はてなキーワード: おかあさんといっしょとは
「お母さん食堂」のからみで「おかあさんといっしょ」が上げられていたので、ちょうど今自分の子供が小さくて一緒に見ることも多く、ジェンダー問題とか家問題の観点で気づいたところを書いてみる。
レギュラーの登場人物は「うたのおにいさん」「うたのおねえさん」「たいそうのおにいさん」「たいそうのおねえさん」(以上五十音順)と4人いて、このうち「たいそうのおねえさん」は2019年度から新設されたキャラクターで、「たいそうのおにいさん」と対等に(立ち位置も横並びで)体操コーナーなどを担当する。(それ以前の体操のお姉さんに相当するキャラクターは「身体表現のおねえさん」と呼称することになったらしい。参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AD%E3%81%88%E3%81%95%E3%82%93)この「昇格」はいわゆるSDGsを意識したものと思われる。要するに今出演している「たいそうのおねえさん」は「初代たいそうのおねえさん」なわけだが、現「たいそうのおにいさん」と共にかなり身体能力も高く、とても素敵です。
たいそうのおにいさんとたいそうのおねえさんがそれぞれ子供とペアになって体を使った遊びをするコーナーがあるのだが、視聴者の大人側のことを「おうちの人」と表現する。(例えば「おうちの人とやってみてね〜」みたいな言い方。)これはジェンダーというより親がいない子や視聴時に親と一緒にいない子を意識した表現かな?(おうちが無い子供はどうするんだ!という批判は可能かもしれないが。)
番組中の着ぐるみ人形劇コーナー。女の子キャラのチョロミー、男の子キャラのムームー、ロボットのガラピコという3人のキャラがメインキャスト。チョロミーは活発で気も強くアウトドア派(昔風にいうと「おてんば娘」)でムームーはちょっと内気なインドア派とキャラ付けされている。
個人的に「おかあさんといっしょ」という番組名の変更はありだと思います。変えるとなると大人(懐古厨)はギャーギャーうるさいかもしれないが、小さな子供は番組名の変更なんて気にしないと思うしね。
ネットニュースでそれを知った
それからずっと「竹内結子」「首」「クローゼット」という単語が頭の中を踊ってる
第一子はまだまだ2歳だけど
ああ私も首を吊るだろうなって思った
ふとした瞬間に家の中を見渡している
家族で日曜を過ごして少し落ち着いた
すぐおかあさんといっしょにかえた
こどもが泣く
授乳する
ごはんを食べさせる
ベビーカーに乗りたくないと言う
ブロックと積み木の海
下の子が食べないように片付ける
いっしょに絵本を読む
おかずを食べたくないと言う
水の入ったコップをふきとばす
その途中途中に「竹内結子でさえ死んだ」が枕詞になって言葉が浮かんでは消えてく
竹内結子でさえ死んだ世の中なんだ、うまくいかないことだってあるさ
竹内結子でさえ死んだのになんで私はまだここにいるんだろう
竹内結子でさえ死んだんだから私がうまく生きれなくても仕方ない
竹内結子でさえ死んだけどとりあえずいきよう
朝6:54まではニュースをみる。
そうすると、
人によっては、おかあさんといっしょのタイミングで朝の連ドラに切り替えるのもいいだろう。
これで06:54〜7:15まできっちり埋まる。
内容が秀逸な上に、画面構成がガチャガチャしていないのでストレスにならない。民放の下手くそなリポーターの食リポを見たり、本当に一部界隈でしか通じない流行を見たり、トンチンカンな芸能人のニュースに対するコメントを見たりすることはない。
侮られがちなのが、「英語であそぼ」だ。あの聞き取りクイズは、10回中8回は超絶簡単なのだが 10回中2回はやや難しい。ご飯を食べながら観ていると、「ん?」となることがある。
・ほろよい
・ピザポ
・唐揚げ
あとなんかオススメ教えろ
ーー追き
今帰ホテルして飲んでる
以下買ったもの
・唐揚げ棒
・ナナチキ
・われせん
・ナトリ薫製三種
しめて3000円。
自粛コロナテレワーク実家暮らし介護で突発的に家出しちゃった28のOLわよ。ビジホ生活3日目わよ。家出、人生初ですわ。ビジホも人生初ですの!ガイジの弟の顔面をぶん殴ってしまいましたの!これも人生初ですわ!
