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はてなキーワード: ぬことは

2019-11-26

anond:20191126112408

田舎がこんな状況だとは全然知らなくて、なんか、ものすごくカルチャーショックを受けた。

田舎に住みたい願望があったから、道を歩いていただけで、変な人扱いされるとか、ものすごく失望した。

のびのび生きれる世界かと思ったら、ものすごく息苦しいんだな。

何もない場所を歩いているなんて、良からぬことをしていると違いない、とか思われるってことなんだろうな。

2019-11-25

譲渡会に行ってみた その3

夜中まで悩んだ末、飼ったんねん、やってやんねん

2匹でもどんとこいや

おれはやるぜ!おれはやるぜ!と決意。

朝1番に譲渡主に連絡を入れる。

職場にて存分にぬこミレーションを行い

忘れずに耳鼻科電話をいれ

アレルギー検査の可否を問う。

はあはあしながら会社終わったら

速攻で病院に行く旨を看護婦さんに伝えると

五千円ぐらいらかかるから、いつもより多めに

もってきてくださいね♡と言われる。

もちろん財布の中を確認

早く終われ会社終われ若者ヘマすんじゃねぇ

おれは帰るぜ!おれは帰るぜ!と定時がくるのを待つのである

そこに譲渡からご連絡、

残念ながら譲渡先が決まってしまいましたテヘペロ

あぁあー昨日の夜中から高橋原人クワ冒険島をかえしておくれよう

もっと強く噛んでおくれよう

脳みその中で吉原炎上しつつ

わたくしは耳鼻科アレルギー検査してもらい

次の手を考えておりましたところ

別の譲渡会で会った方を思い出し早速ぬこ見学アポをとる有能なサラリーマン金太郎となったのです。

次号ポンコツおやじときめき猫にあえるのか

震えて待て

2019-11-22

anond:20181002174024

ぬっこって言うよ。ぬことか。自分はイッヌよりぬっこの方が先に聞いたこと合ったからイッヌの方がちょっと違和感あったり。

2019-11-20

[][]隣人の語ること、行うこと、考えること

隣人の語ること、行うこと、考えることを気にかけないものは、どれだけ多くの利益を受けることだろうか

自省録 マルクス・アウレリウス

他人厚顔無恥に腹が立つときただちに自らに問うてみよ。

「世の中に恥知らず人間存在しないということがありえようか」

「ありえない」と答えるだろう。それならば、ありえぬことを求めるな。

自省録 マルクス・アウレリウス



公益目的でなければ、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな

認知資源

2019-11-11

温泉ビール

仕事以外にやる気が起きない40男。

俺は寝ることに対して気を使う。

睡眠不足仕事してると、特にちょっと暇な時期だと睡魔と戦うのが辛いから。

8時には夕食を終え、11時には風呂に入る。風呂の直前にホットミルクを飲んで体に入眠準備を伝え、

風呂上り精神系お薬とテアニン(快眠サプリ)を飲んで、ストレッチする。

昨夜もそんな感じで準備していた。日曜の夜は特に気を使う。

一通りの準備を終え、自然な眠気が発生するのを待つ。

じわじわと眠気がやってくる。同時にものすごくリラックスしてくる。

早く布団に入らないと、良からぬことを考えてしま・・・、と思うも手遅れだった。

リラックスしすぎて、脳が暴走し始めた。

別に明日休んじゃえば良くね?」

「昼間から温泉でも行ってよ、風呂上りビール飲まない?お前そういうの憧れてたやん」

「てかお前、計画的有休取ることは苦手だけど、突発的に休むのは得意じゃんw。

明日がその日だ。やっちゃいな!」

休むと決まれば妙に小腹がすいてきた。時刻は夜中2時。

インスタントラーメンを作って平らげて、寝た。

目覚ましが鳴る前の、いつもの時間に目が覚めた。昨日の記憶がよみがえる。

そっかぁ、休むって意気込んでたよな。温泉行ってビール飲むって言ってたなぁ。

けれど当然のことながら今の自分脳内リラックスモードではないので、温泉気分ではない。

かといって「仕事行かなきゃ!」モードでもない。すぐに欠勤の連絡をする。

どうしよう・・・。このまま温泉行くべきだろうか?

