はてなキーワード: 売買春とは
一部地域で売春を解禁したところ、地域の治安が悪くなり性犯罪が増え、女性が暴行されることが多くなったそう。売春の合法化は女性の人格を無視し、商品として掲示する事を奨励し、性的自由を理由に男性のミソジニーを強化し、女性全体を貶める。
https://twitter.com/traductricemtl/status/1526174973148254208
売買春を地下に追いやることになると言う人もいるだろうが、それは論理的な誤りである。その推論の誤りは、売買春は地下に存在することができないという点にある。それは地下に潜れない唯一の悪徳(vice)である。なぜなら、麻薬や銃の取引は、犯罪者と犯罪者とが取引をしているため、地下でしか生き残れないが、売買春は、それ以外の点では犯罪に関与していないかもしれない買春者を必要とするという点で異なるからだ。そのため、売買春は常に直接接触する相手を必要とし、常に広告を出す場所を必要とする。生き残るためには買い手に見つけなければならないからだ。稼ぎのほとんどはセックスを買う一般の人々のポケットから出ていることを覚えておかなければならない。
一部地域で売春を解禁したところ、地域の治安が悪くなり性犯罪が増え、女性が暴行されることが多くなった。売春の合法化は女性の人格を無視し、商品として掲示する事を奨励し、性的自由を理由に男性のミソジニーを強化し、女性全体を貶める。
https://twitter.com/traductricemtl/status/1526174973148254208
売買春を地下に追いやることになると言う人もいるだろうが、それは論理的な誤りである。その推論の誤りは、売買春は地下に存在することができないという点にある。それは地下に潜れない唯一の悪徳(vice)である。なぜなら、麻薬や銃の取引は、犯罪者と犯罪者とが取引をしているため、地下でしか生き残れないが、売買春は、それ以外の点では犯罪に関与していないかもしれない買春者を必要とするという点で異なるからだ。そのため、売買春は常に直接接触する相手を必要とし、常に広告を出す場所を必要とする。生き残るためには買い手に見つけなければならないからだ。稼ぎのほとんどはセックスを買う一般の人々のポケットから出ていることを覚えておかなければならない。
Has the Beneficiary/Applicant ever withheld custody of a U.S. citizen child outside the United States from a person granted legal custody by a U.S. court, voted in the United States in violation of any law or regulation or renounced U.S. citizenship for the purpose of avoiding taxation?
Is the Beneficiary/Applicant now or has he/she ever been a member of, or in any way connected or associated with the Communist Party, or ever knowingly aided or supported the communist party directly, or indirectly through another organization, group or person, or ever advocated, taught, believed in, or knowingly supported or furthered the interests of communism?
Did Beneficiary/Applicant, between March 23, 1933 and May 8, 1945, in association with either the Nazi Government of Germany, either order, incite, assist or otherwise participate in the persecution of any person because of race, religion, national origin or political opinion?
Has the Beneficiary/Applicant ever left the United States to avoid being drafted into the U.S. Armed Forces?
Does the Beneficiary/Applicant plan to practice polygamy in the U.S.?
一夫多妻制ってどこかでやってるんですか?
Has the Beneficiary/Applicant within the past ten years been a prostitute or procured anyone for prostitution, or intend to engage in such activities in the future?
Has the Beneficiary/Applicant ever knowingly encouraged, induced, assisted, abetted or aided any alien to try to enter the U.S. illegally?
国境越え!
Has the Beneficiary/Applicant ever illicitly trafficked in any controlled substance, or knowingly assisted, abetted or colluded in the illicit trafficking of any controlled substance?
人身売買もだめです。当然。
Has Beneficiary/Applicant ever engaged in any unlawful commercialized vice, including, but not limited to, illegal gambling?
Does the Beneficiary/Applicant intend to engage in espionage in the U.S.?
スパイ!