ホテルは3千円、7割引はコロナのお陰ですわ!何故かキングサイズのベットがありますの!ひとりで寝そべるのですわ!実家は布団だから楽しいですわ!コンビニで好きなもの全部買いましたの!ピザポテトはお取り扱いしていないようでしたけど。まあ庶民の店だから仕方ないですわ!ちなみにお夕食は人生初の1人ラーメンでしたのよ!趣味はストレス解消の過食ですの!こればっかりは辞められねえ!ですわ!
普段お酒は飲まないから半分以上残して酔っ払いですの。今は肩上げポテトを摘んでおーいお茶を飲んでますのよ。ペットボトルのおっきいお茶が好きなのよ。無限に飲めるの!黒胡椒ベーコン、めっちゃベーコン!美味しい!
家に帰りたくないですわ!でもお金がどんどんなくなりますのよ!
ー追追記
ついにビジホを出ましたのよ!このままじゃダメなんてことわかってるのですわ!朝一で暑い中バスを乗り継いで家の前まで来たのですけれど、足が重くてお家に入れなかったのよ!だから街中に戻って各停の電車に乗ってぼんやりですのよ!もう県外にいますの!10万円使ってgo toですわ!
車内は涼しくてガラガラで快適ですわよ!ボックスシート大好き!ですわ!独り占めの時限定ですけれど!
高3の夏、高校から海まで乗り過ごして夏季補習をサボりましたら職陰湿に呼び出されてその日の担当教科を含めて10人に謝罪参りをさせられたのを思い出しましたのよ!何をしても嫌なことを思い出し発狂わ!
駅を出るときに久しぶりに文庫本を買って見たのですけれど全然読めないのですわ!
朝ご飯はセブンのぶっかけうどんでしたの!駅のベンチですすりましたのよ!天かすと麺つゆの組み合わせが大好き!コラボレーションですわ!半熟卵みたいなやつは凄いですわ!技術わね!セブンは割高クソクソクソチェーンの癖に美味しいから悔しいですわ!店に入るとバイトのトラウマがフラバしますの!しねしねしねっ!ですわっ!
ガイジの弟はパワー系池沼とも言うやつですわ!大事な弟ですの!他人が見たら気持ち悪いでしょうけど結構可愛いところもありますのよ!でも家に帰ってくるなりちんこ弄り、精子のついた手で近寄られると泣きたくなりますわ!やっぱきもい!のしかかられると色々な危機を感じてきついですわ!弟はきっと悪くないのですわ!まともな療育につながらなかった期間が長すぎるのですわ!クソガイジ死ね!って言ったのは悪かったですわ!自分でもこんな言葉がでる自分にびっくりしましたの!殴ったのは知りませんわ!こちとらいつもアザだらけですわよ!
弟の面倒を見るのはいいのですわ!いいのですけれど今は嫌なのですわ!20代ももう終盤なのですわ!普段はカロリー気にしてますのよ!乙女ですもの!でも彼氏なんかもう10年居ませんの!なんのためとか考えると泣きたくなりますわ!電車で涙目ですわ!
そういえば年甲斐もなく駅ビルでショーパンを買いましたのよ!身軽で気ままな感じが気に入りましたの!服はビジホに洗濯機があったのですけど、ムカついたから捨ててきましたわ!でも膝の青タンが馬鹿みたいで嫌になりますわ!
クソ暑いからアバンチュールしてみたいですわね!汗だくでラブホにもつれ込んでクーラーガンガンかけちゃうのが素敵ですわ!背がすごく高いと興奮しますわ!夏は筋肉質な人がいいわね!とか言っちゃいますのよ!火遊びでコロナなんか貰ったらクソゴミ肥溜田舎に帰れなくなっちゃいますけれど!それもいいかななんて自暴自棄になってみたいですわ!出来たらこうはなってないでしょうね!一度ぐらい全部捨ててみたいですわ!それで一晩寝た男の子供を産むのはどうかしら!こんな城から出て行く切符になったらいいのにですわ!赤ちゃんはだいすきなの!
最近母性を持て余してつらいですわ!性欲なんかよりよっぽどやばいのですわ!おかあさんといっしょの子供が踊ってるのを見ると何かが溢れて感極まって泣きそうになるのよ!気持ち悪い独身わよ!あの保育園の乳母車から1人ひょいとわたしのものにしてしまいたいわ!やばいこと言ってしまいましたわ!でも一生抱きしめてられるぐらいかわいいのよ!なんであんなにかわいいの!
