はてなキーワード: 起業家精神とは
まあ、それはある。
けど、努力が報われなさそうな相手に取り込まれそうなら先に逃げるが第一だな。
一番楽に強者になれるのは「強者の中に入り込んで、強者の身内になること」やな。
もちろん、強者に逆らったりしてはならないとは言える。故に、上が、適切な起業家精神モデルを提供してなさそうなのに起業家精神なんてやって疑問を持つことなんてもってのほか。
「真面目に一生懸命やって世の中を良くしよう!」というやつが食い物にされたからじゃないかと。
そして、食い物にされている奴を見てるから、「真面目に一生懸命やってはならない」と社会が学習したからではないかと。
今までは単に予算を与えないとか、雑用をバカバカ増やして時間をなくすとか、仕事の割り振りがめちゃくちゃだとか、僅かな失敗を元に完全にボコボコにするぐらいだった。
だけど、精神があろうが、仮に上のクソッタレな事項から逃げてもどのみち茨の道。今までにない道を切り開くわけだから。とすると、なかなかうまく行かない。
つまり、起業家精神があって実際に行動している奴は「なにかやろうと行動しているがうまくいかないというやつ」だ。
俺も一ヶ月前まで知らなかったんだけど今年は眉村ちあきがどんどん有名になって多分年末に日本の芸能界とか音楽業界の動向に多少興味のある人なら大体知ってる存在になるだろう。
肩書きは「弾き語りトラックメイカーアイドル」で、作詞作曲して打ち込みもしてアイドルとしてライブやってる女の子なんだけど、強みは①楽曲が個性的かつキャッチーでDTMの技術的なところをどっかで学べば楽曲提供だけでもプロとしてやっていけそう、②歌がすごく上手くてなんかカバーばっかやるディーバ的歌手として歌唱力だけでもプロでやっていけそう、③言動がすごく面白いのでタレントとしてだけでもプロでやっていけそう、という単体で十分なスキルや魅力が3つも備わっているところ。
まあYouTubeでいくつかのミュージックビデオと、ファンが上げてるライブ映像(ライブは基本的に自由に撮ってアップしていいらしい)を見れば大体わかってもらえると思う。
ピッコロ虫
多分眉村ちあきがアイドル界を席巻することで、「あれ、これからのアイドルって作詞作曲して歌もめちゃくちゃ上手くないとだめなの?」みたいなショックを受けるアイドル志望者も出るかもしれない。そのくらい規格外な存在だと思う。
あとアイドルって結構握手会とか嫌々やってる人も多いと思うけど、眉村ちあきは休みの日にファンを呼び出して公園で遊んだりするくらいある種のワーカホリックというかアイドル活動が好きみたいなのでその辺も世間に衝撃を与えるのではないか。というかこのままメジャーになるとそのうち人が集まりすぎたりしてトラブルが発生しそうで心配。
自分で会社を作ってファンを株主にしたりっていう活動も目新しい感じだけど、そういう仕掛けを抜きにしても独自の発想と才能でビッグになろうという起業家精神を感じるのでその辺ははてな受けが良いと思う。今のところ眉村ちあきの名前をホッテントリで見かけないのが逆に不思議なくらいだ。
メジャーレーベルと契約したのでこれからどんどんメディアの露出が増えるから別に俺が増田に書かなくても売れると思うけどどうせならそうやって売れる前にファンななったほうが観てて面白いと思うんだよね。
というわけでアーリーアダプター(死語)なはてなーは是非眉村ちあきをチェックして、30曲入ってるアルバム「ぎっしり歯ぐき」を買おう!
いいじゃないか。
並大抵の覚悟ではできることではない。
わざわざそんなことをしなくても十分得るものは得たのに。
それでもなお書くというのは並大抵の勇気ではない。
競争考みたいなつまらない本を出した時はこの人ほんとに終わったかと思ったけど
そんなことはなかった。とても嬉しい。
だからこの本は買う。買って読む。
読んでみておかしいなと思ったらちゃんと指摘するし
ハックルさんの読み方がさすがだと思ったらちゃんと絶賛させてもらう。
ところで。
ラノベ企画の続報はどうなっておりますか http://info.nicovideo.jp/seiga/hucklenovel/
もうイラストレーターが決まってから2年経つんですがまだですか?
