はてなキーワード: 旋律とは
自分の心がどうにかなってしまいそうなので、文章化して外出しをしようと思う。
大人の市民吹奏楽団というのはエンジョイ勢とガチ勢の集団に分かれていて、
自分はエンジョイ勢の中で、それなりに練習もするようなポジション。
「限られた生活のなかで、演奏は100%できなくても、ちょっとずついいものに作っていく過程が楽しくて、音楽仲間とその後ダベるのが楽しい」というのが今の続けるモチベーション。
もともと、エンジョイ勢だけあって、「近くの本番の曲をひたすら通す」というのがうちの練習のやり方。
でも、この日はちょっと色々確認事項もあって、残り1曲、10分以上かかる曲を残して練習時間は残り10分。
団長はチューバなのだが、「早くやろう早くやろう」と急かして、曲が始まった。
そして事件は起きた。
団長が煽るのだ。低音はリズムとハーモニーの進行。それが、指揮を振っている人を完全に無視して、どんどん煽る。走っているわけではない。
だって、テンポが遅いバラードでさえ、0.5拍くらい早く、意図的に入っている。これがあおりじゃなくてなんなのか。
当然、演奏はぐちゃぐちゃになる。止まる。それでも曲は進む。無理やり煽るチューバと戸惑いながらなんとか合わせる旋律とハーモニー。
プツン、と糸の切れる音がするというが、本当にそれだった。
気づいたときには、声を荒らげていた。
翌週、練習に来てみると、「打ち合わせはそこそこにして、早く曲を通そう。でないと前回みたいになる」と言い出した。
曲を通すことが目的??
曲をちょっとでも練習しろ、コーチが来るまでに仕上げろ、と口ではあれだけ言ってるのに??
私は低音の楽器なのだが、最近はこの人と全くピッチも合わない。
せめて音楽の方向は同じだと(無理やり)信じていたけど、それも違っていたようだ。
どうやったら、この人と一緒に音楽を作っていけるのだろう。
やはり音楽の叙情詩というものは重要だ。これは残念ながらアメリカからは出てこれないサウンドだろうな、と決めつけてはいけないが、やはりやむを得ない事実ではないかと。まぁ、偏見とも言うのだが(笑)。いや、でもやっぱりヨーロッパならではの伝統的な側面だというのはあるはず。殊に英国の叙情性というものは他のヨーロッパ諸国のモロに露骨な、例えばイタリアのようなものとは異なり大げさにはならない。それでも深くしっとりと染み渡ってくる叙情性なのだ。そんな叙情詩を音にしているバンドの大代表がフロイドだったりするし、キャメルというバンドもその一角だ。
[Mirage]
[Camel]
1974年リリースの二枚目「Mirage」というアルバム。ファーストアルバム「Camel」と音楽的にそれほど変化があるワケじゃなく、センスが磨かれたっていう感じかな。音的なものだけで言えばピーター・バーデンスの鍵盤が全面に出ているのでどっちかっつうとピコピコ系なイメージもあるんだけど、そこはさすがにキャメルの雄であるアンディ・ラティマーのギターが鋭いところでロックファンの心を刺激してくれるのだ。普通に意識しないで聴いているとこの鍵盤とギターの音色の違いを意識しなくなるもん。うん、違うんだけど、多分ラティマーのギターの音がスペイシーでマイルドでおよそギターの感じがしないからでしょ。コードを掻き鳴らして、っていうシーンも多くはないのでかなり特殊かな。
そうだねぇ、このバンドって凄いのはアルバム全体を通してってのもあるけど一曲ごとに情景が目に浮かぶような音を聴かせてくれるってとこかな。別に解説も知識もなくっても音を聴くとなんとなくこんな情景なのかなぁってのが浮かぶ。目を閉じて聴くとしっかりと自分だけのイメージが沸き上がってくるから面白い。このアルバムのコンセプトって何だろな。多分「指輪物語」だと思うけど、それを露骨に明言しないでもリスナーとしてはそういうのをイメージして聴ける。するとまるで映画音楽のように楽しめる。しかしラティマーのギターは面白い。こういうのを歌うギタリスト=ギターを歌わせることの出来るギタリスト、と呼ぶのだ。しかもバンドアンサンブルが抜群。
