はてなキーワード: 自慰とは
2年前に射精障害だとわかり、オナニーを改革していくことになった。
皮でゴシゴシするのを辞めて棒を握る手を優しく。
精通の日からずっと見てきたAV鑑賞も封印した。ハードコアAV→ソフトコアなAV→イメージビデオ→(何も見ない)という段階を踏んだ。
毎日欠かさずやってきた自慰行為を週2回までに我慢。ほんと我慢するとカタルシス。
2年ほど続けてきたら結果は効果てきめんで、ちゃんと人間の身体で欲情できるようになったんだと喜びはデカい。アラサーにしてやっと人間になれたんだという感じ。
ただし、副作用は今まで何とも感じていなかったほんの些細なことで欲情のスイッチが入ってしまうぞ。満員電車で感じるシャンプーの香り、自転車を漕ぐ女子高生の太もも、職場OLのブラウスの皺、街には危険がいっぱい!
25歳処女。
5年以上ずっと付き合っていた元カレがいたけれど、二人とも実家住まいだったのと、相手が早漏な童貞くんだったため、本番は未経験。
正直これだけ長い間付き合っていて、童貞のまま別れてしまったことに関しては、元カレには申し訳ないなと思う。
それと同時に、元カレにはあまり性的魅力を感じていなかった(どちらかというと、家族やパートナーのような関係だった)ので、これでよかったのかな、とかも思ったりする。
しかし長い間ずっと彼氏がいたので、当然のことながら周りは皆、私は非処女だと思っている。
いやいや、実は処女だ。5年近く彼氏はいたけれど、バージン。なんだこれ。
正直今までは、「別に処女であっても問題ないでしょ、まだ25歳だし」と、気楽に思っていた。
というのも、この夏、キラキラにときめいたサマーナイトロマンス的なことがあった。
現実的に考えて、一緒にいれる未来は存在しないので、何も期待していなかったのだが、本能的にドストライクだった。
自分が動物だったら、今すぐ発情して繁殖行為に臨んでいると疑わないぐらい、本当に本当にドストライクだった。
昨夏はただただ「あぁ本当にかっこいい、ワンナイトでいいから彼に抱かれてみたい」と妄想しながら、自慰行為に励んでいただけだった。
しかしなんと今夏、同じ島で彼と再会した私は、夢にまで見たワンナイトロマンスへのチケットを手に入れたのだ。
チケットを手に入れた私は、「本能的に100点満点の彼と処女喪失だなんて、完璧すぎる」と思っていた。
「あ、やばい、私、セックスするやんこれ」って。あまりの緊張に、硬直する私。
彼は緊張していることに気付いたのか、「え、もしかして処女?」と聞いてきた。
25歳処女だなんて言ったら、この人生に一度のチャンスを逃してしまう、そう思った。
「彼氏いたし!」と質問の答えになっていない返事をして、キスをし続けたが、
25年間生きてきて、ここまで本能的に魅力を感じた人はいなかったし、今でも後悔するぐらい、めちゃくちゃタイプだった。
なんなら、今ですら寝る前には彼のことを思い出すし、自慰行為をする度に頭に浮かぶのは彼だ。
セックスが怖いのではなくて、多分ちゃんとうまく出来るのか不安なのだと思う。
処女だからということで逃げられないか、相手が気にしすぎて楽しめないのではないか。
そんな不安でいっぱいになった、25歳の夏だった。
1週間ほど前から、我がおまんまんが痒みとかぶれを訴えていた。
たまにあることだ。
皮膚炎の薬をつけとけば治るだろ、と軽く捉えていた。
粘液(愛液?)の中に白いカス状の物体が混じっているのである…!