こう悩んでいる間にもせっかく入手した今日というリソースがどんどん減っていく。

2019-10-29

自由の果て

自由とは 縛られること

自由とは いつもそこに不気味にあるもの

自由とは 不自由を知ること

自由とは いつも己自身であらねばならぬこ

自由とは 闘いを呼ぶもの

自由とは 運命を見放すこと

自由とは あなたをただ 愛せること

わたし自由であるとき

そこにはいつも一筋の炎が見える

ただ生まれついたときから

そこでだけ燃え咲き、揺らぐ線ーー

からわたしは生きていられる

希望などなく未来などなく

ただ今を燃やす

灰さえも 赤く光る

煙さえ立たず ただ 燃え

琥珀色の水に

歩んできた過去が映る

帰るべき場所

行き着く先はいつも

己が歩んだ轍の上

絶望を積みあげた 我が軌跡

わたしわたしでありたいのではない

わたしわたししかいられないのだ

信じられるものはただひとつ

言葉理由もない世界

曲げないこと

曲げられないこと

真実を知りたいために

さらに疑い続ける

哲学者自分は ひどく頼りない

丁度良い自分は どこまで生きても見つけられない

世界はただあるがままにある

そんな絶望でできている

そこに一縷の望みを託すのは

気狂いだと誰かが嗤う

あるがまま

ただそれだけが逃げ場所

そんな切なさが

唯一、人を生かす希望なのだ

君よありがとう

あなたいるから 私は孤独になれる

偽りの孤独に 酔っていられる

目を開ければ そこには混沌

目を瞑れば 光が目を灼く

おれはこういう風にしか生きられないのだ

なによりも孤独を恐れながら

情けなく孤独にすがるしかないのだ

おれは逃げ続けるぞ

正しさなぞに意味はない

おれは逃げ続けるぞ

やがて君が 彼方の点になるまで

おれは 逃げ続けるぞ

世界がやがて俺を見つけるまで

誇り高き 穢れなき

自由がやがて

消え去るまで

2019-10-28

anond:20191028025859

緊張感が必要だと思うね

恐ろしいと思うような経験希薄だと増長するのは無理からぬことだ

政治家に緊張感を与えるような活動をしていない国民責任はある

このぬるま湯では誰が議員になってもすぐにのぼせ上がって腐ってゆくだろう

暴力はいけない

暴力コントロールすることができなくなる

一番は投票行動だが、個人では一票しか投じることができない

暴力はとにかくいけない

そうなるとお金を使う方法になるが、これも腐敗を生む

公明党もなんとかしなくてはならない

暴力なしで

2019-10-25

わるいこといっぱいして

せいのうのひくいものたかねでうって

いっぱいうらがねもらえばよかった

そしたら おかねでいっぱいせっくすして

つきあいでせっくすして

いまごろなかまもいて

こどももいっぱいいた

ぬことぐらいがすくい

みたいにはならない

おまえらもわるいことしろ

でないとふこうになるぞ

2019-10-24

anond:20191024062803

共和制日本思考実験としては面白いかもだけど、現実的にはかなりハードルが高い

何にせよ天皇制出口戦略

現時点での皇室及び神道の支持と影響力を考えたら、象徴天皇制もつ日本国憲法は天皇公権力で縛ってると考えられる

だって制度としての皇室がなくなったとしても皇室の人たちは残るしその皇室祭祀として君臨する神社が全国津々浦々にある

これを利用して良からぬことを企む人間が出てこないわけがない

下手したら、竹田某を担ぎ出して征夷大将軍とか名乗る武力勢力が勃興することだって全然ありえる話なのさ

となると、神道の禁教化はもちろん、皇室の方々には国外退去入国禁止だけでは事足りない

もれなく処刑しなきゃならん

傍系や旧宮家、ないしは遠いむかしだろうと天皇家の血が入ってる公家武家も、藤原系も徳川島津毛利も。神主古刹名刹門跡家系にもいるよね

そりゃあもう大殺戮

そこまでしなきゃ絶対天皇権威を担ぎ出すものが現れて少なから日本の安定性は脅かされる。もしくは完全に破壊される

もちろんそんな外道21世紀国際社会に許容されるわけがない

江戸時代の終わりあたりにやっとけばまた違ったのかもね

まあ共和制日本を考えるには時期が悪い、タイミングを逸してしまった

もうここまで来ちゃったら伝統を守ってるとか以前に伝統という建前を纏わせてでも制度を維持しなきゃならんのよ

他のコメにもあるように、自然消滅を待つしかないのかな。多分しないけど。前述のように血脈散らばってるし

個人的には王室皇室肯定はだからあったほうがいいと思うけどね。理由はそのほうが面白いから

人権?まぁ立場トレードオフってことで

2019-10-23

悪役が推しになりがち問題

私の推しはだいたい悪役だ。主人公たちから見ると敵側で、自分の野望のためによからぬことをしようとしているタイプのやつ。街を滅ぼそうとしたり、欲望のままに殺人殺人教唆をしていたり、作中で屈指の極悪野郎として描かれていたり。

