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2023-07-31

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(1〜22)

50本とキリがいいので、感想をまとめつつ、所謂番付を作ってニヤニヤしようと思います

点数をつけるのはしっくりこなかったので、

好き好き大好き超愛してる」「大好き」「好き」「普通」「好きじゃない」の五段階で評価することにしました。

ただし結果として「好きじゃない」に該当する作品はありませんでしたので、実際は4段階です。

今日この瞬間の感情なので、明日には異なる評価になっているかもです。

リンク先に感想は書いてあるのですが一言コメントも書きつつ紹介します。

好き好き大好き超愛してる

超探偵事件簿 レインコード

雨が降り続ける街カナイ区を舞台真実を暴くことの是非を問う探偵としての生き方に向き合う物語3Dリッチな箱庭でキャラ操作しつつも文章を読むパートも多いアドベンチャーゲーム

主人公見習い探偵ユーマと相棒死に神ちゃん関係値の変化がたまらない。

舞台になるカナイ区の作り込みがすごくて文章主体ゲームながらグラフィックへの力の入れ方も凄まじい。

ロードが長い、テンポが悪いという良くない点を覆い隠すほどにシナリオ世界観キャラクタが魅力的だった。


AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ

AIシリーズの第二弾でマルチサイトな2人の視点から、数年越しに発見されたバラバラ殺人遺体の部位が新鮮という奇妙な謎を追う。

前作がめちゃくちゃ面白かったのでハードルを上げて遊んだにも関わらず最高だった。

マルチサイトものではベタトリックだけれども、ゲーム表現できることの進歩に伴い魅せ方も進化しているのが堪らなかった。

システム面も物語邪魔をしないように遊びやすく改良されていたのも好印象。


EVE ghost enemies

さかき傘EVEの第二弾で、rebirth terrorから続くストーリー、今作からの設定やキャラが増えてきて、さかき傘EVEとしての色も強くなってきているが、burst errorエッセンスも健在でとにかく主人公二人が格好いい。

今回はかなり辛い展開も多く、小次郎まりなならどうにかなるだろうという楽観的な感情を、マルチサイト故の情報齟齬から絶望的に演出してくるのが恐ろしかった。

かなりテーマ性のある展開でありながら、押し付けがましさがないバランス感が大好き。

法条まりながそれでも法条まりなとしてあり続けることを誓い、とある託されたアイテムを渡すシーンは全ての意味を把握しているのが読者だけという非対称性面白く、全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE rebirth terror

偉大な名作burst error物語を完結させる続編であり、ファンへのサービスがいっぱいあるファンディスクでもあり、rebirth terror単体でもそのキャラたちの生き様に沸る、一作で三つの最高が詰まった大好きな作品

特に今作の小次郎サイドのゲストヒロインとなる音無橘花エピソードは今こうして思い出すだけでも色々な感情で胸がいっぱいになる。

僕がテキスト主体アドベンチャーゲームにどハマりしたキッカケの作品なので思い入れがある。

満を持して美ノ神みなとが登場するシーンは全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE burst error

探偵の天城小次郎と、内閣調査室の捜査員法条まりなの二人がそれぞれの担当した仕事をこなしていると徐々に大きな事件に巻き込まれていくマルチサイトストーリー

おちゃらけた軽そうなイメージ主人公が、やるときはやるという類型完璧にやりきるとここまで面白いのかと感服した。

不朽の名作として名高い作品だが、確かにその通りで、さかき傘EVEを遊びたいという一種義務感で遊び出したにも関わらずめちゃくちゃ面白くて新しさすら感じてしまった。

終始楽しいところだらけの最高な作品で、そりゃあこれに囚われ続けてる人が大勢いることも納得だった。


○大好き

一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

愚かな人間の手によって死んだ全ての哺乳類の死を体験する贖罪を神から命じられ旅を続ける少女と、動くことも死ぬこともできない主人公出会いから始まる大河的な大きな流れを書くノベルゲーム

短編ほどのプレイ時間ながら長大世界を楽しめる。

宗教倫理に訴えかけながら、非常に根源的な問い、人は何故生きるのかの答えを求める。

残酷で重たい話だがタイトル意味理解できたとき少し前向きになれ安心できる。


タコリタ・ミーツ・ポテト

海中で暮らす種族と陸で暮らす種族会合食文化を通じた交流を優しい絵柄で表現しているノベルゲーム

好奇心旺盛で海中でスープ中心の食事に飽きたお姫様タコリタ姫とその従者メルが、料理上手のイナとヤンチャな少年ディノと出会う。

子供向けのようにみえるが、恋愛的な表現のシーンも多く、特にタコリタ姫とイナの女性同士のそれは肉体的接触のシーンも多くドキドキさせられた。

遊ぶと絶対フライドポテトが食べたくなる。


イハナシの魔女

沖縄離島舞台にした王道ボーイミーツガールもので、家族がいなくなってしまった主人公の西銘光と、日本人でないのにパスポートも持たず日本の常識も知らないリルゥの恋愛もの

一人ぼっち同士の彼らが少しづ恋人、よりも先に家族になっていくような、共同生活エピソード面白かった。

物語が進むに連れてスケールが大きくなっていき、二人の恋愛の行く末が、世界の行く末と直結していくさまもまた、王道中の王道

二人以外のサブキャラたち、特に立ち絵のないモブキャラの中にもいい人が多く、大きな話でありながらも閉じた世界じゃなく、社会的な開かれたパートが多いのはこの作品独自の魅力があった。


カガミハラ/ジャスティス

公称ジャンルは「サスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」と長ったらしいが、確かにそうね、となる長大すぎる大河的なゲーム

