はてなキーワード: リア充とは
最近やたらはてなをにぎわせているので、いっちょかみしてみる。
まず思いついたのはこれ。いつもくだらない事でウジウジ悩んだり暗い事ばかり考えている福満しげゆきのエッセイ漫画。
初期の方は学校中退フリーター、童貞、漫画も売れない…とまさに「生きづらい男性」そのもの。
だがこいつは後に美人の嫁さんと結婚し家を買い子供も2人できわかりやすい社会的成功をおさめている。
印刷会社で働くさえないおっさんが主人公。友人のすすめで「アンリアル」の世界での恋愛にのめり込んでいく。
これも最終的にはアンリアルの世界の美少女月子と、現実の同僚の女性長尾さんに惚れられ取り合われるようになる。
建設会社で働くさえないおっさん黒沢が主人公。良かれと思ってやったことが殆ど裏目に出たり、公園にいるだけで不審者と間違われたり、
職場でも後輩にコケにされていたりと、今でいう「KKO」の先駆け。
最後まで金を手に入れることも無く、唯一出てきたレギュラーの女キャラはホームレスのおばあちゃん。
作中では最終的にホームレス達のリーダーになって、暴走族集団をやっつけたりはするので、完璧に何もないという事はないが、
・凪のお暇
節約だけが趣味のさえない事務員の主人公が、仕事を辞めてボロアパートに住み始める話。
ドラマ化するので一応入れてみたけど、凪は「顔がかわいい」「巨乳」「20代」という最強カードを持っている。
元カレもいるし、アパートの隣に住んでいる男とも男女の関係になる。
引っ込み思案すぎる性格や、収入面では生きづらいのだろうけど…。
ガチで生きづらい女性から見ると「ふざけるな」と思われるのではないだろうか。
漫画としては面白いが、「生きづらい」人目線だと微妙ではないか。
・その女、ジルバ。
スーパーの倉庫で働く冴えない独身40歳の新が主人公。貯金もないと作品内でしっかり明記されている。
近所の「熟女バー」で働き、人生の大先輩のお婆様たちとかかわり、前向きになっていく。
プロフだけだとかなり「生きづらそう」だが、性格が穏やかで倉庫の仲間やバーの御婆様達とも仲がいい。
実家とも良好で、お正月などは家で両親や弟夫婦と仲良く過ごしている。
割と「生きづらい女性」が楽しく生きる答えに近い生活なように思える
最後まで結婚もしないし、何か大きな事を成し遂げるわけでもないけど、「居場所」を見つけられている。
・たそがれたかこ
社員食堂の厨房で働く、暗い性格の45歳バツイチの女性が主人公。
ガチ生きづらい勢としては、一度でも結婚できて子供がいるんならいいだろ…と思うが、
息子ほどの年のバンドの男の子にハマり、初めてライブに行ったり、お洒落をしたり、ギターを買ったりしている部分はとても良い。
が、なぜか途中から同じアパートに住む中学生男子を好きになり、最終的には告白までしてしまう。
これは読者の間でもかなり非難囂々だったようだ。当たり前のようにフラれた所だけは救い。
・SEX
男性向けは全員最初は童貞だが(黒沢は素人童貞)、女性向けは全員非処女。
女性は若い頃がモテのピークな為、いい年して処女のキャラはリアリティが無くなるからだろうか。
女性は凪のみ元カレや隣人とのSEX描写があるが、他二人は無し。
魅力的な異性に取り合いされる程モテたたくろー
元カレはまだ凪を引きずっているし、婚活パーティーにいけばモテモテの凪
