自由とは 縛られること
そこにはいつも一筋の炎が見える
そこでだけ燃え咲き、揺らぐ線ーー
ただ今を燃やす
灰さえも 赤く光る
煙さえ立たず ただ 燃える
琥珀色の水に
歩んできた過去が映る
帰るべき場所
行き着く先はいつも
己が歩んだ轍の上
絶望を積みあげた 我が軌跡
曲げないこと
曲げられないこと
真実を知りたいために
さらに疑い続ける
丁度良い自分は どこまで生きても見つけられない
世界はただあるがままにある
そんな絶望でできている
そこに一縷の望みを託すのは
気狂いだと誰かが嗤う
あるがまま
そんな切なさが
君よありがとう
偽りの孤独に 酔っていられる
目を開ければ そこには混沌
目を瞑れば 光が目を灼く
おれはこういう風にしか生きられないのだ
なによりも孤独を恐れながら
おれは逃げ続けるぞ
おれは逃げ続けるぞ
やがて君が 彼方の点になるまで
おれは 逃げ続けるぞ
世界がやがて俺を見つけるまで
誇り高き 穢れなき
自由がやがて
消え去るまで