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はてなキーワード: トリチウムとは

2023-09-14

だいたい間違ったこと言ってるのに、自分の正しさを信じて疑わないでひたすらバカコメントを続ける「バカ故に無敵なブックマークユーザー」ってどうしたらいいんだろうね

宮台真司はすっかりサンドバッグになっているが、叩いている人も1959年チッソ水俣工場の「工場使用しているのは無機水銀であり、有機水銀工場無関係」という主張を聞けば「科学的!」と支持したことだろう。




このコメントへのツッコミ

前世紀の薬害公害事件はまず明白かつ特異な健康被害が先にあって、科学論理的政府企業を追い詰めて認めさせるという流れで成功を収めてきたんだけど、昨今は「健康被害があるはずだ」から始めて政府企業の主張が正しい場合を全く想定せず、科学事実関係を置き去りにしたまま突っ走ってドツボに嵌るパターンが多いのよね

・未だに発生メカニズムが全く異なる水俣病と同列にしている人達水俣病は症状自体は認められその機序認定されていなかったのにトリチウムトリチウムによる症状自体が全く発生していないと言う事に無頓着

なんだけどバカすぎてこういう反論理解することもできないし

そもそも都合の悪いことは全部無視する無敵の人だし

よりによってコレにはてなスターをつけるバカいるから手の施しようがない。

2023-09-13

ある社会学者論文一つ引用してイキっていたようだが

社会学者宮台真司さん「トリチウム生体濃縮根拠!」と1週間以上の沈黙から論文ミスリード引用→総ツッコミ

https://togetter.com/li/2223352

 

そもそも論文一つで、なにか一般的真実が明らかになることはほぼないと言っていい。

特に一般性が高い大きなテーマや、論争になるような結論簡単に出すことができないテーマにおいては。

 

論文というのは「◯◯の条件で△△の結果が出ました。そこから考えられるのは□□です」というフォーマットに則っている。

□□はその論文結論と言っていいものだが、たいていの場合で語気が弱められている(断言しないような言い回しになってる)。

「□□の可能性がある」とか「□□は【より重要一般的テーマ】にとって重要な知見を与える」とかそんな。

件の社会学者引用した論文でいうと(アブストラクトしか見てないけど)、

This paper presents a laboratory experiment developed to identify previously untested scenarios where tritium may concentrate or transfer in biota relevant to Baltic coastal communities.
(この論文は、トリチウムが濃縮する可能性がある未検証シナリオ特定する実験を示したものである

current legislation does not adequately take into account the nature of organic forms of tritium and therefore may be underestimating accumulation and toxic effect of tritium in the environment.
現在法律トリチウムの生体内での性質を十分考慮しておらず、それゆえトリチウムの濃縮と毒性を過小評価しているかもしれない

may | かもしれない、を使ってちゃんと(?)結論をぼかしている。

法律トリチウム性質考慮していないの部分はmayがないので確信があるんだね。)

 

なぜこうなっているかというと、論理的に出せない結論は書いてはいけないから。

もし書いたら査読に通らない。

Aって書いてるけど、BかもしれないしCかもしれないよね?とか査読者に言われちゃう

万が一査読に通っても、学会論文で他の研究者に遅かれ早かれ指摘される。

 

でも「我々の実験はAかもしれないことを示した」は論理的に間違いではないか査読に通る。

逆にいうと、mayさえつけとけば何書いても許されるみたいなところはなきにしもあらずなところがある。

まり良くないようにも思えるが、だからといって何を明らかにしたい(したかった)論文なのかは目立つところに書いておいてもらわないと読みにくいので、今の書き方が慣習となったのかもしれない。

 

結論を言いきれなかったからといって価値のない論文なのかというと、そんなことはない。

◯◯の条件で△△の結果が得られたことは、学術的に重要な知見である(かもしれない)のだ。

トリチウムわずかでも生体濃縮するかどうか、みたいな結論簡単には出せないテーマに対しては、あまり強い主張はできないけど限定的な条件でいいから少しずつ知見を積み重ねていくのが、現代学術のありようだ。

この論文では生体濃縮可能性を示した、あの論文では生体濃縮可能性は見出されなかった、というのを積み重ねていくのだ。

一見相反する結論論文があるように思うかもしれないが、実験条件がちがうのだし、ここまで書いたように結論を断定した論文は少ないので、おかしなことではない。

 

これで、一つの論文引用しただけでイキったこ自体が、おかしなことであることを分かってもらえただろうか。

論文の内容にもケチがついているようだが、その論文を読んでないし他の関連文献も見てないので、特に触れない)

 

 

 