以前ネットで「悪役ばかり好きになるタイプオタクは“この子は本当は過去に色々あって!この行動とかやばい野望もそこから出てきてるだけだから!本当は悪い子じゃないんです!”タイプと“悪役の悪い所を愛しているから実はいい子とか好きじゃない”タイプにわけられる」(雑まとめ)みたいな所感を見た。私はどちらのタイプも併せ持った厄介オタクである。というのも、私が好きになるキャラは“かわいそうな過去があり、それが原因でやばい事態引き起こしているため同情できるが、それを補って余りあるクズ”みたいなやつが多いからだ。

かわいそうだけど、それにしてもその行動はどうなのよ。超自分勝手じゃん。言いたいことはわからなくもないけど、そのセリフはどうなのよ。いやでもそういう“悪”の部分が好きだ。だがしかし、悲しい過去を抱えながらも自らの信念のために突き進む点だとか、過去経験から鬱屈してしまった人間が強大な力を持っていきいきしだして周りをはちゃめちゃにしていく点だとか、そういう“人間くさい”ところを好ましく思う。自分が本当に尊敬する人だとか、お世話になった人のことは信じようとする“善”の部分もいい。

こういう考え方のオタクになると、自分解釈しか受け付けなくなる。この子は本当はいい子なんです!なファンと一緒にいると、いやいやわかるしその部分が好きなんだけどでもやっぱりこいつはクズですよ、と言いそうになるし、こいつは純粋に悪!なファンと一緒にいると、いやいやでもかわいそうな過去があって.......と言いたくなってしまう。どっちつかずなのだ

挙句の果てに、こういうキャラ原作罵倒されがちだから原作を見るのが少しだけ億劫になってしまう。一番大好きな聖典であると同時に、推しをめちゃくちゃに貶す激ヤバ作品にもなりえるのだ。でもそういうふうに主人公たちから言われるのもわかるのだ。クズから。でもそういうクズなところもかわいそうなところもひっくるめて好きだから罵倒されてるのを聞くと少しうーんと思ってしまうのだ。モンペかよ。

ちなみに私の人生の最推し原作主人公ライバルキャラからくたばり損ないと呼ばれていた。泣いた。でも本人は全く気にしてなさそうでよかった。そういう謎に前向きなところも好きだよ。

2019-10-20

はてなへの漠然とした不満

はてな漠然とした不満がたまっている。

かつて2chなども通って来た道なのだが、

ホッテントリ話題に偏りが強い。ノイジーマイノリティが原因か。

 LGBT人権とか萌え絵セクハラとかミサンドリーとかの話題か、

 togetterの低レベルまとめか、ぬこかわいい、アフィ互助会

 全カテの6割くらいいくんじゃないか

 最近そういえば嫌韓嫌中は減ってきたような気がする。

2019-10-08

ぬこって単なるおもしろツイッタラー的な存在なのに男叩きしてるとか言われててビックリした

男叩きが見当たらないんだが男叩き認定からするとあの人は男叩きしてるのか

男叩き認定ハードル低すぎじゃないですかね

2019-09-23

ニセ科学陰謀論ネットワーク

片瀬氏の件についてのブコメ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/c_23/n_10147/

   ↓

「飯山一郎というニセ科学提唱者(故人)も片瀬さんを中傷していた。」という指摘

   ↓

リンク先: https://twitter.com/iiyama16/status/497006465723285504

飯山一郎という人のこのツイートは、2014年8月のもので、片瀬氏に対し見当はずれなことを言っているものであるが、そのツイートに対し、かの西岡昌紀氏がリプライしているのでびっくりした。西岡氏のリプの内容は、「STAP細胞はあります」というどこかの発言引用しているだけであるが、要は「STAP細胞実在するのに、誰かの陰謀で消された」という主張をしているようである