熟女バーで若者扱いされたりはするが、モテという感じではない新
元旦那は若い女と再婚し、ショタにはこっぴどくフラれるたかこ。
凪はいわゆる「雑魚モテ」というやつだと作中で説明されるが、少なくとも元カ宇レはイケメンだし、恵まれている部類にしか見えない。
・仕事
福満は漫画もそれなりには売れ、家も買っているので現代でいえば確実に勝ち組だろう。
女性向けは凪は無職。新は正社員かはわからないが倉庫とバーの掛け持ち。たかこは調理員。
一番金がありそうなのは福満だが、安定のしない自由業なので不安はあるだろう。
たかこは同居している母がアパートを経営しているので、それなりに余裕はあるのではないだろうか。
・友人関係
男性向けだとたくろーは学生時代からの友達とかなり仲が良さそうなので、そこは充実している。
福満は友達がいないという割には結構色んな人と遊んでいる非リアぶりっこおじさん
凪は元職場では気が弱い人としてちょっと見下されていたが、無職になった後ハロワで友達ができたり、隣の母子家庭と仲良くなったりする
たかこは友人描写皆無。さらには学生時代は不登校だったというエピソードもある。
ガチ人生積んでる勢の感想としては、黒沢以外はなんだかんだ全員リア充じゃねえか〇ね!と言いたくなるエピソードも結構ある。
女性の生きづらい系漫画は、意外と恋愛が成就することを結末には持ってこない傾向があるように見受けられる。凪はどう転ぶかわからんが。
対して男性の生きづらい漫画は、結婚でひと段落したり、女(お婆ちゃん)を守る事で自尊心を高めようとしたり、女に執着するエピソードが多い。
子供の頃かから、コミュニティに馴染めず。親に『お前なんかが会社勤めできるわけがない』と言われた私の話。
生まれ育った家は裕福だったり、普通ぐらいになったり並みのある家庭でした。それは父が自営業だったのが関係しています。
小さいころから会社というものをイメージできませんでした。そんな自分は漫画家になりたくて、漫画ばかり描いて勉強もちゃんとしていませんでした。
親からはサラリーマンになるな。サラリーマンには絶対になれないと言われ育てられました。
ただ、サラリーマンというものはドラマとかのイメージ(ショムニとかw)しかなかったので、そもそもサラリーマンってなんだろうと思っていました。
そんな自分にも、どんな生き方を指定いる人にも、大概の人に待ち受ける壁。そう受験勉強です。
受験勉強とは、今でも自分にとって口にするだけでも恐ろしいものだと思います。
否応なしに将来をイメージさせられるわけなんですよ。
音楽で食べていくんだ!とかニッチな方で将来をすでに決めていて
幼少期から努力を続けている”偉い人”は自分がどんな学校にいけば良いかわかりますもんね。
でも、大概の人は「友達の同じ学校」「自分が行くことのできる偏差値レベルの学校」とか
そんな感じじゃないでしょうか?(違ったらごめんね。人生なめててごめんね)
お前にも漫画家になる夢があるんでしょ?と思いましたね。
結局、勉強めちゃくちゃ頑張って授業料免除で特別に勉強をたくさんする学校に行きました。
あと漫画を描くことをどんどんしなくなりました。
漫画家だけにはならないでくれと、親戚から猛反対されたんです。
数年続く猛抗議でした。最初は流していたんですが大人の猛抗議にビビッて怖くなって漫画をかかなくなりました。
それでやめたんならその程度なんだろ?とそう思いましたか?