これは余談にはなるのだが、もし何かの研究結果を調べなくてはならなくなったとき、たとえばトリチウム生体濃縮について調べなければならなくなったとき

つの論文結論を出せるものではないなら、どうしたらよいかを書いておく。

ようするにその研究テーマの主要論文を押さえればよいのだが、そのやりかたについて。

 

基本的にはGoogleGoogle Scholar(Google論文検索サイト)で適当ワード検索すればよいのだが、ほかに一般の人はあまり知らないであろう方法をいくつか書き留めておく。

 

雑でいいときは、被引用件数が多い論文重要論文とみなしてしまときもある。

必ずしもそんなことはないのだけど、読んでられねーなと思うときもあるので時間短縮のために。

anond:20230912195121

海域モニタリングも同じ話

現在多くの国が原発処理水を放出し続けている中で今後のモニタリングで異常値の原因なんか特定できるはずもない

仮に今後異常値が出たとして、「処理水放出が原因とは断定できない」というしかないんじゃないか

まり「処理水放出危険だった」という判定できる条件が見当たらない

となると日本政府は今後のいかなる関連事象に対しても処理水放出危険だった、という判定を下せないわけだよね

ダウト

なんでこんなバカなこと言い出すかと言うと

日本JAEAも原因を特定「しない」に違いないって思ってるから

そういう偏見の上で成り立つ理屈なんだよな

特定海域で異常値が出た」という事象に対して原因の話が出来ないわけがないじゃないか

という視点に立てない訳


例えばさ

日本海洋放出で「中国検査を始めました」

結果思ったより濃度が濃かった時に

日本にほど近い中国の各原発が100兆bqトリチウム放出してる中(合計で400兆bq越え)で

日本の福一から放出される22兆bqが影響したに違いないとか無いわけじゃん

これをもって、危険を判定できないとか言い出したら、馬鹿丸出しじゃん


科学をなんだと思ってるんだ?

科学手続きだよ

未来の超発見とか考慮しないの

現在の手札で

いか現在の手札で」だ

結果が再現できて、反証事実検証可能な形で提示できないなら、科学的に正しいのだよ

それ以外に何があると思ってるんだ?

世界中科学者が携わってる事案をなんだと思ってるんだ?

素人風情が科学手続きを踏まずに、原子力研究科学者は無能だって言いたいのか?


反証事実提示できないなら科学じゃないとかさ

人はそれをオカルトと呼ぶんだよ

anond:20230912195121

トリチウムを選別して濃縮する生体

って仮に発見されたらノーベルものだよな(絶対にいないとは言わない)

だって、水と同じ性質を持つから、生体が水として代謝してしまって濃縮されないよって案件

濃縮する凄い奴が現れた、そいつ人間にもトリチウムを濃縮蓄積させ得るスゴイヤツだ

トリチウム放出は失敗だったというわけだろ?

そのメカニズムが分かれば、「蓄積」出来るわけだから、「除去」出来るんだよね


それと、危険度の判定もあるね

放出される放射線はどのような物か?

それが人体に与える影響はどの程度か?

これらについて、「日本の処理水の放出」を問題視する場合

世界の処理水を問題視しないといけない

毎年トンデモない量のトリチウム海洋放出されている

本当に問題が起こるなら、今頃世界は大騒ぎだ

何年放出されていると思ってるんだ

中国韓国放出を考えたら、今頃新潟石川などは健康被害まくり

そこで取れた魚は食えたもんじゃないってなるが

そういう主張がしたいのか?



こういう賢しらな人間ダメなところは

とにかく、ダメ理屈が考えられるー、ってなってしまう所で

それを他の事象適用したらどうなるのか?みたいなことのシミュレーションをしない事なんだよな

中国韓国に留まらず、フランスイギリス放出量を考えたら

こんなこと言ったら魚なんか食えなくなるって理解できないんだよ



危険」の判定を下せない審判の出す「安全」という判定って、何か意味があるの?

でな

これも嘘っぱちな訳

世界的な基準があって

これを超えてはいけないよってなってる閾値は厳然として存在する

日本は、「その基準を満たしてますよ」と言ってるんだ

こういう時だけ、そういう世界基準を都合よく忘れてしまうんだよな

本当に、ダサい在り様だと思うんだよ

反論のためには、安全基準なんて意味ねぇと言いだす癖に

攻撃のためには、安全基準を錦の御旗にする

本当に、心の底から軽蔑に値する言動だと思うんだよ

ちなみに、その基準を守ってるかどうかはJAEAが監視する

反論のための反論で、未来永劫の安全保証して見せろとか言いだすから

信頼されないんだよ

社会学者って大した根拠なく社会課題クリエイターをやっているのでは

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2223352

社会学者宮台真司さん「トリチウム生体濃縮根拠!」と1週間以上の沈黙から論文ミスリード引用→総ツッコミ

社会学者宮台真司先生が、「植物性プランクトンからムラサキガイへの食物連鎖によるトリチウム生体濃縮見出し科学誌査読論文」を意気揚々と御提示されました。

(「自らの劣等感エセ科学の威を借りて埋め合わせるヘタレども、どんどん湧いて炎上しな。 ただし炎上先は、定評ある学術誌・査読チーム・論文執筆者だぜ、くっくっく」と述べられておりますので、「意気揚々」と評して差し支えないでしょう。)