ちなみに西岡氏はかの「マルコポーロ廃刊事件」の当事者であるが、ホロコースト否定し、なおかつ何か自分の気にくわぬことの背後に巨大な陰謀があると主張していたら、それはもはや「ネトウヨ」ではなく、「ネオナチ」であろう。


2019-09-20

ぬこっていう婚活

ただの承認欲求モンスターで、1mmも婚活してないやんけ

毎日イカスする暇あるなら今すぐIBJ登録しろ

2019-09-10

東北は今苦しんでいるのに関東過去の話をする

トリクルダウン理論の嘘の一種なんだろうな。

金持ち自分が一週間前にしたすり傷の跡は気にしても、召使い今日骨折したことに対しては気にも留めない』みたいな現象がさ、同じ国の地域間で起こっているんだよ。

泣きそうになる。

こんな国が自分たちを美しいと言い張るのが醜すぎて泣きたくなる。

自覚のない悪、愛を知らぬことの自覚を持たぬ自称人格者

なんて恥ずかしい国なんだろう

2019-08-05

[] #76-9「車道シャドー

≪ 前

前置き通り、語られた真実シンプルだった。

あの日目覚まし時計が鳴らなかったせいでツクヒは寝坊してしまう。

「は? 何で鳴らないんだ? いや、鳴っていたのに起きれなかった?」

セットするのを忘れていたわけでも、壊れていたわけでもない。

いつも忙しない自分の子を気にして、親がわざとタイマーを切っていたからだ。

いざとなったら起こしてやって、車で送ってやれば十分間に合う。

朝の時間でもゆとりもつこと、そして家族と過ごすことの大切さを知らせようとしたのだろう。

だが親の心、子知らず。

いや、分かれという方が無理のある話だ。

しかるべき時間に奏でられるメロディが秒針の動く音だけ。

それを起床後の脳みそで処理するのは不可能に近い。

くそがっ! 遅刻だけは絶対したことなかったのに!」

鳴らなかった目覚まし時計の分まで大きな声を上げ、ツクヒは家を飛びだす。

その声を聴いた両親は、車で拾うために慌てて追いかけた。

「ほら、乗りなさい」

「やなこった。車で登校とかイキった真似できるかよ」

だが思春期の子供にとって、周りが徒歩なのに自分は車だなんて嫌なのさ。

ツクヒの場合、「そういうことを親にやってもらうのは恥ずかしい」と普段から公言しているから尚更だ。

その点では“子の心、親知らず”だけど、それを理解するのも彼らには難しいのだろう。

「このままじゃ遅刻するぞ」

「誰のせいだと思ってんだよ!」

「だから、その分の面倒を受け持つと言ってるんだ」

「だから、その受け持ちがクソだっつってんだよ!」

ツクヒは遅刻覚悟で、頑なに乗車を拒否した。

そうして、小走りで急ぐツクヒと、車で平行しつつ説得を続ける親という構図がしばらく続いた。

で、人も車も滅多に通らない“あの運命場所”あたりで、それは起きた。

「ああ、もう、ついてくんな!」

ウザったい親を振りぬこうとツクヒは全速力で走り出した。

「あ、待ちなさい!」

彼の親もそれに追随しようとする。

ペダルを踏む足に力を入れ、ハンドルを切った。

彼の前を遮るように車を停めて、有無を言わさず乗せるつもりだったらしい。

だけどツクヒは学校一の俊足。

卑屈なあいつが自慢にするほどだから、よっぽどだ。

「ぐえっ」

「ああっ!?

ツクヒの最高速到達と、ハンドルを切った瞬間が重なり、結果ドッキングしたってわけ。


真相を知って、俺たちは唖然とした。

「俺はてっきり、遅刻言い訳でわざと事故ったのかと思った……」

遅刻を誤魔化すために、そこまでするわけねえだろ」

「僕は世論なんやかんや賑やかすために、わざと事故ったのかと思ってた……」

無駄に賑やかしてどうすんだよ」

「私も思ってたんだけど、あそこに信号機をつけるためでしょ?」

「あの場所信号機とか意味ないだろ。こんなバカ出来事でもない限りは事故らねーんだから

「オレはその程度じゃ怪我しないぞ!」

「てめーは話の趣旨理解してから喋れ」

ツクヒを轢き逃げした車も運転手最初からいなかったんだ。

いや、ツクヒの親こそが犯人といえなくもないけど、そんな大層なものですらない。

強いてそれっぽいことを言うなら“行き違いの衝突”だ。

「な、ななん、何で、今まで黙ってたの?」

「逆にこっちが聞きたいんだが、言えると思ってんのか? 周りに何か深刻なことが起きたと思われてる状況で、『家族の間で起きた、ちょっとした事故です』って言えるか? 児童虐待だとかいって好き勝手に騒がれるのがオチだ」