最初は、とある有名進学校に転校してきた主人公が、登校の際に道でぶつかった同級生少女とともに、部活をやりつつ前年度におきた学生運動にまつわる謎を追うお話

しかし、もう全然こんな話じゃなく、話がどんどん広がっていき、様々なキャラ視点人物になる群像劇になっていく。

それでありながら物語の当初に提示される「対話」の尊さが一貫して最後まで書かれるのが、作者の強いメッセージ性と納得感があって好き。


リベリオンズ Secret Game 2nd Stage

キラークイーンの続編で前作とは異なるデスゲームが描かれる。

前作とは密接な関係にあるものの、ヒーローを目指す少女藤堂悠奈が終始物語を牽引するためかなり異なる味になっている。

今作を遊び終わったあとに、前作のグランドEDの曲「散って、咲いて」を聞くと、キラークイーンのことだけじゃなく、藤堂悠奈と彼女の想い人にとっても「お互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞が刺さる。

いかにもなチンピラ黒河正規の成長エピソードが僕は好きだった。


シークレットゲーム -KILLER QUEEN-

若い男女が突如奇妙な建物拉致され、強制的暴力有り凶器有り法律無しのゲームに巻き込まれる、デスゲームもの

いくつかのルートがあり、攻略するヒロイン次第で敵と味方が入れ替わることもある展開が面白い。

デスゲームものとしての勘所を押さえていて、ルールの隙をついた謀略であるとか、圧倒的暴力の前に知略が無意味であるとか、それでも知恵と勇気は強いとか、これだよこれな展開が目白押し

特に敵役手塚義光のエピソードはどれも面白く、最高に悪いやつで楽しかった。


時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-

時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-

魔法が込められたアイテム遺物が、度々不可思議現象を巻き起こす奇妙な学校に転校してきた主人公が、その現象解決していきながら、学校のものに潜む大きな謎に挑む恋愛ゲーム

いわゆる特殊設定ミステリでの短編連作めいた作風になっていて、魔法ではあるものヒロインの一人で図書館の主リトが予めどのような魔法関係しているのかを説明してくれるため、それなりにフェアプレイ精神で読める。

用意された素材が全部重要タイプ作品で、とにかくほとんどの登場人物、設定、アイテムなどが無駄ななく学校のものの謎という一点に集約していくのが面白い。

原作18禁美少女ゲームでありながら、攻略対象ではないサブキャラの男キャラの出番も多く、特にワトスン役となる烏丸小太郎は、恋愛できないだけでかなり主人公への熱い感情があり楽しかった。


カテゴリーI -死線上のサバイバー-

爆発事件に巻き込まれ瀕死状態にある十数人の男女が意識だけをコンピュータ世界に移され、手術の順番を人狼ゲームモチーフにしたインフェクッドゲームで決めるというホットスタートゲーム

人狼ゲームを通じてキャラ性格過去を描くのが面白く、主人公ゲーム的に濃厚な関係になる間宮キイチさんとは、男性キャラだけどイチャイチャするスピンオフも遊びたくなった。

女性キャラだと、アイドルオタク白雪サツキさんが気に入ったかな。

思考する類のゲーム戦略的面白さのパートと、謎の爆発事件に関する縦筋とが入り混じるストーリーで、短編ながらかなりボリュームを感じる構成だった。


ファミコン探偵倶楽部後ろに立つ少女(スイッチリメイク版)

ファミコン時代アドベンチャーゲームを現世代機に移植したシリーズ第二作目。

とはいえ同時にリメイクされたので、背景や立ち絵にかけられた熱は同じくな出来。

こちらはこちらで皆口裕子さんの熱演シーンが熱い。

この任天堂ADVリメイクの流れ、他にも色々して欲しいけど、MAGES.が色々とヤバそうなので厳しそう。


探偵撲滅

理想探偵外道探偵などの二つ名を持つ優秀な探偵が巷を騒がせている100人以上を連続殺害している殺人鬼への対策を練るために孤島に集まるが、何故かそこでも殺人事件が起こる。

メフィスト賞系のミステリ作品から受けた影響を一切隠すことなゲームに落とし込んでいて、そういうのが大好きな僕としてはどストライクな大好きな作品

ミステリ的な部分とはあまり関係ない人生観のようなかなり生のままのテーマ性を語る部分など、作家性を感じる箇所があるのも如何にもあの時ぐらいのミステリな風味がある。

ゲーム的にはSLGっぽいパートがあったりするが、難易度はそれなりなのでテキストを読むことの邪魔にはなっておらず、むしろ文章では表現しづらい探偵の超常的な部分を表現できてて良き。


シロナガス島への帰還

探偵池田助手ねね子が奇妙な招待状に招かれ孤島に行くことになり、事件に巻き込まれる。

クローズドサークルものの導入としては100回は見たものだけど、ここからストーリーが二転三転していき、壮大な物語になる。

ジャンル一口にまとまられない多彩な物語だが、その全てがシロナガス島への帰還というタイトルに集約されていく構成面白かった。

僕はお風呂に入らない女子や、無駄毛を処理しない女子が大好きなんだけど全年齢向けゲームなのに、ねね子はこれらの表現豊富にあり、この中でダントツエッチ作品でもあった、大好き。


この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

A.D.M.Sと呼ばれる時間軸を飛び越えるシステム武器に、色々な美少女イチャイチャしながら世界の謎を解いていく、SF恋愛ファンタジー、歴史、バトルものと多様なジャンルが展開する言わずと知れた名作で歴史的な意味づけすらされている作品で、僕が遊んだのはリメイク版。

壮大な物語なんだけど、あくま家族ものテーマを一貫しているのが素晴らしい。

年上ヒロインが多いのもマザコン主人公らしさで、特に筆下ろしの相手一条美月さんは可哀想で可愛かった。

システム的な面白さと、物語を楽しみ面白さが密接な関係にあり、ゲームとしてのという枕詞付きなら最高のシナリオだった。


ファミコン探偵倶楽部消えた後継者(スイッチリメイク版)