しかし、トリチウム生体濃縮についてはそもそもこの論文では証明されておらず、また後の論文も含めて、トリチウム生体濃縮否定されているといって良いでしょう。

宮台真司先生素人ですから誤読されたり、最新の研究結果について無知であるのも無理はないとは思いますが、専門外のことなのであれば、同僚の専門家に聞いてみるという謙虚さも必要なのではないでしょうか。

宮台真司先生能力以上に問題だと感じたのがそのスタンスです。科学世界では論文があることが重要なのではなく、それを検証検討し、再現性の有無などを確かめその論文が本当に妥当であるか、問題があるとすればどの部分かを確かめプロセスが非常に重要で、そのプロセスこそが科学と言えます

今回の宮台真司先生は、「権威ある誌面に査読付きで載ったから正しいんだ」というスタンスを取っておられますが、まったく科学的な態度とは言えません。

社会学門外漢なので非常に恐縮なのですが、社会学大家たる上野千鶴子先生が「不利なエビデンスは隠す」と公言し、それに対して大した批判もないところも含め、このようなスタンス社会学世界一般的だとすれば、おおよそ科学的な学問とは評価できないと感じます

(これでは「○○先生が言ったから正しいんだ」という権威主義的な世界です。)

社会学が、このようなスタンス社会分析し、課題を見つけ、必要があれば政策提言をしたりマスコミに発信をしているとするならば、それは失礼クリエイター揶揄されるマナー講師と同様に、社会学者社会課題クリエイターなのであって科学者とは言えないのではないでしょうか。

また、社会学者として、現在社会課題を「発見」することにインセンティブがある以上、社会学者社会変革を求める左派政党(立憲や共産党)とが親和性があることは理解します。しかし、このようなスタンスで創られた社会課題解決のために政策立案しているとするならば、これらの政党政策も歪んでくることは必然でしょう。

余談ですが、共産党の言っている「汚染水」の科学根拠って今回の宮台真司先生みたいなのではないのかと不安になりますね。

https://www.sankei.com/article/20230911-7EUGHAEVVRNXREXBB36ADTSE34/

汚染水という呼び方をするということ自体科学的な根拠があるというふうに思っています

anond:20230912195121

前半("トリチウムの話も含めてあらゆる科学理論証明されておらず、すべての理論は仮説だと言えるよ。"まで)は正しい。

この理論反証は「処理水放出安全ではない」だけど、この命題、どうやったら証明できる?

反証という日本語は正しくないので帰無仮説と呼ぶ。帰無仮説になる「安全あるない」は一般状況証拠の積み上げで否定する。

ある集団健康被害を訴えた。彼らの共通点は処理水を放出した海域で泳いでいたあるいは海域捕獲された魚を食していた。彼らは内部被ばくをしていた。彼らの体内の三重水素比率が、そうでない人の体内の三重水素比率に比べて有意に多い。

これは直接的に海洋放出健康被害の原因であることを示すものではない、いわゆる状況証拠であるがこれでよい。

安全である」は「安全でない」を統計的否定したものなので、帰無仮説成立の可能性を有意水準の範囲否定できなくなった時点で「安全である」とは言えなくなる。

そうやって今までの四大公害食中毒得体のしれないものの原因を突き止めてきた。最近では沖縄米軍基地横田基地のPFASが記憶に新しい。

 

 

増田はこう否定する

現状そんな技術日本にないよね。

海域モニタリングも同じ話。現在多くの国が原発処理水を放出し続けている中で

今後のモニタリングで異常値の原因なんか特定できるはずもない。

仮に今後異常値が出たとして、「処理水放出が原因とは断定できない」というしかないんじゃないかな。

まり「処理水放出危険だった」という判定できる条件が見当たらない。

となると日本政府は今後のいかなる関連事象に対しても処理水放出危険だった、という判定を下せないわけだよね。

(冒頭で正しいと書いた)前半部分では一般的な方法論を述べているにも関わらず、ここにきてケース固有の現実技術水準の話にすりかえている。

特に海域モニタリングについては、主観の域を全く出ていない。異常値が出たら放出口近辺を調べることによって放出が原因か否かを科学的(確率的・統計的)に判断することができる。

 

 

危険」の判定を下せない審判の出す「安全」という判定って、何か意味があるの?