JRをぐるっと回って帰りますわ!正直もう連泊する元気はない三十路手前なのよ!でも心が回復しても家に近づくと歩けなくなりますのよ!実家と同じ家族構成の子連れがそばに来たのも心を削りますわ!そろそろ一旦降りてラーメン屋さんを探すのですわ!一度ハマると続けて食べちゃうのよ!バリカタで味卵と餃子をつけるのが良いと思いますの!味卵を作った人は天才ね!海苔はコスパとか思っちゃうからつけられないのですわ!スープにひたひたの海苔はおいしいですわね!こんな日だからノリ三枚に100円払うのぐらいいいかもしれませんわ!
昨今、ジンケンのひとらがうるさいので、「おかあさんといっしょ」なんてきわめて差別的な番組名じゃないか?
なんてネタを考えていたら
おとうさんといっしょ - NHK https://www.nhk.jp/p/otousan/ts/885KLGMZL8/
あるのかよ!
抽象化ってのは高度な機能というのがよくわかる。おかあさんといっしょが実写なのも試行錯誤があったんだろうなと思う。
もっとはっきり言うならおかあさんといっしょの体操のお兄さんのオタクがきもい
体操のお兄さんは今風のシュッとした顔のイケメンに筋肉質の身体で、EXILE系列にいてもおかしくないようなかっこよさで母親人気がすごい
それはいいんだけど、一部のおかあさんといっしょのオタクがお兄さんを性的な目線で消費しているのが本当にきもい
何かするごとにテレビのキャプチャ貼って「まこと(名前呼び捨てするのもきもい)かわいい!まことうける!」の嵐
丈の短いズボンを履いた日、二の腕が出る衣装の日は「やらしい〜これでいつもの体操踊ったらどうなるの〜」って盛り上がる
おかあさんといっしょを見てる人たちってことは乳幼児の子どもがいる人たち
そんな人がキャラ萌えみたいな体を装って自分の性欲を発散させてるのが本当にきもい
せめて本人の目に触れていないことを祈る
一歳半を過ぎた息子は今めちゃくちゃ後追いする。トイレに入っただけでギャン泣き。一人の時間などほぼない。
【全20曲】36分「てあそび&あそびうたメドレー」【たかしの手あそび・こどものうた】https://youtu.be/SYfIqJ8XCpo
この動画をchromecastを使ってテレビで流していればあら不思議、息子くんは静かに大人しくじっとしているのです。
そして最近はしあわせならてをたたこうとかで一緒に手遊びもするように!
あんまりみせすぎるのもよくないかなーと思って1日一回か二回くらいにしている。
夕飯作りも捗るし、ぼんやりドライヤーで髪の毛乾かしたりする時間もできた。たかし様々です。
たかしは魔進戦隊キラメイジャーのエンディングも歌っているからよろしくね!
本当に感謝してるぜ出口たかしと日本コロムビア!36分の繋げた動画作ってくれてありがと!