前に書いた奴→anond:20210919003317
まだ働いているわけだが、バイトにしては若干だが給料はいい方かも知れない。雀の涙程度だけどね。
さて、前回は勤務店舗がかなりの繁盛店舗であることと、闇風俗の存在に触れた。闇風俗については爆サイでも見ればまぁ、その手の店舗の掲示板を見れば大体どんな感じか雰囲気はわかるかも知れない。私自身はその手の趣味に大変疎いので、「ニューハーフ」DVDコーナーの豊富な品揃えに気がついて、それなりにニーズはあるのだなぁと実感している今日この頃。うちの店に来るそれらの闇風俗の方々、意外にもレベルがかなり高いらしく、それで人気なんだとか。
うちの店は、闇風俗は単に黙認しているだけで、建前上は、個室の中で客が何をやっているのかは余程のことがない限り干渉しないってことになっている。「余程のこと」とは常識外れなほどに部屋を汚したり、場合によっては破壊する客もいるので、そうした場合は弁償、入店禁止、場合によってはケーサツを呼ぶ。何にしても、闇風俗の人たちも客も当店に結構な金を落としてくれるわけなので、店としてもダメだとは言えないのである。同性同士の場合、売買春防止法や風営法では違法ではないようだが、警察の指導はあり得る。
厄介なのは、男女カップルで来る客がいることで、そいつらが何をしているのかまでは発覚したことはないが、同様の闇風俗をやっていたら売買春防止法や風営法に引っかかる話にもなり得ると思う。従って、当店の場合、男女カップルには入店時に必ず「当店は個室内以外は、多数の監視カメラで常時監視していますのでご注意ください」と一言付け加える。
ところが、此奴らに限らず、常時監視カメラで全部録画してるとはっきりわかるはずなのに、どういうわけだかとんでもない奴らがそこそこいるのである。酷いのになると素っ裸で廊下をうろうろする奴らとか。素っ裸は稀としても、下着姿でうろうろなんてしょっちゅうだ。或いは、一体そのコスチュームどこで買ったんだ?と思うくらい奇妙なSMっぽいコスチュームでうろうろする奴とか、たくさんある個室の外から耳をそばだてて室内の音を伺ってる奴とか、お前ら天井見たら監視カメラだらけなのわかるだろ!と言いたくなるくらい。フロントにでっかいモニターがあるのも割と簡単にわかるはずなのに。
我々店員も、あんまり変な輩に巻き込まれたくもないので、どの辺で注意しに行くかはいつも迷うけど、しばしばあるのはトイレでよからぬことをする人たちで、それを見にくるギャラリーが集まることがあるのだ。流石にその場合は注意しに現場へ飛んで行かないといけないが、いっつも逃げられてしまう。個室の扉を開放してよからぬことをする人たちもいるが、同様に店員が行くとさっさと逃げられてしまう。トイレにしろ個室にしろ、カメラの撮影範囲外なのでいまだに何をやってるのかは特定出来ていない。もちろん、察しはついてるが。
そうしたよからぬ趣味の人間以外にも、変な客はいっぱいいる。誤解のないように先に言っておくけど、客の99%以上は「自宅でオナニー出来ない可哀想な人たち」っぽい問題のない人ばかりではある。そうした人たちは部屋の使用状況も極めて良好で、掃除も数分くらいしか掛からない。しかし、勤め出して間もない頃、部屋中をローションまみれにしたあの客だけは忘れらない。最初だったので要領が分からず、あまりにも清掃に時間がかかり過ぎて「なんで連絡しないんだ!」とこっぴどく注意されたことを思い出す。男一人で個室に入って、一番高価な部屋をローションまみれにするって、一体何をやっていたんだ?と、想像も出来ない。うんこまみれにされた事も過去には一回だけあったらしいが、そうでないだけまだマシとは思うけど、ローションまみれは年に二回か三回くらいはあるらしい。