ライトノベルの書き方をブロマガで一生懸命書かれてましたがついに終わったということはもうすぐ出るって思ってていいんですよね?
もしかしてラノベ出る前に「ラノベの書き方の教科書」って本出したりしないですよね。
でもラノベは頑張ってくれないと困る。
ラノベの話が出てくるまで、今まではずっと岩崎夏海さんのことは
企画者としては優秀でも文章が本当に退屈でつまらない人だと思って読んでました。
もしドラ読んでもエースの系譜読んでもチャボよんでもいっつも同じ。
わかってる立場の人間が思わせぶりな言い方で人をけむにまくような話ばかり。もっとまっすぐ伝わる書き方できないのかとやきもきさせられる。
本人はいろんなことをよくわかってるんだろうけれどそれを他人に理解してもらうことを諦めてて、
それで自分の殻に閉じこもっていろいろ先回りして言い訳して自分を守ってるいけすかねえ野郎だと思ってました。
理解してもらおうと言う努力は放棄して相手に理解してもらおう受け入れてもらおうという甘えがすごいにじみ出てた。
そんなに自分が何でもわかってるつもりでいたいならそうやってずっと頭髪あたりが裸の王様やってろと。
でもそんな岩崎さんがラノベに挑戦すると聞いて、そういう殻を取り払って
ダイレクトに読者とつながりあうものを書こうって考えられてるのを見てすごい嬉しかったのです。
それは、ある意味でもしドラなんかよりずっと難産だろうと思います。
どこまで岩崎夏海が頭髪以外の部分をさらけ出せるかという挑戦だと受け止めています。
その意気込みをブロマガでたくさんたくさん書いてくれて、私の期待はもう有頂天なわけです。
その挑戦の結果が、たとえストーリーとしてつまらなかったりテーマ性外して売れなかったりしても構わないのです。
ただ、岩崎夏海が、どれだけ真剣に読者に向き合ってくれてるかのほうが大事です。
少なくとも出さずじまいは絶対に許されないし、変に奇を衒って作者が鎧を着てるような作品だったとしても私は嘆き悲しむでしょう。
地方からITエンジニアがいなくなる|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
予測と希望をごっちゃにすること。 : ひろゆき@オープンSNS
などの記事に関して、
「地方には仕事が無い。有っても内容のレベルが低くて成長出来なさそう」
「出勤したくない」
「海外の方が安い」
これについて、東京と地方両方で働いた経験から個人的に思うところを書いていきます。
=====
ちなみに私はこれまでの社会人生活の中で東京で働いていたのが3分の2、地方で働いているのが3分の1の地方人です。
これについては『集め方が下手な地方』はどんどん衰退していくというのが本当だと思います。
例えば、ダイヤモンドの記事で「まつもとゆきひろとかはメジャープレイヤーだから地方で大丈夫なんだよ」という言説がありますが、
まつもと氏が住んでいる島根県は5年連続でITエンジニアの雇用者が増えていて、県内IT企業の売上や県外からの新規立地数も右肩上がりです。
「Rubyで活気づく島根にUIターンを」、島根県が首都圏IT技術者と県内IT企業の交流会開催へ:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130930/507760/?SS=imgview&FD=-692683090&ST=selfup
島根県はまつもとゆきひろさんというメジャープレイヤーの起用法が非常に上手く、
日本人Webエンジニアなら名前だけなら誰でも知っているプログラミング言語Rubyを前面に押し出して
Ruby推進団体を作ったりカンファレンスを開いてクックパッドやGitHubを呼んだりしてWeb系エンジニア狙い撃ちで名を上げているわけですね。
「どうすりゃ地方に技術者が来るんだよ」という自治体の方は、まずメジャーな人・企業を誘致、育成することを考えた方が良いでしょう。
※ ITに詳しくない方のために書いておくと、Rubyは世界中のプログラミング言語の中でもトップランナーの部類です
http://sogrady-media.redmonk.com/sogrady/files/2014/01/lang-rank-114-wm.png