1cm弱四方のそのカスは、どう考えても膣の状態が普通ではないことを告げていた。
さて、ここから色々と調べて、この症状はカンジダ膣炎に当たることがわかった。
カンジダ膣炎とは、カンジダという種類のカビがおまんまんに蔓延してしまう病気である。
このカビ自体は体のどこにでもいるらしい。
性的なコトで感染することは少なく、免疫力の低下で膣内のバランスが崩れると、勢力を増して病気状態になるようだ。
当時は性行為もしたことないのに性病になった?!と、ずいぶん焦ってすぐに病院にかけこんだのだった。
すぐにかけこんだからなのか、おりものの変化には気づかなかったが、膣の中はこんなに変化していたのか…とちょっと嫌な気分になった。
カンジダ膣炎にきく薬(膣内に挿入する、よーくきく薬がある)が、ネットでも買えるとあり、早速注文した。
これが失敗だった…
なかなか届かないのである。
そのおりものの量が増え、独特の臭気を放っている(ような気がする)。
とにかく、症状を我慢していることがストレスで、待ちきれず、先程ドラッグストアで薬を飲んで購入した。
けれども、膣炎の薬を買いに行くというのは抵抗があった。
対面せずに買えるなら、とネットに頼ってかえって良くない結果となった。
無事、薬を挿入し、ホッとひと息。
本当に純粋に理解できない。どうして皆そんなにセックスを大事なものとして見てるの?????
『男の子は女の子を、女の子は男の子をすきになる』ということを皆が当たり前のように共有しているのが不思議だった。
これは私がLGBだから………とかそういう話ではない。LGBの概念も同様に不思議に感じていた。
私にとっての『好きになる相手』というのは、『趣味と思考が一致して、お互いのことを大事に思える相手』である。それだけだ。そこに性別は関係ない。見た目も関係ない。そりゃあまりにも不潔な外見とかはご遠慮したいが、イケメン/美女じゃないとやだ、とかは全然思わない。
つまり、人は『心』で好きになるものなのに、どうして『体』の方を皆気にしているのか、それが本当に不思議だった。
皆どうして男は女、女は男を好きになるものだと思うのか。何故逆では駄目なのか。その理由はおそらく『セックスができないから』だ。性的魅力を同性には感じられないからだ。
LGBの概念も問題にしているのは『性的魅力を感じる対象の性別』で、ここでも性的魅力は当たり前のように前提条件として登場する。
皆そんな本能みたいな感覚で相手を好きになってるの???理性を持った人間なのに????
性的魅力ってなに………?なんなんだ……?
私は女だ。性欲は普通にある。溜まったら1人で適当に自慰をする。
でもそのおかずに生身の、3次元の人間を使ったことは今まで1度もないし、見ても全然興奮できない。男の裸でも女の裸でも一緒だ。キスしたいな、とか挿れられたいな、とか全然思わない。一回考えてみたけど別に挿れたいな、とも思わなかった。
私以外の世の人間は性的魅力を当たり前に感じて生きているんだろうか。
友達は当たり前のように彼氏が欲しいと言っているし、両親も祖父母も当たり前のようにお前が結婚して子どもを産むのが楽しみだ、と言っている。
おかしい………ディストピアだ……周りからしたらおかしいのは私の方なんだろうな でも私は正気なんだ………………
恋人、欲しいけど、ネットで調べる限り世の恋愛関係の人間は皆性的魅力云々のために努力し、セックスを楽しみ、色々やるそうなので、とても私には無理な話だ。
ノンセクシャルとかアセクシャルとかの人々のための友情結婚相談とかいうサイトも出てきた。これは興味があるけど、両親に説明することを考えると本当に気が重い。頭痛くなってきた。
本当に皆そんなにセックスが好きなの?皆で口裏を合わせてセックスを広めてやろう洗脳してやろうとかいう運動だったりしない?ほんとに?嘘だぁ……………嘘だろ………………………
僕は十代のころ、(今思えば仮性のようだったのだが)そういう知識がなかったので自慰のついでに少しずつ剥いていった。確かに最初亀頭がむき出しになったときはやたら刺激が強すぎて「あ、こりゃいかん」と思って戻したけど、こわごわ何度か繰り返しているうち何も感じなくなった。一ヶ月かからなかったと思う。完全に剥けてから、下着に刺激されて気になるというようなことは全然ない。
そのような経験上、そもそも本当に手術というものが必要なのかどうかも怪しく思っているのだが(本当に必要な人もいるらしいとはいえ、時間をかけて伸ばしていけばどうにかなるんじゃないのか、みたいな)、なにぶん医療の専門家でもなく他の人に当てはめてよいことなのかどうかわからないので今までの人生においても黙っていた。