あと、これは毎日数人はいるけど、一応個室はある程度防音されていて普通は個室内の音は全く聞こえたりはしないのに、とんでもない大音量でDVD鑑賞、フロア中にエロビデオの音が響き渡るほどの客もいる。耳が悪いの? というわけでもなく、フロントでは普通にやり取りしているのだ。あとでテレビの音量を確認すると、そんな音量では耳が痛くなるほどである。うちの店の個室が広めだとしても、そんな大音量は絶対必要ない。また、これは上客と言えるけど、部屋を全く汚さない客もいる。ゴミが落ちてないとかそんなレベルではなく、ゴミ箱も空っぽで清掃の必要が皆無。リモコンも何もかもきちんと最初の状態のまま。ティッシュの使用形跡は当然ない。わけがわからない、一体部屋の中で何をしていたの?と思うほどであるが、確かにその客は金を払い、所定の時間その室内に存在していたのは事実なのである。
他にも妙な客は色々いるけど、まーでも、思うけど、変な男って一定割合で実際に存在するのだなと毎日実感している。男って悲しい生き物なのか楽しい生き物なのかよく分からない。でも、店員は私も含め、全員が客を見下している。ていうか、変な客は少ないんだけど、変な客はどうしても目立つので店員はそうなっちゃうよね、っていう感じ。店長は厳しい人なので、店員はそこそこ普通に真面目だよ、店の外では知らんけど。
ああそうだ、一番困る迷惑客ナンバーワンは、個室の利用方法じゃなくて、DVDを選ぶ時に、要らないDVDをちゃんと元の位置に戻さない客。貸したDVDを元の棚に戻すのは結局、店員なので、位置がバラバラになっていると、どこに返却するのか探すのに時間がかかって困るのだ。一度に何十枚も返却しに行かなければならない事だってザラなので、たったの一枚に何分もかけてられないのだ。ご利用される方は、絶対に元の位置に戻すようお願いしますm(__)m
たとえばリベラリズムって言っても立憲みたいなのから維新自民のネオ・リベラリズムもあるわけじゃない。立憲も維新自民も俺がリベラリズムだとは(あんまり)言ってないじゃん。俺はこういう方針、俺はこういう主張って感じじゃん。
フェミニズムもこんな感じであるべきではないかなあ。だって売買春一つ取ったって、女の体を買うとは不届き者!という立場から、Sex work is workだしまず労働と認めろあと労働環境の健全化を求める立場まである。ちなみに自分は女性でフェミニストだが後者の立場なので、成人同士で合意の上であれば売買春は自由にしたらいいんではと思っている。これもフェミニズムだよ。女性をまず労働者として認めんかいという立場。
売買春について、「買われたことない人間がなんか論じるのいい加減やめろ」っていうけれど
それだと売買春を嫌悪するごく普通の女性も論じる資格がないことになっちゃうんですけれど。
こっちからしたら寧ろ「売ったことのある人間がなんか論じるのいい加減やめろ」と言いたい気持ちなんだが。
男の性欲を満たす仕事で大金をもらってWin-Winの関係になっていたくせに、今更どの面下げて買う側の男を批判できるんだ?
いや論じるなとまでは言わないが、含蓄のある言葉として周囲が妙に有り難がるのは違うでしょ。
なんで「買う側のおっさん」は無条件に悪で、売る側の女は純粋無垢な被害者みたいな扱いになるのか意味不明だよ。
売買は売る側と買う側の双方がいなきゃ成り立たないんだから、批判するとしたら両方を批判すべきでしょう。
少なくとも現代日本において「売った」女は自発的な意思によってそれを選んで大金を稼いでいたんだから、「買った」男を叩く資格ないだろ。
それこそ昔の遊郭や従軍慰安婦みたいに管理売春の下にあって当事者には利益が入らなかった場合とは全然違うので、同列に並べちゃいけないよ。
なんで身体を売らずに自力で地道に稼いだり頑張っても貧困に陥ったり、死んだり、そもそも売りたくても売れないようなブスな女性とかよりも、安易に身体を売った女の言葉が有り難がられるの?