危険の判定を下すことは十分に可能(否定根拠増田主観しかない)なのでこれ以降は語る必要がないのだが、以下については論理に飛躍があり過ぎるので一つずつ潰しておく。

 

 

処理水放出危険だったという判定を下す、つまり反証をできないのであれば、反証に繋がりそうな事例を否定するに終止するしない。

反証可能性は否定できていないので事例を否定するに終始する必要はないし、むしろ被害者救済を担う国は早く見つけたいだろう。

 

 

そうすると日本政府による「処理水放出安全である」という主張は、

「今後処理水放出による健康被害政府として一切これを認めない」という政治的ステートメントになってしまう、

 

 

「処理水放出安全である」という主張は、そもそも確率的/統計的もの絶対ではない。科学とはそういうもの

従って、健康被害が発生した場合政府として何が原因なのかは当然調査することになる。システムのフェールなのかそもそも構造的にトリチウム健康被害が生じないというのが誤りだったのか。ただし、ことトリチウムに限って言えば実績が十分にあり過ぎるので、否定されることは考えにくいが(もちろん絶対ではない)。

 

 

①処理水放出科学理論だよ。主張する当の日本政府がそう言ってるよ。

科学理論であれば反証可能性を持つはずだけど、現状は反証される条件が見当たらないよ。

③なので日本政府またはその主張の支持者は、反証されうる条件、処理水放出危険だったと認めうる条件を明示してね。

①言いたいことはわかるが正しい日本語を使いましょう。処理水放出科学理論って何ですか?

状況証拠の積み上げだよ。横田基地のPFASがいい例だよ。

状況証拠の積み上げだよ。工学数学のような厳密な証明必要ないし一般にできるとは限らないから詳細なメカニズムの解明は後で十分だよ。その状況証拠統計的否定する責任東電政府にあるので第三者は詳細メカニズムの解明までする必要はないよ。

2023-09-12

処理水放出安全論の反証可能性について 最初から

https://anond.hatelabo.jp/20230908154902 

を書いた者だけど、反証可能性という概念自体イマイチ理解されてない気がするので

最初から書きますね。

例として「トリチウム生物濃縮しない」という命題を扱うよ。

あくまでも例であって、トリチウム安全性危険性について述べたいわけではないので注意してね。

トリチウム生物濃縮しない」という命題科学理論であり、

その根拠は今までに理論及び実験で確かめられたトリチウムという物質性質

海洋生物トリチウム蓄積量等の観測結果に基づいてるよ。

https://www.kaiseiken.or.jp/publish/reports/lib/2022_27_12.pdf

この命題の偽は「トリチウム生物濃縮する」であって、例えばトリチウムの蓄積量が有意に多い海洋生物発見されて、

それが生物濃縮の結果だったことが判明すれば(そんな簡単な話でないことは承知の上で)

トリチウム生物濃縮しない」という命題反証されたことになるよ。

この元の理論が間違いであ可能性、元の命題が偽である可能性を反証可能性と言います

反証可能性がない理論とはどういうものか?

例えば「トリチウム生物濃縮がされないことは理論によって証明されている」だと、

トリチウムに関する実験も観察もその後一切行われないことになる。だって証明済みなんだからそんな事する必要ないでしょ?

たまたまトリチウム生物濃縮に繋がりそうな事例が発見されてしまったら、

いかにその発見が誤ったものか、価値のないものという攻撃に終始するようになる。

こういうのはみんなが知ってる科学じゃないよね。

科学は新たな知見を取り入れながら、より正しい理論のあり方を追求するものです。

いま通用している科学理論反証される余地がありながら反証されていない事実を持って、

その正しさを示していることになる。

なのでトリチウムの話も含めてあらゆる科学理論証明されておらず、すべての理論は仮説だと言えるよ。

個人的証明という言葉は、厳密な意味では数学以外の分野では使えないと思う)


では本題の「処理水放出安全である」という命題だけど、これも上のトリチウムの話を含め、

多くの科学理論によって構成された科学理論です。

この理論反証は「処理水放出安全ではない」だけど、この命題、どうやったら証明できる?

元増田でも書いたけど、今後太平洋沿岸海洋生物摂取を要因とした健康被害が発生したとして、

どうやってそれが2023年日本海洋放出が原因だと断定できる?

現状そんな技術日本にないよね。

海域モニタリングも同じ話。現在多くの国が原発処理水を放出し続けている中で

今後のモニタリングで異常値の原因なんか特定できるはずもない。

仮に今後異常値が出たとして、「処理水放出が原因とは断定できない」というしかないんじゃないかな。

まり「処理水放出危険だった」という判定できる条件が見当たらない。

となると日本政府は今後のいかなる関連事象に対しても処理水放出危険だった、という判定を下せないわけだよね。

で、ここで一つ考えていただきたいんだけど、


危険」の判定を下せない審判の出す「安全」という判定って、何か意味があるの?