ただ、このように「なんのために皮付きになっているのか」というような意見があり、それに同意している人もいたので別の意見を述べると、衣服を着るようになった人間にとっては「皮に包まれている必要」は、もはやないのではないかと思わなくもない。毎日お風呂に入って洗いさえすれば…
そういえば幼いころ、父が「よく洗わないと汚れが溜まってしまうから」とか言って息子の息子の皮を剥いてこようとしてくるのを断固拒否したものだった。変なことを思い出した。
温泉に誘われても嫌いという嘘をついて断り包茎を隠し続けていたからである。
コンプレックスということもあり誰にも話せないことなので、ここでみんなに話を聞いて欲しい。
そして、包茎に悩んでいる方がいたら一度、軽い気持ちで良いから読んでほしい。
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今までの人生、包茎のまま過ごしていき、今年で33歳になった。
世の中の男性で包茎に悩みを抱えている人は多いはずだが、そのまま放置している人は意外と多いと思う。
包茎手術を受けようが受けまいが、もちろん個人の自由であり、僕が他人のアソコについていちいち文句を言うことはない。
"今後の人生で、どれだけの女性と出会い、どれだけの女性と関係を持てるのだろう" と。
ただでさえモテない自分だが、包茎ということでさらに恋愛にも億劫になっていた。
今まで付き合った彼女は数少ないが、その中でも包茎がコンプレックスで夜の営みをせずに別れた女性が大半だ。
国勢調査によると35~39歳の人が5年間で結婚できる割合が約15%らしい。
ただでさえ出会いが少ない上に見た目もオジさんになり、包茎のせいで自分への自信も無くて、一体いつになったら結婚できるのだろうか。
もし付き合えたとしても、夜の営みの途中で「え…。包茎じゃん…。」と相手に思われてしまわないか、不安で仕方がなかった。
自分が女性と付き合っても上手くいかないのは、自分の包茎に対するコンプレックスからくる自分への自信の無さだと自覚はしていた。
ただ、包茎手術に対する敷居はかなり高く感じでいた。
包茎手術をしてから人生が変わったという噂も聞くが、その反面、値段が高いとか、失敗したとか、そういう噂も聞くことがある。
何より自分の大事なアソコに何かをするというのは正直怖いと思っていたが、覚悟を決めて包茎手術をすることにした。
ちなみに包茎手術への一歩を踏み出すために背中を押してくれたのが、永井さんというデザイナーの方だ。
本人とは面識がないが、ブログの記事を読ませてもらい、手術を受けるきっかけとなった。
いち読者が勝手に紹介をして良いのかは分からないが、それがこちらのブログ。
https://note.mu/hirotonagai/n/n4833667a8c6d
この男性、永井さんという方は、本業はデザイナーをしているようだが、とにかく包茎情報にアツい。
話し方も上手く、内容も面白いが、包茎手術を受けることに背中を押してもらえた。
包茎手術はいきなり施術を受けるのではなく、事前にカウンセリングを受けてから手術を受けるか否か決めることができる。
一度行ってみてから最悪怖かったらそのまま受けなくていいや、という軽い気持ちから僕はカウンセリングへと向かった。
一つのクリニックだけでは、大事なアソコを預ける身として不安なので、念のため三つのクリニックへと足を運んだ。
カウンセリングに行って初めて知ったのだが、包茎手術には複数の治療法があるらしい。
皮を切断して短くするだけと思っていたのだが、ざっくりと言うと5パターンある。
・環状切開法
アソコの余っている包皮を中央部分で切除して吸収糸で縫合する方法。最も一般的である。
たるんだ皮膚を直接取る方法。中間部分にクビレがあるような方におすすめされている治療法である。
・根元法
根元部分の皮膚を切り取って、前方のたるんだ皮膚を根元に引っ張ってくる治療法。
切るのは怖い、傷跡が残るのも嫌だという方には切らない治療法もある。
・その他
基本的な包茎手術は前述したような内容だが、オプションで亀頭を増大させたり、吸収糸を使ったり、ナイロン糸を使ったり、色々あるようだ。
僕が実際にカウンセリングに行ったクリニックは、この3つ。
・上野クリニック
昔、雑誌の広告に出ていたことや、タートルネックを広告に使っていて、男なら誰しも知っていると思う。
・ABCクリニック