FC時代ADV最先端リメイクした作品

シンプル物語を魅せるために、背景や立ち絵に凄まじい作り込みをしていて、昭和ゲームを令和にリメイクすることの本気を感じさせられた。

特に背景で動くモブ表現は新しくて、物語への没入度合いを高めてくれた。

声優の熱演、特に主人公緒方恵美さんの独白シーンは残酷な設定の開示と伴って大好きなシーン。


○好き

A YEAR OF SPRINGS

現代日本を生きるマイノリティの人々の日常が描かれているノベルゲーム

三人のキャラが交代で主人公を務める短編集のような作品

フィクションらしい痛快な展開は薄く、ただただ現実的日常淡々と展開する。

その上で物語として彼女たちに幾つかの救いが訪れつつも現実は進んでいくのがどこかもの悲しく寂しさもあった。


最悪なる災厄人間に捧ぐ

自分を含めた人間認識できない主人公の豹馬が、誰から認識されない透明人間少女クロだけは認識でき、世界中に二人っきりの物語がはじまる。

かなり突飛な設定ながら、豹馬とクロ二人の分かち難い関係名前が付いていくという男女の関係性の真っ直ぐな物語

重く苦しい展開が手を変え品を変え続いていくので、かなり救いのない陰鬱とした作品だ。

しかし、クロは豹馬のことを好きであり続けるという点だけは長い物語の中で一貫しており、そこを支えに読み勧めていける、クロがすんごい可愛いゲーム


未然探偵 The Protea Cases

株式会社オレンジロマンティックミステリの第三弾で、女性主人公男性といい雰囲気になりつつ事件解決していくシリーズだ。

今作は事件を予報するAIプロテアを手に入れた主人公事件を未然に防ぐ探偵に成長していく、少し特殊設定ミステリ味もある展開。

主人公の伊月千春が最初AI攻略対象男性キャラに頼りきりだったのに、徐々に頼れる探偵になっていく、応援したくなる主人公なのがよかった。

なお、攻略対象男性キャラ天野夏樹がやたらとフライドチキンを押すシーンが多く、それを食べる様が可愛いため、遊んでいる途中に僕も出前を頼んでしまった。


パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

本所不思議にまつわる呪いを巡るマルチサイトストーリー

なんでもありな緊張感あふれる序盤、キャラクタの魅力的な掛け合いで引っ張る中盤、物語パズルが全て無駄なく収まる終盤と、それぞれでかなり雰囲気が異なるのが印象的だった。

魅力的がすぎる黒鈴ミヲちゃんの可愛らしさはアドベンチャーゲーム史に残すべきで、特に自身名前の「ヲ」の部分を「くっつきのヲ」と言う箇所が好き。

世間でもかなり評価されておりシリーズ展開が期待されているので、是非とも黒鈴ミヲちゃんお腹いっぱいお寿司を食べるスピンオフに期待したい。


23作目以降はこちら

2023-07-30

anond:20230727224059

脳溢血で一回倒れるだけで

簡単に人は痴呆になるし

生きがいなんて失われる

しろ、「なんくるないさ」と生きられるようにしておく方が重要

生きがいに縋るような生き様

却って死んだ目で生きる人間製造するだけだ

2023-07-23

コミック版「壬生義士伝」(追記)

これは凄い。凄い。(大事なことは2回言うスタイル)

俺の中の燃え尽きたと思われた熱情を呼び覚まして、涙と共に、俺の中にまた何かを灯した。ありがとうながやす巧ありがとう浅田次郎

ながやす巧は、20年かけてコミック化したんだ。コミックが売れなくて、貯金がなくなってもコミック化を諦めなかったんだよ!(あとがきから受け売り)

20年の間、連載誌を替えながら、転々として話を紡いできたんだよ!きっと、その中には、人に言えぬような屈辱と、そしてそれを助ける周りからの助けもあった筈だ!その歩みが!その熱情が!その執念が!俺には、最後に石を割って故郷に花を咲かせた吉村貫一郎生き様と重ならないでいられようか!?

ながやす巧貯金を増やすめにもみんな買って読もうな!

(追記)

実はかなり以前に、原作浅田次郎小説版壬生義士伝」を買っていて、恥ずかしながら小説版の方は途中で脱落していたので、改めて少しずつ読み比べている。

当時小説版を読み進めていた時にも思ったのだが、小説版コミック版とで、登場人物の語り口が一致している。これは、ながやす巧原作に対して寄せているリスペクトによるものだと思う。浅田次郎あとがきで「劇画版では原作から一語一句変更されていない」と書いているが、これはウソ(笑)それなりに落とされてしまっている表現もある。一方で、コミック化にあたって、追加されている表現もあり、それが読み手に感動を与える効果を生み出している。

最終巻で、次男記者に対して握り飯を勧めるシーンがある。ここは、小説版では、「おや、お口に合いませんでしたかな」という表現もが入るのみだが、コミック版では、父貫一郎が死に際して握り飯を与えられ、それを口にすることなくこの世を去っていったシーンが記者の回想として描かれている。このくだりの表現は、コミック作者としてのさだやす巧が浅田次郎世界を魂のレベルで深く理解し、それをコミックからこそ可能な形として描き出すという、異次元イタコ芸ともいえる凄味のある場面と言えるとおもう。

2023-07-21

anond:20230721143741

まり、「死を肯定」、っていうのは、

意義のある死はありますしそれを目指すべきですよね

みたいな話ではないと。(それは「意義」が肯定されているだけなので) 

彼は死んでいるからそれだけで素晴らしいなあ!とか

彼は生きているから不幸なんだ、とか

そういう話までいかないとダメだってことか。

 

ならば、無いね。「死を肯定」する考えは、世界存在しないと断言できる。

 

天国で生きられるから良いことですよね、これは別世界での生の肯定だし

俺という殺人鬼人類の救済なのだ、これは殺すという生き様肯定

生きていても苦しいだけでいいことなんてない、これは生の否定だね

 