島根県のIT企業は上記の通りRubyを活用して地元の案件をこなしたりパッケージソフトを作っている例が多いようです。
島根県以外にも、最近では福岡県のソフトウェア産業がかなり伸びています。
福岡市、3月に東京在住クリエイターらに向け誘致イベント--LINE「福岡拠点構想」も - CNET Japan
福岡は島根県と違って元からド田舎では無く、旧帝大もあるので新卒の人材が確保できる上に、レベルファイブやポリフォニーデジタルなどの有力な地元企業が昔から存在するのでそのうち一大IT都市になるんじゃないかと思います。
福岡に開発拠点を持つ IT ベンチャーまとめ - present
「地方にも逆にエンジニア増えてる所もあるよ(というか島根でも増えてるのに減ってる所って逆にどこだ…?)」と書いた所でダイヤモンドの記事に戻ってみましょう。
この記事の中で重要な一文は
地域子会社を統合し、首都圏へ集約するという戦略がでてくることになる。さらに、大手SI事業者の下請けとして事業展開している中堅・中小のSI事業者も、元請けの大手が首都圏に集約されるにあわせて、エンジニアを転勤させている。
です。
これ、何が起きているのか簡単に説明すると地方で採用されたITエンジニア達が
「地元の有名SIerグループ会社に就職したと思ったら地方所属のまま東京に連れて来られたンゴwwwwwww」
ということになります。
私の知っている範囲だと、この手のSIer系企業の首都圏転勤は大手SIer企業の地方支社・地方子会社で採用された未婚の若手社員がメインです。
地方待遇に住宅手当という毛を生やした程度の賃金で本社の社員を使うまでも無い首都圏の案件を転がせられるんですから、SIer企業としては万々歳でしょう。
連れて来られた若手社員も家庭を持っていないのが多数ですし東京に憧れがあるでしょうから、「ンゴwwwww」と言うほどの被害意識はゼロでWin-Winの関係なんでしょうね。
めでたしめでたし、とはなりません。
こういった地方SIer企業は、その地方では最大級の「IT企業」だったりします。地方には産業が少ないので「県内最大手級企業」という所もあるかも知れません。
そのため、こういった行為が大々的に行われると
「地元大学(高専)から大手IT企業に行った地元のホープが軒並み東京で働いてるんだけど…!?」
ということになります。
地元SIer子会社からすると大して戦力にもならない新卒採用の社員を送って本社に恩を売って代わりに鍛えてもらえますし、
本社と転勤した社員にとっては上記の通りなんですが、外野から見ると『エンジニア東京行き過ぎ。地方は終わった』と物凄く目立つ事案になってしまうわけですね。
「てか、地方勤務のまま本社の案件を地方子会社にやらせれば良いだけなんでないの…?」と思ったそこのアナタ。
東京のSIerと地方子会社なんて別会社のようなものだしシームレスに仕事が出来るネットワーキング環境に投資する暇があったら転勤させた方が速いでしょ。何言ってんだ。
…みたいな事情とかあるんですかね?SIerは知り合いも少ないので分からないので知ってる方が居たら教えて欲しいです。
ちなみに私の会社はネットワークで本社と繋いで仕事をしているので地方から東京にわざわざ転勤させてる理由が本気で分かってないです。
上と被りますが、現在の会社では本社や客先とはネットワークと電話のみ(ごくたまに出張)でやりとりをしながら仕事をしているので
会社がやろうと思えばいつでも在宅リモート勤務する環境は整えられるんですよね。
ですが仕事用のマシンがオフィス以外にあるとセキュリティ上の問題もありますし、自宅の自室だと間違いなく別のことやってしまうだろうし、住宅街の自宅よりも山にある職場の方が遥かに静かなので個人的には出社してる今の方が性に合います。
東京の時は会社の下にコンビニがありましたが、すごい勢いでお金が飛ぶ上に太っていったので歩いて立ち読みに行ける以外のメリットを感じたことは無いです。
地方とやり取りする手間とコストすら拒む会社が更に遠い上に言語の壁がある海外と同レベルでやりとりできるとは思えないんですが…そもそもそういう会社にビジネスレベルで海外エンジニアと話せるエンジニアを首都圏で雇うお金があるんですかね…?
