮城県 | 2 | 1908 | 2.56 | 289 | 739.16 | 325 | 831.24 | 289 | 739.16 | 331 | 846.58 | 295 | 754.51 | 231 | 590.82 | 148 | 378.53 |
秋田県 | 1 | 924 | 2.64 | 100 | 264.07 | 124 | 327.45 | 129 | 340.65 | 171 | 451.56 | 157 | 414.59 | 148 | 390.82 | 95 | 250.87 |
山形県 | 1 | 973 | 2.51 | 120 | 300.92 | 138 | 346.06 | 138 | 346.06 | 175 | 438.85 | 156 | 391.2 | 143 | 358.6 | 103 | 258.29 |
福島県 | 2 | 1648 | 2.96 | 202 | 598.16 | 252 | 746.21 | 247 | 731.41 | 303 | 897.23 | 263 | 778.79 | 223 | 660.34 | 158 | 467.86 |
茨城県 | 2 | 2416 | 2.02 | 341 | 688.77 | 411 | 830.17 | 369 | 745.33 | 423 | 854.4 | 416 | 840.26 | 277 | 559.5 | 179 | 361.56 |
栃木県 | 1 | 1633 | 1.49 | 219 | 327.23 | 286 | 427.34 | 253 | 378.03 | 292 | 436.3 | 273 | 407.91 | 187 | 279.41 | 123 | 183.78 |
群馬県 | 1 | 1642 | 1.49 | 220 | 326.92 | 280 | 416.08 | 252 | 374.47 | 274 | 407.16 | 285 | 423.51 | 197 | 292.74 | 134 | 199.12 |
埼玉県 | 3 | 5800 | 1.26 | 836 | 1055.09 | 1098 | 1385.75 | 958 | 1209.06 | 932 | 1176.25 | 1054 | 1330.22 | 623 | 786.27 | 299 | 377.36 |
千葉県 | 3 | 5030 | 1.46 | 706 | 1027.42 | 933 | 1357.77 | 815 | 1186.04 | 806 | 1172.95 | 911 | 1325.75 | 565 | 822.23 | 294 | 427.85 |
東京都 | 5 | 10753 | 1.13 | 1612 | 1828.92 | 2171 | 2463.15 | 1877 | 2129.58 | 1530 | 1735.89 | 1684 | 1910.61 | 1200 | 1361.48 | 679 | 770.37 |
神奈川県 | 3 | 7320 | 1.00 | 1060 | 1060 | 1449 | 1449 | 1293 | 1293 | 1095 | 1095 | 1218 | 1218 | 788 | 788 | 417 | 417 |
新潟県 | 2 | 1968 | 2.48 | 248 | 614.96 | 299 | 741.42 | 285 | 706.71 | 341 | 845.57 | 327 | 810.85 | 271 | 671.99 | 197 | 488.5 |
富山県 | 1 | 910 | 2.68 | 108 | 289.58 | 151 | 404.88 | 131 | 351.25 | 145 | 388.79 | 167 | 447.78 | 121 | 324.44 | 87 | 233.27 |
石川県 | 1 | 948 | 2.57 | 129 | 332.03 | 162 | 416.96 | 140 | 360.34 | 152 | 391.22 | 168 | 432.41 | 114 | 293.42 | 83 | 213.63 |
福井県 | 1 | 651 | 3.75 | 78 | 292.35 | 106 | 397.3 | 98 | 367.31 | 110 | 412.29 | 110 | 412.29 | 86 | 322.33 | 63 | 236.13 |
山梨県 | 1 | 707 | 3.45 | 94 | 324.41 | 114 | 393.44 | 113 | 389.99 | 117 | 403.79 | 115 | 396.89 | 88 | 303.71 | 66 | 227.78 |
長野県 | 2 | 1769 | 2.76 | 211 | 582.07 | 287 | 791.72 | 266 | 733.79 | 283 | 780.69 | 301 | 830.34 | 238 | 656.55 | 183 | 504.83 |