死をそれ自体肯定することはできない

死は無だからだ。

無を指さして、これは素晴らしいですということはできない。無の周辺にとりまく何かを指さして褒めることはできるかもしれんが、それは死自体ではない。死の周辺にある生の肯定にすぎない。

2023-07-18

「鏡よ鏡、そうは言っても若い白雪姫の方が綺麗ではなくて?」

「いいえ、美しさというのは内面の輝きからもたらされるのです。女王様気高い生き様こそ、世界で最も美しいといえます

「嫌だわ、そんなポリコレに染まった白雪姫なんて観客は求めておりませんもの。」

2023-07-17

anond:20230717174144

さらないなら刺さらないで一生そのままでええねん

どうしても刺さってみたいのなら

 

・一度自分でまねしてなにか新しいものを書いてみると「どこに余計な線を入れて良いか」わからないので、あらためて原典を見返すと、ああ、こうやるとおどろおどろしいんだなってなる。

・絵が決して上手いとはいわれなかっただろう人物が、そういうおどろおどろしさをどうしても選択せざるを得なかったわけだ。

そこでようやく、「なにを」表現しようとしたのかが見えてくる。生き様不器用なかわいさを感じ取る(ゴッホ的なエピソード

あたりが入り口になりそう。

あとは諸星大二郎ボット https://twitter.com/morohoshi_bot これをフォローしとけ。共時性

でも本当に無理することはないね

2023-07-15

宮崎駿説教される映画かと思ったのに私が宮崎駿説教したくなる映画だった

ふ〜ん、なるほど?→うんうん…→パヤオ〜!!成長したな〜!!→え…?ん…?→まてまておいおい→あーあーあー→後半宮崎駿ジブリの悪いところ全部出てる💢

前半のまま自己内面を見つめて母と義母との葛藤を描く映画作ればよかったのになんで途中で方向転換しちゃうの〜〜!?!?

塔のエピソードとかあんなん後付けバレバレだっちゅーの!!なんで最初そんなに真面目に自己内面について考えてたのに後半になるにつれ主人公ストーリーを進めるだけのコマにしちゃう!?

最後とか僕母親性的対象として見てます、みたいな内容になったけどいいの?!?こんな女の子に抱きつかれたい、みたいなロリコンジジイ目線)とマザコン主人公目線)が悪魔合体した最悪の展開になってたけどいいの!?!?

いやわかってる!!前半から後半への急展開は原因はコンテ進めながら同時進行でアニメも作っちゃうからだよね!!いつものやつだよね!!知ってる!!そういうとこやぞ!!!

宮崎駿絵コンテを進めないし、期限はあるのに制作も滞るし、尻叩きするために鈴木敏夫のいらんテコ入れもまじってしっちゃかめっちゃかになって、後半につれて話の展開が雑になり、最終大団円風に終わる でも細かい部分を見るとわからないことだらけだし、とりあえず終わらせないとという焦りが作品から滲み出ている

ハウル千と千尋と全く同じパターンである なんにも!!成長!!してないのである!!

なんにもというのは嘘、前半の少年内面への向き合い方は今までの宮崎駿作品に観たことないぐらい自分の弱さを言葉少なにアニメーションで描いていて素晴らしかった なのになんで…なんで…

そして何より一番腹立ったのは過去ジブリ作品の焼き増しをめちゃくちゃやってたとこ!!!ジブリパロディとして落ちるなよ!!昨今の国内外ジブリブームをみてウケるぞと勘繰って鈴木かどっかがテコ入れしたんだろうけど、「ジブリっぽさ」を表層でなぞるなよ!しかジブリ本人がよ!!!

高尚ぶって「おまえたちはどう生きるか」って説教垂れてんじゃねーよ!!これがお前らの生き様かよ!!!おまえは!!!どう!!!生きたんだよ!!!

2023-07-13

響け!ユーフォニアム世界観って脳筋すぎないか

刃牙ドラゴンボールみたいなノリじゃん。

「強くなりたい」

「強くなるとどうなる?」

「強くなれる」

「強くなった先に何もなくても?」

「そんなの当たり前だよ!そんなことばっかだよ!でも強くなりたい!」

なんなんだコイツら。

悪堕ちベジータばりの精神構造してる奴ばっかだよ。

 私は……私は昔の私にもどりたかったんだ!

 傲慢尊大な始めた頃の私にもどって、周りなんか気にせず徹底的に打ち込みたかったんだ!

 気に入らなかった…知らないうちにみんなの顔色を伺っておだやかになっていく自分が…

 私ともあろうもの友達に囲まれて…悪くない気分だった…居心地の良い部活もスキになってしまっていたんだ…

 だからバビディ支配されてもとの自己中にもどる必要があったんだ!

 おかげでいまはいい気分だぜ…

               」

「……ほんとにそうか?」

みてーな会話を平然とやれそうな奴しかいねーじゃねーか。

試しに数人選んで脳内で言わせてみろって。

マジで皆がベジータ悟空もやれるから

最強を目指すためにそれ以外の全てを捨てられる奴と、その生き方に疑問を持ちながらも強さへの憧れには共感しかない奴ばっかだから

ドイツコイツも上手いのも下手なのも皆揃って「評価とか結果とか達成感とかよりもただただ強くなりたい」みたいなこと考えてる。

戦闘民族ばっかだよコイツら。

音楽を通して何を実現したいか」のビジョンが「とにかく上手くなりたい」って……表現者としての生き様マッチョすぎるだろ。

anond:20230712222303

あのさぁ、おまえにとっては「無視」が「女扱いしない=男あつかい」なの?