「ワタシ日本語シャベレマスヨー」な現地の人を雇うだけで済ませたりするんでしょうか。色々な意味でリスク高いと思うんですが。
地方に仕事を出してる会社が海外にも仕事を出すということはあると思いますが、地方をすっ飛ばして海外のみという会社は地方だけじゃなく首都圏でもエンジニアを雇わないので「海外の方が安い。日本終わった」の間違いかと思います。
ガンホー会長の孫泰蔵(孫正義氏の弟)氏とDeNA顧問の川田尚吾氏のITベンチャー対談がありまして、
「スマホにはもうあまりイノベーションがない」 孫泰蔵氏らが語る、スタートアップの次のキーワードとは? | ログミー[o_O]
孫:普段からずっと言っているんですけど、とにかく会社辞めなくてもいいから、週末起業でもいいから、手を動かして仲間と一緒に集まって何か作ってみようとか、やってみようというのをぜひトライしてもらいたいと思うんです。
アントレプレナーシップってよく起業家精神って訳されますけど、アントレプレナーシップって本来は独立して会社を作ることではなくて、「何か新しい価値を生み出そう」というクリエイティブな行為、それで「社会に大きなインパクトを与えるようなものを」とか、そういう行為のことを言うんであって。
そういう意味ではフィンランドの首相だって非常にアントレプレナーシップを持った首相でいらっしゃったと思いますし。たとえ行政にいようが民間にいようがNPOにいようが、起業家精神を発揮して何か新しい価値を生み出すというのはすごく大事なことですし、まさに今の日本に求められていると思うんですね。
ぜひこれをご覧の皆さんも何か友達と一緒に。自分一人でというより友達と何かやるほうが、苦しい時は分散されますし、嬉しい時は何倍にも増幅されるんで。気の合う仲間とバンドを組むようなノリで何か新しい価値を生み出す取り組みをやっていただけたらなと思います。
川田:いいですね、何か感動しました(笑)。私もですね、その昔はエンジニアとか研究者を養成するような教育を長らく受けていたわけですが、そういうモノづくりとか、新しい知の最先端で活躍しているような人たちが、自らの価値を発揮する場って昔は大企業とか大学の研究機関とか、とにかく巨大な組織でしかなかったんですけども。
世の中どんどん変わってきていて、資本の仕組みが変わってきたので、ぜひそういった自分の培ったスキルとか能力で何か新しいものを作っていくという場として、ベンチャーというのを前向きに考えていただけたらと思っています。
と言ったやりとりが出てくるわけです。
最初の3つのURLの感想として「一度は東京に出ないと技術は付かないよ」というものもありましたが、
『メジャープレイヤー』扱いされているまつもとゆきひろさんは静岡県浜松で働いている時にRubyを作り始め、名古屋、島根県松江市と気の合う地方企業へ移りながら現在のRubyを作り上げました。
まつもとさんは筑波大→島根大なので東京の大学にすら通っていません。
Rubyは地方勤務経験だけで生み出された世界トップクラスのプログラミング言語です。
「東京でしか身に付けられない技術」って何なんでしょうか。それって今バブってるだけの会社の中で使い捨てられる技術という可能性はないでしょうか。
「地方に仕事が無い」とはどこの世界線なんでしょうか。仕事がある島根県はいつの間にか都会になっていたということでしょうか。
世間の空気に縛られ過ぎると、民主党に政権を取らせちゃったりと言った手痛いしっぺ返しを食らうことになるので、
もしあなたがエンジニアなら、もしくはエンジニアを使う仕事に就いていると思うなら、
目の前の箱とインターネッツで世の中を調べてもう一度エンジニアの在り方を考えてみては如何でしょうか。
うーん…首都圏と地方のエンジニアの話になるとどうしてもまつもとゆきひろさんと島根県を出さざるを得なくなる…
全世界にスペランカーやHappy Hacking Keyboardを輸出している石川県辺りを主題に話を作れば良いんだろうか…
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
ボーカロイドの海外進出に将来性はあるのか。そういう視点から初音ミクのLAライブを見ている外国人は結構いる。今回紹介するのは、その中でも明確に「ビジネスとしての初音ミク」のあり方について論じている事例だ。日本人が読むと高すぎるハードルを設定されているような気がしないでもないが、確かに商売としての初音ミクを考えるべき時が来ているとの指摘には一理ある。日本でもまだ確立したとは言えないビジネスモデルをどのように海外で成功させるか考えるうえで、一つの材料になる。
urlは以下の通り。
http://cjblackwing.wordpress.com/2011/07/08/mikunopolis-christmas-in-july-and-world-conquest/