岐阜県 | 2 | 1706 | 2.86 | 231 | 660.77 | 286 | 818.1 | 260 | 743.73 | 277 | 792.36 | 300 | 858.15 | 216 | 617.87 | 136 | 389.03 |
静岡県 | 2 | 3111 | 1.57 | 406 | 636.86 | 532 | 834.51 | 487 | 763.92 | 517 | 810.98 | 541 | 848.63 | 385 | 603.92 | 243 | 381.18 |
愛知県 | 3 | 5967 | 1.23 | 909 | 1115.11 | 1166 | 1430.39 | 992 | 1216.93 | 897 | 1100.39 | 1008 | 1236.56 | 649 | 796.16 | 346 | 424.45 |
三重県 | 1 | 1527 | 1.60 | 203 | 324.37 | 259 | 413.86 | 237 | 378.7 | 246 | 393.08 | 264 | 421.85 | 195 | 311.59 | 123 | 196.54 |
滋賀県 | 1 | 1122 | 2.17 | 176 | 382.75 | 206 | 447.99 | 177 | 384.92 | 181 | 393.62 | 182 | 395.79 | 121 | 263.14 | 79 | 171.8 |
京都府 | 2 | 2145 | 2.28 | 321 | 730.29 | 376 | 855.42 | 320 | 728.02 | 319 | 725.74 | 384 | 873.62 | 260 | 591.52 | 165 | 375.38 |
大阪府 | 3 | 7166 | 1.02 | 1008 | 1029.66 | 1333 | 1361.65 | 1152 | 1176.76 | 1058 | 1080.74 | 1313 | 1341.22 | 863 | 881.55 | 439 | 448.43 |
兵庫県 | 2 | 4546 | 1.07 | 614 | 659.11 | 796 | 854.48 | 719 | 771.83 | 719 | 771.83 | 806 | 865.22 | 557 | 597.92 | 335 | 359.61 |
奈良県 | 1 | 1145 | 2.13 | 156 | 332.44 | 186 | 396.37 | 175 | 372.93 | 187 | 398.5 | 215 | 458.17 | 141 | 300.47 | 85 | 181.14 |
新潟県 | 1 | 827 | 2.95 | 99 | 292.09 | 123 | 362.9 | 122 | 359.95 | 137 | 404.21 | 150 | 442.56 | 116 | 342.25 | 80 | 236.03 |
鳥取県 | 1 | 490 | 4.98 | 65 | 323.67 | 74 | 368.49 | 68 | 338.61 | 85 | 423.27 | 79 | 393.39 | 67 | 333.63 | 52 | 258.94 |
島根県 | 1 | 592 | 4.12 | 65 | 267.91 | 84 | 346.22 | 79 | 325.61 | 101 | 416.28 | 101 | 416.28 | 90 | 370.95 | 72 | 296.76 |
岡山県 | 1 | 1584 | 1.54 | 218 | 335.81 | 261 | 402.05 | 224 | 345.05 | 250 | 385.1 | 277 | 426.69 | 208 | 320.4 | 146 | 224.9 |
広島県 | 2 | 2338 | 2.09 | 313 | 653.31 | 402 | 839.08 | 347 | 724.28 | 376 | 784.81 | 414 | 864.12 | 285 | 594.87 | 201 | 419.54 |
山口県 | 1 | 1208 | 2.02 | 144 | 290.86 | 180 | 363.58 | 162 | 327.22 | 202 | 408.01 | 225 | 454.47 | 174 | 351.46 | 121 | 244.4 |
徳島県 | 1 | 655 | 3.73 | 78 | 290.56 | 98 | 365.07 | 92 | 342.72 | 114 | 424.67 | 113 | 420.95 | 93 | 346.44 | 67 | 249.59 |
香川県 | 1 | 816 | 2.99 | 96 | 287.06 | 134 | 400.69 | 115 | 343.87 | 136 | 406.67 | 146 | 436.57 | 109 | 325.93 | 80 | 239.22 |
愛媛県 | 1 | 1189 | 2.05 | 144 | 295.51 | 184 | 377.59 | 170 | 348.86 | 202 | 414.53 | 207 | 424.79 | 163 | 334.5 | 119 | 244.21 |