それまで真相を明かさなかった理由も蓋を開けば大したことはなく、この町の人々の“傾向”を顧みるなら自然な行動ともいえた。

「私、気持ちは分かるけど、やっぱり嘘をついたままなのは不誠実じゃない? 信号機がつけられる事態にまでなったのに」

「あれは、もう“こっち”の問題じゃなくて、“あっち”の問題になってるんだよ。信号機つけてくれって誰が頼んだ?」

“あっち”が勝手にコトを荒立てたのに、その分まで“こっち”が受け持つのは御免こうむる。

ツクヒはそう言い放った。

やや身勝手物言いだけど、実際この事故と周りの対応には繋がりがあるようで、ない。

あいつら家族にとっては、“そっち”のほうが遥かに深刻な“もらい事故”なんだろう。

「てめーらも、これ以上“こっち”をダシにして探偵ごっこすんじゃねーぞ」

そう吐き捨てると、ツクヒは足早に下校した。

「……どうする、マスダ? 皆にもこのことを伝えた方がいいかな?」

「いや……やめとこう。誰も得しないし、たぶん“無駄”だ」

さら真実を公にしたところで、騒いでいる人たちは意固地になって、それぞれ主張を押し通すだろう。

そこにはツクヒも、あの道路を渡る人間もいない。

…………

そんなわけで、この信号機が出来たんだ。

事故を防ぐためでも、交通を円滑にするためでもない。

勝手だけど善良、独りよがりだけど子供思い。

そんな大人たちによって出来た、この町のシンボルなのさ。

「そ、そうか……」

その話を聞いていたオッサンは、終始ビミョーな表情をしていた。

「まあ……意味がないことを、意味がないって理解する。それ自体意味があるのかもな」

「は? オッサンなに言ってんの?」

ちなみに、信号機必要ない場所だと判断されれば撤去されることもあるらしい。

いずれ、この信号機もなくなるだろう。

「おい、みんな! これカチカチしなくても青になるぞ! タッチセンサー式だ!」

「通らないのに押ボタン箱をいじるなよシロクロ」

でも、それはもう少し先の話になるだろうな。

虚しく点滅するランプを見ながら、俺たちはそう思った。

(#76-おわり)

2019-07-22

選挙開票見に行ったら役人ちょっと揉めた。

ちと遠いけど歩いていける距離にある体育館開票所になっているとしって、ちょっとのぞいてみようと思ったのである

いったことなかったし。

テレビで夜八時ちょうどの議席予測をみてから、ぶらぶらと散歩しながら、体育館に向かったのだ。

夜の体育館からは、こうこうと明かりが漏れていて、駐車場にはタクシーも何台かとまっていて、案内係の若い人もいて、「こんばんは」と声をかけられてしまった。

入り口には警備員と、奥には警官もいる。

開票見に来たんですけど」と警備員に聞くと、「正面の階段を登って突き当たりを左です。係のものがいますから」という。

“係のもの”は、大学生アルバイトといっても通りそうな若い男女二人組だった。

男は白いワイシャツスラックス

見学にきた旨をつたえると、「こちらにお名前と住所を書いてください」という。

身分証明書くらい必要なのかとおもったら、それはいらないらしい。

時節柄、“宮迫博之”とか書いたらどんな顔するだろう?とか一瞬思ったが、そんなことはせず、正直に本名と現住所を書く。

で、次の質問を発端に、ちょっともめたのである

ーー写真、とってもいいですか?

「あの、写真はご遠慮いただいておりまして…」

ーー公開はされてるのに、なんで写真はだめなんですか? あの人写真とってません?

「あちらは、報道陣の方でして」

(じつは、写真をとっていたのかは定かでなかったのだが、スマホを持っている人が目に入っただけ。あとで分かったのたが、報道陣はカメラを持ってなかった)

ーー報道陣はよくて、市民はだめなんですか?

