確かに一票の格差を是正しようが、放置しようが、打ち出される政策は大差ないかもしれない。
だが大差なかったとしても問題なのはそこじゃない。
「一票の格差」は何度も最高裁で「違憲状態」と指摘されている代物。それを正さないでいるなら、
「司法なんて無視していいですよ」という考え方を肯定することになる。
それって「三権分立」どころか「法の支配」も否定する考え方なわけだ。
別に「三権分立」にせよ「法の支配」にせよ、絶対的に正しい考え方ってわけじゃないが、この辺の理念は、
今採用してる民主主義の根幹中の根幹の原理。国会が党利党略や怠慢程度の動機で、制度の根幹をひっくり
返して良いはずが無い。
一票の格差自体がいい/悪い、とは別の問題。
どうせ党議拘束だの党内投票で多数派が勝つじゃん。 極端な話し、1票で当選できた奴と10票で当選できた奴が公平だとは思わないけど、 選挙区の一票の重みと党内の一票の重みは別問...
確かに一票の格差を是正しようが、放置しようが、打ち出される政策は大差ないかもしれない。 だが大差なかったとしても問題なのはそこじゃない。 「一票の格差」は何度も最高裁で「...
「決まりだから守らなければならない」というトートロジーの一形態でしょ? 一票の格差の問題というのは、普遍的な意味での「選挙制度」の根幹に関わることは俺も解るけど、 応用的...
「決まりだから守らなければならない」というトートロジーの一形態でしょ? いいえ。 「決まりだから守らなければならない」というのは、(少なくとも自由主義的な)民主主義におい...