ポルノ・買春問題研究会|国際情報サイトというTwitterアカウントがある。
https://twitter.com/appjp_kokusai
その名の通りラディカル・フェミニズム団体であるポルノ・買春問題研究会、通称APP研の国際情報サイトの公式ツイッターという立ち位置だが、
一見してわかるようにポルノ・買春問題に関するツイートはほとんど見られず、毎日トランスジェンダーは女ではないみたいなツイートをしたりリツイートしたりしている。
このアカウントを見ればツイッターにおけるトランス差別的な言説を広めるインフルエンサーはだいたいフォローできると言っていい。
このアカウントはAPP研の中心メンバーである森田成也が運用していると言われている。
昔は同じく中心メンバーの中里見博が運用しているって言われてた気もするけどその辺はわからん。
まあとにかくポルノグラフィや売買春の問題についてではなく常にトランスジェンダーは女ではないみたいな話をしているってことです。
個人的にはAPP研の外郭団体のPAPsでトランスジェンダーの金尻カズナが理事長を務めていたりするのにAPP研のアカウントが毎日トランス差別言説を繰り広げていることについて関係者たちがどう思っているのかとかが気になるところだけど、まあそれはいいわ。
幸せそうな女が憎いというインセルの心理と、シス特権をもっている女が憎いというトランスセルの心理とは酷似している。どちらも女性の現実を無視し、自分の主観で一方的に評価し、自分が持っていないものを持っている存在として憎悪する。
https://twitter.com/appjp_kokusai/status/1424230315329871876
先日の小田急刺傷事件に絡めて、女を憎んで事件を起こした犯人と同じようにトランス女性にもインセルを併発しているやつがいる、という話をしたわけですね。
当然普段からトランス女性は女ではないみたいなことを言っていいねとリツイートを稼いでいるアカウントがこのようなツイートをしたわけですから、トランスジェンダー当事者や一部の学者から批判されました。
そしてそれに対して牟田和恵教授がツイッターで行ったリアクションが以下の通り。
「トランセル」はトランスジェンダー一般を指しているのではなく、女性に恫喝的、攻撃的なTRAのごく一部を批判しているだけ。他方、トランスの権利擁護主張派の方々には「Terfは、持って生まれた性を変えるのは異常だとトランス差別してる」と、フェミには有り得ない誤解をしている方も。皆、冷静に!
https://twitter.com/peureka/status/1425778321745350660
TRAvsTerfの対立が作られてしまって、フェミ(いわゆるTerf)攻撃の陰で、まだまだ一般的に多いあからさまなトランス差別が見過ごされ、かつ、女性の安全を後退させるような動きが「多様性」として称揚されることに危機感を感じてます。
https://twitter.com/peureka/status/1425791103756759045
要するに「TERFと呼ばれている人たちはトランスジェンダーを差別しているのではなく一部の攻撃的なトランス当事者や活動家を批判しているだけ。本当にトランスジェンダーを差別しているやつらは別にいるのにそれを見過ごしているぞ!」と言っているんですね。
トランスセルっていうのはトランスジェンダー+インセルの造語だけど、元の由来がどうかは知らんがAPP研が使うからには「女を憎みながら女になりたがってる男」というレッテル貼りの用途にしか見えないわけで、そんなもんを擁護するために「差別者は他にいるぞ!」なんて援護を送るフェミニズム研究者教授様はマジですごいな~と思うわけです。
だいたい「あからさまなトランス差別を見過ごされ」って、あなたがいつもいいねしているjijiなんかがまさにあからさまなトランス差別言説を展開しているインフルエンサーじゃんって話で。
“「Terfは、持って生まれた性を変えるのは異常だとトランス差別してる」と、フェミには有り得ない誤解”に関してもAPP研がリツイートしているアカウントを見りゃ「チンポを切ったところで女になれるわけがない、女は女」くらいのことを平気で言ってるアカウントがいくらでも出てくるわけです。
それらすべてに目をつむった上で「本当に差別してるやつは別にいる=女は安全を求めているだけ=本当のトランス差別は男がやってる」って言ってるんですよ。なんじゃこりゃ。
「実社会でトランスを差別しているのは男」だったとして(全然そんなことはなく女も普通に差別していると思いますけどね)、今まさに「インターネット上でトランス差別言説を繰り広げているお前」について問われていることにそれが関係あるんですか?