数日前、私はロサンゼルスのアニメ・エキスポ2011から戻ってきた。私の旅行のうち、すぐ後悔するに決まっているレベルの買い物を物販コーナーでしでかしたこと以外のハイライトと言えば、初音ミク関連全部だと言わざるを得ない。ミクがらみ全ての中で頂点はどう見てもミクノポリスだったが、週末のあらゆるパネルを通じてミクに関するたくさんのことを知ったのは楽しい経験だった。ロサンゼルスに向かう前から私はもちろんヴァーチャルアイドルのファンだったが、週末に入るまで私は何を予期すべきかについて実は知らなかった。出立後、ミクのファンになることがいくつかの理由でサンタを信じることに極めて似ているのに気づき、私は衝撃を受けた。
まず、クリスマスが持つ意義と同様、ミクは君が何をしたいかによって君が望むどのような存在にもなれる。世の中にいるあらゆる変態のために彼女が無限の衣装を持っているかのように見える点について話しているんじゃない。いや、それも一部かもしれない。今なおファンはミクに関する新しい歌、アニメーション、あるいはキャラデザをつくり、他の者がインターネット使用を通じて楽しめるようそれを世の中に送り出すことができる。けどクリスマスが単にキャンディー棒と橇の鈴だけではないのと同様、ミクも音楽だけじゃない。この週末、ほぼすぐ私にとって完璧に明らかになったのは、ミクがごく簡単に商業主義の同義語になり得るということ。色々な意味でこれはいいことだ。こうした起業家精神こそが、ゲームやフィギュアに登場するミクをファンにデザインさせることになるし、たとえ分権的なビジネスモデルを通じることになるとしてもなお企業がミク製品に資金を使うのを許すのだから。そして商業主義に関するあらゆるものの真実の意味において、ミクはしばしば決して純粋とはいえない姿に描き出されている。
クリスマスの比喩を続けよう。子供はしばしば小さいうちはクリスマスという概念を理解するのが困難だ。2歳児がただの贈り物を受け取る意味を理解する必要はないが、数年内にそれは子供の世界における中心的イベントになる。この週末、私はミクを理解するうえでそれと同じ感覚を味わった。明らかにアニメ・エキスポに来た大勢の人はミクが何であるかについていくらかの考えを持っていたが、大多数にとってこれはミクに関するあらゆる知識を大量に服用した最初の経験だった。ヴァーチャルアイドルに対する興味は週末を通じてゆっくり増大していくように見えたが、私が思うに大半の人が本当にミクの真価を認め始めたのは彼女のコンサートの間だった。当初、選ばれた一団の人々のみが歓声を上げさらに少ない人だけが立っていたようだった。だがコンサートが進むに連れより多くの人々が言わばグルーヴに身を任せるようになり、そしてその夜の終わりにはノキア・シアターのほぼ全員が立ち上がり、ミクにアンコールのため戻ってくるよう肺の中から叫んでいたかに思えた。サンタ・クロースとミクを含む人生における多くのこと同様、何が起きているかを理解するには多少の時間がかかるが、ひとたび理解すればそれは何か特別なことになるのだろう。
私は日本企業がミクの人気を増すために行ったこと、つまりクリエーター個人がその製品の中で比較的自由にミクを使えるようにすることでファンのデザインをコンサートやフィギュアに実装したところからこの週末のコンサートまで、その全てに敬服している。そして成功するためには他の国民もミクに関する彼らのモデルに追随すべきだと日本人が感じていることも何となく分かるが、それは正しい方法ではないと私は思う。世界中の人々が異なるやり方でクリスマスとサンタを祝っているのと同じように、我々はミクと他のボーカロイドを祝すべきだ。将来において他の言語でもソフトが使えるようにするのは正しい方向性だが、それは分かりきったことに過ぎない。心配なのは、ミクが米国あるいは他の西洋諸国のより幅広い聴衆に必ずしも利用されず、あるいはよく知られないままになるのではという点だ。現状、普通のアニメ、J-ポップ、その他のファン以外の人々が本当にミクのファンになるのは不可能だと思うが、米国で例えばniconico.comといった感じの新たなサイトを作っても、米国が中東に民主主義を紹介しようと試みているのと同じような前進しか期待できないだろう。
ミク(及び彼女の調教師)が本当に世界を征服したいと思っているのなら、まず彼らがオタクのファンベースを幅広く、Narutards[NARUTOの熱狂的ファン、キモオタの代名詞?]からミクを見るために国中から集まってくる人々に至るまで全ての人を(支持母体として)征服することが完全に必要である。エキスポで参加したいくつかのパネル及び私が過去に話した人々を見る限り、アニメ業界が彼らのオンライン製品をよく知らしめるためにいい仕事をしてきたようには思えない。コンベンションで出会った何人かの人はCrunchyrollが無料アニメを提供していることを知らなかった(はっきり言えば、合法違法を含めオンラインでアニメのストリーム上映を見られることを知っている人は極めて少ない集団にとどまっていた)。つまりniconico.comや新たに告知されたMikubookを習慣的に人々が見ることは決して所与の前提ではないし、まして部屋の中にユーチューブという名の500ポンドのゴリラがいる状態ではそんな事態は期待できない。