かわいそうな生き様だけどそれを他人に押しつけようとするともっとおまえがかわいそうになるだけだとおもうんだよね

2023-07-11

汚れた達郎

ファンと名乗れるほどではないが、達郎(山下達郎)の音楽が好きだ。

メロディセンスレトロリッチアレンジハイレベル演奏

上質なAORの供給源として、代表的アルバム数枚やベスト盤ライブ盤などを楽しんでよく聴いていた。

自分の中ではネッド・ドヒニーニック・デカロとかと同じ枠に入れていたと思う。

 

私にとってリスニング分析であり考察であり、つまり研究だ。

吹き込まれた声と音のひとつひとつを拾い上げ、そのことば・その音がそこにある意味を問い、音と音との相乗効果を探る探求だ。

紀元前遺跡に向かい合う考古学者のように、感覚を研ぎ澄ませ、精神を集中して、真摯に・謙虚サウンドと向き合う。

そこには、アーチストの送り出した音とそれを受け止める自分の耳、という対等な関係しかない。とても純粋対話だ。

 

ところが、そこに招かれざる夾雑物が混じり込んでしまった。ジャニーズ論争である

はっきり言って、創作関係ない部分のバックグラウンド音楽との対話において邪魔な要素でしかない。

むろん、ある種のアーチストにとって生き様思想信条はその創作性と切り離せない。その人が過去に起こした薬物事件や暴力事件すら作品重要な一要素だったりする。

だが今回の達郎の騒ぎは違うよね。

達郎の音楽と向き合うのには完全に必要ない、まったく邪魔情報しかない。知りとうなかった。

きっとそういう方々には私の音楽不要でしょう。

こんな風に言われてしまうと、リスナーは達郎の音楽聴くたびに、暗黙に達郎のスタンス同意したとみなされてしまう。

むろん、そんなことは気にせずに勝手に聴けばよいのだが、もう心を空にしてというわけにはいかない。

どうしたって、あの見苦しい保身にまみれた長広舌が思い起こされてしまう。達郎の音楽聴くという行為は、もはや純粋対話ではなくなってしまったのだ。

 

私のCDラックには10枚ほどの達郎のアルバムが並んでいるが、あのコメントを境にその価値はだいぶん変わってしまった。

もろちん中古価格の話ではなく、自分の中での価値である純粋に楽しめなくなったぶんだけ、価値が目減りしてしまった。

そういう「含み損」を、達郎は一回のコメントで全国にばら撒いたんだと思う。

2023-07-04

anond:20230613225956

父親が亡くなった。

思ったより早く亡くなった。

多少悲しくなるかなと思ったけど、まるっきり悲しくならなかった。

ほっとした気持ちのほうが強いかな。

あの人の生き様を考えることがあるけど、よくわからないことでキレたり八つ当たりしたりして、周りに嫌われながら、あの人は人生で何を求めていたんだろう。

・・・

何も求めていなかったのかもしれないな。

まあ人がどう思おうが関係ない人だったのかもしれないが。

あの人の考えを理解したくて、何度か話をしたことがある。

話をすれば、状況は変わらないにしろ、お互い理解が進んで納得できる落とし所があるのではないかと思ったときもあったが、結局まったく理解できなかった。

少しでも相手理解したいと思っていても理解できない人がいるんだな、ということを学んだ。

このことは僕にとってとてもよい学びになった。話をしても無駄な人がいるという事実を知ることができた。

葬式ときに兄から微妙なことを聞いた。

父の仕事関係愛人がいるのではないか、ということだ。

兄は父の仕事を継いでいてそのやり取りの中で気がついたとのことだった。

僕はそんなじーさんばーさんの色恋沙汰など興味がないので、ほっとけばいいんじゃない?と言っておいたけど、どうしたものやら。

まあ、放っておけばいいよね。

さて、これからあの人が遺したものを片付けないといけない。

めんどくさいな。

2023-06-29

同人小説ブックマークが3だった

24歳、(医療系)学生です。

女子歴18年、そのうち腐っていたのは3年弱。

初恋はBASARAの元親で、自由生き方を貫く彼とムキムキの筋肉と声が大好きだった。

彼氏と付き合って5年、どっぷり沼にハマったジャンル特になく、ゆるキャン△に憧れて一緒にキャンプをしたり、コーヒーが好きすぎて一式そろえたり…

pixivを定期的にあさりつつ適度なハッピー女子ライフを送っていた。

ただ、前のジャンルで3年くらい沼ってたもののおかげで、純文学をこれでもかと読んでいた。

もともと本を読むことが苦ではなく、小学校図書館漫画偉人伝だったり、西遊記だったり、祖母の家からパチッてきた小公女父親書斎から掠め取った司馬遼太郎坂本龍馬とか、読めそうなものはなんでも読んだ。

本に明確に感動を覚えたのは小3に読書感想文のために「アルジャーノンに花束を」を読んだ時である。そのあとはもう本屋図書館に入り浸り、上橋菜穂子獣の奏者守り人シリーズも、有川浩作品全部、高田大介の図書館魔女など有名どころのファンタジーは読みつくし中学を終えた。

高校に入るととあるゲームのおかげで、日本の近現代文学史における文豪たちの本にハマる。これが3年くらい沼ってた前ジャンルなのだが、なんだか運営側不祥事が沢山あってフェードアウトしてしまった。しかし本好きは衰えず、坂口安吾桜の森の満開の下の不気味で美しい表現と、小林多喜二の雪の夜の思想抜きの彼の生き様などを毎日触れていた。

話を二次創作に戻すと、そんなに本を読んでいたら自分も書き始めないわけなく、pixivに初めて投稿したのは2万字程度の二次創作であった。

普通以下の、下手くそが書いた、今見ると恥ずかしくてたまらないものであったが、三桁数のブックマークに喜んだ。

結局界隈を去ってしまったのと、当時の作品たちがあまりに下手くそすぎて続きを書く気が失せたのでWordデータファイルごと消してしまい、創作活動から離れていた。そのあとも時間があれば本を読んでいた。

最近卒論やら国家試験勉強やらのストレスから超クソデカジャンルキャラにハマった。そのキャラは人気がそれほど高いというわけではないが、なんせ母数が段違いすぎて沢山の素敵な作品に溢れていた。

現実逃避のために私もサクサクとしたクリスピー食感をもって1章を2万字程度を書き上げた。

どれくらいの方が最後まで読んだのかはわからないが、ブックマーク数は脅威の3であった。

確実に最初に書き上げた時に比べ文章は上達し、表現も緻密である。ではこのブックマーク数の差はなんだ??