処理水放出危険だったという判定を下す、つまり反証をできないのであれば、反証に繋がりそうな事例を否定するに終止するしない。

そうすると日本政府による「処理水放出安全である」という主張は、

「今後処理水放出による健康被害政府として一切これを認めない」という政治的ステートメントになってしまうんだけど、

あれだけ科学科学だ言っていた人がそんなわけないよね?

なので処理水放出安全論を唱える人は、いかなる条件を満たせば元の命題反証されるか教えて下さい。

上で私は無理だ、といったけど、健康被害者の調査または海洋モニタリングの結果から処理水放出危険だと判定できるならそれでもいいです。

というか、科学を主張するならそれを言うのは義務だと思うよ。

まとめると

①処理水放出科学理論だよ。主張する当の日本政府がそう言ってるよ。

科学理論であれば反証可能性を持つはずだけど、現状は反証される条件が見当たらないよ。

③なので日本政府またはその主張の支持者は、反証されうる条件、処理水放出危険だったと認めうる条件を明示してね。

です。

以上、id:p__o__n でした。よろしくねがいしま

2023-09-11

anond:20230911222831

何回でも説明してやるが

その他の核種ALPSで濾して基準値以下になってるの。

(また基準値以下、不検出くらい少なくなるからきちんと調べるのに1ヶ月くらいかかる)

トリチウムけが通り抜けるから、これを一番危険視して、トリチウムトリチウムが言うてるんだよ。

震災の時もセシウムセシウムが言ってただろ?

あれはセシウムが一番ばら撒いた量多いから。

それといっしょ。

昔もストロンチウムが骨にー!とか騒いでたけど、そもそも撒き散らされた量が少ないか問題なってないんだよ。

いい加減学べ。

2023-09-10

anond:20230910140737

日本全体でみたらそうかもしれんけど、一市町村集団で2000人もいたら、その街で暴動を起こすくらいわけないでしょ。

絶対数よりも、濃度が問題なんだってば。トリチウムと一緒。

処理水放出絡みで「わたしたちにできることは?」って報道がうざすぎる

なにかすべきは東電か国だろ

まったく海洋問題がないのなら「○年後にはパイプラインを通じて東京湾にも流しまーす(それくらい安全なんだよ」って公式発表すればいい

曰くトリチウム生物濃縮されないんでしょ

福島の海には流せて、東京湾に流せない理由を明確に説明するべきだろ

処理水撒いた海に面して暮らす=福島に寄り添うじゃないの

2023-09-09

汚染水海水放出諦観

原発反対派からみる汚染水問題

私は1990年の昔から原発反対派。

から議論していたが結局事故は起こってしまった。

原発反対派が今回の汚染水問題についてどう考えるか書いておく。

といっても別に原発反対派の総意なわけではまったくない。他のやつは知らん。

「処理水」海水放出賛成派に賛同できない。

「処理水」海水放出賛成派は以下の人たちがほとんどなので、私は賛同できない。

産経などは、

https://www.sankei.com/article/20230831-KD5JEXBTZFKTHGOICMXBRJZ24Y/

汚染水」は海洋放出批判する中国政府などが使っている。

などと言ってるのだから、「汚染水といってはいけない」と思ってるのは明らかだ。

科学とは「前提」が重要

この場合の前提とは、処理水はなんのための処理水か、だ。

この問題の前提は汚染水をなくすためのステップであることを常に忘れてはいけない。よって汚染水という単語を使ってはいけないというのは前提が間違ってる。

前提が間違ってる論理結論が合っていたとしても間違ってる。

それが「処理水」海水放出賛成派に全く賛同できない理由の一つ。

そして「処理水」を汚染水と言いかえるのは、歴史改変をしたい人たちと同じ感覚だろう。

何故か日本の間違いを少しでも認めたくない人たち。しかも明らかに科学的に間違ってる。前提を無視するという形で。その点でも科学的に間違ってる。

中国原発比較して海水放水は正しいなどと言ってはいけない

福島事故が実際起こっていて汚染水は厳然と存在する以上、中国原発比較して「処理水」の海水放水は正しいなどと言ってはいけない

中国原発事故を起こしてはいないのだ。中国原発と何を比較したとしても「処理水」海水放出が正しくなるわけではない。

しかトリチウムの量なんて何の意味もない。

中国の言い分が間違っていたとしても、残念ながら、真っ当な反論方法などない。すべては東電及び経産省無能が原因であり、福島原発事故中国のせいではない。

汚染水海水放出諦観

では、「処理水」海水放出賛成派でないとすれば、自分立場はなにか、といえば

汚染水海水放出諦観派とでも言おうか。

東電及び経産省無能のせいで、もはや汚染水海水放出する以外の科学方法はない。

中国原発比較してトリチウムが少ないから正しいなんて馬鹿げてる。比較する意味自体がない。

汚染水海水放出諦観派は、科学的には汚染水タンクに貯めて、ALPS処理を繰り返し(多分)他の核種を除去(したであろう)後の「処理水」がトリチウムしかなく、特に害がないことは分かってる。