この「Mirage」という作品、冒頭から優れた旋律とアンサンブルによって歌が少ないのにもかかわらずアルバムとしての印象が強いものになっているんだけど、一般の例に漏れず、キャメルの世界の最高傑作と呼んでも過言ではないであろう「Lady Fantasy」という稀代の作品を配しているアルバムなのだ。壮大な一大叙情詩が描かれている作品で美しいんだよ、これ。プログレが好きとかキライとかっていうのじゃなくって流れていると心地良くなるサウンドなので聴かない方が損じゃないか?なんて思う。まぁ、こういう雰囲気を望まない時は別に興味ないのだろうけど、ひとつひとつの音が染み渡ってきてねぇ~、良い。ドラマティックな展開ももちろん素晴らしく12分を感じさせない物語♪この延長が後の「The Snow Goose」という素晴らしいコンセプトアルバムに繋がるんだろうな。http://rockcollector.blog31.fc2.com/blog-entry-814.html
我が家の猫は、夜になると哲学について熱く語りだす。僕は、座り心地の良い屋根で彼の話を聞くことにした。この空も昔は青白かったのに、クジラが星を飲み込むたびに、暗くなってしまったのだそうだ。そして、月が急にバイオリンを弾きだすものだから、地球はその指揮者にならざるを得なかったのだ。皆は必死に空に向かって時計を投げたが、誰も時間を止めることはできなかった。でも、時計の針を動かしてみると、月を傾けることができた。
ピアノが自ら鍵盤を奏でると、静寂は旋律に耳を傾ける。それでも、ステレオは自分の奏でる美しい音楽を聴くことができない。眠ったパソコンはその夢をスクリーンに映し出し、圧縮されたファイルは電子レンジに解凍されてしまう。冷蔵庫の住人は挨拶をすることもなく、首を長くして僕の帰宅を待っている。車はおいしそうにガソリンを飲み、飛行機はイルカと一緒に遊んでいる。宇宙飛行士は冷たい風船の中から僕たちの様子を眺めている。
ChatGPTに歌を作ってもらった。
「儂の名前は楊某
儂の名前は麻某
二人合わせて楊麻じゃ
汝と儂とで楊麻じゃ」
続きを作ってください。
ChatGPT
「風に乗って、遠くへ行こう
儂と汝、共に手を取り
未知の世界へ旅立とうじゃ」
「山を越え、海を渡り
見知らぬ土地を踏みしめ
楊麻の名を響かせながら
「春の風に舞う桜の花
夏の日差しに照らされて
冬の雪が舞い降りるじゃ」
「人々の心に希望を灯し
楊麻の旋律で奏でる歌は
誰もが心をほぐすじゃ」
「時には困難に立ち向かい
絆を深めて強くなろう
汝と儂、共に進む道は
喜びと勇気に満ち溢れじゃ」
「楊麻の名は世界に響き
平和と愛を広げていく
儂たちの歌は絆を紡ぎ
以上が、続きの歌詞です。楽しい冒険や感動的な旅路を描きながら、楊某と麻某の名前を誇りに思い、世界に喜びと希望を届けるというテーマが織り込まれています。
【追記】
ブコメ、千回聞こうが自分の中では初心者。結局CD4枚しか持ってないし、クラシックって演奏者と指揮者が違って、これ!という演奏になかなか出会えない。
てかクラシック聴いてないのか。聴いてると思ったんだが。なんか教えてくれ。伸びる増田と伸びない益田の差が激しい。
クラシック初心者のまま中年に差し掛かった者ですが、重厚すぎてガンガン来るクラシックは苦手なんだけど、
高校のときにたまたま出会った、軽やかで柔らかい数枚のクラシック音楽のCDが好きで好きで、千回ぐらいは聴いている。
けどさすがにもう少し対象を広げたくなったので、そのCDを挙げるから、そこからオススメを教えてほしい。
ここで「軽やかで柔らかい」ってのは、専門知識が無いので完全なイメージなんだけど、
・休日の午前中にリラックスしたいときに聴いたら心と体がほぐれる感じ
・品の良いパーティーや気の置けない仲間たちと喋ってるときに話を邪魔しない感じ
いわゆるヒーリングミュージックというのでもなくて、寝ながら聴いてますよりは、ちょっと椅子に深く腰掛けて聴きたい感じ。
説明が難しいけど、CDの説明文とかを見る限り、ただ癒やされるだけでなく、一定の華麗さ・典雅さが欲しいのかも。