包茎手術について調べていた際に見つけた。初めて聞く名前だったが、全国展開をしているようだ。
・東京ノーストクリニック
Q&Aサイトで包茎手術ができるクリニックについて質問をしたところおすすめされた。
まずは事前予約を済ませてから、上野クリニックにカウンセリングを受けに行った。
建物の外観は至ってシンプル。医院内は木目調のアーバンな雰囲気で受付の方も優しそうな雰囲気。
まずはフォーマットシートに個人情報やアソコの状態を書き込み、センシティブな内容も含め色々と質問をされる。
初めて会った人に自分のアソコについて語るのはとても不思議な気分だが、新しい人生の第一歩として、真剣に答える。
メニューについて問診がある。吸収糸を利用するか否か、裏スジを残すか否か、亀頭増大のためにヒアルロ酸注入を行なうか、など。
一応、下半身はフルチン状態で待ってくれと言われたので、大人のお店のような気分で先生の到着を待つ。
“女性だったらどうしよう”と思われている方もいるかもしれないが、包茎手術の先生は基本的に全員男性だと思う。
ノリが良さそうな優しい雰囲気の男性の先生が登場。コンプレックスについての話だが、初対面で打ち解けられる感じで安心。
簡単なチェックが終わると選択コースの見積もりを提示される。金額はあるていど想定していたが、正直安くはない。
この見積もりで問題なければ当日そのまま施術も可能とのことだが、僕は他のクリニックにもカウンセリングを予定していたため、一時撤退。
上野クリニックでの包茎手術の料金はプランによっても異なるが、大体70,000~150,000円くらい。カウンセリングとアフターサービスは無料。
美容形成術などメニューは大体100,000円から600,000円くらい。亀頭増大や亀頭強化は大体150,000円くらい。
他にもアソコを立派にするオプションが結構あった。僕はそこまで考えていなかったため、あまり覚えていないが。
次に向かったのがABCクリニック。
電話や当日の対応は特に可もなく不可もなく、至って普通。事務的な感じだが、別に気になるほどではない。
店舗の場所は周囲のビルにまぎれていて入口も目立たないので気兼ねなく入れる雰囲気。
クリニック内はすっきりと小洒落た印象。
お決まりのアンケート記入から始まり、他医院での包茎手術経験の有無、サイズが気になるか、夜の営みの経験、アレルギー、自慰行為の回数など、案外リアルな内容を書き込む必要がある。
ちなみに事前予約なしで飛び込みでカウンセリングも受けられるらしい。
服を脱いでベッドに横たわり、色々と診察を受けた後に、複数のオプションを説明され、今日直ぐにでも手術した方が良いと言われた。
他にもカウンセリングに行っているので一時撤退を伝えると、なぜか5,000円を請求された。
無料カウンセリングと言われていたのだが、なぜか5,000円を請求された…。
どうもカウンセリング自体は無料だが、医師による診察は初診扱いとなり費用がかかるとのこと。
この5,000円は当日手術を受けた場合の金額に含まれるということで、一時撤退する場合は先に5,000円を払う必要があるらしい。
後日手術をするのであればその際に5,000円分を値引きするとのこと。
無料カウンセリングというややこしいトリックに見事にハマってしまったが、仕方なく5,000円を支払い一時撤退。
包茎手術の料金は幅広いプランがあり、50,000~500,000円程度。
どうやら他のクリニックにはない独自のメニューがたくさんあるらしい。
自宅に帰ってから詳しく調べていたが、ABCクリニックでは3,30.3プロジェクトなるサービスがあり、来院予定の3日前の予約であれば包茎治療代が50,000円から30,000円になるらしい。
さらに、その他すべての治療が30%引きというキャンペーンも行っているとのこと。確かにコスパは良いのかもしれない。
ただそれは嘘という口コミもいくつかあった。確かに僕もカウンセリング時に言われてないし、謎に5,000円取られたし真相は分からない。
また、キャンペーン情報を記載するのは医療広告ガイドラインに抵触する可能性があるということで、広告用の別サイトも多数あると口コミに書かれていたので、よく分からない。
正直5,000円取られた時点でもう嫌になっていたというのが本音。
上野クリニックやABCクリニックのようなメジャー感はないが、Q&Aサイトで質問をした際には、信頼の高い包茎クリニックと聞いている。
ABCクリニックのように謎に5,000円取られるのは嫌なので、事前に電話でカウンセリングについて詳しく聞いたが、料金についてなど、こと細かなこともヒアリングできたので、安心して来店を決めた。