いろんな動画見せたけどたかしが一番食いつきいいし飽きずに見てくれる。
おかあさんといっしょとかでも興味ないコーナー来ると飽きてぐずりだしたりするんだけど、たかしはガチで36分間真剣に見続けている。
騙されたと思って見せてみてくれたかしを。
ステマとかじゃなく純粋に毎日36分自由時間をくれるたかしに感謝しての行動ですのでそこのところよろしく。
あとchromecastはいいぞ。スマホの画面で動画見せるよりテレビで見せた方が圧倒的に目に優しいぞ多分。こっちもオススメだぞ。
毎朝放映されてるの、ありがたいけどすごいなと思う。この前ひな祭りの歌も歌ってたし。ひと月先くらいまで撮りためてあるのかな。
子供の頃みたジャニーズの半ズボンでシャツなしでGジャンの袖無しを着てるのとか気持ち悪くて駄目だった。
女性アイドルも何だか駄目だった。大体歌ってる歌から好きではなかった。
年を取ったら変わるのかなと思ったが、あまり変わらず。
ジャニーズJr.みたいのもAKBとかがわらわら出てる番組とか枯れ木も山の賑わい過ぎるなと思ってた。画面煩すぎる。EXILEも興味ないわ…
鉄腕!DASHとか見たりはしてたけど、やってたこと自体が面白かったからだろうな。SMAPのスマスマ?とかは料理する所をくらいしかみてられなかった。
彼ら彼女らが嫌いなんじゃなくてアイドルに興味が持てない、気持ち悪さを感じてる。 二次元も。
だからアイドル育成ゲームとかアニメとか流行ってるのが未だによくわからない。好きな作品の派生イベントみたいやつでちらりとみる分には平気なんだけども。
皆夢中になれて羨ましい。
追記:
cozyweblife だからアイドルは二次元キャラと同じでキャラクター性を見出して関係性萌えとそれに伴う物語性を見せるものだと何度言われれば https://bunshun.jp/articles/amp/1238?device=smartphone&page=2 /二次元オタクならそこは分かるはずだが →実写は生きている人間ということで、属性による差別的扱いやら、やらされてる感が気になってしまうんだと思う。アイドルのお客は幼児じゃないのに演者におかあさんといっしょ的なお約束に溢れていて…生身の人間なのに恋愛禁止だので縛られてるのが不憫というか、ファンとの関係性の慣習的な容認に含まれる社会的な差別の是認が気持ち悪い感情があって。成長とかよりも見てて気をとられてしまう。
提供のリンク先は面白いけど、自分はやっぱり『アイドル』にモヤるんだと思う。無邪気に消費できなくて真顔になってしまう。ひとりひとりみるとそして関係性とか見いだすのも嫌じゃないんだけど!つくづくパッケージが嫌いなんだろうな。それに自分が今で言う隠キャだからキャラクターを見いだすメタ視点に暴力性を感じるというか…。そしてプロデューサーになるらしい有名なゲームは申し訳ない気がしつつ気持ち悪く思う。
ベッドに入って眠ろうとすると、会いたくもない連中が思い出したくもない場面を再現するから気分が悪い。あの時できなかったことや言えなかったことがあったけど、今度はああしてやろうとか、こう言い返してやれとか考えて、その完成度を高めたり、有効かどうかの確認をしたりして、どうにか気分をすっきりさせようとする。だけど、もう過ぎたこと。変えられないんだから、今さらやっても意味は無い。同じことなんて起きない。次なんてないって、冷静な自分が冷や水をぶっかけてくるから、ますます気分が悪くなって眠れない。
そういうときは布団をはいで、時間を確認して、それから気持ちを切り替えるため、リビングへ行くことにしている。温かいお湯を飲みながら、やかましくないテレビをぼうっと見て、苛立った気分が大人しくなるのを一人で待つ。そのつもりでリビングへ行くと、既に母がいて、こたつに入って、テレビを見ていた。母の「眠れないの?」の問いに「そう」と答えて、二人してEテレのドキュメンタリーを見たりして、気分が落ち着くまでリビングで過ごした。
翌日、昨晩の話題になって、母に体調を心配された。申し訳なかった。適応障害になって、退職して、実家に戻ってからずっと心配をかけてしまっているから。
必要とされる人になりたくて仕事に就いたけれど、実際は上司に怒られてばかりで、「薄情者。」「程度が知れるな。」「お前が人生でやってきたことは、何一つこの仕事に生かせない。」等々言われ放題で、職員からはもちろん施設利用者からもその家族からも他機関の人々からも関わる人々全員から役立たずと思われていたに違いない。だから世の中に自分の居場所はないと思った。職場の周りには高い建物がいくつも建っていて、昼飯を買いに外へ出るたび、それらを見上げて、想像で自分の分身をベランダとか屋上とか、とにかく高いところに置いて、分身を落としていた。そうすると少し気持ちが落ち着いた。それでもダメなときはこみあがってしまって、トイレや外で嘔吐した。だから昼食を食べることを止めた。でも吐き気は変わらずあったから、空ゲロを繰り返した。そのうち涙もこみあがるようになった。今までなら耐えられた業務上の圧力。それは毎日のことだから当たり前に押し寄せてきたけど、そのときは堪らなくなって、涙がこみあがり、溢れる前に建物を出た。できるだけ悟られないようにしたけれど、どうだったのだろう。それから涙腺がバカになったみたいで、毎日涙が溢れてしまい、その週の終わりから休職が始まった。