だから、同人活動をしている人ってすごく尊敬しているんですよね。
商業誌とは違う良さを感じるんです。
自分がしたかったけど、できなかったことを続けている人って良いですね。
自分はいじめられ体質だったので、コミュニティで生きることはできるだけ避けたかったのですが、会社員を目指すことに決めました。
そんな自分は、”周りの普通の人”になるために色んなことにチャレンジしました。
はやりの音楽を聴いたり、テレビを見る回数を増やしたりしました。
”ワンピースの話題で盛り上がること”をゴールに話をしていました。
私は違いました。
ワンピースの良さについて話をしたり、尾田栄一郎が影響された映画の話など
”ワンピースについての話”をゴールにしていたんです。
私はリア充のグループに入れましたが、いても正直全然楽しくなくて
身の丈に合わなあいことしたと今でも思いますし、壁に気づいたのは
ついに社会にはばたく時が来ました。
内定をもらった時はすごく嬉しく思い。家族も祝福してくれました。
しかし、父は喜んでくれませんでした。
また、あの言葉でした。
何か大きなきっかけはありませんでした。
ただ、組織に属するということだけでパニックになり吐きそうになり
毎日寝るのが怖くて、朝起きるのも怖くて、会社に行くことが怖かったです。
私は普通の人間を目指したおかげか、いじめられずには済みました。
(でも、めちゃくちゃいじられます)
会社で何か大きなことが起きたわけではないです。
組織やコミュニティにいるだけで胸が張り裂けそうな気持になり、
人の目を気にして、恐怖におびえながら生活していました。
そんな自分もまだ社会経験がないからだよ。とか色んなアドバイスを受けたり、
色んな薬を飲みながら生きてきました。(今日まで私は生きてきました)
こんな自分も会社員に慣れるんだ。時間さえかければ大丈夫だと言い聞かせてきました。
でも、慣れませんでした。
どんどん立場が弱くなり、飲む薬も増え、転職を繰り返し生きてきました。
石の上にも三年という言葉を信じて騙し騙しきましたが。慣れませんでした。
毎日怖いです。
皆さんはどうやって生きているのか知りたいです。
会社以外での選択肢を持って生きている人が羨ましくて、今何とかしようと模索しています。
社会不適合な自分に居場所があれば良いのですが、身についた知識や経験でフリーランスなどで生きていくほどの力もなくもがいています。
同じような人が他にもいてくれたらなぁとか考えて生きています。
それとも人生ってこんなもんなんですかね?
では、またどこかで。
元々スクールカースト最底辺で友達も少ない。いじめも多少受けてきた。
修学旅行の風呂で同級生たちを見て興奮し、「あっ、自分はあっち側なんだ」と悟った。
ゲイがバレたら面倒なことになるということは理解していたので、
誰にもカミングアウトせず、恋人も作らずにノンケを装って生きてきた。
大学に入ると周りはリア充ばかり。彼女を作ることなんて全く興味が無いのに、
「えっ、彼女は?彼女いたことはある?童貞なの?www」とマウントを取られる。これは社会人になってからも同じ。
誰かに自分がゲイだとネット上でバラされてしまったらという恐怖感がある。
(「ゲイと付き合う」=「自分がゲイであるという秘密を握られる」ということになり、どうしても踏み込めない)
ゲイだからって、皆が皆彼氏作って幸せにしてると思ったら大間違い。
にちゃんねるや増田のそういうダメな面ばかりが取り沙汰されるが
いい面についてはあまり紹介されない。
ってクズな発想にすぐ行き着くんだろう。
あの中では実際にいろんな人が出会っていろんなことをしている。
仕事や趣味のまとめサイトは重宝されるし、知り合った人間がリアルでも会っている。それが一生の友人だったり結婚相手だったりもする。
そういうことはいちいち表立って紹介されることはない。
匿名サイトをクズの書き込みがメインだと信じているのはあまりにも無知だ。
クズがクズ同士で傷を舐め合ったり、知らない人をクズに引きずり込んでいる間に、まともな賢い人間は、こういう場所を有効活用して人を喜ばせ、共感し、学びを得てリア充の人生を送っているし、匿名で書き放題だからと言って、便所の落書きのようなつまらない書き込みに終始して自身をおとしめるようなことなど決してしない。