そもそもトリチウムは水なんでな。。

「多分」や「であろう」でしかないが、今のところ明確な科学疑義は出てないのは事実だ。

汚染水モルタルで固めるのは? → 無理っす

例えば、汚染水を除去するのにモルタルで固化する方法がある。

https://www.foejapan.org/energy/fukushima/pdf/200330_kawai.pdf

が、私の見立てでは無理があることは明らかだ。

なんせ東電あくまで強電屋。土木屋さんじゃない。土木方法成功率が下がる。

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/fukushimahyougikai/2021/pdf/siryou-s6.pdf

にも書いてあるがモルタル化しても容積が大きくなりそれ自体放射性物質になり更に扱いにくくなるだけで問題解決しない。

そもそもモルタル固化がもし失敗したら、本当に汚染水海水放出されてしまいかねない。

更には、東電無能を考えれば、失敗の可能性があるものに賭けるのは無理がある。

海洋放出の簡便さとは比較にならない。

その他にも色々検討した結果、東電無能のせいで無理

結局どれも無理があり、汚染水海水放出諦観しかない。東電無能が主だが、要するに

「こういう事があるから原発反対派は問題があるから辞めろと言ったのに」

は強調しても足りない。

これはそもそも原発を真っ当に運用できないから辞めろと言った原発反対派のことを無視して行った原発賛成派の無知度合いが原因だ。

おわりに

結論だけ見れば「処理水」海水放出賛成派とあまり変わらないので諦観派で声高に主張する人はいないだろう。

もちろん、汚染水から「処理水」に至るまでの過程が明らかになってるとは言えないなどの細かいことがあるがあまり重要だとは言えないだろう。

せめて、日本原発行政が、賛成派と反対派を5:5で議論して結論を出し必ず従うような「公平」な運営をしていたなら、私は原発に賛成していたのだが、むべなるかな、だ。

もしそうなら福島原発事故は起きなかった。建築後40年(2000年代)で廃炉していたろうから

はてな放射脳

処理水はトリチウムガー

トリチウム生体濃縮しない

トリチウム以外の核種ガー

そもそもALPS処理はトリチウム以外の核種基準値以下まで除去する処理

放射能の総量ガー

→おまえが毎日食ってるものを気にした方がいい

anond:20230909143149

自分ものを考えずに「陰謀論」で片付けてる人をしばしば見るのは確か。

また、過激荒唐無稽なことを言い出してる人だけに目を向け「これだから陰謀論者は」と言って思考停止安心する人たちも多い。

字義通りの意味での「陰謀論」はまともに取り合うに値しないかもしれないが、

ワクチン安全性というリスクに対して効果というベネフィットが(全世代で)上回ってると思えない

とか

トリチウム処理水について、そもそも東電の発表したデータを信じられない(そもそもメルトダウンしてないと言ってた人たち)

とか

いくらでもしっかり俎上にあげられるべき議論ですらも「陰謀論だ」と耳を塞ぐ人たちがいる。

完全に自分より下に見ることができる荒唐無稽陰謀論馬鹿にして、「自分大丈夫、弁えてる、頭いい側」と思い込んでる人の愚かさと醜さは手に負えないものがあるね。

2023-09-08

anond:20230908171606

何か誤解されているようだが、

DHMO の H が T(トリチウム) に置き換わった DTMO が騒動の発端だからね。

処理水の件、トリチウムばかり取りざたされてるが

そもそも処理水の主成分に含まれているDHMOという危険物質が完全に黙殺されていて

めんどくさいやめた

2023-09-06

中国の味方をしたいわけじゃないけど、日本政府黒歴史しかない東電が信用できない、という中国側の主張はもっともだと思う。

処理水放出への猛批判 中国政府の「味方」をする日本の「リベラル」への違和感(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