私がビジネスコンサルティングの授業から学んだ一つの教訓は、製品を作り出すのを手助けするのに必要なリソースを既に持っている企業と一緒に働く能力を君が備えているのなら、自らチャレンジして必要な能力を発達させるよりも、その企業と一緒に仕事をした方がいいってことだ。もし製品を外国に紹介しようとしているのなら、ジョイントベンチャーの利用はより重要である。確かに私はミク関係の人々がアメリカに拠点を置くウェブ企業とある種のジョイントベンチャーを作ろうと試みたのかどうか知らない。だがもしやったことがないのなら、それは彼らの犯した重大ミスだろう。普通のアニメ/J-ポップファンがniconicoやMikubookに気づくまでに使われる時間と金にはそれだけの価値があるようには思われず、そしておそらく普通のアメリカの消費者の注意を惹きつけることなど忘れてしまうほどかかるだろう。その代わり、既に有名なアメリカのネット媒体でミクの特別販促を行うことを日本企業が本気で考えたのなら、ミクは既に彼女を知っている者にのみ検索されることもなくなるだろう。
ミクが日本以外では失敗を運命づけられていると言っているのではない。日本で発展したビジネスモデルは間違いなく機能しているように見えるし、彼らはそのための偉大な製品を持っている。ミクがもっと一般的になるのを見たい人間として、米国でのトヨタCMである程度はやったように、彼女を宣伝するため日本企業がもっと米国企業と一緒に働くのを見てみたい。さらに、これらの取り組みは単なる単発的仕掛けにとどまってはいけない。既に確立したテレビメディアを通じてミクを人々に知ってもらおうとする取り組みを継続する必要がある。さもなくば最終的にビジネスのコストが高くなりすぎ、慌てて逃げ出さざるを得なくなるだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
http://anond.hatelabo.jp/20110708223459
初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
http://anond.hatelabo.jp/20110709211718
初音ミクLAライブ、外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来の音色」
http://anond.hatelabo.jp/20110710234300
初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
http://anond.hatelabo.jp/20110711212701
初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
http://anond.hatelabo.jp/20110713211501
初音ミクLAライブ、外国人感想その8「ミクノポリス:コンサート・リポート」
http://anond.hatelabo.jp/20110714210122
初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
http://anond.hatelabo.jp/20110715222900
初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
http://anond.hatelabo.jp/20110716194029
初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
http://anond.hatelabo.jp/20110717201147
初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
http://anond.hatelabo.jp/20110719031316
初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
原文→Official Google Blog: A new approach to China
執筆者:David Drummond(SVP,Corporate Development・Chief Legal Officer)
他の著名な組織同様,我々も日常的に様々なサイバー攻撃に直面しています。12月中旬,中国から我々のインフラを標的にした非常に洗練された攻撃を検知し,結果としてGoogleの知的財産を奪われました。当初,非常に高度とはいえ単なるセキュリティ上の問題に見えたのですが,すぐにまったく異なる事件だと明らかになりました。