誰かから評価が欲しいとか、承認欲求を満たしたいとか、決してそういったもののために二次創作をしているわけではないが(2%くらいある)、ちょっと悲しい気持ちになった…

比べてみると答えは簡単だった。

私が初めて投稿したのは一人称。常に主人公内面が書かれており、主人公が見えていないことは書くことができない。

対して私が今回書いた文章三人称複数キャラクターの視点に切り替わることができる。

個人的な考えであるが、二次創作一人称作品が多いと思う。つまり市場需要と嚙み合ってなかったのである

作品名+(プラス)というタグは夢主の一人称視点、つまり「私」の視点物語が進んで行き、「私」の見たこと・感じたことが書(描)かれている。その方が感情移入やすく、一体感臨場感が楽しめるのだろう。

三人称場合、いろいろな場面の出来事を書けてしまうため、キャラとの距離が遠い。実際、今回私が書いた三人称文章は2万字の字数の中で30分程度しか作品の中の時間が経過していない。多分めちゃくちゃ間延びしているし余計な描写たっぷりだ。

表現の上手い下手はあると思うが、どの人称だから優れている・劣っているというのは決してない。要はネタに合った人称を選べばいい。一人称が~三人称が~言っている暇があったら書(描)け!!!!お前がジャンルやカプを盛り上げるんだよ!!!!!!(自戒)

98%の自己満足趣味、それと2%の承認欲求で作りたいものを作ってハッピーオタクライフ!!!!!!!!

2023-06-17

anond:20230617204344

恋柱の過去生き様既存価値観からの脱却、自分意思自分として生きる、という流れですごく好きなんだけど、一方で胸を曝け出した隊服はまったく意味がないから、ジャンプを見る男子の性欲に向けたサービス、以外の説明がつかない。

その点では自分らしく生きるという志向を持ったキャラクターを、わざわざ性的消費してるじゃん、というツッコミに対して反論はできないと思った。

2023-06-16

氷河期アフター世代結構苦労してるのに雪解け世代として丸ごとヌルゲー扱いされるの理不尽すぎる

氷河期世代内定率が1/100だったとして、1/20ぐらいまで緩和された世代だけど、それでも人生ボロボロになってるのにヌルゲー扱いされるからいい加減キレそう。

そもそも氷河期マジで終わってたのを見てガクチカしまくって、行きたい企業研究死ぬほどして、過去問読み込んでGPAを積み、それこそトネガワが鉄骨渡りの前に行った「金は命よりも重い」の如き努力の果てに掴んだ内定なんだけどな。

そのあとも就活市場はまだまだ温度低めだったし、会社の先輩は氷河期世代だし、社畜流の生き様押し付けられながら「俺らの頃よりだいぶ楽になってズリーなあ」「へへへ、サーセン(ちっ……テメーラの鎖自慢の結果だろうが……そんなに文句あるならお前らが経団連本部にでも乗り込んで暴れてりゃ世界は少しは変わったんだよ……)」と愛想笑いする生活が続いたよ。

ある程度して転職ブームが始まった辺りである程度自由に動けるようになっても、自分の所の職種の勤続年数が半端に長いせいで第2新卒みたいな扱いは完全に不可能

とにかく内定欲しさに手堅く選んだ業界に埋没するか、それとも自分よりずっと若い奴らとレースしながら「管理職としての経験はどれぐらいありますか?」でボコボコにされる戦いを続けるかを選ばされた。

本当に辛かったんだよ……。

就職氷河期世代のほうが3倍・5倍ソレ以上に辛かったんじゃね―かとは思うけど、でもお前らなんだかんだ大学時代平和に遊んでたやつも多くてそのツケじゃん?

俺たちは氷河期世界を見せられて絶望しながら「ここは就職予備校就職予備校」って自分に言い聞かせながら暮らして、親戚に大学の話されて「今が一番楽しいっしょ!」「いやー本当自由ですよ(その自由の大部分を将来に向けた努力に使うっていうマシュマロの山を前にした断食見てーな生活マジでつれーよ。言ってもどうせ分からねえから言わねーけどな」と嫌な気持ちになりまくってんだよ氷河期アフター世代は。

マジでさ、辛いんだよ。

ずっとずっと辛いんだよ人生が。

手堅く手堅く手堅く手堅くでひたすら夢なんてないんだよ。

そんでいざ社会に出て聞かされるのは「夢を追った奴は成功したぞ?お前らはビビってつまら仕事お疲れ様でした!バーカバーカ」の嵐よ。

マジで辛い。

本当に辛い。

俺たちだって普通に辛いんだよ。

なんか氷河期って自分けが辛いみたいに言うよな。

俺たちだって十分辛いよ。

お前らが武装蜂起を起こしてれば平和に暮らせたのにな、俺たち程度が今更武装蜂起して「やだ……ゆとり前後って本当に甘ったれね……」で終わらされるんだろうなって悲しみがあったよ。

辛いよ。

ずっと辛い。

本当にずっとずっと辛い。

https://anond.hatelabo.jp/20230615183923

投稿しようとして間違えて消しちゃった

バズりたいものもない 無力なバカにはなれない それで君はいいんだよ ヒリヒリと生き様を その為に死ねるなにかを この時代に 叩きつけてやれ

2023-06-14

埼玉プール撮影会禁止でなぜ炎上したのかわからない

「県条例に基づき過激ポーズ水着禁止する条件で許可していたが、インターネット上で条件に反する写真が見つかった。中学生と見られる女性過去モデルとして参加していた投稿もあった」