ただのwhataboutismじゃん。いや、「女は安全を求めているだけの完全なる無謬であり一切差別をしていない」まで普通に言ってるやつが大勢いるからwhataboutismですらないか。無敵かよ。
普段インターネット上で行われた女性差別的言説に対し厳しい批判を行い、時に実社会の立場までもキャンセルする活動に邁進している方々が、なぜ自分の差別を指摘されたときには実社会の差別とインターネット上の差別言説を比較して後者をはるかに低く見積もり無罪を主張するのでしょうか。
あ、実社会の女性差別とインターネット上の女性差別言説は両方男がやってるけど、実社会のトランス差別は男がやっててインターネット上のトランス差別言説は女がやってるから繋がらないという理屈なのかな。すごいな~
普通にインターネット上のトランス差別言説を見て死にたくなってる当事者は大勢いると思いますけどね。
ほんとなんで自分たちの差別を問われたときだけインターネットの書き込みなんて大したことないみたいな話になるんだろ、不思議だ~
APP研のアカウント見てると、あ、この人もそっち側なんだ~ってなるんで勉強になりますよ。食欲がなくなるのでおすすめはしませんが。
b:id:nikakuinikaku 非常に残念だ・・・・・/そのAPP研のアカウントは男性が運用してるって事?だとしたら最悪だな、女性のTerfは勿論肯定は出来ないがそこに至る気持ちは分かる部分も有るが、男性Terfってもはやただの差別主義者だろ
APP研にはかつてあった四トロっていう新左翼の残党が合流していて、森田成也もそこで幹事をしていた人物。
そこでは過激な活動をしているから警察に駆け込めないことにつけ込んで男性活動家が女性活動家をレイプするという行為が平然と行われていた。
それが明るみになったらなったで「組織と運動の名を貶めたことを反省します」みたいな謝罪になってない謝罪をして、女性活動家が離れることに繋がったりした。
詳しくは「ABCD問題」でググってください。
そういう経緯もあってフェミニズムの理論を受け入れざるを得なくなった新左翼がAPP研で苛烈な反ポルノ・反売買春・反セックスワーク運動などを行っているということだと思われる。
でもお前らの卑劣なレイプはお前らの卑劣な行為であってポルノも売買春もセックスワークも何の関係もないじゃんって? 私もそう思います。
まあとにかく組織内での女性差別を厳しく指弾され組織自体が瓦解したというトラウマから反対側の極端なフェミニズム理論に傾倒してるってことなんじゃないかな。
女の安全が第一だ!って言いながらトランス女性を差別する言説を流布するのもその一環。
凶悪な強姦魔がツイッターでフェミニスト自称して男の原罪だとかポルノが悪いとか言ってたやつと似たようなものかもね。
この記事で紹介した牟田和恵が乗っかったデマも性的マイノリティの権利向上に反対しているネトウヨが広めたものだったんだよね。
1 仕事として成立する、と言える範囲を越える危険があるという理由で、そもそも仕事として認めるべきではないという意見
2 合法化によって従業員の安全維持を徹底しようとすれば(利用者から見て魅力が薄れて)多くの利用者が個人による非管理売春に流れるという意見
1と2はそれぞれ別の話ですが、どこか底の方でつながっているようにも感じました。つまり、管理化されると魅力が薄れるというその「魅力」は、逆から言えば、1のようなリスクをセックスワーカーが負っているからこそなのではないかと。つまり、単に性欲を満たすサービスとしての需要の底に、本質的にもっと暗い何かを潜ませているのではないかということです。