第一に,攻撃はGoogleのみを標的にしたものではありませんでした。我々の調査によって,インターネット,ファイナンス,テクノロジー,メディア,化学などを含む幅広い分野の,少なくとも20の他の大企業が同様に標的にされたことが明らかになりました。我々は現在これらの企業に通知する作業の途中にあり,関連する合衆国当局とも作業をしています。
第二に,私たちの持つ証拠によれば,攻撃者の第一の目標は中国人人権活動家のGmailアカウントにアクセスすることでした。現時点までの我々の調査によって,私たちはこの攻撃の目標は達成されなかったと確信しています。2つのGmailアカウントにアクセスされたようですが,アクセスはアカウント情報(アカウント作成日など),及び件名に限られており,電子メールの内容そのものにはアクセスされていません。
第三に,この調査の中から,今回のGoogleへの攻撃とは別に,合衆国,中国,ヨーロッパ在住の,中国の人権支持者のGmailアカウントに対して第三者が定期的にアクセスしていたことを発見しました。これらのアカウントへのアクセスはGoogleの情報漏えいによるものではなく,おそらくはフィッシング詐欺や,ユーザのコンピューター上のマルウェアによるものだと思われます。
私たちはすでに得られた情報をもとに,Googleとユーザの使用するセキュリティ向上のために,インフラとアーキテクチャを改善しました。個人ユーザに対しては,評価の高いアンチウィルスソフトとアンチスパイウェアソフトを実行し,OSのパッチをインストールし,Webブラウザをアップデートすることを推奨します。インスタントメッセージや電子メール内のリンクをクリックする時,またオンライン上でパスワードなどの個人情報を提供するようにもとめられた時は,常に警戒するようにしてください。こちらで私たちのサイバーセキュリティに関する推奨情報を読むことができます。このような種類の攻撃についてさらに知りたい方は,合衆国政府のレポート(PDF),Nart Villeneuve氏のブログ,GhostNetスパイ事件についてのこちらのプレゼンテーションを読むことができます。
私たちがこの攻撃についての情報を,この異例な方法で多くのみなさんに公開することにしたのは,私たちが掘り出した問題がセキュリティと人権に与える影響のためばかりではなく,この情報がさらに大きな言論の自由についてのグローバルな議論の核心をついているからです。過去20年間,中国の経済再編計画と中国市民の起業家精神によって,何億もの中国の人々が貧困を脱することができました。間違いなくこの偉大な国家は,今日の世界のさらなる経済発展と進歩の中心です。
私たちは,情報や開かれたインターネットへのさらなるアクセスによる恩恵が,検索結果への検閲に合意することによる私たちの不安よりも重要だと考え,2006年1月にGoogle.cnをローンチしました。その際以下のように宣言しました。「私たちのサービスに対する制限や,新しい法律を含む中国国内の状況を注意深く監視します。もしここに示された目標が達成出来ないと確信した場合は,中国へのアプローチの再考も躊躇しません」
この攻撃と明らかになった監視—さらに昨年を通じてのWeb上の言論の自由をより制限しようとする計画も含めて—によって,私たちは中国における私たちの業務の実行可能性について再検討すべきだとの結論に達しました。今後Google.cnの検索結果に対する検閲を継続しないと決断し,これから数週間をかけて,法の範囲内でフィルターなしの検索エンジンの運営が可能かという点について中国政府と話しあいます。私たちはこの決断によってGoogle.cn,もしかすると中国オフィスも閉鎖しなくてはならなくなる可能性が十分にあることを理解しています。
中国における業務を再考するというこの決断は途方もなく困難でした。また,私たちはこの決断がさらに幅広い結果を生む可能性も理解しています。この方針は合衆国内の幹部たちによって指揮されたもので,Google.cnに今日の成功をもたらすために信じられないほど働いてくれた中国国内の社員たちによる情報や関わりはなかったと明確にしたいと思います。私たちはこの非常に難しい問題を解決するために責任をもって最大限の努力をします。
http://anond.hatelabo.jp/20080930221816
全くもって同意。
だったらお前が最初に起業して、
サラリーマンという安定した地位にしがみつかず、ガツガツやればって感じ…。
「起業に挫折」と「どんな形でも起業成功した」というのは全く別でしょー。
まさに、【「0%の人」か「1%の人」の違い】がここにあるよね。
えがちゃんって人が
ホリエモンみたいに「俺もやってやるぞ!」って思わせるような起業家でもないのに、
サラリーマンと言う、あるいみ安全圏から
「何かを生み出そう!」と言うパワーのある人が減ってきている!お前らがんばれよ!」
って言われたってねぇ…
なんか逆に馬鹿にされてる気さえするわ〜そう言う態度。
あなたこそ、あーだこーだ言ってないで、起業のためにがんばったら?って思いました。
えがちゃんに[おまえが言うな]タグをつけたい。