高知県 | 1 | 642 | 3.80 | 75 | 285.05 | 96 | 364.86 | 86 | 326.85 | 106 | 402.87 | 114 | 433.27 | 92 | 349.66 | 73 | 277.45 |
福岡県 | 2 | 4106 | 1.19 | 626 | 744 | 706 | 839.08 | 610 | 724.99 | 689 | 818.88 | 675 | 802.24 | 482 | 572.86 | 318 | 377.94 |
佐賀県 | 1 | 685 | 3.56 | 94 | 334.83 | 103 | 366.89 | 99 | 352.64 | 123 | 438.13 | 109 | 388.26 | 90 | 320.58 | 67 | 238.66 |
長崎県 | 1 | 1173 | 2.08 | 146 | 303.7 | 169 | 351.54 | 172 | 357.78 | 214 | 445.15 | 194 | 403.55 | 162 | 336.98 | 116 | 241.3 |
熊本県 | 1 | 1469 | 1.66 | 189 | 313.93 | 215 | 357.11 | 213 | 353.79 | 261 | 433.52 | 237 | 393.66 | 204 | 338.84 | 150 | 249.15 |
大分県 | 1 | 980 | 2.49 | 117 | 291.31 | 148 | 368.49 | 136 | 338.61 | 171 | 425.76 | 171 | 425.76 | 139 | 346.08 | 98 | 244 |
宮崎県 | 1 | 922 | 2.65 | 117 | 309.63 | 134 | 354.62 | 130 | 344.03 | 169 | 447.25 | 153 | 404.9 | 130 | 344.03 | 89 | 235.53 |
鹿児島県 | 1 | 1385 | 1.76 | 168 | 295.97 | 196 | 345.3 | 199 | 350.58 | 255 | 449.24 | 219 | 385.82 | 200 | 352.35 | 148 | 260.74 |
沖縄県 | 1 | 1058 | 2.31 | 179 | 412.82 | 199 | 458.94 | 177 | 408.2 | 193 | 445.1 | 131 | 302.12 | 110 | 253.69 | 69 | 159.13 |
合計 | 73 | 104402 | 1.71 | 14410 | 24090.03 | 18305 | 30275.53 | 16403 | 27398.9 | 16868 | 29301.67 | 17794 | 30297.42 | 12723 | 22302.31 | 7899 | 14454.14 |
20〜29 | 30〜39 | 40〜49 | 50〜59 | 60〜69 | 70〜79 | 80〜 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
一人当たり神奈川票 | 1.672 | 1.654 | 1.670 | 1.737 | 1.703 | 1.753 | 1.830 |
一人当たり選当力差(30代比) | +1.08% | ±0.00% | +0.99% | +5.03% | +2.95% | +5.98% | +10.64% |
世代選当力(人口) | 13.80% | 17.53% | 15.71% | 16.16% | 17.04% | 12.19% | 7.57% |
世代選当力(神奈川票) | 13.49% | 16.96% | 15.35% | 16.41% | 16.97% | 12.49% | 8.10% |
世代選当力補正率 | -2.24% | -3.28% | -2.32% | 1.59% | -0.43% | 2.51% | 7.01% |
もっとも、各個人の個別的権利である選挙権について、階級ごとの平均投票価値を観念することが正当なのか、また仮にそれが正当だとしてもその階級として年令という区分は論ずるに足るものであるのか等々、本稿で行った算数の価値については疑問のありうるところである。
来月で25歳になって、被選挙権を得る俺が本気で日本を立て直すための戦略を考えてみた。
・法人税減税。
・消費税増税。どう考えても仕分けや埋蔵金みたいな小手先の策で対応できるとは思えないので、
・札証、名証、福証等の地方取引所、東工取、東穀取のような商品取引所を大証に統合。
大企業中心の東証に対する、地方、新興、商品主体の取引所に再編。
・製造業の大規模投資の税制優遇。韓国台湾のハイテク産業に対抗する。
・林業の近代化。林道整備、機械化、製材所、流通経路を含めた改革のバックアップ。
北方領土は2島返還で手打ち。経済水域は割と広いので名を捨てて実を取る。北の備えを南西にシフト。
・本気で常任理事国を目指す。新興国にインフラ売り込みをがんばる。