外観は薬局のような感じの緑色の看板があり、大通り沿いということもあり知っている人は知っている、という感じでちょっと入るのをためらいそうな雰囲気もあったが、そこまで問題ではない。
そして包茎のカウンセリングは3回目だったが、何度来ても慣れないと思った。
受付もカウンセリングも全て男性だったので安心。話をじっくりと聞いてくれて、アソコの状態もチェックしてくれて親切な印象。
色々なオプションを付けた方が良い、手術後に何があるか分からない、といったことで少し恐怖心を煽ってくる感じがした。
ただ、本当に丁寧な人なだけだった可能性もあるが、勧誘っぽさが少しあった。
すぐに手術出来るとのことだったが、どのクリニックにするか迷っていたのでお決まりの一時撤退。
自宅に帰って詳しくと調べていると、どうやらこのクリニックには医師がほとんどいないらしい。
予約が入ったところで様々な場所に医師が飛んでいっているらしい。ネットの情報なので事実かどうかは分からないが。
切らない包茎手術もあるので魅力を感じていたが、切らない包茎手術はあまり良くないというネットの情報もあった。
亀頭のブツブツや性病の悩み、亀頭増大に関するプランなど、複数のプランがあった。
これだけオプションが揃っているから、色々と勧めてきてくれたのかもしれない。
ただ、僕がしたいのはオプションではなく、包茎手術だけだからな、と思った。
3つのクリニックについて、ざっくりまとめるとこんな感じ。
・上野クリニック
雰囲気が良い
値段は少し高い
・ABCクリニック
値段が安い
即日手術を推してくる
・東京ノーストクリニック
勧誘がしつこい
少し入りにくい店構え
しばらく考えてから、僕は上野クリニックで手術を受けることにした。
決め手は一言で言うと安心感。色々とクリニックに行って、何が決定打と言われると曖昧だが、直感でそう思った。
おそらく対応の良さだったり、ネームバリューがあるので元から知っていたということもあるかもしれない。
手術後も24時間対応の無料相談サービスがあったり、アフターケアも充実しているので、本当に対応が良さそうと思った。
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そして今、これを書いている今、上野クリニックで包茎手術をしてからちょうど1ヶ月程度経過している。
手術当日では手術内容の確認だったり、再度料金の説明を受けたり、やっぱり丁寧な印象だった。
アソコにスプレー式の麻酔をしてから手術開始となり、1時間程度で終了した。
手術終了後には、アソコに包帯が巻かれていた。どうやら施術は成功したようでとりあえず一安心だったのを覚えている。
痛み止め等をもらい、入院とかはなく、その日のうちには終わり。
無事に包茎手術は終了したが、しばらくは自慰行為も女性との夜の営みも出来ない。
手術当日はシャワーで洗えないし、包帯は毎日取り替えて清潔に保つ必要がある。
痛み止めを服用しながら、2週間程度でやっとお風呂に入ることができる。
僕の場合は1ヶ月経過してもう傷口は完治したが、しばらくは担当医師に相談をしながら経過を見ていくのが良いと思う。
アフターケアもしっかり面倒を見てくれたので良かった。改めて上野クリニックの優しさを感じた。
正直、包茎手術をする前の僕は、本当に包茎手術をしたところで男として自分に自信が出るのか、不安にも思っていた。
もし失敗したらさらに自信が無くなりそうだし、それこそ一生女性と関係を持つことは出来なくなるのではないか、とも。
「案ずるより産むが易し」
今回、包茎手術をしてこの言葉の意味が痛いほど理解できるようになった。
今まであんなに悩んでいて、あんなに自分に自信が無かったのに、今では自信に満ちあふれている。
まだ彼女はできていないが、きっと今の自分は以前の自分よりも良い顔をしていると思う。
上野クリニックの言葉を借りると、"ひとつウエノ男に"なれた気がする。
多くの外国人技能実習生が非人道的扱いを受けていることは様々な報道で問題になっている(例えば https://courrier.jp/news/archives/144984/)し、それに対し国がろくに対応しようとしていないことも周知の通りだ(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201811/CK2018111702000120.html)。