少し前に増田で読んだ記事ですが、小金をもった人が、若い女の子のYoutuberに法外な投げ銭をすることで、少しずつ相手の感覚を狂わせて、いわば合法的に一人の人間の人生を壊すことを楽しむ、という話がありました。売買春にもいくらかはそういう側面があるからこそ、そこにはぬぐってもぬぐい切れないリスクがあると言えるのかもしれません。そうなると、結局倫理の問題に行きつき、その先に想定されるのはつまるところ売春というモノの撲滅、しかないのでしょう。けれども、あなたがおっしゃるように、それが決して成功しえないところにこの方向の議論の限界もまたあると思います。サルでも思いついて実行することを、この地上から消し去ることができようはずがありません。
つまり、「どんなに正論をかざしても、売春が消えることは無いですよね?」というのがやはり議論の大前提であって、だからこそ「どうすれば不幸の総量を減らすことができるだろうか?」というプラクティカルな立場しか、この問題に対する対し方はないのではないかというのが、つまり最初に書いた(1)の主張ということになります。(1)によって上の2の事態が発生する、というのは、データをもちえないので肯定も否定もできないのですが、起こり得ないとまでは言えない気もします。ただ、明らかに組織的に業として行われることと、個人間で行われることの、規模や性質の違いを踏まえるならば、そこやはり別々に考えた方がよいのではないかという気もします。ソープランドはじめ、店を構えて業として性風俗を行うものは全国でおよそ1万軒。1軒あたり平均して20人ほどが勤務するとして、その20万人の安全を高めることは(仮にそのことで非管理売春に従事する人の数が1万人増えたとしても)優先されるべきことだと、プラクティカルには言えるのではないでしょうか。
その仕事にある程度の「危険」(非管理領域)が予測されるときに雇用者が使用者の安全や衛生に対して責任・義務を負うというのは別におかしい考え方ではないよね。つまり、あくまで合法的な言い訳だけをタテにするとしても、「"自由恋愛"という危険が極めて多く発生することが予測される密室的な営業形態において、従業員の精神的・肉体的な安全を維持するためのしかるべき処置」を雇用者の義務とするのは適切であると言える。
ここは正論だと思います。一方でセックスワークには、仕事の性質上「従業員の精神的・肉体的な安全を維持するためのしかるべき処置」を確保することが非常に難しいという特性もあり、それによって他の肉体労働の現場のようなレベルで「その仕事にある程度の「危険」(非管理領域)が予測されるときに雇用者が使用者の安全や衛生に対して責任・義務を負う」ことが現実的に困難なのであれば、そもそもそれを「仕事」として認めるべきでない、という意見もあります。合法化によってこの水準を向上できる(すべきだ)という意見もあるし、合法化によって従業員の安全維持を徹底しようとすれば、多くの利用者が個人による非管理売春に流れる、という意見もあります。
売春周旋行為を伴う管理売春的セックスワークの現場を「真っ当な仕事」として整えることで、かえって利用者への魅力が薄れ、利用者も働き手も「真っ当でない」非管理売春の現場に潜っていくという懸念は、パパ活SNSやひととき融資などの隆盛を見ると、すでに進行中だともいえます。プロフェッショナルなサービス業というより、それこそ「ボスに性を提供して対価として餌の分け前貰うような行動」に近い「仕事」なので、素人でも誰でもお互いの合意が成立すればすぐにできてしまいます。SNSが一般化した現在、こうした非管理売買春への敷居は以前よりもさらに低くなり、捕捉も規制も極めて難しくなりました。どうすればセックスワークの現場で(1)を実現できるのか、というのはとても悩ましい問題です。