はてなキーワード: 守り人シリーズとは
35歳女。十数年ぶりに夢中になれる小説に出会えて、誰かに言いたくて仕方なくてこれ書いてる。
現実の自分が溶けてなくなって、物語の世界が広がって、ストーリーに合わせてドキドキしたり悲しくなったり怒りが沸いたりして、ページをめくる手が止まらなくて、でもだんだん本の左側の厚みが減っていくのがわかって(あ~もうちょっとで終わっちゃう、この世界が終わっちゃうよ~~~)とか頭の片隅で思いながらも読み終わったらふぅ・・・って一息つきながらぼーーっと物語の余韻に浸っちゃう感じ。
高校生くらいまではどんな本を読んでもこの感覚を体験できたんだけど、歳をとるにつれてだんだんこれができなくなってきたんだよね。
30過ぎてからはほんとダメで、いろんなところでおすすめされてる本を試してみるんだけど数ページ読むとすぐに仕事のこととか私生活の悩みとかに現実に引き戻されてしまう。
もうこれは、本の問題じゃなくて私の問題で、脳みそが新しい物語を楽しめなくなったのかも、と諦めつつもたまーに話題になってる本を読んでみる日々が続いた。
レーエンデ国物語もたまたまツイッターの広告に出てきたのを見て「あ、なんか雰囲気よさそう」と思ったのがきっかけ。
(十二国記とか守り人シリーズが好きでそれに近いものを感じた)
いざ買って読んでみると、冒頭からするする頭に物語が入ってくる。
いや、もう少し読んでみないとわからない。
ぐすっ・・・
にやにや
あー・・・
ふぅ・・・
て感じで夢中で読み終わった。
この時の嬉しさったら。
やったーーーー!まだ私は終わってなかったんだ!
とニヤニヤしてしまった。
全5巻予定で、明日2巻が発売する。
夢女子歴18年、そのうち腐っていたのは3年弱。
初恋はBASARAの元親で、自由な生き方を貫く彼とムキムキの筋肉と声が大好きだった。
彼氏と付き合って5年、どっぷり沼にハマったジャンルも特になく、ゆるキャン△に憧れて一緒にキャンプをしたり、コーヒーが好きすぎて一式そろえたり…
pixivを定期的にあさりつつ適度なハッピー夢女子ライフを送っていた。
ただ、前のジャンルで3年くらい沼ってたもののおかげで、純文学をこれでもかと読んでいた。
もともと本を読むことが苦ではなく、小学校の図書館で漫画の偉人伝だったり、西遊記だったり、祖母の家からパチッてきた小公女、父親の書斎から掠め取った司馬遼太郎の坂本龍馬とか、読めそうなものはなんでも読んだ。
本に明確に感動を覚えたのは小3に読書感想文のために「アルジャーノンに花束を」を読んだ時である。そのあとはもう本屋と図書館に入り浸り、上橋菜穂子の獣の奏者も守り人シリーズも、有川浩の作品全部、高田大介の図書館の魔女など有名どころのファンタジーは読みつくし中学を終えた。
高校に入るととあるゲームのおかげで、日本の近現代文学史における文豪たちの本にハマる。これが3年くらい沼ってた前ジャンルなのだが、なんだか運営側の不祥事が沢山あってフェードアウトしてしまった。しかし本好きは衰えず、坂口安吾の桜の森の満開の下の不気味で美しい表現と、小林多喜二の雪の夜の思想抜きの彼の生き様などを毎日触れていた。
話を二次創作に戻すと、そんなに本を読んでいたら自分も書き始めないわけなく、pixivに初めて投稿したのは2万字程度の二次創作であった。
普通以下の、下手くそが書いた、今見ると恥ずかしくてたまらないものであったが、三桁数のブックマークに喜んだ。
結局界隈を去ってしまったのと、当時の作品たちがあまりに下手くそすぎて続きを書く気が失せたのでWordのデータファイルごと消してしまい、創作活動から離れていた。そのあとも時間があれば本を読んでいた。
最近、卒論やら国家試験の勉強やらのストレスから超クソデカジャンルのキャラにハマった。そのキャラは人気がそれほど高いというわけではないが、なんせ母数が段違いすぎて沢山の素敵な作品に溢れていた。
現実逃避のために私もサクサクとしたクリスピー食感をもって1章を2万字程度を書き上げた。
どれくらいの方が最後まで読んだのかはわからないが、ブックマーク数は脅威の3であった。
確実に最初に書き上げた時に比べ文章は上達し、表現も緻密である。ではこのブックマーク数の差はなんだ??