過激ポーズ水着禁止する条件で貸したが無視されたので禁止

正論しかない。

オタク違反してない所には貸せ、酷いのになると中学生エロ写真撮って何が悪いと騒いでたが、例えばこれが、撮り鉄イベントに貸し出した施設撮り鉄達が条件無視を繰り返した結果、撮り鉄にはもう貸し出しませんとなっていたら、オタクたちは切れていただろうか。

と言うか、同人イベントコスプレイベント等々で、条件が守られなかった結果、同人コスプレにはこの施設を一切貸し出さない等、今まで何度となく起こってきたことで、だからオタクも今後施設を使えなくならないように、条件を守り気をつけようとやってきたはずだ。

今回のように、借りる際の条件を無視して何が悪い!条件を守った所には貸せ!と貸主炎上させて騒ぎ立てるのが、もう私の知ってる頃のオタク生き様と違いすぎて戸惑っている。

悲報最近の若者漫画どころか一枚絵も読めない

本文読まないのはブクマカ原罪からしょうがないけどサムネくらい見ろよ🥺

https://togetter.com/li/2166188

このまとめクッソ雑なのに棘民もブクマカも爆釣れで草生える

説明セリフ冗長漫画はグニャグニャな木みたいでクソだと手塚も言っている」じゃねえから!! 全然うから!!

サムネのグニャグニャな木とまっすぐな木の解説図とそのツイートよく見ろ

説明ゼリフが長いかどうかなんてそんなことどこにも書いてないだろうがよ

シーンごとの演出論じゃなくてもっと大雑把・大局的なことだ

つかこ解説図は長編漫画用と題されてはいものの、物事を伝達すること一般についての指南として読める(この指南が正しいかどうか・指南に従うと面白いかどうかはここではどうでもいい。グニャグニャな木が好きな人もいるだろう)

https://pbs.twimg.com/media/EqTBc_RUYAAiNSj.jpg

このコラも面白がられてるけどかなり適当

かにワンピのグニャグニャな木がなんとなくごちゃついて見えるから納得しちゃうんだろうが

効果音が目にうるさいとかモブ邪魔とか叫ぶときのヨダレが汚いとかそういう話じゃねえから

そういう話がしたいならそういう解説図持ってこいよ!!

この図に書き込まれてる不満として正しい可能性があるのは「海賊王(海賊王になるという大筋がおろそかになってる?)」「世界貴族、七武海など(新キャラが出てくるだけでストーリーが進まない現象が起きてる?)」「覇気ギアなど(無駄な設定が増えて話がややこしくなってる?)」くらい

鬼滅のまっすぐな木のほうもこの図の書き方は適切でない

家族愛、鬼殺隊、下弦戦、と連載順に書き並べてあるのはいいが肝心な「何の幹か?」が書いてない

鬼滅の場合は「炭治郎が妹を助け人々を守るために鬼を滅する」が幹で他キャラ生き様とか呼吸の不思議とかが枝

関係ないけど最近ワンピの絵がごちゃついてるのって

引きのコマ、それもものすごく遠くからの引きのコマが多いのが一因じゃね? 逆の顔漫画なら楽はできるのにな

https://twitter.com/mangakato/status/736307350328352768

そのときストーリーフォーカスの当たってるキャラが1人も大きく写らないような引きコマが多数を占める漫画ってあんまないだろ 

スマブラで広いステージだと誰がどこでなにやってるか把握できなくなる俺を彷彿とさせる

2023-06-11

anond:20230611072514

感想を補う。

ある種の後味の悪さについて。

バッドエンド気味になることは、事前に予期できる。現代視点から語られる時点で、犬王は歴史的に何も残さない。琵琶法師ロックをやってました、も残ることはない。山田監督アニメ平家物語でも同じ。最終的な破滅に向かいながらも輝く人間の生き様が描かれることは予期できる。

ただ、2人の主人公の末路。1人は最後まで自分名前と信念を曲げずに処刑され、1人は権力に従うことで生きながらえる。このとき平家物語なら権力から追い落とされた権力が滅ぼされる、諸行無常。繰り返される人の業。犬王では権力に滅ぼされるのは文化だ。一世を風靡した文化が、権力者の一存で滅ぼされる。それがアニメ映画という文化で描かれる。ジレンマ

これをある種の比喩にも感じてしまう。何らかの滅びの予感か、全盛期を過ぎたことへの諦念か。または、多数派におもねらなければならないことへの皮肉か。どんなに優れた表現者にも限界があり、志を曲げて生き残るか、曲げずに消えるという選択を迫られてしまうのか。そういう現実的風景が頭にちらつく。

最後想像力の飛躍で救いは用意されているものの、ロック歌劇以上にこの考えが尾を引いている。

2023-05-31

自己流で生きてるのがウソフェイクとか言われても困る

youtubeフェイクニュースデマ規制を(今更)するらしいけど、最近自己流で山登りしてたユーチューバープロに注意されて辞めちゃいましたね。

今までのネットって自己流で生き様公開!みたいな なりたい自分になれるのがネットじゃなかったの? 好きなことで生きていくんじゃなかったんですかぁー!!