純粋に日本人として今日本が行っている非道には慙愧に堪えないし、また既得権益者が弱者を食い物にする構造に憤りを覚える。(https://www.asahi.com/articles/ASM824631M82UHBI00Y.html)
酷いことだ、と父に言った。同意してもらえるとばかり思ったが、しかし父は、「お前が言っていることは綺麗ごとだ」と言う。
お前は学生で社会に出ていないから分からないが、搾取されるほうが悪い。嫌なら日本に来なければいい。好きで働いている人もいる、こんな話無意味、云々。
こんな人だったか、と失望が深いが、ただ一つだけ言い返せないことがあった。それは、「ここで言い合っても何の意味も無い」ということだ。
ただ憤るだけでは自慰行為にすぎまい。エキタスに署名したが、それ以外にも何かをしたい。
私は綺麗ごとであっても、そして自分に直接の利益の無いことであっても、不正義を看過しないことは社会そのものを良くすることに繋がると思っている。繋がるように行動したい
こんなことは、はじめてだ。
妻には、本当のことを隠して出かける。
こんなことは初めての体験だった。
朝、9時台に、俺は目的地に着いた。
なんて、甘美な響き。
齢40にして、初体験。
憧れがあったのだ。
私は素直に憧れていたのだ。
聞けば、そこでは大きな音で、アダルトビデオが観れるらしいではないか。
私は妻と同居を始めてからというもの、大画面でのアダルトビデオを観る機会をすっかり失ってしまった。
そして、オナホール。
ジョークグッズとして、名高いアイツ。
私は、ヤツに触れたことがなかった。
私は、ずっと機会をうかがっていた。
このお盆休み、中学生の息子のところには仲のよい男友達が来ていて、いつも以上に家事も増える。
何より、ゆっくり一人になれない。
そこで、こんな偽装を目論んだのだ。
そこで、思いついたのだ。
私は人として最低だ。
最低の部類に入ると思う。
まず、入店すると、色白のおじさん店員がやや威勢良く「いらっしゃませー!」と声をかけてきた。
怯む。
圧倒的物量。
たとえば、小生がアリで、これだけ大量の砂糖を与えられたら、どうなってしまうだろう。
まるで一生分のアダルトビデオが、詳細なジャンル分けをされて陳列されているようだった。
ふと、店内BGMでシステムの案内が流れていることに気がつく。
それは(DVDを6枚まで選んで、受付カウンターまでお待ちください)との内容であった。
ぐるりと店内を見回す。
ああ、小生は間違っていた。
たとえるなら、Amazonで本を買うようになって、「本屋はいらない」と思ったことに似ている。
「小生にはfanzaさんがいてくれれば、DVDを買いに行く機会などは人生のプラスにはならない」と思っていたのである。
否。
大量の物理媒体に囲まれることで得られる体験は、やはり捨てがたいのだ。
蛇足だが、小生は、ここで、三島奈津子氏を知ることが出来た。好みの美女だ。
どストライクゾーンだった。
そして、慌てつつも慎重に6枚をえらび、緊張の受付。よく観る定番ジャンル、あまり観ないジャンルなどをバランスよく織り交ぜようと自分なりに試みた。
また、人生初めてのジョークグッズは、触ったことのない小生でも存じ上げる「TENGA」のプレミアムという商品を選んだ。
仕事をしていることになっているため、コースはかなり長い12時間。部屋はリクライニングの椅子なども選べたようだが、フラットタイプのものにした。
受付では、コンドーム2個と、大量の個包装のウェットティッシュ、DVDをカゴに入れられ、部屋の案内を受ける。
この辺りはカラオケボックスと同じ流れだ。
なるほど。
さて、数時間かけて、2個のコンドームを使用した、僕の感想を「結婚して、家で自由に自家発電の出来ない男性陣」へ伝えよう。
僕は、抜くまでは楽しかった。
本当に楽しかった。
素晴らしい施設だと思った。
大画面で音を出しながらみるアダルトビデオの開放感。スマホでコソコソとヘッドホンで観るときの体験とは大違いだった。
情けない。
情けない。なんて、情けないんだ。
こんなことで、僕はこんな一時的な欲望に流され、妻に嘘をついた。裏切ってしまった。
妻に言えないことをつくってしまった。
本当に申し訳ない。
ジョークグッズと、利用料の4150円は今となっては高く感じる。
部屋も、なんだか汚らわしく思えてきた。
ここでは、見知らぬ男性たちが服を脱ぎ、自慰行為に励んでいたのだ。
そして、僕もその一人だ。
仲間入りだ。
たしかに、開放感はあった。
代え難い体験だった。
ただ、僕はこんなことをして、妻を裏切りたかったわけじゃないんだ。
ごめんなさい。
ごめんなさい。