誰かからの評価が欲しいとか、承認欲求を満たしたいとか、決してそういったもののために二次創作をしているわけではないが(2%くらいある)、ちょっと悲しい気持ちになった…
比べてみると答えは簡単だった。
私が初めて投稿したのは一人称。常に主人公の内面が書かれており、主人公が見えていないことは書くことができない。
対して私が今回書いた文章は三人称。複数のキャラクターの視点に切り替わることができる。
個人的な考えであるが、二次創作は一人称の作品が多いと思う。つまり市場の需要と嚙み合ってなかったのである。
#作品名+(プラス)というタグは夢主の一人称視点、つまり「私」の視点で物語が進んで行き、「私」の見たこと・感じたことが書(描)かれている。その方が感情移入しやすく、一体感・臨場感が楽しめるのだろう。
三人称の場合、いろいろな場面の出来事を書けてしまうため、キャラとの距離が遠い。実際、今回私が書いた三人称の文章は2万字の字数の中で30分程度しか作品の中の時間が経過していない。多分めちゃくちゃ間延びしているし余計な描写もたっぷりだ。
表現の上手い下手はあると思うが、どの人称だから優れている・劣っているというのは決してない。要はネタに合った人称を選べばいい。一人称が~三人称が~言っている暇があったら書(描)け!!!!お前がジャンルやカプを盛り上げるんだよ!!!!!!(自戒)
ツバメ号とアマゾン号シリーズ 学校の図書館にはだいたい入ってる。ちょっと高いかな
荻原規子の作品全部(たぶんRDGと西の善き魔女が女子が好きなタイプ。ほとんどの作品が女の子が主人公)
上橋菜穂子の作品全部(綾瀬はるか主演でドラマ化、NHKでアニメ化した守り人シリーズが女性主人公で人気)
今アニメでやってる「本好きの下克上」はなろう小説から書籍化、児童文庫化されるくらい女の子に人気。TOジュニア文庫ってやつ。挿絵もとてもキレイ)
メグ キャボット「プリンセスダイアリー」(母親の再婚で急にお姫様になった、NYの女子高生が主人公。小学校高学年~中学生向け。訳がよく日本語がキレイ)
元増田です
これ以上詳しく書くと本当に特定されそうですが、みなさんからたくさんのご意見ご感想をいただいたので追記をしようと思います
先日も書きましたが、「司書教諭」は教員です。ピアノが弾ける先生や外国人教師と英会話ができる先生がいるように、先生方の中には司書教諭資格を持っている教員がいます。みなさんのイメージする「司書の先生」はこの司書教諭ではありませんが、場合によっては図書館の運営に深く関わります。私の学校の司書教諭はとても忙しくあまり一緒に仕事をする機会はありませんが、私が作った図書館のおたよりの添削や購入本の精査などをしていただいています
私がおたよりに「○○小学校に新しい本がやってきたよ!読んでみてね!」と書くと赤ペンで「新しい本を購入しました。ぜひ読んでください」と直されます
購入する本を選ぶ際も、うちは図書費が少ないので、購入する本は学習に使える本が最優先、絵本や小説は二の次で、それらを買う際も挿絵が今時っぽくない、ためになるような本を選ぶこと、という感じのことをよく言われます
子どもたちや先生は「校庭の畑に野菜を植えるので、授業で野菜について調べることになりました。野菜の本を貸してください」「自由研究に使える本はありませんか?」「慣用句が書いてある本はないですか」といった風に相談に来ることが多いのでそんな時に対応できる本を揃える必要があります。娯楽のための本を購入する余裕はあまりありません