公職選挙法の決まりで…」

ーーどんな決まりがあるんですか?

「えーと、あの、今、担当のものを呼びますので…」

別に若い二人をいじめるつもりはなかったのだが、よく分からんものはよく分からん

「とりあえず、写真は撮らないので、あちらで見ながら待ってていいですか?」と聞くと、どうぞどうぞ、というので、観客席に移った。

体育館の二階の観客席の一番前の列がビニールリボンで区切ってあって、立ち入り禁止という張り紙がある。

その前に10数人の報道陣がいて、双眼鏡開票の様子を見守っている。

みんなラフな格好で全員が腕章をしている訳ではないので、推測だが、おそらくNHKが5人、共同通信が5人、TBSが2人。

NHKは指示するお姉さんと男の子4人組といった風情で、もしかしたら男は大学生かなんかのバイトかもしれない。

対する共同通信は、編集プロダクションに勤めてそうな中年男女5人組といった雰囲気

なんか、ちがう空気感面白い

一般人自分ともう一人のおっさんだけか…など観察していると、“担当の者”がやって来た。

中間管理職風の、小太りで人の良さそうな男性

ーーわざわざすみません。なんで写真とってはいけないんですか?

写真撮影原則お断りしていまして」

ーーどういう理由ですか?

公職選挙法の決まりでして」

ーーどういう決まりですか?

公職選挙法で、投票秘密は犯してはいけないと…」

ーー投票秘密? ここから見ても、誰がどこに投票たかなんてわかりませんよね?

はい…。」

ーーここから普通に写真とっても、投票秘密を犯すとは思えないんですけど。

「……。」

ーーここから、全体の光景をとるくらいなら問題ないですか?

「ええ、まあ、それくらいでしたら」

ーーありかとうごさいます

なんなんだ、一体。

結局、ちゃんとした理由なんてありゃしないのである

禁止するなら、もうちっと理論武装すればいいものを、投票秘密とは笑わせる。

まあ、ものすごい望遠レンズ持ち込んで撮った投票用紙の筆跡鑑定でもしなければ、投票秘密を犯すなんて無理である

というわけで、何枚か話のタネ写真をとってきたのだが、開票作業はみてて楽しくもなんともない。

報道の皆さんは、双眼鏡を熱心に覗き込みながら、投票用紙の山がどの候補に投じられたものなのか判別しては数を数えていたけれど。

初心者が見ても、まあ一斉に投票用紙をまとめていたり、計数機がせわしげに動いていたり、「疑問票担当」なんて席があったり、退屈そうに立会人開票の様子を見つめていたりするのは分かるが、どういう手順で票を数えているのかは判然としないし。

場内では30分おきに開票状況のアナウンスが入るだけだし。

まあ、実際に目にすると、「やっぱり機械でも記号でもマークシートでもいいけど、もう少し効率的に数えられる方法とりいれたほうがいいよね」とは思ったけど。

あれだけの人数の公務員に、休日手当てやら残業代やら払うの持ったいなさすぎる。

「観客席」には係員や警備員がいるわけでもなく、勝手スマホ写真とってもなにも言われなかったのではないかと思わないどもないが、勝手写真をとるのは良いことではないですね。

あと、入るのに持ち物検査とかあるわけじゃないので、本気で混乱させてやると覚悟を決めた人がよからぬことを考えると、けっこう色んなことができてしまいそうな気がした。

写真撮影を禁じる前に、やっぱり身分証明書くらい確認したりした方がいいような気も。

というわけで、だらだらと1時間ほど眺めてきたけど、あまりに退屈なので帰った。

人にはおすすめしない。

家で選挙速報でも見ていた方がましたが、「市民開票の様子を見守れる」というのは、理念としては大切だとは思うので、もうネット配信でもしたらとうだろう?

あ、それから、あの入場の時に名前かいた紙は、どうなるんだろ? なんか「めんどくさいやつが来た」とか記録残るんかな?

ま、悪いことをしたつもりはないから、いいけどさ。

2019-07-12

こたつぬこ

最初、めちゃくちゃ候補者もち上げる→飽きるもしくはかみつかれる→不祥事をあげつらう、無視

めっちゃ野党共闘迷惑かけている気がする。

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