・FTAの推進。同時に利権の温床になっている中小農家の淘汰してJAを解体。専業農家、企業参入を優遇。商品作物輸出を図る。
・ミサイル防衛の推進。
・核武装はしない。維持費用がヤバイのと、不謹慎な話だけど世界で唯一の被爆国という立場を外交に生かすため。
・次期主力戦闘機はF-35を買う。三菱にはT-4後継の練習機の生産で仕事を維持。同時にこっそりF-3開発推進。
・F-35はVTOL型を購入して、いざとなったらDDHを軽空母にするぞというポーズを取る。
アメリカ空母で着陸訓練をさせてもらう。ただし、本気でやばくならない限り軽空母保有はしない。
・普天間基地の下地島移設。基地問題と防衛力維持の両立を図る。
・陸自のヘリの国産化。UH-X、AH-XはOH-1ベース。がんばれ川崎。
・若年層が高齢者を支える仕組みは限界だと思うので、同世代内の相互扶助の仕組みみたいなのができないか考えてみる。
・少子化なのに小児科医、産科医の不足、保育所の不足。よくわからないので詳しい人に頼む。
具体的には、
・首都圏高速道路網(圏央道、外環道、中央環状道)の整備。渋滞の緩和
・中央リニア完成と同時に伊丹空港を縮小してビジネスジェットの拠点に改装。国内線は関空に。
・なにわ筋線を建設して関空アクセスの改善。関空を西日本のハブ化。
北陸は名古屋とのアクセスを考慮して米原ルート。リニアがあれば東海道のキャパも問題なし。
石油・天然ガスの中東依存脱却と、製造業の競争力強化の観点で考える。
・地球環境変動のメカニズムを研究するための衛星、スーパーコンピュータ予算を増やす。
・ただし京速計算機みたいな無駄遣いはしない。東工大のTSUBAMEみたいな効率的なヤツをたくさん作る。
・安全保障と絡めて、早期警戒衛星の開発。ミサイル防衛の強化と宇宙開発の官需を作る。
・というか、有人宇宙開発やろうぜ。
・大規模な風洞実験室を北海道に整備。航空宇宙産業の強化と、地方振興を同時に図る。
・これらの財源は、排出権取引みたいな馬鹿らしい枠組みから離脱して捻出。
・レアアース代替材料の開発推進。
・広い領海を生かして海洋資源の調査推進。
・まともなNPO/NGOが活躍できる仕組み作り。昔バイトしたときの経験から考えて、
名誉欲の強い定年退職じじいや、勘違い主婦、自分探しの若者しかいないのが原因。
まじめな失業者や無職がNPO/NGOに参加していると職歴として認知されるような空気を作る。
最近警察がやってる路上駐車の取り締まりや、飲酒運転の罰則強化なみにしつこく政府広報すれば空気は変わる。
解雇規制の緩和するからには引き替えになる政策が必要だし、起業の増加につながるかもしれない。
・選挙区の一票の格差是正。都市部や若年層に不利すぎる現状を打開する。
・官僚に政策を丸投げせずに党でシンクタンクを保有して政策立案能力を高める。
働き口の少ない文系ドクターの受け皿になって、ドクターの雇用問題を考えてますよアピール。
以上、長文失礼。
お前、「大学で研究したり論文発表したこと」ある癖に「必要であるかないか」と「好きか嫌いか」が別の問題であることがわからんのか?
「英語が必要とされていることはわかっているがその現状が嫌いだ」という立場はお前の中では存在しないものなのか?
逆に英語やグローバルが大好きな連中はそれがわかってないのが謎すぎるわ。「英語は必要」と言って反論した気になってるんだから。
そして逆にお前に問うが、「大学で研究したり論文発表したこと」があれば、理系であってさえ日本人が英語で大損しているのがわからないのか?
確実に、ネイティブ>>欧州・米大陸>>その他の旧大英帝国>>>>>その他という圧倒的な地域差による有利不利の構造ができてしまっている。
しかもその構造ができあがった原因は、ナチスも真っ青な原住民大虐殺の上に成り立った「日の沈まない世界帝国」だ。
これは「一票の格差」よりももっとひどい話なのに、「英語嫌い」という感覚自体が理解できないなんて、お前らの政治的鈍感さこそ恐れ入るわ。
別に、鳥取の何倍とかは別に気にならない。都道府県に一人ぐらい出せてもいいかな、とは思うし。
でも、人口500万超えてる北海道・兵庫・福岡と、250万もない新潟・宮城・長野・岐阜・福島が同じく二人区であるってのは納得いかねー!
みんなの党の渡辺代表は16日、国会内で記者会見し、参院選で落選した千葉法相の続投について、「国民から見れば言語道断で、問責に値する」と述べ、臨時国会では法相の問責決議案を参院に提出すべきだとの考えを示した。
俺は神奈川県民だけど、千葉ではない方の民主党の候補者にいれた。何故かと言えば、千葉はどうせ当選するだろうと思ったからだ。結果として、読みが外れた訳だけど、俺は別に千葉にNOを出したつもりは全くない。というか、今回は政党で投票先を決めただけだから、もう一人の方がどんな奴なのかも知らないし、比べたこともない。民主は腐ってると思うが、民主が負けすぎておかしくなるのも問題だから民主に入れただけなんだから。
で、僅差で千葉が負けて落ちたことを捉えて、国民から見れば言語道断って、一体その国民は誰のことなの?あの投票結果を見て、国民から見れば言語道断なんて、レッテル貼りをして中傷してるのは、醜い限りじゃないの?