匿名で書き込み放題であるということは本来はとても自由であるはずだが、
それを便所の落書きにしか使い道がない、という状況は、決して自由なんかではない。
それは単なる、憎しみの奴隷だ。
9年ほど前、地方都市の小さな町工場を経営していた父が亡くなり、家族と古株社員に説得され、地元に戻って27歳で後を継いだ。元々継ぐ気はなく、大学以降ずっと都内で過ごしていたので、地元に馴染めず苦労した。仲が良かった友達もほとんど地元を離れていたし、社員や親戚とは話が合わず、友達を作ろうとスポーツサークルに入ってみたら元ヤン達が幅を利かせていてすぐ辞めた。
おれは孤独だった。
そこに青年会議所の誘いが来た。何をやっている団体なのか全く知らなかったが、地元の祭りや花火大会を盛り上げたり、まちづくりのボランティア活動やビジネスセミナーなどを通じて経営者として勉強して、地元の中小企業の経営者同士のネットワークを構築するのだという。活動内容にはピンと来なかったが「経営者には経営者同士しか分からない悩みと孤独がある。それを共有できる仲間ができる」という言葉が突き刺さった。入会金1万円と、1年分12万円の年会費を振り込み入会した。
1年目。子供達のサッカー大会の運営に携わった。市民と一緒にゴミ拾いをした。花火大会のポスターやチラシを検討する部会に入り、自分の意見が採用されると誇らしい気分になった。居酒屋やバーに行く仲間ができ、バーベキューをしたり、地元でようやくリア充的な日々が送れて嬉しかった。
2年目。市長や国会議員や100人以上のOBが集まる新春懇談会を運営するスタッフになった。
3年目。4年目。だんだん色んな役職を任された。後輩ができ、教える立場になった。
5年目。国内で国際会議が開催されることとなり、その運営に携わる委員になった。大変だったが、充実の日々だと自分に言い聞かせた。
6年目。ブロックの役員をやった。ブロック内の新入会員に、青年会議所のビジョン・ミッション・バリューを叩き込む役割だった。トップであるブロック会長の教えは厳しく、ブロック内の理事長達が集まる会議に提出した議案は「背景・目的と手法が乖離している」と叩かれてボロクソに言われたが、意地を張って徹夜で修正し、通した。理事長達に「成長したな」と言われて涙を流した。
7年目。地方の青年会議所を束ねる上位組織、日本青年会議所のスタッフになった。トップに立つ会頭の言葉は絶対で、役員と一緒のエレベーターに乗ることは許されず、奴隷のような扱いをされながらホテルに缶詰になって上からの指示を徹夜でこなした。
8年目を迎える直前の年末、母が倒れた。会社はいつのまにか赤字に転落していた。売り上げが落ち、接待交際費と交通宿泊費が激増していた。来年の理事長に相談した。その人を支える女房役となる専務理事を引き受けていたからだ。役目を引き受けるのは無理だ、JCは休んで仕事に専念しないと会社が危ないと話した。次年度理事長は言った。逆境が人を強くする、それはその人に与えられた試練だ、人は乗り越えられない試練を与えられることはない、だから仕事もJCも死に物狂いで頑張れ。そう言われた。
こいつは何を言ってるんだ。
バカなのか?
おれが今までどれほどJCのために頑張ってきたと思っている。
少しくらい休むことも許されないのか? こんな状況なのに?
そしてすうっと冷静になり目が覚めた。
それでおれは、退会届けを出した。引き止めは強烈だった。携帯が鳴り続け、会社に何度も色んな人が来た。時に優しく諭され、時に怒鳴られ、時に泣かれた。父の友達だったというOBまでやってきた。地元の集まりに顔を出しにくくなるぞと脅されもした。どんどん青年会議所が怖くなり、嫌いになり、おれは意思を貫き退会した。
青年会議所には、入会前のおれのような人間が陥りやすい罠が待っている。孤独を埋めてくれる仲間と、彼らと一緒にわざわざ作られた苦労を乗り越える経験から得られる高揚感だ。ほどほどで満足できるうちはまだ良いが、のめり込むとだんだん、周りが見えなくなる。入会前に母が「JCはやめておきなさい」と言ったのを聞いておけば良かった。
統一教会よりマシか?