ただ、他の学校の司書さんからは「クラゲの図鑑とキノコの図鑑と虫のうんこの本、面白そうだから買っちゃった!」という話を聞いたことがあり、選書については予算の都合だとか校長教頭、司書教諭の先生との関係にかなり左右されると思います
教育委員会に喧嘩を売れば好きな本を買えるのかもしれませんが何分非コミュの文化系なのでそこまでする気力と体力はないです
私が小学生の時は図書館でゾロリ、○○のひみつシリーズ、怖い話の本、恐竜図鑑、精霊の守り人シリーズ、シートン動物記、あらしのよるにシリーズ、はやみねかおる作品などを読んでいました
貸し出しはできませんでしたが名探偵コナンやらんま1/2などの漫画本もあり自由に読むことができました
中学校では主に星新一を読み漁っていましたが図書館にはキノの旅やアリソン、バトルロワイヤル、小説版金田一少年の事件簿、小説版鋼の錬金術師、当時はまだ完結していませんでしたが既刊分のNo.6などが置いてあった記憶があります
時代だったのでしょうか。出身小中学校の図書館が今どうなっているかは知りません
私が赴任した小学校には守り人シリーズが最初の1巻しかなく、大変寂しく思ったので購入しました。読書好きな高学年の子がたびたび借りてくれています。私自身は別にゾロリでも何でも読めばいいと思いますがそういった考えを公にすると意識が低いとみなされるのであまり大声では言えません
ささやかな抵抗として、集英社の学習漫画日本の歴史シリーズ(表紙絵が荒木飛呂彦さんの聖徳太子で一時期話題になったあれ)を、漫画であることを隠してお堅い歴史本であるかのように見せかけ購入希望を出し、司書教諭の検閲をかいくぐって購入しました
また、「漢字どころかカタカナもまともに読めないような小さい子が、挿絵もルビもない重厚なファンタジー小説を借りようとする」件について補足ですが
カタカナも読めない、というのは学年や年齢ではなく個人にかかっています
決めつけているのではなく本当に読めないのです
図書館に来るのは読書好きな子や教室に居場所がない子とは限りません
暖房目当てでたむろしに来る子、読書も国語も大の苦手だけど虫や乗り物の写真が見たいから来る子、学校内で堂々と漫画(ブラックジャック)が読める場所だから来る子、雨が降っていて外で遊べないから仕方なくきた子、貸し出し冊数を自慢したくて借りては読みもせずに返し借りては返しを繰り返す子、担任に本を借りろと言われて嫌々来た子、さまざまな子がやってきます
本当に読めないし読む気もないのにキラキラしてかっこいいから借りて自分のランドセルの中に入れたいという理由で借りることがあります
貸し出すことの是非は一旦置いておいてそういう子もいるんです
今まで何度か業種を伏せて上司との軋轢等をはてな匿名ダイアリーで愚痴らせてもらいましたが、そのたびにぽつぽつと励ましのトラバやブコメをいただいています。今回、私に対して「辞めちまえ」「今すぐ首を吊って死ね」「殴り殺してやりたい」と思った方の中にも過去私にあたたかいトラバやブコメをくださった方がいらっしゃると思います。その節はありがとうございました
司書に幻滅した、がっかりしたとのトラバもいくつかありましたが
予算の潤沢なところは魅力的な絵本や小説が山ほどあり、複本も多く用意されており図鑑も何でも借り放題でこういった禁則事項は少ないと思います
元増田で列挙した実例は「別の学校の司書」「司書教諭」「司書教諭ではない先生」の発言が混ざっています。すべてが司書の発言ではないです
私は小学生の時からずっと司書になりたくて、その夢は無事に叶ったのですが、最近本当に頭がおかしくなりそうです
皆様に言わせるともうおかしくなっているのかもしれませんが