みんなの党のスタンスは基本的に嫌いじゃないんだけど、こういう嘘でもなんでもいいから中傷して自分の人気をあげようとするような、志のない人間がトップにいるうちは、論外でしかないと思う。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51482514.html
一票の格差で民主党が負けたとか言うけど、全121議席を比例に変えた場合の試算をすればそれが理由にならないことくらいすぐわかる。比例の議席配分の計算案か難しくないのに、それすらせずに断言するのは頭が悪すぎる。民主の議席は40程度自民の議席は30程度で今より減る。ほかの政党は全部増える。国民新党の2議席を合わせても過半数の61まで遠く及ばない。
民主党もそれをわかってるからこそ定数削減も比例中心にやろうとするし、今の制度を変えようとしなかった。たぶん小沢の選挙戦術とやらで今回も勝てると思ったら当てが外れたんだろう。負けたとたん制度のせいにする民主党支持者をうじゃうじゃ見かけるが実にみっともない。自分たちがねじれ国会のおかげで政権とれたことも忘れて二院制の弊害を語りだす馬鹿までわいてでてくるし。それが問題なら宇野海部のときから言っとけよと言いたい。「ねじれ国会で法律が一本も通らなくなって政治が停滞する」とか言う現実離れした極論を言う奴もいるが、福田麻生のときでも政府が出した大部分の法案は成立してる。一部の対立法案ばかりマスコミが報じるので勘違いする奴がいるけど。むしろ政権交代後のほうが成立率は低いくらい。民主党がマニフェストの大半を断念してるし、税制を野党と協議するといってるから対立法案なんかほとんど出てこないだろう。単一政党が両院の過半数を獲得して政府の法案が100%可決されないような状況でなければ政治の停滞だというなら独裁国以外はどこも停滞してることになる。そもそも先進国は連立政権ばかりで二大政党なのはいまやアメリカくらい。しかも日本のような厳しい党議拘束がないから与党が両院の過半数を持っていても法案が否決されることもある。こういう諸外国の現実を見ればねじれ国会を問題視する奴は議会制民主主義を否定し独裁政権を望んでいるようにしか思えない。
■やるべきこと10個
はっきりいって、この時点でお話にならない。
選挙公報や政治献金はともかく、「ネット投票システム」って馬鹿かこのちきりんって女。
「投票の自由」や「投票の秘密」がどうなっても言いとでもいうのかこの女は。
あと、一票の格差一票の格差うるさいやつは、「一票の価値が高い」ところに引っ越せばいいじゃないか。
普段は「好き好んで田舎に住んでるくせに、経済格差がどうこうは甘え」とか言ってるんだから、
一票の格差について我慢ならないなら引っ越せよとっとと。
独身、30歳、会社員、首都圏在住、車ありのオレがいまさら理想の政権公約を考えたよー。
一票の格差をなくすことを前提に、衆議院・参議院の選挙区を組み直す。
・参議院は人口約200万人あたりで国会議員1人を選出する中選挙区制60と、全国区の比例代表で60人の120人とする。
人口が200万人に満たない県は複数の県合同で、一選挙区とする。
消費税率は生活必需品をはじめ、15%とする。ただし、奢侈品、不動産、自動車には消費税は非課税とする。
ベーシックインカム制度を導入し、全国民に月額5万円を支給する。
ただし国民年金、厚生年金、生活保護および子ども手当てなど、老人と障害者以外への国費による金銭補助は全廃する。
従来これら業務に関わっていた公務員は全員退職し、民間企業に就職することとする。
首都圏環状線と圏央道の完成を第一優先事項として、首都圏・近畿圏を中心に道路建設を行う。
高速道路は商業車両(トラック、タクシー)に限り全日無条件に無料化する。
国内の利用率の低い空港は廃止する。成田空港は現状を維持し、羽田のハブ空港化を推進する。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d5a3a2bcc1ede917c0a77ccbf76959ed
小泉のときは与党で改革イメージ出してたから地方の利権派と都市部の改革派の支持を両方取れたし、2001年は野党も民主自由社民と候補がばらばらだったから大勝できた。でも今は自民党は野党だから地方の利権派はついてこないし、一票の格差もあるし、当時より民主候補も統一されてるので構造改革路線で勝てるわけがない。あと比例の得票数では2001年小泉自民<2007年小沢民主、2005小泉自民<2009鳩山民主なのでこれをみても小泉ほどのブームも起こせそうにない河野が勝つのは無理ってのは明らかだろう。地方区は定員一人か二人で自民民主以外が勝つのはほぼ無理だが都市部は3人いい上あるのでみんなの党が都市部で候補立てて躍進させるほうがまだやりやすいはず。もともと参院の議席もないし、比例は社民並に取れてるので増やせるのは確実。