素人でもどこにフォーカスして聴けば良いかわかりやすいからどちらかと言えば交響曲よりは協奏曲の方が好き。
あとや室内楽、クラシックギターやバイオリンの独奏とかでも好きみたいです。
① モーツァルト:ディヴェルティメント集(トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005OOI0/
https://www.youtube.com/watch?v=MeQeHNFdvLo
これでクラシックの魅力を知った。ディヴェルティメントというのは他にも何枚も聴いたけど、結局これより好きなものはなかった。
疲れているときでも聴けて、クラシックの解像度の低い自分のような人間でも、千回以上は聴いてるけど飽きることなく、
「ここの旋律美しいなー」とか「ここ息が合っててプロって凄いなー」とか「上品な規律って最高だな」とか毎回のように思える。
それになんか元気になるっていうか。聴いたあと、さて誰かと軽く喋りたいなとか、○○は元気かなとか、美味しいランチを軽く食べるかってなる。
https://www.amazon.co.jp/dp/B002SDO1AM/
これもモーツァルトのディヴェルティメントほどじゃないけど千回ぐらい聴いてるかも。演奏自体も柔らかい感じがする。
その意味では、曲だけでなく、室内楽だと演奏者、交響曲や協奏曲だと楽団・指揮者も知りたいかなー。
他にも2枚かあるけど、とりあえずこの2枚で・・・。
アマプラで昔のアニメばかり見てるが、なぜ今配信されてるのかというと、何周年記念だったり新作アニメ・映画が出るからだったりするんだな。
音楽系アニメが多く作業BGMが増えまくったアニメ視聴だった。今回もまた知らなかった作品と縁ができた。見るものがなくなったらニカ姉とグエルのポケモンでも見る〜?
どこかのシーンをふと見てなんとなく相性がいい感じがして、冒頭のオープニングテーマから視聴することにした。
オープニングはクリムトの黄金の絵をモチーフにした神話のなかの女神たちを描くタペストリーの映像とある旋律によってはじまった。
この映像と旋律に触れた瞬間涙があふれとまらなくなった。いったい何が起きたのか見当もつかない。
知りもしないアニメのオープニングに触れたとたんなぜ泣かなければならないのか、まったくもってわからない。ただこのシーンがわたしの意識の何かにはたらきかけとてもつよい感情を導いたということは言える。わたしの記憶のいったい何と、このシーンはつながっているのだろう。わたしが忘れている記憶のなかにいったいなにがあるのだろう。
一旦動画を止めてiPhoneをとりだしShazamを起動し、もういちど動画を再生した。
一瞬で判明したその曲をiTuneで購入した。
シュバ!要するにゲーム曲やな!ワイが好きなの勝手に列挙してくで!
まずTalesWeaverのSecond Runやね。やってた人はだれもが印象に残ってるはずの綺麗なピアノ曲や
あとAsgardのhyaloidsides。天上の曲なんやけど独特のリズムと音がたまらん
Seal OnlineのAvec Le TeMPsは綺麗なSoundTeMP枠で一番好きかもしれん、めちゃムーディ
Ragnarok OnlineのDesert、こういう癖のある曲がええんよね
AIONのFrogotten Sorrowは声入っとるけど英語やしなんか音楽的で良いんよエモい系
突然の東方やけど少女秘封倶楽部、途中で結界が開けたような感覚があるのと狂気的な旋律がすこ
ららマジの亜里砂・エロイーズ・ボー=ボガードのテーマ、これはシナリオの思い出込みとしか言えんやつ、この高らかなトランペット?が亜里砂なんやろな
原神のメドレーやけどスメールオーケストラ現場、オケ+エキゾチックな伝統楽器ってのがめちゃ味があるのよ
崩壊3rdのTruE、は挿入アニメの一部でボーカル曲やけどワイ的にこれはアリ、曲は3:26からやけど冒頭から見て最後のピアノアレンジにたどり着く流れが最高やな(プレイヤー補正込みで)
お波のおうねりに合わせて、優雅に踊るお波動関数がございますわ!