こと、データの扱いについては、なにかにつけ黒塗りが得意な日本政府

隠蔽改ざんが得意な東電をやっぱり信用することができない。

ALPSについては素人からよくわからないけど、そもそも放出される放射性物質について濃度が基準になっているのはいひとつ腑に落ちない。

ALPS処理して濃度を落とす+希釈して濃度を落とすのセットで放出しているとして、ALPS処理の失敗を希釈ごまかすってこともありうるんじゃないかと。

トリチウム放出管理の年間基準値22兆Bだっけ。トリチウムは一応総量で管理している。それはわかる。でも他の核種は総量として言及されていないしね。

濃度として微量というのと年間放出量の総量として微量というのは違うからね。もちろんトリチウムも他の核種も処理水のなかで分離できないのだとすれば、トリチウムだけを指標にすれば足りるという話ではあるかもしれない。かもしれない、というのは、明確には説明されていない、という意味

こんなことをいうと決まって、科学的な思考ができていない?といって見下す態度がしばしばみられるが、あまり感心しない。

経産省説明、もちろん理屈はある程度通っているよ。上記のような一部不明な点はあるものの。

これは経産省説明をうのみにするかしないか問題

ALPSに関して科学的な分析手法に通じている人は99%いないはず。そういうもの理解しろ、という話ではない。正直、一庶民がいちいち世の中の森羅万象科学的に理解しなきゃならないってことはない。科学的な理解問題ではなく信頼の問題

もちろん一方で、科学的な理解問題として中国側の理解を得られるかもしれない機会はあった。IAEA所属していた中国側の研究者たちへの説明だ。

しかし、まさにそれが不十分であったというのが中国側の言い分だ。ここでちゃん説明されていれば800億円なんて問題起きなかったんじゃないの?

そのあたりの説明が十分じゃないというのは、日本側も認めたほうがいいと思う。

そういう努力をさぼって、庶民愛国的な努力押し付ける、というかそういうのどうなの?

日本人がホタテを800億買うよりも、風評補償するよりも、東電の信頼をあげることにお金をつかったほうがましだ。

海産物生物濃縮については、処理水以前の問題として恐らくかなりの量の汚染水が処理されずにそのまま海に垂れ流されているだろうから、その現状でも近海水産物に大きな影響がないとするならば、万が一、東電の処理水が薄めただけのハッタリだったとしても、まあそんなに心配するほどではないんじゃない、というのが希望的観測

コント処理水と汚染水

ボケ「国と東電さんがね」

ツッコミ「ほー」

ボケ「処理水を流すらしいんやけど」

ツッコミ「あっ そーなんや

ボケ「その名前ちょっとね」

ツッコミ「おー」

ボケ全然からへんねんな」

ツッコミ「分からへんの?」

ボケ「分からへん」

ツッコミ「いや ほな俺がね 国と東電さんの処理水」

ボケ「おー」

ツッコミちょっと一緒に考えてあげるから

ボケ「おー」

ツッコミ「どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」

ボケ「あのーALPSで処理して」

ツッコミ「ほーほーほーほー」

ボケ「色んなやばい奴は取ったやつやって」

ツッコミ「おー それ処理水やないか それ完全に処理水やがな」

ボケ「でもなトリチウム入っとんねん言うねんな」

ツッコミ「おー 汚染水やないかい それ完全に汚染水やがな」

ボケ汚染水なぁ」

ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」

ボケ「でもこれちょっとからへんのやな」

ツッコミ「何が分からへんのよー」

ボケ「いや俺も汚染水と思うてんけどな」

ツッコミ「いやそうやろ?」

ボケ「国と東電さんが言うには トリチウム安全だ言うねんな」

ツッコミ「あー ほな汚染水と違うかぁ」

ボケ「そやねん」

ツッコミ汚染水はね処理する前の安全じゃないあれだから

ボケ「そやねんな」

ツッコミ汚染水ってそういうもんやから ほな汚染水ちゃうがなこれ」

ボケ「そやねん。」

ツッコミ「いやそうやろ?」

ボケ「でもな出す前に海水で薄める言うとったで?」

ツッコミ「薄めないとあかんなら汚染水やないかい」

ボケ「おー」

ツッコミ「俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」

ボケ「おー」

ツッコミ「俺は何でもお見通しやねんから

ボケ「ほーなー」

ツッコミ汚染水やそんなもんは」

ボケ「分からへんねんでも」

ツッコミ「何が分からへんのこれで」

ボケ「俺も汚染水と思うてんけどな」

ツッコミ「そうやろ」

ツッコミ「ほー」

ボケ「薄めれば安全なんだって

ツッコミ「ほな汚染水ちゃうやないかい」

ボケ「おー」

ツッコミ「薄めて流すなら」

ボケはいはい おー」

ツッコミ「薄めて流すなら処理水や」

ボケ「でもな国と東電さんはトリチウム安全だ言うとったやん」

ツッコミ「言うとった言うとった」

ボケ「なんで安全なもんを水で薄めるの?」

ツッコミ「そりゃそのまま流すと安全じゃないからということになるわな」

ボケ「そやねんな」

ツッコミ「やっぱ汚染水や」

ボケ「おーでもな科学的に安全なんやて」

ツッコミ科学的に安全汚染水でいいがなもう」

ボケ「おー」

ツッコミ「ほな もうちょっとなんか言ってなかった?」

ボケ「国の大臣さんがな」

ツッコミ「なんて言うたん」

ボケ汚染水

ツッコミ「やっぱそうなんかい もうええわー」

ボケツッコミありがとうございましたー」

anond:20230904160511

原発汚染水をこのまま海に流しても本当に大丈夫なのか?