自己流で生きてるのがウソフェイクとか言われても困るよな。そこんとこどうなん。もっと怒っていいぞ。

2023-05-29

anond:20230529155827

外資系の友人らはここまでは酷くないけど目つきが殺気立っているというかなめてるところすぞという意志が感じられる

駅でタッパのある目つきがめっちゃするどい2人組を見かけたが、観た瞬間刑事だってすぐわかった

顔や目に生き様って出るんだよな

2023-05-28

[]5月28日

ご飯

朝:ナポリタン。昼:なし。夜:天かす、オクラ味噌汁ネギ納豆たまごかけごはんサンドイッチ。間食:プリングス。柿の種ポテチ。スーパカップ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

・はじめに

わずとしてれた名作中の名作でゲームとしてのシリーズ展開だけでなく、小説漫画アニメなどでのメディアミックスもたくさんある、ダンガンロンパシリーズ第一作目。

勿論僕もプレイ済みなのだけど、シナリオライター小高和剛さんの超探偵事件簿 レインコードという完全新作がリリースされるということで復習としてもう一度遊んだ

超高校級の様々な才能を持つ高校生入学式当日、奇妙な目眩に襲われ気付くと閉鎖された学校に閉じ込められていた。

そこで巻き起こるコロシアイとその犯人(クロ)を特定する学級裁判の果てに絶望意味を知っていく、という後にダンガンロンパフォロワーがいっぱい出るのも納得な魅力的なあらすじ。

デスゲームじみたルール分析解釈の楽しさに、ミステリっぽいフーダニットめいた展開、そして何より超高校級の才能を持つキャラ達の魅力さ、それらとシステムガッツリ絡み合ってまさにゲームになっているのが楽しいポイント

ノンストップ議論という発明

システム部分はアドベンチャーゲームではあるものの、学校を探索するためにキャラ操作するパートや、音ゲーシューティングっぽいミニゲームに、それらを有利に進めるための育成要素もあったりと、出来る範囲で手を変え品を変え楽しませてくれる。

特にノンストップ議論呼称されているパートは抜群の面白さだ。

ミステリ系のアドベンチャーゲームでよくある尋問や追求のようなパート自動文字送りにして、かつ狙い撃つシューティングの要素を足した感じなんだけど、ゲームシナリオの融合が素晴らしい。

ミステリの大きな魅力の一つに議論があるにだけれど、どうしても文章での表現となると「タイミング」や「合いの手」や「野次」みたいな部分が削ぎ落ちてしまうのだけど、ノンストップ議論はそこをゲーム的なレベルデザインに落とし込むことで、議論をディフォルメしつつ楽しめるようにしてくれている。

発言の中の気になる点をシューティングの的にして、証拠証言弾丸見立てて、的を撃ち抜いて論破するからダンガンロンパ」という作品タイトルになるのも納得に素晴らしいシステム

声優さんのボイスや、立ち絵演出バッチリ決まっていて、ノンストップの名に相応しいハイテンポで楽しくかつロジックで考える謎解きの妙がある緩急も良き。

こういうゲームらしい楽しさと、テキストを読む楽しさが、相乗効果でどちらも楽しくなるようなシステムは大歓迎だ。

ただノンストップ議論以外のシステムちょっと取ってつけたというかミニゲームかなといった具合なのは残念だが、それだけで十分お釣りが出るほどに楽しめた。

・魅力的がすぎるキャラクタたち

公称でサイコポップと呼ばれる雰囲気でまとまっているデザインも素晴らしい超高校級キャラたち。

なんといってもココがダンガンロンパ最大の魅力だろう。

自分のことは棚に上げつつ主人公に信頼を要求する強引さが素敵な霧切響子御曹司頭脳明晰ながら割とポカをする十神白夜ギャンブラーとしての生き様が格好いいセレス、オドオドしてて小動物系の愛らしさがある不二咲千尋ギャルとしての一面だけでなく様々な表情を見せてくれる江ノ島盾子辺りが僕の好きなキャラだ。

通信簿会話と呼ばれる好感度を上げて読むことができるキャラ個別シナリオが楽しめるのも嬉しい。

話の都合上すぐリタイアしてしまキャラもそちらで楽しめるのが救いだ。

・腐川冬子好き

僕は自発的にお風呂に入らない女性キャラクタが大好き。

ドMで陰気でオドオドしている割に忘れてたとかでなく自発的にお風呂サボるし言われないと歯磨きもしない、可愛いなあ。

まあこの好きは癖の好きなのであまり掘り下げないでおこう。

・閉鎖空間ならではのフーダニット面白

今作の事件トリックらしいトリックもあるものの、概ね誰が行ったかが焦点に当たる展開が多い。

そのため超高校級の魅力的な仲間たちを疑わないといけないんだけど、これが辛くて面白い二つの気持ちに挟まれる。

なにしろ少し前まで楽しく好感度を上げて個別エピソードを読んでいた相手を疑い告発するのだから

今回リプレイだったこともあり、あえて先回りしながら犯人個別エピソードばかり読んでたんだけど、この辺の構造が辛面白かった。

突然閉じ込められてゲームに巻き込まれ現実にはありえない突飛な設定に加えて、主人公達の中に科学捜査が出来る人がいなかったり、色々ありそうで色々ない閉鎖空間の都合などもあってホワイダニットハウダニットは少な目なんだけど、この辺も良い意味で割り切ってると感じられて謎を解いていく部分が物足りなくはなかった。

仲間を疑うからこそのストーリー葛藤も作中に用語で言う「絶望」らしさがあって恐ろしいからこそだ。

希望絶望の結末はもどかしい

そんなわけで大絶賛なんだけど、締め方は少し雑だったかも。

希望絶望という大きなテーマの掘り下げは正直ちょっと不足していた。

要しちゃうと諦めずに生きるか諦めて死ぬかの二択になってしまうのも、要しすぎただけかもだけど、希望絶望ではなく生対死ってことになっちゃって、そりゃ絶望が不利だよと思ってしまう。

前提条件のために大きく無茶な設定を作ってしまったので苦労している感じの伝わってくるので、この辺はシリーズが続いて良かったなあ、と前向きに捉えておきたい。

・おわりに

10数年ぶりのリプレイだが楽しかった。

犯人トリックを知っていても楽しめるのは本物の面白さがあるからこそだ。

当時なかったスクールモード通信簿会話をお手軽に読めたり、システム面の改修がされているのも嬉しかった。

レインコードまでに2とV3も遊ぼうと思う、特にV3は途中でリタイアしてしまったので、楽しみだ。

2023-05-22

anond:20230522173717

一本筋の通った生き方や、自分だけの武器・特技を持った人間生き様は美しい

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