半年経ち、休職の期限を迎え、退職することを選んだ。その旨を伝えるため、理事長と話したとき、話の流れから少し前に就職希望で面接に来た人についての話になった。
「この間、面接にきたのは、履歴書見たらころころ仕事を変えてて、(胸を指でトントンしながら)ここやってるわけだ。ここにある自分の考え方の問題を解決しないで、職場を変えれば問題が解決すると思ってる。そうじゃない。お前みたいに精神やって休職する奴は、また元の職場に戻れば良いんだよ。そうすれば仕事が続くのにな。」
そう話す理事長は、これから離れる元職員へ向けて、はなむけの言葉をくれてやる良い上司だろう、俺。みたいな笑顔だった。だけど俺の気持ちは励まされなかった。休職の半年間、職場に戻れる気はまったく感じられなかったが、戻らない選択をしたことで、この先、お前の未来は真っ暗だと告げられたようで、とても不安になった。退職の意思を告げるために職場へ行くくらいには回復したつもりだったが、その日からまた体調を崩した。
それで実家に戻った。布団に入ったり、風呂に入ったり、一人になったりすると、いつの間にか嫌な記憶に取りつかれている。
そんなわけで母は、眠れないでいた俺を心配してくれていた。しかし母もまた十数年にわたって鬱を患っているから、俺としては、母が昨晩リビングにいたことの方が心配だった。
こんなことってある?と母はぽつりぽつりと話しだした。
「今さらそれを言った人に『なんであんなこと言ったんだー!』って言いたいわけじゃない。」
「けど自分の嫌なところを言われて、それが言い返せないくらいその通りで」
「こういうのっておかしい?」と母に訊かれたから、「そういうことってあるよね」と答えた。
俺からも訊きたいことはあった。“誰から?”“どんな状況で?”“何を言われたの?”それらを訊こうか迷った。けど、なんのために?
聞いた上で、あーしたらいい、こーしたらいいなんて解決策でも提示しようっていうのか。それは本当に必要だろうか。話している相手がそれを欲してるとは思えなかった。何か言ってもうまくいくイメージは湧かなかった。それに話を聞いてほしいんだろうなとも感じた。逆の立場ならそうしてもらいたいし。そしてその上でできることを探した。同じ理由で眠れなかった俺にできることは、共感しかない。そう思って答えた。
だけど、怖さも感じていた。還暦をすぎてもこの苦しみを抱え続けていることは恐怖だった。俺が今抱えているものは、俺が母の年齢になっても抱え続け、怖れ、苛立ち、苦しむのだとわかってしまったから。若い頃に受けた苦しみの処理の仕方は、老いてもわからないまま。かといって苦しみのうまい抱え方も知らないから、耐えて、耐えて、死ぬまでやり過ごす。きっと俺もそうなるのだろう。これから先も嫌な記憶ばかりはっきり思い出され、リアルタイムで傷つけてくる。なのに幸せな記憶は、そのあったはずの幸福感が再生されず、過ぎ去ってしまったことの悲しさに取って代えられてしまう。
とても憂鬱だ。
しかし母は泣いていた。安心したら涙が出たそうだ。俺が共感したことに救われたと言って。
それから、もし父に言ったならば「いつまでもそんなことでうじうじしているんじゃない。そんなだから病気も良くならないんだ」と怒られてしまっていただろう、と。そして母の父親(俺にとっての祖父)であれば、口だけではなく、手も出てきたかもしれない、と話した。
彼らは己の価値基準で、相手の話に勝手に善悪の判断をつけ(それも語られる苦しみの背景も考えずに)、相手の苦しみに目を背け、見なかったことにしようとしてきた連中だ。周りがそんなだから母は疲れてしまうのだろう。
「あんたも病気で休んでるのに、こんなこと喋ってごめん。」と母に謝られた。そして「でも話を聞いてくれるのは、あんただけだよ。ありがとう。」と言われた。
ないと思ってた居場所は、実家にあると、今はそう感じている。家族にそれを感じられることは、恵まれているとも思うけれど、家族に甘えっぱなしの脛かじりな今の自分をみっともないと感じているから、このままではいけないとも思う。だから家の外に居場所を作りたい。それをやる体力気力は、まだないけれど。
ガキはおかあさんといっしょに歯でも磨いてろってこった
俺の中でおかあさんといっしょは永遠にどーなつてるのこのしまはどれみふぁドーナツだ