その物語は、美しいおシュレーディンガー方程式が紡ぎ出す、とてもロマンチックなものなのですわ。
そしてそのお旋律が奏でる多世界は、不思議なお言葉のように、なんだか謎めいた魅力を持っているのですわ。
もしすべての分岐世界をお見通しになれるお方がいらっしゃるとすれば、そのお方は悪意を持って私たちの分岐世界に影響を与えることもあるのかもしれませんわね。
でもお量子暗号によってお無限の分岐を実現すれば、そのお連中が辿り着くまでには、ほんとうにたくさんのお時間がかかることになるのですわ。
分岐先でもしかしたらあなたのお双子さんが恥ずかしいお行動をしているかもしれませんが、もうそれは別のお人物なのですわよ。あなたご自身が心配する必要はございませんわ。
end basketball
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短い点滅のあとで和室の蛍光灯が点いたとき、尖浩二は気を失わぬために奥歯が割れるほど食いしばらなければならなかった。先程から感じていた鉄っぽい血と死の臭いは気のせいではなかったのだ。まだ暖かい液体が尖の靴下に染み込んで足の指を濡らしている。六畳間の床は赤黒い血溜まりと化しており、その中央には腹部を大きく咲かれ痙攣を繰り返す勉三の体が横たわっていた。そうして、
決して誕生を許すべきではなかった人造生命体が……一度は理解し合えたとすら思えたかつての友人が……勉三の肚の中で血液にまみれ、大腸を引き抜いては陶酔した表情で頭部の髷に巻きつけるという、尖には理解し難い動作を繰り返していた。
「に……ゲる……ダス……」
勉三のか弱い濁声にはっとした。そうだ。逃げなければ。改めて目を向けると、ちょうど勉三の瓶底眼鏡がずり落ちるところだった。隠すもののなくなった彼の両目は刃物で乱暴にほじくり返され、今では暗い虚だけがそこにあった。
「マッ……」
叫びそうになって抑え込む。そうして、部屋の凄惨な状況に背を向けて一目散に駆け出した。
しかしそれは叶わぬ願いだった。先週、熊田薫とみよ子の結婚式の余興で、薫のランクルに社外オプションで取り付けた対戦車ライフルによって蜂の巣にしてしまったからだ。
その時の最高な盛り上がりを思い出し、一瞬気を抜いてしまったからだろうか。玄関の扉を開けるのに手間取った。血糊で手が滑り、ドアノブがうまく回らないのだ。ゴトリ、と金属製の重い音が背後からする。
「ひぃっ!」
「ハジメテ〜ノ……チュウ♪」
聞き覚えのあるメロディ。いや、そうだろうか。初めて聞く旋律かもしれない。違う、そんなことはどうでもいい!
「開いて! 開いてよぉ!」
「キミト……」
「んぐっ」
1年ぐらい前、依存症から抜け出さざるを得なくなって離脱症状に苦しんでた。
頭の中が曖昧で何も食べられずストレスで眠れなくなって、だからあらゆることができなくなった。
そんな中で布団に籠ってずっと聞いてた曲があった。
箱の中の音楽が広大な空の向こうに流れていく感覚が好きで、元々ストリングス入ってる曲が好みだった。
鬱(病名ではない)の真っ只中現実逃避するみたいに、希望に満ち溢れた歌詞をずっと耳から入れていた。
歌詞が現状に合うとかじゃない、もっと物語じみた綺麗な感じの奴。ただ端々からそういう綺麗な物語を取り入れて忘れようとしていた。
その当時を思い出すみたいで嫌だったからしばらく聞いてなかったけど、改めて聞いてみたら体が覚えている。
やっぱり歌詞というより旋律の方が深く刺さっていて、その電子音とストリングスを聞く度涙が出そうになる。ベッドの中で死んでいた時を思い出すし、朝3時に眠らなきゃと念じていたことも思い出した。