http://j.people.com.cn/n3/2023/0904/c94474-20067267.html

中国政府の言い分がコレ。

中国排出しているトリチウム水は、事故が起きていない原発から純粋トリチウムであるが、

日本排出するトリチウム水は、他の核種が混ざった汚染水である

IAEAには中国人の研究員も居るが、放出について十分な議論は無かった。

中国けが反発というが、周りの国もめっちゃ反発してるやん。

ちだいの言いたいことはだいたいあってる。

2023-09-05

anond:20230905214113

逆なのよなぁ。

差別反対を押していくのは大事だけど、自分たち家族人生幸福が関わってるなら、

差別がどうとか言ってられないでしょうに。

身内が関わってくるときこそ、差別心があるかないかが、真に試される。


お腹を痛めて産んだ赤ちゃんの哺乳瓶に、薄めたトリチウム水を入れられるか。

中国フランスよりも排出量はずっと少ないという論理を、半減期の短さゆえに消滅するスピードの方が早いという合理性を、検出不可能なほど十分に薄められているという説明を、生物濃縮しないの理論を、化学的な性質放射性同位体でかわらないという基礎を、バナナよりも被爆量が少ない物理学結論を。

から信じているならば、何も怯えずに堂々と飲ませられるはず。

anond:20230905151413

ALPS処理で浄化したあとでもトリチウム以外のヨウ素とかストロンチウムとか基準超えしてますけど、っちゅう話ちゃうのこれ。

で、東電は「その期間は吸着材の交換頻度を下げてました」と弁明してる。

anond:20230905150046

おかしい話だよなぁ

未来の2022にIAEAALPS処理水の海洋放出についてレビューしたら問題しなのになぁ

反対派は貯め込んでる時の話してる


ALPS処理水」とは ~汚染水浄化処理~

https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r3kisoshiryo/r3kiso-06-03-05.html

2022年1月時点で、タンクに貯蔵されている水の約7割には、トリチウム以外にも規制基準値以上の放射性物質が残っています

この約7割の水に対しては、環境放出の際の規制基準を満たす「ALPS処理水」とするために、再度ALPS又は逆浸透膜装置を使った浄化処理、つまり二次処理が行われます

タンクに保管されている水の処理方法

https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r3kisoshiryo/r3kiso-06-03-06.html

もうさ、議論になってないんだよね

読んでないでしょ?

今してるの、備蓄の話じゃなくて、放出の話だよ?

anond:20230905144912

ALPS処理水にヨウ素129、ストロンチウム90など、トリチウム以外の核種残留していることがメディア報道(注)により明らかになりました。

FoE Japanおよび原子力規制監視する市民の会が東京電力の公開データから確認したところ、ヨウ素129、ストロンチウム90、ルテニウム106に関して、以下のように告示濃度超えが確認されました。

ヨウ素129…(告示濃度限度:9 Bq/L)2015年4~9月では、既設ALPSで最大121Bq/Lを観測しており、増設ALPSでも基準値超えが続出。2017年4月~では、既設ALPSで最大27.83Bq/L、増設ALPSで最大62.24Bq/Lを観測

ストロンチウム90(告示濃度限度:30 Bq/L)…最大141Bq/L(2017年11月30日

ルテニウム106(告示濃度限度:92.5 Bq/L)…2015年5月告示濃度限度を超える値が頻発(最大1100Bq/L)

東電データをもとに、FoE Japanおよび原子力規制監視する市民の会が確認

https://www.foejapan.org/energy/library/180829.html

anond:20230905142348

トリチウム以外の核種 (環境省

https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r3kisoshiryo/r3kiso-06-03-08.html


ALPS等による浄化処理後の「ALPS処理水」では、希釈前の段階でトリチウム以外の核種の多くは、検出限界値未満となります

国内外原発・再処理施設でも、各国の法令を遵守した上で、放射性物質を含む廃棄物が、海洋河川等へ、また、換気等にともない大気中へ排出されています

これに文句を言う場合、全世界核関連施設の操業停止が居るな

日本だけじゃなく、基準を満たしてる、「全世界の」施設

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